JP2001023078A - 車両走行位置検出システム - Google Patents

車両走行位置検出システム

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JP2001023078A
JP2001023078A JP11196083A JP19608399A JP2001023078A JP 2001023078 A JP2001023078 A JP 2001023078A JP 11196083 A JP11196083 A JP 11196083A JP 19608399 A JP19608399 A JP 19608399A JP 2001023078 A JP2001023078 A JP 2001023078A
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vehicle
light receiving
receiving unit
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Kenichi Sakari
健一 坂理
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路面に特別の検出補助手段を設置すること
なく、設置作業や保守が容易であると共に、周囲の環境
に影響されることなく正確に車両走行位置が検出できる
ようにする。 【解決手段】 道路の車線の上方に設けられ、指向性の
高い光を発する発光部を有し、この発光部からの光を上
記車線の中心線の上方から鉛直下方に向けて照射すると
共に、該中心線と直角方向に所定周期で往復して振る手
段を有する投光装置1と、車両の屋根面上に設けられ、
該車両の車体の中心軸上に複数個の受光器が直線状に配
置され、上記投光装置1からの光を受光する受光ユニッ
ト2と、上記車両に搭載され、上記受光ユニット2から
の受光信号を入力して受光パターンを作成し、この受光
パターンから上記車両の走行位置を判断する信号処理判
断装置3と、上記信号処理判断装置3からの出力信号を
入力して車両走行位置の情報を表示する表示部4と、を
備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路を走行する車
両が車線上のどの位置を走行しているかを自動的に検出
する車両走行位置検出システムに関し、特に、道路面に
特別の検出補助手段を設置することなく、設置作業や保
守が容易であると共に、周囲の環境に影響されることな
く正確に位置検出ができる車両走行位置検出システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路を走行する車両が車線上のど
の位置を走行しているかを自動的に検出するには、車両
に搭載したCCDカメラ等の撮像装置で、道路面のセン
ター又は側部に標示された白線を撮影し、その画像デー
タにより上記白線を検知し、その白線の見え方により自
車の走行位置を検出するようになっていた(特開平7−
17299号公報)。
【0003】また、他の例としては、道路の路面上のセ
ンターに多数の磁気ネイルを1列状に埋め込んでおき、
この磁気ネイルが出す磁界を車両の底面等に取り付けた
磁気−電気変換素子で検出し、この検出データにより上
記磁気ネイルと車両との関係を検知して、自車の走行位
置を検出するようになっていた(特開平9−22968
9号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の装置においては、前者の場合は、道路面のセンター
又は側部に連続した白線を長距離にわたって標示しなけ
ればならず、その標示する作業量が莫大であると共に、
保守も困難であった。また、時間の経過によって白線が
汚れることがあり、撮像装置での撮影によりその白線が
鮮明に映らない場合は、検出の精度が低下することがあ
った。さらに、晴天、曇天、雨天などの天候の影響を受
け易く、その場合の信号処理が複雑になることがあっ
た。
【0005】また、後者の場合は、道路面上のセンター
に多数の磁気ネイルを1列状に埋め込まなければなら
ず、その埋め込みの作業量が莫大であると共に、保守も
困難であった。また、時間の経過によって上記多数の磁
気ネイルを新しいものと更新しなければならず、その作
業量も莫大なものとなる。さらに、もし周囲の環境に磁
気を帯びたものが存在する場合は、その影響を受けて正
確に車両の位置検出ができないことがあった。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、道路面に特別の検出補助手段を設置することな
く、設置作業や保守が容易であると共に、周囲の環境に
