JP2001056587A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001056587A
JP2001056587A JP11232515A JP23251599A JP2001056587A JP 2001056587 A JP2001056587 A JP 2001056587A JP 11232515 A JP11232515 A JP 11232515A JP 23251599 A JP23251599 A JP 23251599A JP 2001056587 A JP2001056587 A JP 2001056587A
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JP
Japan
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photoconductor
unit
image forming
forming apparatus
developing
Prior art date
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Application number
JP11232515A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Yamanaka
俊彦 山中
Masanori Kawasumi
正則 川隅
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ホッパー中のトナー両の変動にかかわら
ず、感光体と現像ローラの当接圧を常に一定に保ち、常
時同一条件で静電潜像の現像を行い、安定した画像を形
成することが可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 現像ユニット7の両端部に3つ以上の基
準軸8を突設し、個々の基準軸8を水平方向に移動可能
に支持して位置決めする位置決め軸受け部材9を装置内
の基準軸8に一致する位置に固定し、基準軸8が位置決
め軸受け部材9上を往復運動可能な構成とすることによ
り、現像ユニット7全体を水平方向に往復運動可能に支
持し、さらに、現像ユニット7内の現像ローラ3を感光
体ドラム1に対して近接・離間するように水平方向に進
退可能に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等に用いられ、電子写真プロセスによ
って画像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において
は、実用上の取り扱いの容易さから、プロセスカートリ
ッジが多用されている。このようなプロセスカートリッ
ジの構成の一例について説明する。図5は、従来の画像
形成装置を示す概略断面図である。この画像形成装置
は、電子写真システム用EPカートリッジ93として一
体的に形成されており、潜像担持体である感光体ドラム
81、一次帯電ローラ82、トナーを感光体ドラム81
上に供給する現像ユニット87及びトナーを感光体ドラ
ム81上から除去するクリーニングブレード84等から
構成されている。このように、電子写真システム用EP
カートリッジ93は一般に、円筒状の感光体ドラム81
を備えた感光体ユニット86と現像ローラ83を備えた
現像ユニット87とを有し、現像ユニット87は、バネ
等で感光体ユニット側に押圧され、これにより、現像ロ
ーラ83が感光体ドラム1に圧接される構造となってい
る。現像ユニット87内では、トナーTは攪拌板95に
よって掬い上げられてトナー供給ローラ85へ搬送さ
れ、さらに現像ローラ83側へ搬送されて現像ローラ8
3上に汲み上げられ、トナー規制ブレード88によって
現像ローラ83上にトナーの薄層LTが形成される。現
像ローラ83、トナー供給ローラ85及びトナー規制ブ
レード88には現像バイアスが印加されており、現像ロ
ーラ83上の薄層トナーLTが帯電する。一方、電子写
真システム用EPカートリッジ93内の感光体ドラム8
1は、矢印の方向に回転しており、一次帯電ローラ82
により表面を一様に帯電された後、図示しないスキャナ
ーユニットから発信されたレーザ光94を照射されて表
面に静電潜像が形成される。この静電潜像に現像ローラ
83から潜像と同極性に帯電しているトナーが供給さ
