JP2001042318A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

液晶装置及び電子機器

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JP2001042318A
JP2001042318A JP11213656A JP21365699A JP2001042318A JP 2001042318 A JP2001042318 A JP 2001042318A JP 11213656 A JP11213656 A JP 11213656A JP 21365699 A JP21365699 A JP 21365699A JP 2001042318 A JP2001042318 A JP 2001042318A
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liquid crystal
substrate
layer
optical structure
crystal device
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JP11213656A
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Tsuyoshi Maeda
強 前田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型表示と透過型表示とを切換え可能な液
晶装置において、透過表示の色付きを低減させ、発色が
良い半透過反射型カラー液晶装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 第1基板と第2基板との間に挟持した液
晶層と、前記第2基板の前記液晶層側の面に形成された
半透過反射層と、前記第2基板の前記液晶層と異なる側
に配置された照明装置とを備えた液晶装置において、前
記半透過反射層は金属薄膜からなり、さらに光の波長が
450nm、550nm、650nmのときの透過光の
強度をT450、T550、T650とすると、T
450<T550<T650を満たす光学構造体を設け
た。さらに、透過光の色相b(CIE1976規格
表示系)が、b>0を満たす光学構造体
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶装置に係り、特
に、反射型表示と透過型表示とを切り換えて表示するこ
とのできる液晶装置の構造及びこの液晶装置を用いた電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、反射型液晶装置は消費電力が小さ
いために携帯機器や装置の表示部などに多用されている
が、外光を利用して表示を視認可能にしているため、暗
い場所では表示を読みとることができないという問題点
があった。このため、明るい場所では通常の反射型液晶
装置と同様に外光を利用するが、暗い場所では内部の光
源により表示を視認可能にした形式の液晶装置が提案さ
れている。これは、実開昭57−049271号公報な
どに記載されているように、液晶セルの観察側と反対側
の外面に偏光板、半透過反射板、バックライトを順次配
置した構成をしている。この液晶装置では、周囲が明る
い場合には外光を取り入れて半透過反射板にて反射され
た光を利用して反射型表示を行い、周囲が暗くなるとバ
ックライトを点灯して半透過反射板を透過させた光によ
り表示を視認可能とした透過型表示を行う。
【0003】別の液晶装置としては、反射型表示の明る
さを向上させた特開平8−292413号公報に記載さ
れたものがある。この液晶装置は、液晶セルの観察側と
反対側の外面に半透過反射板、偏光板、バックライトを
順次配置した構成をしている。周囲が明るい場合には外
光を取り入れて半透過反射板にて反射された光を利用し
て反射型表示を行い、周囲が暗くなるとバックライトを
点灯して偏光板と半透過反射板を透過させた光により表
示を視認可能とした透過型表示を行う。このような構成
にすると、液晶セルと半透過反射板の間に偏光板がない
ため、前述した液晶装置よりも明るい反射型表示が得ら
れる。
【0004】しかし、上記公報に記載されている液晶装
置は、液晶層と半透過反射板との間に透明基板が介在す
るため、二重映りや表示のにじみなどが発生してしま
う。
【0005】また、近年の携帯機器やOA機器の発展に
伴って液晶表示のカラー化が要求されるようになってお
り、反射型液晶装置を用いるような機器においてもカラ
ー化が必要な場合が多い。ところが、上記公報に記載さ
れている液晶装置とカラーフィルタを組み合わせた方法
では、半透過反射板を液晶セルの後方に配置しているた
め、液晶層やカラーフィルタと半透過反射板との間に液
晶セルの厚い透明基板が介在し、視差によって二重映り
や表示のにじみなどが発生してしまい、十分な発色を得
ることができないという問題点がある。この問題を解決
するために、特開平9−258219号公報などに記載
されているような液晶層と接するように反射板を配置す
る反射型カラー液晶装置が提案されている。しかし、こ
