JP2001059655A - ソーラーホットエアシステム - Google Patents
ソーラーホットエアシステムInfo
- Publication number
- JP2001059655A JP2001059655A JP11272940A JP27294099A JP2001059655A JP 2001059655 A JP2001059655 A JP 2001059655A JP 11272940 A JP11272940 A JP 11272940A JP 27294099 A JP27294099 A JP 27294099A JP 2001059655 A JP2001059655 A JP 2001059655A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- heat
- receiving panel
- duct
- header
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/20—Solar thermal
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 太陽エネルギーを有効に利用し、省石油、省
エネルギー及び地球温暖化防止に効果のある暖房（及び
冷房）システムを提案する。 【解決手段】 受熱パネル１は波形構造で、空気ヘッダ
ー２、入口ダクト３、出口ダクト４に接続される。受熱
パネル部は４ブロックに分かれている。左側ブロック１
は透明ガラスが透け見える状態を示す。蓄熱装置８は空
気ダクトを介し受熱パネルと連結される。運転は循環エ
アファン７が起動されると、系統内の空気は循環を開始
する。循環ファンからのエアは入口ダクト系統３、受熱
パネル１、出口側の空気ヘッダー２へ流入する。太陽熱
により、放射加熱された受熱パネル１は、通過する空気
との間で熱交換が行われ、空気温度も上昇する。昇温し
た空気はダクトを経て、蓄熱装置８に入り、蓄熱材に熱
を与え、循環エアファンを再び送り、循環を繰り返す。
空気温度が暖房の適温になると室内に供給する。
エネルギー及び地球温暖化防止に効果のある暖房（及び
冷房）システムを提案する。 【解決手段】 受熱パネル１は波形構造で、空気ヘッダ
ー２、入口ダクト３、出口ダクト４に接続される。受熱
パネル部は４ブロックに分かれている。左側ブロック１
は透明ガラスが透け見える状態を示す。蓄熱装置８は空
気ダクトを介し受熱パネルと連結される。運転は循環エ
アファン７が起動されると、系統内の空気は循環を開始
する。循環ファンからのエアは入口ダクト系統３、受熱
パネル１、出口側の空気ヘッダー２へ流入する。太陽熱
により、放射加熱された受熱パネル１は、通過する空気
との間で熱交換が行われ、空気温度も上昇する。昇温し
た空気はダクトを経て、蓄熱装置８に入り、蓄熱材に熱
を与え、循環エアファンを再び送り、循環を繰り返す。
空気温度が暖房の適温になると室内に供給する。
Description
【０００１】「発明の属する技術分野」本発明は太陽熱
利用機器に関するものである。
利用機器に関するものである。
【０００２】「従来の技術」従来、太陽熱利用機器とし
ては太陽熱温水器、太陽熱発電装置等多数ある。また、
ホットエア利用を家の構造設計の段階から考慮し、屋根
構造、基礎コンクリートを利用した大掛かりなシステム
もある。
ては太陽熱温水器、太陽熱発電装置等多数ある。また、
ホットエア利用を家の構造設計の段階から考慮し、屋根
構造、基礎コンクリートを利用した大掛かりなシステム
もある。
【０００３】「発明が解決しようとする課題」上記の様
な、家の構造から変えるシステムは、既存の家には、適
用できないシステムである。従い、既存の家にも、比較
的簡単に適用でき、低コストで、太陽熱利用ができる暖
房（必要に応じ冷房も可能）システムが、地球温暖化防
止の面からも求められている。
な、家の構造から変えるシステムは、既存の家には、適
用できないシステムである。従い、既存の家にも、比較
的簡単に適用でき、低コストで、太陽熱利用ができる暖
房（必要に応じ冷房も可能）システムが、地球温暖化防
止の面からも求められている。
【０００４】「課題を解決する為の手段」比較的簡単な
