JP2001037484A - メロンエチレン受容体遺伝子のプロモーター - Google Patents

メロンエチレン受容体遺伝子のプロモーター

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JP2001037484A
JP2001037484A JP11216634A JP21663499A JP2001037484A JP 2001037484 A JP2001037484 A JP 2001037484A JP 11216634 A JP11216634 A JP 11216634A JP 21663499 A JP21663499 A JP 21663499A JP 2001037484 A JP2001037484 A JP 2001037484A
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dna
plant
fruit
seq
promoter
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Hiroshi Eomo
浩 江面
Toruki Moezu
トルキ モエズ
Takeo Tomita
健夫 冨田
Ayako Otomo
綾子 大友
Mitsuru Kubota
満 窪田
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Ibaraki Prefecture
Original Assignee
Ibaraki Prefecture
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  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物の果実の発達時期に機能するメロンエチ
レン受容体遺伝子のプロモーターおよびその利用を提供
する。 【解決手段】 メロン由来のCm-ERS1遺伝子およびCm-ET
R1遺伝子のプロモーターを単離した。単離したプロモー
ターはCm-ERS1のプロモーターが果実の肥大期に、Cm-ET
R1のプロモーターが果実成熟期に機能した。これらプロ
モーターは広く植物において機能した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メロンエチレン受
容体遺伝子のプロモーターおよびその利用に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、いくつかの形質転換作物が商品化
され、また多くの形質転換作物が実用化に向けて開発さ
れている。形質転換作物の作出においては、その殆ど
が、目的遺伝子を植物体内で発現させるためのプロモー
ターとして、CaMV由来の35Sプロモーターを使用してい
る。しかしながら、35Sプロモーターは、目的遺伝子を
構成的に発現してしまうため、目的遺伝子の発現の制御
が要求される形質転換植物を作出しようとする場合に、
しばしば問題を生じてしまう。例えば、植物のストレス
耐性に関わる遺伝子を35Sプロモーターに連結して発現
させて植物に導入した場合、稔性の低下や植物体の小型
化などの形態異常が生じるが、ストレス誘導性のプロモ
ーターに連結して導入した場合、これらの形態異常はみ
られなくなったとの報告がある(Kasuga et al., 1999,
Nature Biotechnologyu,17:287-291)。そこで、この
ような構成的プロモーターの他に、植物の発生過程の特
定の時期に特異的なプロモーターの単離が試みられてお
り、既にいくつかのプロモーターが単離され、形質転換
植物の作出に利用されようとしている。例えば、トマト
から単離されたE8遺伝子のプロモーターは、目的遺伝子
を果実の追熟時期特異的に発現できるという性質を有す
るため、メロンで果実特異的にエチレン生合成を抑制す
るために使用されている(Bestwick et al., 1997, 5th
Inter.Congress. Plant Mol.Biol., Singgapore)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】植物の果実発達は、大
きく2つの過程、即ち、果実肥大期と果実成熟期に類別
することができるが、これら果実の発達時期に特異的に
様々な遺伝子の発現を行なわせることにより、例えば、
果実肥大性の制御、果実の日持ち性の制御、さらには果
実における有用物質の生産などを行なうことが可能であ
ると考えられる。このような理由から、本発明者等は、
これまでメロンにおいてその果実の発達制御に関する研
究を続けてきている。しかしながら、外来DNAを導入し
て果実の発達を制御しようとする場合には、植物の他の
形質への影響を最小限に抑えつつ、果実の発達時期に特
異的に該遺伝子を発現させることが重要であり、このた
め植物の果実の発達時期に特異的に機能するプロモータ
ーを単離する必要性が存在した。本発明は、このような
状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、植物の
果実肥大期あるいは果実成熟期に特異的に機能し、広く
植物において利用することが可能なメロン由来のプロモ
ーターおよびその利用を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、これまで
にメロンから2つのエチレン受容体遺伝子(Cm-ERS1とCm
-ETR1)を単離することに成功している(Sato-Naraら、1
999,Plant Physiol.,119:321-329)。本発明者等は、上
記課題を解決すべく、これらエチレン受容体遺伝子のプ
ロモーター領域の単離を試みた結果、遂に目的のプロモ
ーター領域を単離することに成功した。単離したプロモ
ーター領域の活性の検討を行なった結果、Cm-ERS1のプ
ロモーターは果実の肥大期に、Cm-ETR1のプロモーター
は果実成熟期に特異的に機能した。さらに、これらプロ
モーターはメロンのみならず、タバコ、ブロッコリー、
グラジオラス、イネなどで機能したため、本発明者等
は、単離したプロモーターが双子葉植物のみならず、単
子葉植物を含む広く植物において利用することが可能で
あることを見出した。
【0005】本発明は、植物の果実の発達時期に特異的
に機能し、広く植物において利用することが可能なメロ
ンエチレン受容体遺伝子のプロモーターおよびその利用
に関し、より具体的には、(1) 配列番号:1または
2に記載の塩基配列からなるDNA、(2) 配列番号:
1または2に記載の塩基配列の少なくとも一部を含み、
プロモーター活性を有するDNA、(3) 配列番号:1
に記載の塩基配列の2322位から2888位または配列番号:
2に記載の塩基配列の1271位から1857位を含む、(2)
に記載のDNA、(4) 配列番号:1または配列番号:
2に記載の塩基配列において1若しくは複数の塩基が置
換、欠失、付加および/または挿入された塩基配列から
なり、プロモーター活性を有するDNA、(5) (1)
から(4)のいずれかに記載のDNAを含むベクター、
(6) (1)から(4)のいずれかに記載のDNAに機
能的に結合した外来DNAを含むベクター、(7)
(6)に記載のベクターが導入された植物細胞、(8)
(7)に記載の植物細胞を含む植物体、(9)
(8)に記載の植物体の繁殖材料、(10) 植物の果
実内においてその果実成熟期に外来DNAを発現させる方
法であって、(a)下記(i)から(iv)のいずれかに
記載のDNAに機能的に結合した外来DNAを含むベクターを
植物細胞に導入する工程、 (i)配列番号:1に記載の塩基配列からなるDNA。 (ii)配列番号:1に記載の塩基配列の少なくとも一部
を含み、植物細胞内においてプロモーター活性を有する
DNA。 (iii)配列番号:1に記載の塩基配列の2322位から288
8位を含み、植物細胞内においてプロモーター活性を有
するDNA。 (iv)配列番号:1に記載の塩基配列において1若しく
は複数の塩基が置換、欠失、付加および/または挿入さ
れた塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDN
A。 (b)該植物細胞を再生し、植物体を得る工程、を含む
方法、(11) 植物の果実内においてその果実肥大期
に外来DNAを発現させる方法であって、(a)下記(i)
から(iv)のいずれかに記載のDNAに機能的に結合した
外来DNAを含むベクターを植物細胞に導入する工程、 (i)配列番号:2に記載の塩基配列からなるDNA。 (ii)配列番号:2に記載の塩基配列の少なくとも一部
