JP2001034488A - 共有リソース管理システムおよび共有リソース管理方法 - Google Patents

共有リソース管理システムおよび共有リソース管理方法

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JP2001034488A
JP2001034488A JP11208700A JP20870099A JP2001034488A JP 2001034488 A JP2001034488 A JP 2001034488A JP 11208700 A JP11208700 A JP 11208700A JP 20870099 A JP20870099 A JP 20870099A JP 2001034488 A JP2001034488 A JP 2001034488A
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Yutaka Matsuura
豊 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、汎用OS上で実現するアプリケー
ションソフトの利用可能な範囲内で汎用OSが提供する
共有リソースの有効利用を図る共有リソース管理システ
ムおよび共有リソース管理方法を提供することを課題と
する。 【解決手段】 特定のアプリケーションソフトにおける
共有リソースの捕捉処理、接続/接続解除処理、および
解放処理を一元的に管理する手段と、共有リソースの利
用状況を把握する手段と、当該アプリケーションソフト
の設計の際に規定される共有リソースの利用条件と当該
把握した共有リソースの利用状況の相互比較を基にリソ
ース利用の面での適切な障害検出および障害対処を実行
する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共有リソース管理
技術に係り、特に汎用OS(OperatingSys
tem:オペレーティングシステム)上で実現するアプ
リケーションソフトの利用可能な範囲内で汎用OSが提
供する共有リソースの有効利用を図る共有リソース管理
システムおよび共有リソース管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、汎用OS上で実現するアプリケー
ション・ソフトを開発場合、開発する時点で汎用OSか
ら提供される共有リソースを有効に利用した設計を行う
ことが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は、汎用OS上で実現するアプリケーション・ソフト
を開発する時点で、汎用OSから提供される共有リソー
スの有効利用を目的とした設計がなされるが、動作環境
の個別の事情(システムの運用状況)などにより生じる
設計とのギャップにより、必要リソース不足による捕捉
不能状態、共有リソースの過剰捕捉による全体量の不足
などの弊害が運用環境にて発生することがあるが、設計
へのフィード・バックを含め、発生しうる弊害を防止し
たり、解消するための仕組みは、OSレベルでの利用量
上限の制約によるガード以外に存在せず、共有リソース
の有効利用を追求・実現する標準的な仕組みはないとい
う問題点があった。
【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、汎用OS上で実現
するアプリケーションソフトの利用可能な範囲内で汎用
OSが提供する共有リソースの有効利用を図る共有リソ
ース管理システムおよび共有リソース管理方法を提供す
る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、汎用OS上で実現するアプリケーションソフト
の利用可能な範囲内で汎用OSが提供する共有リソース
の有効利用を図る共有リソース管理システムであって、
特定のアプリケーションソフトにおける共有リソースの
捕捉処理、接続/接続解除処理、および解放処理を一元
的に管理する手段と、汎用OSが提供する前記共有リソ
ースの利用状況を把握する手段と、アプリケーションソ
フトの設計の際に規定される共有リソースの利用条件と
当該把握した共有リソースの利用状況の相互比較を基に
リソース利用の面での適切な障害検出および障害対処を
実行する手段を有することを特徴とする共有リソース管
理システムに存する。また、請求項2に記載の発明の要
旨は、汎用OSが提供する前記共有リソースの利用状況
を統計データとして蓄積する手段を有することを特徴と
する請求項1に記載の共有リソース管理システムに存す
る。また、請求項3に記載の発明の要旨は、汎用OSが
提供する前記共有リソースの利用効率を判定基準として
設計の妥当性を検討してアプリケーションソフトの設計
にフィード・バックする手段を有することを特徴とする
請求項1または2に記載の共有リソース管理システムに
存する。また、請求項4に記載の発明の要旨は、汎用O
Sが提供する前記共有リソースの利用状況を統計的に整
理して設計の妥当性の吟味およびフィード・バックを実
行する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の
いずれか一項に記載の共有リソース管理システムに存す
る。また、請求項5に記載の発明の要旨は、前記共有リ
ソースとは、アプリケーションソフトとプロセスとの間
