JP2001028564A - 携帯データ通信機器およびその電源制御方法 - Google Patents

携帯データ通信機器およびその電源制御方法

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JP2001028564A
JP2001028564A JP11199248A JP19924899A JP2001028564A JP 2001028564 A JP2001028564 A JP 2001028564A JP 11199248 A JP11199248 A JP 11199248A JP 19924899 A JP19924899 A JP 19924899A JP 2001028564 A JP2001028564 A JP 2001028564A
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JP11199248A
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English (en)
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Naoyuki Inohara
尚之 猪原
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Original Assignee
NEC Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力を実現する携帯データ通信機器および
その電源制御方法を提供する。 【解決手段】 携帯データ通信機器の動作を制御するシ
ステム制御器1と、携帯データ通信機器の状態を示すピ
クト情報を格納する第1のメモリ2と、ドットマトリク
ス表示するデータのうち、ピクト情報を除く表示データ
を格納する第2のメモリ5を特に具備し、システム制御
器1内にピクト情報をドットマトリクスデータに変換し
てピクト表示データとし、また、第2のメモリ5からデ
ータを読み出して、これを時間切り換えしてドットマト
リクス表示器6に出力する表示制御器3と、携帯データ
通信機器各部への電源の供給および遮断を制御する電源
制御器4とを備える。電池残量や受信電界強度等のチェ
ックを行う状態チェック時、文書の作成時、データ通信
時等には、必要な部分に電力が選択的に投入または遮断
される装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示器やプラ
ズマディスプレイパネル表示器などのドットマトリクス
表示器を備えた携帯データ通信機器およびその電源制御
方法に関し、特に、携帯電話機や携帯情報端末機などの
消費電力が重視される携帯データ通信機器において、省
電力を実現するために携帯データ通信機器を構成する各
部への電源を制御する携帯データ通信機器およびその電
源制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、ドットマトリクス表示器を備え
た携帯データ通信機器の第1の従来例の構成を示す図で
ある。図7に示すように、第1の従来例の携帯データ通
信機器は、データ送受信器などのデータ送受信器110
と、情報処理装置(CPU)108と、表示データを蓄
積するメモリ111と、LCDなどのドットマトリクス
表示器106と、メモリ111の表示データをドットマ
トリクスデータに変換、およびドットマトリクス表示器
106の制御を行う表示制御器113と、携帯データ通
信機器の電源の投入や遮断行う電源スイッチ107と、
ドットマトリクス表示器106の電源制御器116と、
電源109とから構成される。なお、電源スイッチは7
は、一般にソフトウェアスイッチと呼ばれる形態のスイ
ッチである。
【0003】ここで、メモリ111は、一般には、表示
データの格納用とともに、CPU108のプログラム作
業領域や送受信データの一時保存用としても用いられ
る。
【0004】図7を参照すると、この第1の従来例の携
帯データ通信機器は、データ送受信器110で受け取っ
たデータは、CPU108で必要な情報の取拾選別や加
工が行われ、また、アプリケーションソフトウェアによ
り表示画面が構成される。この表示画面情報は、ドット
マトリクス情報としてメモリ111の表示領域に格納さ
れる。メモリ111の表示領域に書き込まれた表示デー
タは、ドットマトリクスの形でメモリ111上に展開さ
れているので、これを表示制御器113でメモリ111
の表示領域に書き込まれたデータを順に読み出せば、ド
ットマトリクス表示器106に表示できる。
【0005】このとき、後述する電界強度情報などをグ
ラフィカルに表示するピクト表示が必要であれば、メモ
リ111のピクト表示部分に対応するメモリ領域に、ピ
クト表示データを書き込むことにより実現している。
【0006】従って、第1の従来例においては、単にピ
クト表示のみを行う場合でも、携帯データ通信機器全体
の電源を投入して、CPU108がメモリ111にピク
ト表示データを書き込み、表示制御器113を通して、
ドットマトリクス表示器106に表示していた。
【0007】図8は、図7に示した第1の従来例に、ピ
クト表示をLEDなどで行うピクト表示機構117を付
設した携帯データ通信機器の第2の従来例の構成を示す
図である。この例では、ピクト表示のみ行いたい場合