を含み、植物細胞内においてプロモーター活性を有する
DNA。 (iii)配列番号:2に記載の塩基配列の1271位から185
7位を含み、植物細胞内においてプロモーター活性を有
するDNA。 (iv)配列番号:2に記載の塩基配列において1若しく
は複数の塩基が置換、欠失、付加および/または挿入さ
れた塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDN
A。 (b)該植物細胞を再生し、植物体を得る工程、を含む
方法、を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、メロン由来の2つのエ
チレン受容体遺伝子(Cm-ETR1、Cm-ERS1)のプロモータ
ーDNAを提供する。Cm-ETR1の翻訳開始コドン上流域[翻
訳開始コドン上流-1位から-3797位(転写開始点:-907
位、エキソン:-907位から-783位,-39位から-1位、イ
ントロン:-782位から-40位)]を配列番号:13に、Cm
-ERS1の翻訳開始コドン上流域[翻訳開始コドン上流-1位
から-2796位(転写開始点:-937位、エキソン:-937位
から-874位,-24位から-1位、イントロン:-873位から-
25位)]を配列番号:14に示す。また、これら領域の
うち、転写開始点の上流域をそれぞれ配列番号:1(翻
訳開始点コドン上流-908位から-3797位まで)および配
列番号:2(翻訳開始コドン上流-938位から-2796位ま
で)に示す。
【0007】本発明者等は、単離したプロモーター領域
の植物果実における活性を検討した結果、Cm-ETR1のプ
ロモーター領域は植物の果実成熟期に高い活性を示す一
方、植物の果実肥大期に活性が低く、逆にCm-ERS1のプ
ロモーター領域は植物の果実肥大期に高い活性を示す一
方、植物の果実成熟期に活性が低いことを見出した(実
施例4)。従って、これらプロモーターは、植物の果実
成熟期あるいは果実肥大期に特異的に所望の外来DNAを
植物果実内で発現させるためのプロモーターとして利用
することができる。
【0008】このように植物の果実の発達過程に特異的
に特定の外来DNAを発現させることには、産業上、様々
な有用性がある。果実の肥大期特異的プロモーターは、
例えば、果実肥大性の制御に利用することが可能であ
る。例えば、該プロモーターに果肉での細胞分裂に関連
する遺伝子を連結して該遺伝子の発現制御を行なった場
合、低温の時期でも果実肥大性のよいメロン、トマト、
キュウリ、カボチャ、ナスなどの果菜類の作出(冬場で
も省力エネルギー的に生産ができるようになる)や高温
期でも過肥大しない果菜類の作出(夏場の収穫作業が容
易になる、つまり、大きくなりすぎるのを心配してあわ
てて収穫をする必要がなくなるなど)が可能になる。こ
れらは周年栽培が定着している果菜類では極めて重要な
育種技術となる。一方、果実の成熟期特異的プロモータ
ーは、例えば、果実の日持ち性の制御に利用することが
可能である。果菜類の日持ち性の多くがエチレンにより
制御されていることが明らかになっている。従って、こ
のプロモーターの下流にエチレンの生合成や感受性を制
御する遺伝子を連結して利用した場合、作物のとしての
他の形質に対する影響を最小限にし果実の日持ち性を効
果的に制御できる。
【0009】また、近年形質転換植物を利用した医薬
品、健康食品などの有用物質の生産が考えられている
が、それらを合成する遺伝子をこれらプロモーターの下
流に連結して発現させた場合、目的生産物を果実にて集
中的に生産させることができ、また果実において蓄積し
ているためにその後の抽出作業を効率的に行うことがで
きる。
【0010】本発明のプロモーターDNAのさらなる重要
な特徴として、単子葉植物も含め広く植物において機能
することが挙げられる。本発明者等は、単離したプロモ
ーター領域が、その由来するメロンのみならず、タバ
コ、ブロッコリー、グラジオラス、イネにおいて機能す
ることを実証した(実施例4)。従って、本発明のプロ
モーターDNAは、広く植物において利用することが可能
である。
【0011】本発明のプロモーターDNAは、例えば、配
列番号:1または2に示された塩基配列の情報を元にプ
ライマーを調製し、メロン由来のゲノムDNAライブラリ
ーを鋳型にポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を行なうこと
により増幅し、調製することができる。本発明のプロモ
ーターDNAとしては、配列番号:1および2に記載の塩
基配列からなるDNAの他に、プロモーター活性を有する
限り、これら塩基配列の少なくとも一部を含むDNAも含
まれる。実施例3が示すように、本発明者等は、配列番
号:1または2に記載のプロモーター領域の様々な欠失
クローンを作製し、これら欠失クローンのプロモーター
活性を検出した。その結果、配列番号:1に記載の塩基
配列の2322位から2888位(翻訳開始コドン上流-1476位
から-910位)からなるDNA、および配列番号:2に記載
の塩基配列の1271位から1857位(翻訳開始コドン上流-1
526位から-940位)からなるDNAがともにプロモーター活
性を有することを見出した。従って、本発明における好
ましいプロモーターDNAとして、配列番号:1に記載の
塩基配列の2322位から2888位を含むDNA、および配列番
号:2に記載の塩基配列の1271位から1857位を含むDNA
が含まれる。
【0012】また、一般に、特定のプロモーター領域に
おいて少数の塩基を改変した場合であっても、該活性が
維持されうることは周知の事実であり、このような改変
は、当業者であれば、例えば、部分特異的変異導入法
(Ausubelら, 1999, CurrenntProtocols in Molecular
Biology)など周知の技術を利用して行なうことができ
る。従って、本発明のプロモーターDNAとしては、プロ
モーター活性を有する限り、配列番号:1または2に記
載の塩基配列において1若しくは複数の塩基が置換、欠
失、付加および/または挿入などにより改変された塩基
配列からなるDNAも含まれる。改変したDNAがプロモータ
ー活性を有するか否かは、実施例3に示すように、該DN
Aの下流にレポーター遺伝子(例えば、GUS遺伝子)が連
結されているベクターを構築し、これを植物に導入し
て、レポーター活性を検出することにより、簡便に判定
することができる。なお、本発明において「プロモータ
ー活性」とは、その下流に結合した外来DNAの転写を行
なう活性を指す。
【0013】上記本発明のプロモーターDNAを利用し
て、所望の外来DNAを植物内で発現させる場合、該プロ
モーターDNAを含む発現ベクターを構築し、該ベクター
に外来DNAを挿入し、これを植物細胞に導入する。本発
明のプロモーターDNAを含むベクターの構築は、公知の
遺伝子組換え技術を用いて行なうことができる。例え
ば、汎用されているpBI121やpBI221などの植物発現用に
開発されたベクターを用いて発現ベクターを構築する場
合、それらの発現ベクターの35Sプロモーター部分を制
限酵素を用いて切り出し、これに代えて本発明のプロモ
ーターDNAを組み込めばよい(実施例3参照)。
【0014】外来DNAは、ベクター上において、本発明
のプロモーターDNAに機能的に結合するように該ベクタ
ーに挿入する。本発明において「機能的に結合」とは、
外来DNAが本発明のプロモーターDNAの活性化に応じて転
写されるように、該プロモーターDNAに結合しているこ
とを指す。ベクターに挿入する外来DNAとしては、特に
制限はなく、所望のDNAを用いることができる。外来DNA
は、例えば、特定のタンパク質をコードするDNA、アン
チセンスDNA、リボザイムをコードするDNAであり得る
が、これらに制限されない。外来DNAとしては、例え
ば、果肉での細胞分裂に関連するタンパク質をコードす
るDNA(果実肥大性を制御する目的に用いることができ
る)、エチレンの生合成やエチレンに対する感受性を制
御するタンパク質をコードするDNA(果実の日持ち性を
制御する目的に用いることができる)、有用物質の合成
に関するタンパク質をコードするDNA(果実において医
薬品や健康食品などの有用物質を生産する目的に用いる
ことができる)などを用いることができるが、これらに
制限されない。
【0015】これにより構築したベクターは、公知の遺
伝子導入法、例えば、アグロバクテリウム法による間接
法や、エレクトロポレーションまたはパーティクルガン
等の直接法で植物細胞に導入する。アグロバクテリウム
法では、pBI121由来のベクターを好適に用いることがで
き、ベクターを導入する植物細胞の形態としては、組織
