JP2001044521A - 液冷式熱電変換装置 - Google Patents

液冷式熱電変換装置

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JP2001044521A
JP2001044521A JP11215565A JP21556599A JP2001044521A JP 2001044521 A JP2001044521 A JP 2001044521A JP 11215565 A JP11215565 A JP 11215565A JP 21556599 A JP21556599 A JP 21556599A JP 2001044521 A JP2001044521 A JP 2001044521A
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flow path
cooling medium
thermoelectric conversion
liquid
flow
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Yoshiteru Nomura
義輝 野村
Michiharu Okazaki
道春 岡崎
Satoru Ogawa
悟 小川
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱基板を冷却する効率を向上させ、冷却能
力を向上する 【解決手段】 熱電変換モジュール1の放熱面1a側
に、冷却媒体を前記放熱面1aと並行に通流させる流路
4が設けられ、冷却媒体の供給口12に連通している第
1空間部6が前記流路4の一方の端部に設けられ、冷却
媒体の排出口13に連通している第2空間部7が前記流
路4の他方の端部に設けられ、前記放熱面1aと垂直方
向の前記流路4の幅が同方向の前記第1空間部6の幅よ
り小さく、前記流路4の前記放熱面1aと反対の壁面4
aに冷却媒体の流れを乱す乱流部材9が複数設けられて
いることを特徴とする液冷式熱電変換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液冷式熱電変換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】フロンガスは、生物の生存を脅かす紫外
線を吸収し、地球を紫外線から守っているオゾン層を破
壊する作用がある。このためフロンを使用しない冷却装
置の開発が要請されている。この装置として、熱電変換
モジュールを使用した冷却装置が開発されている。熱電
変換モジュールは、吸熱基板と放熱基板の間にP型、N
型半導体からなる熱電変換素子を挟んで構成されてい
る。半導体作用により吸熱基板側から熱を吸収し、放熱
基板側に熱を放出して吸熱基板側を冷却する。冷却能力
を向上するためには、放熱基板側の放熱効率を向上する
必要がある。
【0003】従来技術として、特開平9−18059号
公報には、放熱基板の半導体支持面と反対側の面に対し
て衝突するように液状熱移動媒体を供給する熱電変換装
置が開示されている。すなわち、熱電変換モジュールの
放熱側基板のほぼ全面を覆うカバー部材が設けられ、こ
のカバー部材の中央部に給水管部が設けられ、カバー部
材の周縁近くに排出管部が設けられている。そして、カ
バー部材と放熱側基板とから形成される空間は、分散部
材により第1空間と第2空間とに分かれている。この分
散部材は、上面の中央に円形の凹部が設けられ、凹部に
は複数の供給孔が設けられ、外周部に設けられたつば部
には四隅に排出穴が設けられている。
【0004】液状熱移動媒体をカバー部材の給水管部か
ら供給すると第1空間で拡散し、複数の供給孔から放熱
側基板に向けて噴出する。供給孔から噴出した液状熱移
動媒体は、放熱側基板に衝突して熱を奪い、第2空間で
拡散し、排出穴から排水路を経て排水管部から外部へ排
出される。排出された水はラジエータ又は自然放冷で冷
却され、循環系統を通って再利用されている。
【0005】本従来技術は、熱電変換モジュールの放熱
側基板が水平になるように、熱電変換装置が取り付けら
れた場合、液状熱移動媒体は第1空間において給水管部
を中心に四方へ拡散し、複数の供給孔から放熱基板に向
けて噴出することができ、効率的に放熱基板を冷却する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術において、熱電変換モジュールの放熱基板が垂直の場