の液晶装置は周囲が暗くなると表示を認識することがで
きない。
【0006】そこで、特開平10−282488号公
報、特開平11−109417号公報、特開平11−5
2366号公報に記載されているように、反射板に開口
部を設けることや反射板を薄膜化することで半透過反射
状態にし、さらに液晶セルの後方に偏光板、光源を順次
用いた半透過反射型カラー液晶装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載されている液晶装置は、AlやAgなどを主成分と
する合金を反射板として用いて、この反射板を半透過状
態にするために、微細な開口部を設けたり、薄膜化した
りしているため、透過光が青味を呈していた。これは、
金属の半透過反射膜の透過する光の波長依存性によるも
のである。このように、金属薄膜からなる半透過反射膜
を透過した光は青味を帯びているので、鮮やかなフルカ
ラー透過表示を得ることは困難であった。
【0008】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、透過表示の色付きを低減させ、発色が良い半透
過反射型カラー液晶装置を提供することにある。また、
この液晶装置を用いた電子機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、以下の通りである。
【0010】請求項1記載の液晶装置は、第1基板と第
2基板との間に挟持した液晶層と、前記第2基板の前記
液晶層側の面に形成された半透過反射層と、前記第2基
板の前記液晶層と異なる側に配置された照明装置とを備
えた液晶装置において、前記半透過反射層は金属薄膜か
らなり、さらに光の波長が450nm、550nm、6
50nmのときの透過光の強度をT450、T550
650とすると、T450<T550<T650を満
たす光学構造体を設けたことを特徴とする。
【0011】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを光学構造体によって低減させることがで
きる。半透過反射層を透過する光は青味を帯びていて、
概ねT450>T550>T650を満たすので、これ
を光学構造体の色相を本発明のように選ぶことによって
補正する。
【0012】なお、薄膜とは、膜厚が50nm以下の金
属膜のことである。通常、半透過反射層にはAlが主成
分の金属が用いられるが、Pt、CrやAgなどの可視
光領域の外光を反射させることのできる金属であれば、
その材料は特に限定されるものではない。
【0013】光学構造体は、透過型表示のときにのみ、
その役割を果たすことが望ましいので、可能な限り半透
過反射層と照明装置の間に配置する。
【0014】請求項2記載の液晶装置は、第1基板と第
2基板との間に挟持した液晶層と、前記第2基板の前記
液晶層側の面に形成された半透過反射層と、前記第2基
板の前記液晶層と異なる側に配置された照明装置とを備
えた液晶装置において、前記半透過反射層は金属薄膜か
らなり、さらに透過光の色相b(CIE1976規格
表示系)が、b>0を満たす光学構造
体を設けたことを特徴とする。
【0015】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを光学構造体によって低減させることがで
きる。半透過反射層を透過する光は青味を帯びていて、
概ねb<0を満たすので、これを光学構造体の色相を
本発明のように選ぶことによって補正する。
【0016】なお、薄膜とは、膜厚が50nm以下の金
属膜のことである。通常、半透過反射層にはAlが主成
分の金属が用いられるが、Pt、CrやAgなどの可視
光領域の外光を反射させることのできる金属であれば、
その材料は特に限定されるものではない。
【0017】光学構造体は、透過型表示のときにのみ、
その役割を果たすことが望ましいので、可能な限り半透
過反射層と照明装置の間に配置する。
【0018】色相b(CIE1976規格 L
表示系)は、JIS−Z−8729(JISハンド
ブック33「色彩−1996」日本規格協会編集)にて
規定されている指標である。
【0019】請求項3記載の液晶装置は、前記光学構造
体が前記第1基板と前記第2基板の前記液晶層と異なる
側に配置される第1偏光板、第2偏光板の少なくとも一
方であることを特徴とする。
【0020】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを液晶セルの両側に配置する1枚または2
枚の偏光板によって低減させることができる。半透過反
射層を透過する光は青味を帯びているので、これを偏光
板の色相を本発明のように選ぶことによって補正する。
【0021】より望ましくは、半透過反射層と照明装置
の間に配置されている第2偏光板を光学構造体として用
いたほうが良い。これは、第2偏光板が透過型表示のと
きのみに使用されるからである。
【0022】請求項4記載の液晶装置は、前記光学構造
体が前記第1基板、前記第2基板の少なくとも一方であ
ることを特徴とする。
