JP2001039836A - エアゾール型頭皮用洗浄料 - Google Patents
エアゾール型頭皮用洗浄料Info
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- JP2001039836A JP2001039836A JP11216473A JP21647399A JP2001039836A JP 2001039836 A JP2001039836 A JP 2001039836A JP 11216473 A JP11216473 A JP 11216473A JP 21647399 A JP21647399 A JP 21647399A JP 2001039836 A JP2001039836 A JP 2001039836A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 頭皮、毛穴に付着した皮脂や汚れを効果的に
除去することができる頭皮用洗浄料。 【解決手段】 アニオン性界面活性剤、多価アルコール
及び圧縮ガスを耐圧容器に充填し、該容器の吐出先端部
に縮径ノズルを設けてなるエアゾール型頭皮用洗浄料を
提供する。
除去することができる頭皮用洗浄料。 【解決手段】 アニオン性界面活性剤、多価アルコール
及び圧縮ガスを耐圧容器に充填し、該容器の吐出先端部
に縮径ノズルを設けてなるエアゾール型頭皮用洗浄料を
提供する。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明はエアゾール型頭皮用洗浄料に関
する。さらに詳しくは、頭皮や毛穴に直接到達し、付着
した皮脂、汚れを効果的に除去することのできる刺激性
の少ないエアゾール型頭皮用洗浄料に関する。
する。さらに詳しくは、頭皮や毛穴に直接到達し、付着
した皮脂、汚れを効果的に除去することのできる刺激性
の少ないエアゾール型頭皮用洗浄料に関する。
【0002】
【従来の技術】過剰に分泌され、頭皮や毛穴に付着した
皮脂、又角化により剥離した角質細胞片や、頭皮の汚れ
は、皮膚常在菌やイーストなどのリパーゼにより遊離脂
肪酸まで分解される。これらのうち、酸素や紫外線によ
り酸化された物質は頭皮に炎症を引き起こし、脱毛を促
進する原因となり、同時に育毛剤の浸透を妨げ、育毛効
果を低減すると考えられている。
皮脂、又角化により剥離した角質細胞片や、頭皮の汚れ
は、皮膚常在菌やイーストなどのリパーゼにより遊離脂
肪酸まで分解される。これらのうち、酸素や紫外線によ
り酸化された物質は頭皮に炎症を引き起こし、脱毛を促
進する原因となり、同時に育毛剤の浸透を妨げ、育毛効
果を低減すると考えられている。
【0003】近年、種々の育毛素材を有効成分とする育
毛剤が市販され、消費者の脱毛予防への関心が高まる
中、頭皮用洗浄料を求める消費者が増加してきている。
毛穴に付着した皮脂や汚れの洗浄は容易ではなく、頭皮
用洗浄料をその部位に十分いきわたらせ、且つ十分に洗
浄のためのマッサージを行なう必要がある。
毛剤が市販され、消費者の脱毛予防への関心が高まる
中、頭皮用洗浄料を求める消費者が増加してきている。
毛穴に付着した皮脂や汚れの洗浄は容易ではなく、頭皮
用洗浄料をその部位に十分いきわたらせ、且つ十分に洗
浄のためのマッサージを行なう必要がある。
【0004】しかしながら、従来の頭皮用洗浄料は手の
ひらに取って塗布する必要があり、頭皮に直接塗布した
り、あるいは皮脂分泌の多い頭頂や前頭部位に選択的に
洗浄料をいきわたらせることは困難である。又、起泡性
が通常のシャンプー仕様として設定されているため、頭
皮の洗浄操作時、手の指が泡の中に隠れてしまい頭皮上