れ、トナー像として可視画像化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような技術には次のような問題がある。従来の技術で
は、現像ホッパー中のトナーの消費変動に伴い、感光体
ドラムと現像ローラの当接圧に不均衡が生じていた。こ
のように、感光体と現像ローラとの当接圧の不均衡が生
じた場合、その程度が大きければ弊害として画像上にジ
ター等の欠陥が発生し、画像が不安定となる。本発明
は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、現像ホッパー中のトナーの消費変動にかかわら
ず、感光体と現像ローラの当接圧を常に一定に保つこと
を可能とし、これにより、常時同一条件で静電潜像の現
像を行い、安定した画像を形成することが可能な画像形
成装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の発明は、筐体内に収容
され、表面に静電潜像が形成され、回転自在に支持され
る感光体と、 前記感光体に対し、近接・離間可能に支
持され、前記感光体の表面に形成された静電潜像を現像
する現像剤担持体を有する現像ユニットと、 前記現像
剤担持体を前記感光体に押圧する押圧力付勢手段を備
え、一体的に形成された画像形成装置において、 前記
現像ユニットは、長手方向両端部の外側に突出する軸部
材を少なくとも3つ有し、 前記軸部材は、前記筐体内
の前記軸部材に一致する位置に互いに平行に設けられ
た、少なくとも3つの位置決め部材によって個々に支持
されると共に、位置決めされる画像形成装置を提供す
る。このような画像形成装置では、位置決め部材によ
り、現像ユニット全体が感光体に対して近接・離間する
ように水平方向に進退可能に保持されているため、現像
ホッパー内のトナー量の多少にかかわらず、感光体と現
像剤担持体の当接圧を常に一定に保ち、異常画像の発生
を防止することができる。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記軸部材が、
回転可能に支持されている請求項1に記載の画像形成装
置を提供する。このような画像形成装置では、回転可能
な軸部材が水平方向に延在する位置決め部材により、水
平方向に往復移動するように支持されているため、現像
ホッパー中のトナー量の多少にかかわらず、感光体と現
像剤担持体の当接圧は一定に保たれる。また、軸部材が
位置決め部材上を回転しながら移動するため、回転しな
い場合に比べて生じる摩擦力が小さく、上記のトナー量
の変化による当接圧の不均衡を防止する効果が高い。
【0006】請求項3に記載の発明は、筐体内に収容さ
れ、表面に静電潜像が形成される感光体を、回転自在に
支持する感光体ユニットと、 前記感光体に対し、近接
・離間可能に支持され、前記感光体の表面に形成された
静電潜像を現像する現像剤担持体を有する現像ユニット
と、 前記現像剤担持体を前記感光体ユニットに押圧す
る押圧力付勢手段を備え、一体的に形成された画像形成
装置において、 前記感光体ユニットと前記現像ユニッ
トは、前記感光体ユニットと前記現像ユニットに架け渡
されて固定され、回動可能に支持された少なくとも3つ
のアーム状支持部材によって、互いに平行となるよう
に、可動的に連結される画像形成装置を提供する。この
ような画像形成装置では、軸部材と位置決め部材による
接触負荷が生じないため、現像ホッパー中のトナー量の
変化による当接圧の不均衡を防止する効果が高い。
【0007】請求項4に記載の発明は、筐体内に収容さ
れ、表面に静電潜像が形成され、回転自在に支持される
感光体と、 前記感光体に対し、接触・離間可能に支持
され、前記感光体の表面に形成された静電潜像を接触現
像により現像する現像剤担持体を有する現像ユニット
と、 前記現像剤担持体を前記感光体に押圧する押圧力
付勢手段を備え、一体的に形成された画像形成装置にお
いて、 前記現像ユニットは、長手方向両端部の外側に
突出する軸部材を少なくとも3つ有し、 前記軸部材
は、前記筐体内の前記軸部材に一致する位置に互いに平
行に設けられた、少なくとも3つの位置決め部材によっ
て個々に支持されると共に、位置決めされる画像形成装
置を提供する。このような接触現像方式を採用する画像
形成装置は、感光体と現像剤担持体の当接圧の変化によ
る画像への影響を受けやすいが、本発明の請求項1に示
す位置決め手段を採用することにより、感光体と現像剤
担持体の当接圧を一定に保ち、良好な画像形成を行うこ
とが可能となる。
【0008】請求項5に記載の発明は、前記軸部材が、