で共用が可能であって、当該アプリケーションソフトの
任意の利用に供されるリソースであることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の共有リソース管
理システムに存する。また、請求項6に記載の発明の要
旨は、アプリケーションソフトの設計時に規定される共
有リソース利用条件を格納する共有メモリ利用規定デー
タベースを有することを特徴とする請求項1乃至5のい
ずれか一項に記載の共有リソース管理システムに存す
る。また、請求項7に記載の発明の要旨は、システム稼
動時の前記共有リソースの利用状況を管理するためのデ
ータベースであって、現時点において利用されている前
記共有リソース上の領域ごとに利用状態、利用者情報、
利用サイズ、領域確保時間、操作開始時間、操作終了時
間を管理する共有メモリ利用状況DBを有することを特
徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の共有リ
ソース管理システムに存する。また、請求項8に記載の
発明の要旨は、共有メモリ利用中に発生した障害、およ
び、当障害への対処を記録するためのデータベースであ
る共有メモリ操作障害状況DBを有することを特徴とす
る請求項1乃至5のいずれか一項に記載の共有リソース
管理システムに存する。また、請求項9に記載の発明の
要旨は、前記共有メモリ利用状況DBが管理する情報を
基に統計情報を管理するためのデータベースであって、
前記共有リソースについて共有リソース種別ごとの延べ
利用量および延べ確保回数を管理するとともに、用途ご
との領域保持期間、用途ごとの操作期間、用途ごとの延
べ利用量、用途ごとの確保回数、用途ごとの操作試行
数、用途ごとの操作障害発生数の少なくともいずれかを
管理する共有メモリ操作統計情報DBを有することを特
徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の共有リ
ソース管理システムに存する。また、請求項10に記載
の発明の要旨は、前記共有リソース内の特定領域の確保
・接続・接続解除・解放処理を実行する共有リソース操
作手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいず
れか一項に記載の共有リソース管理システムに存する。
また、請求項11に記載の発明の要旨は、前記共有リソ
ース操作手段は、ユーザ・プロセスの一要素として実装
され、ユーザ・プロセスからの要求に応じて前記共有リ
ソースの操作を実施する機能、および前記共有リソース
の操作の過程で必要に応じてOSチューニング情報、共
有メモリ利用規定DB、共有メモリ利用状況DB、共有
メモリ操作障害状況DB、共有メモリ操作統計情報DB
のそれぞれにアクセスし、情報を操作する機能、処理中
に検出した障害および論理矛盾について自律メッセージ
を用いて保守者に報告する機能を有していることを特徴
とする請求項11に記載の共有リソース管理システムに
存する。また、請求項12に記載の発明の要旨は、前記
共有リソースの操作に関連する統計情報の編集・通知処
理を実行する管理系プロセスであって、保守者の要求に
従い前記共有メモリ操作統計情報DBにて管理する統計
情報を抽出するとともに、必要に応じて加工したうえで
所定の帳票に編集し報告する統計情報収集・編集手段を
有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項
に記載の共有リソース管理システムに存する。また、請
求項13に記載の発明の要旨は、汎用OS上で実現する
アプリケーションソフトの利用可能な範囲内で汎用OS
が提供する共有リソースの有効利用を図る共有リソース
管理方法であって、特定のアプリケーションソフトにお
ける共有リソースの捕捉処理、接続/接続解除処理、お
よび解放処理を一元的に管理する工程と、汎用OSが提
供する前記共有リソースの利用状況を把握する工程と、
アプリケーションソフトの設計の際に規定される共有リ
ソースの利用条件と当該把握した共有リソースの利用状
況の相互比較を基にリソース利用の面での適切な障害検
出および障害対処を実行する工程を有することを特徴と
する共有リソース管理方法に存する。また、請求項14
に記載の発明の要旨は、汎用OSが提供する前記共有リ
ソースの利用状況を統計データとして蓄積する工程を有
することを特徴とする請求項13に記載の共有リソース
管理方法に存する。また、請求項15に記載の発明の要
旨は、汎用OSが提供する前記共有リソースの利用効率
を判定基準として設計の妥当性を検討してアプリケーシ
ョンソフトの設計にフィード・バックする工程を有する
ことを特徴とする請求項13または14に記載の共有リ
ソース管理方法に存する。また、請求項16に記載の発
明の要旨は、汎用OSが提供する前記共有リソースの利
用状況を統計的に整理して設計の妥当性の吟味およびフ
ィード・バックを実行する工程を有することを特徴とす
る請求項13乃至15のいずれか一項に記載の共有リソ
ース管理方法に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に示す各実施の形態の第1の
特徴は、汎用OS(Operating Syste
m:オペレーティングシステム)上で実現するアプリケ
ーションソフトにおける共有リソースの捕捉処理、接続