・器官・カルスの何れの形態でもよい。エレクトロポレ
ーション法を利用する場合には、いずれのベクターでも
使用することが可能であり、ベクターを導入する植物細
胞の形態としては、一般にプロトプラストが用いられ
る。また、パーティクルガン法を利用する場合、いずれ
のベクターでも使用することができ、ベクターを導入す
る植物細胞の形態としては、組織・器官・カルスの何れ
の形態でもよい。
【0016】ベクターを導入する植物細胞の種類として
は、特に制限はなく、双子葉植物であっても単子葉植物
であってもよい。実施例4からも明らかなように、本発
明のプロモーターDNAは、メロンのみならず、トマト、
ブロッコリー、タバコ、レタス、グラジオラスなどにお
いて機能するため、広く植物において用いることができ
る。
【0017】アグロバクテリウム法によりベクターを導
入した植物細胞は、一般に、形質転換細胞を選抜する抗
生物質とアグロバクテリウムを除菌するための抗生物
質、及び植物体再生用の植物ホルモン(オーキシン、サ
イトカイニンなど)を含む組織培養用の培地で培養し、
植物体の再生を行うことができる。エレクトロポレーシ
ョン法及びパーティクルガン法でベクターを導入した植
物細胞は、一般に、形質転換細胞を選抜する抗生物質と
植物体再生用の植物ホルモン(オーキシン、サイトカイ
ニンなど)を含む組織培養用の培地で培養し、植物体の
再生を行うことができる。
【0018】例えば、メロンでは、次の方法を用いるこ
とができる。メロンの種子をろ紙上に無菌播種し、25
℃、16時間照明(約4,000lux)で発芽させる。5日〜
7日後に展開した子葉を6分割し、導入したい遺伝子を
持つアグロバクテリウム・ツメファシエンス(Agrobact
erium tumefaciens) (LBA4404, C58Ci株など)を接種す
る。BAP1mg/lを含むMS培地上で3日間共存培養する。続
いて、BAP1mg/l, クラフォラン500mg/lを含むMS培地上
で1週間除菌のための培養を行う。更に、BAP1mg/l, ク
ラフォラン500mg/l, カナマイシン 200mg/lを含むMS培
地上で2週間毎に継代培養する。伸長してきたシュート
をクラフォラン500mg/l, カナマイシン 100mg/lを含むM
S培地に継代して発根させる。得られた再生個体につい
て、導入遺伝子の確認を行い形質転換体を確認する。
【0019】また、トマトでは、例えば、文献(Ohyama
ら, 1995, Plant Cell Physiology,36:369-376)に記載
の方法を用いることができる。具体的には、トマトの種
子をMS培地上に無菌播種し、25℃、16時間照明(約
4,000lux)で発芽させる。発芽してきた実生の子葉を2
分割し、導入したい遺伝子を持つアグロバクテリウム・
ツメファシエンス(LBA4404株など)を接種する。ゼアチ
ン1mg/lを含むMS培地上で2日間共存培養する。続いて、
ゼアチン1mg/l, カルベニシリン 200mg/lを含むMS培地
上で1週間除菌のための培養を行う。更に、ゼアチン1m
g/l, カルベニシリン200mg/l, カナマイシン 100mg/lを
含むMS培地上で2週間毎に継代培養する。伸長してきた
シュートをカルベニシリン200mg/l, カナマイシン 50 m
g/lを含むMS培地に継代して発根させる。得られた再生
個体について、導入遺伝子の確認を行い形質転換体を確
認する。
【0020】これにより形質転換植物体が作出されれ
ば、その繁殖材料(例えば、果実、種子など)を得るこ
とができる。さらに、得られた繁殖材料を基に形質転換
植物体を量産することも可能である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に制限されるものでは
ない。
【0022】[実施例1] ゲノムライブラリーの作成 ガラス温室内で栽培したメロン系統冬Aの生葉3gを用い
てCTAB法によって全DNAを抽出した。得られたDNA50μg
をSau3AI 0.8unitで部分分解した後に0.5%アガロース
ゲル電気泳動によりサイズ分画した。19〜23kbのDNA断
片を含む領域を切り出し、GENECLEAN IIのプロトコール
に従ってゲルからDNA断片を抽出した。これらのDNA断片
をクレノー酵素存在下でλFIX IIのpartial fill-inベ
クターに組み込んだ。ベクターへのライゲーションは、
TAKARA DNA Ligation Kit Ver.2を用いて行った。反応
は、16℃で1晩行った。パッケイジングは、Gigapack I
I Gold Packaging Extract (Stratagene社)のプロトコ
ールに従って行った。得られたライブラリーのタイター
測定を行ったところ1x106pfu/mlの値を示した。
【0023】[実施例2] ゲノムクローンの選抜とシー
クエンス・構造解析 Cm-ETR1cDNAからEcoRI/SalIで切り出される592bp、Cm-E
RS1cDNAからNot/Xhoで切り出される441bpの断片を取り
出し、32Pでラベルした。それぞれをプローブに上記の
ゲノムライブラリー1x10プラークを高い緊縮性条件
下(0.1xSSC, 0.1%SDS, 68℃)でスクリーニングし、そ
れぞれ3つの陽性クローンをとりだし、純化した。続い
て、ファージDNAを精製し、そのゲノムクローンを切り
出した。各クローンの制限酵素地図を作製し、各cDNAに
対する5’上流域の最も長いクローンを選抜した。これ
らのクローンは、pBluescriptにサブクローニングし、p
CmETR6-5及びpCmERS6-5と命名した。続いて、dye termi
nator ready-reaction sequencing kit (Amersham社)と
自動シークエンサー(Abi 373A, Applied Biosystems社)
を用いて、シークエンスを行い、5'上流側3kbの塩基配
列を決定した(決定した転写開始点上流の塩基配列をそ
れぞれ配列番号:1および配列番号:2に示す)。対応
するcDNAとの比較の結果、これらのクローンがCm-ETR1
とCm-ERS1のゲノムクローンであることが判明した。塩
基配列は、DNASIS-Mac v2.0 software (Hitatchi Softw
are Engineering社)により解析した。
【0024】[実施例3] 植物発現用ベクターの構築 Cm-ETR1, Cm-ERS1のプロモーター領域の欠失シリーズ
は、PCRにより合成した(図1)。Cm-ETR1のプロモータ
ー領域の欠失シリーズを作るアンチセンスプライマーと
してETR1-TL:5'-GCTCTAGAGCGGCAACCACACCTCTCTCGC-3'
(配列番号:3)を用いた。このプライマーは、3'末に
XbaI制限酵素サイト(下線部)を付加する。センスプラ
イマーとしETR1-I:5'-AGAGGGAAGGTAGGTGAAAA-3'(配列
番号:4),ETR1-II:5'-ATTATATCCTCCCCGCATCT-3'(配
列番号:5), ETR1-III:5'-TAAAATTTTCAGATGTAGGA-3'
(配列番号:6), ETR1-IV:5'-TCCCTTTGATTCTTCCCTAT-
3'(配列番号:7), ETR1-V:5'-AAAAAAAAAATCCAACTGTA
-3'(配列番号:8)を用いた。Cm-ERS1のプロモーター
領域の欠失シリーズを作るアンチセンスプライマーとし
てERS1-TL:5'- GCTCTAGAGCAAGATAATCTTCTCCAGGAT-3'
(配列番号:9)を用いた。このプライマーは、3'末に
XbaI制限酵素サイト(下線部)を付加する。センスプラ
イマーとしてERS1-I:5'-TCGGTATCTTATTTATTTGG-3'(配
列番号:10), ERS1-II:5'-ATCAGCTCGAAAAGTAAAAC-3'
(配列番号:11), ERS1-III:5'-TATAGCAATAAGTCGGTA
AA-3'(配列番号:12)を用いた。PCRは96℃/30秒、5
0℃/1分、72℃/8分で25サイクル行った。反応にはDNA
ポリメラーゼとしてPfu (Promega社)1.5 unitを用い
た。反応後に生成物はリン酸化処理を行い、XbaIで制限
酵素処理を行い、ゲル電気泳動を行い精製した。精製を
行った欠失クローンは、HindIII(Klenow filled)/XbaI
処理を行い35Sプロモーター部分を切り出したpBI221(C
lontech社)ベクターに導入した。構築したベクター
は、以降の実験のために大腸菌XL1 blueに導入した。
【0025】[実施例4] 植物での発現解析 各植物発現ベクターを導入した大腸菌をアンピシリン 5
