JP2001053752A - 交換機およびアドレス解決方法 - Google Patents

交換機およびアドレス解決方法

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JP2001053752A
JP2001053752A JP22402199A JP22402199A JP2001053752A JP 2001053752 A JP2001053752 A JP 2001053752A JP 22402199 A JP22402199 A JP 22402199A JP 22402199 A JP22402199 A JP 22402199A JP 2001053752 A JP2001053752 A JP 2001053752A
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data
packet
port
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Ryusuke Saruwatari
隆介 猿渡
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Sony Corp
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    • H04L49/3081ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
    • H04L49/309Header conversion, routing tables or routing tags
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5638Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
    • H04L2012/5665Interaction of ATM with other protocols
    • H04L2012/5667IP over ATM

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATMを含む、一般的なラベル書き換え型の
データリンクにおいて上位プロトコルを効率的に転送す
る。 【解決手段】 交換部40は、ポートから入力したパケ
ットのラベルを交換して他のポートに出力する。交換部
40内には入出力ポート、ラベル等のVC情報を記述す
るVCテーブルを記録する、VCテーブル用メモリ41
が設けられる。また、交換部40とARP処理部42と
の間で、経路をR1,R2を介してARPパケットの送
受信がなされる。ARP処理部42には、アドレス学習
テーブルが記録されるアドレステーブル用メモリ43が
接続されている。アドレス学習テーブルは、システム内
の各端末と交換機内の各ポートとの対応関係に係る情報
を記述する。VCテーブルおよびアドレス学習テーブル
の内容は、端末間でARP要求/応答パケットの送受信
が行われる毎に追加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばATM(A
synchronous Transfer Mode)等のラベル書き換え型のデ
ータリンク処理に係る交換機およびアドレス解決方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ATM等のラベル書き換え型の転送方式
を使用したデータリンク技術においては、Ethernet等と
は異なり、転送されるフレーム(ATMではセル)中に
は、宛先を直接指定するアドレスは書かれない。それに
代わって、宛先の特定は、フローを識別するラベル(A
TMではVPI/VCI)に基づいてなされる。このた
め、送信側では、データを送信する前に、(a)ラベル
と宛先の関係を交換機上に設定する手順(シグナリン
グ)を実行するか、または、(b)予め静的に対応づけ
を設定しておかなければならない。
【0003】一方、ATM、Ethernet等のデータリンク
上でIP等の上位プロトコルを転送する際には、上位プ
ロトコルで使用されるアドレスをデータリンクで使用さ
れるアドレス(またはラベル)に対応付ける、アドレス
解決という手順が必要となることがある。Ethernetにお
けるIPのアドレス解決およびフレーム等の情報の集合
体であるパケットの転送は、Ethernetのブロードキャス
ト型転送方式を利用した、比較的単純な方法で従来から
実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、ATM
において標準とされているアドレス解決方法である、I
P over ATMを行う場合には、アドレス解決を
実現するためのサーバを備えた構成とする必要があると
共に、複雑なシグナリングおよび経路制御プロトコルの
実装を必要とする。また、かかる場合には、シグナリン
グを何度も実行しなければない。このように、IP o
ver ATMにおいては、装置の構成が複雑となる
点、処理手順が煩雑となる点等の問題があった。
【0005】ATMの技術において、ブロードキャスト
転送に基づいて、複雑な経路制御プロトコルを行うこと
無くシグナリングを行い、IP等の上位プロトコルを転
送する方法が提案されている(特開平10−17366
7号公報参照)。しかし、かかる提案においては、交換
機でコピーされるシグナリング用パケットの数を削減す
る方法については言及されていない。また、かかる提案
においては,アドレス解決プロトコル(Adress Resolut
ion Protcol :以下ARPと表記する)を代理で処理す
る、proxy ARPの機能についても言及されてい
ない。さらに、かかる提案はATMに焦点を当ててい
る。
【0006】従って、この発明の目的は、ATMに限ら
ない、一般的なラベル書き換え型のデータリンクを行う
に際して、IP等の上位プロトコルの効率的な転送を実
現することが可能な交換機およびアドレス解決方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デー
タを受信し、受信したデータに基づく所定の処理を行う
機能、および/またはデータを生成し、生成したデータ
を送信する機能を有する複数個の端末を含むシステム内
でデータの交換に係る処理を行う交換機において、受信
したデータに基づいてシグナリングおよびアドレス解決
プロトコルを行う宛先特定手段と、宛先特定手段の動作
に関連する情報を記憶するメモリと、データの送信およ
び/または受信に供する複数個のポートを有し、宛先特
定手段の動作結果に基づいて、複数個のポートの内から
データの送信に供するものを選択するようになされたデ
ータ交換手段とを有することを特徴とする交換機であ
る。
【0008】請求項15の発明は、データを受信し、受
信したデータに基づく所定の処理を行う機能、および/
またはデータを生成し、生成したデータを送信する機能
を有する複数個の端末を含むシステムにおけるアドレス
解決方法において、受信したデータに基づいてシグナリ
ングおよびアドレス解決プロトコルを行う宛先特定ステ
ップと、宛先特定ステップにおける処理に関連する情報
を記憶する記憶ステップと、宛先特定ステップの結果に
基づいて、複数個のポートの内からデータの送信に供す
るものを選択するステップとを有することを特徴とする
