JP2001034467A - 有償ソフトウェアの使用許諾方法 - Google Patents

有償ソフトウェアの使用許諾方法

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JP2001034467A
JP2001034467A JP11203927A JP20392799A JP2001034467A JP 2001034467 A JP2001034467 A JP 2001034467A JP 11203927 A JP11203927 A JP 11203927A JP 20392799 A JP20392799 A JP 20392799A JP 2001034467 A JP2001034467 A JP 2001034467A
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software
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JP11203927A
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Kazuyori Kazama
一頼 風間
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有償ソフトウェアの使用権の有無を高速に判
断することができる有償ソフトウェアの使用許諾方法を
提供する。 【解決手段】 ユーザマシン3が有償ソフトウェア21
をインストールする場合、ユーザマシン3は、ライセン
スコード1を読み込む。次に、ユーザマシン3は、ライ
センスコード1に含まれるマシンIDとユーザマシン3
のマシンIDとが等しく、かつ、ライセンスコード1に
含まれる有償ソフトウェアIDと有償ソフトウェア提供
媒体2に含まれる有償ソフトウェアIDとが等しい場合
に、有償ソフトウェア21のインストールを行う。この
時、ライセンスコード1に含まれるマシンIDを有償ソ
フトウェア21に書き込む。ユーザマシン3がインスト
ール済の有償ソフトウェア21を実行する場合は、自身
のIDと有償ソフトウェア21内のマシンIDを照合
し、一致していた場合に有償ソフトウェアプログラム2
17の実行が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有償ソフトウエア
提供媒体に記憶された有償ソフトウエアをコンピュータ
システムの記憶媒体にインストールして使用する際の有
償ソフトウエアの使用許諾方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の有償ソフトウェア使用許諾方法の
一例が、特開平6−119164号公報に記載されてい
る。上記の公報において、有償ソフトウェアをあるマシ
ンで利用する場合は、有償ソフトウェアを該マシンの二
次記憶装置にインストールする際に、有償ソフトウェア
とともに提供される、可搬性記録媒体に記録されている
ライセンス契約されたマシンのマシンID、およびソフ
トウェアのIDを、有償ソフトウェアが格納される場所
とは別の領域にある、二次記憶装置上の有償ソフトウェ
アID格納領域に格納する。この有償ソフトウェアを実
行する場合は、有償ソフトウェアID格納領域より有償
ソフトウェアの情報を読み込み、有償ソフトウェアが動
作可能かどうかをチェックした後、有償ソフトウェアを
読み込み実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、以下のような問題点があった。有償ソフトウェア
の実行可否のチェック時には、頻繁に実行される有償ソ
フトウェア、例えば、利用者が作成したプログラムにリ
ンクされるライブラリとして提供されるソフトウェア等
では、性能が劣化するということである。
【0004】その理由は、有償ソフトウェアとライセン
スデータを別々に磁気ディスク装置に格納しているた
め、有償ソフトウェア、もしくは有償ソフトウェアを含
む利用者のプログラムを実行する場合は、有償ソフトウ
ェア、もしくは有償ソフトウェアを含む利用者のプログ
ラムそのものの読み込みと、ライセンスデータファイル
の読み込みが必要となるためである。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、有償ソフトウェアの使
用権の有無を高速に判断することができる有償ソフトウ
ェアの使用許諾方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、有償ソフトウエア提供媒
体に記憶された有償ソフトウエアをコンピュータシステ
ムの記憶媒体にインストールして使用する際の有償ソフ
トウエアの使用許諾方法において、インストール時にお
いて、ユーザによって入力されたライセンスコードを読
み込む第1の処理と、前記有償ソフトウエア提供媒体か
ら有償ソフトウエアIDを読み込む第2の処理と、前記
ライセンスコードに含まれるマシンIDと前記コンピュ
ータシステムのマシンIDとを照合する第3の処理と、
