JP2001059495A - 水中電動ポンプの自動運転用脱着式液位検出具 - Google Patents

水中電動ポンプの自動運転用脱着式液位検出具

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JP2001059495A
JP2001059495A JP11235132A JP23513299A JP2001059495A JP 2001059495 A JP2001059495 A JP 2001059495A JP 11235132 A JP11235132 A JP 11235132A JP 23513299 A JP23513299 A JP 23513299A JP 2001059495 A JP2001059495 A JP 2001059495A
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JP
Japan
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liquid level
level sensor
pump
automatic operation
signal
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Application number
JP11235132A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Kubo
泰人 窪
Kenji Sato
賢司 佐藤
Masayuki Fukushima
正之 福島
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液位の制御幅が大きい場合でも長い電極棒や
リード線を必要とすることなく、小型に形成されて取付
けの安定性に優れ、且つ、精度の高い液位制御を行わせ
ることのできる水中電動ポンプの自動運転制御用脱着式
液位検出具を提供する。 【構成】 光電式の上部液位センサー2Aと下部液位セ
ンサー2Bを僅かな間隔を距てて対設させた保持体1内
にポンプモータの自動運転回路3を収容し、保持体基部
1aを水中電動ポンプ上面への取付部に形成し、上部液
位センサー2AのON信号によりポンプモータが起動
し、上部液位センサー2AのOFF信号検出後」下部液
位センサー2BのOFF信号検出までに要した時間t1
を基準として、所定の停止レベルLまで液位が低下する
時間t2を演算し、該演算した時間t2を限度としてポ
ンプモータの運転が継続し、タイムアップによりポンプ
モータが停止するよう回路設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、水中電動ポンプの自動運
転用脱着式液位検出具に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、水中電動ポンプの自動
運転用液位検出には、主に電極式やフロート式の液位セ
ンサーが用いられ、いずれの場合も制御液位とセンサー
位置とが等高位置に設定された直接検出方式が採られて
いた。そのため、ポンプモータの起動・停止の制御幅が
大きい場合には、電極式にあってはその制御幅をカバー
するだけの長い電極棒が下部液位センサーに必要とな
り、検出装置の大型化、取付けの不安定さ、外部からの
衝撃により損傷を受けやすい等の問題がある。また、フ
ロート式にあってはリード線の導出を長くしなければな
らず、リード線が長くなればフロートの傾動作用が不安
定となって内装電気開閉機構のON−OFF切り換えが
適確に行えず、さらにはリード線の絡み付きを生じるこ
ともある。
【0003】また、ポンプモータ起動のためのON信号
は液位センサーで与え、停止信号は同センサーによるO
FF信号の発信後タイマーで一定時間運転を続けた後停
止させるという方式のものも存在するが、一律のタイマ
ー設定のため、タイムアップ位置が本来停止して欲しい
所望の停止位置と必ずしも一致せず、精度の高い液位制
御を行わせることはできない。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、起動・停止の制御幅が
大きい場合でも電極棒を長くしたりフロートのリード線
を長く導出するという煩雑な作業を必要とせず、小型に
形成されて取付けの安定性に優れ、且つ、精度の高い液
位制御を行わせることのできる、水中電動ポンプの自動
運転用脱着式液位検出具を提供することにある。
【0005】
【発明の構成】本発明に係る水中電動ポンプの自動運転
用脱着式液位検出具では、上部液位センサーと下部液位
センサーを上下方向に僅かな間隔を距てて対設させた保