設置式の受熱パネル構造、空気循環系統、および自立型
蓄熱装置の採用により、既存の家に容易に適用できるシ
ステムとする。
設置式の受熱パネル構造、空気循環系統、および自立型
蓄熱装置の採用により、既存の家に容易に適用できるシ
ステムとする。
【０００５】先ず、受熱パネル構造はスムーズな空気循
環を考慮して、波形または凹凸形状とすることで、空気
の流れを溝に沿ってスムーズで確実なものとすることが
できる。また、各溝ごとに均等な空気配分を可能ならし
める為、空気ヘッダーには、各溝ごとに空気の出入りの
ための比較的小さな孔を設ける。
環を考慮して、波形または凹凸形状とすることで、空気
の流れを溝に沿ってスムーズで確実なものとすることが
できる。また、各溝ごとに均等な空気配分を可能ならし
める為、空気ヘッダーには、各溝ごとに空気の出入りの
ための比較的小さな孔を設ける。
【０００６】受熱パネル密閉容器は、放熱ロスを最小に
する為、上面を除き、すべて保温材で覆われている。上
面は太陽の放射を受ける為、透明ガラス又は透明樹脂で
構成される。
する為、上面を除き、すべて保温材で覆われている。上
面は太陽の放射を受ける為、透明ガラス又は透明樹脂で
構成される。
【０００７】蓄熱装置の蓄熱材としては、固体材または
液体（水、各種液体）が採用されるが、蓄熱量と蓄熱材
の種類、内部構成により外形寸法は異なる。固体材の場
合、薄板を多数ある間隔で並べ、構成する場合もある
し、玉砂利を層状に敷き詰める方式もある。しかし、い
ずれにしても、自立型として、任意の場所に設置可能で
あり、空気ダクトにより受熱パネルと連絡されている。
蓄熱材および空気ダクトは、保温材で覆われて、放熱ロ
スを減少させる構造としている。
液体（水、各種液体）が採用されるが、蓄熱量と蓄熱材
の種類、内部構成により外形寸法は異なる。固体材の場
合、薄板を多数ある間隔で並べ、構成する場合もある
し、玉砂利を層状に敷き詰める方式もある。しかし、い
ずれにしても、自立型として、任意の場所に設置可能で
あり、空気ダクトにより受熱パネルと連絡されている。
蓄熱材および空気ダクトは、保温材で覆われて、放熱ロ
スを減少させる構造としている。
【０００８】「発明の実施の形態」以下、本発明の実施
の形態について図面に基ずいて具体的に説明する。図１
は本発明の概念系統図をしめす。図において、１は受熱
パネルで波形の構造となっている。２は空気ヘッダー
３，４は夫々入り口、出口ダクト系統を示す。受熱パネ
ル部は本例では４ブロックに分かれているが、空気ヘッ
ダーは連結している。又、左側１番目のブロックは上面
の透明ガラス１４を透けて見える様子を、右側３ブロッ
クは透明ガラス１４に覆われた様子をあらわす。６，７
は夫々、大気吸入ダクト系統、ホットエア送気ダクト系
統、エア循環ファンを示す。８は蓄熱装置を示し、空気
ダクトを介し、受熱パネルと連結している。
の形態について図面に基ずいて具体的に説明する。図１
は本発明の概念系統図をしめす。図において、１は受熱
パネルで波形の構造となっている。２は空気ヘッダー
３，４は夫々入り口、出口ダクト系統を示す。受熱パネ
ル部は本例では４ブロックに分かれているが、空気ヘッ
ダーは連結している。又、左側１番目のブロックは上面
の透明ガラス１４を透けて見える様子を、右側３ブロッ
クは透明ガラス１４に覆われた様子をあらわす。６，７
は夫々、大気吸入ダクト系統、ホットエア送気ダクト系
統、エア循環ファンを示す。８は蓄熱装置を示し、空気
ダクトを介し、受熱パネルと連結している。
【０００９】本システムの運用は以下のようになる。太
陽光を受熱パネル１にうけると、運転を開始し先ず、循
環エアファン７を起動し、大気吸入ダンパー９とホット
エア送気ダンパ１１は閉じられ系統内に滞留している空
気は、系統内の循環を開始する。即ち、循環ファン７よ
り押し出されたエアは入り口ダクト系統３を通り、空気
ヘッダー２へ入り、空気ヘッダー２の側面に設けられた
空気孔１２を通り、透明ガラス１４と受熱パネル１の波
形溝に囲まれた空間を入り口側より出口側へと流れてい
き、出口側の空気ヘッダー２へ空気孔をとおり流入して
いく。この際、太陽光は透明ガラス１４を通過し、受熱
パネル１を放射加熱し、その温度を上昇させていくの
で、通過する空気との間で熱交換が行われ、空気温度も
