JP2001028205A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

Info

Publication number
JP2001028205A
JP2001028205A JP11199774A JP19977499A JP2001028205A JP 2001028205 A JP2001028205 A JP 2001028205A JP 11199774 A JP11199774 A JP 11199774A JP 19977499 A JP19977499 A JP 19977499A JP 2001028205 A JP2001028205 A JP 2001028205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
ball
arm
axis
intermediate means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11199774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3800480B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Matsui
和弘 松井
Kazunobu Arikawa
和伸 有川
Satoshi Ota
智 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurogane Kosakusho Ltd
Original Assignee
Kurogane Kosakusho Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurogane Kosakusho Ltd filed Critical Kurogane Kosakusho Ltd
Priority to JP19977499A priority Critical patent/JP3800480B2/ja
Publication of JP2001028205A publication Critical patent/JP2001028205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3800480B2 publication Critical patent/JP3800480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アームの先端に取付けた照明体を、アーム軸
線に交差する縦軸回りの旋回方向Xと、アーム軸線に交
差する横軸回りの首振り方向Yと、アーム軸線の延長軸
回りのねじり方向Zの何れに対しても姿勢変更自在に構
成した照明器具を提供する。 【構成】 アームに取付けられた支軸にボール部を設け
たボール手段と、該ボール部を抱持するソケット部と該
ソケット部から側方に延びる軸部を有する中間手段と、
照明体に設けられ且つ前記軸部を軸支する軸受手段とを
備え、前記中間手段のソケット部とボール手段のボール
部により照明体の旋回方向Xとねじり方向Zに対する姿
勢変更を可能とするボールジョイントを構成すると共
に、前記中間手段の軸部と軸受手段により照明体の首振
り方向Yに対する姿勢変更を可能とする首振り回動手段
を形成した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に係り、
例えば、デスク等の家具に装着することにより使用され
る照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】デスク用の照明器具としては、デスクに
固定される支柱の上端から屈折して水平方向に延びるア
ームを設け、該アームの先端に照明体を取付けたものが
公知である。通常、デスクの天板を照らす光の照射方向
を変更自在とするため、照明体は、アーム軸線に交差す
る鉛直軸回りの旋回方向Xと、アーム軸線に交差する水
平軸回りの首振り方向Yに姿勢変更自在となるように構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、旋回方向
Xを規定する鉛直軸と、首振り方向Yを規定する水平軸
が、何れも軸部材により形成され、旋回方向Xと首振り
方向Yの回動を独立して行わしめる構成であるため、照
明体の姿勢を変更する際、選択できる姿勢に制約を受け
る。
【0004】そこで、照明体の姿勢変更の多様化を図る
ためには、前記の鉛直軸と水平軸に加えて、アーム軸線
の延長軸回りのねじり方向Zの姿勢変更を可能とする軸
部材を追加すれば良いことが知見される。然しながら、
この場合、アームと照明体の間に3本の軸部材を介装し
なければならず、部品点数の増加と、装置の大型化を招
来する問題がある。しかも、多様化された旋回方向Xと