は、メモリ111や表示制御器113やドットマトリク
ス表示器106の電源を切った状態で行う。
【0008】図9は、図7に示した第1の従来例の各部
の電源供給状態を示すタイミング図である。なお、図9
の右側に示す「ON」,「OFF」が各部に供給する電
源制御状態である。
【0009】図9(a)は、状態チェック時、(b)
は、文書作成などの動作状態と低消費電力動作モードへ
の移行時、(c)は、データ通信時である。
【0010】ここで、状態チェック時とは、電池残量や
電界強度等の機器の状態についてチェックを行うときで
あり、文書作成などの動作状態と低消費電力モードへの
移行時とは、送信する文書作成などの入力動作が一時中
断したとき消費電力を節約するために電源を遮断すると
きであり、データ通信時とは、データの送受信を行うと
きである。
【0011】以下、第1の従来例の動作を図9(a),
(b),(c)を参照して説明する。
【0012】図9(a)に示す状態チェック時の場合の
動作は次のようになる。CPU108の電源は常時入っ
ており状態チェックがユーザーから指示されると、ま
ず、データ送受信器110、メモリ111、表示制御器
113、およびドットマトリクス表示器106の電源を
投入して、電界強度と電池残量をCPU108が検出
し、検出結果をメモリ111に書き込む。受信強度の検
出後はデータ送受信器110の電源を遮断する。
【0013】次に、メモリ111のピクト表示データを
ドットマトリクス表示器106に表示する。
【0014】図9(b)に示す文書作成などの動作状態
と低消費電力モードへの移行時では、データ送受信器1
10以外の電源は投入されている。また、文書作成など
の動作状態から低消費電力モードへの移行時では、ドッ
トマトリクス表示器106の電源を遮断する。
【0015】図9(c)に示すデータ送信時では、デー
タ送受信器110、CPU108と通信データが格納さ
れているメモリ111が動作状態にあり、表示制御器1
13およびドットマトリクス表示器106の電源は遮断
されている。
【0016】データ通信時は、表示制御器113以降の
ドットマトリクス表示器106とドットマトリクス表示
器の電源制御器116の電源を遮断することはできる
が、メモリ111には作業用のデータが保存されている
ので、メモリ111の電源は遮断することができない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した第1の従
来例では、単にピクト表示だけを行う場合でも、携帯デ
ータ通信機器全体の電源を投入する必要があるため、省
電力が困難であるという問題点があった。
【0018】また、図8に示した第2の従来例では、ピ
クト表示だけを行う場合、メモリ111からドットマト
リクス表示器106まで電源を遮断することが可能であ
るが、ピクト表示機構117のLEDなど、ドットマト
リクス表示器106とは別に何らかの表示装置を用意す
る必要があった。このため、部品点数が増加し、携帯デ
ータ通信機器全体の信頼性が低下するという問題点があ
った。
【0019】さらに、一般にCPUは、消費電力が多
く、デジタル機器のなかでもノイズを発生しやすいの
で、CPUに常時電源を供給しておくことは、消費電力
の増大を招くだけでなく、ノイズの発生にもつながると
いう問題点があった。
【0020】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みなされたものであって、携帯電話機や携
帯情報端末機などの消費電力が重視される携帯データ通
信機器において、省電力を実現するために携帯データ通
信機器を構成する各部への電源を制御する携帯データ通
信機器およびその電源制御方法を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明によれば、ドットマトリクス表示器および
ドットマトリクス表示器に表示する文書を作成する手段
を有し、電池を電源として動作し、データ送受信器を介
してデータの送受信をする携帯データ通信機器におい
て、特に、携帯データ通信機器各部への電源の供給およ
び遮断を制御する電源制御器と、電源制御器の制御を受
けて、携帯データ通信機器各部への電源を供給および遮
断する電源部とを設けたことを特徴としている。
【0022】また、ドットマトリクス表示器に表示され
るデータのうち、携帯データ通信機器の状態を示す第1
のデータを格納する第1のメモリと、ドットマトリクス
表示器に表示されるデータのうち、第1のメモリに格納
されている第1のデータ以外の第2のデータを格納する
第2のメモリと、第1および第2のメモリの出力である
第1および第2のデータからドットマトリクス表示器へ
の表示データを生成する表示制御器と、第1のメモリと
表示制御器と電源制御器とを含み、携帯データ通信機器
の動作を制御するシステム制御器とを設けたことを特徴
としている。
【0023】この電源制御器を備えたシステム制御器
は、電池の残量や携帯データ通信機器での電波の受信強
度を示す電界強度等のチェックを行う状態チェック時、
文書作成手段による文書の作成時、またはデータ通信時
には、データ送受信器、CPUを含む文書作成手段、第
2のメモリ、およびドットマトリクス表示器の電源を、
選択的に投入または遮断する。
【0024】また、システム制御器は、CPUで実行す
るタスクがない場合や、文書作成時に文書作成手段から