上昇する。昇温した空気は出口ダクト系統４を経て、蓄
熱装置８に入り、蓄熱材に熱を与え、自らは若干温度を
下げ、循環エアファン７を再び通り、上記と同様の通路
を経て、循環を繰り返す。これにより、次第に循環空気
温度、蓄熱材の温度、受熱パネル１の温度は、上昇して
いき循環空気が、暖房に適した温度になると、随時、ホ
ットエア送気ダンパー１１および大気吸入ダクト系統５
を開き、ホットエア送気ダクト６を介し、室内に暖房と
してホットエアを供給できる。または、このホットエア
を熱源として、吸収式冷凍機を作動させ、冷房エアを送
気することが、可能である。
陽光を受熱パネル１にうけると、運転を開始し先ず、循
環エアファン７を起動し、大気吸入ダンパー９とホット
エア送気ダンパ１１は閉じられ系統内に滞留している空
気は、系統内の循環を開始する。即ち、循環ファン７よ
り押し出されたエアは入り口ダクト系統３を通り、空気
ヘッダー２へ入り、空気ヘッダー２の側面に設けられた
空気孔１２を通り、透明ガラス１４と受熱パネル１の波
形溝に囲まれた空間を入り口側より出口側へと流れてい
き、出口側の空気ヘッダー２へ空気孔をとおり流入して
いく。この際、太陽光は透明ガラス１４を通過し、受熱
パネル１を放射加熱し、その温度を上昇させていくの
で、通過する空気との間で熱交換が行われ、空気温度も
上昇する。昇温した空気は出口ダクト系統４を経て、蓄
熱装置８に入り、蓄熱材に熱を与え、自らは若干温度を
下げ、循環エアファン７を再び通り、上記と同様の通路
を経て、循環を繰り返す。これにより、次第に循環空気
温度、蓄熱材の温度、受熱パネル１の温度は、上昇して
いき循環空気が、暖房に適した温度になると、随時、ホ
ットエア送気ダンパー１１および大気吸入ダクト系統５
を開き、ホットエア送気ダクト６を介し、室内に暖房と
してホットエアを供給できる。または、このホットエア
を熱源として、吸収式冷凍機を作動させ、冷房エアを送
気することが、可能である。
【００１０】太陽からの受け取る輻射エネルギーと受熱
パネル１から透明ガラス１４を通して外に放出される放
射エネルギーおよび各装置の表面より失われる放射損
失、蓄熱材での蓄熱量等の熱バランスで最終的に、循環
空気のバランス温度が決まってくる。
パネル１から透明ガラス１４を通して外に放出される放
射エネルギーおよび各装置の表面より失われる放射損
失、蓄熱材での蓄熱量等の熱バランスで最終的に、循環
空気のバランス温度が決まってくる。
【００１１】「発明の効果」太陽エネルギーを有効に利
用し、暖房（および冷房）が効果的に行え、省石油、省
エネルギーおよび地球温暖化防止等に効果がある。
用し、暖房（および冷房）が効果的に行え、省石油、省
エネルギーおよび地球温暖化防止等に効果がある。
【００１２】
【図１】本発明の概念系統図を示す。
【図２】受熱パネル構造および空気ヘッダー構造概念図
をしめす。
をしめす。
１ 受熱パネル ２ 空気ヘッダー ３ 入り口ダクト系統 ４ 出口ダクト系統 ５ 大気吸い込み口 ６ ホットエア送気系統 ７ 循環エアファン ８ 蓄熱装置 ９ 大気吸入ダンパー １０ 入り口系統締め切りダンパー １１ ホットエア送気ダンパー １２ 空気孔 １３ 保温材 １４ 透明ガラス １５ 放風系統 １６ 放風ダンパー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年９月２５日（１９９９．９．２
５）
５）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】追加
【補正内容】
【０００６】受熱パネル密閉容器は、放熱ロスを最小に
する為、上面を除き、すべて保温材で覆われている。上
面は太陽の放射を受ける為、透明ガラス又は透明樹脂で
構成される。又、熱損失をさらに抑さえる為、上面のガ
ラスは、薄い空気層を挟んだ二重ガラス構造とすること
もある。
する為、上面を除き、すべて保温材で覆われている。上
面は太陽の放射を受ける為、透明ガラス又は透明樹脂で
構成される。又、熱損失をさらに抑さえる為、上面のガ
ラスは、薄い空気層を挟んだ二重ガラス構造とすること
もある。
Claims (1)
- 太陽光を受ける波形または凹凸の黒色受熱パネルと保温
材で内張りされた受熱パネルの密閉収納容器で、上面は