首振り方向Yとねじり方向Zの三方向の回動は、3本の
軸部材により相互に独立した動きとされるため、スムー
ス且つ柔軟な姿勢変更を行い難いという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボールジョイ
ントを設けることにより、照明体の柔軟且つ自在な姿勢
変更を可能にすると共に、ボールジョイントを採用する
ことにより新たに発見された種々の問題を解決した照明
器具を提供するものである。
【0006】そこで、本発明が手段として構成したとこ
ろは、アームの先端に照明体を、アーム軸線に交差する
縦軸回りの旋回方向Xと、アーム軸線に交差する横軸回
りの首振り方向Yと、アーム軸線の延長軸回りのねじり
方向Zに対して姿勢変更自在に取付けて成る照明器具で
あって、アームに取付けられた支軸にボール部を設けた
ボール手段と、該ボール部を抱持するソケット部と該ソ
ケット部から側方に延びる軸部を有する中間手段と、照
明体に設けられ且つ前記軸部を軸支する軸受手段とを備
え、前記中間手段のソケット部とボール手段のボール部
により照明体の旋回方向Xとねじり方向Zに対する姿勢
変更を可能とするボールジョイントを構成すると共に、
前記中間手段の軸部と軸受手段により照明体の首振り方
向Yに対する姿勢変更を可能とする首振り回動手段を構
成して成る点にある。
【0007】前記構成を実施するに際しては、中間手段
をボール手段に対して、首振り方向Yに関して一体的に
係合せしめる係合手段を備えることが好ましい。
【0008】また、ボール手段と中間手段の間に、中間
手段のねじり方向Zの回動範囲を制限するストッパ手段
を設けることが好ましい。
【0009】また、中間手段の軸部を保持する固定軸受
部と可動軸受部から成り、可動軸受部を軸部の周面に対
して調節自在に押圧せしめる調圧手段を設けることが好
ましい。
【0010】更に、本発明が手段として構成したところ
は、アームの先端に照明体を、アーム軸線に交差する縦
軸回りの旋回方向Xと、アーム軸線に交差する横軸回り
の首振り方向Yと、アーム軸線の延長軸回りのねじり方
向Zに対して姿勢変更自在に取付けて成る照明器具であ
って、アームに固定された支軸にボール部を設けたボー
ル手段と、一対の半割り状の分割体を合掌状態に結合す
ることにより構成されると共に一対の球面状凹部により
ボール部を挟んで抱持するソケット片部と該ソケット片
部から側方に延びる軸片部を設けた中間手段と、照明体
に設けられ且つ前記軸部を軸支する軸受手段とを備え、
前記中間手段の一方の分割体のソケット片部が、ボール
手段の支軸を挿通せしめた状態で該支軸に外挿された筒
軸を嵌入せしめる制御孔を開設しており、該制御孔は、
中間手段の旋回方向Xの回動を許すように横向きに延び
る長孔を構成する一方、中間手段の首振り方向Yの回動
を阻止するように上下縁部を筒軸に係合せしめことによ
り係合手段を構成しており、前記中間手段の軸部と軸受
手段により照明体の首振り方向Yに対する姿勢変更を可
能とする首振り回動手段を構成して成る点にある。
【0011】前記構成を実施するに際しては、ねじり方
向Zに関して筒軸がボール手段の支軸上で中間手段と一
体的に回動自在とされることが好ましく、筒軸と、該筒
軸を包囲するようにアームに設けられた環状壁部との間
に、中間手段と一体的に回動される筒軸の回動範囲を制
限するストッパ手段を設けることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0013】図1は、本発明の照明器具1を装備したデ
スク2の1例を示している。デスク2の天板3には、下
側書棚4と上側書棚5が着脱自在に積層設置され、図2
に示すように、下側書棚4の背板4aと上側書棚5の背
板5aを相互に前後に偏位せしめている。即ち、デスク
2の前後方向に対して、前方位置に下側書棚4の背板4
aが位置し、後方位置に上側書棚5の背板5aが位置せ
しめられ、背板4aの後面と背板5aの前面との間に図
示のような距離dを有する。また、上側書棚5の棚板5
bは、下側書棚4の背板4aの上端よりも上方位置に配
置され、図示のように充分な距離Dを有する。尚、上側
書棚5は下側書棚4から取外し自在であり、下側書棚4
は天板3から取外し自在である。
【0014】照明器具1は、支柱6と、該支柱の上端か
ら屈折してほぼ水平方向に延びるアーム7と、該アーム
7の先端に連結された照明体8を備えており、デスク2
に対する装着のバリエーションを持たせるため、次のよ
うな装着形態を選択的に可能とする。
【0015】図2に示す第一の装着形態において、デス
ク2には下側書棚4と上側書棚5が積層設置されてお
り、照明器具1の支柱6を下側書棚4の背板4aの背面
に固着せしめられる。前述のように上下に位置する背板
5a、4aは、前後方向に距離dを有しているので、支
柱6の上部は、上側書棚5の背板5aの前面側に突出す