アドレス解決方法である。
【0009】以上のような発明によれば、送信されるデ
ータの宛先を特定する処理に関連して、アドレス解決を
行うために必要な情報を、メモリに蓄積することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明を適用することができ
る、複数個の交換機がスター状に接続されてなるネット
ワークの一例を図1に示す。このネットワークの一例
は、6個の交換機10、11、12、13、14、15
と、5個の端末20、21、22、23、24とを有す
る。この発明は、図1に示すようなネットワークが1つ
のLAN(LAN) を構成する時に、その中でIP等の上位
層のパケットの受け渡しを行うための、アドレス解決お
よびパケット送受信を行うものである。
【0011】図1における交換機10〜15としては、
ラベル書き換え型の転送方式を用いたものを使用するこ
とができる。すなわち、これらの各交換機は、ATM等
においてセル毎に付加されるラベル(VPIとVCI)
に基づいてその宛先を判別すると同時に、ラベルの書き
換えを行う機能を有する。ここで、セル毎に付加される
ラベルは直接相手のアドレスを指定するものではない。
このため、従来から知られている一般的な送受信におい
ては、データの送信に先立って送信側でシグナリングを
実行する必要があった。この発明は、シグナリングを行
う必要を無くすものである。
【0012】一方、Ethernetでも、図1に示したような
ネットワークを構成することは可能であるが、Ethernet
はラベル交換ではなく直接MAC(Media Access Contro
l)アドレスを指定する方式であるため、一般的にはこの
発明の適用対象とはならない。但し、MPLS(Multi-
Protocol Label Switching) 等の技術を用いてEthernet
フレームにもラベルを付加する場合があるが、このよう
な場合にはこの発明の適用対象となる。
【0013】ところで、一般的なスター型のネットワー
クトポロジーを考えた場合、交換機の間の接続において
ループが生じ得る。例えば、図1に示したネットワーク
の一例では、交換機10、11、13によってループが
形成されており、また、交換機11、13、15によっ
てループが形成されている。後述するように、この発明
における処理手順では、ネットワーク内にループが生じ
ている場合にはパケットの転送が際限なく発生する可能
性がある。このような問題を未然に回避するために、ス
パニングツリーアルゴリズム等の方法で枝刈りを行った
上でこの発明を適用することが妥当である。
【0014】枝刈りの一例を図2に示す。ループを含む
ネットワークの一例を図2Aに示す。8個の交換機3
0、31、32、33、34、35、36、37を有す
るネットワークにおいて、点線の矢印で示すように、交
換機30、31、34、33がループをなし、交換機3
1、34、35がループをなし、また、交換機34、3
3、36、35がループをなす。この場合、例えば交換
機31と34との間の接続、交換機31と35との間の
接続、交換機33と36との間の接続をそれぞれ除去す
ることにより、ループを取り除くことができる。この様
子を図2Bに示す。ここで、除去された接続を一点鎖線
で示す。なお、スパニングツリーアルゴリズム等の枝刈
りを行うための方法は、周知技術なのでここでは説明を
省略する。以下の説明は、枝刈りが既になされ、ループ
が取り除かれたネットワークを前提として行う。
【0015】次に、この発明の一実施形態において使用
されることが可能なパケットフォーマットについて説明
する。ここで、パケットとはデータリンクにおける転送
単位であり、ATMの場合にはATMセル、Ethernetの
場合にはEthernetフレームに相当する。また、全体のパ
ケット長については特に限定されない。また、パケット
長は固定長であっても良いし、可変長であっても良い。
例えばATMの場合、パケット長は53バイトの固定長
となる。
【0016】また、ヘッダとペイロードの境界について
も、特に限定されない。図3Aに示すように、パケット
は、packet type, label, dst address, src address,
Q OS information, broadcast, requested label, misc
の各フィールドに分割される。これらの各フィールド
の長さ、配置(順序関係)、およびこれら各フィールド
の何れが本来のパケットヘッダ(あるいはトレーラ)に
含まれるかは限定されない。例えばATMの場合、labe
l はVPI/VCI としてヘッダ内に含まれるが、dst/src ad
dress は本来のATMのセルヘッダには含まれないので
ペイロード部分に含めることになる。また、上述のフィ
ールドの全てがパケット内に含まれる必要は必ずしも無
く、パケット毎に必要に応じて除外されるフィールドが
あっても良い。実際、ARPに無関係な通常のデータパ
ケットには、図3Aに示すような各フィールドはほとん
ど含まれない。
【0017】以下、図3Aに沿って各フィールドについ
て説明する。packet type にはパケットの種別が記述さ
れる。また、packet type には、各フィールドの内でそ
のパケットに実際に含まれているフィールドの種類が記
述される。また、packet type には、そのパケットがA
RP応答パケットであるかARP要求パケットである
か、あるいは通常のデータパケットであるかが記述され
る。さらに、packet type には、dst address またはsr
c address がどの上位層のものであるかが記述される。
【0018】次に、label には、このパケットが何れの
フローに属するかを識別する情報が記述される。label
は、そのパケットが交換機を通過する毎に変更され得
る。label は、例えばATMの場合にはVPI/VCI
に相当する。label によって識別されるフローを以下、
VC(Virtual Channel) と表記する。後述するように、
VCは本来、ATMにおける用語であるが、ここでは、
label によって識別されるフローを意味するものとす
る。
【0019】次に、dst address には、そのパケットを
受信する端末、あるいはproxyARPである時には
代理される端末の上位アドレスが記述される。例えば、
受信すべき端末のIPアドレスが書き込まれる。一方、
src address は、そのパケットを送信した端末、あるい
はproxy ARPである時には代理される端末の上
位アドレスが記述される。例えば、送信した端末のIP
アドレスが書き込まれる。
【0020】次に、QoS information には、新たに確立
するVCに設定すべきQoS に関する情報(帯域、遅延
等)が記述される。また、broadcast には、そのパケッ
トがARP要求パケットである時に指定されるフラグが
記述される。このフラグは通常はoffとされるが、各
交換機での転送を必ずブロードキャストにより、(学習
機能を用いずに)行わせたい場合にonとされる(この
点については後述する)。また、requested label に
は、シグナリングにおいて設定されたVCのラベルが記
述される。また、miscはその他のデータである。miscは
空であっても良い。
【0021】ATMのような最大53バイトセルによる
方式等においては、図3Aを参照して上述したようなパ
