JP2001034239A - カラー表示装置の駆動方法、その駆動回路、カラー表示装置 - Google Patents
カラー表示装置の駆動方法、その駆動回路、カラー表示装置Info
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Abstract
装置において、特定の階調レベルで発生する表示品位が
低下する。 【解決手段】 互いに異なる3原色に対応するドットが
一定の規則性で配列する一方、ドットのオンまたはオフ
を階調レベルに対応してフレーム毎に制御して階調表示
を行う場合に、オンまたはオフのドットを、3×n(n
は2以上の整数)倍のドット数で繰り返す場合には、n
ドットを1単位として変化させる一方、それ以外の場合
には、1ドットを単位として変化させる。
Description
(Flame Rate Control)方式による階調表示を行うカラ
ー表示装置において、特定の階調レベルで発生する表示
品位の低下を防止したカラー表示装置の駆動方法、その
駆動回路およびカラー表示装置に関する。
を、R(赤)、G(緑)、B(青)の各原色に対応して
3ドット(サブ画素)に分割するとともに、各色のドッ
トを階調表示して、カラー階調表示を行う構成となって
いる。このような階調表示の方式の1つとして、フレー
ム単位で各ドットのオンオフを制御するFRC方式が知
られている。
ついて、例えば16階調表示(1画素について4096
色のカラー表示)を行う場合を想定する。この場合、あ
るドットについて、15フレームのうち、オン(または
オフ)させるフレームを、当該ドットの階調レベルに応
じて0〜15の16段階で変化させることで、階調表示
が行われる。ただし、オンまたはオフさせるドットを時
間的、空間的に集中させると、いわゆるフリッカの原因
となるので、オンまたはオフさせるドットを、なるべく
時間的、空間的に分散させるのが一般的である。
は、15フレームのうち、5フレームだけオンさせれば
良いが、単純に、第1〜第5フレームにおいてオンさせ
て、残りの第6〜第15フレームにオフさせるような方
式では、フリッカが目立ってしまう。このため、例え
ば、第1、第4、第7、第10、第13フレームのよう
に3フレーム毎にオンさせて、あるドットに着目したと
きに、オンさせるフレームを時間的に分散させる方式が
採用される。
トについては、例えば、第1、第2、第4、第5、第
7、第8、第10、第11、第13、第14フレームに
おいてオンさせて(3フレーム毎にオフさせて)、15
フレームのうち、オンさせる10フレームを時間的に分
散させる方式が採用される。
フさせると、やはりフリッカの原因となる。このため、
上述した5/15階調の表示を行うドットに対して、例
えば右側(下側)に位置するドットについて、同一の5
/15階調とする場合には、第2、第5、第8、第1
1、第14フレームでオンさせる一方、左側(上側)に
位置するドットについて、同一の5/15階調とする場
合には、第3、第6、第9、第12、第15フレームで
オンさせて、あるフレームに着目したときに、オンまた
はオフさせるドットを空間的に分散させる方式も採用さ
れる。
た方式にあっては、ある特定の原色成分が強調される階
調表示を比較的広い領域で行うと、表示品位が低下する
という問題が発生した。この問題について、例えば、R
のドットだけを5/15階調とし、他のB、Gのドット
をそれぞれ0/15階調(オフ表示)として、赤色成分
だけを階調表示とするカラー表示を行う場合を想定して
検討する。この場合、当該表示を行う領域において、あ
る1行について着目すると、第1フレームにおいて、R
のドットがすべてオンする一方、第2および第3フレー
ムにおいて、Rのドットがすべてオフすることになる。
同様に、第4、第7、第10、第13フレームでは、R
のドットがすべてオンする一方、他のフレームでは、R
のドットがすべてオフすることになる。したがって、当
該領域において着目した行では、Rのドットのすべて
が、フレーム毎に順番にオン、オフ、オフという動作を
一斉に行うことになる。一方、着目行の下側に位置する
行では、オフ、オン、オフという動作を、着目行の上側
に位置する行では、オフ、オフ、オンという動作を、そ
れぞれフレーム毎に順番に繰り返すことになる。このよ
うに、当該表示領域では、オンオフするドットがフレー
ム毎に変化することになるので、いわゆるフリッカが発
生する結果、表示品位が著しく低下する。
れず、G(緑)またはB(青)の成分が強調される階調
表示を、比較的広い領域で行う場合でも同様に発生す
る。
ドットだけを10/15階調とし、他の2色のドットを
それぞれ弱めたカラー表示を行う場合にも発生する。こ
の場合には、当該表示領域において、ある1行について
着目すると、ある1色のドットのすべてが、オン、オ
ン、オフという動作を、当該着目行の下側に位置する行
では、オフ、オン、オンという動作を、当該着目行の上
側に位置する行では、オン、オフ、オンとしう動作を、
フレーム毎に順番に繰り返すことになるので、同様な現
象が現れることになる。
たものであり、その目的とするところは、FRC方式に
よる階調表示を行うカラー表示装置において、特定の階
調レベルで発生する表示品位が低下するのを防止したカ
ラー表示装置の駆動方法、その駆動回路、および、カラ
ー表示装置を提供することにある。
に着目した場合に、当該行に属する画素において、ある
1色のドットが集中してオンまたはオフするときに発生
する。すなわち、オンまたはオフのドットを、1画素を
構成するドット数(色数)の倍数にて時間的または空間
的に規則的に配列させても、色について見れば、時間的
または空間的に集中してしまうことにほかならない。逆
に言えば、オンまたはオフのドットが、色について見た