回転可能に支持されている請求項4に記載の画像形成装
置を提供する。このような画像形成装置では、回転可能
な軸部材が水平方向に延在する位置決め部材により、水
平方向に往復移動するように支持されているため、現像
ホッパー内のトナー量の多少にかかわらず、感光体と現
像剤担持体の当接圧は一定に保たれる。また、軸部材が
位置決め部材上を回転しながら移動するため、回転しな
い場合に比べて生じる摩擦力が小さく、当接圧の変化に
よる画像への影響を受けやすい接触現像方式の画像形成
装置においても、上記のトナー量の変化による当接圧の
不均衡を防止する効果が高い。
【0009】請求項6に記載の発明は、筐体内に収容さ
れ、表面に静電潜像が形成される感光体を、回転自在に
支持する感光体ユニットと、 前記感光体に対し、接触
・離間可能に支持され、前記感光体の表面に形成された
静電潜像を接触現像により現像する現像剤担持体を有す
る現像ユニットと、 前記現像剤担持体を前記感光体ユ
ニットに押圧する押圧力付勢手段を備え、一体的に形成
された画像形成装置において、 前記感光体ユニットと
前記現像ユニットは、前記感光体ユニットと前記現像ユ
ニットに架け渡されて固定され、回動可能に支持された
少なくとも3つのアーム状支持部材によって、互いに平
行となるように、可動的に連結される画像形成装置を提
供する。このような構成とすることにより、軸部材と位
置決め部材による接触負荷が生じないため、感光体と現
像剤担持体の当接圧の変化による画像への影響を受けや
すい接触現像方式の画像形成装置においても、現像ホッ
パー中のトナー量の変化による当接圧の不均衡を効果的
に防止し、良好な画像を形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施形態を図に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の請求項1に記載の
画像形成装置の一実施形態を示す概略断面図(a)及び
概略平面図(b)である。この画像形成装置は、一体的
に形成された電子写真システム用EPカートリッジ13
であり、感光体ドラム1を回転可能に支持する感光体ユ
ニット6及びトナーを収容し、現像ローラ3を具備する
現像ユニット7から構成される。上記現像ユニット7
は、図示しないトナー搬送部材を備え、内部にトナーが
収容されるトナーホッパー10を有し、また、感光体ド
ラム1と近接対向する位置に現像ローラ3を有し、感光
体ドラム1と逆の方向に回転するように支持されてい
る。さらに、トナーホッパー10と現像ローラ3の間に
は、トナー供給ローラ5が配設されている。
【0011】感光体ドラム1と現像ローラ3の当接は、
感光体ユニット6と現像ユニット7の対向する面に固定
支持された押し当てバネ12及び2つのユニット6、7
の同側の外側面に架け渡されて固定された加圧バネ11
によって行われる。また、現像ユニット7の長手方向の
両側面には、長手方向の位置及び高さを変えた3つ以上
の基準軸8が側面の外側に突出するように設けられ、こ
れらの基準軸8に一致する位置の感光体ユニット6もし
くは装置本体には、基準軸8を支持して位置決めする位
置決め軸受け部材9が設置されている。基準軸8は、断
面の形状が半円形に形成され、位置決め軸受け部材9
は、基準軸8が水平方向に往復運動可能であるように、
それぞれ水平方向(図面の左右方向)に延在する形状に
形成され、互いに平行な位置に設置されている。そし
て、この位置決め軸受け部材9上に基準軸8が支持され
ることで、現像ユニット6全体が位置決め軸受け部材9
上に往復運動自在に保持されており、このような機構に
より、現像ローラ3が感光体ドラム1に対して近接及び
離間するように水平方向に進退可能に保持され、感光体
ドラム1と現像ローラ3の当接圧の不均衡によるジター
等の発生を防止し、安定した画像を得ることができる。
【0012】(第2の実施形態)請求項2に記載の画像
形成装置の一実施形態について説明する。図2は、この
画像形成装置を示す概略断面図である。この画像形成装
置は、一体的に形成された電子写真システム用EPカー
トリッジ33であり、感光体ドラム21を回転可能に支
持する感光体ユニット26及びトナーを収容し、現像ロ
ーラ23を具備する現像ユニット27から構成される。
感光体ドラム21と現像ローラ23の当接は、感光体ユ
ニット26と現像ユニット27の対向する面に固定支持
された押し当てバネ32及び2つのユニット26、27
