JP2001044906A - 移動通信の受信方式及び移動通信の受信装置 - Google Patents

移動通信の受信方式及び移動通信の受信装置

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JP2001044906A
JP2001044906A JP11219536A JP21953699A JP2001044906A JP 2001044906 A JP2001044906 A JP 2001044906A JP 11219536 A JP11219536 A JP 11219536A JP 21953699 A JP21953699 A JP 21953699A JP 2001044906 A JP2001044906 A JP 2001044906A
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delay
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English (en)
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Yoshitoshi Fujimoto
美俊 藤元
Noburo Ito
修朗 伊藤
Tsuguyuki Shibata
伝幸 柴田
Tokusho Suzuki
徳祥 鈴木
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の移動局に対応する移動通信の基地局にお
いて、アダプティブアレイ受信方式を適用すること。 【解決手段】遅延検波可能な通信方式による移動通信の
基地局に、複数のアンテナを設け、各々の受信信号を周
波数ダウンコンバートし、各々遅延検波したのちの信号
についてアダプティブアレイを適用する。これにより、
局部発振器(LO)の周波数オフセット、ジッタの影響
の低減された、アダプティブアレイ受信方式とすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信における
受信局でのアダプティブアレイの適用に関する。本発明
は、参照信号を含む信号を例えばπ/4シフト4相位相偏
移変調方式(π/4QPSK)のような遅延検波可能な変
調方式によって変調し、時分割多重接続(TDMA)に
より受信する移動通信の基地局での受信方式に特に有用
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばPHS(Personal Handypho
ne System)において、複数(現状3個以下)の移動局か
らの信号を基地局が受信する際、タイムスロットごとに
移動局に割り当てた周波数に切り換えて復調及び復号し
ている。即ち、複数の内部発振器を有し、タイムスロッ
トごとに移動局に割り当てた周波数を生成する内部発振
器に切り換えている。
【0003】基地局での受信の際、最大3個の移動局か
らの3つの異なる周波数の搬送波に乗った受信信号のダ
ウンコンバート(高周波信号から中間周波数信号又はベ
ースバンド信号への変換)のため、通常2個の局部発振
器(Local Oscillator)を使用し、順次周波数を発生さ
せている。これは図3のような構成である。図3の
(a)、(b)のように周波数ωA、ωBの搬送波による
移動局A及び移動局Bを時分割多重接続(TDMA)で
基地局が受信する場合、図3の(c)のように、1のア
ンテナの受信信号に対し、2つの局部発振器LO1とL
O2とをそれぞれ周波数ωA、ωBに設定する。移動局A
及び移動局Bのタイムスロットに合わせてダウンコンバ
ート用の周波数を切り換えている。
【0004】尚、移動局が3つで、周波数ωA、ωB、ω
Cを切り換える際には、2つの局部発振器LO1とLO
2の周波数ω1、ω2をω1=ωA、ω2=ωB、ω1=ωC
ω2=ωA、ω1=ωB、…などとすれば良い。また、この
際、タイムスロットの先頭部分に参照信号を挿入したπ
/4シフト4相位相偏移変調方式(π/4QPSK)が一般
的に用いられている。
【0005】このような複数の移動局に対応する基地局
の受信装置に、不要な到来波の方向にヌルを形成するア
ダプティブアレイを適用することが検討されるようにな
った。即ち、遅延波(経路の違う、所望波と同一の信
号)及び干渉波(同一周波数の他の送信局からの信号)
を抑制するため、例えば図4のような構成が考えられ
る。
【0006】図4の構成では、各アンテナの受信信号
を、タイムスロット毎に同時に1つの周波数でダウンコ
