JP2001067682A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JP2001067682A JP2001067682A JP24336699A JP24336699A JP2001067682A JP 2001067682 A JP2001067682 A JP 2001067682A JP 24336699 A JP24336699 A JP 24336699A JP 24336699 A JP24336699 A JP 24336699A JP 2001067682 A JP2001067682 A JP 2001067682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- error signal
- level
- tracking
- focus error
- tracking error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トラバース送り中にフォーカスエラー信号に
トラッキングエラー信号成分に漏れ込み、光学ヘッドの
アクチュエータを誤動作させるので、この誤動作を軽減
させる。 【解決手段】 トラッキングサーボのオフ時におけるフ
ォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号
成分の漏れ込みレベルに応じて設定されるレベル調整手
段７を設け、トラッキングエラー信号生成回路６により
生成されるトラッキングエラー信号成分を前記レベル調
整手段７によりレベル調整する。トラバース送り時にそ
のトラッキングエラー信号成分を減算回路９によりフォ
ーカスエラー信号生成回路５からのフォーカスエラー信
号から差し引くようにする。これによりトラバース送り
時に減算回路９が漏れ込んだトラッキングエラー信号成
分をキャンセルしたフォーカスエラー信号を出力するよ
うにする。
トラッキングエラー信号成分に漏れ込み、光学ヘッドの
アクチュエータを誤動作させるので、この誤動作を軽減
させる。 【解決手段】 トラッキングサーボのオフ時におけるフ
ォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号
成分の漏れ込みレベルに応じて設定されるレベル調整手
段７を設け、トラッキングエラー信号生成回路６により
生成されるトラッキングエラー信号成分を前記レベル調
整手段７によりレベル調整する。トラバース送り時にそ
のトラッキングエラー信号成分を減算回路９によりフォ
ーカスエラー信号生成回路５からのフォーカスエラー信
号から差し引くようにする。これによりトラバース送り
時に減算回路９が漏れ込んだトラッキングエラー信号成
分をキャンセルしたフォーカスエラー信号を出力するよ
うにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラッキングサー
ボのオフ時において、ディスクの信号トラックによる外
乱によりフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング
エラー信号成分を取り除くようにした光ディスク装置に
関する。
ボのオフ時において、ディスクの信号トラックによる外
乱によりフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング
エラー信号成分を取り除くようにした光ディスク装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】光学ヘッドを用いてディスクを再生する
光ディスク装置においては、通常、光学ヘッドのアクチ
ュエータがトラッキング可動範囲を超えた場合に光学ヘ
ッド本体を信号トラックと直交する方向に移動させるト
ラバース送りが行われるようになっている。
光ディスク装置においては、通常、光学ヘッドのアクチ
ュエータがトラッキング可動範囲を超えた場合に光学ヘ
ッド本体を信号トラックと直交する方向に移動させるト
ラバース送りが行われるようになっている。
【０００３】アクセスにより目標アドレスの信号トラッ
クを検索するのにトラバース送りが行われる場合、横切
るトラック数をカウントするために、あるいはトラバー
ス送り後に速やかにディスクから信号を読み取るために
トラバース送り中にフォーカスサーボをオン状態に保持
するが、トラバース送り中において信号トラックの外乱
によりフォーカスエラー信号にトラッキングエラー信号
成分が漏れ込む現象が発生する。
クを検索するのにトラバース送りが行われる場合、横切
るトラック数をカウントするために、あるいはトラバー
ス送り後に速やかにディスクから信号を読み取るために
トラバース送り中にフォーカスサーボをオン状態に保持
するが、トラバース送り中において信号トラックの外乱
によりフォーカスエラー信号にトラッキングエラー信号
成分が漏れ込む現象が発生する。
【０００４】
【発明が解決するための課題】フォーカスエラー信号に
トラッキングエラー信号成分が漏れ込むと、フォーカス