合には、液状熱移動媒体は重力の影響を受けて第1空間
を均一には拡散しにくい。すなわち、液状熱移動媒体は
給水管部より下側の第1空間に拡散しやすく、それより
上側の第1空間には拡散しにくい。液状熱移動媒体は主
に分散部材の下側にある供給孔から放熱側基板に衝突す
ることになる。このため、液状熱移動媒体は熱電変換モ
ジュールの放熱基板の全面から効果的に熱を奪うことが
できず、熱電変換装置の冷却能力が低下するという問題
点がある。
【0007】本発明は上記課題を解決したもので、放熱
基板を冷却する効率を向上させ、冷却能力に優れた液冷
式熱電変換装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、熱電変換モ
ジュールの放熱面側に、冷却媒体を前記放熱面と並行に
通流させる流路が設けられ、冷却媒体の供給口に連通し
ている第1空間部が前記流路の一方の端部に設けられ、
冷却媒体の排出口に連通している第2空間部が前記流路
の他方の端部に設けられ、前記放熱面と垂直方向の前記
流路の幅が同方向の前記第1空間部の幅より小さく、前
記流路の前記放熱面と反対の壁面に冷却媒体の流れを乱
す乱流部材が複数設けられていることを特徴とする液冷
式熱電変換装置である。
【0009】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0010】すなわち、冷却媒体の流れを乱流部材で乱
すことにより、熱電変換モジュールの放熱面を効率的に
冷却することができるので、熱電モジュールの設置方向
によらず冷凍能力に優れた液冷式熱電変換装置ができ
る。
【0011】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記乱流部材の前記壁面から
の高さが、前記放熱面と垂直方向の前記流路の幅より小
さいことを特徴とする請求項1記載の液冷式熱電変換装
置である。
【0012】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0013】すなわち、乱流部材により流路が狭くで
き、この部分で冷却媒体の流速が早くなるので、熱電変
換モジュールの放熱面を効率的に冷却することができ、
冷凍能力を向上できる。
【0014】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記乱流部材の長手方向が、
前記流路の冷却媒体の通流方向と直交する方向であるこ
とを特徴とする請求項1記載の液冷式熱電変換装置であ
る。
【0015】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0016】すなわち、冷却媒体の流れを効果的に乱す
ことができるので、熱電変換モジュールの放熱面を効率
的に冷却することができ、冷凍能力を向上できる。
【0017】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、前記乱流部材の長手方向の長
さが、該長手方向と同一方向の前記流路の幅と同じであ
ることを特徴とする請求項3記載の液冷式熱電変換装置
である。
【0018】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0019】すなわち、冷却媒体の流れを、流路のすべ
ての幅の部分で効果的に乱すことができるので、熱電変
換モジュールの放熱面を効率的に冷却することができ、
冷凍能力を向上できる。
【0020】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技
術的手段と称する。)は、前記乱流部材の長手方向の長
さが、該長手方向と同一方向の前記流路の幅より短く、
冷却媒体の通流方向に隣り合う前記乱流部材の長手方向
の互いに異なる一方の端部が、前記乱流部材の長手方向
と直交する壁に結合され、冷却媒体の通流方向に隣り合
う前記乱流部材の長さの合計が、該長手方向と同一方向
の前記流路の幅以上であることを特徴とする請求項3記
載の液冷式熱電変換装置である。
【0021】上記第5の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0022】すなわち、冷却媒体の流れを、冷却媒体の