る。そして、前述のように上側書棚5の棚板5bが充分
な距離Dを有して上方に位置するので、アーム7は該棚
板5bの下方空間に配置され、照明体8は天板3に光を
照射可能な位置に配置される。後述する図5(A)に示
すように、支柱6には下端近傍部において上下方向に間
隔をあけて2個所に取付孔9a、9bが貫設され、下側
書棚4の背板4aの背面には下端近傍部において上下方
向に間隔をあけて2個所に埋込みナット10a、10b
が設けられており、選択された取付孔9a又は9bと選
択された埋込みナット10a又は10bを相互に合致せ
しめた状態で、取付孔に挿通した頭付きボルト11を埋
込みナットに螺着する構成とされ、このような選択によ
り支柱6の上下取付位置を変更可能としている。そこ
で、図2に示す第一の装着形態では、下側の取付孔9b
を下側の埋込みナット10bに合致せしめた状態で頭付
きボルト11を締着しており、従って、支柱6は変更可
能な上下取付位置のうち、最も下側の位置に取付けられ
ている。
【0016】図3に示す第二の装着形態において、下側
書棚4から上側書棚5が取外されている。従って、照明
器具1は、支柱6の上部を下側書棚4の背板4aから上
方に延出せしめ、自由な空間にアーム7及び照明体8を
配置している。そこで、前述のように取付孔9a、9b
と埋込みナット10a、10bを選択することにより、
背板4aに対する支柱6の取付位置を変更することが可
能である。即ち、前述の図2に示す最下位置の他、図3
及び図5(A)に示すように上側の取付孔9aを上側の
埋込みナット10aに合致せしめた状態で頭付きボルト
11を締着することにより支柱6を前記最下位置よりも
やや上方に位置せしめた中間位置が可能であり、更に、
図示省略しているが、下側の取付孔9bを上側の埋込み
ナット10aに合致せしめた状態で頭付きボルト11を
締着することにより支柱6を前記中間位置よりも更に上
方に位置せしめた最上位置が可能である。
【0017】図4に示す第三の装着形態において、デス
ク2の天板3からは全ての書棚が取外されている。この
場合、照明器具1の支柱6は、取付具12を使用するこ
とにより天板3に装着される。図5(B)及び図7
(B)に示すように、取付具12は、締着ボルト13を
備えたコ字形のクランプ金具14により天板3の縁部を
挟持する構成とされ、クランプ金具14から起立する横
断面コ字形のブラケット15に支柱6の下端近傍部を嵌
合した状態で、前述の一対の取付孔9a、9bに挿入さ
れた一対の頭付きボルト11、11をブラケット15に
挿通せしめると共にナット16、16を締着する構成で
ある。尚、前記ボルト及びナットを含んでブラケット1
5を被うカバー部材17が設けられている。
【0018】照明器具1の支柱6は、図6及び図7
(A)に示すように、アルミニウム等の軽金属その他の
素材による押出し材又は引抜き材から成り、中空の柱材
を構成することが好ましく、中央に形成された断面角形
の角筒部18を長手方向に延設すると共に、左右両側壁
の内面に沿って長手方向に延びるほぼ筒状のリブ19、
19を形成し、背壁には背面に開口する溝20を長手方
向に沿って形成している。そこで、図5(A)に示すよ
うに、支柱6の下端開口を蓋材21により閉鎖し、該蓋
材21を固定するビス22、22を前記リブ19、19
にねじ込み固着している。
【0019】図2及び図3に示した第一及び第二の装着
形態における支柱6の取付状態を安定ならしめるため、
下側書棚4における背板4aの背面には、支柱6を抱持
する固定バンド23が設けられており、該固定バンド2
3の両端の取付孔に挿入された頭付きボルト24、24
を、背板4aの背面に設けられた埋込みナット25、2
5に螺着する構成とされている。従って、第一及び第二
の装着形態において、固定バンド23は頭付きボルト2
4、24により緊締され、支柱6を背板4aと固定バン
ド23の間に締着する。一方、頭付きボルト24、24
を弛め又は取外すことにより、上述したような支柱6の
上下取付位置の変更が可能であり、しかも、図4に示す
ような下側書棚4の取外しが可能である。
【0020】照明器具1のアーム7は、図8に示すよう
に、それぞれ合成樹脂製の外アーム26に内アーム27
をスライド自在に内嵌した伸縮アームを構成している。
図9及び図10に示すように、外アーム26は、上下に
分割された上体26aと下体26bを重ね合わせた状態
で、両側縁部を相互にビス等により結合することにより
中空体を形成し、下体26bの尾端部に顎部28を一体
に形成している。図10に示すように、顎部28は、底
壁28aから横断面角形の角軸部29を垂設しており、
該角軸部29に金属製の補強コアー30を内挿してい
る。そこで、支柱6の上端から角筒部18に角軸部29
を挿入すると共に、支柱6の上端開口を顎部28の底壁
28aにより閉鎖し、該底壁28aを固定するビス3
1、31を支柱6のリブ19、19にねじ込み固着して
いる。
