JP2001072414A - フォトニック結晶とその製造方法 - Google Patents

フォトニック結晶とその製造方法

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JP2001072414A JP24798599A JP24798599A JP2001072414A JP 2001072414 A JP2001072414 A JP 2001072414A JP 24798599 A JP24798599 A JP 24798599A JP 24798599 A JP24798599 A JP 24798599A JP 2001072414 A JP2001072414 A JP 2001072414A
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photonic crystal
gel
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density
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Makoto Kuwabara
誠 桑原
Shu Shimada
周 島田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規フォトニック結晶材料とその製造方法の
提供。 【構成】 基板上にフォトリソグラフィー法により作成
したマイクロモールドに金属酸化物系高濃度金属アルコ
キシドの部分加水分解溶液を流し込み、エージングする
ことによりゲル化し、乾燥させてフォトニック結晶ゲ
ル、例えば、粒径50nm以下、密度2.4g/cm3
以上、細孔径が実質的に10nm以下の擬立方晶のBa
TiO3 粒子からなる透明乾燥ゲル、を製造する。さら
に、フォトニック結晶ゲルを焼結してフォトニック結晶
セラミックスを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学サブミクロン
構造をもつ金属酸化物系材料からなるフォトニック結晶
ゲルまたはフォトニック結晶セラミックスおよびそれら
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バンドフイルター、ディスプレイ
用デバイス等として、フォトニックバンドギャツプ(P
BG)を持つ材料が注目されている。均一なサブミクロ
ンサイズの粒子が光の波長程度で周期的に配列した物質
は、固体結晶を真似た人工結晶であり、フォトニック結
晶(PC:photonic crystal)と言われ、PBGが現れる。
このフォトニック結晶を作製するには、均一サブミクロ
ン微粒子を作製し、これを規則正しく配列して二次元、
三次元周期構造を作る必要があるが、光の波長サイズで
二次元的、三次元的な周期構造を作ることは極めて困難
である。
【0003】二次元フォトニック結晶は、電子ビーム描
画とドライエッチング法やリソグラフィ法等により製造
されている。また、屈折率の高いシリコンの膜と屈折率
の低い二酸化ケイ素の膜を用い、それぞれ厚さ0.2μ
m、間隔0.3〜0.4μmで、市松模様のような三次
元周期構造をバイアススパッタリング法により実現した
ものが知られている(特開平10−335758号公
報)。また、2次または3次の非線形光学効果を有する
微粒子を混合したコロイドを固化して形成した光学素子
またはパーマネントグレーティングも公知である(特開
平9−258277号公報)。また、結晶コロイド配列
(CCA)自己形成法によりフォトニック結晶回折デバ
イスや光学非線形材料を製造する化学的方法も知られて
いる(MRS BULLETIN/OCTOBER 1998)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】三次元周期構造をもつ
フォトニック結晶の製造は非常に困難であり、種々の工