0ug/mlを含むLB培地で培養した。培養した大腸菌から
発現ベクタープラスミドをプラスミド抽出キット(QIAG
EN社)を用いて抽出した。各発現ベクタープラスミドま
たはpBI221(35S-GUS:ポジティブコントロール)を1.6
μmの金粒子にコーティングし、パーティクルガンで植
物サンプル(メロン、トマト、ブロッコリー、タバコ、
レタス、グラジオラスなど)に打ち込んだ。24時間後に
X-Glucによる組織化学染色法(高橋・森川(1997)植物の
細胞を観る実験プロトコール、71-79)でブルースポット
を確認することで酵素の活性を調べた。
【0026】本発明者等は、2つのエチレン受容体遺伝
子Cm-ETR1, Cm-ERS1がメロン実生の胚軸や子葉で発現し
ていることを見出している。このため、単離して構築し
た発現ベクターのプロモーター活性を調べるために、ま
ず、子葉への導入実験を行った。撃ち込みの条件は、ラ
プチャーディスク:900psi、ストッピングスクリーンか
らサンプルまでの距離:10cm、DNA量:0.8μg/0.5mg金
粒子/ショットで行った。その結果、Cm-ETR1のプロモー
ター領域の5つの欠失クローンは、メロンの子葉に導入
した場合、全て活性が認められた。Cm-ERS1のプロモー
ター領域の3つの欠失クローンも、メロンの子葉に導入
した場合、全てプロモーター活性が認められた(図
2)。従って、本研究で単離に成功した2つのDNA配列
が、プロモーターとしての能力を有していることが明ら
かとなった。そこで、発現ベクターのうちETR1-IIIERS1
-IIIをメロンの本葉、タバコの本葉、ブロッコリーの子
葉、グラジオラスの本葉、イネの本葉に導入実験を行っ
たところ、対象として導入したpBI221の発現に比べて低
いもののプロモーター活性が確認できた。従って、本発
明において単離したプロモーターが、メロンのみならず
植物に広く利用できることが明らかになった。続いて、
果実での発現特性を調べるために、発達時期(果実肥大
期と果実成熟期)の異なるメロンとトマト果実への導入
実験を行った。
【0027】トマトでは、肥大期の果実ではCm-ERS1プ
ロモーターにつないだGUS遺伝子が強く発現し、Cm-ETR1
プロモーターにつないだGUS遺伝子の発現は認められな
かった。一方、成熟期の果実ではCm-ETR1につないだGUS
遺伝子が強く発現し、Cm-ERS1につないだGUS遺伝子は発
現が認められたものの前者に比べて少なかった(図
3)。メロンでも、肥大期の果実ではCm-ERS1プロモー
ターにつないだGUS遺伝子が強く発現し、Cm-ETR1プロモ
ーターにつないだGUS遺伝子は弱く発現した。一方、成
熟期の果実ではCm-ETR1プロモーターにつないだGUS遺伝
子が強く発現し、Cm-ERS1につないだGUS遺伝子の発現は
認められたものの前者に比べて少なかった。以上の結果
から、Cm-ERS1のプロモーターは果実肥大期(未熟果
実)に目的遺伝子を発現させる遺伝子発現系として、Cm
-ETR1のプロモーターは果実成熟期に目的遺伝子を発現
させる遺伝子発現系として有効であると考えられた。
【0028】
【発明の効果】本発明において提供されたメロンエチレ
ン受容体遺伝子(Cm-ETR1)のプロモーターDNAは、植物
果実の成熟期に特異的に機能するため、例えば、その下
流にエチレンの生合成や感受性を制御する遺伝子を連結
して植物に導入することにより、植物の果実の日持ち性
の制御などに利用することが可能である。また、本発明
において提供されたメロンエチレン受容体遺伝子(Cm-E
RS1)のプロモーターDNAは、植物果実の肥大期に特異的
に機能するため、例えば、その下流に果肉での細胞分裂
に関連する遺伝子を連結して植物に導入することによ
り、低温の時期でも果実肥大性のよいメロン、トマト、
キュウリ、カボチャ、ナスなどの果菜類の作出や高温期
でも過肥大しない果菜類の作出などに利用することが可
能である。また、これらプロモーターDNAは、植物果実
における医薬品や健康食品などの有用物質の生産に利用
することができる。これらプロモーターDNAは、単子葉
植物を含めて広く植物において利用することが可能であ
る。
【0029】
【配列表】 SEQUENCE LISTING <110> IBARAKI PREFECTURE <120> Promoters of melon ethylene receptor genes <130> INS-101 <140> <141> <160> 12 <170> PatentIn Ver. 2.0 <210> 1 <211> 2890 <212> DNA <213> Cucumis melo <220> <221> promoter <222> (1)..(2890) <400> 1 tgcccataaa tgatatcaca tggctatgga tgtattgcat gactttcagt aaactaatac 60 agtaaccaaa aaaaaaaaaa aatccaactg tattcttgga atcaagctta aagcttaaga 120 atccataaga ttttgcaata attataaaat actctcaagt tcaagtgtat tttgtaactt 180 aattcgaatc aaaaagtaat atttggatat gcacccaatt tcatatatct cactcttgtc 240 gtataaacaa aaggattgat ttataatatt tctaaaaaga agtagaattt gttacatgat 300 aaattatgat tgaacaactt gataaattgc ataaagataa gtataaacga catgatttat 360 ggattatttt tattaaataa attacactaa tgacccactt taaatttaaa atctcttttt 420 tttttttcat ctctccatct cttttctctc tctcctcact catcattctc cctaatattc 480 ctctcccaat ctcaagaaaa aaaaatctag tactatcaat aggtaccaac ttcttacatt 540 cattgttatt tgacacatca ttgatgattt attagtttat ttcataaact ttacataatt 600 ttcaaatgtt acttttctga ccaacaacga gtgaaggaag tatagaaaat cgagtttttc 660 tattactata gagtactata ctttctttgt tcacactaaa aatttatctt catagatttt 720 tgtgtatctc atcctattta tttaaaatca ctttgatgtg acacacaata aatgaaagta 780 tgacaaagaa aaaaacaact ctaccacaat agcacataaa atttgtagta ccaaaaactt 840 tcacatgtct cacataatta caagaattga tcttatctcc ctttgattct tccctataaa 900 agagggttga tttgttttga aaagggacac ataaacccta aaagctaaaa ctatctctac 960 ttggtgtgta cttccatttc ccttctctct ctctctctct ctctcatcta taatatcacc 1020 aaaattctat tcaacaagga aggtttgaaa tttctttcat ttattatttt actttcctct 1080 caaatttcta aaagaatttg gtgaattatt taatgttgaa tattagacat ccatttttcc 1140 atatatttat attcttatta atttcctttt gtcattcact aacatatata ttttgttgtc 1200 acaatagtat ttgtttaatt tcatttatca ttattattga tttgatctaa tttttgcatt 1260 aatggcacac aacatgcttt ctatttcact tactatgatt gaatgttggt tcagttacta 1320 taaattttta attatataga tccaaattat acaatgaact gaattactat acaaactaaa 1380 attttcagat gtaggaggct aaatagttaa cttaaatatg attaagttat gaaatgcatc 1440 attaaataaa atgtcaaaga gttcacacac gttcacctaa cactagatcg