JP2001050200A - 消防ポンプ用低水位自在型ストレーナ - Google Patents
消防ポンプ用低水位自在型ストレーナInfo
- Publication number
- JP2001050200A JP2001050200A JP11253418A JP25341899A JP2001050200A JP 2001050200 A JP2001050200 A JP 2001050200A JP 11253418 A JP11253418 A JP 11253418A JP 25341899 A JP25341899 A JP 25341899A JP 2001050200 A JP2001050200 A JP 2001050200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- suction pipe
- strainer
- water level
- arranging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は，消火活動に使用する消防ポンプ
が低水位の水源を使用するための，吸管ストレーナに関
するものである． 【解決手段】 吸水管取付部を摺動式にし，その取付部
より下に２又部を設け回転式とし，その下方に向けて大
き開口し，最下部に取水用の切り欠き部を設けた吸管ス
トレーナ．
が低水位の水源を使用するための，吸管ストレーナに関
するものである． 【解決手段】 吸水管取付部を摺動式にし，その取付部
より下に２又部を設け回転式とし，その下方に向けて大
き開口し，最下部に取水用の切り欠き部を設けた吸管ス
トレーナ．
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は，消防ポンプに使
用される吸水管用ストレーナに関するものである．
用される吸水管用ストレーナに関するものである．
【０００２】
【従来の技術】従来の消防ポンプ吸水管用ストレーナ
（以下吸管ストレーナと呼ぶ）は図８の１７に示された
ような形状のものであり，材質は樹脂または銅製のもの
である．ポンプ内にゴミ等が侵入するのを防ぐために７
ｍｍ程度の穴１８が表面に開けられている円筒状の装置
である．これを吸水管１３の先端に取付け，消防ポンプ
使用時に水中に投入する．水位が十分にある場合は問題
が無いが，低水位の場合は図９に示すように吸管ストレ
ーナ１７より空気が入ってしまい吸水できない．吸水で
きる限界は１５ｃｍ程度である．それ以下の水源を消火
に使用する場合は，せき止めをして水位を上げて吸水し
なければならない．この作業は大変手間のかかる作業で
あり，１分１秒を争う消火活動という観点からすれば大
変問題があった．また，橋の上等より真下の水源からの
吸水はほとんど不可能に近いものであった．
（以下吸管ストレーナと呼ぶ）は図８の１７に示された
ような形状のものであり，材質は樹脂または銅製のもの
である．ポンプ内にゴミ等が侵入するのを防ぐために７
ｍｍ程度の穴１８が表面に開けられている円筒状の装置
である．これを吸水管１３の先端に取付け，消防ポンプ
使用時に水中に投入する．水位が十分にある場合は問題
が無いが，低水位の場合は図９に示すように吸管ストレ
ーナ１７より空気が入ってしまい吸水できない．吸水で
きる限界は１５ｃｍ程度である．それ以下の水源を消火
に使用する場合は，せき止めをして水位を上げて吸水し
なければならない．この作業は大変手間のかかる作業で
あり，１分１秒を争う消火活動という観点からすれば大
変問題があった．また，橋の上等より真下の水源からの
吸水はほとんど不可能に近いものであった．
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】消火活動は，緊急を要
するものであることは言うまでもない．しかし，このよ
うな消防用吸水管ストレーナの性能不足による取扱いの
困難さは，訓練により補われているのが現状である．こ
のような吸管ストレーナの性能を改良し消火活動を迅速
かつ確実に行なえるようにすることは，消防作業に従事
する者にとって長い間の要望であった．本発明は，こう
した使用者の強い要望にこたえるために発明されたのも
のである．
するものであることは言うまでもない．しかし，このよ
うな消防用吸水管ストレーナの性能不足による取扱いの
困難さは，訓練により補われているのが現状である．こ
のような吸管ストレーナの性能を改良し消火活動を迅速
かつ確実に行なえるようにすることは，消防作業に従事
する者にとって長い間の要望であった．本発明は，こう
した使用者の強い要望にこたえるために発明されたのも
のである．
【０００４】
【課題を解決するための手段】吸管ストレーナ１の先を
下方に向け最下部に設置用の足２，５を設ける．下部に
向け断面積を大きくし吸水性能を高め，最下部の足２と
５の間に取水用の切り欠きを設ける．また，底にストレ
ーナ網６を設けてゴミの侵入を防ぐようにする．下方よ
り２又に配管し先端に吸水管取付けネジ部９を設ける．
吸水管取付け部には，吸水管１３のねじれを吸収するた
めの機構１０，１１を設ける．２又部は，図７のように
回転式とする．このようにすれば，低水位の水を横方向
から真上方向まで消防ポンプ１４が吸水出来るようにな
る．
下方に向け最下部に設置用の足２，５を設ける．下部に
向け断面積を大きくし吸水性能を高め，最下部の足２と
５の間に取水用の切り欠きを設ける．また，底にストレ
ーナ網６を設けてゴミの侵入を防ぐようにする．下方よ
り２又に配管し先端に吸水管取付けネジ部９を設ける．
吸水管取付け部には，吸水管１３のねじれを吸収するた
めの機構１０，１１を設ける．２又部は，図７のように
回転式とする．このようにすれば，低水位の水を横方向
から真上方向まで消防ポンプ１４が吸水出来るようにな
る．
【０００５】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を述べる
と，消防ポンプ１４の吸水管１３を水に投入する場合，