持体内にポンプモータの自動運転回路を収容し、上記保
持体の基部は水中電動ポンプ上面の電源コード引出口と
重合せられ定着具により脱着される取付部に形成され、
該取付部には前記自動運転回路からの引出線を導出させ
る導出孔を縦設して該導出孔を前記電源コード引出口上
と重合させ、前記自動運転回路からの引出線を電源コー
ドの分割芯線およびモータ側引出線へそれぞれ接続具に
より分離可能に接続し、且つ、導出孔上から水密構造体
を介して電源コードを導出させた状態により前記保持体
基部を引出口上に装着させるよう構成した水中電動ポン
プの自動運転用脱着式液位検出具において、前記自動運
転回路はマイクロコンピュータ搭載の制御回路部および
開閉部を有し、前記液位センサー発光素子と受光素子を
プリズムの一面へ対向させるよう並設してなる光電式の
液位センサーであり、液位上昇時に上部液位センサーの
ON信号によりポンプモータが起動し、液位下降時に上
部液位センサーのOFF信号検出後下部液位センサーの
OFF信号検出までに要した時間を基準として、予め定
められた所定の停止レベルまで液位が低下するのに要す
る時間を演算し、該演算した時間を限度としてポンプモ
ータの運転が継続し、タイムアップによりポンプモータ
が停止するよう回路設定されている。
【0006】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【0007】Pは本発明液位検出具の装着対象となる自
動式水中電動ポンプ、1は先端部下面から上部液位セン
サー2Aと下部液位センサー2Bを導出させた保持体で
あり、その中空部を利用してポンプモータの自動運転回
路3を内装させ、保持体1の基部1aは自動式水中電動
ポンプPの上面の電源コード引出口4と重合させる取付
部に形成され、該取付部には自動運転回路3からの引出
線を導下させると共に電源コード5を上導させるための
導出孔6が縦設されている。前記上部液位センサー2A
および下部液位センサー2Bは発光素子と受光素子をプ
リズム10の一面へ対向させるよう並設してなる光電式
の液位センサーであり、プリズム10の凸状背面が気中
に露出している間は発光素子から発する光信号はプリズ
ム10内で屈折して受光素子へ達し、プリズム10の凸
状背面が液中へ没することにより発光素子からの光信号
はプリズム10内を透過して受光素子に到達しなくなる
ものである。従って、ポンプ据付槽の液位が上昇してプ
リズム10が液中に没すれば光路が断たれて液位検出信
号を出力し、液位の下降でプリズム10が気中に露出す
れば光路が形成して液位検出信号は出力されなくなる。
つまり、液中ではON信号が検出され、気中ではOFF
信号が検出されることになる。そして両液位センサー2
A,2Bは上下方向に僅かな間隔を距てて対設され、ポ
ンプ設置槽内の液位上昇時に起動液位L1で水没した上
部液位センサー2AのON信号によりポンプモータが起
動し、液位下降時に離液した上部液位センサー2AのO
FF信号検出後下部液位センサー2Bの中間液位L2で
の離液によるOFF信号検出までに要した時間t1を基
準として、予め定められた所望の停止レベルLまで液位
が低下するのに要する時間t2を演算し、該演算した時
間t2を限度としてポンプモータの運転が継続し、タイ
ムアップによりポンプモータが停止するよう回路設定し
ておくのである。前記自動運転回路3はマイクロコンピ
ュータ搭載の制御回路部3aおよび開閉部3bを有して
いる。
【0008】図1に示すような非自動式水中電動ポンプ
P’に本発明液位検出具を装備させるについては、電源
コード5の各分割芯線をそれぞれモータ側引出線から分
離させ、電源コード5を抽脱して図2の状態とした後、
図3および図4に示す保持体1に縦設されている導出孔
6を電源コード引出口4上へ合致させ、一旦抽脱した電
源コード5を再び使用して、自動運転回路3からの引出
線を電源コード5の分割芯線およびモータ側引出線へそ
れぞれ接続端子や端子台等の接続具7により分離可能に
接続し、且つ、導出孔6上から栓状の水密構造体8を介
して電源コード5を導出させた状態により、保持体基部
1aの外側を締付ボルト等の定着具9により定着させれ
ば、先端部が側方へ張出された態様で液位検出具が装備
され、非自動式水中電動ポンプP’が図5および図6に
示す自動式水中電動ポンプPに変換されることになる。
【0009】本発明液位検出具の装備された自動式水中
電動ポンプPを非自動式として使用する場合には、図2
のように保持体1の基部1aを引出口4上から取外し、
且つ、電源コード5の分割芯線をモータ側引出線へ接続
具7により分離可能に接続した状態で、引出口4から水
密構造体8を介して電源コード5を導出させれば、図1
