JP2001051789A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

Info

Publication number
JP2001051789A
JP2001051789A JP11230108A JP23010899A JP2001051789A JP 2001051789 A JP2001051789 A JP 2001051789A JP 11230108 A JP11230108 A JP 11230108A JP 23010899 A JP23010899 A JP 23010899A JP 2001051789 A JP2001051789 A JP 2001051789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointing device
operation element
strain gauge
advance line
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11230108A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Shimizu
隆好 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11230108A priority Critical patent/JP2001051789A/ja
Publication of JP2001051789A publication Critical patent/JP2001051789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、薄型でありながら、高い操作性と信頼
性を有するポインティングデバイスを提供する。 【解決手段】 操作子1は筐体2の上面部に形成された
浅い正方形の凹部3内に設けられる。凹部3の底面3a
は筐体2の上面2aに対して平行かつ平坦に形成され
る。操作子1は凹部3の深さよりも薄い円形の部材であ
り、その下面を凹部3の底面3aに摺接させて前後左右
に移動可能とする。操作子1の上面部には、指先による
操作がし易いように、指先と係合する凹曲面部1aが形
成される。凹部3内には、凹部3の4つの辺に沿ってそ
れぞれストレインゲージ4〜7が設けられる。ストレイ
ンゲージ4〜7は、操作者が操作子1を前後左右に動か
したときに操作子1の外周部によって押圧され変形す
る。ストレインゲージ4〜7に加わる圧力によってポイ
ンタの各方向への動きが検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートパソコンや
デジタルカメラなどの情報機器においてディスプレイ上
のポインタの位置を指示するためのポインティングデバ
イスに関し、特に操作部を薄くかつ露出面積を小さくで
き、しかも操作者の意図どおりにポインタを動かすこと
ができるポインティングデバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノートパソコンやデジタルカメラなど持
ち運びやすさが重視される情報機器においては、小型で
あることが要求されるため、限られたスペースにキーボ
ードやポインティングデバイスを操作性を損なうことな
く配置する必要がある。そのために、小型、薄型であり
ながら、ポインタをスムースに動かすことができる操作
性の良いポインティングデバイスの開発が必須となって
いる。この種の技術として、特開平7−302163号公報、
特開平7−174646号公報、特開平8−87375号公報、特開
平7−302162号公報、特開平9−146698号公報、特開平9
−222948号公報、特開平9−230999号公報、持開平10−2
60097号公報、特開平10−281904号公報、などに開示さ
れたものがあるが、これらはいづれも、小型化を達成す
る上で、操作性あるいは信頼性を多少なりとも犠牲にし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、小型、薄型でありながら、高い操作性と信
頼性を有するポインティングデバイスを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、操作子を動かすことにより
ポインタの位置を指示するポインティングデバイスであ
って、平坦な支持面に沿って前後左右に移動可能に設け
られた板状の操作子と、前記操作子を囲むようにして配
設され、前記操作子の外周部が当接することにより押圧
される複数のストレインゲージと、前記ストレインゲー
ジに加わる圧力によって前記操作子の各方向への動きを
検出する検出回路とを備えたことを特徴とする。また、
請求項2記載の発明は、請求項1記載のポインティング
デバイスにおいて、前記操作子の外周部に緩衝部材を設
けたことを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、
請求項1または請求項2記載のポインティングデバイス
において、前記ストレインゲージは、可撓性を有する薄
板上にアドバンス線を波形パターンに線引きし固定して
なり、かつアドバンス線のパターンが、外側部は粗、中
心部は密になっていることを特徴とする。また、請求項
4記載の発明は、請求項1、請求項2または請求項3記
載のポインティングデバイスにおいて、前記操作子をそ
の厚さよりも深い凹部内に設けるとともに、当該凹部の
開口部を可撓性を有するシートで密閉したことを特徴と
する。また、請求項5記載の発明は、請求項1、請求項
2、請求項3または請求項4記載のポインティングデバ
イスにおいて、前記操作子を上下にも移動可能とすると
ともに、前記操作子の下面により押圧されるストレイン
ゲージを備えたことを特徴とする。また、請求項6記載
の発明は、請求項5記載のポインティングデバイスにお
いて、前記ストレインゲージは、可撓性を有する薄板上
にアドバンス線を渦巻状パターンに線引きし固定してな
り、かつアドバンス線のパターンが、外側部は粗、中心
部は密になっていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1(a)は本発明の実施の形態の一例を
示すポインティングデバイスの要部平面図、図1(b)
は要部側断面図である。図中、1はポインティングデバ
イスの操作子であり、操作子1は情報機器の筐体2の上
面部に形成された浅い正方形の凹部3内に設けられてい
る。凹部3の底面(支持面)3aは筐体2の上面2aに
対して平行かつ平坦に形成されている。操作子1は凹部
3の深さよりも薄い円形の部材であり、その下面を凹部
3の底面3aに摺接させて前後(図中、y方向)左右
(図中、x方向)に移動可能に設けられている。操作子
1の上面部には、指先による操作がし易いように、指先
と係合する凹曲面部1aが形成されている。凹部3内に