に洗い残しの部位ができても視覚的に気付くことはな
く、毛穴マッサージできないことがあった。
ひらに取って塗布する必要があり、頭皮に直接塗布した
り、あるいは皮脂分泌の多い頭頂や前頭部位に選択的に
洗浄料をいきわたらせることは困難である。又、起泡性
が通常のシャンプー仕様として設定されているため、頭
皮の洗浄操作時、手の指が泡の中に隠れてしまい頭皮上
に洗い残しの部位ができても視覚的に気付くことはな
く、毛穴マッサージできないことがあった。
【0005】また、通常のシャンプーをエアゾール容器
に充填して直接頭皮に噴霧することも考えられるが、吐
出部の形状によってはシャンプーが跳ね返ったり、飛び
散りを生ずる。また、吐出部にノズルを装着した場合、
ノズル内部にシャンプーが残留し、ゲル化してノズルの
吐出性が低下する。
に充填して直接頭皮に噴霧することも考えられるが、吐
出部の形状によってはシャンプーが跳ね返ったり、飛び
散りを生ずる。また、吐出部にノズルを装着した場合、
ノズル内部にシャンプーが残留し、ゲル化してノズルの
吐出性が低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような問題点を解消し、頭皮、毛穴に容易に到達し、頭
皮、毛穴に付着した皮脂や汚れを効果的に除去すること
ができる頭皮用洗浄料を提供することにある。
ような問題点を解消し、頭皮、毛穴に容易に到達し、頭
皮、毛穴に付着した皮脂や汚れを効果的に除去すること
ができる頭皮用洗浄料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するために鋭意検討した結果、洗浄料にアニオン
性界面活性剤と共に多価アルコールを配合することによ
り、吐出部にノズル、特に縮径ノズルを設けてもノズル
詰りを生じないとの知見を得て本発明を完成した。本発
明はアニオン性界面活性剤、多価アルコール及び圧縮ガ
スを耐圧容器に充填し、該容器の吐出先端部に縮径ノズ
ルを設けてなるエアゾール型頭皮用洗浄料を提供するも
のである。
を解決するために鋭意検討した結果、洗浄料にアニオン
性界面活性剤と共に多価アルコールを配合することによ
り、吐出部にノズル、特に縮径ノズルを設けてもノズル
詰りを生じないとの知見を得て本発明を完成した。本発
明はアニオン性界面活性剤、多価アルコール及び圧縮ガ
スを耐圧容器に充填し、該容器の吐出先端部に縮径ノズ
ルを設けてなるエアゾール型頭皮用洗浄料を提供するも
のである。
【0008】また、本発明の洗浄料には低沸点炭化水素
を配合すると、その気化に伴ないアニオン界面活性剤に
よる起泡と消泡の速度がコントロールされ、毛穴の洗浄
時に最適な泡の量が保たれる。更に、頭皮への到達感を
高めるために皮膚温冷感付与剤を配合するのが好まし
い。
を配合すると、その気化に伴ないアニオン界面活性剤に
よる起泡と消泡の速度がコントロールされ、毛穴の洗浄
時に最適な泡の量が保たれる。更に、頭皮への到達感を
高めるために皮膚温冷感付与剤を配合するのが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】(アニオン界面活性剤)本発明に
用いるアニオン界面活性剤は、特に限定されるものでは
なく、例えば、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエ
ーテルスルホコハク酸塩などのスルホコハク酸系、アミ
ノ酸系、アシル化ペプチド系、糖系、脂肪酸石鹸、エー
テルカルボン酸系などの界面活性剤が挙げられる。特
に、得られる洗浄料の性能上、好ましくは、スルホコハ