【0021】図8及び図9に示すように、内アーム27
は、皿体27aの上部開口を蓋体27bにより閉鎖しビ
ス等により結合することにより中空体を形成し、皿体2
7aの尾端近傍部における両側壁の外側に断面コ字形の
スライドガイド32、32を設けている。中空体を構成
する外アーム26の両側内面にはスライド溝33、33
が形成されており、該スライド溝33、33は、外アー
ム26の先端において閉鎖壁33aにより閉鎖されてい
る。そこで、内アーム27は、外アーム26に入れ子状
に挿入された状態で、前記スライドガイド32、32を
スライド溝33、33に摺動自在に嵌合せしめる。図8
に示すように内アーム27を外アーム26に押込んだ状
態では、内アーム27の後端部が外アーム26の後端壁
に接当する。この状態から内アーム27を引出すと、内
アーム27と共にスライドガイド32、32がスライド
溝33、33に沿って摺動し、スライドガイド32、3
2の前端が閉鎖壁33a、33aに接当した状態で停止
する。
【0022】図2ないし図4並びに図8及び図12に示
すように、照明体8は、横方向に長く延び下向きに開口
する庇状のシェード34を備え、該シェード34に直管
式その他の蛍光ランプから成る光源体35及び点灯装置
(図示せず)を装備すると共に、光源体35の上方に沿
って延びる反射板36を設けている。図12に示すよう
に、シェード34の長手方向の中央個所には窓孔を介し
て透明又は半透明の表示板37が嵌着されており、光源
体35の光を反射板36の透孔を通過して表示板37に
透光せしめ、該表示板37に表示された文字又は図柄等
の標章を顕在的に表示する。シェード34の庇縁34a
の内側には、透光を緩和するために乳白色等の合成樹脂
板等から成る曇板38が設けられている。曇板38は、
庇縁の長手方向全長にわたって延びるスカート部38a
の上部から内側に向けて一体に突設された取付リブ38
bを前記反射板36の前縁にビス等の固定手段39で固
定しており、スカート部38aの長手方向両端から内側
に折曲された取付片38cをシェード34の両側壁の内
側に固定している。更に、曇板38の長手方向中央部に
は、スカート部38aとシェード34の内面との間を遮
蔽する遮蔽部38dがスカート部38aから一体に突設
されている。そこで、光源体35から照射される照明光
のうち、庇縁34aの下方に向けて照射される光は、曇
板38のスカート部38aによって緩和され防眩される
ので、デスク使用者の顔面への直接照射が防止される。
一方、表示板37に照射される光は、遮蔽部38dによ
り外部への直接的な漏洩が防止されるので、表示板37
に表示された標章の顕在化に貢献する。しかも、シェー
ド34の庇縁34aを手指で把持することにより照明体
8の姿勢を変更せしめる際、前記遮蔽部38dが指当た
りとして役立つ。
【0023】照明体8は、アーム7の先端(内アーム2
7の先端)に対して、図15に示すように、伸縮自在な
アーム7の軸線Aに交差する縦軸V回りの旋回方向X
と、前記軸線Aに交差する横軸H回りの首振り方向Y
と、前記軸線Aの延長軸E回りのねじり方向Zに対して
姿勢変更自在となるように取付けられている。旋回方向
Xとねじり方向Zの姿勢変更は、後述するようなボール
ジョイントにより達成される。このため、旋回方向Xを
規定する縦軸Vは、鉛直方向の一つの縦軸に限定され
ず、ボールの中心を通り且つ鉛直軸(図中のV)と横軸
Hとの間において傾斜する無数の縦軸を含んでいること
を諒解されたい。また、ねじり方向Zを規定する延長軸
Eも、アーム軸Aと同一線上で延びる同軸に限定され
ず、ボールの中心を通り且つ同軸(図中のE)と横軸H
との間において傾斜する無数の縦軸を含んでいることを
諒解されたい。
【0024】図11及び図12に示すように、アーム7
と照明体8の間には、支軸40にボール部41を設けた
ボール手段42と、前記ボール部41を抱持するソケッ
ト部43と該ソケット部から両側方に延びる軸部44、
44を有する中間手段45が配設されている。
【0025】ボール手段42は、内アーム27の先端に
形成された筒部46に支軸40を挿入すると共にピン等
により抜止め状に固定され、図例では回転不能に固定し
ており、ボール部41を内アーム27から突出せしめ
る。この際、支軸40の首部には筒軸47が外挿され、
前記筒部46の開口近傍において拡径された径大の環状
壁部48に筒軸47を回動自在に内嵌せしめている。
【0026】中間手段45は、一対の半割り状の分割体
45a、45bを合掌状態に結合することにより構成さ
れている。即ち、分割体45a、45bをボルト・ナッ
ト等の結合手段49により結合し締着することにより、
ボール部41を挟んで抱持する球面状凹部を備えたソケ
ット片部43a、43bの一対により前記ソケット部4
3を構成すると共に、該ソケット片部43a、43bか
ら延設された軸片部44a、44bの一対により前記軸
部44を構成する。尚、ボルト・ナットから成る結合手
