JP2001075938A - 情報処理方式及び装置 - Google Patents

情報処理方式及び装置

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JP2001075938A
JP2001075938A JP23238199A JP23238199A JP2001075938A JP 2001075938 A JP2001075938 A JP 2001075938A JP 23238199 A JP23238199 A JP 23238199A JP 23238199 A JP23238199 A JP 23238199A JP 2001075938 A JP2001075938 A JP 2001075938A
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Masa Tou
政 唐
Yu To
瑜 唐
Kihei So
其萍 曹
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高度な情報処理方式及び装置、学習装置及び学
習方法、日本語入力装置及び方法、情報処理装置の入力
装置及び出力装置、携帯情報処理装置の入力装置及び出
力装置を提供する。 【解決手段】オンラインでネットワーク等外部から得ら
れるような入力信号と出力信号を対とするデータの全部
または一部を受け取って、入力評価関数または出力評価
関数を用いて評価を行い、評価により学習または想起を
実行することができる。ホップフィールドネットワーク
が時間空間において局所的最小値(極小値)に陥ってし
まった状態から、 故意にエネルギーを上昇させるよう
に、時間以外の自由度を持つパラメータ空間、例えば、
重み空間又は係数空間または温度空間において重み又は
係数または温度を調整する学習法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理方式及び
装置、学習装置及び学習方法、日本語入力装置及び方
法、情報処理装置の入力装置及び出力装置、特にポケッ
ト情報処理装置の入力装置及び出力装置に関するもので
ある。
【0002】請求項1−3に記載した発明は入出力間の
写像などを学習する学習方式に関する。
【0003】請求項4−8に記載した発明は、情報処理
方式及び最適化問題に関するものである。
【0004】請求項9−14に記載した発明は、情報処
理方式及び神経細胞モデル研究に関するものである。
【0005】請求項15−17に記載した発明は、入出
力間の写像などを学習するニューラルネートワーク学習
方式に関する。
【0006】請求項18−22に記載した発明は、文字
入力ないし入力方法の分野で利用されるキー入力装置に
係わり、詳しくは小型の電子手帳、小型のワードプロセ
ッサ(ワープロ)やパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)や携帯情報端末などに用いられる入力装置に関する
ものである。
【0007】請求項23−25に記載した発明は、パソ
コンキーボードを持つ装置において、暗所で使用時の操
作性向上に関するものである。
【0008】請求項26に記載した発明は、例えばCCD
カメラやCMOSカメラ等のビデオカメラによって自動車、
電車、飛行機など各種車両前方や車内機内等を撮像した
画像を車(機)内外または車(機)内情報として表示す
る車(機)内、外情報表示装置に関する。
【0009】請求項27−28に記載した発明は、ポケ
ットコンピューター等のキーボードに用いて好適な携帯
用情報処理装置に関するものである。
【0010】請求項29−30に記載した発明は、ポケ
ットコンピューター等ディスプレイに用いて好適なポケ
ット情報処理装置に関するものである。
【0011】請求項31に記載した発明は、携帯情報処
理装置、特にポケット情報処理装置に係わり、操作時に
表示パネルの収納可能で高さを調整する手段を備えた携
帯情報処理装置に関するものである。
【0012】
【従来の技術】請求項1−3に記載した発明で考案した
学習方式に関し、従来、入力信号と望ましい出力信号
(教師信号と呼ばれる)を対とするデータ群からその出
入力間の写像を学習するのに、フィードフォワード型の
ニューラルネットワーク、特にバックプロパゲーション
ネットワーク(BPNという)がよく利用されている。BPN
は入力層、中間層、出力層から構成され、入力信号と教
師信号を対とするデータ群が与えられると、ネットワー
クの出力信号と教師信号と比較して学習(すなわち誤差
を減らすように重みを調整)する。写像の学習にBPNを
適用する場合、全体の写像を学習するのに必要な出入力
データ群をあらかじめ用意して収束するまで何回もその
データ群を与えるのが一般的である。
【0013】請求項4−8に記載した発明で考案した最
適化問題を解く方法に関し、HopfieldとTankは連続値ホ
ップフィールドネットワークを用いて巡回セールスマン
問題などの最適化問題を解く方法を考案し、 このネッ
トワークが適当な時間内で巡回セールスマン問題のよい
解を得ることができることを示した。
【0014】請求項9−14に記載した発明で考案した
情報処理方式、ニューロンモデル及び細胞レベル研究に
関し、McCulloch&Pittsにより1943年に提唱されたニュ
ーロンモデルはニューラルネットワークの基本的なニュ
ーロンモデルとしてよく知られている。
【0015】請求項15−17に記載した発明で考案し
た学習方式に関し、従来、フィードフォワード型のニュ
ーラルネットワーク、特にバックプロバケーションネッ
トワーク(BPNという)がよく利用されている。BPNは入
力層、中間層、出力層から構成され、入力信号と教師信
号を対とするデータ群が与えられると、ネットワークの
出力信号と教師信号と比較して学習(すなわち誤差を減
らすように重みを調整)する。
【0016】請求項18−22に記載した発明で考案し
た日本語入力装置では、一般的に漢字を入力する場合、
その読みがなを入力し、辞書機能を用いて漢字にする。
【0017】請求項23−25に記載した発明に関し
て、パソコン、特にノートパソコン、携帯式パソコン等
の情報端末機等はその性格上、必ずしも必要十分な照明
がある場所で使用することができるとは限らない。しか
し、端末操作と端末からの情報確認は確実に行う必要が
あり、その為にも表示部や操作部などを照光・発光させ
ることが必要である。
【0018】請求項26に記載した発明に関して、最
近、車載のビデオカメラによって左右後方の安全を確認
することができるように、自動車の車体の左右側面に一
個ずつと天井後方に一個の小型カラービデオカメラを設
け、撮像画像を一個のテレビ画面に表示するようにした
ものが開発されている。(特開平8−113081号公
報参照)
【0019】または、二眼立体視可能なように一対に設
けられたビデオカメラによる車内前方の撮像をステレオ
画像としてステレオ用ディスプレイに表示することがで
きるようにしている。(特開平7−105485号公報
参照)
【0020】請求項27−28に記載した発明に関し
て、周知のようにデスクトップ情報処理装置(以下、デ
スクトップ型装置と称する)の開発と並行して、従来よ
り小型化されたノート型パソコン等の携帯用情報処理装
置(以下、携帯用装置と称す)が開発されている。この
種の携帯用装置は、デスクトップ型装置を設置する場合
に比べて、場所を取らない携帯に便利である、などの理
由から一般に普及するようになった。
【0021】これから、ノート型パソコンは更に小型化
されつつある。近い将来財布と同じ程度のサイズ、いわ
ばポケットパソコンが登場すると期待されている。
【0022】ところで、上述したポケットパソコンのキ
ーボードのスペースはノート型パソコンA4サイズのキ
ーボードの6分の1またB5サイズキーボードの4分の
1になる。キーそのものの大きさもその様に縮小されな
ければならない。
【0023】このようなことからポケット情報端末は操
作しにくいという評価が一般的になされており、このこ
とがポケットパソコンに移行する一つの問題となってい
る。
【0024】従来、デスクトップ型情報処理装置からノ