/接続解除処理、および解放処理を一元的に管理する手
段と、共有リソースの利用状況を把握する手段と、当該
アプリケーションソフトの設計の際に規定される共有リ
ソースの利用条件と当該把握した共有リソースの利用状
況の相互比較を基にリソース利用の面での適切な障害検
出および障害対処を実行する手段を設けることにより、
汎用OS上で実現するアプリケーションソフトの利用可
能な範囲内で汎用OSが提供する共有リソースの有効利
用を実現できることにある。そして第2の特徴は、共有
リソースの利用状況を統計データとして蓄積する手段
と、共有リソースの利用効率を判定基準として設計の妥
当性を検討して当該設計にフィード・バックする手段を
設けることにより、共有リソースの利用状況を統計的に
整理して設計の妥当性の吟味およびフィード・バックで
きることにある。なお、本発明の操作対象とする共有リ
ソースとは、汎用OSにより利用量が管理・制限される
が、アプリケーションソフト・プロセスにて共用が可能
であり、かつ、アプリケーションソフトの任意の利用に
供される共有リソースを意味する。具体的な共有リソー
スしては、メッセージ・キューや共有メモリが挙げられ
るが、これに特に限定されるものではない。以下、本発
明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る共有リソース管理システム30を
説明するための原理図である。図1において、1はOS
チューニング情報、2は共有メモリ利用規定DB、3は
共有メモリ利用状況DB、4は共有メモリ操作障害状況
DB、5は共有メモリ操作統計情報DB、10は汎用O
S(基本ソフトウェア)、11は共有リソース操作手
段、12は統計情報収集・編集手段、13は動作状態監
視手段、30は共有リソース管理システムを示してい
る。図1を参照すると、本実施の形態の共有リソース管
理システム30は、OSチューニング情報1、共有メモ
リ利用規定DB2、共有メモリ利用状況DB3、共有メ
モリ操作障害状況DB4、共有メモリ操作統計情報DB
5、汎用OS10(基本ソフトウェア、例えば、UNI
X)、共有リソース操作手段11、統計情報収集・編集
手段12、動作状態監視手段13を備えている。
【0008】本実施の形態の共有リソースとしては、汎
用OS10を経由してユーザプロセス(アプリケーショ
ンソフト)が確保・利用できる資源であって、具体的に
は、CPU、メモリ、IOP(I/Oプロセッサ)、お
よび、2次記憶装置(ハードディスクなど)をイメージ
する。特に汎用OS10の代表であるUNIXには、
「IPC(Inter−Process Commun
ication)」という機能が具備されており、ユー
ザプロセスの任意にて利用可能な資源の利用形態が存在
する。本実施の形態は、共有リソース利用の計画と現実
のすり合わせのために有効な情報を管理・分析する仕組
み(ソフト的なコンポーネント)を対象としており、特
定の共有リソースを対象としたものではないが、少なく
とも、上記IPC機能に関連するリソースは、発明の操
作対象となる。
【0009】本実施の形態では、複数のユーザ・プロセ
スにて特定の目的のために確保・利用されるメモリを共
有メモリとして用いている。以下に共有メモリの確保の
手順について説明する。まず、共有メモリにおける領域
の確保について説明する。本実施の形態では、ユーザ・
プロセスは、ある特定の条件(領域の識別情報、確保サ
イズ、確保の条件)とともに、まず、領域の確保を実施
する。領域は、必要に応じて物理メモリにマッピングさ
れる(実際のメモリアクセスが発生した時点で物理メモ
リにマッピングされる)仮想の領域となる。また、ユー
ザ・プロセスが領域を確保しようとした際、当該領域が
「確保済み」である場合は、指定した確保の条件によ
り、正常と認識されたり、異常と認識されたりする。例
えば、排他的な確保を指示した場合、「確保済み」の状
態は、異常として扱う。
【0010】次に、共有メモリにおける領域へのアクセ
ス(アタッチ)・利用の開始について説明する。本実施
の形態では、既に確保された領域に対して、実際の操作
(メモリアクセス)を実施するために、まず、領域への
アクセスを実施する。また、アクセスしようとした領域
が存在しない場合は、異常として扱う。また、ユーザ・
プロセスは、領域にアクセスすることにより、アクセス
のために必要な情報(メモリアドレス)を取得すること
ができる。
【0011】次に、共有メモリにおける領域の切り放し
(デタッチ)・利用の終了について説明する。本実施の
形態では、ユーザ・プロセスの処理の状況に応じて、当
該領域の操作が不要になった時点で、切り放しの処理を
実施する。当該切り放しの処理は、処理を発行したユー
ザ・プロセスが、当該領域との関連を断ち切るための手
段であり、領域をシステム返却するものではなく、別の
ユーザ・プロセスが(同一の目的で)利用していること
も想定される。
【0012】最後に、共有メモリにおける領域の開放に
ついて説明する。本実施の形態では、当該領域の必要性
がなくなった時点で、システムへの資源の返却を目的と
した解放処理が実施する。当該解放処理は、ユーザ・プ
ロセスの責任範囲であり、利用者がいなくなったことを
前提に実施する。
【0013】以上説明したように本実施の形態では、共
有メモリに対する確保、利用開始・終了、解放が完全に
独立した手順で実行されることとなる。
【0014】OSチューニング情報1は、汎用OS10