段49により一対のソケット片部43a、43bを調節
可能に締着する構成としておけば、ソケット部43とボ
ール部41の間の摩擦抵抗を調節することができ、前記
旋回方向X及びねじり方向Zに対して照明体8を姿勢変
更せしめる際の動きの固さが最適となるように設定でき
る。
【0027】中間手段45の軸部44、44は、照明体
8に設けられた軸受手段50、50に軸支される。図例
の場合、シェード34のリブ壁34cと下側カバー34
bのそれぞれに形成したほぼ半円形の切欠部を対向せし
めることにより軸受手段50を構成している。一方の軸
受手段50の近傍には調圧手段53が設けられており、
該調圧手段53は、図13に示すように、対向配置され
た固定軸受部51と可動軸受部52を備え、シェード3
4側に設けられた固定軸受部51と、該固定軸受部51
に対面して取付けられる可動軸受部52との間に中間手
段45の軸部44を保持せしめる。可動軸受部52は、
両翼部52a、52bの間に軸部44を抱持せしめる凹
曲部52cを屈曲形成した板バネから成り、一方の翼部
52aを固定軸受部51に対してピン等で固定される反
面、他方の翼部52bに操作手段55を設けている。図
例の場合、操作手段55は、固定軸受部52から突出せ
しめられ前記翼部52bに貫通されたネジ軸54と、該
ネジ軸54に螺合する締着部55aと摘み部55bを備
えており、前記摘み部55bをシェード34の下側カバ
ー34bから突出せしめている。従って、摘み部55b
を回動することにより締着部55aをネジ軸54に対し
て前進せしめると、翼部52bが緊張され、凹曲部52
cにより軸部44の周面を緊締する。反対に、締着部5
5aをネジ軸54上で後退せしめると、板バネの復元力
により翼部52bが追従して後退し、軸部44の周面上
で凹曲部52cの緊締力を緩める。従って、前記調圧手
段53により、照明体8が自重により前記首振り方向Y
に垂れ下がることを防止できるだけでなく、ユーザが首
振り方向Yに対して照明体8を姿勢変更せしめる際、そ
の動きの固さが最適となるように設定できる。
【0028】上記から明らかなように、アーム7と照明
体8の間には、中間手段45のソケット部43とボール
手段42のボール部41によるボールジョイントが構成
されている。従って、ボールジョイントの自在性によ
り、照明体8は、前記旋回方向Xと首振り方向Yとねじ
り方向Zに関して、それぞれの方向並びにそれらを複合
せしめた方向への姿勢変更が可能であり、本発明の実施
形態をそのように構成しても良い。
【0029】然しながら、図示の実施形態においては、
ボールジョイントにより旋回方向Xとねじり方向Zに関
する姿勢変更だけを可能ならしめ、首振り方向Yに関す
る姿勢変更は前記軸部44と軸受手段50とから成るピ
ボット式の首振り回動手段により可能ならしめる構成と
している。
【0030】図11に示すように、中間手段45の一方
の分割体45bのソケット片部43bは、ボール手段4
2の支軸40の首部に外挿された筒軸47を挿通せしめ
る制御孔56を開設している。そこで、制御孔56を横
向きに延びる長孔に形成しており、これにより中間手段
45が旋回方向Xに向けて回動することを可能ならしめ
ている。
【0031】然るに、図12に示すように、制御孔56
は、中間手段45の首振り方向Yの回動を阻止するよう
に上下縁部を筒軸47に係合せしめた係合手段57を構
成する。図例の場合、筒軸47における上下部を切除さ
れた平坦軸部47aを制御孔56に内嵌せしめている。
従って、図示実施形態の構成によれば、ボールジョイン
トの部分において照明体8が自重により前記首振り方向
Yに垂れ下がることをなく、首振り方向Yに対する照明
体8の姿勢変更は、ボールジョイントの両側方に設けら
れた軸部44と軸受手段50とから成るピボット式の首
振り回動手段により達成される。
【0032】照明体8の光源体35に電流を供給するた
めの導線は、照明体8からアーム7の中空部を経て、支
柱6の溝20に案内され、床面に導かれる。このため、
ボールジョイントにより、照明体8がねじり方向Zに向
けて自由に回動自在であると、照明体8とアーム7の間
において導線がねじられ断線の虞れを生じることにな
る。そこで、ボール手段42と中間手段45の間には、
中間手段45のねじり方向Zの回動範囲を制限するスト
ッパ手段58が設けられている。図示実施形態の場合、
図12及び図14に示すように、筒軸47の外周面に突
片59が設けられ、該筒軸47を回動自在に受入れる径
大の環状壁部48の内周面に周方向に間隔をあけて受片
60a、60bが設けられている。図例の場合、中間手
段45をほぼ水平姿勢としたとき、図14に示すように
突片59が上向き姿勢とされ、これに対して一対の受片
60a、60bが突片59の左右両側方に間隔をあけて
配置されている。従って、この状態から中間手段45を
時計針方向に回動すると、係合手段57により中間手段
