JP2001034581A - 分散型情報処理システムの情報の共有方法 - Google Patents
分散型情報処理システムの情報の共有方法Info
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- JP2001034581A JP2001034581A JP11208660A JP20866099A JP2001034581A JP 2001034581 A JP2001034581 A JP 2001034581A JP 11208660 A JP11208660 A JP 11208660A JP 20866099 A JP20866099 A JP 20866099A JP 2001034581 A JP2001034581 A JP 2001034581A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】分散した複数の計算機の情報を集めて参照した
い場合において各計算機の処理を少なくしかつ、通信量
を少なくした情報の共有方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】分散配置された複数の情報処理装置のうち
指定の情報処理装置へ他の情報処理装置から現時点の処
理情報のあるべき最新情報の問い合わせを実施し、問い
合わせの要求を受信したことを条件に、他の情報処理装
置に対して情報処理装置での処理情報の保有の無しの時
のみ情報保有装置に対し情報取得処理を実施し、他の情
報処理装置に対し現時点の最新情報を応答として返すこ
とを特徴とする分散型情報処理システムの情報の共有方
法を採用したものである。
い場合において各計算機の処理を少なくしかつ、通信量
を少なくした情報の共有方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】分散配置された複数の情報処理装置のうち
指定の情報処理装置へ他の情報処理装置から現時点の処
理情報のあるべき最新情報の問い合わせを実施し、問い
合わせの要求を受信したことを条件に、他の情報処理装
置に対して情報処理装置での処理情報の保有の無しの時
のみ情報保有装置に対し情報取得処理を実施し、他の情
報処理装置に対し現時点の最新情報を応答として返すこ
とを特徴とする分散型情報処理システムの情報の共有方
法を採用したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散型情報処理シ
ステムの情報処理方法に係わり、特に分散配置された複
数の情報処理装置において、同一情報を処理情報として
取得したい場合に好適な分散型情報処理システムの情報
の共有方法に関する。
ステムの情報処理方法に係わり、特に分散配置された複
数の情報処理装置において、同一情報を処理情報として
取得したい場合に好適な分散型情報処理システムの情報
の共有方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、計算機等の情報処理システムの高
性能化、低価格化、さらには、ネットワーク技術の発達
により、計算機システム等を分散化するための技術が進
展している。
性能化、低価格化、さらには、ネットワーク技術の発達
により、計算機システム等を分散化するための技術が進
展している。
【0003】このような情報処理システムにおいては各
計算機を分散して配置し複数の情報を取得しようとした
場合は、情報毎にサーバを決定し各情報の問い合わせを
実施したり、複数の情報を取得する場合、各情報毎に通
信で元の保有している装置に問い合わせする必要があっ
た。
計算機を分散して配置し複数の情報を取得しようとした
場合は、情報毎にサーバを決定し各情報の問い合わせを
実施したり、複数の情報を取得する場合、各情報毎に通
信で元の保有している装置に問い合わせする必要があっ
た。
【0004】つまり、各情報を共有化しようとした場合
は、サーバを決定し、必要なサーバが各装置への情報取
得を行い問い合わせに対応したり、サーバの間で通信に
より互いの情報を持ち合う必要性があった。
は、サーバを決定し、必要なサーバが各装置への情報取
得を行い問い合わせに対応したり、サーバの間で通信に
より互いの情報を持ち合う必要性があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に従い、分
散システムにおける情報の取得を実施しようとした場
合、システムの規模が大きくなるにつれ、1つの情報の
要求の度では、時間がかかる。一斉に情報入手をしよう
としても各情報に問い合わせしなくてはならず問題であ
った。
散システムにおける情報の取得を実施しようとした場
合、システムの規模が大きくなるにつれ、1つの情報の
要求の度では、時間がかかる。一斉に情報入手をしよう
としても各情報に問い合わせしなくてはならず問題であ
った。
【0006】また、サーバで相互に通信により情報を補