ケットの長さがある程度以上長い場合には、1セルに収
まらない場合がある。そのような場合、1つ以上のセル
から構成される列を図3Aのパケットと見なすような適
切なマッピング方式を用いるものとし、以下の説明にお
いては、そのようなセル列を改めて「パケット」と称す
る。このようなパケットについて、「送信」とは、当該
パケットをセル列に分割し、最後のセルまでを送る処理
を指すものとする。また、このようなパケットについ
て、「受信」とは、当該パケットを構成するセル列の最
後のセルまでを受信してリアセンブルする処理を指すも
のとする。
【0022】図3Aを参照して上述したようなパケット
フォーマットをATMを前提として具体化したパケット
フォーマットの一例を図3Bに示す。GFC、VPI、
VCI、HECがATMヘッダに含まれる。そして、pa
cket type ,dst address ,src address ,QoS inform
ation ,broadcast ,requested label がペイロード部
に含まれる。また、ペイロード部には、miscも含まれ
る。GFC(Generic Flow Control)には、一般的なフロ
ー制御に係る情報が記述される。VPI(VirtualPath I
dentifier) には、仮想パスの識別に係る情報が記述さ
れる。また、VCI(Virtual Channel Identifier)に
は、仮想チャンネルの識別に係る情報が記述される。上
述したように、VPIとVCIとが図3Aにおけるlabe
l に相当する。また、HEC(Header Error Control)
は、ヘッダにおける誤り制御に係る情報が記述される。
【0023】次に、図3Aを参照して上述したようなパ
ケットフォーマットをMPLS対応のEthernetを前提として
具体化した、パケットフォーマットの他の例を図3Bに
示す。Ethernetヘッダ部内に、preamble,destination a
ddress(MAC), source address(MAC)およびtypeが含まれ
る。また、Shim header, packet type, dst address,sr
c address, QoS information,broadcast ,requested
label, misc がペイロード部に含まれる。ここで、Shim
header 内に記述されているラベルが図3Aにおけるla
bel に相当する。
【0024】この発明の一実施形態の全体的な構成の一
例を図4Aに示す。交換部40は、ATM交換機におけ
るswitching fabricと同様のものであり、ポートから入
力したパケットのラベルを交換して他のポートに出力す
る交換処理を行う。また、交換部40内には、VCテー
ブル用メモリ41が設けられている。VCテーブル用メ
モリ41には、入出力ポート、ラベル等のVC情報を記
述するVCテーブルが記録される。VCテーブルの一例
を図4Bに示す。入力側のポート、ラベル、出力側のポ
ート、ラベル、およびその他の情報(QoS情報等)が
順に記録される。入力側のポート、ラベル、出力側のポ
ート、ラベル、その他の情報をそれぞれ、i,M,j,
L,Qと表記し、これらの情報の組によって特定される
エントリを(i,M,j,L,Q)と表現することがで
きる。なお、CBRはConstant Bit Rate を意味し、ま
た、UBRはUuspecified Bit Rateを意味する。
【0025】また、交換部40は、ARP処理部42と
接続され、交換部40とARP処理部42との間でAR
Pパケットが送受信される。この際の送受信経路をR
1,R2として示した。また、ARP処理部42には、
アドレステーブル用メモリ43がさらに接続されてい
る。アドレステーブル用メモリ12には、アドレス学習
テーブルと称されるテーブルが記録されている。アドレ
ス学習テーブルには、そのテーブルを管理するARP処
理部(図4Aに示した構成においてはARP処理部4
2)に対応する交換部(図1に示した構成においては交
換部40)内のポートとシステム内の各端末との対応関
係が記述されている。
【0026】例えば、ポート0,1,2,‥‥,n−1
のn個の外部ポートを有する交換機の場合、各ポート毎
にその先に接続されている端末の上位アドレスに関連す
るデータがアドレス学習テーブルに登録される。より具
体的には、各上位アドレスに対応してキーと称されるデ
ータが各ポートに対応して登録される(図4C参照)。
ここで、外部ポート0に対応するキーと、外部ポートn
−2に対応するキーとに、キーK3(下線を付して示
す)が共通に含まれている。このような状況をキーの衝
突と称する(これについては後述する)。アドレステー
ブル用メモリ12には、一般的に複数個のアドレス学習
テーブルが記録される(図4D参照)。これは、複数個
の上位層のARPを処理する際に、各プロトコル毎にテ
ーブルを管理する必要があることに対応するためである
(この点については後述の図10参照)。
【0027】ARP処理部42は、VCテーブルやアド
レス学習テーブルの参照および更新を必要に応じて行
う。ARP処理部42について図5を参照してより詳細
に説明する。ARP処理部42は、パケット受信部5
0、アドレステーブル更新部51、ARP要求処理部5
2,ARP応答処理部53、およびパケット送信部54
を有する。パケット受信部50およびパケット送信部5
4は、図4Aを参照して上述したように、経路R1およ
びR2に沿ってパケットの送受信を交換部40との間で
行う。なお、ATM等に係るシステムにおいては、1個
のセルで間に合わない場合等、必要に応じてパケット受
信部50によるリアセンブル、パケット送信部54によ
るセグメンテーション等の処理が行われる。
【0028】アドレステーブル更新部51は、受信した
ARPパケットに書かれている送信元アドレスに基づい
てアドレスの学習を行うことにより、アドレス学習テー
ブルを更新する(アドレステーブルとの交信を符号a3
を付した矢印で示す)。また、ARP要求処理部52
は、受信したパケットがARP要求であった場合に対応
する処理を行い、アドレステーブルの参照(アドレステ
ーブルとの交信を符号a1を付した矢印で示す)、およ
びパケットの転送を行う。また、ARP応答処理部53
は、受信したパケットがARP応答であった場合に対応
する処理を行い、アドレステーブルおよびVCテーブル
の参照(アドレステーブル,VCテーブルとの交信をそ
れぞれ、符号a2、vを付した矢印で示す)、およびパ
ケットの転送を行う。
【0029】ARP処理部42と交換部40との接続に
ついてより詳細に説明する。第1の接続方法として、交
換部40の外部ポートと機能的に区別の無い内部ポート
を介して接続する方法がある。この場合、交換部40
は、VCテーブルに基づいて外部ポート間でのスイッチ
ングを行うのと同一の方法で外部ポートと内部ポートと
の間でのパケット交換を行う。この場合、VCテーブル
は、次のような3個の条件を満たすように設定される必
要がある。
【0030】まず、パケット受信部50が受信したパケ
ットが交換部40の何れのポートに到着したものである
かを識別できる必要がある。また、交換部40に到着し
たARPパケットが正しくARP処理部42に到着する
ようなされていること、さらに、パケット送信部54が
送信したいパケットが交換部40の何れのポートを介し
て送信されるかを指定できるようになされていることが
必要がある。このように設定されたVCテーブルの例を