夫がなされているが、高分子の粒子を使わない方法では
気相法がほとんどである。しかし、任意の形状とサイズ
(0.1〜10μm)の孔構造を3次元的に持つフォト
ニック結晶、あるいは2種以上の誘電領域を持つフォト
ニック結晶の作製は、気相法ではほとんど不可能に近
い。結晶組成化合物を直接フォトニック結晶材料として
作製する方法はこれまで、報告されておらず、優れた電
気光学的特性を持ち、光学デバイス材料としての応用が
非常に期待されるチタン酸バリウム系セラミックス等の
金属酸化物系でフォトニック結晶が実現できれば、フォ
トニック結晶材料の利用を著しく促進できると考えられ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、比較的簡単な
方法で製造できるフォトニック結晶について探索した結
果、ゲルまたはセラミックスそのものの光学的特性を活
用する新規なフォトニック結晶とそれを製造する方法を
見出したものである。すなわち、本発明は、金属酸化物
系高濃度金属アルコキシドの部分加水分解溶液をマイク
ロモールドに流し込みゲル化し乾燥させたフォトニック
結晶ゲルである。
【0006】また、本発明は、粒径50nm以下、密度
2.4g/cm3 以上、細孔径が実質的に10nm以下
の擬立方晶のBaTiO3 粒子からなる透明乾燥ゲルで
あることを特徴とするフォトニック結晶ゲルである。
【0007】また、本発明は、上記の透明乾燥ゲルを密
度85%以上に焼結してなる結晶粒径0.1〜1μm、
細孔径が実質的に10nm以下に抑制された正方晶Ba
TiO3 からなるフォトニック結晶セラミックスであ
る。
【0008】さらに、本発明は、基板上にフォトリソグ
ラフィー法により作成したマイクロモールドに金属酸化
物系高濃度金属アルコキシドの部分加水分解溶液を流し
込み、エージングすることによりゲル化し、乾燥させる
ことを特徴とするフォトニック結晶ゲルの製造方法であ
る。
【0009】上記の製造方法において、マイクロモール
ドは、例えば、孔の半径R=0.5〜20μm、好まし
くは1〜10μm、孔の中心間隔d=3R〜6Rの周期
的規則配列した孔がゲル中に形成される構造である。
【0010】また、上記の製造方法において、マイクロ
モールドは、例えば、幅0.2〜2μmのファイバー状
溝を形成したものである。
【0011】さらに、本発明は、上記の製造方法で得ら
れたフォトニック結晶ゲルを焼結することを特徴とする
フォトニック結晶セラミックスの製造方法である。
【0012】本発明のフォトニック結晶ゲルまたはセラ
ミックスは、光学反射ミラー、光閉じ込め、光学回折格
子等、種々の光学デバイスの他に、3次元周期構造に希
土類元素等の光学活性元素を配置することにより期待さ
れるレーザーを含む新規の発光デバイス等への応用が期
待される。
【0013】本発明のフォトニック結晶材料は金属酸化
物全般を意味する、TiO2 やNb 2 5 等の酸化物に
ついては、Ba,Pb,Li等の金属元素を後から添加
することにより様々な誘電体結晶に転換させることがで
きる。
【0014】本発明の製造方法において、マイクロモー
ルドを形成するための基板としては、現存のSiエレク
トロニクス技術に組み込むことができるSiまたはSi
2が好ましい。また、圧電体または強磁性体単結晶を
基板として用いれば、基板を電界や磁場で歪ませること
によりフォトニック結晶の回折条件を変化させることが
可能となり、多様な応用が拓ける。
【0015】フォトリソグラフィー法により基板に微小
形状を形成する方法自体は、公知であり、本発明ではこ
れらの公知手段を採用できる。3次元周期構造のフォト
ニック結晶を得るには、電子素子の製造に通常使用され
るフォトリソグラフィー法により、孔の半径R=0.5
〜20μm、孔の中心間隔d=3R〜6Rの周期的規則
配列した孔がゲル中に形成されるような構造を基板上に
作成してマイクロモールドとする。そして、このマイク
ロモールドにゾル溶液を流し込んで固化させた場合、例
えば、全体として幅方向に孔が30〜40個並び、長さ