のチューニング情報であり、OSレベルでの共有リソー
スの利用条件を規定するものであり、アプリケーション
ソフトが共有リソースを利用する際の絶対的な制約とな
る。
【0015】共有メモリ利用規定DB2は、アプリケー
ションソフトの設計時に規定される共有リソース利用条
件を格納するデータベースである。共有メモリ利用規定
DB2に格納される情報として、共有リソース種別、用
途、論理キー、利用下限サイズ、利用上限サイズ、利用
資格、自動解放の要否を管理する。ここで、共有リソー
ス種別とは、汎用OS10が提供する共有リソースの管
理区分、例えば、メッセージ・キューや共有メモリなど
に相当するものである。また、用途とは、アプリケーシ
ョンソフトが意図する共有リソースの利用目的であり、
基本的には、用途ごとに必要な量だけ共有リソース内の
特定領域を捕捉することとなる。また、論理キーとは、
共有リソースの利用対象領域を特定するためにアプリケ
ーションソフトが利用する静的な情報である。通常、共
有リソース中の領域は汎用OS10が動的に確保するた
め、論理キーは、汎用OS10により動的に確保された
領域に対し一意に割り当てられた物理キーと対応づけら
れる。また、利用下限サイズは、共有リソースの利用対
象領域を運用するための必要最低限のサイズ(下限サイ
ズ)に設定されている。このため、当該下限サイズを下
回る大きさの領域確保処理は禁止されることになる。ま
た、利用上限サイズは、共有リソースの利用対象領域を
運用するために許容される最大限のサイズ(上限サイ
ズ)に設定されている。このため、当該上限サイズを上
回る大きさの領域確保処理は禁止される。また、利用資
格とは、当該領域を利用するアプリケーションソフトを
限定するために規定される情報であり、利用する際に条
件が満たされないアプリケーションソフトの操作処理
は、禁止される。また、自動解放の要否とは、当該領域
のユーザが存在せず領域のみ存在する状態において、共
有リソース管理システム30が当該領域を自動的に解放
すべきか否かを規定する情報となる。
【0016】共有メモリ利用状況DB3は、システム稼
動時の共有リソースの利用状況を管理するためのデータ
ベースである。現時点において利用されている共有リソ
ース上の領域ごとに利用状態、利用者情報、利用サイ
ズ、領域確保時間、操作開始時間、操作終了時間を管理
する機能を有している。ここで、利用状態とは、領域確
保済み、操作中、操作済み(未解放)のいずれかの状態
を現状態として表すものである。また、ユーザ情報と
は、当該領域を現在利用しているものの特定情報(例え
ば、利用の主体をプロセスとした場合のプロセス名やプ
ロセスID)を意味する。また、利用サイズとは、当該
領域の現サイズを表すものである。また、領域確保時間
とは、共有リソース内に当該領域を確保した日時を意味
する。また、操作開始時間とは、当該領域の最初のユー
ザが操作を開始した日時を意味する。また、操作終了時
間とは、当該領域の最後のユーザが操作を完了した日時
を意味する。
【0017】共有メモリ操作障害状況DB4は、共有メ
モリ利用中に発生した障害、および、当障害への対処を
記録するためのデータベースである。
【0018】共有メモリ操作統計情報DB5は、共有メ
モリ利用状況DB3が管理する情報を基に統計情報を管
理するためのデータベースである。具体的には、共有リ
ソース管理システム30にて操作する共有リソースにつ
いて、共有リソース種別ごとの延べ利用量および延べ確
保回数を管理するとともに、用途ごとの領域保持期間
(累積)、用途ごとの操作期間(累積)、用途ごとの延
べ利用量、用途ごとの確保回数、用途ごとの操作試行数
(累積)、および用途ごとの操作障害発生数(累積)を
管理する機能を有している。
【0019】共有リソース操作手段11は、共有リソー
ス内の特定領域の確保・接続・接続解除・解放処理を実
行するプロセスである。共有リソース操作手段11は、
独立した存在ではなく、ユーザ・プロセスの一要素とし
て実装され、ユーザ・プロセスからの要求に応じて共有
リソースの操作を実施する機能、および共有リソースの
操作の過程で、必要に応じてOSチューニング情報1、
共有メモリ利用規定DB2、共有メモリ利用状況DB
3、共有メモリ操作障害状況DB4、共有メモリ操作統
計情報DB5のそれぞれにアクセスし、情報を操作する
機能、処理中に検出した障害および論理矛盾について自
律メッセージを用いて保守者に報告する機能を有してい
る。
【0020】統計情報収集・編集手段12は、共有リソ
ースの操作に関連する統計情報の編集・通知処理を実行
する管理系プロセスである。具体的には、保守者の要求
に従い、共有メモリ操作統計情報DB5にて管理する統
計情報を抽出し、また必要に応じて加工したうえで、所
定の帳票に編集し報告する。加工される情報は、共有リ
ソース種別ごとの平均利用量(=延べ利用量/延べ確保
回数)、用途ごとの平均利用量(=延べ利用量/確保回
数)、用途ごとの利用率(=操作期間×100/領域保
持期間)、用途ごとの障害率(=操作障害発生数×10
0/操作試行数)とする。
【0021】動作状態監視手段13は、共有リソース管
理システム30の動作状態を監視する管理系プロセスで
あって、定期的に共有リソースの操作状況を監視する機
能、障害の発生状況をモニタする機能、自動解放対象の
領域でありながら未解放状態にある領域を検出して解放
