JP2001051047A - 測距システム - Google Patents

測距システム

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JP2001051047A
JP2001051047A JP11228492A JP22849299A JP2001051047A JP 2001051047 A JP2001051047 A JP 2001051047A JP 11228492 A JP11228492 A JP 11228492A JP 22849299 A JP22849299 A JP 22849299A JP 2001051047 A JP2001051047 A JP 2001051047A
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distance measuring
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JP11228492A
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Yoshitaka Uchida
吉孝 内田
Koichi Kato
晃一 加藤
Masahiro Hamatsu
昌宏 浜津
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれの通信形態(1:1通信、或いは1:
N通信)であっても、測距及び通信を可能とし、かつコ
スト低減及び小型化を実現することのできる、測距シス
テムを提供する。 【解決手段】 測距側100と複数の被測距側200と
の間でSS信号を送受信し、この送受信に要した時間に
基づいて、測距側100と各被測距側200との間の距
離をそれぞれ求める測距システムにおいて、SS信号の
送受信を同一の周波数f0で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、道路横断
中の歩行者もしくは自転車等で走行中の人間(被測距
側)に対して自動車(測距側)との事故を未然に防止す
るための、自動車前方の歩行者の検知及び測距システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、測距側と被測距側との間でSS
信号を光通信により送受信し、この送受信に要した時間
に基づいて、測距側と各被測距側との間の距離をそれぞ
れ求める測距システムが知られている。
【0003】この種の従来の測距システムでは、例えば
(1)測距側が1つに対して被測距側が1つ(1:1通
信)、或いは(2)測距側が1つに対して被測距側が複
数(1:N通信)の組み合わせが考えられる。
【0004】1:1通信を例にとって説明すると、図6
に示すように、まず、後方車のA車(測距側)から前方
車のB車(被測距側)に向けてPN信号PNa(t)を
光通信により送出する。B車では、受信したPN信号P
Na(t−τ)(τ:伝搬遅延)に自車情報Db(t)
を乗算・変調し、増幅してA車に向けて光通信により返
信する。A車では、受信した信号からPN信号PNa
‘(t)(=PNa(t−2τ))を同期・再生し、受
信信号に乗じることで、前方車情報Db’(t)(=D
b(t−τ))を復号する。また、PNa(t)とPN
a‘(t)との相互相関から、車両間の往復伝搬に要し
た時間2τが検出されるので、次式により、車両間距離
Rを算出する。
【0005】 R = τ・C (C=3×108 m/sec)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(1)1:1通信で
は、以下の問題がある。
【0007】すなわち、従来の構成では、信号伝送媒体
に光通信方式を用いている。これは、例えば、最近の室
内における光通信LANなとで使用されているものと等
価な伝送媒体であるが、使用する環境が走行中(停車中
も考えられる)の車両である場合、雨天時、光を遮
るものの存在等がある時、光通信は著しく性能の劣化
(通信距離の低下)をきたすという問題がある。
【0008】この問題を解決するためには、一般的には
通信電力の増大を計る必要があり、従って、そのために
回路規模及び装置の増大、消費電力の増加等が生じ、現
実的でないという問題がある。
【0009】(2)1:N通信では、前方B車の測距が
不可能になる。
【0010】例えば、前方B車(A車より15m先)の
そばに対向してくるC車(A車より17m先)が存在す
る場合、C車からのPN信号をA車で受信しても、相互
相関値が小さいので、B車情報を復調することができ
る。
【0011】しかし、これはあくまでもC車のPN信号
よりB車からのPN信号電力が大きい場合に限って可能