前記ライセンスコードに含まれる有償ソフトウエアID
と前記有償ソフトウエア提供媒体から読み込んだ有償ソ
フトウエアIDとを照合する第4の処理と、前記第3、
第4の処理における照合結果が「一致」であった場合に
前記有償ソフトウエア提供媒体に記憶されている有償ソ
フトウエアを前記コンピュータシステムの記憶媒体へイ
ンストールする第5の処理と、前記第5の処理によって
インストールされた有償ソフトウエアのライセンスデー
タ格納領域へ前記ライセンスコードに含まれるマシンI
Dを書き込む第6の処理とを実行し、有償ソフトウエア
の起動時において、前記ライセンスデータ格納領域に記
憶されているマシンIDを読み出し、該ライセンスコー
ドに含まれるマシンIDとコンピュータシステムのマシ
ンIDとを照合し、照合結果が「一致」であった場合に
前記有償ソフトウエアを実行可能とすることを特徴とす
る有償ソフトウェアの使用許諾方法である。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の有償ソフトウェアの使用許諾方法において、前記第1
の処理は、ユーザの入力に代えて、ライセンスコード提
供媒体からライセンスコードを読み込む処理であること
を特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の有償ソフトウェアの使用許諾方法にお
いて、前記ライセンスコードに含まれるマシンIDが予
め決められている第1の特定の値であった場合に、前記
第3の処理を行わないことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の有償ソフトウェアの使用許諾方法において、前記ライ
センスコードに含まれるマシンIDが予め決められてい
る第2の特定の値であった場合に、前記コンピュータシ
ステムのマシンIDを前記ライセンスコード提供媒体内
のマシンIDに代えて該ライセンスコード提供媒体内に
書き込むことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の有償ソフトウェアの使用許諾方法にお
いて、前記有償ソフトウエアの起動時において、前記照
合結果が「一致」であった場合に加えて、前記ライセン
スデータ格納領域に記憶されているライセンスコードに
含まれるライセンス期限とコンピュータシステムのシス
テム時刻とを照合し、該システム時刻が前記ライセンス
期限内であった場合に前記有償ソフトウエアを実行可能
とすることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれかの項に記載の有償ソフトウェアの使用
許諾方法において、前記ライセンスコード及び前記有償
ソフトウェアIDが、各々暗号化されており、前記第3
の処理,第4の処理の実行前において、これらのライセ
ンスコード及び有償ソフトウェアIDを復号することを
特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6のいずれかの項に記載の有償ソフトウェアの使用
許諾方法において、前記ライセンスコード格納領域に記
憶されているマシンIDは暗号化されており、この暗号
化されたマシンIDを復号した後、そのマシンIDとコ
ンピュータシステムのマシンIDとの照合を行うことを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態によ
る有償ソフトウェアの使用許諾方法の説明図である。こ
の図において、ライセンスコード1は、有償ソフトウェ
アIDと、ライセンス期限と、マシンIDとを暗号化し
ているコードであり、フロッピディスク等のの記憶媒体
に予め記憶されている。なお、上記ライセンス期限とマ
シンIDを合わせてライセンスデータという。
【0013】2は、有償ソフトウェアID格納領域20
と、有償ソフトウェア21から構成されている有償ソフ
トウェア提供媒体である。有償ソフトウェアID格納領
域20は、有償ソフトウェア21のIDを格納している
格納領域である。有償ソフトウェア21は、ライセンス
データ格納領域211と、ライセンスデータ読み込み手
段212と、ライセンスデータ復号手段213と、マシ
ンID取得手段214とライセンスデータチェック手段
215と、日付取得手段216と、有償ソフトウェアプ
ログラム217とから構成される。
【0014】ライセンスデータ格納領域211は、暗号
化されているライセンスデータを格納する格納領域であ
る。ライセンスデータ読み込み手段212は、ライセン
スデータ格納領域211に格納されている暗号化されて
いるライセンスデータを読み込む手段である。ライセン
スデータ復号手段213は、ライセンスデータ読み込み
手段212により読み込んだ、暗号化されているライセ
ンスデータを復号する手段である。マシンID取得手段
214は、ユーザマシン3のIDを読み込む手段であ
る。
【0015】ライセンスデータチェック手段215は、
復号したライセンスデータに含まれる契約マシンIDが
0以外であり、且つ、同契約マシンIDとマシンID取