まず吸水管１３の先端に吸管ストレーナ１をねじ込み取
り付ける．次に吸管ロープ１２を吸管ストレーナ１の２
又部に取り付ける．２本以上の吸管ロープが必要な場合
でも２又のため容易に取り付けることができる．次に吸
管ストレーナ１を水源に置く，吸水管１３のねじれは吸
収機構１０．１１が回転し吸収するので吸管ストレーナ
１は転倒することはない．また，２又部は自由に回転す
るので吸水管は横方向より真上方向まで引くことができ
る．これにより橋の上等より真下の水源を吸水すること
ができる．水位は１．５ｃｍ程度あれば吸水は可能であ
る．
と，消防ポンプ１４の吸水管１３を水に投入する場合，
まず吸水管１３の先端に吸管ストレーナ１をねじ込み取
り付ける．次に吸管ロープ１２を吸管ストレーナ１の２
又部に取り付ける．２本以上の吸管ロープが必要な場合
でも２又のため容易に取り付けることができる．次に吸
管ストレーナ１を水源に置く，吸水管１３のねじれは吸
収機構１０．１１が回転し吸収するので吸管ストレーナ
１は転倒することはない．また，２又部は自由に回転す
るので吸水管は横方向より真上方向まで引くことができ
る．これにより橋の上等より真下の水源を吸水すること
ができる．水位は１．５ｃｍ程度あれば吸水は可能であ
る．
【０００６】
【発明の効果】５ｃｍ以下の超低水位の水を消火に使用
することは，従来では考えられないことであった．まし
てや，真下にある超低水位の水を吸水することは不可能
に近いものであった．本発明により，このような超低水
位の水が消火用の水源に使用できることにより，消火活
動には大きな助けとなる．消火活動は１分１秒を争うも
のである．消防ポンプを操作する場合吸水管の取扱いが
その大きなウエートを占める．本発明により吸水管の取
扱いが非常に簡単容易になり，またその水源の範囲が大
きく広がる．本発明は，このように安全と防災にかかわ
る消防作業に大きく貢献するものである．
することは，従来では考えられないことであった．まし
てや，真下にある超低水位の水を吸水することは不可能
に近いものであった．本発明により，このような超低水
位の水が消火用の水源に使用できることにより，消火活
動には大きな助けとなる．消火活動は１分１秒を争うも
のである．消防ポンプを操作する場合吸水管の取扱いが
その大きなウエートを占める．本発明により吸水管の取
扱いが非常に簡単容易になり，またその水源の範囲が大
きく広がる．本発明は，このように安全と防災にかかわ
る消防作業に大きく貢献するものである．
【図１】本発明の外観図
【図２】本発明の断面図
【図３】本発明の組付図
【図４】本発明の組付図
【図５】本発明の操作図
【図６】本発明の操作図
【図７】本発明の動き図
【図８】従来の吸管ストレーナ図
【図９】従来の吸管ストレーナ組付図
１ 低水位吸管ストレーナ ２ 足 ３ 旋回二又部 ４ 吸水管取付部 ５ 足 ６ ストレーナ網 ７ ボール ８ パッキン ９ ネジ部 １０ オーリング １１ ボール １２ 吸管ロープ １３ 吸水管 １４ 消防ポンプ １５ 放水ホース １６ 消防自動車 １７ 吸管ストレーナ １８ ストレーナ穴
Claims (1)
- 【請求項１】最下部に設置用の足を設け，足の間に吸水
用の切り欠きを設ける．また，下部を広げて吸水性能を
高め，底にストレーナ網を設けてゴミの侵入を防ぐ．下
方より２又に配管し先端に吸水管取付けネジ部を設け
る．吸水管取付け部には，吸水管のねじれを吸収する機
構を設ける．２又配管部は回転式とし，これにより横方
向から真上方向まで吸水管を伸ばすことが出来る．この
ようにして低水位の水を吸水出来るようにした消防ポン
プ用低水位自在型ストレーナ．
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11253418A JP2001050200A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 消防ポンプ用低水位自在型ストレーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11253418A JP2001050200A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 消防ポンプ用低水位自在型ストレーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001050200A true JP2001050200A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=17251125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11253418A Pending JP2001050200A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 消防ポンプ用低水位自在型ストレーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001050200A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016209803A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | ファイヤテクノス合同会社 | ストレーナ装置 |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP11253418A patent/JP2001050200A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016209803A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | ファイヤテクノス合同会社 | ストレーナ装置 |
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