ときでも、時間的または空間的に分散していれば、上述
した現象の発生が抑えられる、と考えられる。
色に対応するドットが一定の規則性で配列し、且つ前記
ドットのオンまたはオフを階調レベルに対応してフレー
ム毎に制御して階調表示を行うカラー表示装置の駆動方
法であって、オンまたはオフのドットを、前記色数のn
(nは2以上の整数)倍のドット数で繰り返す第1の場
合には、当該nドットを1単位として変化させる一方、
前記第1の場合とは異なる第2の場合には、1ドットを
単位として変化させることを特徴としている。すなわ
ち、原則的には、オンまたはオフのドットを、1ドット
を単位として時間的または空間的に変化させるが、ある
特定の場合には、例外的に、オンまたはオフのドット
を、複数ドットを単位として変化させて、色についてみ
た場合であっても、時間的または空間的に分散するよう
にしたのである。
フについて、16階調を行う場合であって、n=2の場
合を想定して検討する。この場合、図1に示されるよう
に、5/15階調では、オンするドットが2ドットをフ
レーム毎に1単位として右方へシフトし、10/15階
調では、オフするドットが2ドット1単位としてフレー
ム毎に右方へシフトすることになる。いずれにしても、
オンのドットは、時間的に、3垂直走査期間、例えば3
フレームの周期性を有し、また、空間的に6ドットの周
期性を有することになる。ただし、オンのドットは2ド
ットを単位として変化するので、各色については、時間
的に見ても空間的に見ても分散することが判る。例え
ば、5/15階調において、R(赤)のドットについて
見れば、図において左から順番に、第1フレームでは、
(オン、オフ、オン、オフ、オン)となり、第2フレー
ムでは、(オフ、オン、オフ、オン、オフ)となり、第
3フレームでは、(オフ、オフ、オフ、オフ、オフ)と
なるので、Rのドットにおけるオンオフが、フレームで
見ても(時間的に見ても)、行で見ても(空間的に見て
も)、分散していることが判る。
(赤)のドットについて見れば、第1フレームでは、
(オン、オン、オン、オン、オン)となり、第2フレー
ムでは、(オフ、オン、オフ、オン、オフ)となり、第
3フレームでは、(オン、オフ、オン、オフ、オン)と
なって、Rのドットにおけるオンオフが、時間的に見て
も、空間的に見ても分散していることが判る。
て、n=3の場合を想定して検討すると、図2に示され
るように、5/15階調であっても、10/15階調で
あっても、オンのドットは、空間的に9ドットの周期性
を有し、また、時間的に3フレームの周期性を有する。
ただし、オンのドットは3ドットを単位として変化して
いるので、各色については、時間的に見ても空間的に見
ても分散することが判る。
て、n=4の場合を想定して検討すると、図3に示され
るように、5/15階調であっても、10/15階調で
あっても、オンのドットは、空間的に12ドットの周期
性を有し、また、時間的に3フレームの周期性を有す
る。ただし、オンのドットは4ドットを単位として変化
しているので、各色については、時間的に見ても空間的
に見ても分散することが判る。
て見た場合の時間的、空間的な分散性は確保されるが、
画素として見た場合の時間的、空間的な分散性は失われ
ることになる。このため、nについては、色について見
ても、画素として見ても、ある程度の分散性が得られる
「2」とすることが望ましい、と考えられる。すなわ
ち、本発明においては、n=2とすることが望ましい。
一方、本発明において、用いる原色としては、種々のも
のが想定されるが、一般的には、赤、緑、青に相当する
3色であることが望ましい。この他に、シアン、マゼン
ダ、イエローに相当する3色であることでも構わない。
に対応するドットが、複数の走査線と複数の信号線との
交差に対応して一定の規則性で配列してなり、前記ドッ
トのオンまたはオフを、階調レベルに対応してフレーム
毎に制御して階調表示を行うカラー表示装置の駆動回路
であって、オンまたはオフのドットを、前記色数のn
(nは2以上の整数)倍のドット数で繰り返す第1の場
合には、当該nドットを1単位として変化させる信号電
圧を、前記信号線の各々に印加する一方、前記第1の場
合とは異なる第2の場合には、1ドットを単位として変
化させるための信号電圧を前記信号線の各々に印加する
ことを特徴としている。この第2の発明によれば、上記
第1の発明と同様な理由により、オンまたはオフのドッ
トが、色について見たときでも、時間的または空間的に
分散するので、フリッカの発生が抑えられて、表示品位
の低下が防止されることとなる。
のオンオフを規定するドットデータを、少なくとも階調
レベルを規定する階調データとフレームの順番とに対応
して予め記憶する記憶メモリを備え、選択された走査線
との交差に対応するドットについては、当該ドットの階
調データとその時点のフレーム番号とに対応するドット
データを、前記記憶メモリから読み出して、当該ドット
のオンまたはオフを規定する構成が望ましい。あるドッ
トのオンオフについては、当該ドットの階調データと現
時点におけるフレームの順番とによって一義的に定めら
れる。このため、階調データとフレーム番号とをドット
のオンオフを規定するドットデータに変換するテーブル
として、記憶メモリ、望ましくは、読出専用の記憶メモ
リを用いることで構成の簡略化を図ることが可能とな
る。
数本毎に順次選択するとともに、その選択期間を1フレ
ーム内において複数回に分けて選択電圧を印加する構成
も望ましい。一般に、1本ずつ走査線を選択して選択電
圧を印加する構成では、比較的高い選択電圧が要求され
るが、複数本を同時に選択するとともに、その選択期間
を1フレーム内において複数回に分けて選択する構成に
よれば、比較的低い選択電圧でも良好な表示が可能とな
る。
