JP2001074753A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP2001074753A
JP2001074753A JP25165899A JP25165899A JP2001074753A JP 2001074753 A JP2001074753 A JP 2001074753A JP 25165899 A JP25165899 A JP 25165899A JP 25165899 A JP25165899 A JP 25165899A JP 2001074753 A JP2001074753 A JP 2001074753A
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sample
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JP25165899A
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Tokukazu Kainuma
徳和 開沼
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Tohoku Seiki Ind Ltd
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Tohoku Seiki Ind Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 手作業により反応容器にサンプルを分注し、
試薬を入れて反応させて安定なラジカル種を生成させ、
このラジカル種の電子スピン共鳴を測定する作業の効率
化を図る。 【解決手段】 装置本体の中央に装着された反応テーブ
ル2において、内側支持盤と外側支持盤に複数個の反応
容器を複数列配置し、内側支持盤と外側支持盤をそれぞ
れ別々のサーボモータで回転するとともに、内側支持盤
の下面に、反応容器を振動させる振動盤を装着した。反
応テーブル周辺に、サンプルと試薬が装着された第1試
薬テーブル23、第2試薬テーブル37、および分注ユ
ニット50を配した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公知のESR(電
子スピン共鳴)測定装置を用いることにより、免疫測
定、活性酸素種。生化学(H2O2定量系)等が高速高
感度で測定可能な自動分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、安定ラジカル種の電子スピン共鳴
を測定する測定方法によって高感度なペルオキシダーゼ
を測定する方法が提案されている(特開平9−0239
6号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな測定方法では、手作業により反応容器にサンプルを
分注し、試薬を入れて反応させて安定なラジカル種を生
成させ、この安定なラジカル種の電子スピン共鳴を測定
するために、非常に手間と時間がかかるという問題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、円形状に配列
された複数の反応容器が装着された内側支持盤と外側支
持盤が異なったサーボモータで順次回転可能に支持され
た反応テーブルと、複数の試薬容器が装着された内側支
持盤と複数のサンプル容器と廃棄チップが装着された外
側支持盤とがサーボモータで順次回転可能に支持された
サンプルと第1の試薬テーブルと、複数の試薬容器が装
着された支持盤がステツピングモータで回転可能に支持
された第2の試薬テーブルと、前記反応テーブルの反応
容器に前記サンプルと第1の試薬テーブルの試薬容器か
らサンプル及び試薬を分注するために、サーボモータで
回動される回動腕にサンプル吸引ノズル及び試薬吸引ノ
ズルをを上下動可能に装着し、該サンプル吸引ノズルの
先端に廃棄チップを装着して、該廃棄チップに前記サン
プル注入し又は該試薬吸引ノズルに試薬を注入して移動
するサンプル、試薬分注ユニットと、前記反応テーブル
の反応容器に前記第2の試薬テーブルから試薬を分注す
るために、サーボモータで回動される回動腕に試薬吸引
ノズルを上下動可能に装着した試薬分注ユニットとから
なるものであり、又、前記サンプル及び試薬該分注され
た前記反応テーブルの反応容器から最終反応液を吸引す
る計測用吸引ノズルを回動腕に装着し、該回動腕を上下
するステッピングモータと前記回動腕を回動するステッ
ピングモータとを装着する計測吸引ユニットと、該計測
吸引ユニットの前記計測用吸引ノズルで吸引された前記
最終反応液を測定セルに吸引して、前記最終反応液を電
子スピン共鳴測定装置又は蛍光光度計により計測する計
測部をさらに装着するものであり、又、前記サンプル、