ンバートしたのち、各々重み係数を乗じて和を取った出
力信号と参照信号の差が小さくなるよう、各重み係数を
最適化する。この際の最適化方法としては、出力信号と
参照信号の最小平均自乗誤差(Minimum Mean Square Er
ror, MMSE)を求めるLMS(Least Mean Square)
アルゴリズム又はRLS(Recursive Least Squares)
アルゴリズムなどが知られている(例えばウェーブサミ
ット講座「移動通信」オーム社刊、p.283〜)。これら
は各アンテナの受信信号xiと参照信号dを用いて重み係
数wiを最適化するものであるが、積和信号yについて重
み係数wiに対する勾配から、重み係数wiを最適化する方
法もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の通り、
基地局ではタイムスロットごとに移動局に割り当てた周
波数に内部発振器を切り換えているので、各タイムスロ
ットごとの局部発振器(LO)の生成する位相と、所望波の
位相とがタイムスロットごとに異なり、アダプティブア
レイの重み係数がタイムスロットごとに変化するため、
複数のタイムスロットに渡っての連続的な制御を行うこ
とができなかった。
【0008】本発明は上記の課題に鑑み、局部発振器(L
O)の生成する位相に関係なく連続的に制御を行うことの
できるアダプティブアレイを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の手段によれば、遅延検波可能な変
調方式により変調された参照信号を含む信号を、時分割
多重接続により受信する移動通信の受信方式において、
複数のアンテナによる受信信号を局部発振器により各々
周波数変換し、周波数変換された信号を各々遅延検波
し、検波された信号に重み係数を各々乗じたのち加算
し、加算された信号と参照信号との自乗平均誤差が最小
となるよう前記重み係数を逐次演算することを特徴とす
る。
【0010】また、請求項2に記載の手段によれば、遅
延検波可能な変調方式により変調された参照信号を含む
信号を、時分割多重接続により受信する移動通信の受信
方式において、複数のアンテナによる受信信号を局部発
振器により各々周波数変換し、周波数変換された信号に
重み係数を各々乗じたのち加算し、加算された信号を遅
延検波し、遅延検波された信号と参照信号との自乗平均
誤差が最小となるよう前記重み係数を逐次演算すること
を特徴とする。
【0011】更に請求項3に記載の手段によれば、請求
項1又は請求項2に記載の移動通信の受信方式を、複数
の移動局に対応し、前記局部発振器を複数有し、時分割
多重接続により受信する信号に対応して逐次切り換える
基地局に適用したことを特徴とする。
【0012】請求項4乃至請求項6に記載の発明は、請
求項1乃至請求項3に記載の受信方式を受信装置とした
ものである。即ち、請求項4に記載の手段によれば、遅
延検波可能な変調方式により変調された参照信号を含む
信号を、時分割多重接続により受信する移動通信の受信
装置において、複数のアンテナと、少なくとも2個の局
部発振器と、複数のアンテナの個数の周波数変換器とそ
の出力を遅延検波する遅延検波器と遅延検波器の出力に
重み係数を乗ずる乗算器との組と、アンテナの個数の乗
算器の出力を加算する加算器と、参照信号発生器と、制
御装置とを有し、その制御装置が、前記複数のアンテナ
の受信信号を周波数変換し遅延検波した信号と参照信号
発生器の参照信号とから、加算器の出力と参照信号との
自乗平均誤差が最小となるよう前記重み係数を逐次演算
することを特徴とする。
【0013】また、請求項5に記載の手段によれば、遅
延検波可能な変調方式により変調された参照信号を含む
信号を、時分割多重接続により受信する移動通信の受信
装置において、複数のアンテナと、少なくとも2個の局
部発振器と、複数のアンテナの個数の周波数変換器と、
その出力に重み係数を乗ずる乗算器との組と、アンテナ
の個数の乗算器の出力を加算する加算器と、加算器の出
力を遅延検波する遅延検波器と、参照信号発生器と、制
御装置とを有し、その制御装置が、前記遅延検波器の出
力信号と参照信号発生器の参照信号とから、遅延検波器
の出力信号と参照信号との自乗平均誤差が最小となるよ
う前記重み係数を逐次演算することを特徴とする。更に
請求項6に記載の手段によれば、請求項4又は請求項5
に記載の移動通信の受信装置を、複数の移動局に対応
し、前記局部発振器を複数有し、時分割多重接続により
受信する信号に対応して逐次切り換える基地局に適用し