の入力が一定時間中断した場合に、携帯データ通信機器
を構成する各部への電源を遮断する。
【0025】上記のような構成とすることにより、各動
作状態のときに、電源供給が不要となる部分、例えば、
データ送受信器、CPU、第2のメモリ、およびドット
マトリクス表示器への電源を遮断することが可能とな
り、省電力化を実施することが可能である。
【0026】また、ドットマトリクス表示器は、携帯デ
ータ通信機器に内蔵された電池の残量を示す電池残量表
示データと携帯データ通信機器のアンテナでの電波の受
信強度を示す電界強度表示データとから成るピクト情報
を表示するピクト表示領域と、データによる表示を行う
データ表示領域とに分かれており、ピクト表示領域に
は、第1のメモリから読み出された第1のデータによる
表示が行われ、データ表示領域には、第2のメモリから
読み出された第2のデータによる表示が行われる。
【0027】ここで、表示制御部に、第1のメモリに格
納されている第1のデータがドットマトリクス以外のデ
ータ形式で格納されている場合には、第1のメモリから
第1のデータを読み出すとともに、固定表示パターンと
第1のデータとを組み合わせてドットマトリクス表示器
での表示に適した形に変換する表示変換機能を有するこ
とを特徴としている。
【0028】このことにより、データ送受信器やCP
U、第2のメモリの電源を遮断しても、ピクト表示は正
常に行われるとともに、省電力化が図られる。
【0029】また、電池残量表示データは、電池残量に
依存せず常時表示される固定表示パターンと、電池の残
量に応じて表示が変わる変動表示パターンとを含んでい
る。この電池残量データの変動表示パターンは、複数種
類あり、検出した電池の電圧値を複数段階に範囲分け
し、電圧値が十分高い場合には、複数種類の変動表示パ
ターンをすべて塗りつぶして表示し、電圧値が動作可能
な最も低い値の場合には、変動表示パターンの1つだけ
を塗りつぶして表示し、高低電圧値の間である電圧値の
場合には、その電圧値に対応する個数の変動表示パター
ンを塗りつぶして表示することを特徴としている。
【0030】また、電界強度表示データは、受信電界強
度に依存せずに常時表示される固定表示パターンと、電
界の強度に応じて表示が変わる変動表示パターンとを含
んでいる。この電界強度表示パターンは、複数種類あ
り、検出した電界の強度を複数段階に範囲分けし、電界
強度が十分強い場合には、複数種類の変動表示パターン
をすべて表示し、電界強度が動作可能であるが非常に弱
い場合には、変動表示パターンの1つだけを表示し、電
界強度の間にある電界強度の場合には、その電界強度に
対応する個数の変動表示パターンを表示することを特徴
としている。さらに、電界強度が通信に適さない場合に
は、通信に適さないことを示すメッセージ等を表示する
ことを特徴としている。
【0031】これらのことにより、携帯データ通信機器
の状態を容易に、かつ視覚的に確認することができる。
【0032】さらには、これらのピクト情報は、データ
表示領域、あるいはドットマトリクス表示器全体に電池
残量や電界強度等に関する詳細な情報を表示することが
可能であり、このことにより、携帯データ通信機器の状
態をさらに詳細に把握することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の上記および他の目
的、特徴および利点を明確にすべく、以下添付した図面
を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0034】図1は、本発明の一実施例である携帯デー
タ通信機器の構成を示すブロック図である。
【0035】本実施例の携帯データ通信機器は、図1に
示すように、システム制御器1(図1中点線で囲んだ部
分)と、LCDなどのドットマトリクス表示器6と、第
2のメモリであるメモリ5と、本携帯データ通信機器の
電源の投入や遮断を行う電源スイッチ7と、情報処理装
置(CPU)8と、電池を電力源として複数の電源出力
系統を持つ電源9と、通信モデムなどのデータ送受信器
10とにより構成されている。なお、電源スイッチ7
は、一般にソフトウェアスイッチの呼ばれる形態のスイ
ッチであり、システム制御器1により制御されるもので
ある。
【0036】この他、本実施例の携帯データ通信機器
は、ドットマトリククス表示器6に表示する文書を作成
する文書作成手段(図示せず)も備えている。
【0037】また、上記システム制御器1は、同一電源
系統により電源を供給される表示制御器3と、第1のメ
モリであるメモリ2と、電源制御器4と、表示制御器3
とから成り、CMOSデバイスで構成されている。CM
OSデバイスは、周知のように信号のレベル遷移がない
場合、消費電力が非常に少ない。
【0038】本実施例のシステム制御器1には常時電源
が供給されているが、消費電力を低減するため、電源を
遮断する低消費電力モードに移行すると、スイッチ監視
機能を残し、その他の部分へのクロック供給を停止する
などして電源を遮断し消費電力を低減している。また、
システム制御器1以外の部分は、すべて電源制御の対象
であり、各々電源の投入や遮断が可能である。なお、表
示制御器3については、電源系統を分離して電源制御の
対象としても差し支えはない。
【0039】メモリ5は、一般に表示データの格納用と
ともに、CPU8のプログラムの作業領域や送受信デー