試薬分注ユニットにおいて、超音波センサと超音波ガイ
ドを上下装置により上下することにより、前記サンプル
容器、前記反応容器及び試薬容器に対して超音波の拡散
を防止し、前記サンプル容器、前記反応容器及び前記試
薬容器内の液量を正確な高さで吸引及び分注してもよい
し、又、前記反応テーブルにおいて、前記内側支持盤の
下面に振動盤を接触し、駆動モータで正転及び逆転を繰
り返すことにより、前記反応テーブルを振動させて前記
反応容器内の液体の反応効率を上げるようにしてもよい
し、さらに、前記測定セルに切り換えバルブを介してシ
リンジ及び真空ポンプを装着し、前記シリンジにより前
記測定セルに反応液を吸引して、前記測定セルの側部に
装着した吸引確認センサで前記反応液が所定量吸引され
たことを確認後、測定を行い、測定終了後、前記切り換
えバルブを切り換えて前記測定セル内の反応液を前記真
空ポンプにより吸引して廃棄タンクに廃棄するしてもよ
い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では、反応テーブルにおい
て、内側支持盤と外側支持盤に複数個の反応容器を複数
列配置して、内側支持盤と外側支持盤を別のサーボモー
タで回転することにより、基質及びトラップ剤を分注前
と分注後の反応及びESR測定を全く並列に処理するこ
とができ、さらに、サンプルと第1の試薬テーブルと第
2の試薬テーブルを装着して、サンプルと第1の試薬テ
ーブルからサンプル、試薬分注ユニットでサンプル又は
試薬をそれぞれ反応テーブルの反応容器に分注し、第2
の試薬テーブルから試薬分注ユニットで反応テーブルの
反応容器に試薬を分注することにより、複数個の反応容
器に対して処理能率を上げることができ、又、反応テー
ブルの内側支持盤の下面に振動盤を装着することによ
り、反応容器を振動させて反応を促進することができ、
さらに、計測吸引ユニットで反応容器の反応液を吸引し
て計測セルに入れることにより、計測セルで電子スピン
共鳴測定装置又は蛍光光度計により反応液を分析するこ
とができ、又、計測セルにシリンジ及び真空ポンプを接
続することにより、測定セルへの反応液の供給及び廃棄
を汚染なく、処理することができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の1実施例の自動分析装置の平
面図で、装置本体1の中央に反応テーブル2が装着さ
れ、この反応テーブル2は、図2に示すように、内側支
持盤3に装着された反応容器ホルダー4、5にそれぞれ
複数個の反応容器6が複数列に装着され、この内側支持
盤3の中心の下部に装着された回転軸7は支持部材8で
支持されたベアリング9で支持され、又、回転軸7の下
端に固着されたギア10は第1のサーボモータ11の回
転軸に固着されたピニオン12に係合され、又、支持部
材8で支持されたベアリング13で反応容器回転ギア1
4が支持され、この反応容器回転ギア14は反応容器ホ
ルダー4、5の下部に装着された反応容器ピニオン4
a、5aに係合され、反応容器回転ギア14に反応容器
振動モータ16の回転軸に固着されたピニオン15に係
合され、さらに、内側支持盤3の外側に複数個の反応容
器6が複数列に装着された外側支持盤17が支持部材1
9に回転可能に支持された回転ガイド18で支持され、
外側支持盤17の下部に装着されたギア20に第2のサ
ーボモータ21の回転軸に固着されたピニオン22が係
合され、内側支持盤3と外側支持17は第1、第2のサ
ーボモータ11、21でそれぞれ分離されて回転するよ
うに構成されている。
【0007】又、反応テーブル2の近傍にサンプルと第
1の試薬テーブル23が装着され、このサンプルと第1
の試薬テーブル23は、図3に示すように、試薬支持盤
24に複数個の試薬容器25が装着され、この試薬支持
盤24の下部に装着された回転軸はベアリング26で支
持され、回転軸の下端に固着されたギア27は第3のサ
ーボモータ28の回転軸に固着されたピニオン29と係
合され、又、試薬支持盤24の外側にサンプル容器30
と廃棄チップ31を装着したサンプル支持盤32がベア
リング33で回転可能に支持され、サンプル支持盤32
の下部に装着されたギア34は第4のサーボモータ35
に固着されたピニオン36に係合されている。
【0008】又、図1の反応テーブル2の近傍に第2の
試薬テーブル37が装着され、この第2の試薬テーブル
37は、図4に示すように、蓋38が装着されたボック
ス39内に冷却用サーモクーラー40が装着され、この
サーモクーラー40の上部に複数個の試薬容器ホルダー
41にそれぞれ試薬容器42が装着された回転盤43が
装着され、この回転盤43の側部にギア44が装着さ
れ、このギア44はピニオン45に係合され、このピニ
オン45の回転軸46はベアリング47で支持され、回
転軸46の下端に固着されたコネクター48はボックス
