JP2001044913A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

Info

Publication number
JP2001044913A
JP2001044913A JP11217770A JP21777099A JP2001044913A JP 2001044913 A JP2001044913 A JP 2001044913A JP 11217770 A JP11217770 A JP 11217770A JP 21777099 A JP21777099 A JP 21777099A JP 2001044913 A JP2001044913 A JP 2001044913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
portable terminal
user
relay station
measurement value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11217770A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Yokoo
直弘 横尾
Makoto Akaha
誠 赤羽
Takashi Toyoda
崇 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11217770A priority Critical patent/JP2001044913A/ja
Publication of JP2001044913A publication Critical patent/JP2001044913A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】種々の情報を収集して記憶し、当該収集した情
報を必要に応じて提供する情報処理システムを得る。 【解決手段】測定対象の状況を測定して当該状況測定値
を送信する計測手段20、40と、状況測定値を受信す
る受信手段11と、受信した状況測定値を記憶する記憶
手段13と、所定の送信要求に応じて、記憶手段から状
況測定値を読み出して処理し送信する情報処理手段12
とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理システムに
関し、例えば環境データや通信端末のユーザの生体デー
タを測定してこれを提供する情報処理システムに適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セルと呼ばれる小さなサービスエ
リアを有する中継局を多数設け、当該中継局と携帯端末
との間で通信を行うセルラー通信システムがある。かか
るセルラー通信システムは周波数の利用効率が良く、多
くの加入者を収納し得るという利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるセル
ラー通信システムの携帯端末や中継局で種々の情報を収
集し、当該収集した情報を必要に応じて携帯端末に提供
するようにすれば、さらにセルラー通信システムの利便
性を高めることができると考えられる。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、種々の情報を収集して記憶し、当該収集した情報を
必要に応じて提供する情報処理システムを提案しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、通信装置に設けられ、測定対象の
状況を測定して当該状況測定値を送信する計測手段と、
状況測定値を受信する受信手段と、受信した状況測定値
を記憶する記憶手段と、所定の送信要求に応じて、記憶
手段から状況測定値を読み出して処理し送信する情報処
理手段とを設けた。
【0006】携帯端末や中継局で測定した状況測定値を
送信して記憶手段に記憶し、当該記憶した状況測定値を
送信要求に応じて読み出して処理し送信することによ
り、携帯端末や中継局で状況測定値を処理することな
く、当該状況測定値を用いた種々のサービスを行い得
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0008】(1)セルラー通信システムの全体構成 図1において、1は全体として本発明によるセルラー通
信システムの全体構成を示し、基地局10の中継局通信
装置11は、公衆回線(図示せず)からの音声通信を基
地局アンテナ14及び中継局11を介して携帯端末40
に送信するとともに、携帯端末40からの音声通信を中
継局11及び基地局アンテナ14を介して受信し公衆回
線に送信する。
【0009】また、情報処理手段としての情報処理装置
12は、携帯端末40及び中継局29で計測された状況
データ(携帯端末40のユーザの生体データ及び中継局
29周辺の環境データ)をデータ通信として中継局1
1、受信手段としての基地局アンテナ14及び中継局通
信装置11を介して入力し、これを記憶手段としてのデ
ータベース13に蓄積するとともに、携帯端末40から
の要求に応じて、データベース13に蓄積された状況デ
ータをデータ通信として中継局通信装置11、基地局ア
ンテナ14及び中継局11を介して携帯端末40に送信
する。
【0010】(2)中継局の構成 図2は全体として中継局20を示し、基地局10からの
通信(音声通信やデータ通信)を基地局通信装置21で