ctatcttttt 1500 gctattccca acctaacctt tattctcacg tgagctaaat taaattaggg aaatatttac 1560 taaatctacc atcatacttg aaaaaggaaa tttgtaactt cccactagat tctatagtta 1620 ttaattataa agttttggaa ctaaattatt acaaatttta aactatagga gatgaaataa 1680 ttacacatta aacctttgag atcaaatatg atcaccattt taaaaatata gaactaagtt 1740 actcctaaca caaattaaaa cttcaagaat aaatcattat ttcggtaaat acgtattctt 1800 aactaactag attataactc aactctagtt aatccataca taaattatat cctccccgca 1860 tcttactcat actctttcca acccaaaccc tcatctccaa atgaggtaaa tttggagaaa 1920 ttttatgcat ccaccatctc tcttaggagg gacaattttt gtttacttcc tcacaaaatt 1980 ccacattttt attaattata atttttaaca tcaaattatt acaaatttca aaccacttaa 2040 acaattacac aatggtaaag caaaattagt ttaacgatga ttaacctaac tttccatctt 2100 agaaataaga agtatgattc tacaactcac aattctttta ctaaagaata attatatgca 2160 caagttttga aattaaattg ctacaatttt taggatacat aaatcaaata taacaaaaca 2220 tgtattttta attaacatga acataattca attgattaca acacacgatt aaaagttgga 2280 atcatcacga aaacgaaaac ttaggtgaag cttttatctc caaaagaggg aaggtaggtg 2340 aaaatttgat tgtatccaca accctactta agggggaatt tttgttattt ctcactaaat 2400 tccattattt attaattgaa caattgaggg cccactaaag ggaaaaaaaa atgtacataa 2460 aatagggtcc taatccatca ctatcgattg ttgaagcaac tttttaacat ttaattacac 2520 tatattaaga tggtgcatga atctgaatat tataaattaa aatgaaaaac aaaaaaaaaa 2580 aaaaaacatg aattaaaaaa atgtggagag agagatgggt tagcagcgtt aaaggaggtg 2640 gataatatgg ggaaggaaat agagtgtgag agtagattgg aaccgacgtt gacttagatg 2700 ttttccttct caatttcctc actttccgtt tgcttgtgct cagaactccc aaagccccac 2760 cacacccgaa aaaagttaga gagagaaagg tgaaattcaa ttgaaaaaac acccacaaac 2820 attgcattta gactcttata actctaaacg cctttctggg tctctgaaat ttgggagaaa 2880 aatggtggaa 2890 <210> 2 <211> 1859 <212> DNA <213> Cucumis melo <220> <221> promoter <222> (1)..(1859) <400> 2 aatgtggtgg ccattgtttt gtatttaaga gtttttgttg ggatcggatt tgagtttgta 60 ttttcacaaa ttgatcgcct ttcgtaactt ataaacatcg aataaaaaaa acttgaatac 120 atgaaactta aacattttca aagtacatcc aagaaaaaac tatacatgtt agaagagaat 180 ttaactaatg tgtttgtatg ccatttatgt gttttatagc aataagtcgg taaattctca 240 attttgtaac taataaactc ttaccgtttt gatttaattt ttaattataa tcatcttact 300 tattataaat ggttaaaagt taaatttata tcaacttgta tcatatgaat tgtttaggtt 360 tgttttaggc aagatcaaaa tccatgaatg gtcgtaagca caataataga aattggagat 420 gaaatggaaa aacatcatgt tcgaaaagaa agttgaagcg tcaagtttgg ggttgaccca 480 ccaaatcgat gaatatatat atatatatat atatatatat atcaatcaat caagaaacaa 540 ttgagtcctc tttggtttga cgttttatag tatcaagcat cactaattat cccaacattg 600 tcaaaattat acataatcca catatgaatg ttaaagagaa agagtaagta atctctccag 660 aaaagttttg attttacctg tgtactttgt tgatctataa actttatgta ttaatttagg 720 caccaaagta tagtagatag caccaatgca agaaacttac atgaaaatca gctcgaaaag 780 taaaaccata ctaggaaaag tagaggacac tcaagcccac aaaagaccta taacgacaac 840 gaacgctttc ttacgaaaac atgaaaatgc ttatagttta gtaatatatt ttttggtatt 900 atctgtgatt ttcaactttt acttaggggt gagaatattt tagctacatc aataaagttc 960 aaataatgta tcttggttgc aattttcatg aatttttgtt ctagttttgc aagtttccct 1020 tatatttatt taagtgtcaa cttctctata aactcatgaa attgttgcaa tccaaattcc 1080 tatcattatc aatacaaata tttattagct cttaaaagag catagattca aattccccca 1140 ctccactctc taatataact tttgttgtgc acaatgatgg atagaagacc aactccactt 1200 gtgatataac attctaaaat aaatttaaga atataatacc cgaatgattg taaattgaaa 1260 ccaactttta aaatcggtat cttatttatt tggaatgttt atttaacaac tttgtgatat 1320 gttccaaaaa gataacattg aacttcaaag aaataatttg ctatgttaac atagaggaca 1380 acaattggcg taatacctcg tgtttaaaga ttagaatatg caagatatta tttacaacta 1440 cgaagatgag gtggttttta ccatttattt cctcccaaac tatactatta aaacaattta 1500 cagaatttgt atacgccaac tagtattgtt ttagtataaa ttacatacaa atctttgggt 1560 ctctaacaca atgaacaatt ttgatcctat tttacaaaaa agaaaaggaa aaagaaattg 1620 aaattgaatg gtaaaagatg aaaaaattag aagtataaat tcatatttgt aaaccaatgg 1680 aagaaaaggg aaaggcaata tcatacgttc tcggtgaggt gccgcacgtg cggctgtccg 1740 tatctccttt tcgtccgtga tgtccactcg cctttcttcc