【0023】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを液晶セルを構成する1枚または2枚の基
板によって低減させることができる。半透過反射層を透
過する光は青味を帯びているので、これを基板の色相を
本発明のように選ぶことによって補正する。
【0024】より望ましくは、半透過反射層と照明装置
の間に配置されている第2基板を光学構造体として用い
たほうが良い。これは、第2基板には透過型表示のとき
のみ光が透過するからである。
【0025】請求項5記載の液晶装置は、前記光学構造
体が前記第1基板、前記第2基板の前記液晶層側の面に
形成された透明電極のうち少なくとも一方であることを
特徴とする。
【0026】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを透明電極によって低減させることができ
る。半透過反射層を透過する光は青味を帯びているの
で、これを透明電極の色相を本発明のように選ぶことに
よって補正する。
【0027】請求項6記載の液晶装置は、前記光学構造
体が前記第1基板、前記第2基板の前記液晶層側の面に
形成された配向膜のうち少なくとも一方であることを特
徴とする。
【0028】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを配向膜によって低減させることができ
る。半透過反射層を透過する光は青味を帯びているの
で、これを配向膜の色相を本発明のように選ぶことによ
って補正する。
【0029】請求項7記載の液晶装置は、前記光学構造
体が前記第1基板と前記第2基板の間のいずれかに形成
された所定の平均透過率特性を示すカラーフィルタであ
ることを特徴とする。
【0030】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きをカラーフィルターの平均的な透過率特性
によって低減させることができる。半透過反射層を透過
する光は青味を帯びているので、これをカラーフィルタ
ーの平均的な透過率特性の色相を本発明のように選ぶこ
とによって補正する。
【0031】なお、カラーフィルタ層は赤(R)、緑
(G)、青(B)の発色を示す複数のミクロフィルタか
らなる。カラーフィルタ層は、380nm以上780n
m以下の波長範囲のすべての光に対して25%以上の透
過率を有しているのが好ましい。このようにすること
で、明るい反射型カラー表示と透過型カラー表示を実現
することができる。カラーフィルターの平均的な透過率
とは、各波長におけるR、G、B3色の平均的な透過率
を表すのもで、波長λのときのRの透過率をR(λ)、
Gの透過率をG(λ)、Bの透過率をB(λ)とすれ
ば、カラーフィルタの平均透過率AVE(λ)は、
【0032】
【数1】
【0033】と定義することができる。
【0034】請求項8記載の液晶装置は、前記光学構造
体が前記第1基板と前記第2基板の間のいずれかに形成
された保護膜または絶縁膜であることを特徴とする。
【0035】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを保護膜または絶縁膜によって低減させる
ことができる。半透過反射層を透過する光は青味を帯び
ているので、これを保護膜または絶縁膜の色相を本発明
のように選ぶことによって補正する。
【0036】より望ましくは、半透過反射層と照明装置
の間に保護膜または絶縁層を配置するのが良い。これ
は、そのようにすることで透過型表示のときのみ光が透
過するからである。
【0037】請求項9記載の液晶装置は、前記光学構造
体が前記第1基板と前記第2基板の間に挟持され、液晶
材料であることを特徴とする。
【0038】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを液晶材料によって低減させることができ
る。半透過反射層を透過する光は青味を帯びているの
で、これを液晶材料自体の色相を本発明のように選ぶこ
とによって補正する。
【0039】請求項10記載の液晶装置は、前記光学構
造体が前記第1基板と前記第2基板の前記液晶層と異な
る側に配置される第1位相差板、第2位相差板の少なく
とも一方であることを特徴とする。
【0040】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを位相差板によって低減させることができ
る。半透過反射層を透過する光は青味を帯びているの
で、これを位相差板自体の色相または位相差板の複屈折
性による色相を本発明のように選ぶことによって補正す
る。また、第1偏光板と第1基板の間に少なくとも1枚
の第1位相差板を配置することで、反射型表示と透過型
表示のいずれにおいても良好な表示制御ができるととも
に、光の波長分散に起因する液晶の色付きなどの色調へ
の影響を低減することができる。さらに、第2基板と第
2偏光板の間に少なくとも1枚の第2位相差板を配置す
ることで、透過型表示において良好な表示制御ができる
とともに、光の波長分散に起因する液晶の色付きなどの
色調への影響を低減することができる。
【0041】より望ましくは、半透過反射層と照明装置
の間に配置されている第2位相差板を光学構造体として
