JP2001052098A - データベースシステム - Google Patents

データベースシステム

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JP2001052098A
JP2001052098A JP11229354A JP22935499A JP2001052098A JP 2001052098 A JP2001052098 A JP 2001052098A JP 11229354 A JP11229354 A JP 11229354A JP 22935499 A JP22935499 A JP 22935499A JP 2001052098 A JP2001052098 A JP 2001052098A
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JP11229354A
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Naomichi Chiyoda
尚道 千代田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザが表形式設計情報を容易に
更新することにある。 【解決手段】 表計算ソフト上の各項目に設計対象の各
設計情報を付加し登録管理するデータベースを備えたデ
ータベースシステムにおいて、各端末機器側から情報抽
出のための表情報を発生すると、表情報登録手段33
は、表情報を記憶する一方、副鍵情報を発行する。表構
成抽出手段34は、記憶された表情報に基づき、アクセ
ス手段35を介してデータベース1から所要の設計情報
を取り込んで表形式の設計情報に変換し、鍵情報付加手
段36にて副鍵情報および抽出順番の鍵情報を付加し、
端末機器に返送する。この端末機器は、抽出情報に対す
る鍵情報を含む更新情報を出力すると、この更新情報の
鍵情報と予め各端末機器から更新時に順次鍵情報を含む
変更内容の変更点情報とを比較し、更新情報が最新の鍵
情報をもつ更新情報であれば、データベースの該当設計
情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント計装シス
テム等のシステム設計に利用されるデータベースシステ
ムに係り、特に表計算ソフトを用いて設計対象の各設計
情報を登録管理するデータベースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のデータベースシステム
は、データベース内に格納されるプロセス計装システム
に関する設計対象の各設計情報を更新する場合、設計担
当者などのデータベース使用者がデータベースから例え
ば行方向レコード単位の設計情報を抽出した後、必要に
応じて更新処理を行うが、この場合には、データ更新時
間中,当該データベースのレコード単位の更新を不許可
状態に設定し、データ更新終了時点にて更新許可状態に
設定する処理制御を行っている。
【0003】また、データベースに格納される複数レコ
ードの設計情報を抽出し更新を行う場合、データベース
内の複数レコードからそれぞれ設計情報を抽出し更新を
行うが、このとき、複数レコードの更新処理が終了する
までの間、抽出された全部のレコードに対して更新不許
可状態にし、同様にデータ更新終了時点にて更新許可状
態に設定する処理制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
データベースシステムでは、レコードの更新有無に応じ
て更新不許可・更新許可の処理制御を行うことから、例
えばあるデータベース使用者がデータベースからレコー
ドの設計情報を抽出し、変更・更新を行っている間、更
新不許可状態となり、他のデータベース使用者が同一レ
コードの内容を更新する場合には先の使用者が更新を終
了するまで間更新を待たなければならず、さらに複数レ
コードの設計情報を更新する場合には長時間にわたって
更新ができないといった問題がある。
【0005】さらに、抽出された設計情報を用いて、デ
ータベースとは別のデータ処理システムで所要のデータ
処理を行う場合、その抽出された設計情報が別のデータ
処理システムで使用できるものであるか否かを人間系が
判断しなければならない問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、情報の更新中であっても他の使用者による更新を容