ク酸系界面活性剤、アシル化ペプチド系界面活性剤、糖
系界面活性剤が挙げられる。
用いるアニオン界面活性剤は、特に限定されるものでは
なく、例えば、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエ
ーテルスルホコハク酸塩などのスルホコハク酸系、アミ
ノ酸系、アシル化ペプチド系、糖系、脂肪酸石鹸、エー
テルカルボン酸系などの界面活性剤が挙げられる。特
に、得られる洗浄料の性能上、好ましくは、スルホコハ
ク酸系界面活性剤、アシル化ペプチド系界面活性剤、糖
系界面活性剤が挙げられる。
【0010】本発明では、これらアニオン性界面活性剤
の1種または2種以上用いることができ、その配合量は
洗浄料全量に対して3〜25重量%であり、好ましくは
5〜20重量%である。配合量がこれより少ないと十分
な皮脂や汚れ除去効果が得られず、一方、これより多い
と泡が立ち過ぎるため、洗髪操作性を悪くする。
の1種または2種以上用いることができ、その配合量は
洗浄料全量に対して3〜25重量%であり、好ましくは
5〜20重量%である。配合量がこれより少ないと十分
な皮脂や汚れ除去効果が得られず、一方、これより多い
と泡が立ち過ぎるため、洗髪操作性を悪くする。
【0011】(多価アルコール)本発明に用いる多価ア
ルコールは特に限定されるものではないが、例えば、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、グリセリン、濃グリセリンなど
が挙げられる。本発明ではこれら多価アルコールの1種
または2種以上用いることができ、その配合量は洗浄料
全量に対して10〜50重量%である。配合量がこれよ
り少ないとノズル内部に残っている洗浄料がゲル化して
吐出性が悪くなり、一方、この範囲を超えて配合すると
十分な洗浄効果が得られなくなる。
ルコールは特に限定されるものではないが、例えば、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、グリセリン、濃グリセリンなど
が挙げられる。本発明ではこれら多価アルコールの1種
または2種以上用いることができ、その配合量は洗浄料
全量に対して10〜50重量%である。配合量がこれよ
り少ないとノズル内部に残っている洗浄料がゲル化して
吐出性が悪くなり、一方、この範囲を超えて配合すると
十分な洗浄効果が得られなくなる。
【0012】(圧縮ガス)圧縮ガスとしては、炭酸ガス、
窒素ガス、酸素ガス、圧縮空気などが例示でき、これら
の圧縮ガスの1種または2種以上を洗浄料全量に対して
0.2〜1.2重量%配合できる。配合量がこれより少
ないとエアゾール噴射圧が充分でなく、頭皮、毛穴への
到達感が得られず、一方、この範囲を超えて配合すると
製品内圧が高くなりすぎ危険である。
窒素ガス、酸素ガス、圧縮空気などが例示でき、これら
の圧縮ガスの1種または2種以上を洗浄料全量に対して
0.2〜1.2重量%配合できる。配合量がこれより少
ないとエアゾール噴射圧が充分でなく、頭皮、毛穴への
到達感が得られず、一方、この範囲を超えて配合すると
製品内圧が高くなりすぎ危険である。
【0013】(縮径ノズル)本発明に用いる縮径ノズル
は、断面の形状が円形、楕円、三角形や四角形等の多角
形などがあり特に形状は限定しないが、好ましくは円形
が適当である。縮径ノズルの内径断面積は薬剤吐出側が
0.003〜1.3mm2、ステム装着側が3.0〜3
0.0mm2が好ましい。圧縮ガスとの関係上、薬剤吐
出側の内径断面積が0.003mm2未満であると噴射
圧が強くなりシャンプーが跳ね返ったり、飛び散ったり
するため頭皮洗浄の効率を妨げ、1.3mm2を超える