39の外側に装着された第5のステツピングモータ49
の回転軸に連結されている。
【0009】又、図1の反応テーブル2の近傍にサンプ
ル、試薬分注ユニット50が装着され、このサンプル、
試薬分注ユニット50は、図5、図6、図7、図8に示
すように、装着台51にアーム旋回サーボモータ52が
装着され、このアーム旋回サーボモータ52の回転軸に
固着されたプーリー53にタイミングベルト54が掛け
られ、このタイミングベルト54はベアリング55で回
転可能に支持されたシャフト56の下端に固着されたプ
ーリー57に掛けられ、シャフト56の上端に回動アー
ム58の一端が固着され、この回動ヘッド58の他端に
支持盤59、60が複数本のガイドバー61で支持され
て回転ヘッド58に回転可能に装着され、これらのガイ
ドバー61に摺動部材62が装着され、この摺動部材6
2にそれぞれ上下ラック63が装着され、これらの上下
ラック63にそれぞれサンプルノズル64及び試薬ノズ
ル65が装着され、サンプルノズル64に廃棄チップ6
6が装着され、上下ラック63に上下用ピニオン67が
係合され、この上下用ピニオン67は上下ステツピング
モータ68の回転軸に装着され、上下支持盤59にノズ
ル回転ギア73が装着され、このノズル回転ギア73は
ノズル回転用ステツピングモータ74の回転軸に固着さ
れたピニオン75と係合されており、さらに、上下ガイ
ドバー61の中心に超音波センサ76が装着され、又、
下部の上下支持盤60の近傍にチップ有無センサ77が
装着されている。
【0010】このように構成されたサンプル、試薬分注
ユニットでは、アーム旋回サーボピングモータ52によ
ってシャフト56が回動され、それによって回動ヘッド
58が回動し、所定の位置に回動されると、ノズル回転
用ステツピングモータ74の回転軸に固着されたピニオ
ン75を回転することにより、このピニオン75に係合
したギア73が回転され、それによって、複数のサンプ
ルノズル64又は複数の試薬ノズル65が選択され、こ
の選択されたサンプルノズル64に装着された上下ラッ
ク63が上下用ピニオン67と係合するので、上下ステ
ツピングモータ68を駆動することにより、サンプルノ
ズル65に廃棄チップ66が装着され、その後、上下ス
テツピングモータ68を駆動してサンプルノズルを上昇
し、アーム旋回とサンプルノズルの上下及び超音波セン
サ76の上下を繰り返し、サンプル及び試薬を反応容器
6に分注し、その後、廃棄チップを外す動作を繰り返
す。
【0011】又、試薬ノズル65が選択された場合は、
回動アーム58が旋回して下降し、試薬テーブルから試
薬を吸引して上昇し、回動アーム58を回動して下降
し、反応容器6に試薬を分注し、回動アームを上昇し、
旋回して、図1の反応テーブル2の近傍に装着された洗
浄装置120の位置で下降し、洗浄液を吸引して上昇
し、又排出して洗浄して元の位置に戻るように構成して
いる。
【0012】なお、上記実施例では、反応テーブル2に
おいて、内側支持盤3と外側支持盤17を第1、第2の
サーボモータ11、21で回動するようにしたが、内側
支持盤と外側支持盤を一体にして、1つのステッピング
モータで回転するように構成してもよいし、又、サンプ
ルと第1の試薬テーブル23において、試薬支持盤2
4、サンプル支持盤32を設けたが、試薬支持盤23を
省いてサンプル支持盤32のみを装着してもよいし、さ
らに、図1の反応テーブル2と第2の試薬テーブル37
の間に装着される試薬分注ユニット78は、図8に示す
ように、図5乃至図7に示すサンプル、試薬分注ユニッ
ト50の構成とほぼ同じであり、上下ステツピングモー
タ68の回転軸に固着された上下用ピニオン67は上下
ラック63に係合されるが、上下ラック63が係合され
る試薬ノズル79は1個以上(複数個)装着されてい
る。
【0013】この試薬分注ユニット78では、回動アー
ム58が旋回して第2の試薬テーブル37の位置で下降
し、試薬を吸引して上昇し、回動アーム58を旋回し
て、所定の反応容器6の上で下降し、試薬を分注して上
昇し、回動アーム58を旋回して洗浄部121の位置で
下降し、洗浄液を吸引して上昇し、排出して洗浄した
後、回動アーム58は上昇し、所定の位置で待機する。
【0014】図1の反応テーブル2の近傍に装着された
B/F分離、抗体移動ユニット81は、B/Fの分離と
抗体の移動を行うが、このユニット81は本発明に直接
関係しないので、説明は省略する。
【0015】図1の反応テーブル2の近傍に装着された
計測用吸引ユニット82は、図9、図10及び図11に
示すように、支持部材83に装着されたガイド83aに
上下用ガイド84が上下に摺動可能に装着され、上下用
ガイド84に上下用ラック85及び上下移動部材86が
装着され、又、上下用ラック85に上下用ピニオン97
が係合され、又、上下用ピニオン97の回転軸はベアリ