易に認め得るデータベースシステムを提供することにあ
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、データベース
管理システムから抽出された設計情報を他のデータ処理
システムに利用する場合、そのデータ処理システムで使
用可能であるか否かを適切に判断するデータベースシス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明は、上記
課題を解決するために、表計算ソフト上の各項目に対応
させて設計対象の各設計情報を登録し管理するデータベ
ース管理システムを備えたデータベースシステムであっ
て、ある端末機器側から出力される表情報から第1の鍵
情報を作成し出力し、また前記表情報の表フィールドお
よび属性に基づいて前記データベース管理システムから
所要の設計情報を抽出するとともに、この抽出設計情報
に前記第1の鍵情報および少なくとも抽出順番に関する
第2の鍵情報を付加してなる表形式抽出情報とし、前記
ある端末機器に送出する情報抽出処理部と、予め各端末
機器からの表形式抽出情報の更新時に前記第2の鍵情報
を含む変更情報が記憶され、前記ある端末機器から前記
表形式抽出情報に対する前記第2の鍵情報を含む更新情
報を受けたとき、この更新情報の鍵情報と前記予め記憶
されている変更情報の第2の鍵情報とを比較し、前記更
新情報が最新の前記表形式抽出情報に伴う更新情報であ
るとき、前記前記データベース管理システムに対して更
新処理を実行する情報更新処理部とを備えたデータベー
スシステムである。
【0009】従って、本発明は、以上のような手段を講
じたことにより、ある端末機器から設計情報の抽出のた
めに表情報を出力すると、情報抽出処理部は、当該表情
報から第1の鍵情報を作成し前記ある端末機器に送出す
ると共に記憶し、また前記表情報の表フィールドおよび
属性に基づいてデータベース管理システムから所要の設
計情報を抽出し表形式に変換し、第1の鍵情報および抽
出順番に関する第2の鍵情報を付加してなる表形式抽出
情報を作成し、前記ある端末機器に送出する。
【0010】ここで、ある端末機器の使用者は、情報抽
出処理部から表形式抽出情報を受けると、当該表形式抽
出情報を更新するか、データ処理のために使用する。
【0011】そこで、抽出情報に対する更新を行う場
合、情報抽出処理部から受け取った第2の鍵情報を含む
更新情報を出力すると、情報更新処理部は、更新情報の
第2の鍵情報と予め各端末機器からの更新時に記憶され
る変更情報の第2の鍵情報とを比較し、当該更新情報が
最新の表形式抽出情報に伴う更新情報であるとき、デー
タベース管理システムに対して更新処理を行うので、常
に他の端末機器による更新状態を見ながらデータベース
管理システムのデータベースを更新するので、設計情報
の更新中に他の使用者が同一の設計情報を更新する場合
でも、容易に更新することができる。
【0012】なお、前記(1)に記載する構成要素に新
たに、情報抽出処理部から発行されたデータ処理用とし
て認証した第1の鍵情報とデータベースから抽出された
表形式抽出情報に含む第1の鍵情報とを比較し、一致し
たときに当該表形式抽出情報がデータ処理システム用で
あると判断するシステム使用判断部を設けたことによ
り、適切なデータ処理用の抽出情報であることを判断で
き、例えばプラント計装システムに使用する設計情報に
関するデータ処理の安全性を図ることができる。
【0013】(2) また、前記(1)に記載する情報
抽出処理部は、ある端末機器から送られてくる表フィー
ルドと属性の関係を規定する表情報を記憶すると共に、
この表情報の表フィールドおよび属性から定まる第1の
鍵情報を前記ある端末機器に送出し、かつ、記憶する表
情報登録手段と、前記記憶された表情報の表フィールド
および属性に基づいて前記データベース管理システムか
ら所要の設計情報を抽出するアクセス手段と、このアク
セス手段によって抽出された設計情報を表形式の抽出情
報に変換し出力する表構成抽出手段と、この表構成抽出
手段から出力される表形式抽出情報に第1の鍵情報の
他、抽出順番に関する第2の鍵情報を付加し前記ある端
末機器に送出する鍵情報付加手段とからなる具体的な構
成により実現できる。
【0014】また、同様に前記情報更新処理部は、予め
