JP2001045791A - リニアモータの往復振幅制御回路 - Google Patents

リニアモータの往復振幅制御回路

Info

Publication number
JP2001045791A
JP2001045791A JP11220442A JP22044299A JP2001045791A JP 2001045791 A JP2001045791 A JP 2001045791A JP 11220442 A JP11220442 A JP 11220442A JP 22044299 A JP22044299 A JP 22044299A JP 2001045791 A JP2001045791 A JP 2001045791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
diode
pulse train
ground
square
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11220442A
Other languages
English (en)
Inventor
W Redlich Robert
ダブリュ. レドリッヒ ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Global Cooling BV
Original Assignee
Global Cooling BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Global Cooling BV filed Critical Global Cooling BV
Priority to JP11220442A priority Critical patent/JP2001045791A/ja
Publication of JP2001045791A publication Critical patent/JP2001045791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御可能な振幅で振動リニアモータを駆動さ
せるためDC電圧を制御可能な可変振幅AC電圧に変換
するための回路で、この回路は電磁干渉を抑制する必要
がなく、切換損失もごく僅かである。 【解決手段】 対(N1、P1)がオンの場合、V+に
接近する電圧がモータ端子Aに印加され、モータ端子B
は実質的にアース電位となるので、この対がオフとなる
までモータ電流IMが示された方向に増大する。上記対
がオフとなった後の期間、非ゼロIMを維持する。この
間、モータ電流IMはダイオードD3及びD1を介して
ゼロに減衰する。対(N2、P2)がオンの場合、V+
に接近する電圧がモータ端子Aに現れ、端子Bは実質的
にアース電位となり、この対がオフとなるまでモータ電
流IMは図1の矢印と反対方向に増大し、短い期間、モ
ータ電流IMは減衰を維持する。0

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直線運動電気モータ
の移動要素を制御可能な可変振幅で振動させるべく該モ
ータを励磁させるのに使用される制御可能な可変交流電
圧を発生させるための電子回路に関する。
【0002】
【従来の技術】実際には、直線運動電気モータ、例えば
米国特許第4、602、174号に開示されているモー
タの機能は、圧縮機のピストン等の機械要素を制御可能
な可変振幅変動の運動で駆動させるものである。これを
完成させるために、モータの巻線に印加される電圧の振
幅は制御可能に可変でなければならない。
【0003】リニアモータの電力源が120VRMS、
60ヘルツ等の定電圧ACである場合、モータを励磁さ
せる制御可能は可変電圧は例えば米国特許第5、59
2、073号に開示されている回路を用いてトライアッ
クで安価に発生させることができる。
【0004】もし、リニアモータの電力源がDC、例え
ば電池或いはソーラーパネルの場合、電力源からの電圧
は可変電圧ACに変換してモータを励磁させなければな
らない。DCから可変電圧ACへの変換はパルス幅変調
(PWM)技術を用いて従来技術により行うことができ
る。この技術の一例は米国特許第5、156、005号
に開示されている。
【0005】パルスの平均値を経時的に変化させるため
に、モータの振動周波数よりも遙かに高い繰返し周波数
で、且つモータの振動周波数で制御可能に変調されるデ
ューティサイクルで、PWNリニアモータドライバは交
流極性の一連の矩形電圧パルスをモータ巻線に印加す
る。モータは平均値に応答するが、パルスの繰返し周波
数では些細な応答しかしない。従って、必要なモータ振
動周波数で、且つ可変振幅でパルスのデューティサイク
ルを変調することにより、制御可能な可変振幅AC電圧