用いたほうが良い。これは、第2位相差板には透過型表
示のときのみ光が透過するからである。
【0042】請求項11記載の液晶装置は、前記光学構
造体が前記第1基板の前記液晶層と異なる側に配置され
た第1偏光板と前記半透過反射層の間のいずれかに形成
された散乱層であることを特徴とする。
【0043】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを散乱層によって低減させることができ
る。半透過反射層を透過する光は青味を帯びているの
で、これを散乱層自体の色相または散乱層の散乱特性に
よる色相を本発明のように選ぶことによって補正する。
【0044】第1偏光板と半透過反射層の間のいずれか
に散乱層を配置することで、半透過反射層の鏡面感を散
乱層によって散乱面(白色面)に見せることができる。
また、散乱層による散乱によって、広視野角の表示が可
能となる。なお、散乱層の位置は、第1偏光板と半透過
反射板の間であれば、どの位置にあっても特に構わな
い。散乱層は後方散乱(外光が入射した場合、入射光側
への散乱)が小さいかほとんどないものが好ましい。
【0045】請求項12記載の液晶装置は、前記光学構
造体が前記半透過反射層に凸凹を付与するために形成さ
れた樹脂層であることを特徴とする。
【0046】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを樹脂層によって低減させることができ
る。半透過反射層を透過する光は青味を帯びているの
で、これを樹脂層の色相を本発明のように選ぶことによ
って補正する。また、樹脂層は液晶装置の観察者から見
て半透過反射層の下側に位置するので、樹脂層の色相は
反射型表示に影響を与えないという利点がある。
【0047】半透過反射層が凹凸を有するように半透過
反射層の下地を樹脂層によって形成することで、半透過
反射層の鏡面感を凸凹によってなくし、散乱面(白色
面)に見せることができる。また、凹凸による散乱によ
って、広視野角の表示が可能となる。この樹脂層には感
光性のアクリル樹脂等が用いられる。
【0048】請求項13記載の液晶装置は、前記光学構
造体が所定の複屈折性を有する第1偏光板と第2偏光板
に挟持された前記液晶層であることを特徴とする。
【0049】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを液晶層の複屈折性によって低減させるこ
とができる。半透過反射層を透過する光は青味を帯びて
いるので、これを液晶層の複屈折性による色相を本発明
のように選ぶことによって補正する。
【0050】請求項14記載の液晶装置は、前記光学構
造体が所定の発光特性を持つ前記照明装置であることを
特徴とする。
【0051】この手段によれば、半透過反射層を透過す
る光の色付きを照明装置によって低減させることができ
る。半透過反射層を透過する光は青味を帯びているの
で、これを照明装置の発光特性による色相を本発明のよ
うに選ぶことによって補正する。また、フィルムなどを
用いて照明装置から照射される光の発光特性を本発明の
ように選択することもできる。
【0052】請求項15記載の電子機器は、請求項1か
ら請求項14のいずれかに記載の液晶装置を搭載し、バ
ッテリー駆動を主として使用される携帯機器であること
を特徴とする。
【0053】この手段によれば、反射型表示と透過型表
示とを切り換えて表示することのできる半透過反射型液
晶装置を用いた携帯型電子機器を実現することができ
る。このような電子機器は、明るい場所でも暗い場所で
も、周囲の外光に関係なく高画質で不要な色付きのない
表示を実現でき、視認性に優れている。明るい場所では
照明装置を点灯させる必要がないので、長時間のバッテ
リー駆動が可能となる。暗い場所では透過型表示に不要
な色付きがないので、非常に視認性が高いという利点が
ある。
【0054】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。
【0055】(第1実施形態)図1は本発明に係る液晶
装置の第1実施形態の構造を示す概略縦断面図である。
この実施形態は基本的に単純マトリクス型の液晶表示装
置に関するものであるが、同様の構成によりアクティブ
マトリクス型の装置や他のセグメント型の装置、その他
の液晶装置にも適用することは可能である。
【0056】この実施形態では、2枚の透明基板10
3,106の間に液晶層105が枠状のシール材104
によって封止されて、液晶セルが形成されている。液晶
層105は、240度のツイスト角を持つネマチック液
晶で構成されている。上側の透明基板103の内面上に
はカラーフィルタ111が形成され、このカラーフィル
タ111には、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の
着色層が所定パターンで配列されている。カラーフィル
タの表面上には透明な保護膜112が被覆されており、
この保護膜112の表面上に複数のストライプ状の透明
電極113がITOなどにより形成されている。透明電
極113の表面上には配向膜114が形成され、所定方