は、凹部3の4つの辺(側壁)に沿ってそれぞれストレ
インゲージ(抵抗線ひずみ計)4〜7が設けられてい
る。ストレインゲージ4〜7は、操作者が操作子1を前
後左右に動かしたときに操作子1の外周部によって押圧
され変形するようになっている。操作子1の外周部に
は、ストレインゲージ4〜7を保護するためにゴム製の
緩衝部材9が設けられている。ストレインゲージ4〜7
と凹部3の側壁との間には、ストレインゲージ4〜7の
変形を許容するために空間8が設けられている。上記の
ように、操作子1を薄い板状の部材とし、これを筐体2
の上面部に形成された浅い正方形の凹部3内に設け、凹
部3の4つの辺に沿ってストレインゲージ4〜7を配置
することにより、従来のポインティングデバイスよりも
小型、薄型でありながら、高い操作性と信頼性を有する
ポインティングデバイスを実現できる。
【0006】図2にストレインゲージ4〜7に加わる圧
力によってポインタの各方向への動きを検出するための
検出回路10の概略構成を示す。図示するように、検出
回路9は、ストレインゲージ4〜7を各辺の抵抗要素と
するブリッジ回路10aを有し、ストレインゲージ4〜
7にかかる圧力を抵抗値の変化としてとらえることによ
り、それに応じた電圧信号を差動増幅回路11、12か
ら出力する。差動増幅回路11、12からの出力は図示
しないコントローラ部に入力される。コントローラ部
は、一方の差動増幅回路11からの出力をx方向移動
量、他方の出力をy方向移動量として捉え、各方向の移
動量に応じて図示しないディスプレイ上のポインタを移
動させる。上記のように構成されたポインティングデバ
イスによれば、操作子1を指先で動かして、ポインタを
移動させたい方向に設けられたストレインゲージ4〜7
に圧力を加えることにより、操作子1の動きが検出回路
10によって検出され、その検出結果に応じてディスプ
レイ上のポインタが移動する。その際、どのストレイン
ゲージ4〜7に圧力が加わったかによってポインタの移
動方向が検出され、ストレインゲージ4〜7に加わった
圧力によって移動スピードが検出される。図3はストレ
インゲージ4〜7の構造を示したものである。ストレイ
ンゲージ4〜7は、アドバンス線(細い抵抗線)13を
薄紙または合成樹脂製の薄板14上に矩形波状に往復さ
せ接着剤で固定してなる。この例では、操作者の意図す
る方向を確実に検出できるようにするために、アドバン
ス線13のパターンを、両側部(13A)は粗、中心部
(13B)は密としている。
【0007】図4は本発明に係るポインティングデバイ
スの別の実施の形態を示したものである。この図に示す
ように、筐体2の上面2aに、操作子1が設けられた凹
部3を密閉する可撓性を有する薄いシート(ゴムシート
など)15を被せることにより、さほど操作性を損なう
ことなく、簡単に防滴構造を実現することができる。図
5は本発明に係るポインティングデバイスのさらに別の
実施の形態を示したものである。この図に示すように、
操作子1の下にもストレインゲージ16を設けることに
より、前後左右だけでなく、上下方向(図中、z方向)
の移動量も検出することができる。したがって、ポイン
ティングデバイスによる3次元データの入力が可能とな
る。この場合、ストレインゲージ16の上面が操作子1
の支持面となる。また、ストレインゲージ16と凹部3
の底面3aとの間には、ストレインゲージ16の変形を
許容するために空間17が設けられている。図6は図5
中のストレインゲージ16の構造を示したものである。
ストレインゲージ16は、アドバンス線(細い抵抗線)
18を薄紙または合成樹脂製の正方形の薄板19上に矩
形渦巻状に線引きし接着剤で固定してなる。この例で
は、操作者の意図する方向を確実に検出できるようにす
るために、アドバンス線18のパターンを、外側部(1
8A)は粗、中心部(18B)は密としている。これに
よりZ軸方向の移動量を確実に検出することができる。
なお、上記の実施の形態は、本発明のほんの一例を示し
たに過ぎない。本発明のポインティングデバイスは、た
とえばジョイスティックの基部構造にも応用できる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果が得られる。請求項1記載の発明
によれば、従来のポインティングデバイスよりも小型、
薄型でありながら、高い操作性と信頼性を有するポイン
ティングデバイスを実現できる。請求項2記載の発明に
よれば、ストレインゲージの耐久性を高めることができ
る。請求項3記載の発明によれば、操作者の意図する前
後左右方向の移動量を確実に検出することができる。請
求項4記載の発明によれば、ポインティングデバイスの
操作性をさほど損なうことなく、簡単に防滴構造を実現
することができる。請求項5記載の発明によれば、前後
左右だけでなく、上下方向の移動量も検出することがで
きるので、ポインティングデバイスによる3次元データ
の入力が可能となる。請求項6記載の発明によれば、操
作者の意図する上下方向の移動量を確実に検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態の一例を示すポイ
ンティングデバイスの要部平面図、(b)は要部側断面
図である。
【図2】図1中のストレインゲージに加わる圧力によっ
てポインタの各方向への動きを検出するための検出回路
の概略構成を示す回路図である。
【図3】図1中のストレインゲージの構造を示す平面図
である。
【図4】本発明に係るポインティングデバイスの別の実
施の形態を示す要部側断面図である。
【図5】本発明に係るポインティングデバイスのさらに
別の実施の形態を示す要部側断面図である。
【図6】図5中のストレインゲージの構造を示す平面図
である。
【符号の説明】
1:操作子 2:筐体 3:凹部 3a:底面(支持面) 4〜7:ストレインゲージ 8:空間 9:緩衝部材 10:検出回路 10a:ブリッジ回路 13:アドバンス線 14:薄板 15:シート 16:ストレインゲージ 18:アドバンス線(細い抵抗線) 19:薄板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作子を動かすことによりポインタの位
    置を指示するポインティングデバイスであって、平坦な
    支持面に沿って前後左右に移動可能に設けられた板状の
    操作子と、前記操作子を囲むようにして配設され、前記
    操作子の外周部が当接することにより押圧される複数の
    ストレインゲージと、前記ストレインゲージに加わる圧
    力によって前記操作子の各方向への動きを検出する検出
    回路とを備えたことを特徴とするポインティングデバイ
    ス。
  2. 【請求項2】 前記操作子の外周部に緩衝部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のポインティングデバイ
    ス。