が合っているにもかかわらずフォーカス制御が行われ、
トラバース送り時にフォーカスサーボが不安定になり、
これによりアクチュエータが絶えず大きく変位すること
に起因して異音が発生したり、フォーカスサーボが外れ
てしまう場合があった。
トラッキングエラー信号成分が漏れ込むと、フォーカス
が合っているにもかかわらずフォーカス制御が行われ、
トラバース送り時にフォーカスサーボが不安定になり、
これによりアクチュエータが絶えず大きく変位すること
に起因して異音が発生したり、フォーカスサーボが外れ
てしまう場合があった。
【０００５】ところで、光ディスク装置においては、実
績もあり、対応するヘッドサーボ回路も多いことからフ
ォーカス制御のために非点収差法が採用されることが多
いが、非点収差法に対応された光学ヘッドにおいては、
周知の如く、光検出器のフォーカス誤差検出用の受光領
域を直交する２本の分割線により４分割し、その分割さ
れた各対角線上の受光領域におけるそれぞれの加算光強
度レベルの差を検出してフォーカスエラー信号を得てい
る。
績もあり、対応するヘッドサーボ回路も多いことからフ
ォーカス制御のために非点収差法が採用されることが多
いが、非点収差法に対応された光学ヘッドにおいては、
周知の如く、光検出器のフォーカス誤差検出用の受光領
域を直交する２本の分割線により４分割し、その分割さ
れた各対角線上の受光領域におけるそれぞれの加算光強
度レベルの差を検出してフォーカスエラー信号を得てい
る。
【０００６】このような光学ヘッドにおいては、光検出
器のフォーカス誤差検出用の受光領域を分割する一方の
分割線を信号トラックによる外乱の影響により生じる光
ビームの強度分布の異なる方向と一致させれば、フォー
カスエラー信号を得る際の各対角線上の受光領域におけ
るそれぞれの加算光強度レベルの差が演算されることに
より信号トラックによる外乱の影響を打ち消すことが出
来る。
器のフォーカス誤差検出用の受光領域を分割する一方の
分割線を信号トラックによる外乱の影響により生じる光
ビームの強度分布の異なる方向と一致させれば、フォー
カスエラー信号を得る際の各対角線上の受光領域におけ
るそれぞれの加算光強度レベルの差が演算されることに
より信号トラックによる外乱の影響を打ち消すことが出
来る。
【０００７】しかしながら、非点収差法に対応された光
学ヘッドは、必ずしも前述の如く、信号トラックによる
外乱の影響を打ち消す対策を施しておらず、このような
対策を施していない場合、他のフォーカス制御方法に比
べてトラッキングサーボのオフ時にフォーカスエラー信
号に現れる信号トラックによる外乱の影響が大きいとい
う問題があった。
学ヘッドは、必ずしも前述の如く、信号トラックによる
外乱の影響を打ち消す対策を施しておらず、このような
対策を施していない場合、他のフォーカス制御方法に比
べてトラッキングサーボのオフ時にフォーカスエラー信
号に現れる信号トラックによる外乱の影響が大きいとい
う問題があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラッキング
サーボのオフ時におけるフォーカスエラー信号に漏れ込
むトラッキングエラー信号成分の漏れ込みレベルに応じ
て設定されるレベル調整手段を設け、トラッキングエラ
ー信号生成回路により生成されるトラッキングエラー信
号を前記レベル調整手段によりレベル調整して減算回路
によりフォーカスエラー信号生成回路から得られたフォ
ーカスエラー信号から差し引く。これによりフォーカス
エラー信号にトラッキングエラー信号成分が漏れ込んだ
際に減算回路から漏れ込んだトラッキングエラー信号成
分がキャンセルされたフォーカスエラー信号を出力され
るようにする。また、減算回路にトラッキングエラー信
号を供給するのを選択するスイッチ手段を設け、該スイ
ッチ手段をトラバース送りによりトラッキングサーボが
外される際にトラッキングエラー信号が前記減算回路に
供給される状態に切り換えるようにし、トラバース送り
時にトラッキングサーボがオフされることにより漏れ込
むトラッキングエラー信号成分をフォーカスエラー信号
からキャンセルするようにする。
サーボのオフ時におけるフォーカスエラー信号に漏れ込
むトラッキングエラー信号成分の漏れ込みレベルに応じ
て設定されるレベル調整手段を設け、トラッキングエラ
ー信号生成回路により生成されるトラッキングエラー信
号を前記レベル調整手段によりレベル調整して減算回路
によりフォーカスエラー信号生成回路から得られたフォ
ーカスエラー信号から差し引く。これによりフォーカス
エラー信号にトラッキングエラー信号成分が漏れ込んだ
際に減算回路から漏れ込んだトラッキングエラー信号成
分がキャンセルされたフォーカスエラー信号を出力され
るようにする。また、減算回路にトラッキングエラー信
号を供給するのを選択するスイッチ手段を設け、該スイ
ッチ手段をトラバース送りによりトラッキングサーボが
外される際にトラッキングエラー信号が前記減算回路に
供給される状態に切り換えるようにし、トラバース送り