影響されることなく正確に位置検出ができる車両走行位
置検出システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による車両走行位置検出システムは、道路の
車線の上方に設けられ、指向性の高い光を発する発光部
を有し、この発光部からの光を上記車線の中心線の上方
から鉛直下方に向けて照射すると共に、該中心線と直角
方向に所定周期で往復して振る手段を有する投光手段
と、車両の屋根面上に設けられ、該車両の車体の中心軸
上に複数個の受光器が直線状に配置され、上記投光手段
からの光を受光する受光ユニットと、上記車両に搭載さ
れ、上記受光ユニットからの受光信号を入力して受光パ
ターンを作成し、この受光パターンから上記車両の走行
位置を判断する信号処理判断手段と、上記信号処理判断
手段からの出力信号を入力して車両走行位置の情報を表
示する表示手段と、を備えて成るものである。
【0008】また、上記投光手段の発光部からの光の照
射において所定周期の往復の1/2周期毎に変調をか
け、この投光手段からの光を受光ユニットで受光するこ
とにより、上記信号処理判断手段は車両走行の車線の中
心線から左右どちら側にずれているかを検出するものと
してもよい。
【0009】さらに、上記車両の屋根面上の受光ユニッ
トと平行してその一側方又は両側方に所定間隔だけ離し
て、複数個の受光器を直線状に配置した方向識別用受光
ユニットを設け、上記受光ユニットと方向識別用受光ユ
ニットとの受光パターンから、上記信号処理判断手段は
車両走行の車線の中心線から左右どちら側にずれている
かを検出するものとしてもよい。
【0010】さらにまた、上記信号処理判断手段は、上
記受光ユニットによる受光パターンと共に、道路からの
投光手段の高さ及び受光ユニットの高さと、上記投光手
段からの光照射の振れ角とを用いて、車両走行の車線の
中心線からのずれ量を検出するものとしてもよい。
【0011】また、上記信号処理判断手段は、上記投光
手段からの光照射を所定周期で往復して振る1周期を把
握し、上記受光ユニットによる受光パターンの間隔から
車両の走行速度を検出するものとしてもよい。
【0012】さらに、上記信号処理判断手段の出力側
に、該信号処理判断手段からの出力信号を入力して車両
のステアリングコントロール量を演算する制御手段を設
けたものとしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明による車両走行
位置検出システムの実施の形態を示すブロック図であ
り、図2はそのシステムの概要を示す模式図である。こ
の車両走行位置検出システムは、道路を走行する車両が
車線上のどの位置を走行しているかを自動的に検出する
もので、図1に示すように、投光装置1と、受光ユニッ
ト2と、信号処理判断装置3と、表示部4と、コントロ
ール部5とを有して成る。
【0014】上記投光装置1は、図2において道路6の
車線7上を走る車両8に位置検出用の光を照射する投光
手段となるもので、図1に示すように、発光部9と、ガ
ルバノミラー10と、駆動部11と、制御部12とを有
し、図2に示すように、例えば道路6に跨って設けられ
たゲート13を利用して上記車線7の中心線14の上方
に設けられている。
【0015】上記発光部9は、高輝度で指向性の高い光
を発するもので、例えばレーザ光を発生するレーザ発光
源から成る。ガルバノミラー10は、上記発光部9から
の光を反射させて図2に示す車線7の中心線14の上方
から鉛直下方に向けて照射すると共に、該中心線14と
直角方向に所定周期で往復して振る手段となるものであ
る。また、駆動部11は、上記ガルバノミラー10を、
該ガルバノミラー10で反射された光が上記車線7の中
心線14と直角方向に所定周期で往復して振るように動
作させるもので、例えばモータからなる。そして、制御
部12は、上記発光部9と駆動部11の動作を制御する
ものである。
【0016】なお、上記投光装置1は、図2においてそ
の装置全体が車線7の中心線14の上方に設けられる必
要はなく、最低限ガルバノミラー10だけが車線7の中
心線14の上方に位置していればよい。また、上記ガル
バノミラー10は、他の構成の光反射手段であっても、
発光部9からの光を反射させて車線7の中心線14の上
方から鉛直下方に向けて照射すると共に、該中心線14
と直角方向に所定周期で往復して振ることができるもの
であればよい。
【0017】受光ユニット2は、上記投光装置1から照
射された光を受光するもので、図2において道路6の車
線7上を走る車両8の屋根面上に設けられ、該車両8の
車体の中心軸上に複数個の受光器151,152,…,1
5nが直線状に配置され,1次元のアレイ状に構成され
ている。なお、上記受光器151〜15nは、例えばレ