示を行うドットの信号線への信号電圧が取り得るレベル
と、階調表示を行わないドットの信号線への信号電圧が
取り得るレベルとを、互いに同一に設定することが望ま
しい。このような設定によれば、中間階調の表示を行う
ドットを含む信号線に存在して、背景を表示する(階調
表示を行わないオンまたはオフの)ドットの光学応答
と、背景だけを表示するドットの信号線に存在して、そ
の背景を表示するドットの光学応答とが、互いに同一と
なるので、クロストークの発生を未然に防止することが
可能となる。
色に対応するドットが、複数の走査線と複数の信号線と
の交差に対応して一定の規則性で配列してなり、前記ド
ットのオンまたはオフを、階調レベルに対応してフレー
ム毎に制御して階調表示を行うカラー表示装置であっ
て、オンまたはオフのドットを、前記色数のn(nは2
以上の整数)倍のドット数で繰り返す第1の場合には、
当該nドットを1単位として変化させる一方、前記第1
の場合と異なる第2の場合には、1ドットを単位として
変化させることを特徴としている。この第3の発明によ
れば、上記第1の発明と同様な理由により、オンまたは
オフのドットが、色について見たときでも、時間的また
は空間的に分散するので、フリッカの発生が抑えられ
て、表示品位の低下が防止されることとなる。
て図面を参照して説明する。
明の実施形態に係るカラー表示装置について、液晶表示
装置を例にとって説明する。図4は、この液晶表示装置
の構成を示すブロック図である。この図に示されるよう
に、液晶パネル100には、複数m本の走査電極(走査
線)Y1〜Ymが行方向に延在して形成される一方、複
数n本の信号電極(信号線)X1〜Xnが列方向に延在
して形成されている。ここで、液晶パネル100では、
一対の基板のうち、一方の基板に走査電極Y1〜Ymが
形成され、他方の基板に信号電極X1〜Xnが形成され
るとともに、両基板の間に液晶が挟持された構成となっ
ている。したがって、各ドットは、走査電極Y1〜Ym
と信号電極X1〜Xnとの各交差部分において、両電極
間とその間に挟持される液晶とにより構成されることに
なる。ここで、各ドットには、R(赤)、G(緑)、B
(青)のうち、いずれか1色が順番に割り当てられ、カ
ラーフィルタ(図示省略)によって透過光または反射光
が着色される構成となっている。また、相隣接するRG
Bの3ドットにより、ほぼ正方形の1画素が構成されて
いる。
極Y1〜Ymをそれぞれ駆動するものであり、信号電極
駆動回路140は、信号電極X1〜Xnをそれぞれ駆動
するものである。
tic)型であれば、液晶分子の長軸方向が両基板間で約
90度連続的にねじれるような配向処理が施される。そ
して、配向処理によって両電極間を通過する光は、電圧
無印加状態の場合には、液晶分子のねじれに沿って約9
0度旋光する一方、電圧印加状態の場合には、液晶分子
が電界方向に傾く結果、電圧無印加状態の旋光性が消失
する。このため、液晶パネル100が例えば透過型であ
れば、前面側と背面側とに、偏光軸が互いに直交(平
行)する偏光子をそれぞれ配置させることで、電圧無印
加状態で光が透過(遮断)する一方、電圧印加状態で光
が遮断(透過)することになる。したがって、各ドット
に印加される電圧を、走査電極駆動回路120および信
号電極駆動回路140によって制御することによって、
所定の表示が可能となっている。
向を有するSTN(Super TwistedNematic)型液晶であ
れば、一対の基板の外側に各々偏光板を配置するととも
に、少なくとも一方の偏光板と基板との間には着色を補
償する位相差板を配置させる構成でも、同様な表示が可
能である。このように、液晶材料は、本発明の駆動方法
に適合できるものであれば、種々選択して用いることが
できる。
路120および信号電極駆動回路140の各々に対し、
各種の制御信号(必要に応じて後述する)やクロック信
号などを生成・供給するとともに、信号電極駆動回路1
40に対しては、特に、表示内容を規定する表示データ
DATAを、書込アドレスWadとともに供給するもの
である。
Ymの走査電圧として用いられる±V3(選択電圧)、
Vc(非選択電圧)を生成して走査電極駆動回路120
に供給する一方、信号電極X1〜Xmの信号電圧として
用いられる±V2、±V1、Vcを生成して信号電極駆
動回路140に供給するものである。ここで、電圧Vc
は、信号電圧として用いる電圧±V2、±V1の中間値
電圧であって、極性の基準となる電圧である。このた
め、本実施形態において正極側とは電圧Vcよりも高位
をいい、負極側とは電圧Vcよりも低位をいう。また、
Vcを基準とした場合の信号電圧V1、V2の電圧比
は、V1:V2=1:2である。
極駆動回路140、制御回路180および電源回路19
0にあっては、集積化して1チップとして構成すること
が可能である。このように構成すると、液晶パネル10
0の実装や回路規模の縮小の面などにおいて有利とな
る。
実施形態における駆動について説明する。本実施形態の
液晶表示装置は、複数本の走査電極を同時に複数選択す
るとともに、1フレーム(1垂直走査期間)で走査電極
を複数回選択する、というMLS(Multi-Line Selecti
on)方式の駆動方法を用いている。ここで、本実施形態
では、同時に駆動する走査電極数を「4」とすると、図
6に示されるように、1フレームを4等分した各フィー
ルド(1f)のそれぞれにおいて、走査電極が順次4本
毎に選択期間(1H)において同時に選択される。
正規性および直交性を維持しながら、選択期間を時間的
に1フレーム内に均等分散させるとともに、走査電極Y
1〜Ymのうち、4本を組にして同時に選択して、空間
的に分散させたものである。ここで、「正規性」とは、
すべての走査電極Y1〜Ymに印加される選択電圧の実