時にトラッキングサーボがオフされることにより漏れ込
むトラッキングエラー信号成分をフォーカスエラー信号
からキャンセルするようにする。
【０００９】
【実施例】図１は本発明に係る光ディスク装置の一実施
例を示す回路ブロック図であり、図１に示す光ディスク
装置はフォーカス制御に非点収差法を採用すると共に、
トラッキング制御に３ビーム法を採用した構成を示して
いる。
例を示す回路ブロック図であり、図１に示す光ディスク
装置はフォーカス制御に非点収差法を採用すると共に、
トラッキング制御に３ビーム法を採用した構成を示して
いる。
【００１０】図１を用いて以下に本発明を説明する。
【００１１】光学ヘッドの光検出器は、ディスクで反射
された反射ビームのうち、回折により分離された３ビー
ム中の０次光のメインビームを受光する主受光部１と、
その主受光部１を挟んで両側に配置されると共に、ディ
スクで反射された反射ビームのうち、３ビーム中の±１
次光の各サブビームをそれぞれ受光する２つの副受光部
２，３とを備えている。
された反射ビームのうち、回折により分離された３ビー
ム中の０次光のメインビームを受光する主受光部１と、
その主受光部１を挟んで両側に配置されると共に、ディ
スクで反射された反射ビームのうち、３ビーム中の±１
次光の各サブビームをそれぞれ受光する２つの副受光部
２，３とを備えている。
【００１２】前記主受光部１は、ディスクを照射する光
ビームのフォーカス誤差に応じて非点収差が付与された
ディスクからの反射ビームを受光すると共に、非点収差
の発生方向と略４５度の向きで互いに直交する２本の分
割線により４分割された各受光領域ａ，ｂ，ｃ，ｄを備
えている。その各受光領域ａ，ｂ，ｃ，ｄからはそれぞ
れ受光されるビーム強度に応じた各受光出力Ｓａ，Ｓ
ｂ，Ｓｃ，Ｓｄが発生される。
ビームのフォーカス誤差に応じて非点収差が付与された
ディスクからの反射ビームを受光すると共に、非点収差
の発生方向と略４５度の向きで互いに直交する２本の分
割線により４分割された各受光領域ａ，ｂ，ｃ，ｄを備
えている。その各受光領域ａ，ｂ，ｃ，ｄからはそれぞ
れ受光されるビーム強度に応じた各受光出力Ｓａ，Ｓ
ｂ，Ｓｃ，Ｓｄが発生される。
【００１３】また、各副受光部２，３からはそれぞれ受
光される各サブビームの強度に応じた各受光出力Ｓｅ，
Ｓｆが発生される。
光される各サブビームの強度に応じた各受光出力Ｓｅ，
Ｓｆが発生される。
【００１４】主受光部１の各受光領域ａ，ｂ，ｃ，ｄか
らそれぞれ発生される各受光出力Ｓａ，Ｓｂ，Ｓｃ，Ｓ
ｄは、ヘッドアンプ４によりそれぞれ電流信号から電圧
信号に変換されて増幅され、フォーカスエラー信号生成
回路（ＦＥ信号生成回路）５により（Ｓａ＋Ｓｃ）−
（Ｓｂ＋Ｓｄ）の演算が行われ、前記フォーカスエラー
信号生成回路５はディスクの信号面に照射される光ビー
ムの焦点とその信号面との誤差を示すフォーカスエラー
信号（ＦＥ信号）を生成する。
らそれぞれ発生される各受光出力Ｓａ，Ｓｂ，Ｓｃ，Ｓ
ｄは、ヘッドアンプ４によりそれぞれ電流信号から電圧
信号に変換されて増幅され、フォーカスエラー信号生成
回路（ＦＥ信号生成回路）５により（Ｓａ＋Ｓｃ）−
（Ｓｂ＋Ｓｄ）の演算が行われ、前記フォーカスエラー
信号生成回路５はディスクの信号面に照射される光ビー
ムの焦点とその信号面との誤差を示すフォーカスエラー
信号（ＦＥ信号）を生成する。
【００１５】一方、各副受光部２，３からそれぞれ発生
される各受光出力Ｓｅ，Ｓｆは、ヘッドアンプ４により
それぞれ電流信号から電圧信号に変換されて増幅され、
トラッキングエラー信号生成回路（ＴＥ信号生成回路）
６によりＳｅ−Ｓｆの演算が行われ、前記トラッキング
エラー信号生成回路６はディスクの信号面に照射される
光ビームの位置と信号トラックとの誤差を示すトラッキ
ングエラー信号（ＴＥ信号）を生成する。
される各受光出力Ｓｅ，Ｓｆは、ヘッドアンプ４により
それぞれ電流信号から電圧信号に変換されて増幅され、
トラッキングエラー信号生成回路（ＴＥ信号生成回路）
６によりＳｅ−Ｓｆの演算が行われ、前記トラッキング
エラー信号生成回路６はディスクの信号面に照射される
光ビームの位置と信号トラックとの誤差を示すトラッキ
ングエラー信号（ＴＥ信号）を生成する。
【００１６】トラッキングエラー信号生成回路６により
生成されるトラッキングエラー信号は、アッテネータ７
によりレベル調整が行われ、その後、スイッチ手段８を
介して減算回路９に供給される。
生成されるトラッキングエラー信号は、アッテネータ７
によりレベル調整が行われ、その後、スイッチ手段８を
介して減算回路９に供給される。
【００１７】一方、前記減算回路９にはフォーカスエラ
ー信号生成回路５から得られたフォーカスエラー信号が
供給され、減算回路９はこのフォーカスエラー信号から
前記スイッチ手段８を介して得られるトラッキングエラ
ー信号を差し引く演算を行う。
ー信号生成回路５から得られたフォーカスエラー信号が
供給され、減算回路９はこのフォーカスエラー信号から
前記スイッチ手段８を介して得られるトラッキングエラ
ー信号を差し引く演算を行う。