タの一時保存用としても用いられ、これらはメモリのア
ドレスで管理されている。メモリ5には、後述する第1
のメモリであるメモリ2の説明で詳述する、第2のデー
タであるピクト表示データ以外の表示データがドットマ
トリクスの形で格納されている。ただし、メモリ5の表
示データは、ピクト表示を行わないモードを想定して、
ドットマトリクス表示器6の全画面分の領域を確保して
ある。
【0040】また、メモリ2には、第1のデータである
電池残量や携帯データ通信機器での電波の受信強度を示
す電界強度から成るピクト表示データが書き込まれてい
る。ピクト表示データの書き込みは、ビット情報の形で
も、表示データと同じ形のドットマトリクスの形でも構
わないが、ビット情報で書き込みをした場合は、ドット
マトリクス表示器6に表示される前に表示制御器3内で
ビット情報からドットマトリクスに変換する必要があ
る。表示制御器3はこの表示変換機能を有している。
【0041】上記システム制御器1に配されてなる電源
制御器4は、電源スイッチ7のON操作によるユーザー
からの起動指示や、CPU8の処理の指示に従い、携帯
データ通信機器各部の必要な部分へ電力を供給するべ
く、電源9の複数の電源出力系統を投入する。
【0042】また、電源スイッチ7のOFF操作によっ
て、携帯データ通信機器の電源OFFを行う場合や、C
PU8のタスクやユーザーの入力が停止して一定時間経
過した場合などに、電源9の電源出力系統の電源遮断可
能な部分について、電源を遮断し消費電力を抑える働き
をする。
【0043】上記ドットマトリクス表示器6は、LCD
(液晶表示デバイス)やPDP(プラズマディスプレイ
パネル)等による表示である。表示制御器3からの表示
データは順に表示していくものである。
【0044】ここで、ピクト表示について簡単に説明し
ておく。
【0045】説明を簡単にするために、ピクト情報は後
述する図2および図3に示すように、電池残量と電界強
度の2種類のピクト表示データについて、メモリ2に変
動表示パターンに対応するビット情報を保持するものと
する。変動表示パターンは各々3段階とする。この保持
されたビット情報は、ドットマトリクス表示器6に出力
するときに、固定表示パターンと組み合わせてドットマ
トリクスに変換して出力する。ピクト表示は、表示画面
上に表示されるグラフィカルな画像イメージのことであ
り、直感的に状態の把握が行える利点がある。
【0046】なお、表示制御器3において、ビット情報
からドットマトリクスへの変換を省略するため、あらか
じめメモリ2にドットマトリクスとして展開した状態で
データを格納してもよいが、この場合は、ドットマトリ
クスでデータを格納するので、ピクト表示デザインの自
由度が増す代わりに、その分メモリ容量を多く必要とす
ることは明らかである。
【0047】本発明の携帯データ通信機器において、デ
ータの流れは次のようになる。
【0048】データ送受信器10で受け取ったデータ
は、CPU8で必要な情報の取捨選別や加工が行われ、
また、アプリケーションソフトウェアにより表示画面が
構成される。この表示画面情報は、ドットマトリクス情
報として、メモリ5の表示領域に格納される。
【0049】また、データ送受信器10で検出した受信
電界強度は、CPU8であらかじめ設定された3段階の
範囲に分けられ、これをビット情報として、メモリ2に
書き込まれる。同時にCPU8では、定期的に電池の電
圧値を検知し、受信電界強度と同様に、ビット情報とし
て、メモリ2に書き込む。
【0050】なお、データ送受信器10、CPU8、お
よびアプリケーションソフトウェアの詳細については、
本実施例と直接関係しないので、その詳細な説明は省略
する。また、ここで述べたデータ送受信器10の代わり
に非同期でデータを送受信する非同期通信装置などを用
いてもよい。
【0051】表示制御器3は、メモリ2に格納されたビ
ット情報とメモリ5に格納された表示データを読み込
み、ドットマトリクス表示器6に転送する。メモリ2と
メモリ5のどちらのメモリからデータを読み出して表示
するかは表示制御器3内蔵のスイッチ(図示せず)によ
り切り換えている。この他に、表示制御器3は、ドット
マトリクス表示器6の表示制御も行っている。
【0052】ところで、上記メモリ2において、ピクト
表示データをビット情報で格納する場合は、例えば、電
池残量および電界強度を電圧値あるいは受信電界強度の
レベルで各々範囲分けした3段階について、それぞれ1
ビットを割り当て、変動表示パターンのそれぞれに対応
させることにより、電池残量または電界強度に下変動を
表示することができる。このビット情報をドットマトリ
クスへ変換するときの動作は、例えば、固定表示パター
ンと変動表示パターンのドットマトリクスパターンを用
意しておき、固定表示パターンは、ビット情報に関係せ
ず常時出力し、変動表示パターンについてはビット情報
との論理演算を行い、演算結果が、表示ONのときには
出力し、表示OFFとなったときには、出力しないよう
にすることにより実現できる。
【0053】そうでなく、ピクト表示データをドットマ
トリクスで格納する場合は、ドットマトリクス表示器6
に表示する状態そのままに、メモリ2に書き込みを行
う。つまり、固定表示パターンについては、常時メモリ
2に書き込むが、変動表示パターンは、例えば、電池残
量表示については、検出した電池の電圧値を3段階に範