効値がフレーム周期単位において互いに等しくなること
を意味し、また、「直交性」とは、ある走査電極に印加
される電圧振幅と、他の任意の走査電極に印加される電
圧振幅とを1フレーム分、積和した結果がゼロになるこ
とを意味する。
め、制御回路180は、それぞれ次のような制御信号を
生成する。すなわち、制御回路180は、第1に、各フ
ィールドの最初に開始パルスYDを出力し、第2に、各
フィールドの最初において、4本の走査電極の選択を指
示する選択データSDを出力し、第3に、4本の走査電
極を同時選択する選択期間(1H)毎にラッチパルスL
Pを出力し、第4に、選択された走査電極に対して印加
すべき選択電圧の極性を指示する極性データPSを出力
し、第5に、現時点におけるフレーム番号(垂直走査期
間の順番)を示すフレームデータFRを出力する。
を同時に選択するので、極性データPSは、選択する4
本の走査電極に対応したPS1〜PS4から構成され
る。例えば、図6に示されるような走査電圧とするた
め、極性データPS1〜PS4は、選択電圧V3を選択
して正極側とする場合を「+」と表記し、選択電圧−V
3を選択して負極側とする場合を「−」と表記すると、
第iフレームにおいて、第1フィールドでは順番に(+
−++)、第2フィールドでは(−+++)、第3フィ
ールドでは(+++−)、第4フィールドでは(++−
+)となる。また、交流駆動を行うために、極性データ
PS1〜PS4によって示される極性は、1フレーム毎
に反転されるので、続く第(i+1)フレームにおい
て、第1フィールドでは(−+−−)、第2フィールド
では(+−−−)、第3フィールドでは(−−−+)、
第4フィールドでは(−−+−)となる。
し、オフする場合を「−」と定義すると、選択された4
本の走査電極と交差する信号電極への信号電圧は、次の
ような手順にしたがって設定される。すなわち、第1
に、対象となる信号電極と選択される4本の走査電極と
の交差に対応する4つのドットについて着目し、第2
に、ドットのオンオフと選択電圧の極性との不一致を検
出し、第3に、不一致数が「0」であれば−V2を、不
一致数が「1」であれば−V1を、不一致数が「2」で
あれば−Vcを、不一致数が「3」であればV1を、不
一致数が「4」であればV2を、それぞれ選択すること
とする。
1と交差する4つのドットがすべてオンである場合、図
6の第iフレームの第1フィールドにおいて、走査電極
Y1〜Y4の選択電圧の極性は(+−++)であり、4
つのドットのオンオフは(++++)であるから、順番
に比較すると、2番目だけが不一致である。このため、
不一致数が「1」となるので、当該フィールドの最初の
選択期間において、信号電極X1には、電圧−V1が選
択されることとなる。
電極X1と交差する4つのドットがすべてオフである場
合、走査電極Y1〜Y4の選択電圧の極性は(+−+
+)であり、4つのドットのオンオフは(−−−−)で
あるから、順番に比較すると、1、3、4番目が不一致
である。このため、不一致数が「3」となるので、各フ
ィールドの2番目の選択期間において、信号電極X1に
は、電圧はV1が選択されることとなる。
と、第2〜第4フィールドにおいて、最初の選択期間に
印加される電圧はいずれも−V1となり、2番目の選択
期間に印加される電圧はいずれもV1となる。さらに、
次の第(i+1)フレームでは、交流駆動により印加電
圧が反転されるから、上記表示を行う場合に、各フィー
ルドの最初の選択期間および2番目の選択期間におい
て、信号電極X1に印加される電圧波形は、図6に示さ
れる通りとなる。
FRC方式を用い1ドットについて16階調表示を行う
ものとすると、図8および図9に示されるような階調パ
ターンが用いられる。この階調パターンは、4本の走査
電極を同時に選択するMLS方式に対応して、4行×1
5列のドット(4行×5列の画素)を基本パターンとす
るものであり、図示のように、0/15〜15/15の
階調レベルのいずれについても、第1行および第3行
は、互いに同一のパターンであり、また、第2行および
第4行は、互いに同一のパターンであり、さらに、偶数
行の配列は、奇数行の配列に対してシフトさせたパター
ンとなっている。
階調および10/15階調以外の階調パターンについて
は、フレーム毎に1ドットを単位として、図において右
方へシフトさせて用いられる。このため、これらの階調
パターンは、時間的には15フレームの周期性を有する
ことになる。一方、5/15階調および10/15階調
の階調パターンについては、図1(n=2)で示したも
のであり、フレーム毎に2ドットを単位として、図にお
いて右方へシフトさせて用いられる(図10参照)。こ
のため、5/15階調および10/15階調の階調パタ
ーンは、時間的には3フレームの周期性を有するが、他
の階調パターンと同様に扱うために、15フレームの周
期性を有するものとする。
ンを、第1フレームにおいて用いるものと定義すると、
5/15階調および10/15階調以外の階調パターン
については、以降、第15フレームまで、1フレーム毎
に1ドットずつ右方へシフトしたパターンとなる一方、
5/15階調および10/15階調については、1フレ
ーム毎に2ドットずつオンオフパターンが右方へシフト
したパターンとなる。したがって、あるドットについて
見れば、当該ドットの階調レベルとフレーム番号とによ
って、オンまたはオフさせるかが一義的に定まることに
なる。そこで、フレーム番号を特定するために、制御回
路180は、フレームデータFRを出力しているのであ
る。
(図8および図9参照)は、いずれの階調レベルであっ
ても、同一列の4個のドットに着目すれば、上から順番
にオン・オフ・オン・オフ(+−+−)、オフ・オ
ン・オフ・オン(−+−+)、すべてがオン(+++