ート型携帯情報処理装置へ移る際にノート(A4またはB
5サイズ)でデスクトップ型用標準キーボードと約同等
のキーボードを実行しようというもの、例えば特開平6
−149416がある。
【0025】請求項29−30に記載した発明に関し
て、複数枚のディスプレイを持ち、各ディスプレイ独立
で文書の作成及び編集が行い、又は情報を3次元的に表
示できるディスプレイを実現しようというもの、例えば
公開実用新案公報平2−70225又は特開平5−61
567などがある。
【0026】請求項31に記載した発明に関して、ノー
トパソコン、ノートワープロ等の携帯情報処理特にこれ
からスリーコムのパームパイロットやマイクロソフトの
ソフトウェアを起動できる本格的なポケット情報処理端
末は表示パネルが更に小さくなり、使用者との距離が短
く、パネルの高さも低くなり、操作者が下を向いた姿勢
で入力操作を行わなければならないという課題があっ
た。
【0027】一方、特開平9−292932号公報では
スライド機能を有するアームを用いて表示パネルの高さ
を調整しているが、プリンタ付きのノートパソコンを想
定しており、アームの収納が考慮されておらず、ポケッ
ト情報処理装置に応用すると携帯性を損なってしまう。
更に調整の際においても高さと距離は両立できなかっ
た。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところで、請求項1−
3に記載した発明で考案した学習方式に関し、従来のBP
N学習方式は最急降下法に従って行われるため、必ずし
も最適な値に収束するとは限らない。またハードウェア
が困難であり、学習の収束も膨大な時間がかかるという
問題もある。
【0029】請求項4−8に記載した発明で考案した最
適化問題を解く方法に関し、従来のモデルでは、実際に
問題を解く場合に、多くの極小値が存在し、妥当な解が
出力される割合が非常に少なく、その能力も低いことが
指摘されている。
【0030】請求項9−14に記載した発明で考案した
情報処理方式、ニューロンモデル及び細胞レベル研究に
関し、McCulloch&Pittsモデルは基本的に1つの樹状突
起における局所的な作用を考慮せず、シナプスもそれぞ
れ独立で、単なる荷重結合としている。
【0031】請求項15−17に記載した発明で考案し
た学習方式に関し、従来、フィードフォワード型のニュ
ーラルネットワーク、特にバックプロパゲーションネッ
トワークには、多くの極小値が存在し、妥当な解が出力
される割合が非常に少なく、その能力も低いことが指摘
されている。
【0032】請求項18−22に記載した発明の従来の
日本語入力装置を使用するにあたり、日常において正確
な標準語ではない言葉を使用している人にとって、日本
語入力装置で作文する場合、日常使用している言葉を一
度標準語に置き換えて入力し、漢字に置換しなければな
らないので余計な手間がかかる。また、日本語を外国語
とする外国人などは本人が標準語のつもりで入力し漢字
置換をしようとした時に、出てくるはずの漢字が出てこ
ないので困ることがある。また作文者が誤った入力をし
てしまい、ある一文章を書いた後、求める漢字に置換さ
れない場合には、従来の日本語入力装置では求める漢字
を得るために一度変換を取り消し、誤りを訂正し、再度
漢字変換を行わなければならず、操作が複雑であった。
【0033】そこで請求項18−22に記載した発明
は、上述の問題にみてなされたものであり、入力された
文字誤りを漢字に変換する日本語入力の装置において、
誤入力や不完全入力等によって変換される場合、または
誤入力や不完全入力等のため、変換されない場合には適
切な漢字を選択することができるように、入力された文
綴りに対応する新しい文字例を作成し、新たに検索する
検索手段と、検索手段によって検索された漢字を変換候
補として出力する機能を持つ日本語入力装置を提供する
ことを目的とする。
【0034】請求項23−25に記載した発明は従来の
パソコン、特にノートパソコン、携帯式パソコン等の情
報端末機等に操作部(例えば、キーボード)にバックラ
イトを提供することを目的とする。
【0035】請求項26に記載した発明に関して、従来
の撮像装置は車(機)外情報として表示する装置であ
り、しかも後ろの座席に座っている人が車外情報を見ら
れない。または前席(運転席、助手席)に座っている人
と後ろの座席に座っているとが互いに顔を見ながら会話
することができない。更に後ろに座っている幼児を監視
することも出来ない。従って、本発明は車外情報だけで
なく、車内情報も表示できる機能を提供することを目的
とする。
【0036】請求項27−28に記載した発明に関し
て、ノート型パソコンにおいてはデスクトップ型用標準
キーボードにある全てのキーを実現する必要は無い。し
かも折り畳み型で標準キーボードを実現するには装置が
厚くなるなど問題があるので、実際にノート型パソコン
は最低必要なキーだけを設置することにより、デスクト
ップ型用標準キーボードと約同等のキーボードを実現し
ている。しかし、ポケット型へ移行する際には同じこと
ができなくなる。本発明は上述した事情を考慮してなさ
れたもので、現在のノート型パソコンと約同等の操作性
を有するポケット情報処理装置を提供することを目的と
する。
【0037】請求項29−30に記載した発明に関し
て、ポケット化されると伴に、ディスプレイサイズも縮
小されなければならない。
【0038】このようなことから、ポケット情報端末は
操作しにくく、見にくいという評価が一般的になされて
おり、このことがポケットサイズに移行する際の一つの
問題となっている。本発明は上述した事情を考慮してな
されたもので現在のノート型パソコンと約同等の視認性
を有するポケット情報処理装置を提供することを目的と
する。
【0039】請求項31に記載した発明に関して、従来
の携帯情報処理装置はプリンタ付きのノートパソコンを
想定、印刷中の用紙を確認できるように考慮されたもの
で、アームの収納は不可能で、且つ調整の時に高さと距
離は両立できないという課題があった。
【0040】そこで請求項31に記載した発明の目的
は、収納可能、且つ高さと操作者の距離が自由自在に調
整でき、好みの姿勢で入力操作が行える携帯、特にポケ
ット情報処理装置を提供することにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために請求項1−3に記載した発明ではオンラインで
ネットワーク外部等から得られる入力信号と出力信号を
対とする教師信号データを受け取って、保持手段に保持
された入力部と入力評価関数を用いて評価を行う。学習
時には入力評価関数によって選ばれた保持データ群の出
力部に対して、出力評価関数を用いて評価を行う。出力
評価関数での評価によって許容範囲内であれば学習は行
わない。出力評価関数での評価によって許容範囲を超え
た場合には、その入力信号と出力信号を対とするデータ
を新たに保持手段に保持させる(学習)。入力信号と保
持データの入力部が完全に一致する場合には出力部を教
師データ(出力)に更新する。想起時には前記データの
入力信号を保持手段の入力部と入力評価関数を用いて評
価を行う。評価に選ばれた入力部に対とする出力部をネ
ットワークの出力信号として出力するようにしたことを
特徴とする。
【0042】請求項4−8に記載した発明は、ホップフ
ィールドネットワークが時間空間において局所的最小値
(極小値)に陥ってしまった状態から、 故意にエネル
ギーを上昇させるように、重み空間又は係数空間又は温
度空間において重み又は係数又は温度を調整する学習法
である。更に、 学習後の新しい重み又は係数又は温度
を用いて、再び時間空間に戻って、ホップフィールドネ
ットワークにより、更新するよう最適解またはよりよい
解が得られるまで繰り返す学習することを特徴としてい
る。
【0043】請求項9−14に記載した発明は、網膜神
経節細胞における樹状突起に生じる非線形相互作用を論
理的なネットワークで表し、学習によって、不要なもの
を淘汰し、有用なものを強化固定し、成熟した機能の樹
状突起を形成することを特徴としている。
【0044】請求項15−17に記載した発明は、従来
のバックプロパゲーションによる重み、しきい値空間に
おいて、評価関数、例え誤差関数を減少させるニューラ