通流方向に隣り合う乱流部材により流路のすべての幅の
部分で効果的に乱すことができるので、熱電変換モジュ
ールの放熱面を効率的に冷却することができ、冷凍能力
を向上できる。
【0023】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技
術的手段と称する。)は、前記乱流部材の長手方向と直
交する断面形状が略三角形であることを特徴とする請求
項3記載の液冷式熱電変換装置である。
【0024】上記第6の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0025】すなわち、冷却媒体を熱電変換モジュール
の放熱面側に効率的に衝突させることができるので、前
記放熱面を効率的に冷却することができ、冷凍能力を向
上できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例の液
冷式熱電変換装置の断面図である。
【0027】本液冷式熱電変換装置は、2個の熱電変換
モジュール1と、その熱電変換モジュール1の放熱面1
aに接続された第1金属プレート2と、熱電変換モジュ
ール1の吸熱面1bに接続された第2金属プレート18
と、前記第1金属プレート2の前記放熱面1aと反対側
の面を覆うジャケット3と、これらのものを内部に内蔵
するケース11と、前記第2金属プレート18の前記吸
熱面1bのと反対側の面に接続されたヒートシンク19
から構成されている。このヒートシンク19には、放熱
フィン20が付属している。
【0028】前記ジャケット3は、Oリング10により
シールされ、ボルト51により第1金属プレート2と連
結されている。前記ケース11は、ボルト52によりヒ
ートシンク19と連結されている。このケース11に
は、冷却媒体の供給口12および排出口13が設けられ
ている。ジャケット3とケース10の間にはスプリング
17が設けられ、ジャケット3、第1金属プレート2を
第2金属プレート18の方へ付勢している。
【0029】第1金属プレート2とジャケット3とか
ら、流路4が形成されている。この流路4の領域は少な
くとも1個の熱電変換モジュール1の放熱面の面積より
少し大きい。流路4の一方の端には第1空間部6が設け
られ、他方の端には第2空間部7が設けられている。第
1空間部6は流路入口5と連結しており、第2空間部7
は流路出口8と連結している。
【0030】前記流路入口5と前記供給口12は第1パ
イプ14により連結している。前記流路出口8と前記排
出口13は第2パイプ15により連結している。第1パ
イプ14の両端はOリング溝を有しており、Oリング1
4a、14bが取り付けられ、冷却媒体をシールしてい
る。第2パイプ15の両端はOリング溝を有しており、
Oリング15a、15b取り付けられ、冷却媒体をシー
ルしている。これらにより、前記第1空間部6は、流路
入口5、第1パイプ14を介して供給口12と連通して
いる。前記第2空間部7は、流路出口8、第2パイプ1
5を介して供給口12と連通している。
【0031】図2は実施例の流路部分を説明する概略正
面図である。図3は実施例の流路部分を説明する概略断
面図である。前記放熱面1aと垂直方向の前記流路4の
幅は2.4mmであり、第1空間部6の同方向の幅より
小さい。冷却媒体の通流方向の前記流路4の長さは35
mmである。前記流路4の放熱面1aと反対の壁面4a
に複数の乱流部材9が設けられている。この乱流部材9
の長手方向は、流路4の冷却媒体の通流方向すなわち第
1空間部6から第2空間部7へ向かう方向と直交する方
向である。
【0032】前記乱流部材9は、流路4の冷却媒体の通
流方向に、一定の間隔(ピッチ8mm)で並列に配置さ
れている。実施例では、乱流部材9は6個設けられてい
るが、この数には限定されず、冷却能力を最大にできる
数を選択して設計される。
【0033】前記乱流部材9の長手方向の長さは、前記
長手方向と同一方向の流路4の幅と同じ30mmであ
る。また、前記乱流部材9の壁面4aからの高さ1.7
mmは、前記放熱面1aと垂直方向の前記流路4の幅
2.4mmより小さく、その長手方向と直交する断面形
状は三角形状をしている。
【0034】冷却媒体は、外部からケース11の供給口
12へ供給され、第1パイプ14を通り、流路入口5か
ら入り第1金属プレート2と衝突し、第1空間部6内を
拡散する。そして、第1金属プレート2に沿って流れ、