と逆に頭皮への到達感が弱くなる。一方ステム装着側の
内径断面積は、ステム3.0mm2未満や30.0mm
2を超えると液漏れなどの問題があるため適当ではな
い。また、縮径ノズルの長さは特に限定しないが、使用
性から5〜200mmが適当である。
は、断面の形状が円形、楕円、三角形や四角形等の多角
形などがあり特に形状は限定しないが、好ましくは円形
が適当である。縮径ノズルの内径断面積は薬剤吐出側が
0.003〜1.3mm2、ステム装着側が3.0〜3
0.0mm2が好ましい。圧縮ガスとの関係上、薬剤吐
出側の内径断面積が0.003mm2未満であると噴射
圧が強くなりシャンプーが跳ね返ったり、飛び散ったり
するため頭皮洗浄の効率を妨げ、1.3mm2を超える
と逆に頭皮への到達感が弱くなる。一方ステム装着側の
内径断面積は、ステム3.0mm2未満や30.0mm
2を超えると液漏れなどの問題があるため適当ではな
い。また、縮径ノズルの長さは特に限定しないが、使用
性から5〜200mmが適当である。
【0014】(低沸点炭化水素)また、本発明に用いる低
沸点炭化水素はイソペンタン、n−ペンタンなどが挙げ
られる。これらの低沸点炭化水素はその1種または2種
以上を洗浄料全量に対して1〜10重量%配合でき、配
合量が1重量%未満であると頭皮上での発泡性が悪くな
り、一方、10重量%を超えて配合するとエアゾール噴
射が強過ぎるため、頭皮部で立った泡も消泡し洗髪時の
操作性を悪くする。
沸点炭化水素はイソペンタン、n−ペンタンなどが挙げ
られる。これらの低沸点炭化水素はその1種または2種
以上を洗浄料全量に対して1〜10重量%配合でき、配
合量が1重量%未満であると頭皮上での発泡性が悪くな
り、一方、10重量%を超えて配合するとエアゾール噴
射が強過ぎるため、頭皮部で立った泡も消泡し洗髪時の
操作性を悪くする。
【0015】(皮膚温冷感付与剤)本発明に用いられる皮
膚温冷感付与剤は特に限定しないが、dl−メントー
ル、l−メントール、無臭メントールなどのメントール
類、ポリエチレングリコールやプロピレングリコールな
どの多価アルコール、トウガラシチンキ、ショウキョウ
チンキ、ショウキョウエキスなどが挙げられる。これら
の皮膚温冷感付与剤はその1種または2種以上を配合で
きる。
膚温冷感付与剤は特に限定しないが、dl−メントー
ル、l−メントール、無臭メントールなどのメントール
類、ポリエチレングリコールやプロピレングリコールな
どの多価アルコール、トウガラシチンキ、ショウキョウ
チンキ、ショウキョウエキスなどが挙げられる。これら
の皮膚温冷感付与剤はその1種または2種以上を配合で
きる。
【0016】(洗浄料の調製)本発明の洗浄料は常法に従
い、各成分を均一に攪拌混合した原液を噴射剤(あるい
は噴射剤及び低沸点炭化水素)とともにエアゾール用容
器に充填することにより製造できる。本発明の洗浄料に
は、前記成分以外の他の添加剤として、洗浄剤に通常用
いられる成分を、本発明の目的を損なわない範囲で適宜
配合することができる。例えば、プロピレングリコー
ル、ソルビトール、グリセリン等の保湿剤、カルボキシ
ビニルポリマー、メチルセルロース、エタノール、ポリ
オキシエチレングリコールジステアレート、ポリオキシ
エチレンソルビタントリステアレート等の粘度調整剤、
香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤などを配合することが
できる。
い、各成分を均一に攪拌混合した原液を噴射剤(あるい
は噴射剤及び低沸点炭化水素)とともにエアゾール用容
器に充填することにより製造できる。本発明の洗浄料に