+)、すべてがオフ(−−−−)のいずれかの表示パ
ターンとなっている。一方、4本の走査電極に印加され
る選択電圧の極性パターンは、極性反転まで考慮する
と、(+−++)、(−+++)、(+++−)、(+
+−+)、(−+−−)、(+−−−)、(−−−
+)、(−−+−)の8通りである。このため、表示パ
ターンと極性パターンとの組み合わせは、計32通り存
在するが、すべての組み合わせにおける不一致数は、必
ず「1」または「3」のいずれかとなる。したがって、
同時選択される4本の走査電極と交差する4個のドット
が同一の階調レベルとなる表示を行う場合には、信号電
極X1〜Xnに印加される信号電圧は、−V1またはV
1のいずれかとなる。
Y5〜Ymと信号電極X1〜X6との交点に対応するド
ットを5/15階調とし、それ以外のドットを0/15
階調(オフ)とする背景表示を行う場合を想定する。こ
の場合、信号電極X1〜X6に印加される信号電圧は、
走査電極Y1〜Y4の選択期間では表示パターンが(−
−−−)となるので、−V1またはV1となり、また、
走査電極Y5〜Y8の選択期間では表示パターンが上記
、、のいずれかのパターンとなるので、やはり、
−V1またはV1となる。以降の選択期間でも同様であ
る。一方、信号電極X7〜Xnに印加される信号電圧
は、表示パターン(−−−−)であるので、いずれの選
択期間においても、−V1またはV1のいずれかとな
る。
極性が相違するだけで、その実効値は同一である。さら
に、非選択期間では、電圧−V3、Vc、V3のいずれ
も選択されない。このため、図11において、中間階調
の表示を行うドットを含む信号電極に存在して、0/1
5階調の表示を行うドット(例えば、走査電極Y1と信
号電極X6との交点に対応するドット)の光学応答と、
0/15階調の表示だけを行うドットの信号電極に存在
して、0/15階調の表示を行うドット(例えば、走査
電極Y1と信号電極X7との交点に対応するドット)の
光学応答とは、ともに図12に示されるように同一とな
るので、透過率(反射率)に差が生じない。同様なこと
は、他の中間階調レベルでも言え、さらに、背景表示を
0/15階調の(オフ)のほか、15/15階調(オ
ン)とする場合にも言える。したがって、本実施形態に
よれば、上述した表示を行う場合に、クロストークの発
生が未然に防止されるので、高品位の表示が可能とな
る。
ーンを用いてMLS方式の駆動を行う駆動回路の具体的
構成について説明する。まず、走査電極駆動回路120
の構成について図5を参照して説明する。図5は、走査
電極駆動回路120の構成を示すブロック図である。こ
の図において、シフトレジスタ1202は、走査電極Y
1〜Ymの総数に対応するmビットシフトレジスタであ
り、制御回路180から供給された選択データSDを、
ラッチパルスLPによって選択期間毎に順次シフトして
出力する。ここで、シフトレジスタ1202による各ビ
ットの転送信号は、各走査電極にそれぞれ1対1に対応
して、同時に選択すべき4本の走査電極を指定するもの
である。本実施形態では、4本の走査電極が選択期間毎
に順次指定される構成となっているので、例えば、1フ
レーム内の最初の選択期間では、走査電極Y1〜Y4が
選択され、次の選択期間では、走査電極Y5〜Y8が選
択されることとなる。続いて、デコーダ1204は、シ
フトレジスタ1202により指定された4本の走査電極
の各々に対しては、極性データPS1〜PS4にしたが
って、選択電圧V3または−V3の選択を指示する電圧
選択信号を出力する一方、その他の走査電極に対して
は、電圧Vcの選択を指示する電圧選択信号を出力する
ものである。
1204によって出力される電圧選択信号の電圧振幅を
拡大するものである。そして、セレクタ1208は、電
圧振幅が拡大された電圧選択信号によって指示される選
択電圧を、実際に選択して、対応する走査電極に印加す
るものである。
によれば、1フレームを4等分した各フィールドの最初
に、4本の走査電極の選択を指示する選択データSDが
供給されて、これがラッチパルスLPによって選択期間
毎に順次転送されるとともに、極性データPS1〜PS
4が各フィールド毎に供給されるので、走査電極Y1〜
Ymに印加される電圧波形は、例えば、図6に示される
通りとなる。
回路140の構成について図7を参照して説明する。図
7は、信号電極駆動回路140の構成を示すブロック図
である。この図において、アドレス制御回路1402
は、表示データの読み出しに用いる4行分の行アドレス
Radを生成するものであり、当該4行分の行アドレス
Radを、開始パルスYDによりリセットするととも
に、選択期間毎に供給されるラッチパルスLPで4行毎
に歩進させる構成となっている。したがって、例えば、
アドレス制御回路1402は、各フィールドの最初の選
択期間では、第1行〜第4行の行アドレスRadを生成
し、次の選択期間では、第5行〜第8行の行アドレスR
adを生成することになる。
もm行×n列のドットに対応する記憶領域を有するデュ
アルポートRAMであり、書き込み側では、各ドットの
階調レベルを示す階調データDATAが書込アドレスW
adで指定された番地にランダムに書き込まれる一方、
読み出し側では、アドレスRadで指定された番地の階
調データが4行分シーケンシャルに読み出される構成と
なっている。すなわち、表示メモリ1404からは、4
行×n列のドットに対応する階調データが選択期間毎に
読み出される。そこで、説明の便宜上、各列において読
み出される4個の階調データを、信号電極X1〜Xnの
各列に対応してa1〜anと表記することとする。
み出された階調データa1〜anに応じて、図8や図9
に示したような階調パターンに変換し、選択された4本
の走査電極と交差するドットのオンオフを決定するもの