する機能を有している。
【0022】次に共有リソース管理システム30の動作
(共有リソース管理方法)について説明する。上記共有
リソース管理システム30における共有リソース操作手
段11に関連する動作は、ユーザ・プロセスからの要求
に応じて、領域確保、領域への接続、領域との接続解
除、領域解放の4つに分類できる。この4つの動作を、
それぞれ、図2、図3、図4、図5のフローチャートを
用いて説明する。
【0023】初めに、領域確保の動作について説明す
る。図2は領域確保の動作を説明するためのフローチャ
ートである。図2を参照すると、本実施の形態では、ま
ず、入力情報として、共有リソース種別、用途、ユーザ
の想定する利用サイズを要求条件として受け取り、共有
メモリ利用規定DB2より関連情報を抽出(ステップS
200)して相互比較することにより、要求条件の妥当
性を吟味(ステップS201)する。要求条件に問題が
ある場合(ステップS201’の「あり」)は、問題の状
況を共有メモリ操作障害状況DB4に記録(ステップS
210)し、必要に応じて自律メッセージを出力(ステ
ップS211)した後、要求拒否の状態で処理を終了す
る(ステップS212)。要求条件に問題がない場合
(ステップS201’の「なし」)は、当該領域の存在を
確認(ステップS202)し、存在しなければ(ステッ
プS202’の「しない」)、汎用OS10が提供するA
PIを利用し、新規に領域を確保(ステップS203)
する。確保処理成功時(ステップS203’の「成功」)
は、確保実績を共有メモリ利用状況DB3と共有メモリ
操作統計情報DB5に記録し(ステップS204)、確
保完了の状態で処理を終了(ステップS205)する。
確保処理が失敗した場合(ステップS203’の「失
敗」)は、問題の状況を共有メモリ操作障害状況DB4
に記録(ステップS207)し、必要に応じて自律メッ
セージを出力(ステップS208)した後、確保失敗の
状態で処理を終了(ステップS209)する。所定の領
域が既に存在する場合(ステップS202’の「す
る」)は、領域確保は実施せずに、領域既存の状態で処
理を終了(ステップS206)する。
【0024】次に、領域への接続の動作について説明す
る。図3は領域への接続の動作を説明するためのフロー
チャートである。図3を参照すると、本実施の形態で
は、まず、入力情報として、共有リソース種別、用途、
ユーザの想定する利用サイズを要求条件として受け取
り、共有メモリ利用規定DB2より関連情報を抽出(ス
テップS300)して相互比較することにより、要求条
件の妥当性を吟味(ステップS301)する。要求条件
に問題がある場合(ステップS301’の「あり」)は、
問題の状況を共有メモリ操作障害状況DB4と共有メモ
リ操作統計情報DB5に記録(ステップS311)し、
必要に応じて自律メッセージを出力(ステップS31
2)した後、要求拒否の状態で処理を終了(ステップS
313)する。要求条件に問題がない場合(ステップS
301’の「なし」)は、当該領域の存在を確認し(ステ
ップS302)、存在しない場合(ステップS302’
の「しない」)は、問題の状況を共有メモリ操作障害状況
DB4と共有メモリ操作統計情報DB5に記録(ステッ
プS306)し、領域なしの状態で処理を終了(ステッ
プS307)する。領域が存在する場合(ステップS3
02’の「する」)は、汎用OS10が提供するAPIを
利用し、領域への接続を実施(ステップS303)す
る。接続成功時(ステップS303’の「成功」)は、接
続実績を共有メモリ利用状況DB3と共有メモリ操作統
計情報DB5に記録(ステップS304)し、接続完了
の状態で処理を終了(ステップS305)する。接続処
理が失敗した場合(ステップS303’の「失敗」)は、
問題の状況を共有メモリ操作障害状況DB4と共有メモ
リ操作統計情報DB5に記録(ステップS308)し、
必要に応じて自律メッセージを出力(ステップS30
9)した後、接続失敗の状態で処理を終了(ステップS
310)する。
【0025】次に、領域との接続解除の動作について説
明する。図4は領域との接続解除の動作を説明するため
のフローチャートである。図4を参照すると、本実施の
形態では、まず、入力情報として、共有リソース種別、
用途、ユーザの想定する利用サイズを要求条件として受
け取り、共有メモリ利用規定DB2より関連情報を抽出
(ステップS400)して相互比較することにより、要
求条件の妥当性を吟味(ステップS401)する。要求
条件に問題がある場合(ステップS401’の「あり」)
は、問題の状況を共有メモリ操作障害状況DB4と共有
メモリ操作統計情報DB5に記録(ステップS411)
し、必要に応じて自律メッセージを出力(ステップS4
12)した後、要求拒否の状態で処理を終了(ステップ
S413)する。要求条件に問題がない場合(ステップ
S401’の「なし」)は、当該領域の存在を確認(ステ
ップS402)し、存在しない場合(ステップS40
2’の「しない」)は、問題の状況を共有メモリ操作障害
状況DB4と共有メモリ操作統計情報DB5に記録(ス
テップS406)し、領域なしの状態で処理を終了(ス
テップS407)する。領域が存在する場合(ステップ
S402’の「する」)は、汎用OS10が提供するAP
Iを利用し、領域への接続の解除を実施(ステップS4
03)する。解除成功時(ステップS403’の「成