ルネットワーク学習方法とその以外のパラメータ空間、
例え、温度空間において、評価関数、例え誤差関数を故
意に上昇させるようにパラメータ、例え、温度を調整す
る学習方法とを組み合わせて学習を行わせることを特徴
としている。
【0045】請求項18−22に記載した発明は入力さ
れた文字列を漢字に変換する日本語入力装置において、
誤入力または不完全入力による誤変換またはそれらが変
換されない場合に、適切な漢字を選択することが出来る
よう、入力された文字列に対応する新しい文字列を自動
的に作成し、そこから新たに検索する検索手段によっ
て、検索された漢字を変換候補として表示し、その中か
ら所望の漢字を選択できる機能を備えることを特徴とす
る。
【0046】請求項23−25に記載した発明の情報端
末機等の操作部(例えば、キーボード)は各キー面には
対応する文字、記号、シンボル画、等が付される。これ
らの文字、記号、シンボル画等はキー面を裏面から照射
する光源からの光によって浮かび上がるように透光性を
有する。
【0047】前記の光源として一個または複数の電球、
または光源と光源からの距離に関係なく均一な光量でキ
ー面が点灯する光量制御部によって構成されることを特
徴とする。
【0048】前記の光源として、一個または複数の発光
用LED、または発光用LEDと発光用LEDからの距離に関係
なく均一な光量でキー面が点灯する光量制御部によって
構成されることを特徴とする。
【0049】請求項26に記載した発明は、テレビを運
転者または助手席に座っている人によく見える位置に一
台または複数台のテレビを設けると同時に後部座席に座
っている人によく見える位置に一台または複数台テレビ
を設ける。運転座席前面に運転者、助手席に座っている
人をよく撮像できるように一台または複数台カメラを設
置する。また後部に座っている人をよく撮像できるよう
に一台または複数台のビデオカメラを設置するようにし
ている。
【0050】請求項27−28に記載した発明は、ポケ
ット用装置は、ポケット用装置本体に取り付けられるも
のであって、所望の情報を入力可能に最低必要なキー、
例えばA4またはB5サイズノート型パソコンに用いられ
ているキーに絞って複数個に分割され、これらを重ねて
小型(ポケットサイズ)に収納する一方、分割された部
品を市販のA4またはB5サイズのノート型パソコンのキ
ーボードと約同等の大きさに組み立てて使用することを
特徴としている。
【0051】上記のキーボードに、薄型キーボード、例
えばフラット入力装置などを用いることによって、折り
畳み式でも薄型入力装置が実現できることを特徴として
いる。
【0052】請求項29−30に記載した発明によるポ
ケット用装置は、ポケット用装置本体に取り付けられる
ものであって、ディスプレイを複数個に分割し、これを
重ねて小型(ポケットサイズ)に収納する一方、分割さ
れた部品をポケットサイズの2倍、3倍、4倍、または
6倍のサイズに組み立てて使用することを特徴としてい
る。更にディスプレイ間に隙間を設けず、全体を画面一
つであるようにディスプレイを持つことを特徴としてい
る。
【0053】請求項31に記載した発明の携帯、特にポ
ケット情報処理装置は、本体とこの本体上部に設けられ
たキーボード、そしてこのキーボードの後部に設けられ
たヒンジユニット、及び収納式スライドとこのスライド
の上部に設けられたヒンジユニット、また収納式スライ
ドとこのスライドに取り付けられる表示パネルとで構成
されていることを特徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明は、高度な情報処理方式及
び装置、学習装置及び学習方法、日本語入力装置及び方
法、情報処理装置の入力装置及び出力装置、携帯情報処
理装置の入力装置及び出力装置を提供することができ
た。
【0055】請求項1−3に記載した発明の学習方式
は、入力データと出力データを対とするデータ群を保持
する部分から構成される。学習時にはまず教師信号であ
る入力部と保持データの入力部と入力評価関数によって
評価し、ある保持部データが選択される。選択された保
持データの出力に対して出力評価関数によって評価を行
う。許容範囲内であれば更新(学習)は行わない。許容
範囲を超えた場合には教師信号としての入力部と出力部
データを保持手段に保持させる。ただし、入力信号と保
持データの入力部が完全に一致する場合には、出力部を
教師データの出力部に更新する。想起時には前記のデー
タの入力信号を保持部の入力部と入力評価関数を用いて
評価を行う。評価によって選ばれた入力部に対する出力
部をシステムの出力信号として出力する。
【0056】請求項4−8に記載した発明は、初期状態
に依存した極小値から脱出でき、最適な重み又は係数温
度または巡回セールスマン問題のようなNPー完全な組
み合わせ的最適化問題に対する最適解を得ることができ
た。
【0057】請求項9−14に記載した発明のモデルは
樹状突起の形態、シナプス間の相互作用などを考慮した
もので、1層で線形分離不可能な問題に対応できること
などから、従来のMcCulloch&Pittsのモデルより生体の
情報処理に忠実である。更に、このモデルは従来のモデ
ルより複雑ではあるが、論理演算のAND、ORだけで論理
構成できるのでハードウェア化に適していると言える。
また、このモデルは学習により、抑制性と興奮性のシナ
プス位置や樹状突起の形状がわかる。この学習で得られ
た結果が生物学者にとって有益な示唆を与えることがで
きる。
【0058】請求項15−17に記載した発明の学習方
法は、バックプロパゲーションによる重み、しきい値空
間における学習とその以外のパラメータ空間、例え、温
度空間において、評価関数、例え誤差関数を故意に上昇
させるようにパラメータ、例え、温度を調整する学習の
繰り返すことによって、バックプロバケーション学習に
固有の局所的最小値(極小値)から脱出させることがで
きた。
【0059】請求項18−22に記載した発明の日本語
入力装置は、文字入力される際の誤入力が変換される場
合には入力された文字列に対応する新しい文字列を自動
的に作成し、新たに検索することによって検索された漢
字を変換候補として表示させ、その中から所望漢字を選
択することが可能となった。
【0060】請求項23−25に記載した発明に係るパ
ソコン等の情報端末機用キーボード入力装置は、キー表
面の文字、記号に透光性を持ち、裏面から照射する光源
からの光によって文字や記号が形成されており、暗所で
も良好な視認性が確保できた。
【0061】請求項23の情報端末用キーボード入力装
置の光量制御部は光源からの距離に関係なく均一な光量
でキーの間隔に光が漏れずキー面が点灯する方法を提供
できた。
【0062】請求項23の情報端末用キーボード入力装
置の光源として、各キーに一個また複数の発光用LEDを
用いることによって均一な光量でキー面が点灯する方法
を提供できた。
【0063】請求項26に記載した発明は、車内に複数
のテレビ、ビデオカメラを設置することによって各座席
からテレビ、ビデオ鑑賞やカーナビゲータを見ることが
でき、また上下、左右、前後方など外部情報だけではな
く各座席における車内情報も見ることができる上、ディ
スプレイで顔面を見ながら会話でき、または幼児を監視
することもできた。
【0064】請求項27−28に記載した発明の構成に
よれば、ポケット型情報処理装置はキーボード部が複数
個に分割され、小さくまとめてポケットに収納できる。
使用する際には分割されているキーボード部分を接続
し、ポケットサイズの2倍、3倍、4倍、または6倍の
サイズ又は現在のA4またはB5サイズのノート型パソコ
ンのキーボードと同程度の大きさとなる。一方、超薄型
キーボード、特にシート状入力装置を用いる。その結
果、小型化・軽量化・薄型化されたポケット情報処理装
置であっても、操作性に優れた装置を実行することがで
きた。
【0065】請求項29−30に記載した発明によるポ
ケット用装置は、ポケット用装置本体に取り付けられる
ものであって、ディスプレイを複数個に分割し、これを
重ねて小型(ポケットサイズ)に収納する一方、分割さ
れた部品をポケットサイズの2倍、3倍、4倍、または
6倍のサイズに組み立てて使用することを特徴としてい
