JP2001044545A - 光増幅器 - Google Patents

光増幅器

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JP2001044545A
JP2001044545A JP11210944A JP21094499A JP2001044545A JP 2001044545 A JP2001044545 A JP 2001044545A JP 11210944 A JP11210944 A JP 11210944A JP 21094499 A JP21094499 A JP 21094499A JP 2001044545 A JP2001044545 A JP 2001044545A
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signal light
optical
grating
block
output terminal
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JP11210944A
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Inventor
Akira Sugimoto
亮 杉本
Tetsuya Sakai
哲弥 酒井
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、広帯域、高出力特性を得るこ
とができる光増幅器を提供する。 【解決手段】 光増幅器は、1.55μm帯を増幅する
第1の光増幅ブロック1と、1.58μm帯を増幅する
第2の光増幅ブロック2と、第1の光増幅ブロック1の
出力端から第2の光増幅ブロック2の入出力端へ、また
第2の光増幅ブロック2の入出力端から出力端へと光信
号を導く光サーキュレータ3とを備える。第2の光増幅
ブロック2は、入出力端側に設けられて1.55μm帯
の信号光を反射し1.58μm帯の信号光を通過させる
第1のグレーティング21と、第1のグレーティング2
1を通過した1.58μm帯の信号光を反射する第2の
グレーティング24と、これら第1及び第2のグレーテ
ィング21,24の間に配置されて第1のグレーティン
グ21を通過した信号光及び第2のグレーティング24
を反射した信号光をそれぞれ増幅するEDFA22と備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重(WD
M)光伝送システム等に適用される希土類元素添加光フ
ァイバを用いた光増幅器に関し、特に広帯域光信号を増
幅する光増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、WDM方式の光伝送システムとし
て、光ファイバのコア内にEr,Pr,Nd等の希土類
元素をドープした光ファイバ増幅器を用いたシステムが
知られている。この種の光ファイバ増幅器は、希土類元
素がドープされたコア内に励起光としてレーザを導入
し、希土類元素のイオンを励起光でポンピングすること
により反転分布を形成し、この状態で入力信号光をコア
内に導入させると誘導放出を引き起こして入力パワーを
増幅するという作用を利用したものである。特にErを
ドープした光ファイバ増幅器(Erbium-doped Fiber Amp
lifier:EDFA)は、1.55μm帯の光を高利得及
び低雑音で増幅できることから、高密度波長多重伝送に
よる高速、大容量、長距離伝送システムへの応用が期待
されている。
【0003】近年、この種の光増幅器を用いたWDMシ
ステムの進歩に伴って、伝送可能な信号帯域幅も1.5
5μm帯から1.58μm帯へと広帯域化されてきた
が、伝送容量の更なる増加のために、より広帯域な増幅
幅を持つ光増幅器の実現が求められている。これまでに
は、1.55μm帯光増幅器と1.58μm帯光増幅器
とを並列に配置した広帯域光増幅器等が提案されている
(例えば ELECTRONICS LETTERS 10th April 1997:Vol.3
3 No.8 P710-P711)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光増幅器では、信号チャンネル数の増加に対応
するため高い出力を得ようとすると、光ファイバ増幅器
を多段に設けなくてはならないので、構造が複雑になっ
て光部品の点数も増加するという問題がある。即ち、
1.55μm帯の増幅系の場合、使用するEDFの長さ
は、例えばシリカベース4m、フッ化ガラスベース8m
程度であるが、1.58μm帯の増幅系では、使用する
EDFの長さは、例えばシリカベースで35mと200
mというように、装置が大型化する。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、簡単な構成で、広帯域、高出力特性を得るこ
とができる光増幅器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光増幅器
は、第1の波長帯域の信号光を増幅して出力端から出力
する第1の光増幅ブロックと、この第1の光増幅ブロッ