図6に示す。ここでは、受信ポートおよびそれに対応す
るVPI、VCI、並びに、送信ポートおよびそれに対
応するVPI、VCIが設定されている。このような第
1の接続方法を採用する場合、端末と交換機との間、あ
るいは複数個の交換機の間では、予め定められたラベル
によって指定されるVC(例えばlabel =5)を通して
ARPパケットを送受信することになる。
【0031】第2の接続方法として、交換部40の外部
ポートと機能的に異なる内部ポートを介して接続する方
法がある。この第2の接続方法においては、外部ポート
と内部ポートの間でのパケットの交換はVCテーブルに
基づくものではない。例えば、外部ポートに到着したパ
ケットのパケット・タイプがARPパケットである場合
に、VCテーブルを参照することなく、ARP処理部4
2に当該パケットを直ちに送信する等の処理が行われ
る。この際に、受信したパケットが何れのポートに到着
したものか、或いは送信したいパケットが何れのポート
を介して送信されるべきかを示す情報は、専用の信号に
よって指示されるようになされている。
【0032】このような第2の接続方法を採用する場
合、VCテーブルに基づくスイッチング処理が行われな
いので、次のような種々の状況の下でもARPパケット
をARP処理部42において処理することができる。
【0033】ARPパケット中のラベルフィールドに
対応するエントリがVCテーブルに存在しない。
【0034】ARPパケット中のラベルフィールド自
体が存在しない。
【0035】ARPパケット中のラベルフィールドに
対応するエントリがVCテーブルに存在するが、通常の
データの転送時にも、それに混じってARPパケットを
転送させたい。
【0036】以下、交換機における処理手順について説
明する。図7は、アドレスの学習に係る処理手順の一例
を示すフローチャートである。ステップS1として、交
換部40内のi番目のポートiから,ARP要求パケッ
トまたはARP応答パケットが受信される。ステップS
2として、受信したARPパケットの各フィールドを検
出する。src address = Xと検出された場合を例として
以下の説明を行う。ステップS3として、ある特定のハ
ッシュ関数hを用いてアドレスXに対応するハッシュ値
K=h(X)が計算され、計算されたKの値がアドレス
学習テーブルにおけるポートiのエントリに追加され
る。ハッシュ値Kがキーと称される。
【0037】上述の説明に対応するデータ処理について
図8を参照して説明する。図8Aに、3台の交換機6
1、62、63と端末71,72,73,74、75か
らなるネットワークの一例を示す。各交換機の構成は図
4等を参照して上述した通りであるが、この一例ではポ
ート数を4とした。すなわち、交換機61、62、63
は、それぞれ4個のポートp1,p2,p3,p4を備
える。また、説明のために、端末71,72,73,7
4、75のアドレスをそれぞれ、P,U,R,S,Tと
する。
【0038】以下、交換機62に注目し、その動作につ
いて説明する。交換機62は、端末71が送信したパケ
ットを交換機61を介してポートp1から受信した場
合、アドレス学習テーブルのポートp1のエントリに端
末71のアドレスPから計算されるキーを追加する。図
8Bでは、キーK=h(P)がアドレス学習テーブルに
追加される様子を、ポートp1における点線の矢印で示
した。また、キーK=h(P)が追加された時の交換機
62内のアドレス学習テーブルを図8Cに示す。なお、
図8Cは、ポートp2、p3,p4のアドレスのキーは
未だ追加されていない場合を示している。アドレス学習
テーブルが図8Cに示すような状態とされた時点以降、
端末71(アドレスP)宛のパケット(すなわちdst ad
dress がPとされているもの)を受信した場合に、交換
機62が当該パケットをポートp1を介して転送すれば
良いことになる。
【0039】アドレスに対応するハッシュ関数値をキー
としてアドレス学習テーブルに登録することにより、ア
ドレス長の異なる様々な上位アドレス(例えばIPv4
とIPv6)を学習するに際しても、アドレス学習テー
ブルに登録する1端末当たりの情報量を同一とすること
が可能となる。例えば、引数のバイト列に対して2バイ
ト毎に排他的論理和をとるような演算を施し、その演算
の結果を関数値として返すような関数をハッシュ関数h
として使用する場合について、キーの生成例を以下に示
す。
【0040】(例1)上位アドレスがIPv4のアドレ
スの場合 アドレス:172.10.2.65 キー: h(172.10.2.65) =h(0xac0a0241) =0xac0a^0x0241 =0xae4b (例2)上位アドレスがIPv6のアドレスの場合 アドレス:3f00:501:100e:5310:2a0:24ff:fe48:7a3e キー: h(3f00:501:100e:5310:2a0:24ff:fe48:7a3e
) =0xdbc8 例1、例2に示したように、上位アドレスの長さによら
ず、キーの長さを2バイトとすることができる。なお、
関数hとして使用できる関数は上述したものに限定され
るものではない。例えば、関数hとして恒等関数を使用
することにより、上位アドレスをそのままアドレス学習
テーブルに登録するようにすることも可能である。
【0041】次に、上述したようなアドレスの学習にお
ける問題点について説明する。まず、アドレスそのもの
ではなく、アドレスに基づいてハッシュ関数等を用いて
計算されるキーをアドレス学習テーブルに登録する方法
における問題について説明する。この場合、互いに異な
る2個のアドレスが同一のキーにマッピングされる可能
性、すなわち、相異なる2個のアドレスX,Yに対して
h(X)=h(Y)となる可能性がある。このような状
況を、上述したようにキーの衝突と称する。
【0042】キーの衝突についてより具体的に説明す
る。端末71,72のアドレスP,Uに対して、同一の
キーK=h(P)=h(U)がポートp1とポートp4
のエントリに登録された場合(図9参照)には、例えば
端末71宛の(すなわちアドレスP宛の)パケットをポ
ートp1,p4の何れに転送すれば良いかを特定するこ
とができないという問題がある。また、より大きな問題
として、交換機62が端末71のアドレスPのみを学習
済みである場合に、端末72宛の(すなわちアドレスU
宛の)パケットをポートp1に誤って転送してしまうお
それがある。
【0043】これらの問題に対処する第1の方法とし
て、各交換機においてそれぞれ別個のハッシュ関数を使
用する方法が有効である。例えば、キーの衝突が生じる
状況においても、交換機61においてhとは異なるハッ
シュ関数h’を用いるようにすればh’(P)とh’
(U)とは相異なる可能性が非常に高い。従って、例え
ば端末74宛(すなわちアドレスU宛)のパケットが交
換機62によって誤って端末71宛(すなわちアドレス
P宛)に転送された場合にも、交換機61の動作によ
り、当該パケットが端末71に転送されることが回避さ
れる。
【0044】また、上述の問題に対処する第2の方法と
して、キーの衝突が生じたことが検出される場合にアド
レス学習テーブルのエントリを一旦全て消去し、その
後、ハッシュ関数を変更する方法が考えられる。なお、
キーの衝突を生じ難くするためには、キーの長さを長く
設定すれば良く、また、キーの長さが長く設定されてい
る場合程、第1および第2の方法を用いることによって
キーの衝突に起因する問題を回避できる確率を高くする