tttctttctt tctttctttc 1800 cttctttctt ttgcctttca cttccctcta agcttttaac catttctctc cattaaaat 1859 <210> 3 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 3 gctctagagc ggcaaccaca cctctctcgc 30 <210> 4 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 4 agagggaagg taggtgaaaa 20 <210> 5 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 5 attatatcct ccccgcatct 20 <210> 6 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 6 taaaattttc agatgtagga 20 <210> 7 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 7 tccctttgat tcttccctat 20 <210> 8 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 8 aaaaaaaaaa tccaactgta 20 <210> 9 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 9 gctctagagc aagataatct tctccaggat 30 <210> 10 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 10 tcggtatctt atttatttgg 20 <210> 11 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 11 atcagctcga aaagtaaaac 20 <210> 12 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence:Artificially Synthesized Primer Sequence <400> 12 tatagcaata agtcggtaaa 20 <210> 13 <211> 3797 <212> DNA <213> Cucumis melo <400> 13 tgcccataaa tgatatcaca tggctatgga tgtattgcat gactttcagt aaactaatac 60 agtaaccaaa aaaaaaaaaa aatccaactg tattcttgga atcaagctta aagcttaaga 120 atccataaga ttttgcaata attataaaat actctcaagt tcaagtgtat tttgtaactt 180 aattcgaatc aaaaagtaat atttggatat gcacccaatt tcatatatct cactcttgtc 240 gtataaacaa aaggattgat ttataatatt tctaaaaaga agtagaattt gttacatgat 300 aaattatgat tgaacaactt gataaattgc ataaagataa gtataaacga catgatttat 360 ggattatttt tattaaataa attacactaa tgacccactt taaatttaaa atctcttttt 420 tttttttcat ctctccatct cttttctctc tctcctcact catcattctc cctaatattc 480 ctctcccaat ctcaagaaaa aaaaatctag tactatcaat aggtaccaac ttcttacatt 540 cattgttatt tgacacatca ttgatgattt attagtttat ttcataaact ttacataatt 600 ttcaaatgtt acttttctga ccaacaacga gtgaaggaag tatagaaaat cgagtttttc 660 tattactata gagtactata ctttctttgt tcacactaaa aatttatctt catagatttt 720 tgtgtatctc atcctattta tttaaaatca ctttgatgtg acacacaata aatgaaagta 780 tgacaaagaa aaaaacaact ctaccacaat agcacataaa atttgtagta ccaaaaactt 840 tcacatgtct cacataatta caagaattga tcttatctcc ctttgattct tccctataaa 900 agagggttga tttgttttga aaagggacac ataaacccta aaagctaaaa ctatctctac 960 ttggtgtgta cttccatttc ccttctctct ctctctctct ctctcatcta taatatcacc 1020 aaaattctat tcaacaagga aggtttgaaa tttctttcat ttattatttt actttcctct 1080 caaatttcta aaagaatttg gtgaattatt taatgttgaa tattagacat ccatttttcc 1140 atatatttat attcttatta atttcctttt gtcattcact aacatatata ttttgttgtc 1200 acaatagtat ttgtttaatt tcatttatca ttattattga tttgatctaa tttttgcatt 1260 aatggcacac aacatgcttt ctatttcact tactatgatt gaatgttggt tcagttacta 1320 taaattttta attatataga tccaaattat acaatgaact gaattactat acaaactaaa 1380 attttcagat gtaggaggct aaatagttaa cttaaatatg attaagttat gaaatgcatc 1440 attaaataaa atgtcaaaga gttcacacac gttcacctaa cactagatcg ctatcttttt 1500 gctattccca acctaacctt tattctcacg tgagctaaat taaattaggg aaatatttac 1560 taaatctacc atcatacttg aaaaaggaaa tttgtaactt cccactagat tctatagtta 1620 ttaattataa agttttggaa ctaaattatt acaaatttta aactatagga gatgaaataa 1680 ttacacatta aacctttgag atcaaatatg atcaccattt taaaaatata gaactaagtt 1740 actcctaaca caaattaaaa cttcaagaat aaatcattat ttcggtaaat acgtattctt 1800 aactaactag attataactc aactctagtt aatccataca taaattatat cctccccgca 1860 tcttactcat actctttcca acccaaaccc tcatctccaa atgaggtaaa tttggagaaa 1920 ttttatgcat ccaccatctc tcttaggagg gacaattttt gtttacttcc tcacaaaatt 1980 ccacattttt attaattata atttttaaca tcaaattatt acaaatttca aaccacttaa 2040 acaattacac aatggtaaag caaaattagt ttaacgatga ttaacctaac tttccatctt 2100 agaaataaga agtatgattc tacaactcac aattctttta ctaaagaata attatatgca 2160 caagttttga aattaaattg ctacaatttt taggatacat aaatcaaata taacaaaaca 2220 tgtattttta attaacatga acataattca attgattaca acacacgatt aaaagttgga 2280 atcatcacga aaacgaaaac