得手段214により読み込まれたユーザマシン3のID
とが異なる時、実行を終了する手段である。日付取得手
段216は、復号したライセンスデータに含まれる契約
マシンIDが0である時、または、同契約マシンIDと
マシンID取得手段214により読み込まれたユーザマ
シン3のIDとが等しい時、ユーザマシンにセットされ
ている時刻を読み込む手段である。
【0016】有償ソフトウェアプログラム217は、復
号したライセンスデータに含まれる契約マシンIDが0
である時、または、同契約マシンIDとマシンID取得
手段214により読み込まれたユーザマシンのIDとが
等しい時、実行されるプログラムである。
【0017】ユーザマシン3は、インストールプログラ
ム30と、マシンID格納領域31と、磁気ディスク装
置32から構成されている。 インストールプログラム
30は、ライセンスコード読み込み手段301と、ライ
センスコード復号手段302と、マシンID取得手段3
03と、ライセンスコードチェック手段304と、有償
ソフトウェアID取得手段305と、インストール手段
306と、ライセンスデータ格納領域検索手段307
と、ライセンスデータ書き込み手段308とから構成さ
れる。
【0018】ライセンスコード読み込み手段301は、
入力されたライセンスコード1を読み込む手段である。
ライセンスコード復号手段302は、ライセンスコード
読み込み手段301により読み出されたライセンスコー
ド1を復号する手段である。マシンID取得手段303
は、マシンID格納領域31からユーザマシン3のID
を読み込む手段である。
【0019】ライセンスコードチェック手段304は、
ライセンスデータに含まれる契約マシンIDが0以外で
あり、且つ、同契約マシンIDとユーザマシン3のID
が異なる時、または、ライセンスデータに含まれる契約
有償ソフトウェアIDと有償ソフトウェア21のIDと
が異なる時、エラーメッセージを出力し、インストール
プログラムを終了する手段である。有償ソフトウェアI
D取得手段305は、有償ソフトウェア格納領域20か
ら有償ソフトウェア21のIDを読み込む手段である。
インストール手段306は、有償ソフトウェア21をユ
ーザマシン3にインストールする手段である。
【0020】ライセンスデータ格納領域検索手段307
は、有償ソフトウェア21のインストール時に、インス
トール中の有償ソフトウェア21を読み込み、その中か
らライセンスデータ格納領域211を検索する手段であ
る。ライセンスデータ書き込み手段308は、有償ソフ
トウェア21のインストール時に、暗号化されている有
償ソフトウェア21のライセンスデータを、ライセンス
データ格納領域検索手段307が検索したライセンスデ
ータ格納領域211に書き込む手段である。マシンID
格納領域31は、ユーザマシン3のIDが格納されてい
る格納領域である。磁気ディスク装置32は、インスト
ールされたソフトウェアを格納する装置である。
【0021】次に、図1のブロック図及び図2、図3の
フローチャートを参照して本実施例の全体の動作につい
て詳細に説明する。最初にユーザマシン3が、有償ソフ
トウェア21をインストールする時の処理を、図1、図
2を用いて説明する。
【0022】まず、ライセンスコード1がユーザにより
入力されると、ライセンスコード読み込み手段301
は、暗号化されているライセンスコード1を読み込む
(ステップA1)。ライセンスコード復号手段302
は、ステップA1で読み込まれた暗号化されているライ
センスコード1を復号する(ステップA2)。ライセン
スコードチェック手段304は、ステップA2で復号し
たライセンスコードに含まれている契約マシンIDが0
かどうか調べる(ステップA3,A4)。復号したライ
センスコードに含まれる契約マシンIDが0の場合は、
どのマシンでも使用可能であると定義するため、このよ
うな場合は、ユーザマシン3のIDは読み込まずに、ス
テップA8より処理を行う。
【0023】ステップA4にて契約マシンIDが0以外
であった時、マシンID取得手段303は、マシンID
格納領域31より、ユーザマシン3のIDを読み込む
(ステップA5)。ライセンスコードチェック手段30
4は、復号した契約マシンIDとユーザマシン3のID
が等しいかどうか調べる(ステップA6,A7)。
【0024】ライセンスコードチェック手段304は、
ライセンスコードに含まれている契約マシンIDとユー
ザマシン3のIDが等しくない場合は、エラーメッセー
ジを出力し(ステップA15)、インストール処理は行
わずにインストールプログラムは終了する。ライセンス
コードに含まれている契約マシンIDが0の場合、また
は同契約マシンIDと、ユーザマシン3のIDが等しい
場合、有償ソフトウェアID取得手段305は、有償ソ
フトウェアID格納領域20から有償ソフトウェアID
を読み込む(ステップA8)。
【0025】ライセンスコードチェック手段304は、
ステップA2で復号した契約有償ソフトウェアIDと、
ステップA8にて読み込んだ有償ソフトウェア21のI
Dが等しいかどうか調べる(ステップA9,A10)。
ライセンスコードチェック手段304は、契約有償ソフ