【００１８】上述のように構成される光ディスク装置
は、トラバース制御回路１０によりトラバース送りが実
行されるトラバース送り状態に設定されると、サーボ制
御回路１１によりトラッキングサーボがオフ状態に設定
されると共に、スイッチ手段８が閉成されて減算回路９
にアッテネータ７を介したトラッキングエラー信号が供
給されるようになる。
は、トラバース制御回路１０によりトラバース送りが実
行されるトラバース送り状態に設定されると、サーボ制
御回路１１によりトラッキングサーボがオフ状態に設定
されると共に、スイッチ手段８が閉成されて減算回路９
にアッテネータ７を介したトラッキングエラー信号が供
給されるようになる。
【００１９】また、トラバース制御回路１０によりトラ
バース送り状態に設定されると、溝外乱測定回路１２に
よってトラッキングサーボのオフ時におけるフォーカス
エラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号成分の漏
れ込みレベルが測定されるようになる。
バース送り状態に設定されると、溝外乱測定回路１２に
よってトラッキングサーボのオフ時におけるフォーカス
エラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号成分の漏
れ込みレベルが測定されるようになる。
【００２０】前記溝外乱測定回路１２は、あらかじめ再
生時においてトラッキングサーボのオン状態におけるフ
ォーカスエラー信号生成回路５から出力されるフォーカ
スエラー信号（図２に示す）の単位時間当たりの振幅電
圧を測定し、その振幅電圧の平均値がデータとして前記
溝外乱測定回路１２により記憶されている。
生時においてトラッキングサーボのオン状態におけるフ
ォーカスエラー信号生成回路５から出力されるフォーカ
スエラー信号（図２に示す）の単位時間当たりの振幅電
圧を測定し、その振幅電圧の平均値がデータとして前記
溝外乱測定回路１２により記憶されている。
【００２１】そして、前記溝外乱測定回路１２はトラバ
ース制御回路１０によりトラバース送り状態に設定され
ると、フォーカスエラー信号生成回路５からのフォーカ
スエラー信号を絶えず取り込むようになり、トラッキン
グサーボのオフ状態におけるフォーカスエラー信号（図
３に示す）の単位時間当たりの振幅電圧を測定する。
ース制御回路１０によりトラバース送り状態に設定され
ると、フォーカスエラー信号生成回路５からのフォーカ
スエラー信号を絶えず取り込むようになり、トラッキン
グサーボのオフ状態におけるフォーカスエラー信号（図
３に示す）の単位時間当たりの振幅電圧を測定する。
【００２２】このトラッキングサーボオフ時のフォーカ
スエラー信号の振幅電圧は、測定の度に溝外乱測定回路
１２により既に記憶されているトラッキングサーボのオ
ン状態におけるフォーカスエラー信号の振幅電圧のデー
タと比較され、トラッキングサーボのオン状態における
振幅電圧データに対するトラッキングサーボのオフ状態
における振幅電圧データの電圧差を演算し、その電圧差
をフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング信号成
分の漏れ込みレベルとして検出する。
スエラー信号の振幅電圧は、測定の度に溝外乱測定回路
１２により既に記憶されているトラッキングサーボのオ
ン状態におけるフォーカスエラー信号の振幅電圧のデー
タと比較され、トラッキングサーボのオン状態における
振幅電圧データに対するトラッキングサーボのオフ状態
における振幅電圧データの電圧差を演算し、その電圧差
をフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング信号成
分の漏れ込みレベルとして検出する。
【００２３】このようにして溝外乱測定回路１２により
フォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング信号成分
の漏れ込みレベルが検出されると、その検出値に応じて
レベル設定回路１３によりアッテネータ７の減衰レベル
が設定され、減算回路９に供給されるトラッキングエラ
ー信号のレベル調整が行われる。
フォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング信号成分
の漏れ込みレベルが検出されると、その検出値に応じて
レベル設定回路１３によりアッテネータ７の減衰レベル
が設定され、減算回路９に供給されるトラッキングエラ
ー信号のレベル調整が行われる。
【００２４】すなわち、トラバース送り中において、減
算回路９にはレベル設定回路１３によって設定されるア
ッテネータ７によりレベル調整されたトラッキングエラ
ー信号が供給され、そのレベル調整は信号トラックの外
乱によりフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング
信号成分の漏れ込みレベルに応じて行われることにな
る。
算回路９にはレベル設定回路１３によって設定されるア
ッテネータ７によりレベル調整されたトラッキングエラ