受信し、これを端末通信装置22を介して携帯端末40
に中継するとともに、携帯端末40からの通信を端末通
信装置22で受信し、これを基地局通信装置21を介し
て基地局10に中継するようになされている。
【0011】また計測手段としての中継局20は、当該
中継局20の設置場所における各種環境データを計測
し、これを携帯端末40及び基地局10に送信する。す
なわち、中継局20の設置場所における空気中の花粉量
を計測する花粉計測器24、気温を計測する気温計2
5、湿度を計測する湿度計26、風速を計測する風速計
27、及び降雨量を計測する雨量計28が、これらの各
計測器を制御する計測器制御装置23を介して、基地局
10(図1)との通信を行う基地局通信装置21及び携
帯端末40(図1)との通信を行う端末通信装置22に
接続されており、計測器制御装置23は基地局10及び
携帯移動端末40からの要求に応じて、各計測器の測定
値をデータ通信として基地局通信装置21及び端末通信
装置22を介して基地局10及び携帯端末40に送信す
る。
【0012】(3)携帯端末の構成 図3は携帯端末40を示し、当該携帯端末40全体の制
御を行う演算処理部42に、RAM(Randam Access Me
mory)43、ROM(Read Only Memoly)45、表示R
OM46、表示RAM44、操作部50、タイマ57及
びメモリコントローラ70が接続されている。
【0013】ROM45には、携帯端末40による通信
動作を制御するための通信プログラム、表示部47を制
御するための表示プログラム、当該携帯端末40のユー
ザの体温や脈拍等の生体データを計測するための計測プ
ログラム等の種々の制御プログラムが記憶されており、
演算処理部42はユーザの操作や基地局10からの命令
に応じてこれらの制御プログラムを読み出してRAM4
3にロードし実行する。
【0014】例えば演算処理部42は表示プログラムに
基づいて、表示ROM46に記憶されている文字やアイ
コン等の表示要素を読み出して表示データを生成し、こ
れを表示RAM44に出力する。表示部47は演算処理
部42の制御に応じて表示RAM44から表示データを
読み出し、これを表示する。
【0015】また携帯端末40は、ユーザの音声をマイ
ク53に入力してこれを変調し、音声通信として中継局
20を介して基地局10に送信するとともに、基地局1
0からの音声通信を中継局20を介して受信して復調
し、スピーカ51で再生する。
【0016】すなわち携帯端末40は、ユーザの音声を
マイク53に入力してこれをアナログ/ディジタル変換
部54でディジタル変換し、ディジタル入力データとし
てRAM43を介して演算処理部42に供給する。演算
処理部42はディジタル入力データを符号化し、符号化
入力データとしてメモリコントローラ70及びRAM7
1を介して外部通信装置61に供給する。外部通信装置
61は符号化入力データを変調し、アンテナ(図示せ
ず)を介して中継局20に送信する。また携帯端末40
は、中継局20からの通信を外部通信装置61で受信し
てこれを復調し、符号化受信データとしてRAM71及
びメモリコントローラ70を介して演算処理部42に供
給する。演算処理部42は符号化受信データを復号し、
ディジタル受信データとしてRAM43を介してディジ
タル/アナログ変換部52に供給する。ディジタル/ア
ナログ変換部52はディジタル受信データをアナログ変
換し、受信音声としてスピーカ51で再生する。
【0017】また計測手段としての携帯端末40は、当
該携帯端末40のユーザの生体データを計測し、これを
基地局10に送信する。すなわち、携帯端末40のユー
ザの脳波を計測する脳波計62、ユーザの体の振動を検
知して当該ユーザの歩行歩数を計測する万歩計62、ユ
ーザの血圧を計測する電子血圧計64、ユーザの脈拍数
を計測する電子脈拍計65、ユーザの体のインピーダン
スを計測するインピーダンス測定器66、及びユーザの
体温を計測する電子体温計67が、それぞれの測定デー
タを一時蓄積するRAM71〜77及び当該RAM71
〜76のデータ読み書きを制御するメモリコントローラ
70を介して演算処理部42に接続されている。脳波計
62、電子血圧計64、電子脈拍計65、インピーダン
ス測定器66及び電子体温計67はそれぞれ図示しない
測定電極を有しており、ユーザの身体の所定位置に貼付
された当該各測定電極を介して計測を行う。
【0018】演算処理部42は、これらの各測定器を制
御してユーザの生体データを計測し、これを外部通信装
置61を介して基地局10に送信する。
【0019】(4)花粉情報提供サービス 次に、セルラー通信システム1を用いた花粉情報提供サ
ービスを、図4を用いて説明する。
【0020】基地局10(図1)は、各中継局20(図
1)から定期的に花粉情報を収集し、これをデータベー
ス13に蓄積する。すなわち基地局10の情報処理装置
12はRT1で処理を開始し、ステップSP1におい
て、所定時間毎に複数の中継局20に対して花粉情報収
集要求を送信する。図5(A)は花粉情報収集要求のデ
ータフォーマットを示し、中継局ID及び要求信号で構
成される。花粉情報収集要求は各中継局20に対して一
斉に送信されるため、この場合中継局IDは全中継局を
示す共通IDが用いられる。
【0021】ステップSP2において、各中継局20の
計測器制御装置23(図3)は、基地局通信装置21を
介して花粉情報収集要求を受信し、これに応じてステッ
プSP3において、花粉計測器24で計測した花粉量を