45と一体的に回動する筒軸47の突片59が右側の受
片60bに接当し、これにより中間手段45の時計針方
向の回動を停止せしめる。反対に、中間手段45を反時
計針方向に回動すると、係合手段57により中間手段4
5と一体的に回動する筒軸47の突片59が左側の受片
60aに接当し、これにより中間手段45の反時計針方
向の回動を停止せしめる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、アーム7に取付けられ
た支軸40にボール部41を設けたボール手段42と、
該ボール部41を抱持するソケット部43と該ソケット
部43から側方に延びる軸部44、44を有する中間手
段45と、照明体8に設けられ且つ前記軸部44、44
を軸支する軸受手段50、50とを備えた構成であるか
ら、前記中間手段45のソケット部43とボール手段4
2のボール部41により少なくとも照明体8の旋回方向
Xとねじり方向Zに対する姿勢変更を行わしめるボール
ジョイントが構成される。そこで、このようなボールジ
ョイントによれば、旋回方向Xを規定する縦軸Vが鉛直
方向の一つの縦軸に限定されずボールの中心を通り且つ
鉛直軸(図15のV)と横軸Hとの間において傾斜する
無数の縦軸を含み、しかも、ねじり方向Zを規定する延
長軸Eもアーム軸Aと同一線上で延びる同軸に限定され
ずボールの中心を通り且つ同軸(図15のE)と横軸H
との間において傾斜する無数の縦軸を含むので、照明体
8の柔軟且つ自在な姿勢変更を可能にする。
【0034】そして、前記中間手段45の軸部44、4
4と照明体8の軸受手段50、50により、上述のよう
な首振り回動手段が構成されるので、照明体8の首振り
方向Yに対する姿勢変更をスムースに行うことができ
る。この際、照明体8は、軸部と軸受による構成である
から回動範囲を広範囲に形成することが可能であり、例
えば、照明体8を図2に示す実線の位置から鎖線の位置
まで回動せしめる他、更に鎖線の位置からアーム7の下
側にほぼ重なるような位置まで回動可能に構成できるの
で、アーム7と照明体8をアセンブリした状態で梱包す
る際のコンパクト化が可能になる。
【0035】ところで、前記ボールジョイントにより旋
回方向Xとねじり方向Zの姿勢変更を可能ならしめる一
方、軸部と軸受による首振り回動手段により首振り方向
Yの姿勢変更を可能ならしめるように役割分担せしめる
構成とする場合は、中間手段45をボール手段42に対
して首振り方向Yに関して一体的に係合せしめる係合手
段57を設けることが好ましい。そこで、このような構
成のボールジョイントを実施化するに際し、中間手段4
5は、一対の半割り状の分割体45a、45bにより構
成することが好ましく、分割体45a、45bを合掌状
態に結合することにより、ソケット片部43a、43b
の球面状凹部によりボール部41を挟んで抱持せしめる
と共に、該ソケット片部から側方に延びる軸片部44
a、44bにより軸部44、44を形成せしめる構成と
することにより、実施化が容易となる。そこで、一方の
分割体45bのソケット片部43bにボール手段の支軸
40及び筒軸47を挿通せしめる制御孔56を開設し、
該制御孔56を中間手段45の旋回方向Xの回動を許す
横長の長孔となるように形成する一方、該制御孔56に
支軸40の筒軸47を嵌入することにより、前記係合手
段57を容易に構成することができる。
【0036】更に、アーム7と照明体8の間において、
導線がねじれ断線することを防止するためには、ボール
手段42と中間手段45の間に、中間手段45のねじり
方向Zの回動範囲を制限するストッパ手段58を設ける
ことが好ましく、このようなストッパ手段58は、前記
係合手段57を介して中間手段45と一体的に回動せし
められる筒軸47と、該筒軸47を包囲するアーム7の
環状壁部48との間に、突片59と受片60a、60b
のような接当手段を設けることにより、容易に実施する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具を装備したデスクの1例を示
す斜視図である。
【図2】本発明の照明器具をデスクに装備せしめる際の
第一の装着形態を示す縦断側面図である。
【図3】本発明の照明器具をデスクに装備せしめる際の
第二の装着形態を示す縦断側面図である。
【図4】本発明の照明器具をデスクに装備せしめる際の
第三の装着形態を示す縦断側面図である。
【図5】デスクに対する照明器具の装着部分を示してお
り、(A)は図3におけるA部の拡大図、(B)は図4
におけるB部の拡大図である。
【図6】デスクの書棚に対する照明器具の装着部分を示
しており、書棚の背板を破断して示す照明器具の背面図
である。
【図7】照明器具の支柱を示しており、(A)は図6の
C−C線拡大断面図、(B)は図5(A)のD−D線拡
大断面図である。
【図8】本発明の1実施形態の照明器具におけるアーム
と照明体の連結部分を示す横断面図である。