トウェアIDと、有償ソフトウェア21のIDとが等し
くない場合は、エラーメッセージを出力し(ステップA
15)、インストール処理は行わずにインストールプロ
グラムは終了する。
【0026】ステップA10で、契約有償ソフトウェア
IDと、有償ソフトウェア21のIDとが等しい場合、
インストール手段306は、有償ソフトウェア提供媒体
2から有償ソフトウェア21を読み込み、有償ソフトウ
ェア21のインストールを始める(ステップA11)。
【0027】ライセンスデータ格納領域検索手段307
は、ステップA11で読み込んだ有償ソフトウェア21
からライセンスデータ格納領域211を検索し(ステッ
プA12)、ライセンスデータ書き込み手段308が、
暗号化されているライセンスデータを、検索したライセ
ンスデータ格納領域211に書き込む(ステップA1
3)ことによりインストールプログラムは終了となる
(ステップA14)。なお、ライセンスデータ格納領域
211にライセンスデータを書き込む処理は、メモリ上
で行う。
【0028】次にユーザマシン1にインストールされた
有償ソフトウェア21を実行するときの処理を図1、図
3を用いて説明する。ユーザマシン3にインストールさ
れた有償ソフトウェア21を実行する場合、まず、ライ
センスデータ読み込み手段212は、ライセンスデータ
格納領域211から、暗号化されているライセンスデー
タを読み込む(ステップB1)。ライセンスデータ復号
手段213は、ステップB1で読み込まれた暗号化され
ているライセンスデータを復号する(ステップB2)。
ライセンスデータチェック手段215は、ステップB2
で復号したライセンスデータに含まれる契約マシンID
が0かどうか調べる(ステップB3,B4)。
【0029】復号したライセンスデータのマシンIDが
0の場合は、どのマシンでも使用可能であると定義する
ため、このような場合は、有償ソフトウェア21が動作
するユーザマシン3のIDは読み込まずに、ステップB
8より処理を行う。ステップB4で、契約マシンIDが
0でなかった場合、有償ソフトウェア21が動作してい
るユーザマシン3のIDをマシンID取得手段214に
て読み込み(ステップB5)、復号した契約マシンID
と等しいかどうか調べる(ステップB6,B7)。ここ
で、契約マシンIDとユーザマシン3のIDとが一致し
なかった場合は、エラーメッセージを出力して(ステッ
プB12)有償ソフトウェア21は有償ソフトウェアプ
ログラム217を実行せずに終了する。
【0030】ステップB3,B4にて契約マシンIDが
0であった場合、または、ステップB7にて、契約マシ
ンIDとユーザマシン3とが等しかった場合は、有償ソ
フトウェアが動作しているユーザマシン3のシステム時
刻を日付取得手段216にて取得する(ステップB
8)。システム時刻がステップB2で復号したライセン
スデータに含まれるライセンス期限の範囲内かを調べ
(ステップB9,B10)、ライセンス期限の範囲内で
ないの場合は、エラーメッセージを出力して(ステップ
B12)有償ソフトウェア21を終了する。ステップB
10でシステム時刻がライセンス期限の範囲内である場
合は、有償ソフトウェアプログラム217を実行する
(ステップB11)。
【0031】図4は、本発明の他の実施形態による有償
ソフトウェアの使用許諾方法の概略を示す、ブロック図
である。同図において図1の各部に対応する部分には同
一の符号を付け、その説明を省略する。10は、ライセ
ンスコード1が書き込まれているライセンスコード提供
媒体であり、例えば、フロッピーディスクである。30
9は、ライセンスコードチェック手段304にて調べた
データを統合して暗号化するライセンスコード統合・暗
号化手段である。310は、有償ソフトウェアのインス
トールが成功した場合ライセンスコード提供媒体1に格
納されているライセンスデータを書き換えるライセンス
データ書き換え手段である。
【0032】次に、図4のブロック図及び図5のフロー
チャートを参照して本実施例により、ユーザマシン3
が、有償ソフトウェア21をインストールする時の処理
を説明する。まず、ライセンスコード読み込み手段30
1は、ライセンスコード提供媒体10から、暗号化され
ているライセンスコード1を読み込む(ステップC
1)。ライセンスコード復号手段302は、ステップC
1で読み込んだ暗号化されているライセンスコード1を
復号する(ステップC2)。
【0033】ライセンスコードチェック手段304は、
ステップC2で復号したライセンスコード1に含まれて
いる契約マシンIDが0または−1かどうか調べる(ス
テップC3,C4)。復号したライセンスコードに含ま
れる契約マシンIDが0の場合は、どのマシンでも使用
可能であると定義し、また、復号したライセンスコード
に含まれる契約マシンIDが−1の場合は、最初の1回
目のみは、どのマシンでも使用可能であり、2回目以降
は、最初に使用したマシンのみで使用可能であると定義
する。
【0034】さらに、契約マシンIDが0または−1で
ある場合、マシンID取得手段303は、マシンID格