てんし情報を共有する方式では、情報の量が多くなると
通信量が増大し、ネットワークの負荷やサーバの計算機
の処理能力の良い高価なものにせざるを得ない面があっ
た。
てんし情報を共有する方式では、情報の量が多くなると
通信量が増大し、ネットワークの負荷やサーバの計算機
の処理能力の良い高価なものにせざるを得ない面があっ
た。
【0007】そこで、本発明においては、分散した複数
の計算機の情報を集めて参照したい場合において各計算
機の処理を少なくしかつ、通信量を少なくした情報の共
有方法を提供することを目的とする。
の計算機の情報を集めて参照したい場合において各計算
機の処理を少なくしかつ、通信量を少なくした情報の共
有方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに以下の手段が考えられる。
めに以下の手段が考えられる。
【0009】本発明は、分散配置された複数の情報処理
装置のうち指定の情報処理装置へ他の情報処理装置から
現時点の処理情報のあるべき最新情報の問い合わせを実
施し、問い合わせの要求を受信したことを条件に、他の
情報処理装置に対して情報処理装置での処理情報の保有
の無しの時のみ情報保有装置に対し情報取得処理を実施
し、他の情報処理装置に対し現時点の最新情報を応答と
して返すことを特徴とする分散型情報処理システムの情
報の共有方法を採用したものである。
装置のうち指定の情報処理装置へ他の情報処理装置から
現時点の処理情報のあるべき最新情報の問い合わせを実
施し、問い合わせの要求を受信したことを条件に、他の
情報処理装置に対して情報処理装置での処理情報の保有
の無しの時のみ情報保有装置に対し情報取得処理を実施
し、他の情報処理装置に対し現時点の最新情報を応答と
して返すことを特徴とする分散型情報処理システムの情
報の共有方法を採用したものである。
【0010】前記処理情報は、指定の情報処理装置にお
いて保有状態を監視し、処理情報の取得要求のある場合
は、周期的に情報の取得要求を本来の情報保有装置に実
施し情報を保有すること、また、処理情報の要求の無い
場合は、情報を保有しないことを特徴とする、分散型情
報処理システムの情報の共有方法である。
いて保有状態を監視し、処理情報の取得要求のある場合
は、周期的に情報の取得要求を本来の情報保有装置に実
施し情報を保有すること、また、処理情報の要求の無い
場合は、情報を保有しないことを特徴とする、分散型情
報処理システムの情報の共有方法である。
【0011】また、指定の情報処理装置においては、情
報の取得要求があるかどうか周期的に監視し要求の有無
により本来の情報保有装置に問い合わせを実施すること
を特徴としている。
報の取得要求があるかどうか周期的に監視し要求の有無
により本来の情報保有装置に問い合わせを実施すること
を特徴としている。
【0012】本発明によれば、分散配置された複数の情
報処理装置のうち指定の情報処理装置へ他の情報処理装
置から現時点の処理情報のあるべき最新情報の問い合わ
せを実施し、問い合わせの要求を受信したことを条件
に、他の情報処理装置に対して情報処理装置での処理情
報の保有の無しの時のみ情報保有装置に対し情報取得処
理を実施し、他の情報処理装置に対し現時点の最新情報
を応答として返すことを特徴とする分散型情報処理シス
テムの情報の共有方法を採用しているため通信量を必要
最小限に抑えることができる。
報処理装置のうち指定の情報処理装置へ他の情報処理装
置から現時点の処理情報のあるべき最新情報の問い合わ
せを実施し、問い合わせの要求を受信したことを条件
に、他の情報処理装置に対して情報処理装置での処理情
報の保有の無しの時のみ情報保有装置に対し情報取得処
理を実施し、他の情報処理装置に対し現時点の最新情報
を応答として返すことを特徴とする分散型情報処理シス
テムの情報の共有方法を採用しているため通信量を必要
最小限に抑えることができる。
【0013】また、この方法では応答性が必要な情報で
も情報が共有化されているため情報の入手までの時間を
必要最小限に抑えることができる。
も情報が共有化されているため情報の入手までの時間を
必要最小限に抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0015】図4に、本発明の一実施例を説明するため
の、ネットワーク構成例を示す。
の、ネットワーク構成例を示す。
【0016】401、402、403、405、40
6、408、409、410は装置を表す。
6、408、409、410は装置を表す。
【0017】各ネットワークである、ループ411、4
12とは、ルータ等の結合装置413を介して接続さ
れ、データ伝送が確実に行われる。
12とは、ルータ等の結合装置413を介して接続さ
れ、データ伝送が確実に行われる。
【0018】ここでは、装置401、402を情報管理
装置(最新情報を取得するための中継装置)、装置40
3、405、406、408を個別な最新情報を保有し