ー信号が供給され、そのレベル調整は信号トラックの外
乱によりフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキング
信号成分の漏れ込みレベルに応じて行われることにな
る。
【００２５】したがって、トラバース送り状態におい
て、減算回路９はフォーカスエラー信号生成回路５によ
り生成されたフォーカスエラー信号からフォーカスエラ
ー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号成分の電圧レ
ベル分を差し引いた補正フォーカスエラー信号を出力す
る。
て、減算回路９はフォーカスエラー信号生成回路５によ
り生成されたフォーカスエラー信号からフォーカスエラ
ー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号成分の電圧レ
ベル分を差し引いた補正フォーカスエラー信号を出力す
る。
【００２６】この補正フォーカスエラー信号は信号トラ
ックの外乱による影響が軽減されたものとなるので、ト
ラバース送り中にフォーカスエラー信号に漏れ込むトラ
ッキングエラー信号成分により光学ヘッドのアクチュエ
ータが誤動作されることが軽減される。
ックの外乱による影響が軽減されたものとなるので、ト
ラバース送り中にフォーカスエラー信号に漏れ込むトラ
ッキングエラー信号成分により光学ヘッドのアクチュエ
ータが誤動作されることが軽減される。
【００２７】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に依れば、トラバ
ース送り中にフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキ
ングエラー信号成分により光学ヘッドのアクチュエータ
が誤動作されることを軽減することが出来、トラバース
送り中にアクチュエータから異音が発生されるのが防止
できると共に、フォーカスサーボが外れるのが防止でき
る。
ース送り中にフォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキ
ングエラー信号成分により光学ヘッドのアクチュエータ
が誤動作されることを軽減することが出来、トラバース
送り中にアクチュエータから異音が発生されるのが防止
できると共に、フォーカスサーボが外れるのが防止でき
る。
【００２８】また、回路的にトラバース送り中にフォー
カスエラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号成分
を除去するようにしているので、信号トラックによる外
乱の影響を打ち消す対策を施していない光学ヘッドを使
用してもトラバース送り時のフォーカスサーボを安定さ
せることが出来る。
カスエラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号成分
を除去するようにしているので、信号トラックによる外
乱の影響を打ち消す対策を施していない光学ヘッドを使
用してもトラバース送り時のフォーカスサーボを安定さ
せることが出来る。
【図１】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図２】トラッキングサーボのオン状態におけるフォー
カスエラー信号を示す波形図である。
カスエラー信号を示す波形図である。
【図３】トラッキングサーボのオフ状態におけるフォー
カスエラー信号を示す波形図である。
カスエラー信号を示す波形図である。
５ フォーカスエラー信号生成回路 ６ トラッキングエラー信号生成回路 ７ アッテネータ（レベル調整手段） ８ スイッチ手段 ９ 減算回路 １０ トラバース制御回路 １２ 溝外乱測定回路 １３ レベル設定回路
Claims (2)
- 【請求項１】 光学ヘッドからディスクの信号面に照射
される光ビームをそのディスクの信号面に合焦させるフ
ォーカス制御をサーボによって行うと共に、その光ビー
ムを信号トラックに追従させるトラッキング制御をサー
ボによって行う光ディスク装置であって、フォーカス制
御に用いられるフォーカスエラー信号を生成するフォー
カスエラー信号生成回路と、トラッキング制御に用いら
れるトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエ
ラー信号生成回路と、該トラッキングエラー信号生成回
路により生成されるトラッキングエラー信号のレベル調
整を行うレベル調整手段と、該レベル調整手段によりレ
ベル調整されたトラッキングエラー信号を前記フォーカ
スエラー信号生成回路から得られたフォーカスエラー信
号から差し引く減算回路と、該減算回路にレベル調整手
段によりレベル調整されたトラッキングエラー信号を選
択的に供給するスイッチ手段とを備え、前記レベル調整
手段はトラッキングサーボのオフ時におけるフォーカス
エラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号成分の漏
れ込みレベルに応じて設定され、前記スイッチ手段はト