  3. 【請求項3】 前記ストレインゲージは、可撓性を有す
    る薄板上にアドバンス線を波形パターンに線引きし固定
    してなり、かつアドバンス線のパターンが、外側部は
    粗、中心部は密になっていることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のポインティングデバイス。
  4. 【請求項4】 前記操作子をその厚さよりも深い凹部内
    に設けるとともに、当該凹部の開口部を可撓性を有する
    シートで密閉したことを特徴とする請求項1、請求項2
    または請求項3記載のポインティングデバイス。
  5. 【請求項5】 前記操作子を上下にも移動可能とすると
    ともに、前記操作子の下面により押圧されるストレイン
    ゲージを備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3または請求項4記載のポインティングデバイ
    ス。
  6. 【請求項6】 前記ストレインゲージは、可撓性を有す
    る薄板上にアドバンス線を渦巻状パターンに線引きし固
    定してなり、かつアドバンス線のパターンが、外側部は
    粗、中心部は密になっていることを特徴とする請求項5
    記載のポインティングデバイス。
JP11230108A 1999-08-16 1999-08-16 ポインティングデバイス Pending JP2001051789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11230108A JP2001051789A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 ポインティングデバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11230108A JP2001051789A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 ポインティングデバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001051789A true JP2001051789A (ja) 2001-02-23

Family

ID=16902695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11230108A Pending JP2001051789A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 ポインティングデバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001051789A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922185B2 (en) 2001-08-03 2005-07-26 Nec Corporation Inputting device and electronic instrument using this inputting device and inputting method thereof
WO2009043063A2 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Honeywell International Inc. User interface force sensor system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922185B2 (en) 2001-08-03 2005-07-26 Nec Corporation Inputting device and electronic instrument using this inputting device and inputting method thereof
WO2009043063A2 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Honeywell International Inc. User interface force sensor system
WO2009043063A3 (en) * 2007-09-28 2009-07-16 Honeywell Int Inc User interface force sensor system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2820519B1 (en) Force concentrator
US10032592B2 (en) Force sensing switch
KR100809088B1 (ko) 터치 감지 슬라이드를 갖는 전자 디바이스
JP5010451B2 (ja) 入力装置
JP5821322B2 (ja) 検出装置、電子機器及びロボット
JP4944030B2 (ja) 回転検出を備えたパックベースの入力デバイス
EP1840715A2 (en) Force imaging input device and system
US20110254801A1 (en) Three-dimensional contact-sensitive feature for electronic devices
CA2535427A1 (en) Movable touch pad with added functionality
JP2008198205A (ja) 傾斜型タッチ制御パネル
US10739986B2 (en) Circuit board for an input device
JP2006252093A (ja) 力覚式タッチパネルを具備したインターフェイス装置
CN102109921B (zh) 输入装置、输入控制装置以及便携式信息设备
JP2010049316A (ja) 入力装置
US11829567B2 (en) Touch pad, force touch apparatus, and electronic device
JP2001051789A (ja) ポインティングデバイス
US11379052B2 (en) Input device
KR20110128533A (ko) 복층 구조의 정전용량식 입력장치
JP3954270B2 (ja) 入力装置ならびに検出装置
JP3193556B2 (ja) 座標入力装置
JP3063626B2 (ja) ポインティング入力装置
KR101168709B1 (ko) 하이브리드 터치 패드
TWI844758B (zh) 可偵測剪力的資訊輸入裝置
JP3524438B2 (ja) キーボード入力装置
JP2013167939A (ja) 静電容量式入力装置