花粉情報として基地局通信装置21を介して基地局10
に送信する。図5(E)は花粉情報のデータフォーマッ
トを示し、各中継局20の中継局ID及び花粉情報デー
タで構成される。
【0022】ステップSP4において、基地局10の情
報処理装置12は、複数の中継局20から送信された花
粉情報をデータベース13に記録し、ステップSP1に
戻る。以上の動作を基地局10及び中継局20は定期的
に繰り返して、花粉情報をデータベース13に蓄積す
る。
【0023】一方携帯端末40(図2)の演算処理部4
2は、ユーザによって花粉情報の読出操作が入力される
と、これに応じてRT2で処理を開始し、ステップSP
5において、外部通信装置61を介して花粉情報読出要
求を送信する。図5(H)は花粉情報読出要求のデータ
フォーマットを示し、携帯端末40の端末ID及び花粉
情報の読出要求を示す要求信号で構成される。
【0024】ステップSP6において、携帯端末40の
最寄りの中継局20は、花粉情報読出要求を受信してこ
れを中継し基地局10に送信する。図5(F)は中継局
20から基地局10への花粉情報読出要求のデータフォ
ーマットを示し、携帯端末40の最寄りの中継局20の
中継局ID、携帯端末40の端末ID及び花粉情報の読
出要求を示す要求信号で構成される。
【0025】ステップSP7において、基地局10の情
報処理装置12は花粉情報読出要求を受信し、当該花粉
情報読出要求の中継局IDに基づいて、携帯端末40の
現在位置を確認する。ステップSP8において、基地局
10の情報処理装置12は、花粉情報読出要求を中継し
た中継局20、及びその周囲の中継局20からの花粉情
報をデータベース13から読み出し、ステップSP9に
おいて、当該読み出した花粉情報を携帯端末40の周辺
花粉情報として送信する。図5(B)は周辺花粉情報の
データフォーマットを示し、携帯端末40の最寄りの中
継局ID、携帯端末40の端末ID及び花粉情報データ
群で構成される。
【0026】ステップSP10において、携帯端末40
の最寄りの中継局20は花粉情報を受信してこれを中継
し、携帯端末40に送信する。図5(J)は中継局20
から携帯端末40への周辺花粉情報のデータフォーマッ
トを示し、携帯端末40の端末ID及び花粉情報データ
群で構成される。
【0027】ステップSP11において、携帯端末40
の演算処理部42は、花粉情報を外部通信装置61を介
して受信し、これを表示部47に表示する。かくして携
帯端末40は、当該携帯端末40の周辺の花粉情報を基
地局10から得てこれを表示する。
【0028】これによりユーザは現在位置及びその周辺
の花粉情報を得ることができ、これに基づいて花粉の多
い場所を避ける等の行動を行うことができる。
【0029】(5)電車乗り過ごし防止サービス 続いて、セルラー通信システム1を用いた電車乗り過ご
し防止サービスを、図6を用いて説明する。すなわち携
帯端末40の演算処理部42はRT3で処理を開始し、
ステップSP21において、ユーザにより入力された目
的地駅を目的地駅情報としてRAM43に記憶し、ステ
ップSP22において、位置情報要求信号を中継局20
に対して送信する。
【0030】ステップSP23において、携帯端末40
の最寄りの中継局20は位置情報要求信号を受信し、ス
テップSP24において、中継局20は当該位置情報要
求信号に応じて当該中継局20の位置情報を携帯端末4
0に送信する。図5(K)は位置情報のデータフォーマ
ットを示し、携帯端末40の端末ID及び中継局20の
位置情報で構成される。
【0031】ステップSP25において、携帯端末40
は最寄りの中継局20からの位置情報を受信する。ステ
ップSP26において、演算処理部42はRAM43に
記憶されている地図情報及び受信した位置情報に基づい
て、携帯端末40の現在位置を算出し、これをRAM4
3に記憶する。
【0032】続くステップSP27において、演算処理
部42は、再び位置情報要求信号を中継局20に対して
送信する。
【0033】ステップSP28において、携帯端末40
の最寄りの中継局20は位置情報要求信号を受信し、ス
テップSP29において、中継局20は当該位置情報要
求信号に応じて当該中継局20の位置情報を携帯端末4
0に送信する。
【0034】ステップSP30において、携帯端末40
は再び最寄りの中継局20からの位置情報を受信し、ス
テップSP31において、演算処理部42はRAM45
に記憶されている地図情報及び受信した位置情報に基づ
いて、携帯端末40の現在位置を算出し、これをRAM
43に記憶する。
【0035】そしてステップSP32において、演算処
理部42はRAM45に記憶されている現在位置の変化
に基づいて、携帯端末40が線路沿いに高速移動してい
るか否かを判断する。ステップSP32において否定結
果が得られた場合、このことは携帯端末40が線路沿い
に高速移動していないことを表しており、演算処理部4
2はステップSP27〜SP39を繰り返し、現在位置
を算出してRAM43に記憶する。
【0036】これに対しステップSP32において肯定
結果が得られた場合、このことは携帯端末40が線路沿
いに高速移動していること、すなわち鉄道で移動中であ
ることを表しており、演算処理部42はステップSP3
3に進み、ユーザの居眠りによる乗り過ごしを防止する
ため、脳波計62を用いてユーザの脳波を波形を計測
し、これをRAM43に記憶する。
【0037】続くステップSP34において、演算処理
部42は再び位置情報要求信号を中継局20に対して送