1cm、厚さ1〜10μm程度のフォトニック結晶ゲル
が得られるようにする。
【0016】また、フォトニック結晶機能を有する光導
波路等に使用するファイバー状のフォトニック結晶を得
るには、幅0.2〜2μmのファイバー状の溝をフォト
リソグラフィー法により基板に作成してマイクロモール
ドとする。
【0017】本発明の製造方法によれば、全く同じ型の
ゲルまたはセラミックスを製造することができる。ま
た、2次元的なものを製造しこれを多数積み重ねること
により3次元構造にすることも可能である。
【0018】金属酸化物系高濃度金属アルコキシドは、
例えば、BaTiO3 ,TiO2 ,Nb2 5 を形成す
るための金属アルコキシドの混合物である。BaTiO
3 を形成するには、チタンアルコキシドTi(OR1
4 及びバリウムアルコキシドBa(OR2 2 を用い
る。Tiのアルコキシドを用いた透明TiO2 (アモル
ファス、あるいはアナターゼ)モノリシックゲルの作製
は、SiO2 やAl2 3 ゲルと同様に公知であり、高
濃度金属アルコキシドとすることによりさらに結晶性の
良好なゲルが得られる。Nb2 5 については、ゲルの
状態ではNbOxであるが、焼成により最終的にNb2
5 とすることができる。
【0019】金属アルコキシド前駆体溶液は、ゲル化の
際に離液反応が生じて高密度のゲル成形体が形成される
ようにする必要があり、臨界溶解度に近い高濃度とする
必要があり、金属アルコキシドの濃度はBaTiO3
場合は0.7モル/L以上、TiO2 ,Nb2 5 の場
合は1.0モル/L以上が望ましい。アルコール系混合
溶媒の2種または3種からなるアルコール成分の混合比
率を変えることにより、金属アルコキシドの溶解度を変
化させることができる。適当な混合条件下では、各成分
単独の場合に比較して溶解度を30倍にも高めることが
可能である。
【0020】金属アルコキシド前駆体組成物溶液を、水
蒸気を用いて加水分解する。この際に、水蒸気を用いて
部分加水分解することが望ましい。水を過剰に添加する
と加水分解が進み、結果として結晶化が進み過ぎゲルの
機械的強度が弱くなりフォトニック材料として使いにく
くなる。水蒸気量が3モル倍に達しないと、粒子の結晶
化度が低下し、結晶性の低い粒子が生成する。逆に8モ
ルを超える水蒸気量では、透明性の高いゲルが得にく
い。水蒸気による加水分解方法自体は公知の手段であ
り、例えば、キャリアガスを用いた通気法または水蒸気
加圧法を適用して行うことができる。また、加水分解
は、前駆体溶液を氷点で撹拌しながら行うと好ましい。
氷点でおこなうと、加水分解速度を制御でき、均一に加
水分解することができる。この方法を用いるとゾル溶液
は途中で一旦白濁するが、さらに加水分解を続けると再
度透明化した後そのままゲル化する。
【0021】得られた部分加水分解溶液をマイクロモー
ルドに直接溶液を垂らした後、表面が鏡面研磨されたS
iO2 等の板で蓋をするかあるいは蓋をしたマイクロモ
ールドの一端に液ダメを作製し、これに液を入れ、毛細
管現象を利用して液を型に流し込む。流し込みが済んだ
ら、好ましくは、0℃〜室温の範囲を約1日間かけて徐
々に昇温しながら静置する。その後、室温〜50℃の温
度範囲でエージングを5日間程度行なう。エージングの
温度が50℃を超えると、急激な収縮によるクラックが
入りやすい。その後に常圧、室温〜50℃の乾燥気流中
で乾燥させて、収縮度を増大させることにより密度が増
大し、フォトニック結晶ゲルが得られる。乾燥雰囲気
は、特に限定されず、空気中または窒素、酸素、Ar、
2 のようなガス気流中で行うことができる。乾燥は、
好ましくは静置状態で含水率が2%以下となる程度まで
十分に行う。
【0022】さらに、得られた透明乾燥ゲルを常圧、酸
化性雰囲気中で密度85%以上となるまで焼結しセラミ
ックスとする。焼成温度が高いほど、また、金属アルコ
キシドの濃度が大きいほど、焼結体密度は大きくなる。
焼結後は細孔は減少し、残った細孔もサイズは大きくな