功」)は、解除実績を共有メモリ利用状況DB3と共有
メモリ操作統計情報DB5に記録(ステップS404)
し、解除完了の状態で処理を終了(ステップS405)
する。解除処理が失敗した場合(ステップS403’の
「失敗」)は、問題の状況を共有メモリ操作障害状況DB
4と共有メモリ操作統計情報DB5に記録(ステップS
408)し、必要に応じて自律メッセージを出力(ステ
ップS409)した後、解除失敗の状態で処理を終了
(ステップS410)する。
【0026】次に、領域解放の動作について説明する。
図5は領域解放の動作を説明するためのフローチャート
である。図5を参照すると、本実施の形態では、まず、
入力情報として、共有リソース種別、用途、ユーザの想
定する利用サイズを要求条件として受け取り、共有メモ
リ利用規定DB2より関連情報を抽出(ステップS50
0)して相互比較することにより、要求条件の妥当性を
吟味(ステップS501)する。要求条件に問題がある
場合(ステップS501’の「あり」)は、問題の状況を
共有メモリ操作障害状況DB4に記録(ステップS51
0)し、必要に応じて自律メッセージを出力(ステップ
S511)した後、要求拒否の状態で処理を終了(ステ
ップS512)する。要求条件に問題がない場合(ステ
ップS501’の「なし」)は、当該領域の存在を確認
(ステップS502)し、存在しなければ(ステップS
502’の「なし」)、領域なしの状態で処理を終了(ス
テップS506)する。
【0027】領域が存在する場合(ステップS502’
の「する」)は、汎用OS10が提供するAPIを利用し
領域を解放(ステップS503)する。解放処理成功時
(ステップS503’の「成功」)は、解放実績を共有メ
モリ利用状況DB3と共有メモリ操作統計情報DB5に
記録(ステップS504)し、解放完了の状態で処理を
終了(ステップS505)する。解放処理が失敗した場
合(ステップS503’の「失敗」)は、問題の状況を共
有メモリ操作障害状況DB4に記録(ステップS50
7)し、必要に応じて自律メッセージを出力(ステップ
S508)した後、解放失敗の状態で処理を終了(ステ
ップS509)する。
【0028】次に、図1の共有リソース管理システム3
0における統計情報収集・編集手段12に関連する動作
を図6のフローチャートを用いて説明する。図6は統計
情報収集・編集手段12の動作を説明するためのフロー
チャートである。図6を参照すると、本実施の形態で
は、まず、入力情報として、報告対象情報種別(ただ
し、全部という指定も想定する)、報告指定時間(ただ
し、即時という指定も想定する)、報告様式(ただし、
報告用の帳票が複数ある場合を想定する)を要求条件と
して受け取り、要求の妥当性を吟味(ステップS60
1)する。要求条件に問題がある場合(ステップS60
1’の「あり」)は、問題の状況を共有メモリ操作障害状
況DB4に記録(ステップS606)し、必要に応じて
自律メッセージを出力(ステップS607)した後、要
求拒否の状態で処理を終了(ステップS608)する。
要求条件に問題がない場合(ステップS601’の「な
し」)は、報告指定時間を確認し、即時報告でない場合
(ステップS601”の「しない」)は、汎用OS10が
提供するタイマ機能を利用して処理を予約(ステップS
605)し、所定の状態で処理を終了(ステップS60
5’)する。即時報告の場合(ステップS601”の
「する」)は、共有メモリ操作統計情報DB5にアクセス
し、共有メモリ操作統計情報DB5から統計情報を抽出
(ステップS601''')するとともに、情報の加工を
実施(ステップS602)する。その後、指定された帳
票もしくはデフォルトの帳票を編集(ステップS60
3)し、結果を出力(ステップS604)し、所定の状
態で処理を終了(ステップS604’)する。
【0029】次に、図1の共有リソース管理システム3
0における動作状態監視手段13に関連する動作を図7
のフローチャートを用いて説明する。図7は、動作状態
監視手段13の動作を説明するためのフローチャートで
ある。図7に規定する動作は、周期的に起動されること
を前提とする。図7を参照すると、本実施の形態では、
まず、共有メモリ操作障害状況DB4にアクセスし前回
調査時以降の障害情報を抽出(ステップS701)す
る。次いで、抽出された障害状況を分析(ステップS7
02)し、報告が必要と判断した場合(ステップS70
2’「要」)、自律メッセージを用いて保守者に報告(ス
テップS703)する。さらに、共有メモリ利用規定D
B2と共有メモリ利用状況DB3にアクセスし、「自動
解放が必要でかつ現在未解放の状態である」条件に合致
するリソース情報を抽出(ステップS704)する。抽
出した情報を基にそれぞれのリソースにアクセスして領
域の存在を確認し、存在する場合は自動解放を実施(ス
テップS705)する。
【0030】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、ア
プリケーションソフトレベルで共有リソースの利用を制
御することにより、利用効率を向上させるとともに、O
Sレベルでの弊害の発生を回避できることである。そし
て第2の効果は、共有リソースの利用状況を統計的に整
理することにより、設計の妥当性の吟味およびフィード
・バックできることである。
【0031】(第2の実施の形態)本発明は、上記第1
の実施の形態の他、システム動作環境のシミュレータな