である。この各ドットのオンオフは、先に述べたよう
に、所定数の行列のドット単位内においてそのオンオフ
のドットが順次シフトする形となるため、フレーム番号
を示すフレームデータに応じて、各ドットのオンオフが
先に述べたルールに応じて変換されることとなる。
は、変換テーブル1406aを各列に対応してn個備え
る。ここで、ある列に対応する変換テーブル1406a
は、図8および図9に示される第1フレームの階調パタ
ーンを1フレーム毎に1ドット(5/15階調および1
0/15階調の階調パターンは2ビット)ずつシフトし
たパターンのうち、当該列に対応するものを、第1〜第
15フレームの階調パターンとして予め記憶するもので
ある。そして、4個のドットに対応する階調データと、
フレーム番号を示すフレームデータFRとが供給される
と、変換テーブル1406aは、各ドットについて、当
該階調データに対応する階調レベルとフレームデータF
Rで示されるフレームとに対応する階調パターンを調べ
るとともに、当該ドットがオンかオフかを判別して、そ
のドットのオンオフを示すドットデータを出力する。そ
して、ある1列に対応する変換テーブル1406aは、
当該列における4個のドットのオンオフを示すドットデ
ータbを出力する構成となっており、このため、階調デ
ータ変換回路1406からは、4行×n列に相当するド
ットデータb1〜bnが、それぞれn列の信号電極X1
〜Xnに対応して出力されることとなる。
交差に対応するRのドットの階調データが5/15階調
を示し、かつ、フレームデータFRで示されるフレーム
番号が「3」であるならば、図10において※で示され
るように、当該ドットはオフであるので、階調データ変
換回路1406は、当該ドットについてオフを示すドッ
トデータを出力する。また、例えば、走査電極Y4と信
号電極X2との交差に対応するGドットの階調データが
3/15階調を示し、かつ、フレームデータFRで示さ
れるフレーム番号が「5」であるならば、図8で示され
る階調パターンを5ドットだけ右方へシフトさせた場合
の周期性から判るように、当該ドットはオンであるの
で、階調データ変換回路1406は、当該ドットについ
てオンを示すドットデータを出力する。
定する4行×n列分のドットデータb1〜bnから、信
号電極X1〜Xnの各々に印加すべき電圧を選択させる
電圧選択信号を生成して出力するものである。このた
め、演算回路1408は、信号電極X1〜Xnの各列に
対応して、デコーダ1408aを備える。ここで、ある
1列分のデコーダ1408aは、第1に、当該列に対応
する4つのドットデータと転送信号PS1〜PS4とを
互いに比較して、その不一致数を求め、第2に、その不
一致数に応じて、当該列の信号電極に印加すべき信号電
圧の選択を指示する電圧選択信号を出力するものであ
る。したがって、演算回路1408からは、信号電圧の
選択を指示する電圧選択信号c1〜cnが、それぞれn
列の信号電極X1〜Xnに対応して出力されることとな
る。なお、不一致数と信号電圧との関係は、上述したよ
うに、不一致数が、「0」、「1」、「2」、「3」、
「4」であれば、それぞれ−V2、−V1、Vc、V
1、V2である。
択信号c1〜cnの電圧振幅をそれぞれ拡大するもので
ある。そして、セレクタ1412は、電圧振幅が拡大さ
れた電圧選択信号c1〜cnによって指示される電圧
を、実際に選択して対応する信号電極X1〜Xnにそれ
ぞれ印加するものである。
によれば、各フィールドのうち、ある選択期間におい
て、ある4本の走査電極が選択されると、当該4本の走
査電極との交差に対応する4行分のドットの階調データ
が、表示メモリ1404から読み出されるとともに、こ
の階調データと、制御回路180によるフレームデータ
FRとから、当該4行分のドットのオンオフが規定され
て、このオンオフにしたがった信号電圧が、信号電極X
1〜Xnのそれぞれ印加されることとなる。
によれば、5/10階調または10/15階調の階調表
示を行う場合、ドットが2ドットを単位としてシフトす
るので、ドットのオンオフが時間的、空間的に分散す
る。このため、従来の技術で述べたような、フリッカの
発生が防止されて、表示品位の低下が防止されることと
なる。
本の走査電極をまとめて順次選択するとともに、その選
択期間を1フレームで4回に分けて選択電圧を印加する
構成となっているので、1本ずつ走査電極を選択して選
択電圧を印加する構成よりも、選択電圧が低くて済む
し、かつ、そのような低い選択電圧でも良好な表示が可
能となっている。
は、いずれの階調レベルであっても、ある1列に着目す
れば、上記〜のいずれかの表示パターンとなってい
るので、同時選択される4本の走査電極と交差する4個
のドットが同一の階調レベルとなる表示を行う場合に、
クロストークの発生を未然に防止して、高品位の表示が
可能となっている。
階調表示を行うものとして説明したが、より低階調の
「4」階調表示や、より高階調の「64」階調表示、も
しくは、それ以上の階調表示の場合でも、もちろん適用
可能である。例えば、4階調表示において、中間階調の
1/3階調および2/3階調は、図13に示されるよう
に、上述した実施形態の16階調表示における5/15
階調および10/15階調と同一視できる。
駆動する走査電極の数を「4」としたが、本発明はこれ
に限られず、「1」以上の整数であれば良い。すなわ
ち、同時に複数本の走査電極を選択する構成としても良
いし、1本ずつ順番に選択する構成としても良い。いず
れにしても、実施形態で述べた技術を用いて、階調パタ
ーンを同時駆動する選択電極数に対応させれば、フリッ
カや、クロストークなどの発生を防止した高品位な表示
が可能となる。
として3原色のR(赤)、G(緑)、B(青)を前提と
して説明したが、補色のC(シアン)、M(マゼン