向にラビング処理が施されている。
【0057】一方、下側の透明基板106の内面上に
は、膜厚30nmの薄膜Al118、SiOやアクリ
ル樹脂などからなる絶縁膜117、ITOからなる透明
電極116、配向膜115が順次形成されている。本実
施形態では、透明電極116を形成したが、薄膜Alを
画素電極として用いても良い。この場合は、絶縁膜11
7と透明電極116が不要となる。
【0058】上側の透明基板103の外面上に偏光板1
01が配置され、偏光板101と透明基板103との間
に位相差板102が配置されている。また、液晶セルの
下側には、透明基板106の背後に位相差板107が配
置され、この位相差板107の背後に偏光板108が配
置されている。そして、偏光板108の下側には、白色
光を発する蛍光管110と、この蛍光管110に沿った
入射端面を備えた導光板109とを有するバックライト
が配置されている。導光板109は裏面全体に散乱用の
粗面が形成され、或いは散乱用の印刷層が形成されたア
クリル樹脂板などの透明体であり、光源である蛍光管1
10の光を端面にて受けて、液晶セル側にほぼ均一な光
を放出するようになっている。その他のバックライトと
しては、LED(発光ダイオード)やEL(エレクトロ
ルミネセンス)などを用いることもできる。
【0059】まず、反射型表示について説明する。外光
は図1における偏光板101、位相差板102、上側透
明基板103をそれぞれ透過し、カラーフィルタ11
1、液晶層105を通過後、薄膜Al118によって一
部が反射され、再びカラーフィルタ111を通過して、
偏光板101から出射される。このとき、透明電極11
3と透明電極116によって液晶層105へ電圧を印加
する。この印加電圧によって明状態と暗状態、及びその
中間の明るさを制御することができる。
【0060】次に、透過型表示について説明する。バッ
クライトからの光は偏光板108及び位相差板107に
よって所定の楕円偏光となり、薄膜Al118からその
一部が液晶層105に導入される。ここで、液晶層10
5に導入された光は、カラーフィルタ111を通過後、
位相差板102を透過する。このとき、液晶層105へ
の印加電圧に応じて、偏光板101を透過(明状態)す
る状態と吸収(暗状態)する状態、及びその中間の状態
を制御することができる。
【0061】このように、透過表示時は薄膜Al118
を透過する光を用いて表示を行うので、薄膜Al118
による着色が問題となる。図3は、本実施形態に用いた
薄膜Alを透過した光の分光特性を表す図である。Al
やAgなどの金属薄膜をスパッタ法や蒸着法で形成する
と、通常、短波長側の透過率が長波長側の透過率よりも
高くなる傾向がある。図3においては、Ttr450
18.0%、Ttr550=16.8%、Ttr650
=15.1%である。この傾向を補正するために、図5
のような分光特性を持つ偏光板を本実施形態に採用し
た。図5においては、T450=41.0%、T550
=42.5%、T650=43.7%である。図5に示
すような偏光板を用いることによって、無彩色な白表示
が可能となり、視認性の高い透過カラー表示を実現する
ことができた。
【0062】(第2実施形態)第1実施形態と同様な構
成の液晶装置において、薄膜Alの色相bを算出し
た。そのときの色相bは、−5.0であった。日東電
工株式会社の偏光板カタログから抜粋した偏光板の色相
を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】表1のNo.1〜4の偏光板はbが負で
あり、薄膜Alの色付きを助長してしまうので、本発明
では採用することができない。No.5〜9の偏光板は
が正であり、薄膜Alの色付きを低減させることが
可能であるので、これらを採用した。特に、薄膜Alの
が−5.0であるので、液晶装置の上側と下側の偏
光板には商品名:EG1225DUを選択した。上側偏
光板と下側偏光板は、同じ特性の偏光板でなくとも構わ
ない。
【0065】以上のように、偏光板を薄膜Alの色相を
低減するように選択することで、無彩色な白表示が可能
となり、視認性の高い透過カラー表示を実現することが
できた。
【0066】(第3実施形態)図2は本発明に係る液晶
装置の第3実施形態の構造を示す概略縦断面図である。
この実施形態は基本的に単純マトリクス型の液晶表示装
置に関するものであるが、同様の構成によりアクティブ
マトリクス型の装置や他のセグメント型の装置、その他
の液晶装置にも適用することは可能である。
【0067】この実施形態では、2枚の透明基板20
3、206の間に液晶層205が枠状のシール材204
によって封止されて、液晶セルが形成されている。液晶
層205は、80度のツイスト角を持つネマチック液晶
で構成されている。上側の透明基板203の内面上に
は、複数のストライプ状の透明電極213がITOなど
により形成されている。透明電極213の表面上には配
向膜214が形成され、所定方向にラビング処理が施さ
れている。
【0068】一方、下側の透明基板206の内面上に
は、膜厚30nmの薄膜Al218、さらにその表面に
カラーフィルタ211が形成され、このカラーフィルタ