どに適用することで、共有リソースの利用をシミュレー
トし統計情報を収集・分析し、設計時点での既定値の精
度を向上させることにも有効である。
【0032】なお、本発明の操作対象とする共有リソー
スとは、汎用OSにより利用量が管理・制限されるが、
アプリケーションソフト・プロセスにて共用が可能であ
り、かつ、アプリケーションソフトの任意の利用に供さ
れる共有リソースを意味する。具体的な共有リソースし
ては、メッセージ・キューや共有メモリが挙げられる
が、これに特に限定されるものではない。また、本発明
が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の
範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ること
は明らかである。また上記構成部材の数、位置、形状等
は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で
好適な数、位置、形状等にすることができる。また、各
図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、ア
プリケーションレベルで共有リソースの利用を制御する
ことにより、利用効率を向上させるとともに、OSレベ
ルでの弊害の発生を回避できることである。そして第2
の効果は、共有リソースの利用状況を統計的に整理する
ことにより、設計の妥当性の吟味およびフィード・バッ
クできることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る共有リソース
管理システムを説明するための原理図である。
【図2】領域確保の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】領域への接続の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】領域との接続解除の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】領域解放の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図6】統計情報収集・編集手段の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】動作状態監視手段の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…OSチューニング情報 2…共有メモリ利用規定DB 3…共有メモリ利用状況DB 4…共有メモリ操作障害状況DB 5…共有メモリ操作統計情報DB 10…汎用OS(基本ソフトウェア) 11…共有リソース操作手段 12…統計情報収集・編集手段 13…動作状態監視手段 30…共有リソース管理システム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用OS上で実現するアプリケーション
    ソフトの利用可能な範囲内で汎用OSが提供する共有リ
    ソースの有効利用を図る共有リソース管理システムであ
    って、 特定のアプリケーションソフトにおける共有リソースの
    捕捉処理、接続/接続解除処理、および解放処理を一元
    的に管理する手段と、 汎用OSが提供する前記共有リソースの利用状況を把握
    する手段と、 アプリケーションソフトの設計の際に規定される共有リ
    ソースの利用条件と当該把握した共有リソースの利用状
    況の相互比較を基にリソース利用の面での適切な障害検
    出および障害対処を実行する手段を有することを特徴と
    する共有リソース管理システム。
  2. 【請求項2】 汎用OSが提供する前記共有リソースの
    利用状況を統計データとして蓄積する手段を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の共有リソース管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 汎用OSが提供する前記共有リソースの
    利用効率を判定基準として設計の妥当性を検討してアプ
    リケーションソフトの設計にフィード・バックする手段
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の共
    有リソース管理システム。
  4. 【請求項4】 汎用OSが提供する前記共有リソースの
    利用状況を統計的に整理して設計の妥当性の吟味および
    フィード・バックを実行する手段を有することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の共有リソー
    ス管理システム。
  5. 【請求項5】 前記共有リソースとは、アプリケーショ
    ンソフトとプロセスとの間で共用が可能であって、当該
    アプリケーションソフトの任意の利用に供されるリソー
    スであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一
    項に記載の共有リソース管理システム。
  6. 【請求項6】 アプリケーションソフトの設計時に規定
    される共有リソース利用条件を格納する共有メモリ利用