信する。
【0038】ステップSP35において、携帯端末40
の最寄りの中継局20は位置情報要求信号を受信し、ス
テップSP36において、中継局20は当該位置情報要
求信号に応じて当該中継局20の位置情報を携帯端末4
0に送信する。
【0039】ステップSP37において、携帯端末40
は再び最寄りの中継局20からの位置情報を受信し、ス
テップSP38において、演算処理部42はRAM43
に記憶されている地図情報及び受信した位置情報に基づ
いて、携帯端末40の現在位置を算出し、これをRAM
45に記憶する。
【0040】そしてステップSP39において、演算処
理部42はRAM43に記憶されているユーザの脳波の
波形及び現在位置に基づいて、ユーザが居眠りをしてお
り、かつ携帯端末40が目的地駅に接近しているか否か
を判断する。
【0041】ステップSP39において否定結果が得ら
れた場合、このことはユーザが居眠りをしていないか、
あるいは目的地駅に接近していないことを表しており、
演算処理部42はステップSP33に戻り、再び脳波の
計測及び現在位置の算出を行う。
【0042】これに対してステップSP39において肯
定結果が得られた場合、このことはユーザが居眠りをし
ており、かつ目的地駅に接近していることを表してお
り、演算処理部42はステップSP40に進み、スピー
カ51を介して警告音を発することにより、ユーザを覚
醒させるとともに目的地駅に接近していることを通知
し、ステップSP41で処理を終了する。
【0043】(6)脈拍数記録サービス 続いて、セルラー通信システム1を用いた脈拍数記録サ
ービスを、図7を用いて説明する。携帯端末40の演算
処理部42はRT4で処理を開始し、ステップSP51
において、ユーザによって脈拍数の記録操作が入力され
るとこれに応じて外部通信装置61を介して脈拍数記録
要求信号を送信する。
【0044】ステップSP52において、携帯端末40
の最寄りの中継局20は脈拍数記録要求信号を受信して
これを中継し、基地局10に送信する。
【0045】ステップSP53において、基地局10の
情報処理装置12は脈拍数記録要求信号に応じて、携帯
端末40の位置を、当該脈拍数記録要求信号を中継した
中継局の位置に基づいて判断する。
【0046】続くステップSP54において、情報処理
装置12は脈拍数記録要求信号に記入されている端末I
D、携帯端末40の位置、及び記録用件(ここでは脈拍
数)をRAM43に登録し、脈拍数の記録準備を行う。
【0047】ステップSP55において、情報処理装置
12は脈拍数の記録準備が完了したことを示す記録準備
完了信号を送信する。図5(C)は記録準備完了信号の
データフォーマットを示し、携帯端末40の最寄りの中
継局ID、携帯端末40の端末ID及び脈拍数の記録準
備完了を示す要求許可信号で構成される。
【0048】ステップSP56において、携帯端末40
の最寄りの中継局20は記録準備完了信号を受信してこ
れを中継し、携帯端末40に送信する。
【0049】ステップSP57において、携帯端末40
の演算処理部42は要求許可信号を受信し、ステップS
P58において、演算処理部42はユーザの脈拍数を電
子脈拍計65から所定の間隔で得て、これを脈拍情報と
して定期的に送信する。図5(I)は脈拍情報のデータ
フォーマットを示し、携帯端末40の端末ID及び脈拍
データで構成される。当該脈拍データは、データの種
類、計測間隔、データ数及びデータ(脈拍数)からな
る。
【0050】ステップSP59において、携帯端末40
の最寄りの中継局20は脈拍情報を受信してこれを中継
し、基地局10に送信する。図5(G)は中継局20か
ら基地局10への脈拍情報のデータフォーマットを示
し、携帯端末40の最寄りの中継局ID、携帯端末40
の端末ID及び脈拍データで構成される。
【0051】ステップSP60において、基地局10の
情報処理装置12は脈拍情報を受信し、当該脈拍情報の
中継局IDに基づいて携帯端末40の現在位置を確認
し、ステップSP61において当該現在位置情報及び脈
拍データをデータベース13に記録し、ステップSP6
2で処理を終了する。
【0052】このようにして記録された現在位置情報及
び脈拍データは携帯端末40で呼び出すことができ、こ
れによりユーザはジョギング中における歩行速度及びそ
のときの脈拍数の変化を知ることができる。これらのデ
ータは基地局10のデータベース13に記録されている
ため、携帯端末40に現在位置情報及び脈拍データの記
憶手段を設ける必要がなく、携帯端末40を小型化する
ことができる。
【0053】また、万歩計63による歩数情報を用いて
現在位置情報を補正することにより、より精度の高い歩
行速度情報を得ることができる。
【0054】(7)動作及び効果 以上の構成において、中継局20は周辺の気温や花粉量
等の環境データを計測し、これを基地局10に送信す
る。また携帯端末40はユーザの体温や血圧等の生体デ
ータを計測し、これを中継局20を介して基地局10に
送信する。
【0055】基地局10は、中継局20及び携帯端末4
0から送信された状況データ(環境データ及び生体デー
タ)を受信し、これをデータベース13に蓄積する。そ
して基地局10の情報処理装置12は、必要に応じてデ
ータベース13に蓄積された状況データを当該携帯端末
40に送信する。
【0056】以上の構成によれば、環境データやユーザ
の生体データ等の各種状況データを中継局20及び携帯
端末40で計測してデータベース13に蓄積し、必要に