透明ガラスまたは透明樹脂により成り、受熱パネルの波
形の溝に直交する方向に受熱パネルの両端に設置された
空気孔を持つ空気溜（空気ヘッダー）と、その空気ヘッ
ダーに、連結された空気ダクトとこのダクトと連結され
た自立型蓄熱装置とこれら受熱パネル、エアヘッダー、
エアダクト、蓄熱装置間に空気を循環させる空気循環装
置およびエアダクトよりホットエアを取り出す系統を有
するソーラーホットエアシステム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11272940A JP2001059655A (ja) | 1999-08-21 | 1999-08-21 | ソーラーホットエアシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11272940A JP2001059655A (ja) | 1999-08-21 | 1999-08-21 | ソーラーホットエアシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001059655A true JP2001059655A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=17520898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11272940A Pending JP2001059655A (ja) | 1999-08-21 | 1999-08-21 | ソーラーホットエアシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001059655A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100999955B1 (ko) * | 2008-07-11 | 2010-12-13 | 메카니아 주식회사 | 공기집열식 태양광발전장치 |
| CZ304148B6 (cs) * | 2012-04-19 | 2013-11-20 | Vanek@Milan | Zarízení pro solární ohrev vzduchu |
| CN109556353A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-02 | 天津中德应用技术大学 | 太阳能光热储能干燥房系统及使用方法 |
| CN110579025A (zh) * | 2019-09-22 | 2019-12-17 | 安徽上造智能设备科技有限公司 | 一种太阳能空气加热器及其工作方法 |
-
1999
- 1999-08-21 JP JP11272940A patent/JP2001059655A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100999955B1 (ko) * | 2008-07-11 | 2010-12-13 | 메카니아 주식회사 | 공기집열식 태양광발전장치 |
| CZ304148B6 (cs) * | 2012-04-19 | 2013-11-20 | Vanek@Milan | Zarízení pro solární ohrev vzduchu |
| CN109556353A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-02 | 天津中德应用技术大学 | 太阳能光热储能干燥房系统及使用方法 |
| CN109556353B (zh) * | 2018-12-28 | 2024-02-27 | 天津中德应用技术大学 | 太阳能光热储能干燥房系统及使用方法 |
| CN110579025A (zh) * | 2019-09-22 | 2019-12-17 | 安徽上造智能设备科技有限公司 | 一种太阳能空气加热器及其工作方法 |
| CN110579025B (zh) * | 2019-09-22 | 2020-11-24 | 安徽上造智能设备科技有限公司 | 一种太阳能空气加热器及其工作方法 |
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