211には、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の着
色層が所定パターンで配列されている。カラーフィルタ
の表面上にはSiOやアクリル樹脂などからなる透明
な保護膜212が被覆されており、この保護膜212の
表面上に複数のストライプ状の透明電極216がITO
などにより形成されている。透明電極216の表面上に
は配向膜215が形成され、所定方向にラビング処理が
施されている。
【0069】上側の透明基板203の外面上に偏光板2
01が配置され、偏光板201と透明基板203との間
に位相差板202が配置されている。また、液晶セルの
下側には、透明基板206の背後に位相差板207が配
置され、この位相差板207の背後に偏光板208が配
置されている。そして、偏光板208の下側には、白色
光を発する蛍光管210と、この蛍光管210に沿った
入射端面を備えた導光板209とを有するバックライト
が配置されている。導光板209は裏面全体に散乱用の
粗面が形成され、或いは散乱用の印刷層が形成されたア
クリル樹脂板などの透明体であり、光源である蛍光管2
10の光を端面にて受けて、液晶セル側にほぼ均一な光
を放出するようになっている。その他の照明装置として
は、LED(発光ダイオード)やEL(エレクトロルミ
ネセンス)などを用いることもできる。
【0070】まず、反射型表示について説明する。外光
は図2における偏光板201、位相差板202、上側透
明基板203をそれぞれ透過し、液晶層205を通過
後、カラーフィルタ211、薄膜Al218によって一
部が反射され、再びカラーフィルタ211、液晶層20
5を通過して、偏光板201から出射される。このと
き、透明電極213と透明電極216によって液晶層2
05へ電圧を印加する。この印加電圧によって明状態と
暗状態、及びその中間の明るさを制御することができ
る。
【0071】次に、透過型表示について説明する。バッ
クライト(照明装置)からの光は偏光板208及び位相
差板207によって所定の楕円偏光となり、薄膜Al2
18からその一部が液晶層205に導入される。ここ
で、液晶層205に導入された光は、透明基板203を
通過後、位相差板202を透過する。このとき、液晶層
205への印加電圧に応じて、偏光板201を透過(明
状態)する状態と吸収(暗状態)する状態、及びその中
間の状態を制御することができる。
【0072】このように、透過表示時は薄膜Al218
を透過する光を用いて表示を行うので、薄膜Al218
による着色が問題となる。図3は、本実施形態に用いた
薄膜Alを透過した光の分光特性を表す図である。Al
やAgなどの金属薄膜をスパッタ法や蒸着法で形成する
と、通常、短波長側の透過率が長波長側の透過率よりも
高くなる傾向がある。図3においては、Ttr450
18.0%、Ttr550=16.8%、Ttr650
=15.1%である。この傾向を補正するために、図4
のような分光特性を持つ保護膜212を本実施形態に採
用した。図4においては、T450=83.5%、T
550=88.1%、T650=92.7%である。図
4に示すような保護膜212を用いることによって、無
彩色な白表示が可能となり、視認性の高い透過カラー表
示を実現することができた。
【0073】本実施形態では、カラーフィルタの保護膜
を用いて金属薄膜(Al)の透過光の色付きを補正した
が、透明基板203、206、透明電極213、21
6、配向膜214、215を用いても良い。また、この
内2つ以上を組み合わせて補正を行っても構わない。さ
らに、色素を添加するなどした液晶材料の色相、液晶の
複屈折性を利用した色相、色素などによって着色した位
相差板の色相、位相差板の複屈折性を利用した色相など
によって金属薄膜の色相を補正しても良い。
【0074】(第4実施形態)第1実施形態と同様な構
成の液晶装置において、薄膜Alの色相bを算出し
た。そのときの色相bは、−5.0であった。この液
晶装置に用いたカラーフィルタの分光特性を図6に示
す。カラーフィルタは赤(R)、緑(G)、青(B)の
発色を示す複数のミクロフィルタからなる。カラーフィ
ルタは、380nm以上780nm以下の波長範囲のす
べての光に対して25%以上の透過率を有している。こ
のようにすることで、明るい反射型カラー表示と透過型
カラー表示を実現することができる。カラーフィルター
の平均的な透過率とは、各波長におけるR、G、B3色
の平均的な透過率を表すのもで、波長λのときのRの透
過率をR(λ)、Gの透過率をG(λ)、Bの透過率を
B(λ)とすれば、カラーフィルタの平均透過率AVE
(λ)は、
【0075】
【数2】
【0076】と定義することができる。
【0077】カラーフィルタの平均透過率AVEの色相
を+4.8とすることによって、薄膜Alの色相を
低減させ、無彩色な白表示が可能となり、視認性の高い
透過カラー表示を実現することができた。
【0078】(第5実施形態)第1実施形態と同様な構
成の液晶装置(図1)において、偏光板101と薄膜A
l118の間のいずれかに散乱層を形成した。薄膜Al
118を透過する光の分光特性は図3であり、散乱層に