をモータに効果的に印加することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】PWMモータドライブ
の欠点は、高価なシールド及びフィルタが無い限り、深
刻な電磁障害(EMI)の源になり得ることである。切
換損失を最小にするためにPWMでは高速な切換が要求
されるため、PWMドライバによりEMIが発生する。
典型的なPWMの切換時間は150ナノ秒であり、これ
はラジオやテレビの帯域でEMIを発生させる。DC式
のリニアモータを備えた装置はラジオやテレビの近くで
使用されるかも知れないため、このような装置には非常
に有効なEMI抑制が不可欠であり、かなりのコストが
加わることになる。
【0007】PWMモータドライバのコストは、切換損
失を許容できるまで低める必要があれば高速な切換が可
能な電子スイッチが要求されるため高くなる。通常は電
界効果トランジスタ(FET)が使用されるが、双極性
トランジスタに比べて比較的高価であり、比較的遅い切
換のために過度の切換損失が生じるため、これらはPW
Mに一般的には適用されない。
【0008】従って、本発明の目的は、リニアモータを
駆動するための制御可能な可変電圧ACをDC源から発
生させること、またこれを、深刻なEMIを生じさせる
ことなく、また本発明の切換素子のようにFET或いは
安価な双極性トランジスタを用いて達成することであ
り、切換素子の選択はコスト、効率及び利用可能なDC
電圧に依存する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はHブリッジを使
用して、繰返し周波数がモータ振動周波数と等しく、極
性が正から負へ交番する一連の制御可能な可変持続パル
スをリニアモータに印加するものである。パルス間で
は、Hブリッジの全ての能動素子がオフとされる。従来
技術のPWMと比較すると、本発明では単位時間当たり
の切換回数は典型的な回数であるファクタ250だけ少
なく、本発明の目的の達成を可能とする2つの結果を有
する。第1は、切換を遅くすることができ、本発明で双
極トランジスタ(典型的な切換時間がFETより約20
倍大きい)を切換素子として使用しても、一回の切換当
たりの損失は高いが、単位時間当たりの切換損失がPW
Mシステムよりも典型的なファクタ10だけ低くなる程
度に切換率が低い。第2に、切換率が低く、切換時間が
短いことの両方が本発明により発生するEMIを実質的
には取るに足らない程度まで低減させるように作用す
る。
【0010】本発明により駆動されるリニアモータに印
加される電圧の波形は正弦波であるが、実際にはこれは
殆ど重要ではない。何故なら、リニアモータの機械的な
負荷はばねにより殆ど常に機械的振動周波数に機械的に
変換され、従って振動周波数の調和振動で印加された電
圧に余り応答しないからである。
【0011】本発明では相補型Hブリッジを使用しても
良い。この相補型Hブリッジでは、高側及び低側の切換
素子が、FETブリッジの場合にはそれぞれPチャネル
FETとNチャネルFETであり、双極トランジスタブ
リッジではそれぞれPNP及びNPNトランジスタであ
る。切換信号は全て同じ電源のレール同士間で振動する
ため、この構成は簡素化及び経済性に貢献するものであ
る。切換ロジックは簡単であり、非相補型Hブリッジで
は必要である高価な高側ドライバが不要である。
【0012】利用可能なDC電圧が低い場合(例えば自
動車の用途では12ボルト)、本発明の実施の形態の双
極トランジスタでは飽和損失が大きく、PチャネルFE
Tは同じ電圧定格のNチャネルFETより抵抗が遙かに
高いため、相補型N及びPチャネルFETを使用する本
発明の実施の形態での損失となる。これらの場合、コス
ト高になっても効率を上げる価値があるならば、本発明
を高側ドライバを使用する全てNチャネルFET型Hブ
リッジとして具現化することができる。
【0013】要約すると、本発明は、全てFETか全て
双極トランジスタかの何れかよりなるHブリッジと、極
性が交番し、リニアモータにより駆動される機械的シス
テムの振動の必要な周波数で、且つ全ての能動ブリッジ
素子がオフとなる連続したパルス同士間の間隔で一連の
制御可能な可変持続パルスをブリッジの出力に接続され
たリニアモータに印加するようにブリッジの素子をオ
ン、オフさせる信号との組み合わせよりなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の態様を説明する。
【0015】図1及び2において、N1及びN2はNチ
ャネルFETであり、P1及びP2はPチャネルFET
である。SN1、GN1、DN1はそれぞれN1のソー
ス、ゲート及びドレイン端子であり、類似する記号SN
2,GN2,DN2、SP1,GP1,DP1、SP
2,GP2,DP2はN2,P1及びP2のソース、ゲ