ている情報処理装置(便宜上、情報保有装置または問い
合わせ先装置)とする。装置409、410は情報保有
装置の最新情報に基づき処理を行なう情報処理装置(便
宜上、情報要求装置)とする。情報要求装置は情報管理
装置を経由して情報保有装置から最新の情報を入手し情
報処理を行なうものとする。
装置(最新情報を取得するための中継装置)、装置40
3、405、406、408を個別な最新情報を保有し
ている情報処理装置(便宜上、情報保有装置または問い
合わせ先装置)とする。装置409、410は情報保有
装置の最新情報に基づき処理を行なう情報処理装置(便
宜上、情報要求装置)とする。情報要求装置は情報管理
装置を経由して情報保有装置から最新の情報を入手し情
報処理を行なうものとする。
【0019】図1に情報管理装置の機能ブロック図を示
す。
す。
【0020】図1はネットワークを介して計算機が接続
されている。ネットワークとしては、例えば光ファイバ
を使用したLAN(ローカルエリアネットワーク)にて
実現できる。
されている。ネットワークとしては、例えば光ファイバ
を使用したLAN(ローカルエリアネットワーク)にて
実現できる。
【0021】計算機は、システム管理部、情報保有テー
ブル、問い合わせ先テーブル、ユーザプログラム、管理
情報ファイルで構成されている。
ブル、問い合わせ先テーブル、ユーザプログラム、管理
情報ファイルで構成されている。
【0022】これらは、例えば、計算機内の主記憶部
と、その中に格納されるプログラムにより実現される。
と、その中に格納されるプログラムにより実現される。
【0023】ユーザプログラムは、例えば、各種のアプ
リケーションプログラムであり、最新情報の中継処理を
行なうプログラムである。
リケーションプログラムであり、最新情報の中継処理を
行なうプログラムである。
【0024】システム管理部は、最新の処理情報を他装
置とやり取りするデータ送受信処理機能、情報の保有状
態を監視する情報保有状態監視機能、サーバに問い合わ
せを行なう情報問い合わせ処理機能、計算機自体の立ち
上げ、停止を行う構成制御処理機能、運用者への処理内
容を記録する記録編集処理機能を有する。
置とやり取りするデータ送受信処理機能、情報の保有状
態を監視する情報保有状態監視機能、サーバに問い合わ
せを行なう情報問い合わせ処理機能、計算機自体の立ち
上げ、停止を行う構成制御処理機能、運用者への処理内
容を記録する記録編集処理機能を有する。
【0025】なお、データの伝送は、予め定められた通
信プロトコルにより行われる。
信プロトコルにより行われる。
【0026】情報保有テーブルは、上記情報処理のため
の情報データの保有の手段であり、その内容は、データ
要求時に記録され、情報保有監視処理により必要性がチ
ェックされデータ問い合わせがある場合に更新される。
の情報データの保有の手段であり、その内容は、データ
要求時に記録され、情報保有監視処理により必要性がチ
ェックされデータ問い合わせがある場合に更新される。
【0027】問い合わせ先テーブルは、上記情報取得の
ための情報データの保有先を確認の手段であり、その内
容は、計算機のディスク上に記録され情報保有装置に変
更がある場合に更新される。
ための情報データの保有先を確認の手段であり、その内
容は、計算機のディスク上に記録され情報保有装置に変
更がある場合に更新される。
【0028】管理情報ファイルは、保有情報の参照内
容、取得方法の記録を残したファイルであり、例えばU
NIXファイルにより実現される。
容、取得方法の記録を残したファイルであり、例えばU
NIXファイルにより実現される。
【0029】同様に図2に、情報取得をしたい情報要求
装置の機能ブロック図を示す。
装置の機能ブロック図を示す。
【0030】ネットワークとしては、例えば光ファイバ
を使用したLAN(ローカルエリアネットワーク)にて
実現できる。
を使用したLAN(ローカルエリアネットワーク)にて
実現できる。
【0031】計算機は、システム管理部、ユーザプログ
ラムにより構成されている。
ラムにより構成されている。
【0032】これらは、例えば、計算機内の主記憶部
と、その中に格納されるプログラムにより実現される。
と、その中に格納されるプログラムにより実現される。
【0033】ユーザプログラムは、例えば、各種のアプ
リケーションプログラムであり、取得した情報を元に処
理を行なう情報処理のプログラムである。
リケーションプログラムであり、取得した情報を元に処
理を行なう情報処理のプログラムである。
【0034】システム管理部は、データを他装置とやり
取りするデータ送受信処理機能、情報取得のための取得
先装置(この場合、情報管理装置)を記録する情報取得
先処理を有する。
取りするデータ送受信処理機能、情報取得のための取得
先装置(この場合、情報管理装置)を記録する情報取得
先処理を有する。
【0035】なお、データの伝送は、予め定められた通
信プロトコルにより行われる。