ング88で支持され、さらに、上下用ピニオン97の回
転軸の他端に上下用ギア89が固着され、この上下用ギ
ア89は支持部材83に装着された上下駆動用モータ9
0の回転軸に固着された上下用ピニオン91に係合さ
れ、又、上下用ガイド84が固着された上下移動部材8
6に旋回駆動用ステツピングモータ92が装着され、こ
の旋回駆動用ステツピングモータ92の回転軸にプーリ
ー93が固着され、このプーリー93にタイミングベル
ト94が掛けられ、このタイミングベルト94はベアリ
ング95によって支持された旋回軸96の下端に固着さ
れたプーリー97に掛けられ、旋回軸96の上端に計測
吸引アーム98の一端が固着され、計測吸引アーム98
の他端に計測用吸引ノズル99が固着されている。
【0016】そして、図12に示すように、計測吸引ノ
ズル99は配管100を介して測定セル101の一端が
接続され、又、測定セル101の側部に計測部102及
び確認センサ103が装着され、さらに、測定セル10
1の他端にコネクタ104及び配管105を介して切り
換えバルブ106が接続され、この切り換えバルブ10
6に接続された一方の配管107を介してシリンジ10
8が接続され、又、切り換えバルブ106に接続された
他方の配管109には、一次側廃液タンク110、フィ
ルタ111、二次側廃液タンク112、フィルタ113
を介して真空ポンプ114が接続され、さらに、図1の
計測吸引ユニット82の側部に計測吸引ノズル洗浄装置
115が装着され、この計測吸引ノズル洗浄装置115
は、図13に示すように、洗浄槽116が装着され、こ
の洗浄槽116にポンプ117によって洗浄液タンク1
19から洗浄液が供給され、又、使用された洗浄液は廃
液タンク118に捨てられる。
【0017】このように構成された計測用吸引ユニット
82では、旋回駆動ステツピングモータ92によって計
測吸引アーム98が回動され、上下駆動用モータ90に
よって上下移動部材86が上下に移動し、それによっ
て、計測吸引アーム98が上下に移動し、計測吸引アー
ム98の端部に装着された計測用吸引ノズル99を上下
に移動して、反応容器6に計測吸引ノズル99が挿入さ
れると、切り換えバルブ106をシリンジ108側に切
り換えて作動することにより、反応容器6内の反応液を
測定セル101に吸引し、この測定セル101の反応液
の量を確認センサ103で確認した後、計測部102で
反応液が測定され、この計測が終了すると、計測吸引ア
ーム98が計測吸引ノズル洗浄装置の洗浄槽115側に
回転し、反応液を排出し、その後、切り換えバルブ10
6は測定セル101を一次廃液タンク110側に切り換
え、真空ポンプ114を駆動することにより上下移動部
材86が下降し、洗浄槽115内の洗浄液を吸引して一
次廃液タンク110に排出し、さらに、計測吸引アーム
98を上昇することにより、測定セル101内を乾燥す
る。これを数回繰り返すことにより、測定セル101内
を洗浄乾燥を行う。
【0018】なお、図13の洗浄装置はサンプルと第1
の試薬テーブル23の側部に試薬ノズル65を洗浄する
洗浄装置120、第2の試薬テーブル37の側部に試薬
ノズルを洗浄する洗浄装置121及び反応テーブル2の
側部のB/F分離ノズル及び抗体吸引ノズルの洗浄装置
122に装着され、又、装置本体1の側部にESR測定
装置及び蛍光光度計等の計測装置123が装着されてい
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動分析
装置では、反応テーブルにおいて、内側支持盤と外側支
持盤に複数個の反応容器を複数列配置して、内側支持盤
と外側支持盤を別のサーボモータで回転することによ
り、基質及びトラップ分注前と基質及びトラップ分注後
の反応及びESR測定を全く並列に処理することがで
き、さらに、サンプルと第1の試薬テーブルと第2の試
薬テーブルを装着して、サンプルテーブル及び試薬テー
ブルからサンプル、試薬分注ユニットでサンプル及び試
薬をそれぞれ反応テーブルの反応容器に分注し、第2の
試薬テーブルから試薬分注ユニットで反応テーブルの反
応容器に試薬を分注することにより、処理能率を上げる
ことができ、又、反応テーブルの内側支持盤の下面に振
動盤を装着することにより、反応容器を振動させて反応
を促進することができ、さらに、計測吸引ユニットで反
応容器の反応液を吸引して計測セルに入れることによ
り、計測セルで電子スピン共鳴測定装置又は蛍光光度計
により反応液を高感度で分析することができ、又、計測
セルにシリンジ及び真空ポンプを接続することにより、
測定セルへの反応液の供給及び廃棄を汚染なく、処理す
ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の自動分析装置の平面図であ
る。
【図2】図1の反応テーブルの側面図である。
【図3】図1のサンプルと第1の試薬テーブルの側面図