ート及びドレイン端子を示す。アース(GROUND) に対す
るV+は電池或いはソーラーパネル等のソースから得ら
れるDC電圧である。ゲート端子GN1、GN2、GP
1及びGP2に送られるゲート信号(ゲート電圧)はそ
れぞれVG1、VG2、VG1C及びVG2Cであり、
このVG1Cはゲート信号VG1の補群であり、VG2
Cはゲート信号VG2の補群である。ゲート信号VG
1、VG2、VG1C及びVG2Cは全てV+とアース
との間ので振動し、全て周波数Fで繰り返す。ここでF
はモータ振動に必要な周波数である。ゲート信号VG2
は経時的に(1/(2F))だけゲート信号VG1から
変位するが、このゲート信号VG1と同じパルス持続時
間(t)を有する。
【0016】P1,P2のPチャネルFETはそのゲー
トがそのソースに相対して負である時にオンとなり、N
1,N2のNチャネルFETはそのゲートがそのソース
に相対して正である時にオンとなり、切換素子が対角の
対において以下の順序でオン、オフされる: a)N1及びP1がオン、N2及びP2がオフ。 b)全てオフ。 c)N2及びP2がオン、N1、及びP1がオフ。 d)全てオフ。
【0017】対(N1、P1)がオンの場合、V+に接
近する電圧がモータ端子Aに印加され、モータ端子Bは
実質的にアース電位となる。従って、対(N1、P1)
がオフとなるまでモータ電流IMが示された方向に増大
する。対(N1、P1)がオフとなった後の期間、モー
タ巻線のインダクタンスはFETが全てオフとなっても
非ゼロIMを維持する。この期間の間、モータ電流IM
はダイオードD3及びD1を介してゼロに減衰する。
【0018】対(N2、P2)がオンの場合、V+に接
近する電圧がモータ端子Aに現れ、端子Bは実質的にア
ース電位となる。対(N2、P2)がオフとなるまでモ
ータ電流IMは図1の矢印と反対方向に増大し、短い期
間、モータのインダクタンスはダイオードD1及びD2
を介してモータ電流IMは減衰を維持する。
【0019】t=1/2Fとした場合、t−0から略
[(4/π)×(V+)]までは、モータに印加される
電圧の基本的フーリエ成分はゼロから単調に増加する。
実際のモータの応答のみが基本的な印加電圧に対する応
答であるため、モータに印加される有効な電圧はtを増
加させることに単調に増加させることができることにな
る。
【0020】図3はゲート電圧VG1、VG2,VG1
C、VG2Cを発生させる好適な実施の形態を示す。周
波数2Fヘルツで従来の方法で発生した方形波を使用
し、先ず、出力が周波数2Fの一連のパルスであって各
パルスが制御入力電圧に応答する持続時間tを有する制
御可能なワンショットマルチバイブレータを起動させ、
次に、出力が周波数Fヘルツの方形波であるフリップフ
ロップ(2で分周する回路)を起動させる。NANDゲ
ートNG1によりワンショット及びフリップフロップ出
力にNAND演算を実行してVG1Cを発生させ、これ
をNANDゲートNG1で補数演算を行なうNANDゲ
ートVG1を発生させる。VG2Cを発生させるべく、
NANDゲートNG2によりワンショットの出力とフリ
ップフロップの出力の補群にNAND演算を実行する。
フリップフロップの出力はNANDゲートNG3により
発生される。VG2CはNANDゲートNG5により補
数演算されてVG2を発生させる。
【0021】図4及び5は本発明の別の実施の形態を示
しており、この形態では、相補型Hブリッジの切換素子
は本発明による波形を有するベース電流によりオン、オ
フが切換られるPNP及びNPN双極トランジスタであ
る。TN1、TN2はNPNトランジスタであり、TP
1,TP2はPNPトランジスタである。d1乃至d4
はダイオードである。トランジスタTN1のエミッタ、
ベース及びコレクタがそれぞれEN1,BN1及びCN
1で示され、トランジスタTN2,TP1,TP2の端
子は類似した符号EN2,BN2,CN2、CP1,B
P1,EP1、CP2,BP2,EP2で示される。V
+及びアースは電池やソーラーパネル等のDCソースの
それぞれ正及び負の端子である。トランジスタTN1,
TN2,TP1,TP2のベース電流IBN1,IBN
2,IBP1,IBP2のそれぞれの波形は図5に示さ
れる。全てのベース電流IBN1,IBN2,IBP
1,IBP2は、制御可能な可変持続時間tを有するパ
ルスであり、これら全ては要求されるモータの振動周波
数Fで反復される。ベース電流IBN1及びIBP1は
同一波形を有する。ベース電流IBN2及びIBP2の
波形も同一であり、このベース電流IBN1,IBN2
の位置から1/(2F)だけ経時的に変位される。各ベ
ース電流の大きさは関連するトランジスタを飽和状態と
するのに充分であり、トランジスタはスイッチとして作
動する。図4に示されるように、トランジスタTN1及
びTN2のベース電流の正の向きはそれぞれのベースの