らず実質的に10nm以下に抑制された状態である。以
下、BaTiO3 を使用する例について具体的に説明す
る。
【0023】溶液としては、チタンアルコキシドTi
(OR1 4 及びバリウムアルコキシドBa(OR2
2 を溶質として、1種または2種以上の低級アルコール
3OHとアルコールR4 OHとの混合溶媒に溶解した
溶液を用い、Ti(OR1 4 及びBa(OR2 2
濃度を0.7モル/L以上とする。
【0024】なお、上記化学式において、R1 およびR
2 は、n=1〜10の−Cn 2n +1,−CH(CH3
2 ,−C2 4 OCH3 ,−C2 4 OC2 5 ,−C
2 OCH3 ,−CH2 OC2 5 及び−C2 4 OC
2 4 OC2 5 から選ばれた1種または2種以上の基
を示す。R3 は、n=1〜10の−Cn 2n+1,−CH
(CH3 2 から選ばれた1種または2種以上の基を示
す。R4 は、n=1〜10の−Cn 2n+1,−CH(C
3 2 ,−C2 4 OCH3 ,−C2 4OC
2 5 ,−CH2 OCH3 ,−CH2 OC2 5 及び−
2 4 OC2 4OC2 5 から選ばれた1種または
2種以上の基を示す。
【0025】このチタン酸バリウム前駆体組成物溶液
を、水蒸気を用いて加水分解する。この際に、BaTi
3 換算の金属アルコキシドモル数に対して3〜8倍の
水量に相当する量の水蒸気を用いて加水分解する。加水
分解には水蒸気を用いるが、チタン酸バリウム前駆体組
成物溶液に対して、BaTiO3 換算の金属アルコキシ
ドモル数に対して3〜8倍の水量に相当する量の水蒸気
を用いて加水分解することにより粒径50nm以下の擬
立方晶のBaTiO3 粒子からなる透明湿潤ゲルを生成
する。
【0026】得られた湿潤ゲルをマイクロモールドに流
し込み、徐々に昇温しながら静置する。その後、エージ
ングを行う。その後に常圧、室温〜50℃で乾燥させ
て、粒径50nm以下で、密度2.4g/cm3 以上の
高密度、透明擬立方晶チタン酸バリウムからなるフォト
ニック結晶ゲルを得る。
【0027】さらに、得られた透明乾燥ゲルを常圧、酸
化性雰囲気中で密度85%以上となるまで焼結しチタン
酸バリウムセラミックスとする。酸化性雰囲気中での焼
成により残留炭素分は除去される。焼成温度は1200
℃を超えても高密度化の向上は見られないので、上限は
1200℃程度とする。密度が85%未満では、残存す
る空隙の量が多く透光性に欠けるので不十分である。
【0028】Ti(OR1 4 及びBa(OR2 2
モル比がBa(OR2 2 がやや過剰であると、950
℃以上での焼成により高密度焼結体を得ることができる
が、等モルの場合は1000℃以上で焼成することによ
り相対密度85%以上の高密度焼結体を得ることができ
る。焼成に伴なう結晶粒の成長は異常粒成長を起こさ
ず、焼結体の結晶粒径を0.1〜1μmとなるようにす
る。得られたゲル及びセラミックスは無色透明である。
また、ゲルまたはセラミックスは非常に弾性に富み、変
形可能である。
【0029】従来のPBG材料では、一般に高温に加熱
するとサブミクロン構造が壊れるが、本発明のPBGと
なる周期的なサブミクロン構造を持つゲルは、1000
℃以上で焼成しセラミックスを得た後もその構造を維持
するので、高温環境下の使用において有望な材料であ
る。
【0030】
【実施例】実施例1 バリウムエトキシドBa(OC2 5 2 、チタンイソ
プロポキシドTi(OCH(CH3 2 4 を1.0m
ol/Lとなるようにメタノールと2−メトキシエタノ
ールの混合溶媒に溶解し、高濃度前駆体溶液とした。−
20℃に保った前駆体溶液にH2 O/Ti>8(モル
比)となるように水蒸気で徐々に加水分解することによ
りゾル溶液とした。
【0031】Si/SiO2 基板上にフォトリソグラフ
ィー法によりマイクロモールドを作製した。マイクロモ
ールドの形状は、試料AをR=0.25,d=0.7
5、厚さ2μmとし、試料BをR=0.35,d=1.