クの後段に配置されて入出力端から導入された第2の波
長帯域の信号光を増幅して前記入出力端から出力する第
2の光増幅ブロックと、前記第1の光増幅ブロックの出
力端から出力される信号光を前記第2の光増幅ブロック
の入出力端へ供給すると共に前記第2の光増幅ブロック
の入出力端から出力される信号光を出力端に導くサーキ
ュレータとからなり、前記第2の光増幅ブロックは、前
記入出力端側に設けられて前記サーキュレータから導か
れた前記第1の波長帯域の信号光を反射し前記第2の波
長帯域の信号光を通過させる第1のグレーティングと、
この第1のグレーティングを通過した前記第2の波長帯
域の信号光を反射する第2のグレーティングと、これら
第1及び第2のグレーティングの間に配置されて前記第
1のグレーティングを通過した信号光及び前記第2のグ
レーティングを反射した信号光をそれぞれ増幅する増幅
性光ファイバを用いた光ファイバ増幅器とを備えたもの
であることを特徴とする。
【0007】本発明の光増幅器によれば、第2の光増幅
ブロックに導入された第2の波長帯域の信号光が、第1
のグレーティングで透過して第2のグレーティングで反
射して再度第1のグレーティングを透過するまで、両グ
レーティングの間に配置された光ファイバ増幅器を2度
通過するので、簡単な構成でも高出力が得られる。この
ため、第1の光増幅ブロックで第1の波長帯域の信号光
を十分な利得で増幅することにより、広帯域化増幅が可
能になる。
【0008】特に光ファイバ増幅器として、ダブルクラ
ッドのクラッドポンプ希土類添加光ファイバを使用する
ことにより、より高い出力を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本
発明の一実施例に係る光増幅器の構成を示す図である。
この光増幅器は、第1の波長帯域、例えば1.55μm
帯(1.53〜1.56μm)の光信号を増幅する第1
の光増幅ブロック1と、この第1の光増幅ブロック1の
後段に設けられて第2の波長帯域、例えば1.58μm
帯(1.57〜1.60μm)の光信号を増幅する第2
の光増幅ブロック2と、第1の光増幅ブロック1の出力
端から第2の光増幅ブロック2の入出力端へ、また第2
の光増幅ブロック2の入出力端から出力端へと光信号を
導く光サーキュレータ3とを備えて構成されている。
【0010】入力信号光は、まず第1の光増幅ブロック
1に導入される。第1の光増幅ブロック1に導入された
入力信号光は、まず光アイソレータ11を通過し、Er
添加ファイバ増幅器(EDFA)12に入力され、ここ
で励起用レーザ光源13からカプラ14を介して供給さ
れる励起光の強度に応じた利得で増幅される。EDFA
12の出力光は、光アイソレータ15を通過して利得等
化器16によって利得平坦度を補正されたのちEDFA
17に入力され、ここで励起用レーザ光源18からカプ
ラ19を介して供給される励起光の強度に応じた利得で
増幅される。なお、EDFA12,17は、1.55μ
m帯の信号が所望の利得となるように調整されている。
例えば、EDFA12は、シリカベースのファイバで、
その長さは4m、励起光の波長は0.98μmであり、
EDFA17も、シリカベースのファイバで、その長さ
は8m、励起光の波長は1.48μmである。
【0011】第1の光増幅ブロック1の出力端から出力
された信号光は、光サーキュレータ3によって第2の光
増幅ブロック2に導かれる。第2の光増幅ブロック2に
導入された信号光のうち、第1の波長帯域、即ち1.5
5μm帯の信号は、第1のファイバグレーティング21
にて反射され、光サーキュレータ3を介して出力端に出
力される。また、第2の光増幅ブロック2に導入された
信号光のうち、第2の波長帯域、即ち1.58μm帯の
信号は、第1のファイバーグレーティング21を通過し
てクラッドポンプ方式のEDFA22に入力され、ここ
で励起用レーザ光源23から供給される励起光の強度に
応じた利得で増幅される。EDFA22で増幅された信
号光は、1.58μm帯を反射する第2のファイバグレ
ーティング24で反射され、再度EDFA22で増幅さ
れる。EDFA22で増幅された信号光は第1のファイ
バグレーティング21を通過して、光サーキュレータ3
を介して出力端側に出力される。1.58μm帯の信号
を所定の高いレベルの利得まで増幅しようとすると、か
なりの長さを必要とする。この光増幅器では、この点を
考慮して、第1の光増幅ブロックを反射型とし、更に高
利得を実現するためにクラッドポンプ方式を採用してい
る。
【0012】クラッドポンプ方式のEDFA22は、例
えば図2に示すように、コア31の周りに2重のクラッ
ド32,33を有するダブルクラッドファイバにより構
成される。クラッドポンプ方式のEDFA22では、高
出力の半導体レーザを使用するため、内側のクラッド3
2にも光を入れる。このため、高い出力が得られる。具
体的に、EDFA22は、シリカベースファイバで、長
さは30m、励起光波長は0.98μmである。
【0013】図3及び図4に上記実施例の波長−利得特
性を示す。入力信号強度はそれぞれ−5dBmである。
波長の異なる2つの領域、即ち1.55μm帯及び1.