信プロトコルにより行われる。
【0036】同様に図3に、情報を保有している問い合
わせ先装置(情報保有装置)の機能ブロック図を示す。
わせ先装置(情報保有装置)の機能ブロック図を示す。
【0037】ネットワークとしては、例えば光ファイバ
を使用したLAN(ローカルエリアネットワーク)にて
実現できる。
を使用したLAN(ローカルエリアネットワーク)にて
実現できる。
【0038】計算機は、システム管理部、ユーザプログ
ラムにより構成されている。
ラムにより構成されている。
【0039】これらは、例えば、計算機内の主記憶部
と、その中に格納されるプログラムにより実現される。
と、その中に格納されるプログラムにより実現される。
【0040】ユーザプログラムは、例えば、各種のアプ
リケーションプログラムであり、情報要求装置で必要と
するデータを処理結果として生成するプログラムであ
る。
リケーションプログラムであり、情報要求装置で必要と
するデータを処理結果として生成するプログラムであ
る。
【0041】システム管理部は、データを他装置とやり
取りするデータ送受信処理機能、情報管理装置が必要と
する情報を保有する情報保有機能を有する。
取りするデータ送受信処理機能、情報管理装置が必要と
する情報を保有する情報保有機能を有する。
【0042】さて、装置409から装置403へ情報取
得したい場合を考える。
得したい場合を考える。
【0043】まず、図6により、要求装置によるデータ
要求を示す。
要求を示す。
【0044】ステップ601により装置409から要求
すべき情報処理データの情報管理装置(装置401)に
対しデータ取得要求を行なう。
すべき情報処理データの情報管理装置(装置401)に
対しデータ取得要求を行なう。
【0045】ステップ602により情報管理装置からの
応答結果により取得した情報処理データを元に処理を行
なう。
応答結果により取得した情報処理データを元に処理を行
なう。
【0046】なお、装置401からの応答が取得できな
い場合や取得結果が異常のときは、再度ステップ601
からやり直すことができる(ステップ603)。
い場合や取得結果が異常のときは、再度ステップ601
からやり直すことができる(ステップ603)。
【0047】これにより正しい情報取得が可能となり取
得データの表示が可能となる(ステップ604)。
得データの表示が可能となる(ステップ604)。
【0048】本実施例では、データ伝送にあたって「P
OINT TO POINT回線」を使用するプロトコ
ル(通信規約)としてTCP/IP(Transmis
sion Control Protocol/Int
ernet Protocol)を使用する。本プロト
コルは、高い信頼性を有し、1対1通信を提供する伝送
規約である。
OINT TO POINT回線」を使用するプロトコ
ル(通信規約)としてTCP/IP(Transmis
sion Control Protocol/Int
ernet Protocol)を使用する。本プロト
コルは、高い信頼性を有し、1対1通信を提供する伝送
規約である。
【0049】伝送エラーのチェック機能、エラー時の再
送機能等を有する構成においても良い。
送機能等を有する構成においても良い。
【0050】図5に「POINT TO POINT回
線」を使用した伝送のイメージ図を示しておく。
線」を使用した伝送のイメージ図を示しておく。
【0051】次ぎに、図7により情報管理装置(装置4
01)における情報保有装置からの情報受信までの処理
手順を示す。
01)における情報保有装置からの情報受信までの処理
手順を示す。
【0052】ステップ701により、情報要求装置(装
置409)からの情報取得要求を受け付ける。
置409)からの情報取得要求を受け付ける。
【0053】このとき、要求している情報内容が情報保
有テーブルに記録されているか検索する(ステップ70
2)。
有テーブルに記録されているか検索する(ステップ70
2)。
【0054】情報内容が記録されていないときステップ
703により、情報保有装置へ保有情報の取得要求を実
施する。
703により、情報保有装置へ保有情報の取得要求を実
施する。
【0055】ステップ704では、上記703で要求し
た情報を管理装置から応答として受信し、情報内容を取
得する。
た情報を管理装置から応答として受信し、情報内容を取
得する。
【0056】この時、自装置で保有している情報保有テ
ーブルに情報取得した時間と取得した情報内容を記録す
る。
ーブルに情報取得した時間と取得した情報内容を記録す
る。
【0057】ステップ705により取得した情報内容を
応答として返す。
応答として返す。
【0058】ステップ702で応答すべき情報内容がす
でに存在している場合は、その結果をそのまま応答情報
として返す(ステップ706)。
でに存在している場合は、その結果をそのまま応答情報
として返す(ステップ706)。
【0059】この結果応答を返すことが可能となるが、