に示す非自動式水中電動ポンプP’が構成されるのであ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明液位検出具によれば、ポンプの起
動・停止の制御幅が大きい場合でも電極棒を長くしたり
フロートのリード線を長く導出するという煩雑な作業を
必要とせず、小型に形成されて取付けの安定性に優れ、
且つ、精度の高い液位制御を行わせることができるな
ど、幾多の効果を生じるのである。
【0011】更にまた、既製の非自動式水中電動ポンプ
に本発明液位検出具を取付けるのみで直ちに自動式水中
電動ポンプとして使用でき、また、これを取外すことに
よって元の非自動式水中電動ポンプに復させることもで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液位検出具の装着対象となる非自
動式水中電動ポンプの要部縦断側面図である。
【図2】図1の非自動式水中電動ポンプから電源コード
を抽脱した状態を示す要部縦断側面図である。
【図3】本発明液位検出具の要部縦断側面図である。
【図4】本発明液位検出具の平面図である。
【図5】図2の状態から本発明液位検出具の装着により
構成された自動式水中電動ポンプの要部縦断側面図であ
る。
【図6】図5に示した自動式水中電動ポンプの外観側面
図である。
【図7】本発明液位検出具における光電式液位センサー
の光路形成を示した説明図である。
【図8】本発明液位検出具を装着した自動式水中電動ポ
ンプの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 保持体 1a 基部 2A 光電式の上部液位センサー 2B 光電式の下部液位センサー 3 ポンプモータの自動運転回路 3a マイクロコンピュータ搭載の制御回路部 3b 開閉部 4 電源コード引出口 5 電源コード 6 導出孔 7 接続具 8 水密構造体 9 定着具 10 プリズム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部液位センサーと下部液位センサーを
    上下方向に僅かな間隔を距てて対設させた保持体内にポ
    ンプモータの自動運転回路を収容し、上記保持体の基部
    は水中電動ポンプ上面の電源コード引出口と重合せられ
    定着具により脱着される取付部に形成され、該取付部に
    は前記自動運転回路からの引出線を導出させる導出孔を
    縦設して該導出孔を前記電源コード引出口上と重合さ
    せ、前記自動運転回路からの引出線を電源コードの分割
    芯線およびモータ側引出線へそれぞれ接続具により分離
    可能に接続し、且つ、導出孔上から水密構造体を介して
    電源コードを導出させた状態により前記保持体基部を引
    出口上に装着させるよう構成した水中電動ポンプの自動
    運転用脱着式液位検出具において、前記自動運転回路は
    マイクロコンピュータ搭載の制御回路部および開閉部を
    有し、前記液位センサーは発光素子と受光素子をプリズ
    ムの一面へ対向させるよう並設してなる光電式の液位セ
    ンサーであり、液位上昇時に上部液位センサーのON信
    号によりポンプモータが起動し、液位下降時に上部液位
    センサーのOFF信号検出後下部液位センサーのOFF
    信号検出までに要した時間を基準として、予め定められ
    た所望の停止レベルまで液位が低下するのに要する時間
    を演算し、該演算した時間を限度としてポンプモータの
    運転が継続し、タイムアップによりポンプモータが停止
    するよう回路設定されていることを特徴とする、水中電
    動ポンプの自動運転用脱着式液位検出具。
JP11235132A 1999-08-23 1999-08-23 水中電動ポンプの自動運転用脱着式液位検出具 Pending JP2001059495A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006057571A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Tsurumi Mfg Co Ltd 水中ポンプ用水位検出ユニット
JP2009299670A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Tsurumi Mfg Co Ltd 電動ポンプの自動運転装置
JP2010007515A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Tsurumi Mfg Co Ltd 電動ポンプの自動運転装置

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