ーザ光を検出する受光センサ20を有するレーザ受光器
からなり、各受光器151〜15n毎の入力光を識別で
きるようになっており、各受光器151〜15n毎の受
光信号を後述の信号処理判断装置3に並列に送出する。
【0018】信号処理判断装置3は、上記受光ユニット
2からの受光信号を入力して受光パターンを作成し、こ
の受光パターンから上記車両8の走行位置を判断する信
号処理判断手段となるもので、受光処理部16と、固定
情報記憶部17と、位置判断部18とを有し、該車両8
に搭載されている。
【0019】上記受光処理部16は、前記受光ユニット
2の各受光器151〜15nからの受光信号を並列に入
力して受光パターンを作成し、その受光パターンを出力
するものである。また、固定情報記憶部17は、前記投
光装置1の道路6からの高さ、該投光装置1から照射さ
れる光の振幅周期、その光照射の触れ角、前記受光ユニ
ット2の道路6からの高さ、及び上記各受光器151
15nの設置間隔等の固定情報を記憶するものである。
そして、位置判断部18は、上記受光処理部16からの
受光パターンと、固定情報記憶部17からの各種の固定
情報とを入力して、車両8の走行位置を判断するもので
ある。
【0020】表示部4は、上記信号処理判断装置3から
の出力信号を入力して車両走行位置の情報を表示する手
段となるもので、例えば小型のテレビモニタ又は液晶デ
ィスプレイ等から成り、車両8に搭載されている。そし
て、コントロール部5は、上記信号処理判断装置3から
の出力信号を入力して車両のステアリングコントロール
量を演算する制御手段となるもので、該信号処理判断装
置3の出力側に設けられている。なお、このコントロー
ル部5は、車両のステアリングコントロールを自動的に
制御しない場合は、設けなくてもよい。
【0021】次に、このように構成された車両走行位置
検出システムの動作について説明する。まず、図1にお
いて、投光装置1の制御部12の制御により発光部9を
動作させ、例えばレーザ光を発生させる。これと同時
に、駆動部11を動作させてガルバノミラー10を駆動
する。これにより、上記ガルバノミラー10で発光部9
からの光を反射させて、図2において、車線7の中心線
14の上方から鉛直下方に向けてレーザ光を照射すると
共に、該中心線14と直角方向に矢印A,Bのように所
定周期で往復して振る。
【0022】この状態で、図2において、道路6の車線
7上を車両8が矢印Cのように進行すると、該車両8の
屋根面上に設けられた受光ユニット2の位置では、投光
装置1から照射されるレーザ光の軌跡は、図3に示すよ
うに正弦波を描くこととなる。そして、この正弦波状に
移動する光を上記受光ユニット2の各受光器151〜1
5nが受光する。このとき、車両8が図2に示す投光装
置1の真下、即ち車線7の中心線14上を等速度で走行
している場合は、該中心線14と受光ユニット2のライ
ンが一致し、図3(a)に示すように、受光ユニット2
の各受光器15 1〜15nのうちレーザ光を受光した受
光器は等間隔d0で現れる。
【0023】また、車両8が投光装置1の真下を走行し
ていない、即ち車線7の中心線14から左右どちらかへ
ずれて走行している場合は、該中心線14と受光ユニッ
ト2のラインが一致せず、図3(b)に示すように、受
光ユニット2の各受光器15 1〜15nのうちレーザ光
を受光した受光器は間隔d1,d2のように不等間隔で現
れる。
【0024】上記受光ユニット2の各受光器151〜1
5nの受光信号は、信号処理判断装置3の受光処理部1
6へ送られ、受光パターンが作成され、この受光パター
ンは位置判断部18へ送られる。この位置判断部18で
は、図3に示すレーザ光を受光した受光器151〜15
nの間隔を見て、図3(a)に示す等間隔d0の場合
は、車両8が車線7の中心線14上を走行していると判
断する。また、図3(b)に示す間隔d1,d2のように
不等間隔である場合は、車線7の中心線14から左右ど
ちらかへずれて走行していると判断する。
【0025】そして、上記位置判断部18の判断による
出力信号は、表示部4へ送られ、その画面に車両走行位
置の情報として表示される。これにより、車両8の運転
者は、自車の車線7上の走行位置を知ることができ、運
転操作に役立たせることができる。また、上記位置判断
部18の出力信号をコントロール部5に送った場合は、
車両8のステアリングコントロール量を演算することが
できる。この場合は、車両8のステアリングコントロー
ルを自動的に制御することができ、自動走行を可能とす
ることができる。
【0026】図4は本発明の第二の実施形態を示すブロ
ック図である。この実施形態は、前記投光装置1の発光
部9からの光の照射において所定周期の往復の1/2周
期毎に変調をかけ、この投光装置1からの光を受光ユニ