る。更にディスプレイ間に隙間を設けず、全体を画面一
つであるようにディスプレイを持つことを特徴としてい
る。
【0066】請求項31に記載した発明の携帯情報処理
装置は、表示パネルを前後且つ上下調整して好みの位置
で操作できる為、入力操作時の身体への負担を軽減しま
た収納可能なスライド機構を用いたため、携帯性に優れ
るという効果がある。
【0067】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の情報処理方式及び装置の概
略を示す図である。
【0068】本発明は、学習方式、最適化問題解法、神
経細胞モデル、ニューラル学習方法、日本語入力方法、
バックライト付きキーボード、車(機、船)内外情報表
示装置、折り畳み型キーボード、折り畳み型表示装置及
び快適な情報処理装置で構成される。
【0069】以下、本発明におけるそれぞれの実施の形
態を例を用いて詳細に説明する。
【0070】
【実施例1】図2は請求項1−3に記載した発明の一実
施例に係わる学習方式における学習及び想起の流れ図で
ある。図2の202において外部データの入力部ベクト
ルEIと保持部の入力部のベクトルMIとの距離d(下記の
数式1)を計算し、比較して最小の保持部データを1つ
だけ選ぶ。
【0071】
【数1】dj=‖EI−MI‖j ただし、j=1、2、・・・、N(Nは保持部データの
数)
【0072】または特定のベクトルが重要であることを
反映するために下記の数式2を用いる。
【0073】
【数2】dj=Wj‖(EI−MI)‖j ここでWjはパターンjの重要度である。
【0074】または特定のビットが重要であることを反
映するために下記の数式3を用いる。
【0075】
【数3】dj=‖Wk(EI(k)−MI(k))‖j ここでWkはビットkの重要度である。
【0076】最小距離を持つi番目のデータが選ばれ
る。外部データに出力部がない場合には想起過程204
に渡し、選択されたi番目の出力部をシステムの出力と
して出力する。外部データに出力部がある場合には出力
部評価203は外部データの出力部のベクトルEOと選択
されたi番目の出力部ベクトルMOの距離、または誤差
(下記の数式4、5)を計算し、指定された許容誤差
(または距離)と比較する。
【0077】
【数4】E=‖EO−MO‖
【0078】または
【0079】
【数5】
【0080】その誤差は許容誤差を超えたとき、外部デ
ータを保持部205に追加する。誤差は許容誤差範囲以
内であれば学習を終了する。
【0081】
【実施例2】図3は請求項4−8に記載した発明の一実
施例に係わる学習システムの構成を示すブロック図であ
る。同図に示す学習システムは、ホップフィールドネッ
トワーク301と学習手段302を有する。
【0082】ホップフィールドネットワークは、時間空
間において、ネットワークを繰り返し動作させると、ネ
ットワークのエネルギーは、常に単調に減少していくこ
とで、ネットワークの状態は平衡状態の方向に更新して
いく。最終的には、エネルギーが最小値または局所的最
小値になって、ネットワークが平衡状態に到達する。こ
れは、ホップフィールドネットワークの時間空間におけ
る収束特性あるいはエネルギー最小(極小)化特性とも
言う。
【0083】一方、ネットワークのエネルギーは時間以
外に、多数の自由度を持つパラメータ、例え、重み又は
係数又は温度などの関数である。それぞれが、
【0084】
【数6】E=E(w)
【0085】又は
【0086】
【数7】E=E(A, B, C, D …)
【0087】又は
【0088】
【数8】E=E(T) である。ここで、 Eはホップフィールドネットワークの
エネルギー、wはホップフィールドネットワークの重
み、A、 B、 C、 D … はホップフィールドネットワー
クのエネルギー関数の係数、Tは温度である。
【0089】学習手段302は、ネットワークが平衡状
態から下記の数式9−11を用い、故意にエネルギーを
上昇させるように、
【0090】
【数9】
【0091】又は
【0092】
【数10】
【0093】又は
【0094】
【数11】 重み空間又は係数空間又は温度空間において重み又は係
数又は温度を調整する。これは、重み空間又は係数空間
又は温度空間における学習特性とも言う。上記の数式に
おいて、ηは正の定数である。
【0095】更に、調整後の新しい重み又は係数又は温
度を用いて、再び時間空間に戻って、ホップフィールド
ネットワーク301により、更新するよう最適解または
よりよい解が得られるまで繰り返す学習する。
【0096】
【実施例3】図4は請求項9−14に記載した発明の一
実施例に係わるニューロンモデルにおける樹状突起の形
態、シナプス間の相互作用などを考慮した論理的ネット
ワーク(論理積)による構成図である。このネットワー
クは3層構造をしている。第1層は接続層401と呼ば
れ、外部からの入力を受けて、樹状突起におけるシナプ
ス間の相互作用等を樹状突起へ伝える(神経細胞でいえ
ば、シナプスの種類である興奮性か抑制性に当たる部分
である)。第2層は論理積(AND)層402とよばれ、接
続層からさまざまな結合は論理的ANDを取り、第3層に送
る。第3層はAND層から送られてきた信号をしきい値関数
のような演算を行い、出力する層(細胞体)であり、細
胞層403とよばれる。
【0097】接続層(401)は樹状突起におけるシナ
プス結合間の相互作用を表す層であり、その相互作用は
4つの接続状態、常に0を接続、常に1を接続、入力を反
転して接続と入力をそのまま接続とする。すべての入力
はそれぞれ上記の4つの接続の中の1つで、AND層
(402)と接続する。接続層の具体的な構成等はすべ
て学習によって形成できる。学習は基本的に誤差逆伝搬
学習則を用いる。又は、遺伝的なアルゴリズムを用い
る。
【0098】
【実施例4】図5は請求項15−17に記載した発明の
一実施例に係わる学習方式における学習の流れ図であ
る。図5の501において、フィードフォワード型のニ
ューラルネットワーク、特にバックプロパゲーションネ
ットワーク(BPNという)がよく利用されている。BPNは
入力層、中間層、出力層から構成され、入力信号と教師
信号を対とするデータ群が与えられると、ネットワーク
の出力信号と教師信号と比較して学習(すなわち誤差を
減らすように重みを調整)する。
【0099】次に、図5の502において、重み以外の
パラメータ空間、例え、温度空間において、評価関数、
例え誤差関数を故意に上昇させるようにパラメータ、例
え、温度を調整する。温度の調整は下記の数式12を用
いて行う。
【0100】
【数12】
【0101】上記の数式12において、Eは誤差関数、
Tは温度パラメータ、ηは正の定数である。
【0102】更に、学習後の新しいパラメータ、例え、
温度を用いて、再び重み空間に戻って、バックプロバケ
ーションネットワーク501により、 更新するよう誤
差が許容誤差範囲以内まで重み空間501とパラメータ
空間502において繰り返す学習を行う。
【0103】
【実施例5】次に、本発明の日本語入力装置の一実施例
について図面を参照して説明する。
【0104】図6は本発明の日本語入力装置の一実施例
を示すブロック図である。
【0105】本実施例の日本語入力装置は、文字、数字
および特定の複数種類の記号などを入力する入力手段6
01と、入力手段601が出力する文字、数字および特
定の複数種類の記号を受け取ると、受け取った文字や数
字や記号などの内容に応じた処理を行う中央処理部60
6と、中央処理部606を介して受け取った文字列を一
時的に記憶したり、後述するかな漢字変換手段603が
出力する表記候補を一時的に記憶する一時記憶手段60
2と、各種の文字列に対応させた1以上の漢字あるいは
カタカナなどの表記とをかな漢字変換辞書として記憶し
ている辞書記憶手段604とを備えている。
【0106】また、上述の日本語入力装置は、表示情報
を受け取ると、画面上に表示する表示手段607と、変
換命令を受け取ると一時記憶手段602に記憶されてい
る文字列について、前述の辞書記憶手段604を参照し
て該当する漢字に表記候補として変換し表示情報として
出力するとともに前述の一時記憶手段602に記憶させ
るかな漢字変換手段603と、選択表示命令を受け取る