応じて携帯端末40に提供するようにしたことにより、
携帯端末や中継局で状況データを処理することなく、当
該状況データを用いた種々のサービスを得ることができ
る。
【0057】(8)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、携帯端末40で得た
生体データをデータベース13に蓄積するようにした
が、本発明はこれに限らず、携帯端末40で得た生体デ
ータを他の携帯端末40に通知するようにしても良い。
例えば、携帯端末40で得られる体温や脈拍数、血圧等
の生体データからユーザの体調異常を検出し、これを当
該ユーザの周辺にいる他のユーザや予め登録された医療
機関に通知することにより、当該体調異常を起こしたユ
ーザを救助することができる。
【0058】また上述の実施の形態においては、携帯端
末40で得た生体データをデータベース13に蓄積する
ようにしたが、本発明はこれに限らず、当該生体データ
に基づいて他の様々な機器を制御するようにしても良
い。
【0059】例えば、ある建物内にいるユーザの体温を
携帯端末40で検出し、これに基づいて当該建物内の空
調の設定温度を調整することにより、より快適な空調サ
ービスを提供することができる。また、体温や脈拍数、
血圧等の生体データをユーザが意図的に変化させ、この
変化に基づいて所定の機器(例えば電動開閉式ドア)を
制御する念力ゲームが考えられる。すなわち、携帯端末
40の表示部47に血圧や心拍数等を画像表示するよう
にし、ユーザは当該画像表示を見ながら血圧や心拍数等
を変化させる。携帯端末40はこれらの生体データを逐
次基地局10に送信する。一方電動開閉式ドアの制御回
路は、基地局10から近傍のユーザの生体データを得
て、当該生体データの所定の変化(例えば血圧の上昇)
を検知した場合、これに応じてドアの開閉制御を行う。
これによりユーザは装置を直接操作することなく、あた
かも念力を用いるようにしてドアを開閉することができ
る。
【0060】また上述の実施の形態においては、携帯端
末40の現在位置情報を万歩計で補正するようにした
が、本発明はこれに限らず、例えば携帯端末40にジャ
イロや電子コンパス等の計測器を設け、これにより現在
位置情報を補正するようにしても良い。
【0061】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザの生体データを携帯端末40で検出するようにした
が、本発明はこれに限らず、例えば気温、湿度や花粉量
等の環境データを携帯端末40で検出し、これをデータ
ベース13に蓄積するようにしても良い。この場合、中
継局20に加えて携帯端末40で環境データを得ること
ができ、基地局10はさらに精細な環境環境データを提
供することができる。
【0062】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザの生体データを携帯端末40で検出するようにした
が、本発明はこれに限らず、中継局20で生体データを
検出するようにしても良い。例えば公衆電話ボックスに
中継局20を設け、当該公衆電話ボックスのユーザの生
体データを検出して基地局10に送信することにより、
携帯端末40を持たないユーザの生体データも記録する
ことができる。
【0063】できる。
【0064】さらに上述の実施の形態においては、携帯
端末40でユーザの脳波、歩行歩数、血圧、脈拍数、イ
ンピーダンス及び体温を計測するようにしたが、本発明
はこれに限らず、例えばユーザの瞳孔径や筋電図等、さ
まざまな生体データを計測するようにしても良い。
【0065】さらに上述の実施の形態においては、脳波
の波形に基づいてユーザの居眠りを検出し、電車の乗り
過ごしを警告するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば自動車を運転中のユーザの脳波を監視し、居
眠り運転を警告するようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、携帯端末
や中継局で測定した状況測定値を送信して記憶手段に記
憶し、当該記憶した状況測定値を送信要求に応じて読み
出して処理し送信することにより、携帯端末や中継局で
状況測定値を処理することなく、当該状況測定値を用い
た種々のサービスを提供し得る情報処理システムを容易
に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の携帯によるセルラー通信シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】中継局の構成を示すブロック図である。
【図3】携帯端末の構成を示すブロック図である。
【図4】花粉情報サービスの処理を示すフローチャート
である。
【図5】データのフォーマットを示す略線図である。
【図6】電車の乗り過ごしサービスの処理を示すフロー
チャートである。
【図7】脈拍数記録サービスの処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1……セルラー通信システム、10……基地局、11…
…中継局通信装置、12……情報処理装置、13……デ
ータベース、14……アンテナ、20……中継局、21
……基地局通信装置、22……端末通信装置、23……
計測器制御装置、24……花粉量計測器、25……温度
計、26……湿度計、27……風速計、28……雨量