ダ)、Y(イエロー)の3色を用いても構わない。
晶パネル100を構成する一対の基板のうち、一方の基
板に走査電極Y1〜Xmを、他方の基板に信号電極X1
〜Xnをそれぞれ形成したいわゆるパッシブマトリクス
型の液晶表示装置を例にとって説明したが、本発明はこ
れに限られない。例えば、一方の基板に、走査線または
信号線の一方と、矩形状の画素電極と、両者の間にTF
D(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)のような2端
子型非線形素子とを形成する一方、他方の基板に、走査
線または信号線の他方を画素電極と対向するように形成
した液晶表示装置にも適用できる。また、一方の基板
に、走査線と信号線とを形成するとともに、これらの走
査線と信号線との交差に対応して、矩形状の画素電極と
TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)の
ような3端子型非線形素子とを形成して、走査線に印加
される走査信号により当該素子をオンさせて、信号線に
印加される電圧を画素電極に書き込むような液晶表示装
置にも適用可能である。そして、これらの液晶表示装置
では、透過型、反射型のいずれにも適用可能であるのは
言うまでもない。
のほかに、複数の色の画素をマトリクス状に配置してそ
れを発光させる、エレクトロルミネッセンスや、蛍光表
示管、プラズマディスプレイなどの自発光型表示装置だ
けでなく、電気光学効果により表示を行うとともに、1
画素を各原色に対応する複数のドットから構成されるカ
ラー表示装置のすべてに適用である。
置を携帯型電子機器に適用する場合について説明する。
この場合、電子機器は、図14に示されるように、主
に、表示情報出力源1000、表示情報処理回路100
2、駆動回路1004、液晶パネル100、クロック発
生回路1008並びに電源回路1010を備えて構成さ
れる。このうち、表示情報出力源1000は、ROM
(Read Only Memory)、RAM(RandomAccess Memor
y)などのメモリや、光ディスク装置などのストレージ
ユニット、画像信号を同調して出力する同調回路等を含
み、クロック発生回路1008からのクロック信号に基
づいて、所定フォーマットの画像信号などの表示情報を
表示情報処理回路1002に出力するものである。
・極性反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回
路、クランプ回路等の周知の各種処理回路などを含み、
クロック信号に基づいて入力された表示情報からデジタ
ル信号を順次生成し、クロック信号CLKなどのタイミ
ング信号や制御信号とともに駆動回路1004に出力す
るものである。さらに、駆動回路1004は、上述した
走査電極駆動回路120や、信号電極駆動回路140な
どに相当し、さらに、製造過程において検査に用いる検
査回路などを含んだものである。電源回路1010は、
各回路に所定の電源を供給するものであり、ここでは、
上述した電源回路190も含む概念のものである。
置を携帯電話に適用した例について説明する。図15
は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図におい
て、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302の
ほか、受話口1304、送話口1306とともに、液晶
パネル100を備えるものである。
る電子機器としては、上述した携帯電話のほか、ページ
ャ、時計、PDA(個人向け情報端末)などが好適であ
る。ただし、この他にも、液晶テレビや、ビューファイ
ンダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナ
ビゲーション装置、電卓、ワードプロセッサ、ワークス
テーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを
備えた機器等などにも適用可能である。
RC方式による階調表示を行うカラー表示装置におい
て、特定の階調レベルで発生する表示品位が低下するの
を防止することが可能となる。
めの図である。
めの図である。
めの図である。
的構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
号電圧波形を示すタイミングチャートである。
構成を示すブロック図である。
図である。
図である。
び10/15階調のパターンのフレーム毎におけるシフ
ト状態を説明するための図である。
ある。
を示す図である。
示す図である。
子機器の概略構成を示すブロック図である。
たる携帯電話の構成を示す斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 互いに異なる色に対応するドットが一定
の規則性で配列し、且つ前記ドットのオンまたはオフを
階調レベルに対応してフレーム毎に制御して階調表示を
行うカラー表示装置の駆動方法であって、 オンまたはオフのドットを、前記色数のn(nは2以上
の整数)倍のドット数で繰り返す第1の場合には、当該
nドットを1単位として変化させる一方、前記第1の場
合とは異なる第2の場合には、1ドットを単位として変
化させることを特徴とするカラー表示装置の駆動方法。 - 【請求項2】 n=2とすることを特徴とする請求項1
に記載のカラー表示装置の駆動方法。 - 【請求項3】 前記色は、赤、緑、青に相当する3色で
あることを特徴とする請求項1に記載のカラー表示装置
の駆動方法。 - 【請求項4】 前記色は、シアン、マゼンダ、イエロー
に相当する3色であることを特徴とする請求項1に記載