取得した情報内容が更新できないためシステム管理部の
情報保有状態監視処理により情報保有テーブルの取得デ
ータを一定時間経過で削除するようにする(ステップ8
01)。
取得した情報内容が更新できないためシステム管理部の
情報保有状態監視処理により情報保有テーブルの取得デ
ータを一定時間経過で削除するようにする(ステップ8
01)。
【0060】この一定時間とは、情報内容を作り出す周
期、または取得した情報処理の必要とする情報内容の精
度により調整する。
期、または取得した情報処理の必要とする情報内容の精
度により調整する。
【0061】このステップ801によりデータ更新が可
能となる。
能となる。
【0062】次ぎに、情報管理装置から情報保有装置へ
のデータ取得の処理手順について説明する。
のデータ取得の処理手順について説明する。
【0063】ステップ901により、情報要求装置(装
置401)からの情報取得要求を受け付ける。
置401)からの情報取得要求を受け付ける。
【0064】ステップ902では、情報保有装置が保有
情報を情報管理装置に対し応答する。
情報を情報管理装置に対し応答する。
【0065】以上で情報処理のデータ取得処理について
説明できた。
説明できた。
【0066】本実施例では、次ぎに複数の情報管理装置
で共有した場合について説明する。
で共有した場合について説明する。
【0067】装置409から装置401および装置40
2を経由して装置406、装置408で保有している保
有情報を取得する方法を考える。
2を経由して装置406、装置408で保有している保
有情報を取得する方法を考える。
【0068】前述の記述と同様の処理方法により装置4
02においては、装置406、装置408の情報を保有
している。
02においては、装置406、装置408の情報を保有
している。
【0069】このとき、装置401に対し装置409か
らのデータ取得処理は前述のステップ601、602に
より取得ができる。
らのデータ取得処理は前述のステップ601、602に
より取得ができる。
【0070】装置401から装置402に対しては、以
下の方式により実現する。
下の方式により実現する。
【0071】ステップ1001により、情報要求装置
(装置409)からの情報取得要求を受け付ける。
(装置409)からの情報取得要求を受け付ける。
【0072】このとき、要求している情報内容が情報保
有テーブルに記録されているか検索する(ステップ10
02)。
有テーブルに記録されているか検索する(ステップ10
02)。
【0073】情報内容が記録されていないときステップ
1003により、情報管理装置402へ保有情報の取得
要求を実施する。
1003により、情報管理装置402へ保有情報の取得
要求を実施する。
【0074】ステップ1004では、上記1003で要
求した情報を管理装置から応答として受信し、情報内容
を取得する。
求した情報を管理装置から応答として受信し、情報内容
を取得する。
【0075】この時、自装置で保有している情報保有テ
ーブルに情報取得した時間と取得した情報内容を記録す
る。
ーブルに情報取得した時間と取得した情報内容を記録す
る。
【0076】ステップ1005により取得した情報内容
を応答として返す。
を応答として返す。
【0077】ステップ1002で応答すべき情報内容が
すでに存在している場合は、その結果をそのまま応答情
報として返す(ステップ1006)。
すでに存在している場合は、その結果をそのまま応答情
報として返す(ステップ1006)。
【0078】この結果応答を返すことが可能となるが、
取得した情報内容が更新できないためシステム管理部の
情報保有状態監視処理により情報保有テーブルの取得デ
ータを一定時間経過で削除するようにする(これはステ
ップ801と同様の処理方式による)。
取得した情報内容が更新できないためシステム管理部の
情報保有状態監視処理により情報保有テーブルの取得デ
ータを一定時間経過で削除するようにする(これはステ
ップ801と同様の処理方式による)。
【0079】さらに、本実施例では、装置401から同
様処理方式で装置402に問い合わせを行なうこととし
たが装置401と装置402における通信頻度が少ない
場合は、装置401が情報要求と受け付けた段階で常に
装置402に問い合わせを行っても良い(装置402で
の情報保有に依存させるため)。
様処理方式で装置402に問い合わせを行なうこととし
たが装置401と装置402における通信頻度が少ない
場合は、装置401が情報要求と受け付けた段階で常に
装置402に問い合わせを行っても良い(装置402で
の情報保有に依存させるため)。
【0080】ここで、以上説明してきた本実施例による
動作と前述した従来の技術による動作を比較する。
動作と前述した従来の技術による動作を比較する。
【0081】従来の技術で述べたように、装置4014
9から装置405への情報取得は中継装置401を経て
段階的に実施するしかなかった。