内方であり、トランジスタTP1及びTP2のベース電
流の正の向きはそれぞれのベースの外方である。
【0022】NPNトランジスタTN1,TN2はその
ベースへの電流によりオンにされ、PNPトランジスタ
TP1,TP2はそのベースから外方への電流によりオ
ンにされ、図4のトランジスタは以下の順番で対角対に
おいてオンにされる: a)TN1及びTP1がオン、TN2及びTP2がオ
フ。 b)全てオフ。 c)TN2及びTP2がオン、TN1、及びTP1がオ
フ。 d)全てオフ。
【0023】トランジスタTN1及びTP1がオンされ
ると、モータ端子Bが電圧(V+マイナスTP1の飽和
電圧)まで上昇し、モータ端子AがTN1の飽和電圧に
達する。従って、トランジスタTN1,TP1がオンと
なってから、このトランジスタTN1及びTP1がオフ
となるまでモータ電流IMは示された方向に増大する。
トランジスタTN1、TP1がオフとなった後の期間、
モータ巻線のインダクタンスは全てのトランジスタがオ
フとなっても非ゼロIMを維持する。この期間の間、モ
ータ電流IMはダイオードd3及びd4を介してゼロま
で減衰する。
【0024】対(TN2、TP2)がオンされると、電
圧(V+マイナスTP2の飽和電圧)がモータ端子Aに
現れ、モータ端子BはトランジスタTN2の飽和電圧と
同じ電圧である。対(TN2、TP2)がオフとなるま
でモータ電流IMは図1の矢印と反対方向に増大し、短
い期間、モータのインダクタンスはダイオードd1及び
d2を介して減衰IMを維持する。
【0025】図6はベース電流IBN1,IBN2,I
BP1,IBP2のベース電流を発生させるための好適
な実施の形態を示す。エミッタフォロワトランジスタQ
1乃至Q4及び抵抗器R1乃至R4を除けば図6は図3
と同じであり、このトランジスタQ1乃至Q4のベース
での電圧は図3のVG1,VG1C、VG2C及びVG
2とそれぞれ同じである。(Q1,R1)、(Q2,R
2)、(Q3,R3)及び(Q4,R4)はVG1/R
1、VG2/R2,VG3/R3及びVG4/R4と実
質的に同じ電流ソースを有し、ベース電流IBN1,I
BP1,IBP2及びIBN2をそれぞれ供給する。抵
抗R1乃至R4の値は、トランジスタTN1,TN2,
TP1及びTP2がベース電流で駆動された時に飽和す
るように選択される。エミッタフォロワトランジスタQ
1及びQ4はNPNトランジスタTN1及びTN2のベ
ース内に流れる電流を供給するNPNトランジスタであ
る。エミッタフォロワトランジスタQ2及びQ3はPN
PトランジスタTP1及びTP2のベース外に流れる電
流を供給するPNPトランジスタである。
【0026】図7は、「高側ドライバ」のコスト高とな
っても全てNチャネルのFETのHブリッジの効率を相
補型Hブリッジよりも高めることが妥当である場合に好
適な本発明の実施の形態を示し、これはアースを基準と
したゲートドライブ信号を「浮動基準」に変換する標準
的な集積回路であり、これはアースに相対する電圧を経
時的に変化し得る回路ノードである。全てNチャネルの
FETのHブリッジはドレインが正の供給電圧に接続さ
れた2つのFETのための高側ドライバを必要とする。
これは、それらのゲート信号がそれらのソースを基準と
しなければならず、それぞれがアースに相対して経時的
に変化する電圧であるからである。典型的な高側ドライ
バ集積回路はIR2111と呼ばれるもので、インター
ナショナル レクティフィア(International Rectifie
r )により製造されている。
【0027】図7を参照し、ゲートドライブ信号VG1
及びVG2は、図2に示されるように、正の極性を制御
可能な可変持続時間t、及び周波数2Fを有する方形パ
ルス列である。ゲートドライブ信号VG1及びVG2
は、1/(2F)の時間における相対変位を除けば同一
である。ゲートドライブ信号VG1はNチャネルFET
n1のゲートと、高側ドライバIC2の入力端子IC2
Iの両方に印加される。IC2はその出力端子IC2H
Oとその基準端子IC2Rとの間でゲートドライブ信号
VG1と同じ波形の電圧を発生する。出力端子IC2H
Oと基準端子IC2Rは、NチャネルFETn3のゲー
ト端子Gn3及びソース端子Sn3にそれぞれ接続され
る。従って、n1及びn3は一方のゲートドライブ信号
VG1により同時にオン、オフされる。同様に、n2及
びn4は他方のゲートドライブ信号VG2により同時に
オン、オフされ、Hブリッジは図2に示されるように、
モータ電流IMを発生するために、図1を参照して先に
説明したように機能する。
【0028】
【発明の効果】本発明は、リニアモータを駆動するため
の制御可能な可変電圧ACをDC源から発生させるこ
と、またこれを、深刻なEMIを生じさせることなく、
また本発明の切換素子のようにFET或いは安価な双極