任意の端末機器による表形式抽出情報の更新時に第2の
鍵情報を含む変更情報を記憶する変更点情報記憶部と、
前記ある端末機器から前記第2の鍵情報を含む更新情報
を受けたとき、この更新情報が第2の鍵情報から最新の
抽出情報に基づく更新情報であるか否かを判断する変更
点検査手段と、この変更点検査手段から最新の抽出情報
に基づく更新情報であると判断されたとき、当該更新情
報に基づいて前記データベース管理システムの内容を更
新処理する手段とからなる具体的な構成で実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明に係るデータベースシステム
の一実施の形態を示す機能ブロック図である。
【0017】このシステムは、表計算ソフト上の各項目
にプラント計装システム等の設計対象の設計情報を付加
し登録管理する1つ以上のデータベースを有するデータ
ベース管理システム1と、エクセル等の表計算ソフトが
装填され、データベースに格納される表形式の設計情報
における表フィールドと属性との関係を規定する表情報
を送出するデータベース使用者である複数のクライアン
ト(端末機器)2と、このクライアント2から表情報を
受けたとき、その表情報に応じた副鍵情報を発行する一
方、前記表情報に基づいてデータベースから所要の表フ
ィールドおよび属性の設計情報を抽出し、この設計情報
に、副鍵情報の他、抽出時間および抽出順序番号からな
る鍵情報を付加してなる表形式の抽出情報をクライアン
ト2に送出する情報抽出処理部3と、この情報抽出処理
部3から受け取った抽出情報のある部分を更新するに際
し、鍵情報を伴う更新情報の当該鍵情報から最新の抽出
情報に伴う更新情報であるとき、データベースの更新処
理を行う情報更新処理部4と、データベースから抽出さ
れた表形式の抽出情報がデータ処理システムに使用可能
か否かを判断するシステム使用判断部5とによって構成
されている。
【0018】前記情報抽出処理部3は、クライアント2
から送られてくる表フィールドと設計対象の設計情報で
ある属性との関係を規定する表情報aを受信したとき、
当該表情報aを表情報記憶部31に登録する一方、表情
報の表フィールドと少なくとも1つの属性とから予め定
められる副鍵情報bを発行してクライアント2に送信
し、また副鍵情報記憶部32に登録する表情報登録手段
33とが設けられている。
【0019】また、情報抽出処理部3は、クライアント
2から表データ抽出要求情報cを受けたとき、表情報記
憶部31に記憶される表情報aからデータベース1を選
定し表フィールドの設計情報を抽出するための抽出要求
情報dを送出し、かつ、データベース管理システム1の
データベースから抽出される設計情報eに対して表情報
aに基づいて表形式の設計情報に変換して表データ抽出
情報gとしてクライアント側に送出する表構成抽出手段
34と、この表構成抽出手段34からの抽出要求情報d
に基づいて所要のデータベース1にアクセス情報fを送
出し、当該データベース1からの抽出設計情報eを前記
表構成抽出手段34に送出するデータベースアクセス手
段35と、前記表構成抽出手段34から送られてくる表
抽出情報gに前記副鍵情報記憶部32に記憶される副鍵
情報bと抽出日時・抽出順序番号の何れか1つまたは両
方からなる鍵情報hを付加してなる表形式抽出情報iと
し、クライアント2側に送出する鍵情報付加手段36と
によって構成されている。
【0020】前記情報更新処理部4は、鍵情報付加手段
36から発行される鍵情報hを記憶する鍵情報記憶部4
1と、予め多数のクライアント2,…から表形式中の何
れの部分を更新したかを表わす鍵情報を含む更新内容を
もつ変更点情報を記憶する変更点情報記憶部42と、表
形式の抽出情報iを受け取ったクライアント2から表形
式中の何れの部分を更新するかの鍵情報hを含む更新情
報jを受けたとき、鍵情報記憶部41から当該鍵情報h
の存在を確認した後、今回更新のために抽出した以降に
変更されている抽出情報が変更点情報記憶部42の変更
点情報kに有るか否かを判断し、変更点情報kに有れば
変更不可の内容を変更点応答情報lとしてクライアント
に送信し、また変更点情報に無い場合には更新情報jを
送出する変更点検査手段43と、この変更点検査手段4
3から送出される更新情報jを受けたとき、この更新情
報jに含む鍵情報hを受け取ると、その更新情報の鍵情