ット2で受光することにより、前記信号処理判断装置3
は車両走行の車線7の中心線14から左右どちら側にず
れているかを検出するようにしたものである。
【0027】そのために、図4において、投光装置1の
内部にて発光部9の前段に光変調部19を設け、上記発
光部9から発せられる例えばレーザ光に、ガルバノミラ
ー10の所定周期に同期させて往復の1/2周期毎に異
なる高調波を乗せて変調処理を行う。また、受光ユニッ
ト2の各受光器151〜15nの内部にて受光センサ2
0の後段に光復調部21を設け、上記1/2周期毎に変
調処理されたレーザ光を各受光器151〜15nで受光
するときに復調するようになっている。
【0028】この場合、図5に示す投光装置1から照射
されるレーザ光の軌跡の正弦波において、車両8の進行
方向Cに対して左から右へ向かう光と、逆に右から左へ
向かう光とでは光の変調処理が異なるので、各受光器1
1〜15nの受光信号に差が出てくることとなり、こ
れによりレーザ光の受光時の光の方向性がわかる。この
受光状態を次のように三つの値で表すと、受光パターン
を表現できる。即ち、左から右へ向かう光を受光したと
きは「1」、右から左へ向かう光を受光したときは
「2」、光を受光していないときは「0」とする。
【0029】図5は、図2において車両8が車線7の中
心線14から例えば右へずれて走行している場合を示し
ている。この場合は、各受光器151〜15nの受光状
態の値は次のようになる。即ち、あるタイミングで左か
ら右へ向かう光を受光した値の「1」が現れ、次のタイ
ミングでは光を受光していない値の「0」が現れ、その
次のタイミングでは右から左へ向かう光を受光した値の
「2」が現れ、更にその次のタイミングでは光を受光し
ていない値の「0」が再び現れ、次のタイミングでは左
から右へ向かう光を受光した値の「1」が再び現れる。
【0030】このような受光状態の値で表現される受光
パターンは、図5から明らかなように、値「1」から
「2」に変わるまでの値「0」の間隔d3が狭く、値
「2」から「1」に変わるまでの値「0」の間隔d4
広くなる。したがって、このような受光パターンを検出
したときは、車両8が車線7の中心線14から右へずれ
て走行していると判断される。
【0031】次に、図6は、図2において車両8が車線
7の中心線14から例えば左へずれて走行している場合
を示している。この場合の各受光器151〜15nの受
光状態の値は次のようになる。即ち、あるタイミングで
右から左へ向かう光を受光した値の「2」が現れ、次の
タイミングでは光を受光していない値の「0」が現れ、
その次のタイミングでは左から右へ向かう光を受光した
値の「1」が現れ、更にその次のタイミングでは光を受
光していない値の「0」が再び現れ、次のタイミングで
は右から左へ向かう光を受光した値の「2」が再び現れ
る。
【0032】このような受光状態の値で表現される受光
パターンは、図6から明らかなように、値「2」から
「1」に変わるまでの値「0」の間隔d5が狭く、値
「1」から「2」に変わるまでの値「0」の間隔d6
広くなる。したがって、このような受光パターンを検出
したときは、車両8が車線7の中心線14から左へずれ
て走行していると判断される。以上により、車両走行の
車線7の中心線14から左右どちら側にずれているかを
検出することができる。
【0033】図7は、図4に示す第二の実施形態におい
て、受光ユニット2の各受光器15 1〜15nで受光す
るレーザ光の方向性を識別する他の例を示す説明図であ
る。この例では、例えば波長Aのみを検知する1次元の
アレイ状に構成された受光ユニット2aと、波長Bのみ
を検知する1次元のアレイ状に構成された受光ユニット
2bとを、左右に隣接配置して受光ユニット2を構成し
たものである。図では、一方の受光ユニット2aを車両
8の進行方向Cに対して右側に、他方の受光ユニット2
bを左側に配置し、それぞれを構成する受光器15
1a,152a,…,15naと、151b,152b,
…,15nbとは、それぞれ対応する位置に組み合わさ
れている。
【0034】この場合、図4に示す投光装置1の光変調
部19では、発光部9から発せられる例えばレーザ光
に、ガルバノミラー10の所定周期に同期させて往復の
1/2周期毎に、左から右へ向かうときは波長A、右か
ら左へ向かうときは波長Bとなるように交互に変調処理
を行う。すると、一方の受光ユニット2aは、波長Aの
光を受けたときのみ受光信号を出力し、左から右へ向か
う光を受光したときの値「1」となる。また、他方の受
光ユニット2bは、波長Bの光を受けたときのみ受光信
号を出力し、右から左へ向かう光を受光したときの値
「2」となる。光を受光していないときは、共に値
「0」となる。