である。
【図4】図1の第2の試薬テーブルの側面図である。
【図5】図1のサンプル、試薬分注ユニットの側面図で
ある。
【図6】図5のサンプル、試薬分注ユニットの一部の拡
大側面図である。
【図7】図5のサンプル、試薬分注ユニットの一部の拡
大平面図である。
【図8】図1の試薬分注ユニットの一部の平面図であ
る。
【図9】図1の計測用吸引ユニットの正面図である。
【図10】図9の計測用吸引ユニットの側面図である。
【図11】図9の計測用吸引ユニットの平面図である。
【図12】図9の計測吸引ユニットに接続される配管系
統図である。
【図13】図1の洗浄装置の構成図である。
【符号の説明】
2 反応テーブル 23 サンプルと第1の試薬テー
ブル 37 第2の試薬テーブル 50 サンプル、試薬分注ユニッ
ト 78 試薬分注ユニット 81 B/F分離、抗体移動ユニ
ット 82 計測用吸引ユニット 115、120、121 洗浄装置 122 洗浄装置 123 計測装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形状に配列された複数の反応容器が装
    着された内側支持盤と外側支持盤が異なったサーボモー
    タで順次回転可能に支持された反応テーブルと、複数の
    試薬容器が装着された内側支持盤と複数のサンプル容器
    と廃棄チップが装着された外側支持盤とがサーボモータ
    で順次回転可能に支持されたサンプルと第1の試薬テー
    ブルと、複数の試薬容器が装着された支持盤がステツピ
    ングモータで回転可能に支持された第2の試薬テーブル
    と、前記反応テーブルの反応容器に前記サンプルと第1
    の試薬テーブルの試薬容器からサンプル及び試薬を分注
    するために、サーボモータで回動される回動腕にサンプ
    ル吸引ノズル及び試薬吸引ノズルをを上下動可能に装着
    し、該サンプル吸引ノズルの先端に廃棄チップを装着し
    て、該廃棄チップに前記サンプル注入し又は該試薬吸引
    ノズルに試薬を注入して移動するサンプル、試薬分注ユ
    ニットと、前記反応テーブルの反応容器に前記第2の試
    薬テーブルから試薬を分注するために、サーボモータで
    回動される回動腕に試薬吸引ノズルを上下動可能に装着
    した試薬分注ユニットとからなることを特徴とする自動
    分析装置。
  2. 【請求項2】 前記サンプル及び試薬該分注された前記
    反応テーブルの反応容器から最終反応液を吸引する計測
    用吸引ノズルを回動腕に装着し、該回動腕を上下するス
    テッピングモータと前記回動腕を回動するステッピング
    モータとを装着する計測吸引ユニットと、該計測吸引ユ
    ニットの前記計測用吸引ノズルで吸引された前記最終反
    応液を測定セルに吸引して、前記最終反応液を電子スピ
    ン共鳴測定装置又は蛍光光度計により計測する計測部を
    さらに装着することを特徴とする請求項1記載の自動分
    析装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプル、試薬分注ユニットにおい
    て、超音波センサと超音波ガイドを上下装置により上下
    することにより、前記サンプル容器、前記反応容器及び
    試薬容器に対して超音波の拡散を防止し、前記サンプル
    容器、前記反応容器及び前記試薬容器内の液量を正確な
    高さで吸引及び分注することを特徴とする請求項1記載
    の自動分析装置。
  4. 【請求項4】 前記反応テーブルにおいて、前記内側支
    持盤の下面に振動盤を接触し、駆動モータで正転及び逆
    転を繰り返すことにより、前記反応テーブルを振動させ
    て前記反応容器内の液体の反応効率を上げるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  5. 【請求項5】 前記測定セルに切り換えバルブを介して
    シリンジ及び真空ポンプを装着し、前記シリンジにより
    前記測定セルに反応液を吸引して、前記測定セルの側部
    に装着した吸引確認センサで前記反応液が所定量吸引さ
    れたことを確認後、測定を行い、測定終了後、前記切り
    換えバルブを切り換えて前記測定セル内の反応液を前記
    真空ポンプにより吸引して廃棄タンクに廃棄することを
    特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015096772A1 (zh) * 2013-12-26 2015-07-02 杭州中翰盛泰生物技术有限公司 一种全自动即时检验仪用样本反应装置
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