よって前方散乱される光の散乱強度特性は図7に示す通
りである。
【0079】これまで説明してきたように、青味を帯び
た金属薄膜の透過光を黄味を帯びた散乱層の散乱特性で
補正し、半透過反射型液晶装置の透過光を白色表示に近
づけることができた。
【0080】(第6実施形態)第1実施形態と同様な構
成の液晶装置(図1)において、薄膜Al118と下側
基板106の間に感光性のアクリル樹脂で凸凹形状を形
成した。薄膜Al118を透過する光の分光特性は図3
であるので、アクリル樹脂を透過する光の分光特性を図
4のように設計することで、半透過反射型液晶装置の透
過光を白色表示に近づけることができた。
【0081】(第7実施形態)第1実施形態と同様な構
成の液晶装置(図1)において、下側偏光板108と照
明装置の導光板109の間に図4のような特性を持つ光
学フィルムを配置し、照明光の色相bを+6.2とし
た。薄膜Al118を透過する光の色相bは−4.8
であるので、照明光によって半透過反射型液晶装置の透
過光を白色表示に近づけることができた。
【0082】なお、照明装置の発光特性自体の色相が本
発明の条件を満たしていても構わない。また、導光板や
導光板上に用いられる散乱フィルムが本発明の条件を満
たしていても構わない。
【0083】(第8実施形態)本発明の請求項15記載
の電子機器の例を3つ示す。
【0084】本発明の液晶装置は、様々な環境下で用い
られ、しかも低消費電力が必要とされる携帯機器に適し
ている。
【0085】図8(a)は携帯電話であり、本体の前面
上方部に表示部が設けられる。携帯電話は、屋内屋外を
問わずあらゆる環境で利用される。特に自動車内で利用
されることが多いが、夜間の車内は大変暗い。従って携
帯電話に利用される表示装置は、消費電力が低い反射型
表示をメインに、必要に応じて補助光を利用した透過型
表示ができる半透過反射型液晶装置が望ましい。本発明
の液晶装置は、反射型表示でも透過型表示でも従来の液
晶装置より発色が良く、視認性が高い。
【0086】図8(b)はウォッチであり、本体の中央
に表示部が設けられる。ウォッチ用途における重要な観
点は、高級感である。本発明の液晶装置は、発色が良
く、視認性が高いことはもちろん、光の波長による特性
変化が少ないために色づきも小さい。従って、従来の液
晶装置と比較して、大変に高級感あるカラー表示が得ら
れる。
【0087】図8(c)は携帯情報機器であり、本体の
上側に表示部、下側に入力部が設けられる。また表示部
の前面にはタッチ・キーを設けることが多い。通常のタ
ッチ・キーは表面反射が多いため、表示が見づらい。従
って、従来は携帯型と言えども透過型液晶装置を利用す
ることが多かった。ところが透過型液晶装置は、常時バ
ックライトを利用するため消費電力が大きく、電池寿命
が短かかった。このような場合にも本発明の液晶装置
は、反射型でも半透過反射型でも、透過型でも表示が鮮
やかであるため、携帯情報機器に利用することが出来
る。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、金
属薄膜による透過表示の色付きを低減させ、発色が良い
半透過反射型カラー液晶装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶装置の第1実施形態の構造を
示す概略縦断面図である。
【図2】本発明に係る液晶装置の第3実施形態の構造を
示す概略縦断面図である。
【図3】薄膜Alの分光特性を示す図である。
【図4】本発明に係る光学構造体の分光特性を示す図で
ある。
【図5】本発明に係る偏光板の分光特性を示す図であ
る。
【図6】本発明に係るカラーフィルタの分光特性を示す
図である。
【図7】本発明に係る散乱層の散乱特性を示す図であ
る。
【図8】本発明に係る液晶装置を搭載した電子機器の概
略図である。
【符号の説明】
101、108、201、208…偏光板 102、107、202、207…位相差板 103、203…上側透明基板 104、204…シール剤 105、205…液晶層 106、206…下側透明基板 109、209…導光板 110、210…蛍光管 111、211…カラーフィルタ 112、212…保護膜 113、116、213、216…透明電極 114、115、214、215…配向膜 117…絶縁膜 118、218…薄膜Al(半透過反射層) Ttr450…450nmにおける薄膜Alの透過率 Ttr550…550nmにおける薄膜Alの透過率 Ttr650…650nmにおける薄膜Alの透過率 T450…450nmにおける光学構造体の透過率 T550…550nmにおける光学構造体の透過率 T650…650nmにおける光学構造体の透過率 AVE…カラーフィルタの平均透過率
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 AA01 AA12 AA18 AA25 AA29 2H091 FA02Y FA08X FA08Z FA11X FA11Z FA14Y FA16Z FA23Z FA42Z FA44Z FA45Z FB02 FB08 FC02 GA07 GA16 HA10 KA03 KA10 LA15 LA20 2K009 EE00 FF00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板と第2基板との間に挟持した液