ことができる。但し、例えばメモリ容量が小さくて済む
等の、キーの長さを短くすることによる利点も考慮し
て、キーの長さは適切に設定される必要がある。
【0045】次に、学習情報の無効化という問題につい
て説明する。かかる問題は、例えば、ネットワーク内の
ある交換機に接続されていた端末が他の交換機に接続さ
れるように接続が変更された場合等、ネットワーク構成
に変化が生じた場合に発生する。例えば図8Aで、交換
機61に接続されていた端末71が交換機63に接続さ
れるように接続変更がなされた場合(図10参照)に
は、端末71が交換機61に接続されていた時に学習さ
れた学習内容、すなわちアドレス学習テーブルの登録内
容(図8C参照)は無効となる。すなわち、かかる学習
内容に従って端末71宛のパケットを送信する処理を行
うと誤動作となってしまう。このような学習情報の無効
化の問題に対処するために、アドレス学習テーブルのエ
ントリにおいて、登録されてから所定期間以上が経過し
たキーを削除する方法等を用いることができる。
【0046】なお、上位層としてアドレス体系の異なる
複数のプロトコルが同一のネットワーク上で動作してい
る場合には、アドレス学習テーブルも複数個用意する必
要がある。例えば、図8Aに示したネットワーク構成に
おいて、端末71、72、74においてIPが動作し、
端末73、75(薄墨を付して示す)においてIP以外
のプロトコルが動作する場合に、アドレス学習テーブル
が少なくとも2個設けられる必要がある(図11参
照)。
【0047】次に、アドレス解決プロトコルについて説
明する。まず、ARP要求パケットを発行する端末側の
動作について、図12を参照して説明する。ステップS
101として上位アドレスYに対するアドレス解決の要
求が発生すると、ステップS102としてARP要求パ
ケットを送信する。この送信に係る各フィールドの設定
は以下のようなものとされる。すなわち、パケット・タ
イプがARP要求とされる。また、dst address がYと
され、src address (自身の上位アドレス)がXとされ
る。また、QoS informationをYへの送信に係るVC
におけるQoSと設定する。また、 broadcastをonま
たはoffに設定する。
【0048】また、ARP応答パケットを受信した際の
端末側の動作について、図13を参照して説明する。ス
テップS201としてARP応答パケットを受信する。
ステップS202として、ステップS201で受信され
たARP応答パケットの各フィールドを検出する。ここ
で、検出結果が以下のようであった場合を前提として以
下の説明を行う。すなわち、dst address がX,src ad
dress がY,requested label がLであるとする。ステ
ップS203として、dst address XがARP応答パケ
ットを受信した交換機自身の上位アドレスであるか否か
を判定する。XがARP応答パケットを受信した交換機
自身の上位アドレスであると判定される場合にはステッ
プS204に移行し、それ以外の場合には処理を終了す
る。これにより、誤って受信されたARP応答パケット
に基づく処理が端末側でなされることが回避される。
【0049】ステップS204では、ARP学習テーブ
ルに、Yへの送信に際してはラベルLを用いることを登
録する。一方、ARP応答パケットを発行する際の端末
側の動作について、図14を参照して説明する。ステッ
プS301として、ARP要求パケットを受信する。ス
テップS302として、ステップS301で受信された
ARP要求パケットの各フィールドを検出する。ここ
で、検出結果が以下のようである場合を前提として以下
の説明を行う。すなわち、dst address がY,src addr
ess がX,QoS informationがQであるとする。
【0050】ステップS303として、dst address Y
がARP要求パケットを受信した交換機自身の上位アド
レス、若しくはARP要求パケットを受信した交換機を
proxyとする端末の上位アドレスであるか否かを判
定する。dst address YがARP要求パケットを受信し
た交換機自身の上位アドレス、若しくはARP要求パケ
ットを受信した交換機をproxyとする端末の上位ア
ドレスであると判定される場合にはステップS304に
移行し、それ以外の場合には処理を終了する。これによ
り、誤って受信されたARP要求パケットに基づく処理
が端末側でなされることが回避される。
【0051】ステップS304では、あるLが存在し
て、ラベルLを持つ新たな受信用VCを作成し、サービ
スQを保証できるか否かが判定される。ステップS30
4では、あるLが存在して、ラベルLを持つ新たな受信
用VCを作成し、サービスQを保証できると判定される
場合にはステップS305に移行し、それ以外の場合に
は処理を終了する。ステップS305ではステップS3
04における判定条件に係るVCを作成し、ステップS
306に移行する。ステップS306では、ARP応答
パケットを送信する。
【0052】ここで、ARP応答パケットでは、各フィ
ールドが次のように設定される。パケット・タイプはA
RP応答とされる。また、dst address がX,src addr
essがYとされる。さらに、QoS informationがQと
され、requested label がLとされる。このようにし
て、端末側では要求されるQoSを確保できる受信用V
Cをオープンし、そのラベルを書き込んだARP応答パ
ケットを送り返す。
【0053】また、ARP要求パケットを受信した交換
機の動作について図15を参照して説明する。図12を
参照して上述したようにして端末から発行されたARP
要求パケットは、ポートj(ポートjはポート1,ポー
ト2,‥‥,ポート(n−1)の内の1つ)から交換部
40に受信され、さらに、経路R1を通ってARP処理
部42に受信され、パケット受信部50、アドレステー
ブル更新部51を介してARP要求処理部52に受信さ
れる(ステップS401)。
【0054】ステップS402では、ARP要求パケッ
トの各フィールドを検出する。ここで、dst address=
Y,broadcast=bと検出された場合を例として以下の説
明を行う。ステップS403では、b=off であるか否
かが判定される。b=off であると判定される場合には
ステップS404に移行し、それ以外の場合にはステッ
プS407に移行する。なお、broadcast フィールドに
ついては後述する。
【0055】ステップS404では、ステップS402
で検出されたdst address=Yから、ハッシュ関数hを用
いてキーKをK=h(Y)と計算する。さらに、ステッ
プS405では、アドレス学習テーブルにKが登録され
ているか否かが判定される。登録されている場合にはス
テップS406に移行し、それ以外の場合にはステップ
S407に移行する。ステップS406では、Kの値に
対応するポートにARP要求パケットを転送する旨の依
頼がパケット送信部54に対して発行される。上述した
ようにKの値に対応するポートが複数個存在する場合も
あるが、そのような場合にはKの値に対応する全てのポ
ート(但し、ポートjは除く)にARP要求パケットを
転送する旨の依頼がパケット送信部24に対して発行さ
れる。ステップS406が完了すると処理を終了する。
【0056】一方、ステップS407では、交換部40
内のポートjを除く全てのポートにARP要求パケット