ttaggtgaag cttttatctc caaaagaggg aaggtaggtg 2340 aaaatttgat tgtatccaca accctactta agggggaatt tttgttattt ctcactaaat 2400 tccattattt attaattgaa caattgaggg cccactaaag ggaaaaaaaa atgtacataa 2460 aatagggtcc taatccatca ctatcgattg ttgaagcaac tttttaacat ttaattacac 2520 tatattaaga tggtgcatga atctgaatat tataaattaa aatgaaaaac aaaaaaaaaa 2580 aaaaaacatg aattaaaaaa atgtggagag agagatgggt tagcagcgtt aaaggaggtg 2640 gataatatgg ggaaggaaat agagtgtgag agtagattgg aaccgacgtt gacttagatg 2700 ttttccttct caatttcctc actttccgtt tgcttgtgct cagaactccc aaagccccac 2760 cacacccgaa aaaagttaga gagagaaagg tgaaattcaa ttgaaaaaac acccacaaac 2820 attgcattta gactcttata actctaaacg cctttctggg tctctgaaat ttgggagaaa 2880 aatggtggaa caaacaccct ttgtggggtt caacttgaag aaccattgaa gttgccgttt 2940 gggcgttttt tttcttcttt tttttgcttc tctcttttta tttttgtttt atctcaaatg 3000 agcagaagaa cccaggtaat tgttttttgt ttgtttgata gattgattga tcattctttt 3060 tttcatttct ggtgttgttt tggagggggg aaggggttgg tttttggagt gttttgagtt 3120 tgaatcgttt gtttgatgaa atgggtgctg cgaaatgggt gttttttaga agggtgtaag 3180 tttttaaact gatatcgagc tggattcgtg ttttttcatc tgggtattgg gtgctttaga 3240 ttttgtaatc ggttggacgg ttgattatgt tgttgagcta tcctatgttg aggttttctt 3300 gatgtggaat gggtttttga tgaaaatatg tttcgtcctc gtggtggatc tggtgtctgt 3360 aatggaagtg aaattgttgt attcttagcc ttatgaacaa gaaccgagaa tttcgtctac 3420 aaagatgtat gcaaatataa aatgggtctt gttggttgat tttgaagata aacatttgtg 3480 tagaaaaaaa caagtagaat ttccctgttc gatgtatttt ctgcttctta tgttctttgg 3540 ggtgagttgg tgttggtagt ttcattggga attttttttt tcttacaagg acggacgtgg 3600 acacacgaca cgaaggcacc caaattaaag tgtctgtgcg tctttgtttt tctttggctt 3660 tgtataggtt gctgaatttg acataattcc catacgaata tgtttctctg acttggtgta 3720 tatattgcta taaatgtgtg tttgttttcg tgaaccagat aaacaggtaa atcgtaggcg 3780 agagaggtgt ggttgcc 3797 <210> 14 <211> 2796 <212> DNA <213> Cucumis melo <400> 14 aatgtggtgg ccattgtttt gtatttaaga gtttttgttg ggatcggatt tgagtttgta 60 ttttcacaaa ttgatcgcct ttcgtaactt ataaacatcg aataaaaaaa acttgaatac 120 atgaaactta aacattttca aagtacatcc aagaaaaaac tatacatgtt agaagagaat 180 ttaactaatg tgtttgtatg ccatttatgt gttttatagc aataagtcgg taaattctca 240 attttgtaac taataaactc ttaccgtttt gatttaattt ttaattataa tcatcttact 300 tattataaat ggttaaaagt taaatttata tcaacttgta tcatatgaat tgtttaggtt 360 tgttttaggc aagatcaaaa tccatgaatg gtcgtaagca caataataga aattggagat 420 gaaatggaaa aacatcatgt tcgaaaagaa agttgaagcg tcaagtttgg ggttgaccca 480 ccaaatcgat gaatatatat atatatatat atatatatat atcaatcaat caagaaacaa 540 ttgagtcctc tttggtttga cgttttatag tatcaagcat cactaattat cccaacattg 600 tcaaaattat acataatcca catatgaatg ttaaagagaa agagtaagta atctctccag 660 aaaagttttg attttacctg tgtactttgt tgatctataa actttatgta ttaatttagg 720 caccaaagta tagtagatag caccaatgca agaaacttac atgaaaatca gctcgaaaag 780 taaaaccata ctaggaaaag tagaggacac tcaagcccac aaaagaccta taacgacaac 840 gaacgctttc ttacgaaaac atgaaaatgc ttatagttta gtaatatatt ttttggtatt 900 atctgtgatt ttcaactttt acttaggggt gagaatattt tagctacatc aataaagttc 960 aaataatgta tcttggttgc aattttcatg aatttttgtt ctagttttgc aagtttccct 1020 tatatttatt taagtgtcaa cttctctata aactcatgaa attgttgcaa tccaaattcc 1080 tatcattatc aatacaaata tttattagct cttaaaagag catagattca aattccccca 1140 ctccactctc taatataact tttgttgtgc acaatgatgg atagaagacc aactccactt 1200 gtgatataac attctaaaat aaatttaaga atataatacc cgaatgattg taaattgaaa 1260 ccaactttta aaatcggtat cttatttatt tggaatgttt atttaacaac tttgtgatat 1320 gttccaaaaa gataacattg aacttcaaag aaataatttg ctatgttaac atagaggaca 1380 acaattggcg taatacctcg tgtttaaaga ttagaatatg caagatatta tttacaacta 1440 cgaagatgag gtggttttta ccatttattt cctcccaaac tatactatta aaacaattta 1500 cagaatttgt atacgccaac tagtattgtt ttagtataaa ttacatacaa atctttgggt 1560 ctctaacaca atgaacaatt ttgatcctat tttacaaaaa agaaaaggaa aaagaaattg 1620 aaattgaatg gtaaaagatg aaaaaattag aagtataaat tcatatttgt aaaccaatgg 1680 aagaaaaggg aaaggcaata tcatacgttc