たことを特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】遅延検波可能な変調方式による
移動通信の受信方式においては、遅延検波後の信号を用
いてアダプティブアレイを適用することで、ダウンコン
バート用の局部発振器の発生する位相の影響を避けるこ
とができる。本発明の方式は局部発振器の周波数オフセ
ット及びジッタの影響をも低減できる。よって本発明の
方式は複数の移動局に対応する、時分割多重接続の移動
通信の基地局に有効である。
【0015】本発明は、例えばDBPSK、DQPSK
のような差動位相偏移変調方式、DAPSKのような差
動振幅位相偏移変調方式或いはπ/4シフト4相位相偏移
変調方式(π/4QPSK)を用いた移動通信の受信方式
として特に有効である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
図を参照して説明する。尚、本発明は以下の実施例に限
定されるものではない。
【0017】〔第1実施例〕図1は、本発明の具体的な
第1の実施例であるアダプティブアレイ装置100の概
略を示すブロック図である。2つのアンテナ11及び1
2を有するアダプティブアレイ装置100はダウンコン
バート部110と検波及びアダプティブアレイ部120
とからなり、それらは以下のような構成である。
【0018】ダウンコンバート部110は、2つのアン
テナ11及び12と、それらの出力を局部発振器21又
は22の出力により周波数変換する周波数変換器31及
び32から構成される。局部発振器21及び22の出力
はスイッチ20により切り換えられる。
【0019】アダプティブアレイ部120は、周波数変
換器31及び32の出力をそれぞれ遅延検波する遅延検
波器41及び42、遅延検波器41及び42の出力x1
びx2と2つの重み係数w1及びw2をそれぞれ乗ずる乗算器
51及び52、乗算器51及び52の出力w1x1及びw2x2
の和をとる加算器61、参照信号発生器60、及び制御
装置70とからなる。
【0020】制御装置70は、遅延検波器41及び42
の出力x1及びx2、参照信号発生器60の出力d及び加算
器61の出力yから、重み係数w1及びw2を最適化する。
最適化の基準は、次の通りである。なお、一般化のため
アンテナをm個とし、複素関数で考える。
【0021】各アンテナの受信した信号を時間tにおい
てxi(t)(iはアンテナ番号、1≦i≦m)とする。このう
ち参照信号d(t)と比較される部分(各タイムスロットの
先頭部分)について、次のような演算により各重み係数
wiを決定する。尚、各信号xi(t)、y(t)、d(t)及び重み
係数wiは複素関数及び複素数で示す。また、ベクトルの
肩のTは転置ベクトルを示し、肩の*は複素共役を意味
する。
【0022】簡単のためベクトル表記をする。受信信号
xi(t)、重み係数wi、それらの積和y(t)について、次の
ように置く。
【数1】
【0023】このとき、最小平均自乗誤差(Minimum Me
an Square Error, MMSE)として次の値Jが最小とな
るようにする。尚、E[…]は行列又はベクトルのそれぞ
れの要素における平均値を意味する。本来アンサンブル
平均であるが、時間平均として求めることが一般的であ
る。
【数2】
【0024】このとき、J(平均自乗誤差)が最小とな
るものとして、次のように各重み係数の最適値の縦ベク
トルを算出することができる。これはLMS(Least Me
an Square)アルゴリズム又はRLS(Recursive Least
Squares)アルゴリズム、或いはSMI(Sample Matri
x Inverse)アルゴリズムにより算出できることが知ら
れている。
【数3】
【0025】式(3)の最適重み係数を求めるには式
(2−2)、(2−3)のみで良く、積和y(t)の情報は
最適重み係数の逐次演算には不要であることがわかる。
このようにして、出力信号yと参照信号dとの平均自乗誤
差Jが最も小さくなるよう重み係数wiが決定される。即
ち、所望波の到来に合わせて、所望波のタイムスロット
の先頭部分にある参照信号期間の受信信号と、受信装置
の内部で発生させる参照信号とを比較するのである。こ
れは遅延波(所望波がより長い経路を経由したもの)や
干渉波(所望波と異なる送信局から到来するもの)がア
ンテナの数より少ない場合はそれらの方向にいわゆるヌ
ルを形成することで達成される。
【0026】この際、遅延検波をしたのちの信号につい
てアダプティブアレイを適用しているので、局部発振器
21(又は22)の位相の影響をx1(t)もx2(t)も受けな