の同側の外側面に架け渡されて固定された加圧バネ31
によって行われる。
【0013】現像ユニット27の長手方向の両側面に
は、設置位置の高さが一定で長手方向に並列する3つ以
上の基準軸28が側面の外側に突出するように設けら
れ、これらの基準軸28に一致する位置の感光体ユニッ
ト26もしくは装置本体には、基準軸28を支持して位
置決めする位置決め軸受け部材29が設置されている。
基準軸28は、断面の形状が円形に形成され、位置決め
軸受け部材29は、基準軸28が回転しながら水平方向
に往復運動可能であるように、それぞれ水平方向(図面
の左右方向)に延在する形状に形成され、互いに平行な
位置に設置されている。そして、この位置決め軸受け部
材29上に基準軸28が支持されることで、現像ユニッ
ト27全体が位置決め軸受け部材29上に往復運動自在
に保持され、このような機構により、現像ユニット27
全体が感光体ドラム21に対して近接及び離間するよう
に水平方向に進退可能に保持され、感光体ドラム21と
現像ローラ23の当接圧の不均衡によるジター等の発生
を防止し、安定した画像を得ることができる。また、上
記のように現像ユニット27に設けられた基準軸28が
回転可能に支持されており、位置決め軸受け部材29上
を回転しながら水平移動するため、移動時の摩擦力が小
さくなり、現像ホッパー30中のトナー重量の変化によ
る感光体ドラム21と現像ローラ23の当接圧の不均衡
によるジター等の不具合を防止し、良好な画像を安定し
て形成することができる。
【0014】(第3の実施形態)請求項3に記載の画像
形成装置について説明する。図3は、この画像形成装置
を示す概略断面図である。この画像形成装置は、一体的
に形成された電子写真システム用EPカートリッジ53
であり、感光体ドラム41を回転可能に支持する感光体
ユニット46及びトナーを収容し、現像ローラ43を具
備する現像ユニット47から構成される。感光体ドラム
41と現像ローラ43の当接は、感光体ユニット46と
現像ユニット47の対向する面に固定支持された押し当
てバネ52及び2つのユニット46、47の同側の外側
面に架け渡されて固定された加圧バネ51によって行わ
れる。
【0015】この画像形成装置は、長手方向の両端部で
感光体ユニット46と現像ユニット47に架け渡して回
転自在に支持されたリンク機構であるアーム状支持部材
48を3つ以上有し、互いに平行になるように配置さ
れ、これによって現像ユニット42は感光体ドラム41
吊り下げられて固定され、矢印の方向に移動可能とな
る。このアーム状支持部材48による位置決め機構で
は、前述の基準軸と位置決め軸受け部材による方法のよ
うに、基準軸と位置決め軸受け部材との接触負荷が生じ
ないため、現像ホッパー50内のトナー重量の変化によ
る当接圧の不均衡をより確実に防止し、感光体ドラム4
1と現像ローラ43の当接圧を常に一定に保つことがで
きる。これにより、感光体ドラム41と現像ローラ43
の当接圧の不均衡により発生するジター等の不具合を防
止することができ、良好な画像を安定して形成すること
ができる。
【0016】(第4の実施形態)請求項4に記載の画像
形成装置について説明する。図4は、この画像形成装置
を示す概略断面図である。この画像形成装置は、一体的
に形成された電子写真システム用EPカートリッジ73
であり、感光体ドラム61を回転可能に支持する感光体
ユニット66及びトナーを収容し、現像ローラ63を具
備する現像ユニット67から構成される。上記現像ユニ
ット67は、図示しないトナー搬送部材を備え、内部に
トナーが収容されるトナーホッパー70を有し、また、
感光体ドラム61と対向する位置に現像ローラ63を有
し、さらに、トナーホッパー70と現像ローラ63の間
には、トナー供給ローラ65が配設されている。この画
像形成装置では、現像ローラ63は感光体ドラム61と
の対向部で感光体ドラム61に接触するように配設さ
れ、感光体ドラム61と逆の方向に回転可能に支持され
ている。
【0017】現像ユニット67の長手方向の両側面に
は、設置の高さが一定で長手方向に並列する3つ以上の
基準軸68が側面の外側に突出するように設けられ、こ
れらの基準軸68に一致する位置の感光体ユニット67
もしくは装置本体には、基準軸68を支持して位置決め
する位置決め軸受け部材69が設置されている。基準軸
68は、断面の形状が正方形に形成され、位置決め軸受
け部材69は、基準軸68が水平方向に往復運動可能で
あるように、それぞれ水平方向(図面の左右方向)に延