である。
【0012】仮りに、伝搬損失を考慮してC車からのP
N信号がB車からのPN信号電力を上回る位置にあれ
ば、A車では信号の区別ができなくなり、結果的にB車
との測距が不可能になるという問題がある。
【0013】一方、前方B車の自車情報の中にB車であ
ることを示す個別識別情報(例えば、IDに相当するデ
ータ)が含まれていれば、A車においてPN信号の同期
及び情報復調を行う場合、B車の個別識別情報を取得す
ることができ、B車を認識することが可能になる。
【0014】しかし、前述のように、前方B車の情報が
C車によって干渉を受けた場合、B車の情報復調ができ
なくなり、その結果B車の認識(或いはすべての車両の
認識)が不可能になるという問題がある。
【0015】なお、これらの問題を解決するために、出
願人は、SS信号の周波数帯を複数の周波数帯に分割
し、一方の周波数帯をダウンリンクとして用い、他方の
周波数帯をアップリンクとして用いる技術を提案してい
る。
【0016】しかしながら、この技術では、被測距側に
遅延器を必要とし、この遅延器が構成複雑であり、近
々、実現が困難な状況にある。
【0017】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、複数の周波数帯を用いること
なく、従って、遅延器を必要とすることなく、いずれの
通信形態(1:1通信、或いは1:N通信)であって
も、測距及び通信を可能とした、測距システムを提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
測距側と複数の被測距側との間でSS信号を送受信し、
この送受信に要した時間に基づいて、測距側と各被測距
側との間の距離をそれぞれ求める測距システムにおい
て、測距側の送信側が、PN符号発生器と、PN符号を
パケット組立する組立器と、タイミング生成器とを備
え、このタイミング生成器からの基準信号を元に1つの
周波数帯をダウンリンクとして用いて、前記PN符号を
含むSS信号のパケットを送信し、各被測距側が、相関
器と、タイミング生成器と、PN符号発生器とを備え、
受信したパケットが測距側からのパケットであることを
確認し、自己の被測距側に割り当てられたタイムスロッ
ト時間だけウエイトし、このウエイト時間経過後、前記
周波数帯と等しい周波数帯をダウンリンクとして用い
て、当該PN符号を含むSS信号のパケットを送信し、
測距側の受信側が、相関器、距離演算器とを備え、各被
測距側から異なるタイミングで受信したパケットをそれ
ぞれ相関復調し、自己相関出力を得て、その発生タイミ
ングを求めることにより測距側と各被測距側との間の距
離をそれぞれ演算する、ことを特徴とするものである。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、測距側からのSS信号の送信をパケット通
信とし、その更新時間の区間を複数のタイムスロットと
して分割した、ことを特徴とするものである。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、パケット通信におけるパケット長が1タイ
ムスロットよりも短いことを特徴とするものである。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、複数の測距側を備え、各測距側が、異なる
PN符号を持つSS信号を送信するものである。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、被測距側の相関器或いはタイミング生成器
が、入力信号のAGC制御、入力信号レベルに応じた検
出時間の補正を実行する、ことを特徴とするものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】図1において、100は車載器(測距側)
を示し、200a〜200nは複数の歩行者(被測距
側)を示している。
【0025】図2は、車載器100と特定の歩行者20
0aとの間の通信関係を示す構成図である。なお、図示
は省略したが、残りの歩行者200b〜200nと車載
器100の関係も、これと同様の関係にある。
【0026】この車載器100は、その送信側100A
が、PN符号を生成するPN符号発生器1を備え、この
PN符号発生器1より出力されるPN符号が、パケット
の組立器2に入力され、ここでPN符号のパケット組立
が行われる。
【0027】この組立器2には、タイミング生成器3か
らの基準信号aが入力され、これを元に1つの周波数f
0をダウンリンクとして用いて、PN符号(SS信号)
のパケットが、送受信切替スイッチ4、アンテナ5を通
じて出力される。送受信切替スイッチ4は受信状態で待