を転送する旨の依頼がパケット送信部54に対して発行
される。ステップS407が完了すると処理を終了す
る。ステップS405、ステップS406、ステップS
407による処理の総体として、以下のようなルーティ
ングがなされる。
【0057】(a)dst addressから計算されるキーが既に
学習されている(アドレス学習テーブルに登録されてい
る)場合には、キーに対応する全てのポートにARP要
求パケットを転送する。
【0058】(b) dst address から計算されるキーが未
だ学習されていない(アドレス学習テーブルに登録され
ていない)場合には、全てのポートにARP要求パケッ
トを複製して転送する。
【0059】但し、(a) 、(b) の何れにおいても、AR
P要求パケットが到着したポートjにはパケットを送り
返さない。
【0060】次に、ARP応答パケットを受信した交換
機の動作について図16を参照して説明する。図14を
参照して上述したようにして端末から発行されたARP
応答パケットは、ポートjから交換部40に受信され、
さらに、経路R1を通ってARP処理部42に受信さ
れ、パケット受信部50、アドレステーブル更新部51
を介してARP応答処理部53に受信される(ステップ
S501)。ステップS502ではARP応答パケット
の各フィールドを検出する。ここで、検出結果が以下の
ようである場合を前提として以下の説明を行う。reques
ted label = L,dst address =X,src address =
Y,QoS Information= Qと検出されたとする。ステ
ップS503では、ハッシュ関数hを用いてキーKをK
=h(X)と計算する。
【0061】ステップS505では、変数iをi=0と
初期化する。ステップS505では、i=nであるか否
かを判定する。ここで、nは交換部40内のポートの個
数である。i=nである場合には処理を終了し、それ以
外の場合にはステップS506に移行する。ステップS
506では、iがjと異なるか否かが判定される。iが
jと異なる場合にはステップS507に移行し、それ以
外の場合にはステップS511に移行する。ステップS
507では、ポートiにおいてキーKが既に学習されて
いるか否かが判定される。キーKが既に学習されている
と判定される場合にはステップS508に移行し、それ
以外の場合にはステップS511に移行する。
【0062】ステップS508では、あるレベルMに対
して(i,M,j,L,Q)というエントリEがVCテ
ーブルに作成できるか否かが判定される。エントリEが
作成できると判定される場合には、ステップS509に
移行してエントリEを作成する。それ以外の場合にはス
テップS511に移行する。ステップS509が完了す
ると、ステップS510に移行する。ステップS510
では、requested label をMに置き換えたARP応答パ
ケットをポートiに送信する旨をパケット送信部54に
依頼する処理が行われる。ステップS510が完了する
と、ステップS511に移行する。ステップS511で
は、i=i+1とし、ステップS505に移行する。こ
れにより、更新されたiの値の下でステップS505移
行の処理が行われる。
【0063】以上のようにして、ARP応答処理部53
は、パケットを受信するとそのdstaddress にパケット
を転送するためのルーティングを行うと同時に、VCの
設定を行う。すなわち、dst address から計算されるキ
ーが学習されている全てのポート(jを除く)iに対し
て、iとjとを結ぶ新たなVCを作成した上で、ARP
応答パケットのrequested label を書き換えて転送す
る。VCが作成できない場合は、何もしない。
【0064】なお、図16を参照して上述したような処
理によれば、キーの衝突が生じている場合には、多対1
の無駄な枝を含むVCが作成される可能性がある。但
し、このような問題は、キーの衝突を回避するための上
述したような方法を用いることにより、その影響を小さ
くすることができる。また、実際にキーの衝突が生じた
場合にも、パケット等のデータの伝達に所定期間以上関
与しなかった枝を消去する等の機能を実現する構成また
は処理を行うことにより、キーの衝突に起因して動作に
無駄が生じる等の問題を回避若しくはその程度を減少さ
せることができる。
【0065】次に、broadcast フィールドについて説明
する。ARP要求パケットを発行した端末ARP応答パ
ケットを受け取らなかった場合、その理由として以下が
考えられる。
【0066】(1) 要求された上位アドレスを有する端末
がシステム内に存在しない。
【0067】(2) 例えば送信時のトラブル等に起因し
て、ARP要求パケットまたはARP応答パケットが失
われた。
【0068】(3) 学習情報の無効化により、誤った方向
にパケットが転送された。
【0069】(4) キーの衝突により、誤った方向にパケ
ットが転送された。
【0070】理由(2),(3),(4) によって生じた障害に対
しては、端末側でARPパケットを再送信することによ
って対処することが考えられる。また、理由(3),(4) に
よって生じる障害に対しては、交換機の転送において学
習情報を使用せず、強制的に全てのパケットをブロード
キャストさせるように制御する方法が考えられる。この
ような制御のためにbroadcast フィールドが使用され
る。すなわち、broadcast フィールドを通常はoffと
し、強制的に全てのパケットをブロードキャストさせる
場合にのみbroadcast フィールドをonとすることによ
り、理由(3),(4)によって生じる障害に対処することが
できる。
【0071】この発明の一実施形態におけるアドレス解
決プロトコルの動作の一例について説明する。図8Aに
示した構成において端末71が端末72へのARP要求
を発行し、そのARP要求に対応して端末72が発行す
るARP応答を受取る場合の動作の一例を図17〜図2
4に示す。この動作の一例では、交換機61、62、6
3の何れにおいても同一のハッシュ関数hを用いるもの
とする。また、図17〜図24において、各交換機6
1、62、63の下に、当該交換機内のアドレス学習テ
ーブルを図示した。さらに、図21〜図24において
は、アドレス学習テーブルの下方に、交換機61、6
2、63、および端末71、72に対応するVCテーブ
ルを図示した。交換機側のVCテーブルについては、図
4Bを参照して上述した。また、端末側のVCテーブル
は、送信または受信用に作成されたVCの情報が記述さ
れてなるものである。
【0072】まず、端末71が端末72に対してARP
要求パケットを発行する際の動作について図17〜図2
0を参照して説明する。初期状態では、交換機62にお
いてアドレスSに対応するキーが学習済みであり、ま
た、交換機63においてアドレスUに対応するキーが学
習済みである。また、交換機61においては未だ何も学
習されていない。最初に、端末71が端末72宛のAR
P要求パケットを送信する(図17参照)。この際に
は、交換機61において端末72のアドレスUに対応す
るキーは未だ学習されていないので、全てのポート(但
し、端末71との接続に供するポートp3は除外する)
p1,p2、p4に送信する(図18参照)。
【0073】これにより、ポートp4を介して端末73
にも上述のARP要求パケットが転送されるが、端末7
3は、自身のアドレス(R)が宛先のアドレス(U)と
異なるので、自身とは無関係なパケットと判断し、この