【図9】図8のE−E線拡大断面図である。
【図10】図8のF−F線拡大断面図である。
【図11】ボールジョイントと首振り回動手段の1実施
形態を拡大して示す横断面図である。
【図12】図11のJ−J線拡大断面図である。
【図13】図11のG−G線拡大断面図である。
【図14】図11のH−H線拡大断面図である。
【図15】照明器具における照明体の旋回方向Xと首振
り方向Yとねじり方向Zを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2 デスク 4 下側書棚 5 上側書棚 6 支柱 7 アーム 8 照明体 26 外アーム 27 内アーム 34 シェード 35 光源体 40 支軸 41 ボール部 42 ボール手段 43 ソケット部 43a、43b ソケット片部 44 軸部 44a、44b 軸片部 45 中間手段 45a、45b 分割体 46 筒部 47 筒軸 48 環状壁部 49 結合手段 50 軸受手段 51 固定軸受部 52 可動軸受部 53 調圧手段 56 制御孔 57 係合手段 58 ストッパ手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの先端に照明体を、アーム軸線に
    交差する縦軸回りの旋回方向Xと、アーム軸線に交差す
    る横軸回りの首振り方向Yと、アーム軸線の延長軸回り
    のねじり方向Zに対して姿勢変更自在に取付けて成る照
    明器具であって、 アームに取付けられた支軸にボール部を設けたボール手
    段と、該ボール部を抱持するソケット部と該ソケット部
    から側方に延びる軸部を有する中間手段と、照明体に設
    けられ且つ前記軸部を軸支する軸受手段とを備え、 前記中間手段のソケット部とボール手段のボール部によ
    り照明体の旋回方向Xとねじり方向Zに対する姿勢変更
    を可能とするボールジョイントを構成すると共に、前記
    中間手段の軸部と軸受手段により照明体の首振り方向Y
    に対する姿勢変更を可能とする首振り回動手段を構成し
    て成ることを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 中間手段をボール手段に対して、首振り
    方向Yに関して一体的に係合せしめる係合手段を備えて
    成ることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 ボール手段と中間手段の間に、中間手段
    のねじり方向Zの回動範囲を制限するストッパ手段を設
    けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明
    器具。
  4. 【請求項4】 中間手段の軸部を保持する固定軸受部と
    可動軸受部とから成り、可動軸受部を軸部の周面に対し
    て調節自在に押圧せしめる調圧手段を設けて成ることを
    特徴とする請求項1、2又は3に記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 アームの先端に照明体を、アーム軸線に
    交差する縦軸回りの旋回方向Xと、アーム軸線に交差す
    る横軸回りの首振り方向Yと、アーム軸線の延長軸回り
    のねじり方向Zに対して姿勢変更自在に取付けて成る照
    明器具であって、 アームに固定された支軸にボール部を設けたボール手段
    と、一対の半割り状の分割体を合掌状態に結合すること
    により構成されると共に一対の球面状凹部によりボール
    部を挟んで抱持するソケット片部と該ソケット片部から
    側方に延びる軸片部を設けた中間手段と、照明体に設け
    られ且つ前記軸部を軸支する軸受手段とを備え、 前記中間手段の一方の分割体のソケット片部が、ボール
    手段の支軸を挿通せしめた状態で該支軸に外挿された筒
    軸を嵌入せしめる制御孔を開設しており、該制御孔は、
    中間手段の旋回方向Xの回動を許すように横向きに延び
    る長孔を構成する一方、中間手段の首振り方向Yの回動
    を阻止するように上下縁部を筒軸に係合せしめことによ
    り係合手段を構成しており、 前記中間手段の軸部と軸受手段により照明体の首振り方
    向Yに対する姿勢変更を可能とする首振り回動手段を構
    成して成ることを特徴とする照明器具。
  6. 【請求項6】 ねじり方向Zに関して筒軸がボール手段
    の支軸上で中間手段と一体的に回動自在とされ、筒軸
    と、該筒軸を包囲するようにアームに設けられた環状壁
    部との間に、中間手段と一体的に回動される筒軸の回動
    範囲を制限するストッパ手段を設けて成ることを特徴と
    する請求項5に記載の照明器具。