    規定データベースを有することを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか一項に記載の共有リソース管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 システム稼動時の前記共有リソースの利
    用状況を管理するためのデータベースであって、現時点
    において利用されている前記共有リソース上の領域ごと
    に利用状態、利用者情報、利用サイズ、領域確保時間、
    操作開始時間、操作終了時間を管理する共有メモリ利用
    状況DBを有することを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか一項に記載の共有リソース管理システム。
  8. 【請求項8】 共有メモリ利用中に発生した障害、およ
    び、当障害への対処を記録するためのデータベースであ
    る共有メモリ操作障害状況DBを有することを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか一項に記載の共有リソース
    管理システム。
  9. 【請求項9】 前記共有メモリ利用状況DBが管理する
    情報を基に統計情報を管理するためのデータベースであ
    って、前記共有リソースについて共有リソース種別ごと
    の延べ利用量および延べ確保回数を管理するとともに、
    用途ごとの領域保持期間、用途ごとの操作期間、用途ご
    との延べ利用量、用途ごとの確保回数、用途ごとの操作
    試行数、用途ごとの操作障害発生数の少なくともいずれ
    かを管理する共有メモリ操作統計情報DBを有すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の共
    有リソース管理システム。
  10. 【請求項10】 前記共有リソース内の特定領域の確保
    ・接続・接続解除・解放処理を実行する共有リソース操
    作手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか一項に記載の共有リソース管理システム。
  11. 【請求項11】 前記共有リソース操作手段は、ユーザ
    ・プロセスの一要素として実装され、ユーザ・プロセス
    からの要求に応じて前記共有リソースの操作を実施する
    機能、および前記共有リソースの操作の過程で必要に応
    じてOSチューニング情報、共有メモリ利用規定DB、
    共有メモリ利用状況DB、共有メモリ操作障害状況D
    B、共有メモリ操作統計情報DBのそれぞれにアクセス
    し、情報を操作する機能、処理中に検出した障害および
    論理矛盾について自律メッセージを用いて保守者に報告
    する機能を有していることを特徴とする請求項11に記
    載の共有リソース管理システム。
  12. 【請求項12】 前記共有リソースの操作に関連する統
    計情報の編集・通知処理を実行する管理系プロセスであ
    って、保守者の要求に従い前記共有メモリ操作統計情報
    DBにて管理する統計情報を抽出するとともに、必要に
    応じて加工したうえで所定の帳票に編集し報告する統計
    情報収集・編集手段を有することを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか一項に記載の共有リソース管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 汎用OS上で実現するアプリケーショ
    ンソフトの利用可能な範囲内で汎用OSが提供する共有
    リソースの有効利用を図る共有リソース管理方法であっ
    て、 特定のアプリケーションソフトにおける共有リソースの
    捕捉処理、接続/接続解除処理、および解放処理を一元
    的に管理する工程と、 汎用OSが提供する前記共有リソースの利用状況を把握
    する工程と、 アプリケーションソフトの設計の際に規定される共有リ
    ソースの利用条件と当該把握した共有リソースの利用状
    況の相互比較を基にリソース利用の面での適切な障害検
    出および障害対処を実行する工程を有することを特徴と
    する共有リソース管理方法。
  14. 【請求項14】 汎用OSが提供する前記共有リソース
    の利用状況を統計データとして蓄積する工程を有するこ
    とを特徴とする請求項13に記載の共有リソース管理方
    法。
  15. 【請求項15】 汎用OSが提供する前記共有リソース
    の利用効率を判定基準として設計の妥当性を検討してア
    プリケーションソフトの設計にフィード・バックする工
    程を有することを特徴とする請求項13または14に記
    載の共有リソース管理方法。
  16. 【請求項16】 汎用OSが提供する前記共有リソース
    の利用状況を統計的に整理して設計の妥当性の吟味およ
    びフィード・バックを実行する工程を有することを特徴
    とする請求項13乃至15のいずれか一項に記載の共有
    リソース管理方法。
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