パケットを破棄する。また、ポートp2を介して交換機
62にも上述のARP要求パケットが転送される。交換
機62において端末72のアドレスUに対応するキーは
未だ学習されていないので、全てのポート(但し、交換
機61との接続に供するポートp1は除外する)p2,
p3,p4に送信する(図19参照)。
【0074】これにより、交換機62のポートp2を介
して端末74にも上述のARP要求パケットが転送され
るが、端末74は、自身のアドレス(S)が宛先のアド
レス(U)と異なるので、自身とは無関係なパケットと
判断し、このパケットを破棄する。また、ポートp3を
介して端末75にも上述のARP要求パケットが転送さ
れるが、端末75は、自身のアドレス(T)が宛先のア
ドレス(U)と異なるので、自身とは無関係なパケット
と判断してこのパケットを破棄する。さらに、ポートp
4を介して交換機63にも上述のARP要求パケットが
転送される。
【0075】交換機63においては端末72のアドレス
Uに対応するキーが既に学習されているので、交換機7
2との接続に供するポートp4のみに上述のARP要求
パケットを送信する(図20参照)。図17〜図20に
示した各動作を通じて、上述のARP要求パケットを送
受信した交換機61、62、63では、送信元の端末7
1のアドレスPについての学習がなされるので、初期の
状態(図17におけるアドレス学習テーブル参照)に比
較して学習が進んだ状態となっている(図20における
アドレス学習テーブル参照)。
【0076】次に、端末72が端末71に対してARP
応答パケットを発行する際の動作について図21〜図2
4を参照して説明する。図17〜図20を参照して上述
したようにしてARP要求パケットを受信した端末72
では、ARP要求パケットの宛先が自身のアドレス
(U)なので、このARP要求パケットに対する応答と
してのARP応答パケットを端末71に送信する。ま
た、この際に受信用のVCを作成する。この場合、作成
されたVCのラベルは10であったので、ARP応答は
requested label =10に対応している(図21参
照)。図21〜図24では、端末72におけるVCを記
述するVCテーブルを端末72の下に図示した。
【0077】交換機63は、端末72からのARP応答
パケットをポートp4を介して受信する。交換機63に
おいては端末71のアドレスPに対応するキーが既に学
習されているので、交換機72との接続に供するポート
p3のみに上述のARP要求パケットを送信する。この
場合、(3、5、4、10、Q)というVCが作成され
たので、転送するARP応答はrequeasted level=5と
されている(図22参照)。なお、図21〜図24で
は、ARP応答パケットの送信経路を太線で示す。これ
により、交換機62に上述のARP応答パケットが転送
される。交換機62においては、端末71のアドレスP
に対応するキーh(P)と端末74のアドレスSに対応
するキーh(S)とが既に学習されている。
【0078】但し、上述したように、これら2個のキー
の間でキーの衝突が生じている(すなわち、h(P)=
h(S)である)。このため、アドレスPに対応するキ
ーがポートp1、p2の両方に学習されていることにな
るので、交換機62は上述のARP応答パケットをポー
トp1、p2に転送する。この際に、ポートp1からポ
ートp4に向かうVCと、ポートp2からポートp4に
向かうVCとが作成される。これにより、ポートp2を
介して端末74に上述のARP応答パケットが転送され
るが、端末74は、自身のアドレス(S)が宛先のアド
レス(P)と異なるので、自身とは無関係なパケットと
判断し、このパケットを破棄する。従って、ポートp2
からポートp4に向かうVCは実際には使用されない
(図23参照)。
【0079】また、交換機62のポートp1を介して交
換機61に上述のARP応答パケットが転送される。交
換機61では、交換機62と同様にVCテーブルが作成
される。交換機61においては、上述のARP応答パケ
ットの宛先であるアドレスPに対応するキーが既に学習
されている。このため、上述のARP応答パケットがア
ドレスPの端末71に送信される。端末71では、requ
ested label に書かれた15をラベルとする送信用VC
を作成し、また、ARPテーブルに、端末72への送信
に用いるラベル15の組を登録する(図24参照)。
【0080】上述したこの発明の一実施形態は、この発
明をATMに適用したものであるが、この発明は、AT
Mのみならず、ラベル書き換え型のデータリンクに対し
て一般的に適用することができる。
【0081】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態に限定されるものでは無く、この発明の主旨を逸脱し
ない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0082】
【発明の効果】この発明によれば、例えばATM等のラ
ベル書き換え型のデータリンクにおいて、アドレスが学
習されるので、複雑な経路制御無しに、パケット等の形
態のデータが無駄のブロードキャストされることを防止
若しくはその程度を減少させることができる。
【0083】例えば、この発明をATMに対して適用す
る場合には、SVCを用いたIPover ATM等に
比較して、プロトコルに係る構成を簡単なものとするこ
とができるので、システムの構築をより容易に行うこと
を可能とすることができる。また、この場合にはアドレ
ス解決とシグナリングとが同時に行われるので、パケッ
ト等のデータを転送する処理の実行効率を向上させるこ
とができる。
【0084】また、この発明は、ATMのみならず、ラ
ベル書き換え型のデータリンクに対して一般的に適用す
ることができ、それによって上述の効果を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができるネットワーク
の一例を示すブロック図である。
【図2】枝刈りについて説明するための略線図である。
【図3】この発明の一実施形態において使用されること
が可能なパケットフォーマットの一例を示す略線図であ
る。
【図4】この発明の一実施形態の全体的な構成の一例を
示すブロック図である。
【図5】この発明の一実施形態の一部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】VCテーブルの設定の一例を示す略線図であ
る。
【図7】アドレスの学習に係る処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【図8】アドレスの学習に係る処理について説明するた
めの略線図である。
【図9】キーの衝突について説明するための略線図であ
る。
【図10】学習情報の無効化について説明するための略
線図である。
【図11】アドレス体系の異なる複数のプロトコルが同
一のネットワーク上で動作している場合における、この
発明の適用について説明するための略線図である。
【図12】ARP要求パケットを送信する際の端末の動
作について説明するためのフローチャートである。
【図13】ARP応答パケットを受信した際の端末の動
作について説明するためのフローチャートである。
【図14】ARP応答パケットを送信する際の端末の動
作について説明するためのフローチャートである。
【図15】ARP要求パケットを受信した際の交換機の