tcggtgaggt gccgcacgtg cggctgtccg 1740 tatctccttt tcgtccgtga tgtccactcg cctttcttcc tttctttctt tctttctttc 1800 cttctttctt ttgcctttca cttccctcta agcttttaac catttctctc cattaaaatc 1860 tctctgcttc tgcttcttca catgcaagct tagcccttct caccttcttc cttctttaac 1920 ttggtacgcc catttcattt cctcttcttc ttcttcattt ttctctccct ttttttttct 1980 ttcccttttc atatatcttc ttttttaatg gattccacga gactttccct acccattccc 2040 ctttttcttt ggttttatgc ttgctttcat tgtttttgtt tcctttttgc aaatgggtca 2100 taaagaagtt gttgtttggt tcttatatgt gtgagattag tgattgccat ttgatttggg 2160 cgttacaact tgtactactt cagttcatat agtgagggta gtggcagagg aagcccttga 2220 ttcattttac tgtgaggatt tctctgttca ttagctgagg gtttaaaggc tttttgatcc 2280 cattgcttct gatggatctg tagtgtaata tatgtacaaa atctacttcc tgagatctag 2340 ttggacttta gtttaggagt cttgtgaact gtttttcgtt tctttttctt gttaattttt 2400 gggggtgatt ggaattattt cactcagttt tggttttgag acttgagagt gaggatctat 2460 ggctttcaga acactagaga ttggtgctgc tcatatttat ggaatactag agttgttcgt 2520 aagttggaga tgaaaaatca gttgctgctt aactgctttt agatgccgaa ttttgttgcc 2580 tatactctat tagttctgta ttttactaaa tttgcattcg aggattaatt gcattagagt 2640 tttttctttc agtggaacgt tgccattaat ttttgtttgc tatattcctt ttgcttaggt 2700 gctagttgat ataatctgat ttgatgtttc ttactgctta gaaatgtctt ctattctttt 2760 ctttgttttc agatatatcc tggagaagat tatctt 2796
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明者等により単離されたプロモーターの活
性を検出するために構築した遺伝子発現ベクターを示
す。単離したプロモーター領域の様々な欠失クローンを
作製し、GUS遺伝子を連結した。GUS遺伝子を連結した欠
失クローンをpBI221ベクターに導入した。このベクター
を大腸菌内で増殖し、図2のプロモーター活性解析に用
いた。
【図2】図1において構築した発現ベクターを用いて、
該ベクター上のプロモーターの活性を検出した結果を示
す。 A:35SプロモーターにGUS遺伝子を連結しメロン子葉に
導入し発現させたもの(対照) B:図1のETR1-IIIプロモーターにGUS遺伝子を連結し
メロン子葉に導入し発現させたもの C:図1のERS2-IIIプロモーターにGUS遺伝子を連結し
メロン子葉に導入し発現させたもの
【図3】トマトの肥大中の果実と追熟中果実におけるCm
-ETR1(ETR1-III)プロモーターとCm-ERS1(ERS1-III)
プロモーターの活性を検出した結果を示す。追熟中の果
実については、発現部位を→で示した。対照としてpBI2
21を用いた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 健夫 茨城県西茨城郡岩間町安居3165番地の1 茨城県農業総合センター生物工学研究所内 (72)発明者 大友 綾子 茨城県西茨城郡岩間町安居3165番地の1 茨城県農業総合センター生物工学研究所内 (72)発明者 窪田 満 茨城県西茨城郡岩間町安居3165番地の1 茨城県農業総合センター生物工学研究所内 Fターム(参考) 2B030 AA02 AD14 CA06 CA17 CA19 4B024 AA08 BA80 CA01 DA01 EA04 FA02 GA11 GA17 4B065 AA88X AA88Y AB01 BA02 CA24 CA53

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号:1または2に記載の塩基配列
    からなるDNA。
  2. 【請求項2】 配列番号:1または2に記載の塩基配列
    の少なくとも一部を含み、プロモーター活性を有するDN
    A。
  3. 【請求項3】 配列番号:1に記載の塩基配列の232
    2位から2888位または配列番号:2に記載の塩基配
    列の1271位から1857位を含む、請求項2に記載
    のDNA。
  4. 【請求項4】 配列番号:1または配列番号:2に記載
    の塩基配列において1若しくは複数の塩基が置換、欠
    失、付加および/または挿入された塩基配列からなり、
    プロモーター活性を有するDNA。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のDNA
    を含むベクター。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかに記載のDNA
    に機能的に結合した外来DNAを含むベクター。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のベクターが導入された
    植物細胞。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の植物細胞を含む植物
    体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の植物体の繁殖材料。
  10. 【請求項10】 植物の果実内においてその果実成熟期
    に外来DNAを発現させる方法であって、(a)下記(i)
    から(iv)のいずれかに記載のDNAに機能的に結合した
    外来DNAを含むベクターを植物細胞に導入する工程、 (i)配列番号:1に記載の塩基配列からなるDNA。 (ii)配列番号:1に記載の塩基配列の少なくとも一部
    を含み、植物細胞内においてプロモーター活性を有する
    DNA。 (iii)配列番号:1に記載の塩基配列の2322位か
    ら2888位を含み、植物細胞内においてプロモーター
    活性を有するDNA。 (iv)配列番号:1に記載の塩基配列において1若しく
    は複数の塩基が置換、欠失、付加および/または挿入さ
    れた塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDN
    A。 (b)該植物細胞を再生し、植物体を得る工程、を含む
    方法。
  11. 【請求項11】 植物の果実内においてその果実肥大期
    に外来DNAを発現させる方法であって、(a)下記(i)
    から(iv)のいずれかに記載のDNAに機能的に結合した
    外来DNAを含むベクターを植物細胞に導入する工程、 (i)配列番号:2に記載の塩基配列からなるDNA。 (ii)配列番号:2に記載の塩基配列の少なくとも一部
    を含み、植物細胞内においてプロモーター活性を有する
    DNA。 (iii)配列番号:2に記載の塩基配列1271位から
    1857位を含み、植物細胞内においてプロモーター活
    性を有するDNA。 (iv)配列番号:2に記載の塩基配列において1若しく
    は複数の塩基が置換、欠失、付加および/または挿入さ
    れた塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDN
    A。 (b)該植物細胞を再生し、植物体を得る工程、を含む
    方法。
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