9から装置405への情報取得は中継装置401を経て
段階的に実施するしかなかった。
【0082】また、多段の装置409から装置406な
どの情報取得は2つの中継装置401、402を経て実
施するしかなかった。
どの情報取得は2つの中継装置401、402を経て実
施するしかなかった。
【0083】しかし、情報取得対象装置が複数の広域分
散の形になると、一斉に情報取得依頼がきてしまい通信
上の処理の問題や、情報管理装置401の計算機の処理
能力を越えてしまうことが考えられる。
散の形になると、一斉に情報取得依頼がきてしまい通信
上の処理の問題や、情報管理装置401の計算機の処理
能力を越えてしまうことが考えられる。
【0084】対応として高価な計算機を401、402
に投入するなど運用者からみて負担が重くなった。
に投入するなど運用者からみて負担が重くなった。
【0085】さらに、運用者の使い勝手の低下などを招
いた場合に、この情掲処理の影響であることかどうかの
判断がつかないといったことが考えられる。
いた場合に、この情掲処理の影響であることかどうかの
判断がつかないといったことが考えられる。
【0086】一方、本実施例によれば分散配置された複
数の情報処理装置のうち指定の情報処理装置へ他の情報
処理装置から現時点の処理情報の取得の問い合わせを実
施し、情報管理装置にて保有している情報の有無を判断
して情報取得を実施しているため通信量を必要最小限に
抑えることができる。
数の情報処理装置のうち指定の情報処理装置へ他の情報
処理装置から現時点の処理情報の取得の問い合わせを実
施し、情報管理装置にて保有している情報の有無を判断
して情報取得を実施しているため通信量を必要最小限に
抑えることができる。
【0087】また、この方法では情報処理装置の使用に
制限を与える時間を周期的なサイクルにとどめることが
できるため、情報取得装置の都合で処理負担がかからな
いため高価な計算機を導入する必要はないと考えられ
る。
制限を与える時間を周期的なサイクルにとどめることが
できるため、情報取得装置の都合で処理負担がかからな
いため高価な計算機を導入する必要はないと考えられ
る。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、情報処
理装置の情報取得の負担の低減、通信量の分散による通
信負荷の低減ができる方法を提供することができる。
理装置の情報取得の負担の低減、通信量の分散による通
信負荷の低減ができる方法を提供することができる。
【図1】本発明を実施した場合の情報管理装置の機能ブ
ロックの例を示す図である。
ロックの例を示す図である。
【図2】本発明を実施した場合の情報要求装置の機能ブ
ロックの例を示す図である。
ロックの例を示す図である。
【図3】本発明を実施した場合の情報保有装置の機能ブ
ロックの例を示す図である。
ロックの例を示す図である。
【図4】本発明を実施した場合の構成例を示す図であ
る。
る。
【図5】POINT TO POINT伝送の説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明の一実施例における情報要求装置の処理
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例における情報管理装置の処理
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例における情報管理装置の処理
手順(監視手順)を示すフローチャートである。
手順(監視手順)を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例における情報保有装置の処理
手順(概要)を示すフローチャートである。
手順(概要)を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例における情報管理装置が複
数ある場合の処理手順を示すフローチャートである。
数ある場合の処理手順を示すフローチャートである。
…401…装置、402…装置、403…装置、404
…装置、405…装置、406…装置、407…装置、
408…装置、409…装置、410…装置、411…
ループ、412…ループ、413…ルータ等。
…装置、405…装置、406…装置、407…装置、
408…装置、409…装置、410…装置、411…
ループ、412…ループ、413…ルータ等。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 聡 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5B045 BB02 BB12 BB28 BB47 JJ02 JJ08 5B082 HA05 5B089 GA21 JA11 KA06 KA07 KC28 KC47 KE02
Claims (6)
- 【請求項1】 分散配置された複数の情報処理装置のう