と一時記憶手段602に記憶されている表記候補を読み
出すとともに所定の選択メニューを表示させ、入力手段
601から中央処理部606を介して出力される各種の
選択指定に応じた処理を行う表記候補選択手段605と
を備えている。
【0107】さらに、図6に示された日本語入力装置
は、文書データを記憶する文書記憶手段608と、入力
手段601により入力される文字、数字、その他の指定
を入力手段601から受け取り、その内容に応じて、変
換命令、選択表示命令などを出力し表示情報を受け取る
と表示手段607に出力し表示させ、文書データが出力
されると文書記憶手段608に記憶させる処理を行う中
央処理部606とを備えている。
【0108】また、図6に示された日本語入力装置は、
新しい文字列を生成する方法(ルール)を記憶する新し
い文字列生成手段609を備えている。
【0109】なお、上述の入力手段601は、たとえ
ば、所定の文字、数字および各種の記号を入力するため
のキーを持つキーボードで構成することができる。
【0110】図7は、図6に示した日本語入力装置の動
作を示す流れ図である。
【0111】以下に図7を参照して、図6に示されてい
る日本語入力装置の動作を説明する。
【0112】なお、以下の説明においては、入力手段6
01としてアルファベットを含む文字、数字、および、
各種の指定に該当するキーを持つキーボードを使用する
と仮定する。
【0113】入力手段601によりひらがな等の文字列
が入力されると(ステップS1)、中央処理部606が
この文字列を表わす符号として受け取り、一時記憶手段
602の所定の領域に記憶させる(ステップS2)と同
時に表示手段607に表示情報として出力し表示手段に
より文字列を表示させる。
【0114】このような状態で無変換を示す指示(たと
えば、予め無変換を表わすキーとして割り当てられた特
定のキーが押下されたとき)が、入力手段601により
入力されると、中央処理部606が検知し(ステップS
3)、一時記憶手段602に記憶されている文字列をそ
のまま読み出し文書データとして文書記憶手段608に
記憶させる(ステップS15)。
【0115】このような無変換を示す指定が入力手段6
01より入力されないで、変換指定を示す予め定められ
た入力が入力手段601より入力されると、中央処理部
606が検知し(ステップS4)、変換命令をかな漢字
変換手段603に出力するとともに、選択表示命令を表
記候補選択手段に出力する。
【0116】かな漢字変換手段603は変換命令を受け
取ると、辞書記憶手段604を参照して、一時記憶手段
602が記憶している文字列に該当する漢字を含む表記
を検索して該当する表記に変換した表記候補を表示情報
として表示手段607に出力するとともに一時記憶手段
602に表記候補として記憶させる(ステップS5)。
【0117】表記候補選択手段605は、上述の選択表
示命令を受け取ると、選択メニュー表示を行うか否かを
指定する選択メニュー表示指定のメッセージを出力し、
表示手段7により表示させ、ここで、選択メニューの表
示を指定する予め定められた入力(たとえば、入力手段
601のYキーの押下)があるか否かを検知する(ステ
ップS6)。
【0118】ここで、選択メニュー表示の指定が入力手
段601により入力されれば、表記候補選択手段605
は、中央処理部606を介して受け取り、選択メニュー
の表示を出力し、表示手段607により表示させる(ス
テップS7)。
【0119】このような状態で、入力手段601から、
全数指定を示す指定が入力されると、中央処理部606
を介して、表記候補選択手段605がこれを受け取り、
検出し(ステップS8)、全表記候補をその表記順に文
書データとして出力し、中央処理部606がこの文書デ
ータを文書記憶手段608に記憶させる(ステップS1
6)。
【0120】ステップS8で、全数指定の入力が無い場
合で、複数選択指定が入力手段601より入力され、中
央処理部606を介して出力されると、表記候補選択手
段605がこれを検知し(ステップS9)、表記候補の
中から、入力手段601の持つ、たとえば、1から9ま
での数字キーなどを押下したとき、これらの入力手段1
から入力された指定を中央処理部606を介して選択指
定として受け取り、指定された順に、その数字に対応し
て表記されている表記候補を選択し選択された順に並び
替える(ステップS10)。
【0121】なお、このように、ステップS9で、複数
選択が指定されたとき、表示候補選択手段605は、区
切り入力を受け付ける区切り入力表示を生成し表示手段
607に出力し表示させる。
【0122】ここで、入力手段601で、たとえば、区
切記号である「、」を指定する文字Eが入力されると、
中央処理部606を介して表記候補選択手段605が、
これを検知し区切り指定が入力されたと判定し(ステッ
プS12)、該当する記号である「、」を区切り記号と
して、選択された各表記候補の間に挿入する(ステップ
S13)。
【0123】ここで、予め確定を表わすキーとして、リ
ターンキーが設定されているとし、このリターンキーが
入力手段601で押下されると、この入力は中央処理部
606を介して出力され、表記候補選択手段605がこ
れを確定指定入力と判定する(ステップS14)。
【0124】確定指定と表記候補選択手段605が判定
すると、それまでに処理した表記候補の並び順に文書デ
ータとして出力し、この文書データを中央処理部606
が文書記憶手段608に記憶させる(ステップS1
5)。
【0125】もしステップS16で、選択メニュー表示
指定入力がないときには、表記に対応して表示されてい
る数字を示すキーが入力手段601で押下されると、表
記候補選択手段605が中央処理部606を介して、検
知し該当する数字に対応する表記候補を選択する(ステ
ップS17)。
【0126】このような状態で入力手段601により確
定を表わす、リターンキーが押下されると、表記候補選
択手段605がこれを検知し、ステップS15に移行す
る。
【0127】もしステップS18で、確定指定入力がな
い場合、しかもステップS19で新しい文字列生成を示
すキーが入力手段601で押下されると、中央処理部6
60を介して新しい文字列生成手段609がこれを受け
取り、次のようなルールを用いて新しい文字列生成し
(ステップS20)、ステップS2に移行した上、新し
い文字列として提示される。
【0128】なお、上述の実施例においては、表記候補
選択手段605が出力する選択メニューにおいて、表記
候補にそれぞれ対応して数字が表示され、該当する数字
に対応する入力手段601に設けられたキーを押下する
ことにより、表記候補を選択しており、また、複数選択
および全数選択等は、これらの表示に該当する入力手段
601のキーを押下することにより、選択指定を中央処
理部606を介して表記候補選択手段605が受け取
り、選択処理を行っている。
【0129】これらの表記候補や単一選択、複数選択の
指定を行うのに、入力手段601の持つ数字キーや文字
キーの代りに、入力手段601のキーとして、上向き、
下向き、左向き、右向きなどの矢印キーを用いて所望の
表示項目である表記候補や上述の単一選択、複数選択、
全数選択などを反転表示させ、リターンキーでその反転
表示された表示に対応する処理を選択するように、表記
候補選択手段605を設定することもできることは明ら
かである。
【0130】または、本発明の日本語入力装置の別の実
施例を示すブロック図である図8に示された日本語入力
装置の検索手段809が変換命令を受け取ると、下次の
ように重み付けて、辞書記憶手段804を検索して、類
似度を計算する。
【0131】重み付けの原則は、子音毎に区切りを持
ち、子音と文字列の頭の母音を1と、母音を0.25と
する。
【0132】辞書記憶手段804の漢字はそれぞれ重み
付けの係数(辞書係数)を持つことになる。
【0133】例えば、辞書記憶手段804の漢字「東
京」toukyou と「大阪」oosaka の辞書係数はt+o*0.25
+u*0.25+k+y+o*0.25+u*0.25=1+0.25+0.25+1+1+0.25+0.2
5=4とo+o*0.25+s+a*0.25+k+a*0.25=1+0.25+1+0.25+1+0.