性トランジスタを用いて達成することであり、切換素子
の選択はコスト、効率及び利用可能なDC電圧に依存す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はFETスイッチを有する相補型Hブリッ
ジを示し、切換信号とモータ電流を符号で示す。
【図2】図2は図1の回路における切換信号とモータ電
流の波形を示す。
【図3】図3は図1及び2の切換信号を発生させる回路
の好適な実施の形態を示す。
【図4】図4は双極トランジスタスイッチを有する相補
型Hブリッジを示し、切換電流とモータ電流を符号で示
す。
【図5】図5は図4の回路における切換信号とモータ電
流の波形を示す。
【図6】図6は図4及び5の切換電流を発生させる回路
の好適な実施の形態を示す。
【図7】図7は本発明の目的を高い効率で達成するため
の、全てNチャネル電界効果トランジスタ及び高側ドラ
イバを使用した非相補型Hブリッジの好適な実施の形態
を示す。
【符号の説明】
SP1,SP2 ソース端子 GP1,GP2 ゲート端子 DP1,DP2 ドレイン端子 P1,P2 第1、第2Pチャネル電界効果
トランジスタ SN1,SN2 ソース端子 GN1,GN2 ゲート端子 DN1,DN2 ドレイン端子 N1,N2 第1、第2Nチャネル電界効果
トランジスタ D1〜D4 ダイオード VG1 第1の方形電圧パルス列(ゲー
トドライブ信号) VG1C 第1の方形電圧パルス列の捕群 EN1,EN2 エミッタ端子 BN1,BN2 ベース端子 CN1,CN2 コレクタ端子 TN1,TN2 第1、第2NPNトランジスタ EP1,EP2 エミッタ端子 BP1,BP2 ベース端子 CP1,CP2 コレクタ端子 TP1,TP2 第1、第2PNPトランジスタ VG2 第2の方形電圧パルス列(ゲー
トドライブ信号) VG2C 第2の方形電圧パルス列の捕群 d1〜d4 ダイオード IBN1 第2の方形電圧パルス列(ベー
ス電流) BN1 ベース IBP1 第2の方形パルス列(ベース電
流) BP1 ベース IBN2 第3の方形パルス列(ベース電
流) BN2 ベース IBP2 ベース電流 Sn1〜Sn4 ソース端子 Gn1〜Gn4 ゲート端子 Dn1〜Dn4 ドレイン端子 n1〜n4 第1〜第4のNチャネル電界効
果トランジスタ IC1 第1の集積回路高側ドライバ IC1I 入力端子 IC1G アース端子 IC1HO 高側出力端子 IC1HR 高側基準端子 IC2 第2の集積回路高側ドライバ IC2I 入力端子 IC2G アース端子 IC2HO 高側出力端子 ICHR 高側基準端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモータの移動素子の振動及び制御
    可能な可変振幅運動を発生させるための電子ドライバで
    あって、 前記リニアモータは第1及び第2端子を有する巻線を備
    えると共に、周波数Fで振動し、 前記電子ドライバは、 ソース、ゲート及びドレイン端子(SP1,GP1,D
    P1、SP2,GP2,DP2)を有する第1及び第2
    Pチャネル電界効果トランジスタ(P1、P2)と;ソ
    ース、ゲート及びドレイン端子(SN1,GN1,DN
    1、SN2,GN2,DN2)を有する第1及び第2N
    チャネル電界効果トランジスタ(N1、N2)と;4つ
    のダイオード(D1乃至D4)と;正の端子及び負の端
    子を有するDC電圧ソース(V+及びアース)と;ドレ
    イン端子(DN1)、ドレイン端子(DP2)、ダイオ
    ード(D1)のカソード端子、ダイオード(D4)のア
    ノード端子、及び前記第1モータ端子の全てを一緒に電
    気接続することにより形成される第1回路ノードと;ド
    レイン端子(DN2)、ドレイン端子(DP1)、ダイ
    オード(D3)のカソード端子、ダイオード(D2)の
    アノード端子、及び前記第2モータ端子の全てを一緒に
    電気接続することにより形成される第2回路ノードと;
    ソース端子(SP1)、ソース端子(SP2)、ダイオ
    ード(D2)のカソード端子、ダイオード(D4)のア
    ノード端子、及びV+の端子の全てを一緒に電気接続す
    ることにより形成される第3回路ノードと;ソース端子
    (SN1)、ソース端子(SN2)、ダイオード(D
    1)のアノード端子、ダイオード(D3)のアノード端
    子、及びアースの端子の全てを一緒に電気接続すること
    により形成される第4回路ノードと;周波数Fで制御可
    能な持続時間tの第1の方形電圧パルス列であって、該
    第1の方形電圧パルス列(VG1)及びその補群(VG
    1C)において、ゲート信号(VG1)はゲート端子
    (GN1)に印加され、補群(VG1C)はゲート端子