計、40……携帯端末、42……演算処理部、43……
RAM、44……表示RAM、45……プログラムRA
M、46……表示ROM、47……表示部、50……操
作部、51……スピーカ、52……ディジタル/アナロ
グ変換部、53……マイク、54……アナログ/ディジ
タル変換部、57……タイマ、61…外部通信装置、6
2……脳波計、63……万歩計、64……電子血圧計、
65……電子脈拍計、66……インピーダンス測定器、
67……電子体温計、70……メモリコントローラ、7
1〜77……RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 崇 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA34 AA41 BB04 BB21 BB27 EE02 EE06 EE10 GG01 GG11 HH21 HH23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信装置に設けられ、測定対象の状況を測
    定して当該状況測定値を送信する計測手段と、 上記計測手段から送信された状況測定値を受信する受信
    手段と、 上記受信手段により受信された上記状況測定値を記憶す
    る記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記状況測定値を処理し、必
    要に応じて送信する情報処理手段とを具えることを特徴
    とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】上記情報処理手段は、上記処理結果を上記
    状況測定値を測定した通信装置に送信することを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】上記情報処理手段は、上記処理結果を上記
    状況測定値を測定した通信装置以外の通信装置に送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】上記通信装置は、セルラー通信システムの
    携帯端末であることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  5. 【請求項5】上記状況測定値は、上記携帯端末を使用す
    るユーザの生体データであることを特徴とする請求項4
    に記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】上記情報処理手段は、上記状況測定値に基
    づいて上記ユーザの体調異常を検出し、当該検出結果に
    応じて上記ユーザが保持している上記携帯端末に警告表
    示を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】上記情報処理手段は、上記状況測定値に基
    づいて上記ユーザの体調異常を検出し、これに応じて当
    該ユーザが保持している上記携帯端末以外の上記携帯端
    末に警告表示を行うことを特徴とする請求項5に記載の
    情報処理システム。
  8. 【請求項8】上記情報処理手段は、上記状況測定値に基
    づいて上記ユーザが睡眠状態にあることを検出するとと
    もに上記携帯端末の最寄りの上記中継局の位置情報に基
    づいて当該携帯端末の現在位置を検出し、上記携帯端末
    が所定の目的地に接近しかつ上記ユーザが睡眠状態にあ
    る場合、上記携帯端末に警告表示を行うことにより当該
    ユーザに目的地に接近したことを認識させることを特徴
    とする請求項5に記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】上記状況測定値は、上記携帯端末の周辺の
    環境データであることを特徴とする請求項4に記載の情
    報処理システム。
  10. 【請求項10】上記通信装置は、セルラー通信システム
    の中継局であることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  11. 【請求項11】上記状況測定値は、上記中継局周辺の環
    境データであることを特徴とする請求項10に記載の情
    報処理システム。
  12. 【請求項12】上記状況測定値は、上記中継局周辺の空
    気中の花粉量データであり、 上記情報処理手段は、上記セルラー通信システムの携帯
    端末からの上記送信要求に応じて、当該携帯端末の最寄
    りの上記中継局及び当該携帯端末の周辺の上記中継局か
    らの花粉量データを読み出して当該携帯端末に送信する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理システ
    ム。