複数の乱流部材9により乱流状態となり、さらに乱流部
材9と第1金属プレート2との隙間(0.7mm)によ
り流速が早くなることにより第1金属プレート2を介し
て熱電変換モジュール1からの熱を効果的に奪うことが
できる。冷却媒体は第2空間部7で集められ流路出口8
から第2パイプ15を通り、ケース9の排出口13から
外部へ排出される。
【0035】熱電変換モジュール1がヒートシンク19
を介して吸収した熱および熱電変換モジュール1で発生
する熱を冷却媒体へ放熱することによりヒートシンク1
9がある空間を冷却することができる。冷却媒体は図示
されていない放熱手段により熱を放出し、図示されてい
ないポンプによりケース11の供給口12へ再循環され
る。
【0036】図4は実施例の液冷式熱電変換装置を取り
付けた冷蔵庫の背面カバーを外した状態の概略部分斜視
図である。図5は実施例の液冷式熱電変換装置を取り付
けた冷蔵庫の概略断面図である。
【0037】実施例の液冷式熱電変換装置30は、冷蔵
庫背面部41にヒートシンク19を冷蔵庫内36側にし
て熱電変換モジュール1が垂直になるように取り付けら
れている。冷蔵庫内36と冷蔵庫背面部41の間には、
冷蔵庫内36の空気を通流させる空気流路42が設けら
れている。この空気流路42と冷蔵庫内36を仕切る空
気流路板43の下側には、空気口44が設けられ、上部
には庫内ファン35が備えられている。
【0038】前記液冷式熱電変換装置30の排出口13
は、配管31aを介してポンプ32と連結している。こ
のポンプ32は配管31bを介して放熱器33と連結
し、この放熱器33は配管31cを介して前記液冷式熱
電変換装置30の供給口12と連結している。前記放熱
器33には、これを空冷するための放熱ファン34が付
属している。冷却媒体としてエチレングリコール水溶液
を使用している。
【0039】冷却媒体はポンプ32により、配管31
b、放熱器33、配管31cを介して液冷式熱電変換装
置30の供給口12から流路4に供給される。流路4に
供給された冷却媒体は、第1金属プレート2を冷却し、
第1金属プレート2を介して熱電変換モジュール1から
の熱を奪い、排出口13から排出される。。この熱電変
換モジュール1には外部から電気が供給され、第2金属
プレート18から吸熱し第1金属プレート2に放熱す
る。これにより、第2金属プレート18に付属している
放熱フィン20を通過する空気を冷却する。
【0040】液冷式熱電変換装置30の排出口13から
排出された冷却媒体は配管31aを介してポンプ32に
戻る。この冷却媒体は、放熱器33において放熱ファン
34で強制的に送風される空気へ熱を放出し、ポンプ3
2により前記供給口12へ再び循環される。
【0041】冷蔵庫内36の空気は、庫内ファン35に
より空気口44から空気流路44を通って庫内ファン3
5から再び冷蔵庫内36に循環される。この空気が、空
気流路42中で液冷式熱電変換装置30の放熱フィン2
0を通過するときに冷却されるので、冷蔵庫内36が冷
却される。このように本冷蔵庫は熱電変換モジュールの
半導体作用により冷却される。したがって、本冷蔵庫は
フロンガスを使用していないので、オゾン層を破壊する
ガスを放出する恐れがない。
【0042】本冷蔵庫を周囲温度25℃において運転
し、冷蔵庫内36の温度が5℃に安定した時の成績係数
(=吸熱量/消費電力の合計)を測定したところ、成績
係数は0.39であった。従来技術と同じ冷却媒体流路
構造を作製し、実施例と同じ熱電変換モジュールを使用
して熱電変換装置を製造し、実施例の冷蔵庫に取り付け
て成績係数を実測したところ、成績係数は0.35であ
った。実施例の方が優れていることが確認できた。
【0043】ここで使用した冷蔵庫では、熱電変換装置
の熱電変換モジュールが垂直になるように取り付けられ
ているので、従来技術の冷却媒体流路構造では熱電変換
モジュールの上半部が十分冷却されなかったため、成績
係数が低くなった。これに対して、本発明の液冷式熱電
変換装置では、乱流部材により冷却部材の流速を早くし
て効率的に第1金属プレート2を冷却できるので、成績
係数を向上させることができた。
【0044】冷蔵庫で使用する場合、熱電変換モジュー
ルを垂直にして使用した方が、冷蔵庫を小型にでき、か
つ効率的に冷却することができるので、特に有用性が高
い。
【0045】図6は流路部分の変形例を説明する正面図