のカラー表示装置の駆動方法。 - 【請求項5】 互いに異なる色に対応するドットが、複
数の走査線と複数の信号線との交差に対応して一定の規
則性で配列してなり、 前記ドットのオンまたはオフを、階調レベルに対応して
フレーム毎に制御して階調表示を行うカラー表示装置の
駆動回路であって、 オンまたはオフのドットを、前記色数のn(nは2以上
の整数)倍のドット数で繰り返す第1の場合には、当該
nドットを1単位として変化させる信号電圧を、前記信
号線の各々に印加する一方、 前記第1の場合とは異なる第2の場合には、1ドットを
単位として変化させるための信号電圧を前記信号線の各
々に印加することを特徴とするカラー表示装置の駆動回
路。 - 【請求項6】 前記ドットのオンオフを規定するドット
データを、少なくとも階調レベルを規定する階調データ
とフレーム番号とに対応して予め記憶する記憶メモリを
備え、 選択された走査線との交差に対応するドットについて
は、 当該ドットの階調データとその時点のフレームの順番と
に対応するドットデータを、前記記憶メモリから読み出
して、当該ドットのオンまたはオフを規定することを特
徴とする請求項5に記載のカラー表示装置の駆動回路。 - 【請求項7】 前記走査線を複数本毎に順次選択すると
ともに、その選択期間を1フレーム内において複数回に
分けて選択電圧を印加することを特徴とする請求項5に
記載のカラー表示装置の駆動回路。 - 【請求項8】 中間階調の表示を行うドットの信号線へ
の信号電圧が取り得るレベルと、中間階調の表示を行わ
ないドットの信号線への信号電圧が取り得るレベルと
を、互いに同一に設定することを特徴とする請求項5に
記載のカラー表示装置の駆動回路。 - 【請求項9】 互いに異なる色に対応するドットが、複
数の走査線と複数の信号線との交差に対応して一定の規
則性で配列してなり、前記ドットのオンまたはオフを、
階調レベルに対応してフレーム毎に制御して階調表示を
行うカラー表示装置であって、 オンまたはオフのドットを、前記色数のn(nは2以上
の整数)倍のドット数で繰り返す第1の場合には、当該
nドットを1単位として変化させる一方、 前記第1の場合と異なる第2の場合には、1ドットを単
位として変化させることを特徴とするカラー表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20930499A JP3644314B2 (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | カラー表示装置の駆動方法、その駆動回路、カラー表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20930499A JP3644314B2 (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | カラー表示装置の駆動方法、その駆動回路、カラー表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001034239A true JP2001034239A (ja) | 2001-02-09 |
JP3644314B2 JP3644314B2 (ja) | 2005-04-27 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP20930499A Expired - Fee Related JP3644314B2 (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | カラー表示装置の駆動方法、その駆動回路、カラー表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3644314B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7391398B2 (en) | 2003-06-19 | 2008-06-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for displaying halftone in a liquid crystal display |
US9865192B2 (en) | 2013-03-05 | 2018-01-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Video signal control method and video signal controller for display device |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP20930499A patent/JP3644314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7391398B2 (en) | 2003-06-19 | 2008-06-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for displaying halftone in a liquid crystal display |
US9865192B2 (en) | 2013-03-05 | 2018-01-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Video signal control method and video signal controller for display device |
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