ラッキングサーボが外されてトラバース送りが実行され
る際にレベル調整手段によりレベル調整されたトラッキ
ングエラー信号が前記減算回路に供給される状態に切り
換えられることを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項２】 トラッキングサーボのオフ時におけるフ
ォーカスエラー信号に漏れ込むトラッキングエラー信号
成分の漏れ込みレベルは、トラッキングサーボのオフ時
におけるフォーカスエラー信号のピークレベルをトラッ
キングサーボのオン時におけるフォーカスエラー信号の
ピークレベルと比較することにより測定され、前記レベ
ル調整手段は、その測定により検出された前記トラッキ
ングエラー信号成分の漏れ込みレベルに応じて設定され
ることを特徴とする請求項１記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24336699A JP2001067682A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24336699A JP2001067682A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001067682A true JP2001067682A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17102780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24336699A Pending JP2001067682A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001067682A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007066483A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フォーカスサーボ方法とトラッキングサーボ方法および光ディスク装置 |
| US7385896B2 (en) * | 2003-11-17 | 2008-06-10 | Tian Holdings, Llc | Focusing controller apparatus and method for an optical disk drive |
| US7769120B2 (en) | 2004-01-20 | 2010-08-03 | Jay Hu | Dynamically adjusting sync windows |
| US7787337B2 (en) | 2004-08-17 | 2010-08-31 | Sherlock Chu | Method for detecting data defect in optical recording medium |
| US8174941B2 (en) | 2005-12-15 | 2012-05-08 | Panasonic Corporation | Optical disc apparatus, crosstalk correction method and integrated circuit |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP24336699A patent/JP2001067682A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7385896B2 (en) * | 2003-11-17 | 2008-06-10 | Tian Holdings, Llc | Focusing controller apparatus and method for an optical disk drive |
| US7619956B2 (en) | 2003-11-17 | 2009-11-17 | Chin-Yin Tsai | stability of a write control signal |
| US7646682B2 (en) | 2003-11-17 | 2010-01-12 | Keng-Lon Lei | Focusing controller and method thereof for an optical disk drive |
| US7738333B2 (en) | 2003-11-17 | 2010-06-15 | Shih-Fang Chen | Optical disk drive for writing a re-writable optical disk and method thereof |
| US7778128B2 (en) | 2003-11-17 | 2010-08-17 | Yi-Lin Lai | Focusing controller apparatus and method for an optical disk drive |