動作について説明するためのフローチャートである。
【図16】ARP応答パケットを受信した際の交換機の
動作について説明するためのフローチャートである。
【図17】ARP要求パケットを送信する際の端末の動
作の一例を示す略線図である。
【図18】図17におけるARP要求パケットに対応す
る第1の交換機の動作の一例を示す略線図である。
【図19】図18における第1の交換機の動作に対応す
る第2の交換機の動作の一例を示す略線図である。
【図20】図19における第2の交換機の動作に対応す
る第3の交換機の動作の一例を示す略線図である。
【図21】ARP要求パケットに対応するARP応答パ
ケットを送信する際の端末の動作の一例を示す略線図で
ある。
【図22】図21におけるARP応答パケットに対応す
る第3の交換機の動作の一例を示す略線図である。
【図23】図22における第3の交換機の動作に対応す
る第2の交換機の動作の一例を示す略線図である。
【図24】図23における第2の交換機の動作に対応す
る第1の交換機の動作の一例を示す略線図である。
【符号の説明】
40・・・交換部、41・・・VCテーブル、42・・
・ARP処理部、43・・・アドレステーブル部、51
・・・アドレステーブル更新部、52・・・ARP要求
処理部、53・・・ARP応答処理部、54・・・パケ
ット送信部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信し、受信したデータに基づ
    く所定の処理を行う機能、および/またはデータを生成
    し、生成したデータを送信する機能を有する複数個の端
    末を含むシステム内でデータの交換に係る処理を行う交
    換機において、 受信したデータに基づいてシグナリングおよびアドレス
    解決プロトコルを行う宛先特定手段と、 上記宛先特定手段の動作に関連する情報を記憶するメモ
    リと、 データの送信および/または受信に供する複数個のポー
    トを有し、上記宛先特定手段の動作結果に基づいて、上
    記複数個のポートの内からデータの送信に供するものを
    選択するようになされたデータ交換手段とを有すること
    を特徴とする交換機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記メモリは、 上記データ交換手段内のポート位置と、システム内の各
    端末のアドレスとの対応関係を示すテーブルを記憶する
    ことを特徴とする交換機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記テーブルは、 上記データ交換手段内のポートと、上記アドレスに対応
    するハッシュ関数の値との対応関係を記述することを特
    徴とする交換機。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記テーブルは、 上記システム内の他の交換機内メモリ上に記憶されるテ
    ーブルによる上記対応関係の記述に係るハッシュ関数と
    は異なる種類のハッシュ関数を使用して上記対応関係を
    記述することを特徴とする交換機。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 上記メモリの記憶内容の内で、記憶された時点から所定
    の期間が経過したものを消去する処理を行うことを特徴
    とする交換機。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記宛先特定手段は、 受信した上記データに基づいて上記メモリの記憶内容を
    更新するテーブル更新手段を有することを特徴とする交
    換機。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 上記宛先特定手段は、 受信した上記データから送信先アドレスを検出し、検出
    した送信先アドレスに基づいて、上記データ交換手段に
    よるデータの送信先を制御することを特徴とする交換
    機。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記宛先特定手段は、 上記送信先アドレスと上記データ交換手段内のポートと
    の対応関係が上記メモリの記憶内容において記述されて
    いる場合、当該記述に従って、上記データの送信に供す
    る上記交換手段内のポートを特定するための処理を行う
    ことを特徴とする交換機。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記メモリの記憶内容が上記受信したデータの送信元ア
    ドレスに対応するハッシュ関数値を記述してなるテーブ
    ルであり、 上記テーブルに記述されたハッシュ関数値が同時に2個
    以上のアドレスに対応する場合には、 上記2個以上のアドレスに対して同時に上記データが送
    信されるように制御することを特徴とする交換機。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 上記メモリの記憶内容が上記受信したデータの送信元ア
    ドレスに対応するハッシュ関数値を記述してなるテーブ
    ルであり、 上記テーブルに記述されたハッシュ関数の値が同時に2
    個以上のアドレスに対応する場合には、 上記メモリの記憶内容を消去し、ハッシュ関数の種類を
    変更することを特徴とする交換機。
  11. 【請求項11】 請求項7において、 上記宛先特定手段は、 上記送信先アドレスと上記データ交換手段内のポートと
    の対応関係が上記メモリの記憶内容において記述されて
    いない場合、上記交換手段内のポートであって上記デー
    タに受信に供したポート以外の全てのポートを介して上
    記データを送信するように制御することを特徴とする交
    換機。
  12. 【請求項12】 請求項7において、 上記宛先特定手段は、 所定の状況において、上記メモリの記憶内容を参照せず
    に動作することを特徴とする交換機。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 上記所定の状況は、 上記システム内に変動が生じた状況であることを特徴と
    する交換機。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 上記宛先特定手段は、 上記所定の状況において、上記交換手段内の全てのポー
    トを介して上記データを送信するように制御することを
    特徴とする交換機。
  15. 【請求項15】 データを受信し、受信したデータに基
    づく所定の処理を行う機能、および/またはデータを生
    成し、生成したデータを送信する機能を有する複数個の
    端末を含むシステムにおけるアドレス解決方法におい
    て、 受信したデータに基づいてシグナリングおよびアドレス
    解決プロトコルを行う宛先特定ステップと、 上記宛先特定ステップにおける処理に関連する情報を記
    憶する記憶ステップと、 上記宛先特定ステップの結果に基づいて、複数個のポー
    トの内からデータの送信に供するものを選択するステッ
    プとを有することを特徴とするアドレス解決方法。
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