は、前記成分以外の他の添加剤として、洗浄剤に通常用
いられる成分を、本発明の目的を損なわない範囲で適宜
配合することができる。例えば、プロピレングリコー
ル、ソルビトール、グリセリン等の保湿剤、カルボキシ
ビニルポリマー、メチルセルロース、エタノール、ポリ
オキシエチレングリコールジステアレート、ポリオキシ
エチレンソルビタントリステアレート等の粘度調整剤、
香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤などを配合することが
できる。
【0017】本発明の頭皮用洗浄料は、エアゾール容器
の吐出先端部が縮径ノズルでありながらノズル詰りがな
く安定した使用が可能である。吐出先端部にノズルをつ
けない場合、噴霧したシャンプーが跳ね返ったり、飛び
散ったりして頭皮洗浄の効率を妨げる。吐出先端部が縮
径ノズルであることにより洗浄したい頭皮、毛穴に直接
到達させることができるので皮脂や汚れを効果的に除去
することができる。また、理美容院などでは理美容師が
洗髪する際、洗浄料中のガスの気化作用により適度に泡
が立つので、洗浄したい部位を確認しながら簡単に洗髪
することができる。また、皮膚温冷感付与剤を配合する
ことにより、頭皮への洗浄料の到達感を被洗浄者が明確
に実感できる。
の吐出先端部が縮径ノズルでありながらノズル詰りがな
く安定した使用が可能である。吐出先端部にノズルをつ
けない場合、噴霧したシャンプーが跳ね返ったり、飛び
散ったりして頭皮洗浄の効率を妨げる。吐出先端部が縮
径ノズルであることにより洗浄したい頭皮、毛穴に直接
到達させることができるので皮脂や汚れを効果的に除去
することができる。また、理美容院などでは理美容師が
洗髪する際、洗浄料中のガスの気化作用により適度に泡
が立つので、洗浄したい部位を確認しながら簡単に洗髪
することができる。また、皮膚温冷感付与剤を配合する
ことにより、頭皮への洗浄料の到達感を被洗浄者が明確
に実感できる。
【0018】
【実施例】以下に本発明を実施例、比較例によりさらに
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。下記の表1に記載の配合組成よりなる洗浄料
を常法により調製し、これら洗浄料について、皮脂除去
効果、頭皮への到達感、製品の安定性を下記に基づいて
評価した。
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。下記の表1に記載の配合組成よりなる洗浄料
を常法により調製し、これら洗浄料について、皮脂除去
効果、頭皮への到達感、製品の安定性を下記に基づいて
評価した。
【0019】皮脂除去効果 スクワラン9.7% ミリスチン酸イソプロピル17.0%
菜種油8.8% コレステロール14.6% パルミチン酸コ
レステリル4.9% ラウリン酸0.9% ミリスチン酸7.8
% ステアリン酸5.9%を均一に混合し、人工皮脂とす
る。この人工皮脂をガラス板上に均一に塗布し、乾燥さ
せる。ガラス板上の乾燥した人工皮脂に各サンプルを0.
5g滴下する。指で滴下したサンプルをこすり皮脂除去
を確認する。皮脂除去効果は下記判定基準により評価し
た。 ○:皮脂除去に要する時間が5秒以内 △:皮脂除去に要する時間が15秒以内 ×:皮脂が全く除去されない
菜種油8.8% コレステロール14.6% パルミチン酸コ
レステリル4.9% ラウリン酸0.9% ミリスチン酸7.8
% ステアリン酸5.9%を均一に混合し、人工皮脂とす
る。この人工皮脂をガラス板上に均一に塗布し、乾燥さ
せる。ガラス板上の乾燥した人工皮脂に各サンプルを0.