| USRE42451E1 (en) | 2003-11-17 | 2011-06-14 | Han Holdings, LLC | Method and device for generating a stable power control signal |
| US7769120B2 (en) | 2004-01-20 | 2010-08-03 | Jay Hu | Dynamically adjusting sync windows |
| US7787337B2 (en) | 2004-08-17 | 2010-08-31 | Sherlock Chu | Method for detecting data defect in optical recording medium |
| JP2007066483A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フォーカスサーボ方法とトラッキングサーボ方法および光ディスク装置 |
| JP4572778B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2010-11-04 | パナソニック株式会社 | 光ディスク装置 |
| US8174941B2 (en) | 2005-12-15 | 2012-05-08 | Panasonic Corporation | Optical disc apparatus, crosstalk correction method and integrated circuit |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5751674A (en) | Apparatus for controlling bias amount of focus error signal | |
| JP3550836B2 (ja) | 光学装置におけるトラッキングサーボ装置及びトラッキングサーボ方法 | |
| JP4871631B2 (ja) | 光ピックアップ、光学的情報記録装置および光学的情報再生装置 | |
| US5808991A (en) | Optical information recording and reproducing apparatus and method which enable recording and verifying at the same time | |
| US6563773B1 (en) | Tracking control apparatus | |
| JP2001067682A (ja) | 光ディスク装置 | |
| KR100423919B1 (ko) | 트래킹서보회로 | |
| JP2004139702A (ja) | チルト角度検出装置及び方法 | |
| JP3847910B2 (ja) | 光ディスク再生システムのトラッキング制御装置 | |
| US7586818B2 (en) | Optical disc apparatus and semiconductor device | |
| KR0176600B1 (ko) | 멀티빔 광디스크 플레이어의 제어/판독 신호 검출장치 및 트랙킹 에러 신호 검출방법 | |
| KR19990011987A (ko) | 디브이디알 시스템의 트래킹 서보 장치 | |
| KR20060087461A (ko) | 광 검출기, 광 픽업 및 광디스크 장치 | |
| KR100257624B1 (ko) | 트랙킹에러신호발생장치 | |
| US7894317B2 (en) | Optical recording medium recording and reproducing apparatus and tracking control method | |
| JP4551883B2 (ja) | フォーカス制御調整方法および光ディスク装置 | |
| JPH0528525A (ja) | 光デイスク装置のトラツク位置ずれ信号生成装置およびトラツキング制御装置 | |
| KR100327218B1 (ko) | 디스크기록/재생시스템의서보제어장치 | |
| KR100202573B1 (ko) | 광학디스크 재생시스템의 에러신호 보상 방법 및장치 | |
| JP2003317275A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2003099951A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP5188461B2 (ja) | 光ピックアップ、光学的情報記録装置および光学的情報再生装置 | |
| JP2008269719A (ja) | フォーカスサーボ制御方法および光ディスク装置 | |
| KR19990052618A (ko) | 디스크의 트랙킹에러검출장치 | |
| JPH0916981A (ja) | 光ディスク装置 |