25=3.75となる。
【0134】検索は文字列の頭又は母音から次の母音ま
で行う。このように母音節毎に検索を行い、類似度はを
計算する。
【0135】例えば、入力文字列tokyoとtoukyouに対し
て、それぞれの辞書記憶手段804の漢字「東京」touk
you との類似度はt+o*0.25+k+y+o*0.25=1+0.25+1+1+0.2
5=3.25とt+o*0.25+u*0.25+k+y+o*0.25+u*0.25=1+.025+
0.25+1+1+0.25+0.25=4となる。
【0136】または、上記の類似度を辞書係数で割るこ
とによって正規化類似度はそれぞれ、3.25/4=0.8125と
4/4=1になる。
【0137】一時記憶手段802が記憶している文字列
に該当する漢字を含む表記を検索して類似度又は正規化
類似度の高い順で該当する表記に変換した表記候補を表
示情報として表示手段807に出力するとともに一時記
憶手段802に表記候補として記憶させる。
【0138】又は検索手段809において、子音ごとに
区切りを設け、第一の区切りに対し、入力された文字列
の一番目は子音又は母音であれば、辞書記憶手段の中の
漢字文字列を検索し、一番目に同じ子音又は母音である
辞書記憶手段の中の漢字文字列が選択される。更に、入
力された文字列の次に母音があれば、辞書記憶手段の漢
字の文字列を前回の検索で一致している子音又は母音か
ら次の母音まで検索する。以降の区切りに対しても同様
に検索を行う。
【0139】
【実施例6】以下、請求項23−25に記載した発明の
パソコンなど情報端末のキーボード入力装置につき、具
体的な実施について図を参照して詳細に説明する。
【0140】パソコンなど情報端末機用キーボードにお
いて、キー面にはキーの左上にローマ字、例えば
「A」、右下にひらがな、例えば、「ち」が付される。
この文字・記号、図9に示すように、キー表面901を
裏面から照射する光源としての電球902からの光によ
って浮かび上がるように透光性を有する。
【0141】また、キーボタン901の背後には光量調
整903が設けられる。この光量調節装置903は各キ
ーの位置に同じで、しかも表面面積より小さい部分だけ
透光でき、電球902からの直接光を照射される部分よ
り更に小さくするように透光面積の調整によって電球9
02からの距離に関係なく均一な光量で、しかもキー間
隔にも光が漏れず、均一な光量でキー表面の文字・記号
が点灯する。
【0142】キーボタン901の背後に一個または複数
個の発光用ダイオードLEDが設けられる。これによって
キー表面に文字記号は映り、キー間隔に光が漏れず均一
な光量で点灯できる。
【0143】
【実施例7】以下、請求項26に記載した発明に係わる
機内、車内設置テレビ、ビデオカメラの一実施例を図面
を参照して説明する。
【0144】図10は本実施例の電気的な構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように本実施例の機内、車
内テレビ・ビデオ装置は複数のビデオカメラとテレビ、
そして電話機を備えている。例えば液晶ディスプレイな
どからなるそれぞれのテレビはコントローラによって各
ビデオカメラと接続できる。よって任意一台のテレビは
全ての一台または複数台ビデオで撮像した画像を見るこ
とができるものである。
【0145】次に本実施例の自動車への適用例について
説明する。テレビ101を運転者によく見え、前面の視
野を妨げない位置に設ける。カメラ101を運転者の前
面に運転者をよく写る位置に設ける。テレビ102を助
手席によく見える位置に設ける。自動車の前にカメラ1
02を助手席をよく写す位置に設ける。テレビ103、
104を前の座席の裏にまたは後ろに座っている人によ
く見える位置に設ける。カメラ103、104を前の座
席の裏にまたは後ろに座っている人をよく写す位置に設
ける。上記全てのテレビ、ビデオカメラは固定式または
上下、左右、前後が調整できるものとする。上記の各テ
レビ、ビデオカメラをコントローラーに接続する。各テ
レビに選択等の入力キーを設ける。各テレビ、ビデオカ
メラは手動により、またはコントローラー(例えばマイ
クロコンピュータ)の制御下で操作命令に応じて、その
高さ・方向等の調整を行わせることが出来るようにして
もよい。
【0146】
【実施例8】次に請求項27−28に記載した発明の折
り畳み型キーボードの一実施例について、図面を参照し
て説明する。なお、本発明においては、分割されたキー
ボード部を接続するために、コネクタを使用する方法が
用いられている。また、上述した従来の携帯用装置と同
様の構成を有する部分には、同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0147】図11は本発明の実施例によるポケット情
報処理装置110の構成を示す斜視図である。この図に
おいて図11(a)はポケット情報処理装置110の各
部が収納された状態を示し、図11(b)は凹凸留め金
具112a留め金が外され、表示部111が矢印方向に
持ち上げられた状態を示している。また、キーボード部
112の上面にはキー112k…が設けられる。なお、以
下の実施例では、ポケット情報処理装置110上面の大
きさはいずれもB5サイズの約4分の1に設定されてい
る。
【0148】図11(c)は上述した図11(c)の状
態からキーボード部112の上面にある凹凸留め金11
3aの留め金が外され、矢印の方向に引き出された状態
を示す。ここでキーボードの上面にある凹凸留め金具1
12bはキー112k…等の接触を防止するための突起
の役割もある。
【0149】このように、図11(b)に示す展開前の
状態ではキーボード部を小型キーボードとして使用する
ことができる。
【0150】図11(c)は上述した図11(b)の状
態から展開された状態を示す。112lと112rの大
きさは同じで、113の大きさの半分とする。この図に
おいて、展開されたキーボード113、12l、112
rの上面にはそれぞれキー113k、112lk、11
2rk…が設けられている。また、上述の通りポケット
情報処理装置110上面の大きさはB5サイズキーボー
ドの4分の1に相当するため、展開されたキーボード1
13、112l、112rの大きさは、ほぼB5サイズ
キーボードの半分の大きさとなる。図11(c)の状態
における112l、112rの上面に設けられた113
laはキー113k、112lk、112rk…の接触
を防止するための突起である。
【0151】上述したポケット情報処理装置110にあ
たっては、キーボード部113、112l、112r間
がコネクタを介して電気的にも接続され、その結果1つ
のキーボードとして機能する。
【0152】更に、上述した図11(c)において、分
割されたキーボードの厚みを考慮し、例えば、すべての
キーボードの厚さを同じとすると、図12に示すように
B5サイズキーボードも実現することができる。
【0153】更に、上述した図11(c)において、分
割されたキーボードの大きさをすべて同じとすると、図
13に示すようにA4サイズキーボードも実現すること
ができる。
【0154】一方、上述した実施例において、入力装置
自体がある程度の厚みを有していることから折り畳むこ
とにより更に入力装置が厚くなり機器本体の収納性及び
携帯性が劣るという欠点がある。そこで本発明が情報処
理装置110に制御用基板も図11(c)のように分割
配置し、その上にシート状入力装置を設ける。このタッ
チシートは抵抗膜タブレット(感圧式タブレット)又は
他のシート状入力装置からなる分割された各シート入力
装置及び制御基板はそれぞれ電気的、且つ機械的に接続
される。
【0155】
【実施例9】次に請求項29−30に記載した発明の折
り畳み型ディスプレイ具体例の構成を図を参照しながら
説明する。上述した従来の携帯装置と同様の構成を有す
る部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0156】図14は本発明の実施例によるポケット情
報処理装置140の構成を示す斜示図である。この図に
おいて、図14(a)はポケット情報処理装置140の
各部が収納された状態を示し、図14(b)は凹凸留め
金具141aの留め金具が外され、表示部は矢印の方向
に持ち上げられた状態を示している。また表示部に液晶
等ディスプレイが設けられている。なお、以下の実施例
ではポケット情報処理装置140上面の大きさはいずれ
もB5サイズの約4分の1(A4サイズの6分の1)に設
定されている。
【0157】図14(c)は上述した図14(b)の状態
からディスプレイ下部にある凹凸留め金具141bの留
め金具が外され矢印の方向に引き出された状態を示す。
【0158】このように図14(b)が示す展開前の状
態でディスプレイ部を小型ディスプレイとして使用する
ことができる。
【0159】図15は上述した図14(c)の状態から
更に矢印の方向に展開された状態を示す。そこでディス
プレイ151と152の大きさは同じであり、153、
153’、154、154’は同じで、151、152
の大きさの半分である。この図において展開された表示
部150(151、152、153、153’、15
4、154’)にそれぞれディスプレイ151、15
2、153、153’、154、154’が設けられて
いる。それぞれのディスプレイに完全に枠がないか、一
部の枠があるかのようにする。また上述の通りポケット
情報処理装置140上面の大きさはB5サイズディスプ
レイの4分の1に相当するため、展開されたディスプレ
イ150(151、152、153、153’、15