納領域31より、ユーザマシン3のIDを読み込む(ス
テップC16)。ステップC4にてマシンIDが0また
は−1以外であった場合、マシンID取得手段303
は、マシンID格納領域31より、ユーザマシン3のI
Dを読み込む(ステップC5)。マシンID取得手段3
03が、ユーザマシン3のIDを読み込むと、ライセン
スコードチェック手段304は、復号した契約マシンI
Dとユーザマシン3のIDが等しいかどうか調べる(ス
テップC6,C7)。
【0035】ライセンスコードチェック手段304は、
ライセンスコードに含まれている契約マシンIDとユー
ザマシン3のIDが等しくない場合は、エラーメッセー
ジを出力し(ステップC15)、インストール処理は行
わずにインストールプログラムは終了する。ライセンス
コードに含まれているマシンIDが0または−1の場
合、またはライセンスコードに含まれている契約マシン
IDと、ユーザマシン3のIDが等しい場合、有償ソフ
トウェアID取得手段305は、有償ソフトウェアID
格納領域20から有償ソフトウェア21のIDを読み込
む(ステップC8)。
【0036】ライセンスコードチェック手段304は、
ステップC2で復号した契約有償ソフトウェアIDと、
ステップC8にて読み込んだ有償ソフトウェア21のI
Dとが等しいかどうか調べる(ステップC9,C1
0)。ライセンスコードチェック手段304は、契約有
償ソフトウェアIDと、有償ソフトウェア21のIDと
が等しくない場合は、エラーメッセージを出力し(ステ
ップC15)、インストール処理は行わずにインストー
ルプログラムは終了する。
【0037】ステップC10にて、契約有償ソフトウェ
アIDと、有償ソフトウェア21のIDとが等しい場
合、ライセンスコードチェック手段304は、復号した
ライセンスコードに含まれる契約マシンIDが−1かど
うかチェックする(ステップC17)。ステップC17
にて、契約マシンIDが−1の場合、ライセンスコード
統合・暗号化手段309は、ステップC2で復号したラ
イセンスデータとユーザマシン3のIDを統合し、統合
した一連のライセンスデータを暗号化する(ステップC
18)。
【0038】ステップC17で、契約マシンIDが−1
以外の場合、または、ステップ18による処理が終わっ
た場合、インストール手段306は、有償ソフトウェア
提供媒体2から有償ソフトウェア21を読み込み、有償
ソフトウェア21のインストールを始める(ステップC
11)。
【0039】ライセンスデータ格納領域検索手段307
は、ステップC11で読み込んだ有償ソフトウェア21
からライセンスデータ格納領域211を検索し(ステッ
プC12)、ライセンスデータ書き込み手段308が、
暗号化されているライセンスデータを、検索したライセ
ンスデータ格納領域211に書き込む(ステップC1
3)ことによりインストールプログラムは終了となる
(ステップC14)が、契約マシンIDが−1の場合、
ライセンスコード書き換え手段310は、ステップC1
8で暗号化したライセンスデータをライセンスコード提
供媒体1に書き込み契約マシンIDの書き換えを行う
(ステップC20)。
【0040】なお、ライセンスデータ格納領域211に
ライセンスデータを書き込む処理は、メモリ上で行う。
また、ユーザマシン3にインストールされた有償ソフト
ウェア21を実行するときの処理は、前述した図2に示
す処理と同じであり説明は省略する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、有償ソフトウェア内にライセンスデータを格納して
いるため、有償ソフトウェアを利用する際、外部のライ
センスデータを格納したファイルや、不揮発性メモリへ
のアクセスを行うことなく、有償ソフトウェアの処理の
中で実行可否のチェックを行うことができ、この結果、
チェック処理が高速になる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態による有償ソフト
ウェアの使用許諾方法を適用したコンピュータシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すコンピュータシステムにおける、
インストール処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】 図1に示すコンピュータシステムにおける、
インストールされた有償ソフトウェアの実行処理を説明
するためのフローチャートである。
【図4】 この発明の第2の実施形態による有償ソフト
ウェアの使用許諾方法を適用したコンピュータシステム
の構成を示すブロック図である。
【図5】 図4に示すコンピュータシステムにおける、