在する形状に形成され、互いに平行な位置に設置されて
いる。この画像形成装置のように、接触現像によって画
像形成を行う装置では、感光体ドラム61と現像ローラ
63の当接圧の変化による画像への影響をより敏感に受
けるが、この位置決め軸受け部材69上に基準軸68が
支持されることで、現像ユニット67全体が往復運動自
在に支持され、感光体ユニット67に対して接触及び離
間するように水平方向に進退可能に保持される。そし
て、このような機構により、感光体ドラム61と現像ロ
ーラ63の当接圧の不均衡によるジター等の発生は防止
され、安定した画像が得られる。
【0018】なお、本実施形態では、基準軸68の断面
の形状を正方形とし、位置決め軸受け部材69上を往復
運動する構成としたが、本発明の画像形成装置は、これ
に限定されるものではなく、基準軸の断面の形状を円形
として位置決め軸受け部材上を回転しながら往復運動す
る構成や、感光体ユニットと現像ユニットにアーム状位
置決め部材を架け渡して位置決めを行う構成とした場合
にも、感光体ドラムと現像ローラの当接圧の不均衡を防
止し、接触現像を行う画像形成装置において安定した画
像形成を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、現像ユニットの両端部に3つ以上の基準軸を突
設し、個々の基準軸を水平方向に移動可能に支持して位
置決めする位置決め軸受け部材を装置内の基準軸に一致
する位置に固定し、基準軸が位置決め軸受け部材上を往
復運動可能な構成とすることにより、現像ユニット全体
を水平方向に往復運動可能に支持し、さらに、現像ユニ
ット内の現像ローラを感光体ドラムに対して近接・離間
するように水平方向に進退可能に保持する。これによ
り、現像ホッパー中のトナー量の多少にかかわらず、感
光体ドラムと現像ローラの当接圧を常に一定に維持し、
ジター等の異常画像の発生を防止することができる。
【0020】また、本発明の画像形成装置は、上記基準
軸が位置決め軸受け部材上を回転しながら往復運動する
構成とすることにより、基準軸の往復運動時にかかる摩
擦力を減少させ、これにより、現像ホッパー中のトナー
量の変化による感光体ドラムと現像ローラの当接圧の不
均衡をより確実に防止し、異常画像が発生しない良好な
画像形成を行うことができる。
【0021】さらに、本発明の画像形成装置は、回転自
在に接続されるリンク機構であるアーム状の支持部材を
感光体ユニットと現像ユニットに架け渡して少なくとも
3箇所にセットし、個々のアーム状支持部材が互いに平
行になるように感光体ユニットに固定し、現像ユニット
をアーム状支持部材によって吊り下げるように保持する
ことにより、現像ユニットを水平方向に往復運動して現
像ローラを感光体ドラムに対して近接・離間するための
支持部材による接触負荷の発生を回避し、円滑な移動に
より、現像ホッパー中のトナー重量の変化による感光体
ドラムと現像ローラの当接圧の不均衡を防止し、異常画
像の発生を防止することができる。
【0022】また、本発明の画像形成装置は、請求項
1、請求項2又は請求項3の構成を接触現像方式と組み
合わせることにより、現像ホッパー中のトナー重量の変
化による影響を受けやすい接触現像方式においても、感
光体ドラムと現像ローラの当接圧の不均衡を防止し、よ
り効果的に異常画像の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の画像形成装置の一実施形態を
示す概略断面図(a)及び概略平面図(b)である。
【図2】請求項2に記載の画像形成装置の一実施形態を
示す概略断面図である。
【図3】請求項3に記載の画像形成装置の一実施形態を
示す概略断面図である。
【図4】請求項4に記載の画像形成装置の一実施形態を
示す概略断面図である。
【図5】従来の画像形成装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、21、41、61、81 感光体ドラム 2、62、82 一次帯電ローラ 3、23、43、63、83 現像ローラ 4、24、64、84 クリーニングブレード 5、25、45、65、85 トナー供給ローラ 6、26、46、66、86 感光体ユニット 7、27、47、67、87 現像ユニット 8、28、68 基準軸 9、29、69 位置決め軸受け部材 10、30、50、70 現像ホッパー 11、31、51、71 加圧バネ 12、32、52、72、92 押し当てバネ 13、33、53、73 電子写真システムEPカート