報hによりその鍵情報hがデータベースからの抽出で最
新の抽出情報による更新か判断できない場合にはクライ
アント2へ更新不可応答情報nを送信し、一方、最新の
抽出情報であるか、変更点検査を行ったデータであれ
ば、表情報記憶部31に記憶される表フィールドと属性
との関係に関する表情報aを検査し更新要求情報mをデ
ータベースアクセス手段35に送信する鍵情報抽出検査
手段44とが設けられている。
【0021】なお、データベースアクセス手段35は、
更新要求情報mを受け取ると、クライアント2から出力
された表形式中の何れの更新内容に基づいてデータベー
ス1の該当フィールド中の属性を更新処理する点は従来
と同様である。
【0022】前記システム使用判断処理部5は、副鍵検
査手段51および抽出データを処理するデータ処理シス
テム52が設けられ、この副鍵検査手段51は、クライ
アント2から送出される表情報aに基づき、表情報登録
手段33から予めデータ処理の認証を行うために発行さ
れる副鍵情報bを受け取っているので、この副鍵情報b
と鍵情報付加手段36からのデータ処理を行うために抽
出された抽出データiに含む副鍵情報とを比較し、抽出
データiがデータ処理用として使用可能か否かを判断す
る機能をもっている。
【0023】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。
【0024】先ず、データベース使用者は、クライアン
ト2或いは図示しない他の端末機器に装填される表計算
ソフトを用いて、当該表計算ソフト上の各項目に例えば
図2に示すように設計対象の各設計情報を付加し、デー
タベース管理システム1に登録する。因みに、図2は設
計対象である上下水道プラント設備の設計情報の配列図
であって、区分はプラントエリア、負荷名称は例えばポ
ンプなどの設備名称、信号名称は各ポンプ個々の信号名
称を意味し、CRT操作はCRTの監視による操作の有
無、伝送は伝送必要の有無などを意味する。ここで、区
分,負荷名称等は属性であり、かつ、図示点線枠は例え
ば表の第1フィールドを意味する。これら属性および表
フィールドの関係に関する情報が表情報であると言え
る。
【0025】この状態において、クライアント2は、デ
ータベース1の所要の設計情報を抽出する為、表フィー
ルドと設計情報である属性との関係に関する表情報aを
出力すると、表情報登録手段33は、受け取った表情報
aを表情報記憶部31に登録する一方、当該表情報aに
係る情報の抽出を認証するために副鍵情報bを発行し、
副鍵情報記憶部32に記憶し、かつ、クライアント2に
送信する。
【0026】その後、クライアント2から表抽出要求情
報cを出力すると、データベース表構成抽出手段34
は、表情報記憶部31に登録される表情報aに基づいて
所要のデータベース1を選定し、表形式中の所要の設計
情報を抽出するための抽出要求情報dをデータベースア
クセス手段35に送出する。ここで、アクセス手段35
は、データベース1にアクセスし、表情報aに対応する
設計情報を抽出し、抽出情報eとしてデータベース表構
成抽出手段34に返送する。
【0027】このデータベース表構成抽出手段34は、
表情報aに基づいて抽出情報eを表形式の抽出情報gに
変換した後、鍵情報付加手段36に送出する。
【0028】この鍵情報付加手段36は、表抽出情報g
を受けると、この情報gに、副鍵情報bと抽出時間およ
び抽出順序番号よりなる鍵情報hとを付加し、表形式抽
出情報iとしてクライアント2に送信する一方、前記鍵
情報hを鍵情報記憶部41に記憶する。
【0029】従って、クライアント2は、鍵情報付加手
段36から表形式抽出情報iを受け取った後、当該抽出
情報を変更してデータベースの該当表フィールドのある
属性を更新するか、或いは所要とするデータ処理を実行
させるためにデータ処理システム52に送出する。
【0030】クライアント2において抽出情報iを更新
する場合、当該抽出情報に関する鍵情報hを伴う更新情
報jを変更点検査手段43に送出する。ここで、変更点
検査手段43は、更新情報jの鍵情報hから、変更情報
記憶部42に記憶されている他のクライアントで既に該
当する表情報aのもとに抽出された鍵情報を伴う変更点
情報kがクライアント2にて抽出された以降に変更され
ているか否かを判断し、変更されている場合には変更不
可とする変更点応答情報lをクライアント2に送信し、