インストール処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ライセンスコード 10 ライセンスコード提供媒体 2 有償ソフトウェア提供媒体 20 有償ソフトウェアID格納領域 21 有償ソフトウェア 211 ライセンスデータ格納領域 212 ライセンスデータ読み込み手段 213 ライセンスデータ復号手段 214 マシンID取得手段 215 ライセンスデータチェック手段 216 日付取得手段 217 有償ソフトウェアプログラム 3 ユーザマシン 30 インストールプログラム 301 ライセンスコード読み込み手段 302 ライセンスコード復号手段 303 マシンID取得手段 304 ライセンスコードチェック手段 305 有償ソフトウェアID取得手段 306 インストール手段 307 ライセンスデータ格納領域検索手段 308 ライセンスデータ書き込み手段 309 ライセンスデータ統合・暗号化手段 310 ライセンスコード書き換え手段 31 マシンID格納領域 32 磁気ディスク装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有償ソフトウエア提供媒体に記憶された
    有償ソフトウエアをコンピュータシステムの記憶媒体に
    インストールして使用する際の有償ソフトウエアの使用
    許諾方法において、 インストール時において、 ユーザによって入力されたライセンスコードを読み込む
    第1の処理と、 前記有償ソフトウエア提供媒体から有償ソフトウエアI
    Dを読み込む第2の処理と、 前記ライセンスコードに含まれるマシンIDと前記コン
    ピュータシステムのマシンIDとを照合する第3の処理
    と、 前記ライセンスコードに含まれる有償ソフトウエアID
    と前記有償ソフトウエア提供媒体から読み込んだ有償ソ
    フトウエアIDとを照合する第4の処理と、 前記第3、第4の処理における照合結果が「一致」であ
    った場合に前記有償ソフトウエア提供媒体に記憶されて
    いる有償ソフトウエアを前記コンピュータシステムの記
    憶媒体へインストールする第5の処理と、 前記第5の処理によってインストールされた有償ソフト
    ウエアのライセンスデータ格納領域へ前記ライセンスコ
    ードに含まれるマシンIDを書き込む第6の処理と、 を実行し、 有償ソフトウエアの起動時において、 前記ライセンスデータ格納領域に記憶されているマシン
    IDを読み出し、該ライセンスコードに含まれるマシン
    IDとコンピュータシステムのマシンIDとを照合し、
    照合結果が「一致」であった場合に前記有償ソフトウエ
    アを実行可能とすることを特徴とする有償ソフトウェア
    の使用許諾方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の処理は、ユーザの入力に代え
    て、ライセンスコード提供媒体からライセンスコードを
    読み込む処理であることを特徴とする請求項1に記載の
    有償ソフトウェアの使用許諾方法。
  3. 【請求項3】 前記ライセンスコードに含まれるマシン
    IDが予め決められている第1の特定の値であった場合
    に、前記第3の処理を行わないことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の有償ソフトウェアの使用許諾
    方法。
  4. 【請求項4】 前記ライセンスコードに含まれるマシン
    IDが予め決められている第2の特定の値であった場合
    に、前記コンピュータシステムのマシンIDを前記ライ
    センスコード提供媒体内のマシンIDに代えて該ライセ
    ンスコード記憶媒体内に書き込むことを特徴とする請求
    項2に記載の有償ソフトウェアの使用許諾方法。
  5. 【請求項5】 前記有償ソフトウエアの起動時におい
    て、前記照合結果が「一致」であった場合に加えて、前
    記ライセンスデータ格納領域に記憶されているライセン
    スコードに含まれるライセンス期限とコンピュータシス
    テムのシステム時刻とを照合し、該システム時刻が前記
    ライセンス期限内であった場合に前記有償ソフトウエア
    を実行可能とすることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の有償ソフトウェアの使用許諾方法。
  6. 【請求項6】 前記ライセンスコード及び前記有償ソフ
    トウェアIDは各々暗号化されており、前記第3の処
    理,第4の処理の実行前において、これらのライセンス
    コード及び有償ソフトウェアIDを復号することを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれかの項に記載の有
    償ソフトウェアの使用許諾方法。
  7. 【請求項7】 前記ライセンスデータ格納領域に記憶さ
    れているマシンIDは暗号化されており、この暗号化さ
    れたマシンIDを復号した後、そのマシンIDとコンピ
    ュータシステムのマシンIDとの照合を行うことを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかの項に記載の有
    償ソフトウェアの使用許諾方法。
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