JP19977499A 1999-07-14 1999-07-14 照明器具 Expired - Fee Related JP3800480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19977499A JP3800480B2 (ja) 1999-07-14 1999-07-14 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19977499A JP3800480B2 (ja) 1999-07-14 1999-07-14 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001028205A true JP2001028205A (ja) 2001-01-30
JP3800480B2 JP3800480B2 (ja) 2006-07-26

Family

ID=16413401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19977499A Expired - Fee Related JP3800480B2 (ja) 1999-07-14 1999-07-14 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3800480B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001052524A (ja) * 1999-08-12 2001-02-23 Kurogane Kosakusho Ltd 照明器具
JP2013051114A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Star Techno Co Ltd 各種設備の監視表示及び照明装置
CN107429903A (zh) * 2015-03-20 2017-12-01 飞利浦灯具控股公司 用于灯具的连锁装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001052524A (ja) * 1999-08-12 2001-02-23 Kurogane Kosakusho Ltd 照明器具
JP2013051114A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Star Techno Co Ltd 各種設備の監視表示及び照明装置
CN107429903A (zh) * 2015-03-20 2017-12-01 飞利浦灯具控股公司 用于灯具的连锁装置
CN107429903B (zh) * 2015-03-20 2020-11-27 飞利浦灯具控股公司 用于灯具的连锁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3800480B2 (ja) 2006-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10107480B1 (en) Light fixture with pivoting sensor assembly
US10429013B1 (en) Portable worklight
WO2013100729A1 (ko) 조명 장치
JP3142490U (ja) 照明ランプ
US4554620A (en) Lamp and lamp arm
JP2001028205A (ja) 照明器具
CN210372993U (zh) 可调整的照明灯具
US3837607A (en) Lighting fixture
US5165787A (en) Lamp shade having rotatable light deflectors
JP2001052524A (ja) 照明器具
JP2001043726A (ja) 照明器具
JP4226809B2 (ja) 照明器具
JP3879814B2 (ja) 机用の照明装置及びこれを備えた学習机
KR100766957B1 (ko) 조경용 조명기구
JP4371476B2 (ja) 机上用照明装置
CN216202851U (zh) 一种多方位可旋转的射灯
CN219199075U (zh) 折叠灯及灯用三脚架
JPH071698Y2 (ja) デスク灯
JP2000041754A (ja) 机、及びこれに用いる棚装置の利用方法
JP2009146638A (ja) 照明器具
KR20210146161A (ko) 천장등 조립체
KR200192698Y1 (ko) 조명기구의 조절장치
KR200345320Y1 (ko) 독서실용 스탠드
JPH071694Y2 (ja) スポットライト
JP2001014936A (ja) 照明器具及び机

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees