JP2001054683A - 独 楽 - Google Patents

独 楽

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JP2001054683A
JP2001054683A JP11231357A JP23135799A JP2001054683A JP 2001054683 A JP2001054683 A JP 2001054683A JP 11231357 A JP11231357 A JP 11231357A JP 23135799 A JP23135799 A JP 23135799A JP 2001054683 A JP2001054683 A JP 2001054683A
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憲 平田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 模様や形状等の形態を変更するのが容易な独
楽を実現する。 【解決手段】 独楽1は、分離可能な複数の部材、すな
わち、心棒2、胴体部3および取っ手部4を備え、胴体
部3は、さらに中心部5、外周部6および上縁部7に分
離可能である。これらの各部材は、螺旋部、すなわち雄
螺旋溝2b,5c,6dまたは雌螺旋溝4a,5b,6
c,7aを有しており、これらの雄螺旋溝2b,5c,
6dと、それらに対応する雌螺旋溝4a,5b,6c,
7aとが螺旋止めにより結合されて一体化している。こ
の独楽1は、部材のうちの一部を、それと同様の螺旋部
を有しかつ形態の異なる他の部材と螺旋部の取り外しに
より容易に交換することができるので、形態を容易に変
更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、独楽、特に、複数
の部材からなる独楽に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】玩具や遊技具として用いられ
る独楽は、各種の大きさや形状のものが多数知られてい
るが、通常は、円い木製の胴に心棒を貫いたものや、樹
脂材料を成形して胴部と心棒に相当する部分とを一体的
に形成したものなどである。このような各種の独楽は、
回転時の意匠を楽しむために、或いは喧嘩独楽などの競
技目的のために、各種の模様や形状からなる意匠を施さ
れている場合が多いが、これらは一定であって変更が困
難である。
【0003】本発明の目的は、模様や形状等の形態を変
更するのが容易な独楽を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の独楽は、互いに
分離可能な複数の部材を備えており、複数の部材のそれ
ぞれは、任意の形態に形成されかつ螺旋部を有してお
り、螺旋部により隣接する他の部材と結合されて一体化
している。
【0005】ここで、螺旋部の中心線は、通常、部材の
回転軸と一致している。また、複数の部材のうちの少な
くとも1つは、通常、形態が異なる他の部材に交換可能
である。
【作用】本発明の独楽は、分離可能な複数の部材を備
え、これらの部材が螺旋部により結合して一体化してい
るので、螺旋部による結合を解くと部材毎に分離するこ
とができる。また、分離された各部材は、螺旋部により
結合させると、再度元の独楽形状になる。この際、部材
の一部を交換すると、独楽の形態を変更することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照して、本発
明の実施の一形態に係る独楽を説明する。図において、
独楽1は、複数の部材、すなわち、心棒2、当該心棒2
が貫通する、概ね円錐形状に形成された胴体部3および
取っ手部4を主に備えている。
【0007】心棒2は、概ね円柱状の部材であり、一端
(図の下端)に尖頂部2aを有しておりかつ外周面に螺
旋部、すなわち雄螺旋溝2bが形成されている。また、
心棒2の他端(図の上端)には、水平方向に貫通孔2c
が形成されている。胴体部3は、分離可能な3種類の部
材、すなわち、中心部5、中心部5の外側に配置された
外周部6および外周部6の上部に配置された上縁部7を
備えている。
【0008】中心部5は、一端部(図の下端部)がテー
パー形状に形成された概ね円筒状の部材であり、軸心部
に上下方向に開口する貫通孔5aを有している。この貫
通孔5aは、直径が心棒2の外径と略同じに設定されて
おり、また、その内周面には、第1の螺旋部、すなわ
ち、心棒2の雄螺旋溝2bに対応する雌螺旋溝5bが形
成されている。また中心部5の外周面には、第2の螺旋
部、すなわち、雄螺旋溝5cが形成されている。
【0009】外周部6は、上面に円板状の起立部6aを
有する概ね円錐形状に形成されており、軸心部に上下方
向に開口する貫通孔6bを有している。この貫通孔6b
は、直径が中心部5の外径と略同じに設定されており、
また、その内周面には、第1の螺旋部、すなわち、中心
部5の雄螺旋溝5cに対応する雌螺旋溝6cが形成され
ている。また、起立部6aの外周面には、第2の螺旋
部、すなわち、雄螺旋溝6dが形成されている。
【0010】上縁部7は、円環状の部材であり、その内
周面に螺旋部、すなわち外周部6の起立部6aに形成さ
れた雄螺旋溝6dに対応する雌螺旋溝7aが形成されて
いる。
【0011】取っ手部4は、小型の円柱状の部材であ
り、内部に螺旋部、すなわち、心棒2の雄螺旋部2bに
対応する雌螺旋溝4aを有している。また、取っ手部4
には、水平方向に貫通孔4bが形成されている。この貫
通孔4bは、心棒2側に形成された貫通孔2cと共に、
一連の貫通孔を形成している。
【0012】このような独楽1において、心棒2の雄螺
旋溝2bに対して胴体部3の中心部5の雌螺旋溝5bが
螺旋止めされており、これにより、心棒2の尖頂部2a
および貫通孔2c側端部がそれぞれ中心部5の図下部お
よび上部から突出するように心棒2と中心部5とが結合
されている。また、中心部5の雄螺旋溝5cに対して外
周部6の雌螺旋溝6cが螺旋止めされており、これによ
り、外周部6と中心部5とが結合している。さらに、外
周部6の雄螺旋溝6dに対して上縁部7の雌螺旋溝7a
が螺旋止めされており、これにより、外周部6と上縁部
7とが結合している。さらに、心棒2の上端部の雄螺旋
溝2bに対して取っ手部4の雌螺旋溝4aが螺旋止めさ
れており、これにより、取っ手部4と心棒2とが結合し
ている。すなわち、心棒2、胴体部3の中心部5、外周
部6および上縁部7、並びに取っ手部4は、隣接する他
の部材に対して螺旋止めにより結合されており、これに
よって一体化している。
【0013】なお、上述のような各部材、すなわち、心
棒2、中心部5、外周部6、上縁部7および取っ手部4
のそれぞれに設けられた螺旋部の中心線は、各部材の回
転軸Cと一致している。
【0014】上述のような独楽1において、心棒2、中
心部5、外周部6、上縁部7および取っ手部4の各部材
は、例えば合成樹脂を用いて形成されている。ここで、
中心部5の表面には、所望の模様8が付与されている。
また、外周部6は、例えば透明の樹脂を用いて形成され
ており、表面部に所望の模様9が付与されている。
【0015】この独楽1を使用する場合は、例えば、心
棒2の尖頂部2aを床などの平面上に押し付けながら、
取っ手部4を指先で抓んで回転させる。或いは、古典的
な独楽のように、紐を用いて回転させる。独楽1は、こ
のような回転操作によって回転するが、この際、中心部
5の模様8および外周部6の模様9が回転模様を形成す
る。ここで、中心部5の模様8による回転模様は、透明
樹脂からなる外周部6を通して鑑賞することができるの
で、独楽1の回転時には、模様8および模様9による立
体的な回転模様を楽しむことができる。
【0016】また、この独楽1は、心棒2の貫通孔2c
と取っ手部4の貫通孔4bとにより形成された一連の貫
通孔を有しているため、この貫通孔に鎖等を装着する
と、鞄などの小物に取付けるためのアクセサリーとして
利用することもできる。
【0017】本実施の形態に係る独楽1は、各部材間の
螺旋部による結合を解くと各部材を個々に分離すること
ができる。一方、分離された各部材は、螺旋部により相
互に結合させると、再び元の独楽1になる。この際、各
部材は、特別な工具を用いなくても分解または結合する
ことができる。また、各部材は、螺旋部の中心線が上述
のように各部材の回転軸Cと一致しているので、螺旋部
を結合させて組み上げるだけで回転軸が他の部材の回転
軸と自動的に一致することになり、安定な独楽1を容易
に構成することができる。
【0018】なお、分離された部材を再度結合させて独
楽1を組み上げる際には、部材の一部を他の部材に変更
することができる。例えば、外周部6を、異なる模様が
付与された他のものに交換することができる。この場
合、独楽1は、異なる回転模様を楽しむことができる新
たな独楽になる。また、上縁部7を、外周部分のみの形
状が異なる他のもの、例えば、図3に示すような外周部
分から水平方向に突出する突起7bを有する他の上縁部
17に交換することもできる。この場合、独楽1は、上
縁部7を上縁部17に交換するだけで、外観形態が全く
異なる新たなものになる。
【0019】本実施の形態の独楽1は、上述のように、
各部材が螺旋部により相互に結合しているため、容易に
分解することができ、部材の一部を模様や形状等の形態
が異なる他の部材に容易に変更することができる。した
がって、この独楽1は、色彩、模様および形状等が異な
る多種類の交換用部材を用意しておけば、使用者の美的
感覚や嗜好等に応じ、自由に個性的な意匠に組み上げる
ことができる。また、その結果、この独楽1は、単に玩
具としてや競技用として用いられるだけではなく、個人
毎の嗜好に応じたアクセサリーとして活用することもで
きる。
【0020】なお、ここで用いる交換用部材は、上述の
各種部材と同様に他の部材と結合するための雄螺旋溝や
雌螺旋溝等の螺旋部を有し、しかも、その螺旋部の中心
線がその回転軸と一致するものである。このような交換
用部材は、螺旋部によって他の部材と組み合わせるだけ
で、自動的に他の部材と回転軸が一致することになるの
で、安定した独楽を容易に構成することができる。
【0021】〔他の実施の形態〕上述の実施の形態で
は、中心部5の表面に模様8を付与し、外周部6を透明
に形成しかつ表面に模様9を付した場合について説明し
たが、独楽1を構成する各部材の形態はこれに限定され
るものではない。例えば、すべての部材を色彩が異なる
透明の合成樹脂を用いて構成した場合も本発明を同様に
実施することができる。また、上述の実施の形態では、
上縁部7を外観形状の異なる上縁部17に変更する場合
について説明したが、上縁部7以外の他の部材を形状等
の異なる他の部材に交換することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明の独楽は、分離可能な複数の部材
を備え、各部材が螺旋部により他の部材と結合されて一
体化しているので、部材の組合せにより模様や形状等の
形態を容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る独楽の縦断面図。
【図2】前記独楽の分解斜視図。
【図3】前記独楽に用いられる他の部材の斜視図。
【符号の説明】
1 独楽 2 心棒 3 胴体部 4 取っ手部 5 中心部 6 外周部 7 上縁部 2b,5c,6d 雄螺旋溝 4a,5b,6c,7a 雌螺旋溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに分離可能な複数の部材を備え、 複数の前記部材のそれぞれは、任意の形態に形成されか
    つ螺旋部を有しており、前記螺旋部により隣接する他の
    前記部材と結合されて一体化している、独楽。
  2. 【請求項2】前記螺旋部の中心線が前記部材の回転軸と
    一致している、請求項1に記載の独楽。
  3. 【請求項3】複数の前記部材のうちの少なくとも1つ
    は、形態が異なる他の部材に交換可能である、請求項1
    または2に記載の独楽。
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