    晶層と、前記第2基板の前記液晶層側の面に形成された
    半透過反射層と、前記第2基板の前記液晶層と異なる側
    に配置された照明装置とを備えた液晶装置において、前
    記半透過反射層は金属薄膜からなり、さらに光の波長が
    450nm、550nm、650nmのときの透過光の
    強度をT450、T550、T650とすると、 T450<T550<T650 を満たす光学構造体を設けたことを特徴とする液晶装
    置。
  2. 【請求項2】 第1基板と第2基板との間に挟持した液
    晶層と、前記第2基板の前記液晶層側の面に形成された
    半透過反射層と、前記第2基板の前記液晶層と異なる側
    に配置された照明装置とを備えた液晶装置において、前
    記半透過反射層は金属薄膜からなり、さらに透過光の色
    相b(CIE1976規格 L表示系)
    が、 b>0 を満たす光学構造体を設けたことを特徴とする液晶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記光学構造体が前記第1基板と前記第
    2基板の前記液晶層と異なる側に配置される第1偏光
    板、第2偏光板の少なくとも一方であることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の液晶装置。
  4. 【請求項4】 前記光学構造体が前記第1基板、前記第
    2基板の少なくとも一方であることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の液晶装置。
  5. 【請求項5】 前記光学構造体が前記第1基板、前記第
    2基板の前記液晶層側の面に形成された透明電極のうち
    少なくとも一方であることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の液晶装置。
  6. 【請求項6】 前記光学構造体が前記第1基板、前記第
    2基板の前記液晶層側の面に形成された配向膜のうち少
    なくとも一方であることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の液晶装置。
  7. 【請求項7】 前記光学構造体が前記第1基板と前記第
    2基板の間のいずれかに形成された所定の平均透過率特
    性を示すカラーフィルタであることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の液晶装置。
  8. 【請求項8】 前記光学構造体が前記第1基板と前記第
    2基板の間のいずれかに形成された保護膜または絶縁膜
    であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    液晶装置。
  9. 【請求項9】 前記光学構造体が前記第1基板と前記第
    2基板の間に挟持され、液晶材料であることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の液晶装置。
  10. 【請求項10】 前記光学構造体が前記第1基板と前記
    第2基板の前記液晶層と異なる側に配置される第1位相
    差板、第2位相差板の少なくとも一方であることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の液晶装置。
  11. 【請求項11】 前記光学構造体が前記第1基板の前記
    液晶層と異なる側に配置された第1偏光板と前記半透過
    反射層の間のいずれかに形成された散乱層であることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶装置。
  12. 【請求項12】 前記光学構造体が前記半透過反射層に
    凸凹を付与するために形成された樹脂層であることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の液晶装置。
  13. 【請求項13】 前記光学構造体が所定の複屈折性を有
    する第1偏光板と第2偏光板に挟持された前記液晶層で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の液
    晶装置。
  14. 【請求項14】 前記光学構造体が所定の発光特性を持
    つ前記照明装置であることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の液晶装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれかに
    記載の液晶装置を搭載し、バッテリー駆動を主として使
    用される電子機器。
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