4、154)の大きさはほぼB5サイズディスプレイの
大きさとなる。
【0160】更に、上述した図14(c)において、分
割されたキーボードの大きさをすべて同じとすると、図
16(a)、(b)に示すようにA4サイズキーボード
も実現することができる。
【0161】
【実施例10】次に請求項31に記載した発明の表示パ
ネルの一実施の形態による携帯(ポケット)情報処理装
置を図面参照して説明する。
【0162】図17は本発明の一実施の形態による携帯
情報処理装置の構成図である。
【0163】本発明の一実施例の形態による携帯(ポケ
ット)情報処理装置は、図17に示すように本体170
とこの本体170上部に設けられたキーボード172
と、このキーボード172の後部に設けられたヒンジユ
ニット173とこのヒンジユニット173に連続された
スライド174と、このスライド174に設けられたヒ
ンジユニット175と、このヒンジユニット175に連
結されたスライド176と、このスライド176に設け
られたヒンジユニット177、そして表示パネル178
とで構成される。
【0164】次に本発明の一実施例の形態による携帯
(ポケット)情報処理装置の動作を図面を参照して説明
する。
【0165】本発明の一実施例の形態による携帯(ポケ
ット)情報処理装置の動作は、図17に示すように入力
操作の場合、表示パネル178がヒンジユニット173
によって開閉されて角度調整が行われ、且つスライド1
74、176、ヒンジユニット175、177を使用し
て表示パネル178の高さと操作者と距離を調整し、操
作者の好みの位置(高さと距離)に表示パネル178を
設定することができ、操作性を向上できる。
【0166】また収納の場合、スライド174、176
が収納可能である為、ヒンジユニット173、175、
177によって表示パネル、または本体に収納でき、携
帯性に優れる。
【0167】なお、本発明は前述実施形態に限るもので
はなく、その要旨の範囲内で様々な変形実施が可能であ
る。
【0168】
【発明の効果】請求項1−3に記載した発明の学習方式
によれば入力部で評価を行い、外部データ入力と保持部
データ入力の距離が最小の保持部データを選び、学習ま
たは想起を行うため、学習していないデータに対する補
間機能がある。更に出力評価関数に応じた学習(データ
追加)を行う機能を持たせたため、より正確な写像を学
習することができる。したがって、オンライン制御をす
るプロセス・コントローラの中に本発明の学習方式を組
み込んである入出力間の写像を学習させたい場合など追
加データ、更に確かさにはばらつきのあるデータでも所
望する写像を学習できるという効果がある。
【0169】請求項4−8に記載した発明によればホッ
プフィールドネットワークが時間空間において局所的最
小値(極小値)に陥ってしまった状態から、故意にエネ
ルギーを上昇させるように、重み空間又は係数空間又は
温度空間において重み又は係数又は温度を調整する学習
法である。更に、学習後の新しい重み又は係数又は温度
を用いて、再び時間空間に戻って、ホップフィールドネ
ットワークにより、更新するよう最適解またはよりよい
解が得られるまで繰り返す学習で、初期状態に依存した
極小値から脱出でき、最適な重み又は係数又は温度また
は巡回セールスマン問題のようなNPー完全な組み合わ
せ的最適化問題に対する最適解を得ることができる。
【0170】請求項9−14に記載した発明のモデルに
よれば、従来のMcCulloch&Pittsのモデルより生体の情
報処理に忠実である。更に、論理演算のAND、ORだけで
論理構成できるのでハードウェア化に適していると言え
る。また、このモデルは学習により、抑制性と興奮性の
シナプス位置や樹状突起の形状がわかる。この学習で得
られた結果が生物学者にとって有益な示唆を与えること
ができる。
【0171】請求項15−17に記載した発明の学習方
法によれば従来のバックプロパゲーション学習に固有の
局所的最小値(極小値)から脱出させることができる。
【0172】請求項18−22に記載した発明の日本語
入力装置によれば、文字入力される際の誤入力が変換さ
れる場合には入力された文字例に対応する新しい文例を
自動的に作成し、新たに検索することによって検索され
た漢字を変換候補として表示させ、その中から所望漢字
を選択することが可能となる。
【0173】請求項23−25に記載した発明のバック
リイト付きキーボードによればパソコン特にノートパソ
コンや携帯パソコン等の情報端末機を暗所で使用する際
にもキーボードの文字や記号が良好な視認性で確保でき
る。
【0174】請求項24による発明は各キーに照射する
光量を制御できるので、光源からの距離と関係なく均一
な光量でキー間隔に光が漏れず、キー表面が点灯でき
る。
【0175】請求項25による発明は各キーに1個また
は複数個発光用LEDを用いることによってキーの間隔に
漏れずにキー表面が点灯できる。
【0176】請求項26に記載した発明によれば車内・
機内に複数のテレビ、ビデオカメラを配置することによ
って、各座席からテレビ、ビデオ鑑賞、またはカーナビ
ゲータや左右前後等外部情報を見られるだけではなく、
各座席における車内情報、例えば各座席に座っている人
の表情、行動などを見ることができる。
【0177】請求項27−28に記載した発明によれば
ポケットパソコンなどポケット情報処理装置を使用する
時にはノート型パソコンに用いられているA4またはB4サ
イズのキーボードと同程度の大きさに組み立てて使用す
ることができ、更にシート状入力装置を用いるため、薄
型で収納性及び携帯性を高めたポケット用情報処理装置
を提供することができたものである。
【0178】請求項29−30に記載した発明によれば
ポケットパソコンなどポケット情報処理装置を使用する
時には複数のディスプレイを用いることによって従来の
パソコンに用いられているA4またはB4サイズのディスプ
レイと同程度の大きさに組み立てて使用することができ
る。
【0179】請求項31に記載した発明の携帯情報処理
装置によれば、表示パネルを前後且つ上下調整して好み
の位置で操作できる為、入力操作時の身体への負担を軽
減しまた収納可能なスライド機構を用いたため、携帯性
に優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理方式及び装置の概略を示す図
である
【図2】請求項1−3に記載した学習方式の実施方法を
示したフローチャートである(実施例1)
【図3】請求項4−8に記載した最適化問題解法の実施
方法を示したフローチャートである(実施例2)
【図4】請求項9−14に記載した神経細胞モデルの実
施方法を示した図である(実施例3)
【図5】請求項15−17に記載したニューラル学習方
式の実施方法を示したフローチャートである(実施例
4)
【図6】請求項18−19に記載した日本語入力方式の
実施方法を示したブロック図である(実施例5)
【図7】請求項18−19に記載した日本語入力方式の
実施方法を示したフローチャートである(実施例5)
【図8】請求項20−22に記載した日本語入力方式の
実施方法を示したブロック図である(実施例5)
【図9】請求項23−25に記載した光量調節装置によ
る光性を有するキーボードの実施方法を示した図である
(実施例6)
【図10】請求項26に記載した車(機)内デレビ電話
システムの実施方法を示したブロック図である(実施例
7)
【図11】請求項27−28に記載したポケット情報処
理装置のキーボードの実施方法を示した図である(実施
例8)
【図12】請求項27−28に記載したポケット情報処
理装置のB5サイズキーボードの実施方法を示した図で
ある(実施例8)
【図13】請求項27−28に記載したポケット情報処
理装置のA4サイズキーボードの実施方法を示した図で
ある(実施例8)
【図14】請求項27−28に記載したポケット情報処
理装置の表示器の実施方法を示した図である(実施例
9)
【図15】請求項27−28に記載したポケット情報処
理装置のB5サイズ表示器の実施方法を示した図である
(実施例9)
【図16】請求項27−28に記載したポケット情報処
理装置のA5サイズ表示器の実施方法を示した図である
(実施例9)
【図17】請求項31に記載したポケット情報処理装置
の入出力装置の実施方法を示した図である(実施例1
0)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/023 G06F 15/02 310A H03M 11/04 315A 11/22 H04N 5/225 C G06F 15/02 301 5/64 521Z 310 G06F 1/00 312G 315 3/023 310A H04N 5/225 5/64 521 Fターム(参考) 5B019 BA10 BB10 DA10 EA10 5B020 DD27 DD55 FF53 GG16 5C022 AA04 AC01 AC42

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データと出力データを対とするデータ
    群を保持する部分を有し、外部などから得られるような
    入力信号と出力信号を対とするデータを受け取って、入
    力評価を行う機能を有する。学習時には入力評価関数に
    より、入力データと出力データを対とするデータ群を選
    択する。選ばれた保持データ群の出力データに対して、
    出力評価関数を用いて評価を行う。出力評価によって許
    容範囲内であれば学習は行わない。出力評価によって許