    (GP1)に印加され、VG1の高いレベル及び低いレ
    ベルはそれぞれV+及びアースである前記第1の方形パ
    ルス列と;周波数Fで制御可能な持続時間tの第2の方
    形電圧パルス列であって、該第2の方形電圧パルス列は
    前記第1 の方形パルス列に相対して(1/2F)だけ経
    時的に変位する点を除き前記第1の方形パルス列と同じ
    であり、該第2の方形電圧パルス列(VG2)及びその
    補群(VG2C)を有し、このゲート信号(VG2)の
    高いレベル及び低いレベルはそれぞれV+及びアースで
    あり、ゲート信号(VG2)はゲート端子(GN2)に
    印加され、補群(VG2C)はゲート信号(GP2)に
    印加される前記第2の方形パルス列と;の組合せよりな
    ることを特徴とするリニアモータの往復振幅制御回路。
  2. 【請求項2】 リニアモータの移動素子の振動及び制御
    可能な可変振幅運動を発生させるための電子ドライバで
    あって、 前記リニアモータは第1及び第2端子を有する巻線を備
    えると共に、周波数Fで振動し、 前記電子ドライバは、 エミッタ、ベース及びコレクタ端子(EN1,BN1,
    CN1、EN2,BN2,CN2)を有する第1及び第
    2NPNトランジスタ(TN1、TN2)と;エミッ
    タ、ベース及びコレクタ端子(EP1,BP1,CP
    1、EP2,BP2,CP2)を有する第1及び第2P
    NPトランジスタ(TP1、TP2)と;4つのダイオ
    ード(d1乃至d4)と;正の端子及び負の端子を有す
    るDC電圧ソース(V+及びアース)と;コレクタ端子
    (CN1)、コレクタ端子(CP2)、ダイオード(d
    1)のカソード端子、ダイオード(d4)のアノード端
    子、及び前記第1モータ端子の全てを一緒に電気接続す
    ることにより形成される第1回路ノードと;コレクタ端
    子(CN2)、コレクタ端子(CP1)、ダイオード
    (d3)のカソード端子、ダイオード(d2)のアノー
    ド端子、及び前記第2モータ端子の全てを一緒に電気接
    続することにより形成される第2回路ノードと;エミッ
    タ端子(EP1)、エミッタ端子(EP2)、ダイオー
    ド(d2)のカソード端子、ダイオード(d4)のカソ
    ード端子、及びV+の端子の全てを一緒に電気接続する
    ことにより形成される第3回路ノードと;エミッタ端子
    (EN1)、エミッタ端子(EN2)、ダイオード(d
    1)のアノード端子、ダイオード(d3)のアノード端
    子、及びアースの端子の全てを一緒に電気接続すること
    により形成される第4回路ノードと;周波数Fで制御可
    能な持続時間tの第1の方形電圧パルス列であって、該
    第1の方形電圧パルス列(IBN1)はベース(BN
    1)に流入し,ベース電流(IBN1)の高レベルはト
    ランジスタ(TN1)を飽和させるのに充分であり、ベ
    ース電流(IBN1)の低レベルはゼロである前記第1
    の方形電圧パルス列と;前記(IBN1)の高レベル及
    び低レベルと同時の高レベル及び低レベルを有する第2
    の方形電圧パルス列であって、該第2の方形パルス列
    (IBP1)はベース(BP1)から流出し、ベース電
    流(IBP1)の高レベルはトランジスタ(TP1)を
    飽和させるのに充分であり、ベース電流(IBP1)の
    低レベルはゼロである前記第2の方形パルス列と;周波
    数Fで且つ制御可能な持続時間tを有する第3の方形電
    圧パルス列であって、該第3の方形パルス列IBN2は
    (1/2F)だけベース電流(IBN1)から経時的に
    変位される以外はIBN1と同じであり、ベース電流
    (IBN2)はベース(BN2)に流入し、IBN2の
    高レベルはトランジスタ(TN2)を飽和させるのに充
    分であり、ベース電流(IBN2)の低レベルはゼロで
    ある前記第3の方形パルス列と;ベース電流(IBN
    2)の高レベル及び低レベルを同時である高レベル及び
    低レベルを有する第4の方形電圧パルス列であって、第
    2の方形電圧パルス列(IBP2)はベース(BP2)
    から流出し、ベース電流(IBP2)の高レベルはトラ
    ンジスタ(TP2)を飽和させるのに充分であり、ベー
    ス電流(IBP2)の低レベルはゼロである前記第4の
    方形パルス列と;の組合せよりなることを特徴とするリ
    ニアモータの往復振幅制御回路。
  3. 【請求項3】 リニアモータの移動素子の振動及び制御
    可能な可変振幅運動を発生させるための電子ドライバで