である。乱流部材21a、21bの長手方向と直交する
断面形状は、実施例と同じ三角形状である。この長手方
向の長さは、前記長手方向と同一方向の流路4の幅より
短く、冷却媒体の通流方向に隣り合う前記乱流部材21
a、21bの長手方向の互いに異なる一方の端部が、前
記乱流部材21a、21bの長手方向と直交する壁に結
合され、冷却媒体の通流方向に隣り合う前記乱流部材2
1a、21bの長さの合計が、該長手方向と同一方向の
前記流路の幅以上である。乱流部材21b、21aの間
隔は、冷却媒体の流れ方向に対して一定となっている。
冷却媒体は、前記乱流部材21b、21aの少なくとも
一方で流速が早くなり、効果的に第1金属プレート2を
冷却することができるので、冷却能力に優れた液冷式熱
電変換装置ができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明は、熱電変換モジ
ュールの放熱面側に、冷却媒体を前記放熱面と並行に通
流させる流路が設けられ、冷却媒体の供給口に連通して
いる第1空間部が前記流路の一方の端部に設けられ、冷
却媒体の排出口に連通している第2空間部が前記流路の
他方の端部に設けられ、前記放熱面と垂直方向の前記流
路の幅が同方向の前記第1空間部の幅より小さく、前記
流路の前記放熱面と反対の壁面に冷却媒体の流れを乱す
乱流部材が複数設けられていることを特徴とする液冷式
熱電変換装置であるので、放熱基板を冷却する効率を向
上でき、冷却能力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の液冷式熱電変換装置の断面図
【図2】実施例の流路部分を説明する概略正面図
【図3】実施例の流路部分を説明する概略断面図
【図4】実施例の液冷式熱電変換装置を取り付けた冷蔵
庫の背面カバーを外した状態の概略部分斜視図
【図5】実施例の液冷式熱電変換装置を取り付けた冷蔵
庫の概略断面図
【図6】流路部分の変形例を説明する正面図
【符号の説明】
1…熱電変換モジュール 1a…放熱面 4…流路 4a…壁面 6…第1空間部 7…第2空間部 9、21a、21b…乱流部材 12…供給口 13…排出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電変換モジュールの放熱面側に、冷却
    媒体を前記放熱面と並行に通流させる流路が設けられ、
    冷却媒体の供給口に連通している第1空間部が前記流路
    の一方の端部に設けられ、冷却媒体の排出口に連通して
    いる第2空間部が前記流路の他方の端部に設けられ、前
    記放熱面と垂直方向の前記流路の幅が同方向の前記第1
    空間部の幅より小さく、前記流路の前記放熱面と反対の
    壁面に冷却媒体の流れを乱す乱流部材が複数設けられて
    いることを特徴とする液冷式熱電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記乱流部材の前記壁面からの高さが、
    前記放熱面と垂直方向の前記流路の幅より小さいことを
    特徴とする請求項1記載の液冷式熱電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記乱流部材の長手方向が、前記流路の
    冷却媒体の通流方向と直交する方向であることを特徴と
    する請求項1記載の液冷式熱電変換装置。
  4. 【請求項4】 前記乱流部材の長手方向の長さが、該長
    手方向と同一方向の前記流路の幅と同じであることを特
    徴とする請求項3記載の液冷式熱電変換装置。
  5. 【請求項5】 前記乱流部材の長手方向の長さが、該長
    手方向と同一方向の前記流路の幅より短く、冷却媒体の
    通流方向に隣り合う前記乱流部材の長手方向の互いに異
    なる一方の端部が、前記乱流部材の長手方向と直交する
    壁に結合され、冷却媒体の通流方向に隣り合う前記乱流
    部材の長さの合計が、該長手方向と同一方向の前記流路
    の幅以上であることを特徴とする請求項3記載の液冷式
    熱電変換装置。
  6. 【請求項6】 前記乱流部材の長手方向と直交する断面
    形状が略三角形であることを特徴とする請求項3記載の
    液冷式熱電変換装置。
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