JP11217770A 1999-07-30 1999-07-30 情報処理システム Pending JP2001044913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11217770A JP2001044913A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11217770A JP2001044913A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001044913A true JP2001044913A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16709470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11217770A Pending JP2001044913A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001044913A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191265A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Casio Comput Co Ltd 携帯電子機器、サーバ装置及びプログラム
JP2006146736A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Hitachi Ltd センサと無線ネットワークを利用した個人認証システム
JP2007233816A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Toppan Printing Co Ltd 環境検出情報収集方法
JP2014002042A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Funai Electric Co Ltd 携帯端末およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191265A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Casio Comput Co Ltd 携帯電子機器、サーバ装置及びプログラム
JP2006146736A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Hitachi Ltd センサと無線ネットワークを利用した個人認証システム
JP4625684B2 (ja) * 2004-11-24 2011-02-02 株式会社日立製作所 センサと無線ネットワークを利用した個人認証システム、不正アクセス追跡システムおよび計算機セキュリティシステム
JP2007233816A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Toppan Printing Co Ltd 環境検出情報収集方法
JP2014002042A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Funai Electric Co Ltd 携帯端末およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100626758B1 (ko) 이동 환자를 위한 보행용 개인 무선 신체상태 모니터
CN205582205U (zh) 人体状况及行为监控报警系统
US6366871B1 (en) Personal ambulatory cellular health monitor for mobile patient
RU2454924C2 (ru) Система контроля жизненно важных показателей здоровья пациента
CN203749393U (zh) 一种个人健康智能手环系统
JP2002000574A (ja) 介護支援用ロボットおよび介護支援システム
CN105592784A (zh) 用于监测、诊断的医疗数据获取系统和方法
KR20130040768A (ko) 접착성 붕대 및 환자 정보 관리를 위한 방법
CN103126650A (zh) 一种基于声音检测技术的睡眠质量辅助系统
CN111281358A (zh) 一种婴儿机器人实时监护系统
US20170257682A1 (en) Monitoring Device, System and Method for Monitoring an Individual
KR20210090840A (ko) 스마트 무선 마을방송 시스템
CN105768415A (zh) 智能手杖
CN105796124A (zh) 基于物联网的移动心音听诊系统及其方法
CN110870760A (zh) 一种婴儿监护系统及婴儿监护方法
JP2001044913A (ja) 情報処理システム
CN105787836A (zh) 一种学校学生卡管理软件系统
CN112494005A (zh) 一种群体无线监测提醒系统
CN108548616A (zh) 一种指纹识别的电子体温计
JPH09322882A (ja) 身体装着型健康情報収集装置
CN104306025B (zh) 胎儿监护方法及系统
WO2002032098A2 (en) Wireless communications system and method having an emergency location and vital sign monitor
CN114052683A (zh) 一种围手术期连续无感健康监护预警装置及方法
US20100125216A1 (en) Activity monitoring system and monitoring device of the same
CN111755136A (zh) 一种基于5g的新生儿救护专用平台