5g滴下する。指で滴下したサンプルをこすり皮脂除去
を確認する。皮脂除去効果は下記判定基準により評価し
た。 ○:皮脂除去に要する時間が5秒以内 △:皮脂除去に要する時間が15秒以内 ×:皮脂が全く除去されない
【0020】頭皮への到達感 専門パネラーが頭部に各サンプルを3秒噴霧し、頭皮へ
の到達感を官能にて評価した。評価は下記判定基準によ
り行った。 ○:到達感が良好 △:到達感がやや不十分 ×:到達感が不十分泡の量 専門パネラーが頭部に各サンプルを3秒噴霧し、泡の量
について官能にて評価した。 ○:丁度良い多さ ×:多すぎる、少なすぎる
の到達感を官能にて評価した。評価は下記判定基準によ
り行った。 ○:到達感が良好 △:到達感がやや不十分 ×:到達感が不十分泡の量 専門パネラーが頭部に各サンプルを3秒噴霧し、泡の量
について官能にて評価した。 ○:丁度良い多さ ×:多すぎる、少なすぎる
【0021】製品の安定性 各洗浄料を製造して噴射を行い、ノズル内部に洗浄料が
残った状態で40℃にて3ヶ月貯蔵した。ノズル内部の
状態について下記判定基準により評価した。 ○:ゲル化しない ×:ゲル化する
残った状態で40℃にて3ヶ月貯蔵した。ノズル内部の
状態について下記判定基準により評価した。 ○:ゲル化しない ×:ゲル化する
【0022】総合評価 下記基準により上記評価項目を総合評価した。 ◎:4項目がすべて○である ○:4項目のうち1項目が△、他の3項目が○である △:4項目のうち2項目以上が△である ×:4項目のうち1項目以上が×である
【0023】 [表1] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化学名 実施例 1 2 3 4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホ゜リオキシエチレンスルホコハク酸 20 5 20 10 ラウリルマク゛ネシウム(3E.O.) 濃ク゛リセリン 13 25 13 40 イソヘ゜ンタン − − − 3 l-メントール − − − 0.5 香料 0.5 0.5 0.5 0.5 精製水 残分 残分 残分 残分 窒素 1.0 0.6 0.3 0.6 縮径ノズル断面積 1.0 0.2 0.07 0.005 (薬剤吐出側:mm2) 皮脂除去効果 ○ ○ ○ ○ 頭皮への到達感 ○ ○ △ ○ 泡の量 ○ ○ ○ ○ 製品の安定性 ○ ○ ○ ○ 総合評価 ◎ ◎ ○ ◎ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0024】
【発明の効果】本発明のエアゾール型頭皮用洗浄料は、
薬剤吐出先端部に縮径ノズルを付けていることにより洗
浄したい頭皮、毛穴に直接洗浄料を到達させることがで
き、過剰な皮脂や頭皮の汚れを効果的に除去することが
できる。
薬剤吐出先端部に縮径ノズルを付けていることにより洗
浄したい頭皮、毛穴に直接洗浄料を到達させることがで
き、過剰な皮脂や頭皮の汚れを効果的に除去することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC011 AC012 AC111 AC122 AC402 AD532 BB05 BB49 BB51 CC38 DD08 DD47 EE11
Claims (4)
- 【請求項1】 アニオン性界面活性剤、多価アルコール
及び圧縮ガスを耐圧容器に充填し、該容器の吐出先端部
に縮径ノズルを設けてなるエアゾール型頭皮用洗浄料。 - 【請求項2】 多価アルコールの配合量が洗浄料全量に
対して10〜50重量%である請求項1のエアゾール型
頭皮洗浄料。 - 【請求項3】 さらに低沸点炭化水素を配合した請求項
1又は2のエアゾール型頭皮洗浄料。 - 【請求項4】 さらに皮膚温冷感付与剤を配合した請求
項1〜3いずれかのエアゾール型頭皮用洗浄料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216473A JP2001039836A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | エアゾール型頭皮用洗浄料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216473A JP2001039836A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | エアゾール型頭皮用洗浄料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001039836A true JP2001039836A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16689008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11216473A Pending JP2001039836A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | エアゾール型頭皮用洗浄料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001039836A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5367193B1 (ja) * | 2012-11-07 | 2013-12-11 | 株式会社ミルボン | 発泡性エアゾール製品 |
JP2015531272A (ja) * | 2012-09-17 | 2015-11-02 | ロレアル | カスタム化粧品配合機 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP11216473A patent/JP2001039836A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015531272A (ja) * | 2012-09-17 | 2015-11-02 | ロレアル | カスタム化粧品配合機 |
JP5367193B1 (ja) * | 2012-11-07 | 2013-12-11 | 株式会社ミルボン | 発泡性エアゾール製品 |
WO2014073245A1 (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-15 | 株式会社ミルボン | 発泡性エアゾール製品 |
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