い。このように本実施例によれば、局部発振器21(又
は22)の位相の影響を受けずに、時分割多重接続の受
信局にアダプティブアレイを適用できる。
【0027】〔第2実施例〕図2は、本発明の具体的な
第2の実施例であるアダプティブアレイ装置200の概
略を示すブロック図である。2つのアンテナ11及び1
2を有するアダプティブアレイ装置200はダウンコン
バート部210と検波及びアダプティブアレイ部220
とからなり、それらは以下のような構成である。
【0028】ダウンコンバート部210は、2つのアン
テナ11及び12と、それらの出力を局部発振器21又
は22の出力により周波数変換する周波数変換器31及
び32から構成される。局部発振器21及び22の出力
はスイッチ20により切り換えられる。
【0029】アダプティブアレイ部120は、周波数変
換器31及び32の出力x1及びx2と2つの重み係数w1
びw2をそれぞれ乗ずる乗算器51及び52、乗算器51
及び52の出力w1x1及びw2x2の和をとる加算器61、遅
延検波器43、参照信号発生器60、及び制御装置71
とからなる。
【0030】制御装置71は、遅延検波器43の出力y
と参照信号発生器60の出力dから、重み係数w1及びw2
を最適化する。最適化の基準は、遅延検波器43の出力
yと参照信号発生器60の出力dとの自乗誤差平均J=|d-
y|2が最小となるよう、w1及びw2の関数であるJの勾配
∇Jを算出し、w1及びw2を算出する。
【数4】
【0031】このとき、遅延検波をしたのちの信号につ
いて重み係数の最適化を行っているので、局部発振器2
1(又は22)の位相の影響をyは受けない。このよう
に本実施例によれば、局部発振器21(又は22)の位
相の影響を受けずに、時分割多重接続の受信局にアダプ
ティブアレイを適用できる。
【0032】本発明は、π/4シフト4相位相偏移変調方
式(π/4QPSK)を用いた移動通信の基地局のほか、
ダウンコンバートを含む遅延検波による受信システムに
おいて、最小平均自乗誤差(Minimum Mean Square Erro
r, MMSE)方式のアダプティブアレイや適応等化器
等に適用することで、内部発振器の周波数オフセット及
びジッタの影響を低減した受信装置を構成できる。
【0033】本発明は、参照信号をもとに、最小平均自
乗誤差(Minimum Mean Square Error, MMSE)法に
よりアダプティブアレイを適用するものである。本発明
は重み係数(ウエイト)の計算方法自体にはよらない。
LMS(Least Mean Square)、RLS(Recursive Lea
st Squares)その他参照信号との(時間)平均自乗誤差
を最小とする方法であればいかなる計算手段も適用でき
る。
【0034】本発明は重み係数の演算について、ディジ
タル演算であっても良く、アナログ演算であっても良
い。アダプティブアレイを適用する受信信号も、ディジ
タル信号であっても良くアナログ信号であっても良い。
また、重み係数の演算について、ソフトウエアで行なっ
ても、ハードウエアによって行なっても良い。アンテナ
の本数は2以上であれば良く、任意である。
【0035】本発明は参照信号を各タイムスロット毎に
有する時分割多重接続(TDMA)方式に適しており、
例えば複数の移動局と対応する移動通信の基地局に特に
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体的な第1の実施例にかかる2個
のアンテナを有するアダプティブアレイを示したブロッ
ク図。
【図2】 本発明の具体的な第2の実施例にかかる2個
のアンテナを有するアダプティブアレイを示したブロッ
ク図。
【図3】 時分割多重接続により複数の移動局に対応す
る基地局のダウンコンバート部の働きを示したブロック
図。
【図4】 検波前の受信信号に対してアダプティブアレ
イを適用した受信装置を示したブロック図。
【符号の説明】