機し、送信時にのみ送信側に切り替わる。
【0028】このタイミング生成器3からの基準信号a
は、図3に示すように、例えば0.1secの更新時間
毎に生成される。
【0029】歩行者200aは、アンテナ11を通じて
SS信号のパケットを受信し、送受信切替スイッチ12
を経て相関器13に入力する。
【0030】ここで、歩行者(被測距側)は複数存在
し、各歩行者200a〜200nの相関器13に入力さ
れるタイミングは、図3に示すように、車載器100と
各歩行者200a〜200nとの間の距離に応じて異な
り、各歩行者200a〜200n毎に異なる。例えば、
歩行者200aでは基準信号aの出力からtrl後に相
関演算を行い、歩行者200bではtr2後、歩行者2
00cではtr3後、歩行者200nではtrN後に相
関演算を行う。
【0031】ここで、歩行者の相関器13は、車載器1
00で使用されるPN符号の自己相関を取得するもので
あり、一般的には、マッチドフィルタやスライディング
相関器等が用いられる。ただし、どの歩行者200a〜
200nにおいても、この信号検出時間のバラツキが距
離測定の精度に起因するため、バラツキをある範囲内に
抑えるように、入力信号のAGC制御、入力信号レベル
に応じた検出時間の補正等、が実行・制御される。この
動作は相関器13、若しくは以下に説明するタイミング
生成器14によって実行される。
【0032】この相関器13で、歩行者の受信したパケ
ットが車載器100からのものであることが確認された
後は、タイミング生成器14によって、所定のタイムス
ロット時間だけウエイトする。
【0033】このタイムスロット時間は、歩行者毎に定
められ、図3に示す更新時間0.1secの区間を、例
えば100個に分割して割り当てたタイムスロットの時
間(1msec)である。
【0034】図4は、歩行者200aにタイムスロット
N0.30に相当する固定遅延時間(ts1)を設定し
たことを示す。
【0035】歩行者では、所定のタイムスロット時間ウ
エイトした後、PN符号発生器15からのPN符号と、
情報発生器16からの情報とを、乗算器17で乗算し、
乗算したSS信号が、送受信切替スイッチ12、及びア
ンテナ11を経て、車載器100から送信される信号の
周波数f0と等しい周波数f0をダウンリンクとして用
いて、車載器100に返信する。送受信切替スイッチ1
2は受信状態で待機し、送信時にのみ送信側に切り替わ
る。
【0036】情報発生器16から出力される情報は、例
えば、使用するタイムスロット番号(後述の遅延器の
遅延時間にも相当する)、歩行者IDなどである。
パケット長及び法的な拡散率から帰着するデータ伝送速
度による制約から、送信データビット数が最大送信可能
データビット数内を満足するのであれば、その他の情報
(車載器信号の受信電力情報、など)も含まれる。
【0037】また、PN符号発生器15からのPN符号
は、車載器100で相関演算できる符号であればよく、
車載器100のPN符号発生器1で生成されるPN符号
と、必ずしも一致させる必要はない。
【0038】なお、歩行者において受信から送信にかけ
てのプロセスでフィルタ及びアンプ等は省略している
が、言うまでもなく、システムの本質的なことではない
ので省略しているだけである。
【0039】車載器100の受信側100Bでは、周波
数f0をアップリンクとして用いて送信されたSS信号
のパケットを、アンテナ5を通じて受信し、送受信切替
スイッチ4を経て相関器6に送り、ここで相関復調を行
なう。
【0040】図4は、歩行者200aをピックアップし
て示している。
【0041】上述したように、パケットは、車載器10
0から歩行者200aに送信され、基点(t=0se
c)から時間(tr1)及び歩行者200aの固定遅延
時間(ts1)後に、歩行者200aから再び車載器1
00に送信される。ここで、図3に示す更新時間0.1
secの区間は、100個のタイムスロットに分割さ
れ、歩行者200aには、そのうちのタイムスロットN
0.30に相当する固定遅延時間(ts1)が設定され
ている。また、車載器100では、タイムスロットN
o.30におけるパケットとして受信することになる。
【0042】なお、例えば、歩行者200bには、タイ
ムスロットN0.31に相当する固定遅延時間(ts
2)が設定されている。
【0043】この車載器100は、歩行者200aから
のパケットを自分が送信してから、下記のt△時間後に
受信したことになる。
【0044】 t△ = tr1 + ts1 + tr1 車載器100では、この受信したパケットを、相関器6
(図2)にて相関復調を行う。そして、この自己相関出
力を得て、その発生タイミングを求めることにより、上
記t△を求める。この相関器6はあくまで自己相関出力