囲分けし、電圧値が十分高い場合には、複数種類の変動
表示パターンをすべて塗りつぶし、電圧値が動作可能な
最も低い値の場合には、変動表示パターンの1つだけを
塗りつぶし、それらの間である電圧値の場合には、2個
の変動表示パターンを塗りつぶすように、メモリ2に書
き込む。受信電界強度の表示も同様にしてメモリ2に書
き込む。
【0054】ドットマトリクスでピクト表示データをメ
モリ2に書き込む場合は、上記の段階表示によるピクト
表示の他、電池が完全に消耗してしまう直前や、受信電
界が全く感知されないときなど、そのことをメッセージ
等により表示することが、文字パターンをメモリ2に書
き込むことにより容易に実現できる。
【0055】図2は、ドットマトリクス表示器6に表示
される表示データとメモリ2、メモリ5との対応を示す
図である。また図3は、図2のピクト表示部分のイメー
ジを拡大した図である。
【0056】図2に示すように、ドットマトリクス表示
器6の表示画面は、電池の残量を示す電池残量表示部2
1と、基地局あるいは通信衛星から発信された電波の携
帯データ通信機器のアンテナでの受信強度を示す電界強
度表示部22、および日時表示部23から構成されるピ
クト表示領域20aと、送受信データや電池残量と電界
強度に関する詳細な情報を表示するデータ表示領域20
bとに分割されている。
【0057】図3(a)は、図2に示した電池残量表示
部21のイメージを拡大した図である。図3(b)は、
電界強度表示部22のイメージを拡大した図である。図
3(a)で電池残量表示イメージの外側が電池残量のい
かんにかかわらず、常時表示される固定表示パターン、
内側が電池残量に応じて表示が変動する変動表示パター
ンである。図3(b)で向かって左側に示すのが常時表
示される固定表示パターンのアンテナであり、右側に示
すのが電界強度に応じて表示が変動する変動表示パター
ンである。
【0058】ピクト表示領域20aには、メモリ2に格
納されている電池残量表示データと電界強度表示データ
から成るピクト表示データが表示され、データ表示領域
20bには、メモリ5に格納されている送受信データな
どが表示される。
【0059】上記で簡単に説明したピクト表示の、電池
残量と電界強度をビット情報へ変換する方法を少し詳し
く説明する。
【0060】電池残量は、電池の電圧値を検知して、例
えば、3段階に範囲分けするとすれば、電圧値が十分高
い場合には、変動表示パターンを3つとも塗りつぶして
表示し、電圧値が動作可能であるが最も低い範囲である
場合は、変動表示パターンの左端の1個だけを塗りつぶ
して表示する。また、電圧値がそれらの中間値である場
合は、左と中の2つの変動表示パターンを塗りつぶして
表示する。なお、図3(a)は、電圧値が低い状態を示
している。
【0061】電界強度の場合も同様に、アンテナでの電
波の受信強度を検知して、例えば、3段階に範囲分け
し、電界強度が十分強い場合は、変動表示パターンの縦
棒を3本とも表示し、電界強度が弱くなるに従い、変動
表示パターンの縦棒を2本、1本と右側より減じて表示
し、電界強度が通信にほとんど適さない程度まで低下す
るとすべての縦棒を消して、固定表示パターンだけを表
示する。さらに、電界強度が通信に適さない場合には、
通信に適さないことを示すメッセージ等で表示する。図
3(b)は、十分電界強度が強い状態を示している。
【0062】なお、電池の残量を表示するのは、いうま
でもなく途中で通話やデータの送受信が中断されないよ
うに、ユーザーに注意を促すためである。また、電界強
度を表示する理由は、次の重要な問題があるからであ
る。
【0063】つまり、基地局あるいは通信衛星から発信
された電波の携帯データ通信機器のアンテナでの受信強
度のことである。この電界強度は基地局あるいは通信衛
星から離れれば離れるほど、および山や建物、あるいは
空気中のちりや埃などにより反射、回折される回数が増
えれば増えるほど受信強度が低下する。しかし、サービ
スエリア範囲内であれば、通話やデータの送受信には支
障ない。そのため、電界強度は移動通信においてサービ
スエリアの調査や通信品質の評価に重要な役割を果たし
ているためである。
【0064】これらのピクト表示をドットマトリクス表
示器6に、ピクト表示領域20aとして表示することに
より、画面内で文書作成や編集などの作業を行いながら
同時に機器の状態を知ることができる。また、他に部品
を設置する必要がないため、部品点数の削減につなが
る。
【0065】なお、電池残量と電界強度の内容について
さらに詳しく知りたいときは、図4に示すように、電池
残量と電界強度に関する詳細な情報24をデータ表示領
域20bに表示させることもできる。こうすれば、ユー
ザーは電池が後何時間持つから、どれ位話ができるのか
とか、自分の現在位置の電界強度はどれ位だから、もう
少し場所を移動した方が、相手の話が聞こえやすいなど
の情報を得ることが可能になる。
【0066】以下、本実施例の動作を図5の電源供給状
態を示すタイミング図を参照して説明する。なお、図5
の右側に示す「ON」、「OFF」が各部に供給する電
源の電源制御状態である。
【0067】図5(a)は状態チェック時、図5(b)
は文書作成などの動作状態と低消費電力モードへの移行
時、図5(c)はデータ通信時である。
【0068】図5(a)に示す状態チェック時の場合の
動作は次のようになる。なお、この状態チェックは、電