該当抽出情報に変更点が存在しない場合には更新情報j
を鍵情報抽出検査手段44に送信する。
【0031】この鍵情報抽出検査手段44は、鍵情報h
を含む更新情報jを受け取ると、その更新情報の鍵情報
hによりその鍵情報hがデータベース1からの抽出で最
新の抽出情報による更新であるか判断できない場合には
クライアント2へ更新不可応答情報nを送信し、一方、
変更点検査を通過した抽出情報であるか、最新の抽出情
報であるとき、表情報記憶部31に記憶される表フィー
ルドと属性との関係に関する表情報aを検査し更新要求
情報mをデータベースアクセス手段35に送信する。こ
こで、アクセス手段35は、表情報aに基づいて更新情
報の内容に従ってデータベースの該当表フィールドの属
性を更新する。
【0032】また、本システムにおいては、システム使
用判断部5の副鍵検査手段51がクライアント側でデー
タ処理を行うために抽出された情報iに含む副鍵情報b
と予めデータ処理の認証を行なわせるために表情報登録
手段33からクライアント2を介して送られてきた鍵情
報bとを比較し、一致したときには抽出された情報がデ
ータ処理用として正しいと判断し、抽出情報をデータ処
理システム52に送信する。
【0033】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、従来のデータベースシステムではデータベース使用
者が1つのレコードまたは複数レコードの設計情報を抽
出して更新する場合、その設計情報の抽出および更新の
間、他のデータベース使用者が更新不許可状態にあった
が、本発明システムでは、データベースの設計情報を抽
出する際、抽出日時と抽出順序番号とからなる鍵情報を
発行し、かつ、当該抽出情報を更新するとき、変更点情
報記憶部42に鍵情報を含む変更点情報を記憶し管理す
ることにより、新たな抽出情報の更新時、該当更新情報
が変更点情報記憶部42の変更点情報に存在するか否か
を判断し、最新の更新情報のときにデータベースを更新
するので、現在更新中であっても、他の使用者がデータ
ベースの同一の設計情報を更新することが可能であり、
また複数の使用者が表計算ソフトを用いて表形式の設計
情報を作成する場合でも、複数の使用者が平行作業を行
うことができる。
【0034】また、データベース使用者がデータベース
から表形式の設計情報を抽出する際、副鍵情報を発行し
て副鍵検査手段51に送出する一方、抽出情報に対する
認証としての前記副鍵情報を付加して同様に副鍵検査手
段51に送出するので、これら両副鍵情報を比較するこ
とにより、データ処理用として使用する適切な抽出情報
であることを容易に判断でき、従来のような人間系で確
認する作業を省くことができ、データ処理に対する安全
性を確保できる。
【0035】なお、本発明は、上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
【0036】上記実施の形態では、エクセルの表計算ソ
フトを用いて、設計対象の各設計情報を作成する例を上
げたが、他の表計算ソフトを用いて設計する場合でも同
様に適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
るデータベース使用者が表形式の情報の更新中であって
も他のデータベース使用者が容易に表形式の情報を更新
することができる。
【0038】また、本発明は、データベース管理システ
ムから抽出された設計情報を他のデータ処理システムに
使用するに際し、予めデータ処理用として認証された第
1の鍵情報と抽出情報に付加される第1の鍵情報とを比
較し、抽出情報がデータ処理システムで使用できるか否
かを判断するので、自動的にシステムに使用可能な抽出
情報を判断でき、データ処理の安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデータベースシステムの一実施
の形態を示す機能ブロック図。
【図2】 表計算ソフトを用いたときの表形式の設計情
報を説明する図。
【符号の説明】
1…データベース 2…クライアント 3…情報抽出処理部 4…情報更新処理部 5…システム使用判断部 31…表情報記憶部 32…副鍵情報記憶部 33…表情報登録手段 34…データベース表構成抽出手段 35…データベースアクセス手段 36…鍵情報付加手段 41…鍵情報記憶部 42…変更点情報記憶部 43…変更点検査手段 44…鍵情報抽出検査手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表計算ソフト上の各項目に対応させて設