を得るものであり、この相関器6にはマッチドフィルタ
を使用してもよく、また、車載器100内のPN符号発
生器1からのPN符号(送信に使用したPN符号)を用
いるスライディングコリレータによる相関復調でも可能
である。
【0045】そして、距離計算器7において、次式によ
り、車載器100と歩行者200aとの間の距離Rを算
出する。
【0046】 R = ((t△ − ts1)/2)・C ただし、C=3×108 m/sec さらに、その相関出力を元にデータ復調器8でデータ復
調を行い、歩行者200aからの情報を再生する。
【0047】車載器100では、残りの歩行者200b
〜200n(すべてのタイムスロット)に対しても、上
記距離計算及びデータ復調を行う。そして、検出更新時
間毎に、再度パケットを送信する。
【0048】この車載器100では各歩行者200a〜
200nから送信されるパケットを異なるタイミングで
受信する。
【0049】この実施形態では、従来技術での問題点で
あった、通信形態としての1:1通信及び1:N通信の
問題が解消される。
【0050】図5は、フローチャートである。
【0051】車載器100では、パケット組立化された
PN符号を、基準信号aを元にダウンリンク周波数にて
出力すると同時に、時間計測を開始する(S1)。
【0052】歩行者200a〜200nでは、相関演算
によってパケット受信を検知し(S2)、歩行者独自の
情報を受信したパケットに変調し(S3)、あらかじめ
設定されている歩行者独自の送信タイミング時間に基づ
き、パケットをダウンリンク周波数と同じ周波数で折り
返し送信する(S4)。
【0053】車載器100では、歩行者より送信されて
くるパケットを受信し、相関演算を行い、受信時間を算
出する(S5)。
【0054】そして、受信時間を元に、歩行者との距離
を算出し、さらにデータ復調を行い、歩行者からの情報
を取得する(S6)。ついで、すべての歩行者の受信を
終了したか否かをみて(S7)、終了していない場合、
S5に戻って、S6までを繰り返す。また、終了した場
合、検出更新時間になったか否かをみて(S8)、検出
更新時間になるまで、S7、S8を繰り返す。
【0055】本システムの運用上の前提条件としては、
以下のようになる。
【0056】(1)歩行者検出範囲は、さほど広くな
い。車両前方50m程度である。車両が歩行者の距離を
検知して停止できる範囲が基本。
【0057】(2)信号の伝送媒体は電波である。さら
に、スペクトル拡散通信方式を用いるために、実運営上
は、使用できる電波周波数が限定される(微弱周波数を
除けば、2.4GHz帯に認可)。
【0058】(3)ありとあらゆる複数の歩行者を検知
するものでなく、検出できる歩行者数には限度がある。
【0059】(4)歩行者を常に検出するためにも、車
載器では逐次歩行者の検出を行う必要があり、そのため
の検出更新時間を設定する必要がある。
【0060】(5)複数の歩行者を認識するために、S
S信号の通信は連続送信ではなく、パケットによる通信
とし、かつ、上記検出更新時間のその間の区間を複数の
タイムスロットとして分割する。
【0061】例えば、タイムスロットを100とする
と、理論的には歩行者100人(100チヤンネル)を
検出可能となる。
【0062】その場合の一例として、検出更新時間を
0.1secとすると、1タイムスロットは1msec
となる。
【0063】従って、パケット長はそれよりも充分短く
なくてはならない。これらの通信概念は、図3に示され
る。
【0064】以上の構成では、車載器100も歩行者2
00aも送信及び受信は送受切り替えスイッチにて切り
替えられる。すなわち、半二重通信である。従って、半
二重通信であるため、タイムスロットを100個設定し
た場合、実際には、先頭のタイムスロットが車載器用に
割り当てられるので、残りの99個が、99人の歩行者
にそれぞれ割り当てられる。
【0065】また、車載器100からのパケット長は、
歩行者で車載器からの信号があると言うことを検出する
に必要なサイズでよいが、歩行者からのパケット長は送
信する情報量に依存する。これによれば、情報発生器1
6は、PN符号発生器15に対して、パケット長を制御
する機能を持つ。
【0066】本システムにおける利点として、 (1)車載器と歩行者間の通信に同一の周波数を用いて
いるので、異なる周波数を用いた場合に比べて、歩行者
側の遅延器が不要になるので、全体構成が簡単であり、
また、法的に使用可能な周波数帯域幅より最大に拡散率
を設定できるためSSの特徴(耐干渉特性など)を発揮
できる。
【0067】(2)タイムスロットを行うことで基本的
には複数の歩行者の干渉がなく、車載器では問題なく信
号検出が行える。
【0068】(3)車載器及び歩行者とも相関器による