58μm帯で共に高利得でフラットな特性を得ているこ
とが分かる。また、図5は、出力スペクトルを示す図で
ある。トータル出力として+23dBmという高い出力
が得られている。
【0014】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではない。例えば図6に示すように、第2の増
幅器ブロックとして、前述したようなEDFA22を更
に多段に設け、反射波長の異なるファイバグレーティン
グ21を多段に設けることにより、更なる広帯域化を実
現することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、第2
の光増幅ブロックとして反射型励起法を用いているの
で、構造が単純であり、小型化が可能であると同時に、
高い出力を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る光増幅器の構成を示
すブロック図である。
【図2】 同増幅器におけるクラッドポンプ式のEDF
Aを示す断面図である。
【図3】 同増幅器の1.55μm帯の波長−利得特性
を示すグラフである。
【図4】 同増幅器の1.58μm帯の波長−利得特性
を示すグラフである。
【図5】 同増幅器の出力スペクトル図である。
【図6】 本発明の他の実施例に係る光増幅器の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…第1の増幅器ブロック、2…第2の増幅器ブロッ
ク、3…光サーキュレータ、11,15…光アイソレー
タ、13,17,22…EDFA、14,19…カプ
ラ、13,18,23…励起用レーザ光源、16…利得
等化器、21…第1のグレーティング、24…第2のグ
レーティング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 14/02 Fターム(参考) 5F072 AB09 AK06 JJ01 JJ04 JJ20 KK07 KK30 PP07 5K002 AA06 BA00 BA02 BA13 BA21 CA13 DA02 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の波長帯域の信号光を増幅して出力
    端から出力する第1の光増幅ブロックと、 この第1の光増幅ブロックの後段に配置されて入出力端
    から導入された第2の波長帯域の信号光を増幅して前記
    入出力端から出力する第2の光増幅ブロックと、 前記第1の光増幅ブロックの出力端から出力される信号
    光を前記第2の光増幅ブロックの入出力端へ供給すると
    共に前記第2の光増幅ブロックの入出力端から出力され
    る信号光を出力端に導くサーキュレータとからなり、 前記第2の光増幅ブロックは、 前記入出力端側に設けられて前記サーキュレータから導
    かれた前記第1の波長帯域の信号光を反射し前記第2の
    波長帯域の信号光を通過させる第1のグレーティング
    と、 この第1のグレーティングを通過した前記第2の波長帯
    域の信号光を反射する第2のグレーティングと、 これら第1及び第2のグレーティングの間に配置されて
    前記第1のグレーティングを通過した信号光及び前記第
    2のグレーティングを反射した信号光をそれぞれ増幅す
    る増幅性光ファイバを用いた光ファイバ増幅器とを備え
    たものであることを特徴とする光増幅器。
  2. 【請求項2】 前記増幅性光ファイバは、ダブルクラッ
    ドのクラッドポンプ希土類添加光ファイバであることを
    特徴とする請求項1記載の光増幅器。
JP11210944A 1999-07-26 1999-07-26 光増幅器 Pending JP2001044545A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1341273A2 (en) * 2002-02-27 2003-09-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Wideband erbium doped fiber amplifier capable of minimizing band crosstalk
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KR100923401B1 (ko) * 2002-05-08 2009-10-23 주식회사 케이티 이득 평탄화된 광증폭 기능 및 색분산 보상 기능을 갖는광섬유 격자를 이용한 광증폭기
JP2013254975A (ja) * 2007-03-12 2013-12-19 National Institute Of Information & Communication Technology バーストモードエルビウム添加ファイバ増幅器

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