    あって、 前記リニアモータは第1及び第2端子を有する巻線を備
    えると共に、周波数Fで振動し、 前記電子ドライバは、 ソース、ゲート及びドレイン端子(Sn1,Gn1,D
    n1、Sn4,Gn4,Dn4)を有する第1、第2、
    第3及び第4のNチャネル電界効果トランジスタ(n
    1、n2,n3、n4)と;4つのダイオード(D1乃
    至D4)と;正の端子及び負の端子を有するDC電圧ソ
    ース(V+及びアース)と;ドレイン端子(Dn1)、
    ソード端子(Sn4)、ダイオード(D1)のカソード
    端子、ダイオード(D4)のアノード端子、及び前記第
    1モータ端子の全てを一緒に電気接続することにより形
    成される第1回路ノードと;ドレイン端子(Dn2)、
    ソード端子(Sn3)、ダイオード(D3)のカソード
    端子、ダイオード(D2)のアノード端子、及び前記第
    2モータ端子の全てを一緒に電気接続することにより形
    成される第2回路ノードと;ドレイン端子(Dn3)、
    ドレイン端子(Dn4)、ダイオード(D2)のカソー
    ド端子、ダイオード(D4)のアノード端子、及びV+
    の端子の全てを一緒に電気接続することにより形成され
    る第3回路ノードと;ソード端子(Sn1)、ソード端
    子(Sn2)、ダイオード(D1)のアノード端子、ダ
    イオード(D3)のアノード端子、及びアースの端子の
    全てを一緒に電気接続することにより形成される第4回
    路ノードと;周波数Fで制御可能な持続時間tの第1の
    正極性方形電圧パルス列であって、該第1パルス列(V
    G1)の低電圧レベルはアースであり、第1パルス列は
    ゲート端子(Gn1)とアースとの間に接続される前記
    第1の正極性方形電圧パルス列と;第2の方形電圧パル
    ス列であって、該第2列は1/2Fだけ経時的に変位さ
    れること以外は前記第1列と同じであり、前記第2パル
    ス列(VG2)はゲート信号(Gn2)とアースとの間
    に接続される前記第2の方形電圧パルス列と;第1の集
    積回路高側ドライバ(IC1)は(入力端子IC1
    I)、アース端子(IC1G)、高側出力端子(IC1
    HO)、及び高側基準端子(IC1HR)を有し、これ
    ら端子はゲートドライブ信号(VG2)、アース、ゲー
    ト端子(Gn4)及び前記第1回路ノードにそれぞれ接
    続される前記第1の集積回路高速ドライバ(IC1)
    と;第2の集積回路高側ドライバ(IC2)は入力端子
    (IC2I)、アース端子(IC2G)、高側出力端子
    (IC2HO)、及び高側基準端子(ICHR)を有
    し、これら端子はゲートドライブ信号(VG1)、アー
    ス、ゲート端子(Gn3)及び前記第2回路ノードにそ
    れぞれ接続される前記第2の集積回路高側ドライバ(I
    C2)と;の組合せよりなることを特徴とするリニアモ
    ータの往復振幅制御回路。
JP11220442A 1999-08-03 1999-08-03 リニアモータの往復振幅制御回路 Pending JP2001045791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11220442A JP2001045791A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 リニアモータの往復振幅制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11220442A JP2001045791A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 リニアモータの往復振幅制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001045791A true JP2001045791A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16751186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11220442A Pending JP2001045791A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 リニアモータの往復振幅制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001045791A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9135792B2 (en) 2012-07-12 2015-09-15 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method generating motor driving signal and method controlling vibration