ち指定の情報処理装置へ他の情報処理装置から現時点の
処理情報のあるべき最新情報の問い合わせを実施し、問
い合わせの要求を受信したことを条件に、他の情報処理
装置に対して情報処理装置での処理情報の保有の無しの
時のみ情報保有装置に対し情報取得処理を実施し、他の
情報処理装置に対し現時点の最新情報を応答として返す
ことを特徴とする分散型情報処理システムの情報の共有
方法。 - 【請求項2】 請求項1において、前記処理情報は、指
定の情報処理装置において保有状態を監視し、処理情報
の取得要求のある場合は、周期的に情報の取得要求を本
来の情報保有装置に実施し情報を保有すること、また、
処理情報の要求の無い場合は、情報を保有しないことを
特徴とする、分散型情報処理システムの情報の共有方
法。 - 【請求項3】 請求項1または2において、指定の情報
処理装置においては、情報の取得要求があるかどうか周
期的に監視し要求の有無により本来の情報保有装置に問
い合わせを実施することを特徴とする、分散システムの
情報の共有方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
指定の情報処理装置への問い合わせ先を各装置にて管理
することを特徴とする分散システムの情報の共有方法。 - 【請求項5】 請求項1において、他の情報処理装置
は、指定の情報処理装置を決定し問い合わせを実施する
ことを特徴とする分散システムの情報の共有方法。 - 【請求項6】 請求項1において、共有した情報の共得
した際の記録を各装置において残しておき、必要に応じ
て情報処理装置にて参照することが可能であることを特
徴とする分散システムの情報の共有方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11208660A JP2001034581A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 分散型情報処理システムの情報の共有方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11208660A JP2001034581A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 分散型情報処理システムの情報の共有方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001034581A true JP2001034581A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16559948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11208660A Pending JP2001034581A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 分散型情報処理システムの情報の共有方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001034581A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012525657A (ja) * | 2009-05-01 | 2012-10-22 | マイクロソフト コーポレーション | 共同オーサリングのチャネル横断の一貫性 |
US10171354B2 (en) | 2014-03-28 | 2019-01-01 | Nec Corporation | Communication processing system, communication processing apparatus, communication processing method, and storage medium |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP11208660A patent/JP2001034581A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012525657A (ja) * | 2009-05-01 | 2012-10-22 | マイクロソフト コーポレーション | 共同オーサリングのチャネル横断の一貫性 |
US10171354B2 (en) | 2014-03-28 | 2019-01-01 | Nec Corporation | Communication processing system, communication processing apparatus, communication processing method, and storage medium |
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