源スイッチ7を切った状態で行う。
【0069】まず、システム制御器1は、CPU8とデ
ータ送受信器10の電源を投入して、電池残量と電界強
度をCPU8が検出し、検出結果をメモリ2に書き込
む。電池残量と電界強度の検出後は、データ送受信器1
0の電源を遮断する。また、メモリ2への検出結果の書
き込み後は、CPU8の電源も遮断する。
【0070】次に、ドットマトリクス表示器6の電源を
投入して、メモリ2のピクト表示データを表示する。こ
の際、メモリ5の電源は、遮断したままである。従っ
て、表示制御器3は、ピクト表示データ以外のデータは
ないものとして処理する。
【0071】図5(b)は、ユーザーがドットマトリク
ス表示器6へ表示を行いながら、文書作成を行う状況を
想定した状態である。前半が文書作成などの動作状態
で、後半が入力待ち状態となった低消費電力モードへの
移行を示している。
【0072】この状態においては、ドットマトリクス表
示器6には、メモリ2のピクト表示データも、メモリ5
の表示データもともにドットマトリクス表示器6に表示
される。表示データは、まず、メモリ2のピクト表示デ
ータが表示され、次いで、メモリ5の表示データが表示
される。
【0073】しかし、ユーザーからの入力が一定時間中
断すると、CPU8やメモリ5、ドットマトリクス表示
器6への電源も完全に遮断される。この状態でさらに時
間が経過すると、システム制御器1内の状態は、電源ス
イッチ監視機能を残して停止し、電源スイッチを切った
状態に移行する。
【0074】なお、文書作成などの動作状態では、デー
タ送受信器10の電源のみ遮断されているが、通信が必
要となれば、データ送受信器10の電源を投入すること
で通信が可能となる。これにより、文書作成時において
も必要なときにデータの送受信を行うことが可能とな
る。
【0075】図5(c)に示すデータ通信時では、デー
タ送受信器10、CPU8、通信データが格納されてい
るメモリ5に電源が供給されて動作しており、ドットマ
トリクス表示器6の電源は遮断されている。また、シス
テム制御器1は、通常、電源制御器4のみ動作してお
り、表示制御器3とメモリ2は、データ通信を行う場合
には、クロックを停止するなどにより動作を停止してい
る。従って、表示動作に必要な電力分を低減できる。こ
のときの消費電力は従来例と変わりないが、全体に占め
る通信時間は、文書作成時などに比べればごくわずかな
時間である。
【0076】図6は、本実施例と第1の従来例の電源供
給状態について、違いを明らかにするための比較図であ
る。それぞれを完全に対比することはできないが、概略
ではほぼこの図に示すようになる。
【0077】図6(a)は本実施例の、図6(b)は第
1の従来例の状態チェック時における電源供給状態の比
較図である。また、図6(c)は本実施例の、図6
(d)は、第1の従来例の文書作成などの動作状態と低
消費電力モード移行時の電源供給状態の比較図である。
【0078】図6(a)と図6(b)とを比較すると、
図6(b)に示す斜線を施した部分については、本実施
例に比べて余計な電力が消費されていることが分かる。
特に、CPUの違いは大きく、斜線を施した部分につい
てはもちろん、携帯データ通信機器が電源OFF状態の
ときに、第1の従来例のCPU108の電力分をほぼ削
減できる。
【0079】ここで、第1の従来例のCPU108の電
力を全て削減できないのは、本実施例ではシステム制御
器1がごく一部の機能を代替しているためであるが、こ
れはCPU108の消費電力に比べて十分小さい。
【0080】また、第1の従来例のメモリ111につい
て、全て斜線が施してあるが、これは本実施例では、第
1の従来例のメモリ111に対して消費電力が十分小さ
い、メモリ2を使用することによる。具体例を示すと、
第1の従来例のメモリ111が数十Kビット以上である
ことに対し、本実施例のメモリ2は高々6ビット程度で
ある。
【0081】また、図6(c)と図6(d)とを比較す
ると、図6(d)に示す斜線を施した部分について、本
実施例に比べ余計に電力が消費されていることが分か
る。この部分は、第1の従来例では、メモリ111が表
示データの格納用としても使用されているため、表示を
停止するまで、データの読み出し動作が行われるために
発生していることによる。
【0082】つまり、本実施例では、主としてCPU8
とメモリ5の電源を遮断することにより、消費電力を低
減できることが明らかとなった。
【0083】以上のように、本実施例によれば、ピクト
表示データを通常のメモリ5に格納された表示データと
は格納場所を分離して別のメモリ2とし、このメモリ2
を表示制御器3や電源制御器4と電源を同一にして同一
電源系統により電源を供給した表示制御器3と、メモリ
2と、電源制御器4とで構成されるシステム制御器1に
は常時電源を供給しておき、それ以外のメモリ2、デー
タ送受信器10、およびドットマトリクス表示器6の電
源は、消費電力を低減させるため低消費電力モードにお
いて、電源を投入する部分を順次切り換え、必要な部分
の電源を電源制御器4で投入、遮断することにより、電
源の制御が細かく管理できるので、消費電力の低減が可
能である。
【0084】以上本発明の実施の形態を述べたが、本発
明は上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範
囲内において、適宣変更されることは明らかである。例