    容範囲を超えた場合には、その入力信号と出力信号を対
    とするデータを新たに保持手段に保持させる。入力デー
    タと保持データの入力部が完全に一致する場合には、保
    持データの出力部を教師データ(外部データの出力部)
    に更新する。想起時には、前記外部データの入力部が保
    持データの入力部と入力評価関数を用い評価を行う。評
    価に選ばれた入力部に対とする出力部をシステムの出力
    として出力することを特徴とする学習装置及び学習方
    法。
  2. 【請求項2】入力データと出力データを対とするデータ
    群を保持する部分は、連想記憶装置により構成した請求
    項1の学習装置及び学習方法。
  3. 【請求項3】入力データと出力データを対とするデータ
    群を保持する入力データ部は連想記憶装置、出力データ
    部は通常の記憶装置により構成した請求項1の学習装置
    及び学習方法。
  4. 【請求項4】ホップフィールドネットワークに対して、
    時間空間と重み又は係数又は温度空間において状態と重
    み又は係数又は温度の更新を繰り返し、学習することを
    特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項4の重み又は係数又は温度空間にお
    ける学習は故意にエネルギーを上昇させるように、 重
    み空間又は係数又は温度空間において重み又は係数又は
    温度を調整することを特徴とする。
  6. 【請求項6】請求項4の重み空間における学習は故意に
    エネルギーを上昇させるように、 エネルギーを重みに
    対する偏微分に比例して、重みを調整することを特徴と
    する。
  7. 【請求項7】請求項4の係数空間における学習は故意に
    エネルギーを上昇させるように、 エネルギーを係数に
    対する偏微分に比例して、係数を調整することを特徴と
    する。
  8. 【請求項8】請求項4の温度空間における学習は故意に
    エネルギーを上昇させるように、 エネルギーを温度に
    対する偏微分に比例して、温度を調整することを特徴と
    する。
  9. 【請求項9】神経細胞の基本的な構造は、細胞体、軸索
    と論理的なネットワークで表した樹状突起からなること
    を特徴とする。
  10. 【請求項10】請求項9の論理的なネットワークはso
    ft−minimum又は論理積によって構成されるこ
    とを特徴とする。
  11. 【請求項11】請求項9の論理的なネットワークはma
    ximum、minimum又は論理和、論理積によっ
    て構成されることを特徴とする。
  12. 【請求項12】他の細胞からの入力は接続関数を通し、
    直接接続、反転接続、常1、常0のいずれかの方式で請
    求項9の論理的なネットワークに接続されることを特徴
    とする。
  13. 【請求項13】請求項12の接続関数はしきい値関数、
    シグモイド関数又は部分線形関数とし、関数のパラメー
    タを調整することによって、直接接続、反転接続、常
    1、常0のいずれかの方式を選択し、学習を行わせるこ
    とを特徴とする。
  14. 【請求項14】学習後の論理的なネットワークを用い
    て、抑制性と興奮性のシナプス位置や樹状突起の形状な
    どを推測することを特徴とする。
  15. 【請求項15】ニューラルネットワークに対して、重み
    空間又は係数又は温度空間において繰り返す学習するこ
    とを特徴とする。
  16. 【請求項16】ニューラルネットワークに対して、重み
    空間において、バックプロパゲーションによる重み、し
    きい値空間において、評価関数、例え誤差関数を減少さ
    せるニューラルネットワーク学習方法とその以外のパラ
    メータ空間、例えば温度空間において、評価関数、例え
    誤差関数を故意に上昇させるようにパラメータ、例えば
    温度を調整する学習方法による繰り返す学習することに
    よる請求項15の学習方法。
  17. 【請求項17】温度空間において、評価関数、例え誤差
    関数を温度に対する偏微分に比例して、温度を調整する
    方法又は最急上昇法を用いた請求項15の学習方法。
  18. 【請求項18】入力された文字誤りを漢字に変換する日
    本語入力の装置において、誤入力や不完全入力等によっ
    て望ましくない変換が行われる場合、または誤入力や不
    完全入力等のため、変換されない場合には、文字列生成
    手段と、この文字列生成手段で、入力された文字列に対
    応する新しい文字列生成する文字列生成方法で構成され
    たことを特徴とする日本語変換装置。
  19. 【請求項19】入力された文字列に対し、次のように新
    しい字文列生成する文字列生成方法を用いた請求項18
    の日本語変換装置。
  20. 【請求項20】入力された文字誤りを漢字に変換する日
    本語入力の装置において、入力された文字を重み付け検
    索手段で構成されたことを特徴とする日本語変換装置。
  21. 【請求項21】子音ごとに区切りを設け、辞書記憶手段
    の漢字文字列と一致している子音と母音をそれぞれ重み
    付けで類似度を計算し、類似度の高い順で表示する検索
    手段と、この検索手段で検索された上記語を表示する表
    示手段で構成されたことを特徴とする日本語変換装置。
  22. 【請求項22】子音ごとに区切りを設け、第一の区切り
    に対し、入力された文字列の一番目は子音又は母音であ
    れば、辞書記憶手段の漢字の文字列を検索し、一番目に
    同じ子音又は母音である辞書記憶手段の漢字の文字列が
    選択される。更に、入力された文字列の次に母音があれ
    ば、辞書記憶手段の漢字の文字列を前回の検索で一致し
    ている子音又は母音から次の子音まで検索する。以降の
    区切りに対しても、同様な検索を行う検索手段と、この
    検索手段で検索された上記語を表示する表示手段で構成
    されたことを特徴とする日本語変換装置。
  23. 【請求項23】キーボードに付されている文字や記号な
    どは裏から照射する光源からの光によって浮かび上がる
    ように透光性を有するキーボードと下記に設けられた光
    源または光量制御部からなるコンピュータ等用キーボー
    ド。
  24. 【請求項24】光源と位置によって透光面積の大きさを
    調整する光量制御部により構成した請求項23のコンピ
    ュータ等用キーボード。
  25. 【請求項25】各キーの背面に光源として発光用LED
    により構成した請求項23のコンピュータ等用キーボー
    ド。
  26. 【請求項26】車(機)内に各座席または一部の座席前
    にその座席に座っている人々によく見えるテレビとその
    人またはその人たちをよく写すビデオカメラを設け、車
    (機)内または外に複数のビデオカメラを設け、コント
    ローラによって接続し、各テレビが全てまたは一部のビ
    デオカメラで撮像した画像情報を表示できることを特徴
    とする車(機)内テレビ、ビデオカメラ装置。
  27. 【請求項27】ポケット情報処理装置本体に取り付けら
    れるキーボード部は複数個に分割され、これらをあらゆ
    る方式で重ねて小型に収納する。一方、分割された部分
    をA4またはB4サイズのキーボードと約同等の大きさ又は
    好ましい大きさ又は最低必要なキーを備えたキーボード
    に組み立てて使用することを特徴とする。
  28. 【請求項28】前記請求項に記載のポケット情報処理装
    置において制御部が一部、または複数部に分割し、それ
    ぞれキーボードの基板となり、更にシート状入力装置を
    その基板の上に固定し、それぞれ電気的及び機械的に接
    続してあるポケット情報処理装置。
  29. 【請求項29】ポケット情報処理装置本体に取り付けら
    れるディスプレイ部は複数個に分割され、これらをあら
    ゆる方式で重ねて小型に収納する。一方、分割された部
    分をA4またはB4サイズのディスプレイと約同等の大きさ
    又は好ましい大きさに組み立てて使用することを特徴と
    する。
  30. 【請求項30】前記請求項に記載のポケット情報処理装
    置において、分割された部品はディスプレイの窓枠の一
    部または全部を有しないことを特徴とする。
  31. 【請求項31】ポケット情報処理装置本体とこの本体上
    部に設けられたキーボード、そしてこのキーボードの後
    部に設けられたヒンジユニットとこのヒンジユニットに
    連絡された収納可能な一段または多段なスライド機能を
    有する表示パネルで構成されたことを特徴とする携帯情
    報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008269593A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Saga Univ ホップフィールドネットワーク
CN105894086A (zh) * 2014-12-23 2016-08-24 中国传媒大学 一种大规模大脑模拟中神经元链接的表示方法

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