100、200 アダプティブアレイ 110、210 ダウンコンバート部 120、220 検波及びアダプティブアレイ部 11、12 アンテナ 20 スイッチ 21、22 局部発振器 31、32 周波数変換器 51、52 乗算器 41、42、43 遅延検波器 60 参照信号発生器 61 加算器 70、71 制御装置 80 復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 伝幸 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 鈴木 徳祥 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA03 AA04 AA05 CA06 DB01 DB04 EA04 FA17 FA20 FA24 FA26 FA31 FA32 GA01 GA08 HA05 HA10 5K052 AA01 BB01 CC06 DD03 DD04 FF29 GG31 5K059 CC03 DD32 DD33 DD35 DD36 DD39 EE02 5K067 AA02 AA03 CC04 CC24 EE10 GG11 KK02 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遅延検波可能な変調方式により変調され
    た、参照信号を含む信号を、時分割多重接続により受信
    する移動通信の受信方式において、 複数のアンテナによる受信信号を局部発振器により各々
    周波数変換し、 周波数変換された信号を各々遅延検波し、 検波された信号に重み係数を各々乗じたのち加算し、 加算された信号と参照信号との自乗平均誤差が最小とな
    るよう前記重み係数を逐次演算することを特徴とする移
    動通信の受信方式。
  2. 【請求項2】 遅延検波可能な変調方式により変調され
    た、参照信号を含む信号を、時分割多重接続により受信
    する移動通信の受信方式において、 複数のアンテナによる受信信号を局部発振器により各々
    周波数変換し、 周波数変換された信号に重み係数を各々乗じたのち加算
    し、 加算された信号を遅延検波し、 遅延検波された信号と参照信号との自乗平均誤差が最小
    となるよう前記重み係数を逐次演算することを特徴とす
    る移動通信の受信方式。
  3. 【請求項3】 複数の移動局に対応し、前記局部発振器
    を複数有し、時分割多重接続により受信する信号に対応
    して逐次切り換える基地局に適用したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の移動通信の受信方式。
  4. 【請求項4】 遅延検波可能な変調方式により変調され
    た、参照信号を含む信号を、時分割多重接続により受信
    する移動通信の受信装置において、 複数のアンテナと、 少なくとも2個の局部発振器と、 前記複数のアンテナの個数の周波数変換器と、その出力
    を遅延検波する遅延検波器と、遅延検波器の出力に重み
    係数を乗ずる乗算器との組と、 前記アンテナの個数の乗算器の出力を加算する加算器
    と、 参照信号発生器と、 制御装置とを有し、 その制御装置が、前記複数のアンテナの受信信号を周波
    数変換し遅延検波した信号と参照信号発生器の参照信号
    とから、加算器の出力と参照信号との自乗平均誤差が最
    小となるよう前記重み係数を逐次演算することを特徴と
    する移動通信の受信装置。
  5. 【請求項5】 遅延検波可能な変調方式により変調され
    た、参照信号を含む信号を、時分割多重接続により受信
    する移動通信の受信装置において、 複数のアンテナと、 少なくとも2個の局部発振器と、 前記複数のアンテナの個数の周波数変換器と、その出力
    に重み係数を乗ずる乗算器との組と、 前記アンテナの個数の乗算器の出力を加算する加算器
    と、 前記加算器の出力を遅延検波する遅延検波器と、 参照信号発生器と、 制御装置とを有し、 その制御装置が、前記遅延検波器の出力信号と参照信号
    発生器の参照信号とから、前記遅延検波器の出力信号と
    参照信号との自乗平均誤差が最小となるよう前記重み係
    数を逐次演算することを特徴とする移動通信の受信装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の移動局に対応し、前記局部発振器
    を複数有し、時分割多重接続により受信する信号に対応
    して逐次切り換える基地局に適用したことを特徴とする
    請求項4又は請求項5に記載の移動通信の受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491505B1 (ko) * 2002-08-19 2005-05-27 주식회사 지에스인스트루먼트 전력 증폭기 제어 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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