えば、本実施例では、電池残量表示と電界強度の表示パ
ターンを3段階に範囲分けして表示したが、もっと大ま
かに、例えば、2段階に範囲分けしても、あるいは、さ
らに細かく、例えば、10段階に範囲分けしてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような顕著な効果を奏する。
【0086】(1)システム制御器には常時電源を供給
しておき、それ以外のメモリ、データ送受信器、および
ドットマトリクス表示器の電源は、消費電力を低減させ
るため低消費電力モードにおいて、電源制御器で電源の
投入、遮断を制御することにより、消費電力の低減が可
能である。
【0087】(2)ピクト表示データを、その他の表示
データを格納するメモリと分離したメモリに格納するこ
とにより、ピクト表示だけを行う場合でも、メモリ、デ
ータ送受信器、ドットマトリクス表示器の電源を選択し
て投入できるため、消費電力を低減することが可能であ
る。消費電力を低減することが可能である。
【0088】(3)ユーザーの入力が一時中断する場合
でも、段階を追って電源制御が行えるため効率の良い電
源制御が行える。これにより、従来に比べ、消費電力が
さらに低減可能である。
【0089】(4)消費電力の多いCPUやメモリの電
源の投入、遮断を細かく制御することができため、消費
電力の低減だけでなく、ノイズ量を増大を抑えることが
可能となる。
【0090】(5)ピクト表示要求時に、情報収集が済
んだ携帯データ通信機器各部の電源を遮断して、瞬間最
大消費電力量を抑えているために、電池残量が低下して
もピクト表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である携帯データ通信機器の
構成を示すブロック図である。
【図2】ドットマトリクス表示器に表示される表示デー
タとメモリとの対応を示す図である。
【図3】(a)は、図2に示した電池残量表示部のイメ
ージを拡大した図であり、(b)は、電界強度表示部の
イメージを拡大した図である。
【図4】データ表示領域への電池残量と電界強度に関す
る詳細な情報の表示を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の電源供給状態を示すタイミ
ング図である。(a)は状態チェック時、(b)は文書
作成等の動作状態時、(c)はデータ通信時の状態を示
す。
【図6】本実施例と第1の従来例の電源供給状態を比較
する図である。(a),(b)は、状態チェック時の本
実施例と第1の従来例の電源供給状態のタイミング図、
(c),(d)は、文書作成などの動作状態と低消費電
力モードの移行時の本実施例と第1の従来例の電源供給
状態のタイミング図である。
【図7】ドットマトリクス表示器を備えた携帯データ通
信機器の第1の従来例の構成を示す図である。
【図8】図7に示した第1の従来例に、ピクト表示をL
EDなどで行うピクト表示機構を付設した第2の従来例
の構成を示す図である。
【図9】図7に示した第1の従来例の各部の電源供給状
態を示すタイミング図である。(a)は状態チェック
時、(b)は文書作成等の動作状態時、(c)はデータ
通信時の状態を示す。
【符号の説明】
1 システム制御器 2 メモリB 3,113 表示制御器 4 電源制御器 5 メモリA 6,106 ドットマトリクス表示器 7,107 電源スイッチ 8,108 CPU 9,109 電源 10,110 データ送受信器 20a ピクト表示領域 20b データ表示領域 21 電池残量表示部 22 電界強度表示部 23 日時表示部 24 電池残量と電界強度に関する詳細な情報 111 メモリ 116 ドットマトリクス表示器の電源制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA06 DB11 EA10 GG03 GG13 HH07 JA06 LL08 LL13 MA03 MA07 5G003 DA15 DA17 EA05 5K027 AA11 BB17 CC08 FF02 FF22 GG03 MM17 5K067 AA43 BB21 EE02 FF24 FF31 KK05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットマトリクス表示器および該ドット
    マトリクス表示器に表示する文書を作成する作成手段を
    有し、電池を電力源として動作し、データ送受信器を介
    してデータの送受信をする携帯データ通信機器におい
    て、 前記携帯データ通信機器各部への電源の供給および遮断
    を制御する電源制御器と、 該電源制御器の制御を受けて、前記携帯データ通信機器
    各部への電源を供給および遮断する電源部と、 前記ドットマトリクス表示器に表示されるデータのう
    ち、前記携帯データ通信機器の状態を示す第1のデータ
    を格納する第1のメモリと、 前記ドットマトリクス表示器に表示されるデータのう
    ち、前記第1のメモリに格納されている前記第1のデー
    タ以外の第2のデータを格納する第2のメモリと、 前記第1および第2のメモリの出力である前記第1およ
    び第2のデータから前記ドットマトリクス表示器への表
    示データを生成する表示制御器と、 前記第1のメモリと前記表示制御器と前記電源制御器と