05、厚さ2μmの2種類の周期構造とした。上記のゾ
ル溶液をマイクロモールドに直接滴下法を用いて封入
し、20℃で1日、その後50℃で5日間エージング
し、90℃で乾燥した。図1(a)(b)(c)は、得
られたゲルの構造のFE−SEM像である。(a)と
(b)は同じものを異なる方向から観たもの、(c)は
孔の側面が平滑であることを示したものである。図1に
示されるように、得られたゲルは無色透明であり、マイ
クロモールドの形状を忠実に再現し、光学サブミクロン
構造をもつBTOであった。
【0032】図2には、サンプルA(R=0.25,d
=0.75、厚さ2μm)およびサンプルB(R=0.
35,d=1.05、厚さ2μm)の2種類のBTOフ
ォトニック結晶ゲルに対して垂直入射された赤外光に対
する反射スペクトルを示す。1、2のピークの波長は、
いずれもブラッグの回折条件を満足している。
【0033】実施例2 マイクロモールドの形状を幅0.2〜2μm、高さ2μ
m、長さ1cmとした以外は実施例1と同じ方法でゲル
ファイバーを得た。ゲルは非常に弾性に富み、2μm角
のゲルファイバーは、9.6rad/mmまで変形可能
であった。また、高い光透過性を有し、波数1500〜
7800cm-1の赤外光に対して、ほぼ100%の透過
率を持っていた。
【0034】実施例3 実施例1で得たゲルを約1000℃で焼成し、セラミッ
クスを得た。このセラミックスはサブミクロン構造を維
持していた。得られたセラミックスは無色透明であっ
た。X線回折測定により、BaTiO3 結晶になってお
り、透光性も大きく変化していないことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学サブミクロン構造を持つBaTiO3 系ゲ
ルのFE−SEM像を示す図面代用写真である。
【図2】実施例で得られたBaTiO3 ゲルに対して垂
直入射された赤外光に対する反射スペクトル図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 AA06 AA39 AA44 AA55 AA60 AA62 4G031 AA06 AA11 AA14 BA16 CA02 CA04 CA07 GA06 4G047 CA07 CB06 CC03 CD05 KA05 KD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属酸化物系高濃度金属アルコキシドの
    部分加水分解溶液をマイクロモールドに流し込みゲル化
    し乾燥させたフォトニック結晶ゲル。
  2. 【請求項2】 粒径50nm以下、密度2.4g/cm
    3 以上、細孔径が実質的に10nm以下の擬立方晶のB
    aTiO3 粒子からなる透明乾燥ゲルであることを特徴
    とする請求項1記載のフォトニック結晶ゲル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の透明乾燥ゲルを
    密度85%以上に焼結してなる結晶粒径0.1〜1μ
    m、細孔径が実質的に10nm以下に抑制された正方晶
    BaTiO3 からなるフォトニック結晶セラミックス。
  4. 【請求項4】 基板上にフォトリソグラフィー法により
    作成したマイクロモールドに金属酸化物系高濃度金属ア
    ルコキシドの部分加水分解溶液を流し込み、エージング
    することによりゲル化し、乾燥させることを特徴とする
    フォトニック結晶ゲルの製造方法。
  5. 【請求項5】 マイクロモールドは、孔の半径R=0.
    5〜20μm、孔の中心間隔d=3R〜6Rの周期的規
    則配列した孔がゲル中に形成される構造であることを特
    徴とする請求項4記載のフォトニック結晶ゲルの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 マイクロモールドは、幅0.2〜2μm
    のファイバー状溝を形成したものであることを特徴とす
    る請求項4記載のフォトニック結晶ゲルの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6記載の製造方法で得られ
    たフォトニック結晶ゲルを焼結することを特徴とするフ
    ォトニック結晶セラミックスの製造方法。
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