リッジ 34、94 レーザ光 48 アーム状支持部材 88 トナー規制ブレード 95 攪拌板 LT 薄層トナー R 基準軸の回転方向 T トナー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に収容され、表面に静電潜像が形
    成され、回転自在に支持される感光体と、 前記感光体
    に対し、近接・離間可能に支持され、前記感光体の表面
    に形成された静電潜像を現像する現像剤担持体を有する
    現像ユニットと、 前記現像剤担持体を前記感光体に押
    圧する押圧力付勢手段を備え、一体的に形成された画像
    形成装置において、 前記現像ユニットは、長手方向両端部の外側に突出する
    軸部材を少なくとも3つ有し、 前記軸部材は、前記筐体内の前記軸部材に一致する位置
    に互いに平行に設けられた、少なくとも3つの位置決め
    部材によって個々に支持されると共に、位置決めされる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記軸部材は、回転可能に支持されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 筐体内に収容され、表面に静電潜像が形
    成される感光体を、回転自在に支持する感光体ユニット
    と、 前記感光体に対し、近接・離間可能に支持され、
    前記感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像
    剤担持体を有する現像ユニットと、 前記現像剤担持体
    を前記感光体ユニットに押圧する押圧力付勢手段を備
    え、一体的に形成された画像形成装置において、 前記感光体ユニットと前記現像ユニットは、前記感光体
    ユニットと前記現像ユニットに架け渡されて固定され、
    回動可能に支持された少なくとも3つのアーム状支持部
    材によって、互いに平行となるように、可動的に連結さ
    れることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 筐体内に収容され、表面に静電潜像が形
    成され、回転自在に支持される感光体と、 前記感光体
    に対し、接触・離間可能に支持され、前記感光体の表面
    に形成された静電潜像を接触現像により現像する現像剤
    担持体を有する現像ユニットと、 前記現像剤担持体を
    前記感光体に押圧する押圧力付勢手段を備え、一体的に
    形成された画像形成装置において、 前記現像ユニットは、長手方向両端部の外側に突出する
    軸部材を少なくとも3つ有し、 前記軸部材は、前記筐体内の前記軸部材に一致する位置
    に互いに平行に設けられた、少なくとも3つの位置決め
    部材によって個々に支持されると共に、位置決めされる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記軸部材は、回転可能に支持されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 筐体内に収容され、表面に静電潜像が形
    成される感光体を、回転自在に支持する感光体ユニット
    と、 前記感光体に対し、接触・離間可能に支持され、
    前記感光体の表面に形成された静電潜像を接触現像によ
    り現像する現像剤担持体を有する現像ユニットと、 前
    記現像剤担持体を前記感光体ユニットに押圧する押圧力
    付勢手段を備え、一体的に形成された画像形成装置にお
    いて、前記感光体ユニットと前記現像ユニットは、前記
    感光体ユニットと前記現像ユニットに架け渡されて固定
    され、回動可能に支持された少なくとも3つのアーム状
    支持部材によって、互いに平行となるように、可動的に
    連結されることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8019259B2 (en) 2009-02-06 2011-09-13 Ricoh Company, Limited Development device, process unit, and image forming apparatus

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