    含み、前記携帯データ通信機器の動作を制御するシステ
    ム制御器と、を具備し、 前記システム制御器には常時電源が供給されており、 前記携帯データ通信機器の電源である前記電池の残量や
    前記携帯データ通信機器での電波の受信強度を示す電界
    強度チェックを行う状態チェック時、前記文書作成手段
    による文書の作成時、またはデータ通信時において、前
    記データ送受信器、文書作成手段、第2のメモリ、およ
    びドットマトリクス表示器の電源は、選択的に投入また
    は遮断されることを特徴とする携帯データ通信機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯データ通信機器にお
    いて、 前記システム制御器は、該システム制御器で実行するタ
    スクがない場合や、文書作成時、前記文書作成手段から
    の入力が一定時間中断した場合に、前記携帯データ通信
    機器を構成する各部への電源を遮断することを特徴とす
    る携帯データ通信機器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の携帯データ通信機器にお
    いて、 前記ドットマトリクス表示器は、前記携帯データ通信機
    器に内蔵された電池の残量を示す電池残量表示データや
    該携帯データ通信機器のアンテナでの電波の受信強度を
    示す電界強度表示データから成るピクト情報を表示する
    ピクト表示領域と、データによる表示を行うデータ表示
    領域とに分かれており、前記ピクト表示領域には、前記
    第1のメモリから読み出された第1のデータによる表示
    が行われ、前記データ表示領域には、前記第2のメモリ
    から読み出された第2のデータによる表示が行われるこ
    とを特徴とする携帯データ通信機器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の携帯データ通信機器にお
    いて、 前記電池残量表示データは、電池残量に依存せず常時表
    示される固定表示パターンと、電池の残量に応じて表示
    が変わる変動表示パターンと含み、前記電界強度表示デ
    ータは、受信電界強度に依存せず常時表示される固定表
    示パターンと、電界の強度に応じて表示が変わる変動表
    示パターンとを含むことを特徴とする携帯データ通信機
    器。
  5. 【請求項5】 請求項1または4記載の携帯データ通信
    機器において、 前記表示制御器は、前記第1のメモリに格納されている
    第1のデータがドットマトリクス以外のデータ形式で格
    納されている場合に、該第1のメモリから第1のデータ
    を読み出すとともに、前記固定表示パターンと該第1の
    データとを組み合わせて前記ドットマトリクス表示器で
    の表示に適した形に変換する表示変換機能を有すること
    を特徴とする携帯データ通信機器。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の携帯データ通信機器にお
    いて、 前記電池残量データの変動表示パターンは、複数種類あ
    り、検出した電池の電圧値を複数段階に範囲分けし、電
    圧値が十分高い場合には、前記複数種類の変動表示パタ
    ーンをすべて塗りつぶして表示し、電圧値が動作可能な
    最も低い値の場合には、変動表示パターンの1つだけを
    塗りつぶして表示し、前記高低電圧値の間にある電圧値
    の場合には、その電圧値に対応する個数の変動表示パタ
    ーンを塗りつぶして表示することを特徴とする携帯デー
    タ通信機器。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の携帯データ通信機器にお
    いて、 前記電界強度データの変動表示パターンは、複数種類あ
    り、検出した電界の強度を複数段階に範囲分けし、電界
    強度が十分強い場合には、前記複数種類の変動表示パタ
    ーンをすべて表示し、電界強度が動作可能であるが非常
    に弱い場合には、変動表示パターンの1つだけを表示
    し、前記電界強度の間にある電界強度の場合には、その
    電界強度に対応する個数の変動表示パターンを表示し、
    電界強度が通信に適さない場合には、通信に適さないこ
    とを示すメッセージを表示することを特徴とする携帯デ
    ータ通信機器。
  8. 【請求項8】 請求項1または3記載の携帯データ通信
    機器において、 前記ドットマトリクス表示器は、電池残量と電界強度に
    関する詳細な情報を前記データ表示領域に表示すること
    を特徴とする携帯データ通信機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003098902A1 (fr) * 2002-05-20 2003-11-27 Ntt Docomo, Inc. Dispositif pour commander l'affichage d'informations dans un terminal de communication mobile
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