    計対象の各設計情報を登録し管理するデータベース管理
    システムを備えたデータベースシステムにおいて、 ある端末機器側から出力される表情報から第1の鍵情報
    を作成し、また前記表情報の表フィールドおよび属性に
    基づいて前記データベース管理システムから所要の設計
    情報を抽出するとともに、この抽出設計情報に前記第1
    の鍵情報および抽出順位に関する第2の鍵情報を付加し
    てなる表形式抽出情報とし、前記ある端末機器に送出す
    る情報抽出処理部と、 予め各端末機器の表形式抽出情報の更新時に前記第2の
    鍵情報を含む変更情報が記憶され、前記ある端末機器か
    ら前記表形式抽出情報に対する前記第2の鍵情報を含む
    更新情報を受けたとき、この更新情報の鍵情報と前記予
    め記憶されている変更情報の第2の鍵情報とを比較し、
    前記更新情報が最新の前記表形式抽出情報に伴う更新情
    報であるとき、前記前記データベース管理システムに対
    して更新処理を実行する情報更新処理部とを備えたこと
    を特徴とするデータベースシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータベースシステム
    において、 前記情報抽出処理部から発行された第1の鍵情報と前記
    表形式抽出情報に含む第1の鍵情報とを比較し、一致し
    たときに当該表形式抽出情報がデータ処理システム用で
    あると判断するシステム使用判断部を設けたことを特徴
    とするデータベースシステム。
  3. 【請求項3】 前記情報抽出処理部は、ある端末機器か
    ら送られてくる表フィールドと属性の関係を規定する表
    情報を記憶すると共に、この表情報の表フィールドおよ
    び属性から定まる第1の鍵情報を前記ある端末機器に送
    出し、かつ、記憶する表情報登録手段と、前記記憶され
    た表情報の表フィールドおよび属性に基づいて前記デー
    タベース管理システムから所要の設計情報を抽出するア
    クセス手段と、このアクセス手段によって抽出された設
    計情報を表形式の抽出情報に変換し出力する表構成抽出
    手段と、この表構成抽出手段から出力される表形式抽出
    情報に第1の鍵情報の他、抽出順番に関する第2の鍵情
    報を付加し前記ある端末機器に送出する鍵情報付加手段
    とを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のデータベースシステム。
  4. 【請求項4】 前記情報更新処理部は、予め任意の端末
    機器による表形式抽出情報の更新時に第2の鍵情報を含
    む変更情報を記憶する変更点情報記憶部と、前記ある端
    末機器から前記第2の鍵情報を含む更新情報を受けたと
    き、この更新情報が第2の鍵情報から最新の抽出情報に
    基づく更新情報であるか否かを判断する変更点検査手段
    と、この変更点検査手段から最新の抽出情報に基づく更
    新情報であると判断されたとき、当該更新情報に基づい
    て前記データベース管理システムの内容を更新処理する
    手段とを設けたことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のデータベースシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517946A (ja) * 2004-01-06 2007-07-05 ヴィデオジェット テクノロジーズ インコーポレイテッド 消すことのできないインクジェットインク組成物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517946A (ja) * 2004-01-06 2007-07-05 ヴィデオジェット テクノロジーズ インコーポレイテッド 消すことのできないインクジェットインク組成物

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