JP2020518223A (ja) * 2017-04-24 2020-06-18 胡建坤 揺動モータに使用される制御方法および揺動モータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9135792B2 (en) 2012-07-12 2015-09-15 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method generating motor driving signal and method controlling vibration
JP2020518223A (ja) * 2017-04-24 2020-06-18 胡建坤 揺動モータに使用される制御方法および揺動モータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5917722A (en) Controlled commutator circuit
US4849651A (en) Two-state, bilateral, single-pole, double-throw, half-bridge power-switching apparatus and power supply means for such electronic power switching apparatus
US6891342B2 (en) Drive apparatus for PWM control of two inductive loads with reduced generation of electrical noise
US4504779A (en) Electrical load drive and control system
KR100691929B1 (ko) 플로팅 게이트를 가진 동기 정류기에 대한 일반적인 자기 구동 동기 정류 방식
US6127885A (en) Class D amplifiers including transition zone modulation
US20070071086A1 (en) Method and circuit for controlling a pwm power stage
JPH11204850A (ja) ピエゾ駆動回路
WO1993000744A1 (en) A 0-100 % duty cycle, transformer isolated fet driver
US7015679B2 (en) Circuit and method for supplying an electrical a.c. load
US6118235A (en) Circuits for controlling reciprocation amplitude of a linear motor
US6204729B1 (en) H-bridge power amplifier for a motor
US20030164721A1 (en) Gate drive circuitry
US6222744B1 (en) Isolated power supply circuit for a floating gate driver
JP2001045791A (ja) リニアモータの往復振幅制御回路
JP3163896B2 (ja) 3相pwmインバータ
US20220140748A1 (en) Semiconductor device and inverter device
EP4290767A1 (en) Dynamic control of output driver in a switching amplifier
JP7201045B2 (ja) 電力変換装置
JPH10164385A (ja) 垂直出力回路
US11264985B1 (en) Bipolar pulsed-voltage gate driver
WO2024189895A1 (ja) 駆動回路及び半導体装置
US5642274A (en) Low noise sinusoidal controller for pulse width modulated converters
JP2004274866A (ja) ハーフブリッジ形インバータ回路
JP2824469B2 (ja) 半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929