信号検出を行うため、信号を捕らえるタイミングの精度
を向上化できるため、精度の高い測距が可能である、等
の効果を奏する。
【0069】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、車載器と歩行者間の通
信に同一の周波数を用いて通信を行うので、複数の周波
数を用いる必要がなく、従って、遅延器を必要とするこ
とがなく、構成を簡素化することができる。
【0071】そして、いずれの通信形態(1:1通信、
或いは1:N通信)であっても、測距及び通信を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による測距システムの一実施形態を示す
図である。
【図2】図1のシステム構成例を示す図である。
【図3】通信概念を示す図である。
【図4】動作タイミング例を示す図である。
【図5】測距システムのフローチャートである。
【図6】従来の1:1通信の構成図である。
【符号の説明】
1 PN符号発生器 2 組立器 3 タイミング生成器 4 送受信切替スイッチ 5 アンテナ 6 相関器 7 距離計算器 8 データ復調器 11 アンテナ 12 送受信切替スイッチ 13 相関器 15 PN符号発生器 16 情報発生器 17 乗算器 100 車載器(測距側) 200a〜200n 歩行者(被測距側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜津 昌宏 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB09 AC02 AD01 AE01 AE09 AF03 AH04 AK40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距側と複数の被測距側との間でSS信
    号を送受信し、この送受信に要した時間に基づいて、測
    距側と各被測距側との間の距離をそれぞれ求める測距シ
    ステムにおいて、 測距側の送信側が、PN符号発生器と、PN符号をパケ
    ット組立する組立器と、タイミング生成器とを備え、こ
    のタイミング生成器からの基準信号を元に1つの周波数
    帯をダウンリンクとして用いて、前記PN符号を含むS
    S信号のパケットを送信し、 各被測距側が、相関器と、タイミング生成器と、PN符
    号発生器とを備え、受信したパケットが測距側からのパ
    ケットであることを確認し、自己の被測距側に割り当て
    られたタイムスロット時間だけウエイトし、このウエイ
    ト時間経過後、前記周波数帯と等しい周波数帯をアップ
    リンクとして用いて、当該PN符号を含むSS信号のパ
    ケットを送信し、 測距側の受信側が、相関器、距離演算器とを備え、各被
    測距側から異なるタイミングで受信したパケットをそれ
    ぞれ相関復調し、自己相関出力を得て、その発生タイミ
    ングを求めることにより測距側と各被測距側との間の距
    離をそれぞれ演算する、ことを特徴とする測距システ
    ム。
  2. 【請求項2】 測距側からのSS信号の送信をパケット
    通信とし、その更新時間の区間を複数のタイムスロット
    として分割した、ことを特徴とする請求項1記載の測距
    システム。
  3. 【請求項3】 パケット通信におけるパケット長が1タ
    イムスロットよりも短いことを特徴とする請求項2記載
    の測距システム。
  4. 【請求項4】 複数の測距側を備え、各測距側が、異な
    るPN符号を持つSS信号を送信することを特徴とする
    請求項1記載の測距システム。
  5. 【請求項5】 前記被測距側の相関器或いはタイミング
    生成器が、入力信号のAGC制御、入力信号レベルに応
    じた検出時間の補正を実行する、ことを特徴とする請求
    項1記載の測距システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004032091A1 (en) * 2002-10-04 2004-04-15 Rf Innovations Pty Ltd Proximity detection system and method

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WO2004032091A1 (en) * 2002-10-04 2004-04-15 Rf Innovations Pty Ltd Proximity detection system and method

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