【0035】この場合の受光ユニット2の全体による受
光パターンは、二つの受光ユニット2a,2bの受光状
態の値を用いることにより、図5及び図6に示す状態と
全く同様となる。即ち、値「1」→「2」→「1」の間
隔の広狭による受光パターンと、値「2」→「1」→
「2」の間隔の広狭による受光パターンとで、車両走行
の車線7の中心線14から左右どちら側にずれているか
を検出することができる。なお、図7の場合は、受光ユ
ニット2が波長A用の受光ユニット2aと、波長B用の
受光ユニット2bとを備えていることから、各受光器内
の光復調部21は省略できる。
【0036】なお、以上の説明では、図4において投光
装置1の発光部9の光に変調をかけるのは、ガルバノミ
ラー10の所定周期に同期させて往復の1/2周期毎に
異なる高調波を乗せて変調処理を行うものとしたが、こ
れに限らず、例えば図5及び図6において、正弦波の中
心軸(14)を境にして右側に突出する山部に相当する
1/2周期と、左側に突出する山部に相当する1/2周
期とで異なる高調波を乗せて変調処理を行ってもよい。
この場合は、図5及び図6から明らかなように、受光ユ
ニット2が正弦波の中心軸(14)の右側または左側の
どちらに突出した1/2周期の光を受光したかで、直ち
に車両走行の車線7の中心線14から左右どちら側にず
れているかを検出することができる。
【0037】図8は本発明の第三の実施形態を説明する
ための車両8の屋根面を示す平面図である。この実施形
態は、上記車両8の屋根面上の受光ユニット2と平行し
てその一側方又は両側方に所定間隔だけ離して、複数個
の受光器を直線状に配置した方向識別用受光ユニット2
2を設け、上記受光ユニット2と方向識別用受光ユニッ
ト22との受光パターンから、前記信号処理判断装置3
は車両走行の車線7の中心線14から左右どちら側にず
れているかを検出するようにしたものである。
【0038】そのために、図8において、車両8の車体
の中心軸23上に設けられた受光ユニット2に対し、進
行方向Cの例えば右側に短寸の方向識別用受光ユニット
22を平行に設けている。このときの装置全体のブロッ
ク図は図9のようになり、上記方向識別用受光ユニット
22は、前記受光ユニット2と同様に例えばレーザ光を
検出する受光センサを有する受光器241〜24mから
なり、各受光器241〜24m毎の受光信号が信号処理
判断装置3に並列に送出されるようになっている。な
お、この場合は、投光装置1の内部に光変調部は要さな
いし、受光ユニット2及び方向識別用受光ユニット22
の内部に光復調部は要さない。
【0039】この実施形態において、受光ユニット2及
び方向識別用受光ユニット22で投光装置1からのレー
ザ光を受光したときの光の方向性を知ること及び受光パ
ターンの表現について、図10を参照して説明する。図
10は、図2において車両8が車線7の中心線14から
例えば左へずれて走行している場合を示している。この
場合、あるタイミングでまず方向識別用受光ユニット2
2が受光(p)し、その後直ぐに受光ユニット2が受光
(q)して、右から左へ向かう光であると判定し、受光
状態の値は「2」が現れる。次のタイミングでは光を受
光していない値の「0」が現れる。その次のタイミング
ではまず受光ユニット2が受光(r)し、その後直ぐに
方向識別用受光ユニット22が受光(s)して、左から
右へ向かう光であると判定し、受光状態の値は「1」が
現れる。
【0040】その後、同様にして、次のタイミングでは
光を受光していない値の「0」が再び現れ、その次のタ
イミングでは右から左へ向かう光を受光した値の「2」
が再び現れる。このような受光状態の値で表現される受
光パターンは、図6の場合と全く同様となり、車両8が
車線7の中心線14から左へずれて走行していると判断
される。なお、この場合の方向識別用受光ユニット22
の長さは、図10に示す光の正弦波の1周期の間に車両
8が進む距離以上が必要となる。
【0041】図11は、図8及び図10に示す実施形態
の他の例を示す説明図である。この例は、図8において
受光ユニット2の両側に二つの方向識別用受光ユニット
22を設けたものである。図8において、受光ユニット
2と方向識別用受光ユニット22との間隔は、受光ユニ
ット2の各受光器151〜15nが受光した位置と、方
向識別用受光ユニット22の各受光器241〜24mが
受光した位置とが区別できるようにするため、広い方が
よいが、その場合車両8の左右へのずれ量が大きくなる
と、方向識別用受光ユニット22が投光装置1から照射
される光の正弦波の軌跡を外れてしまう可能性がある。
そこで、図11に示すように、受光ユニット2の両側に
所定距離だけ間隔をあけて、方向識別用受光ユニット2
2aと22bとを設けたものである。このようにする
と、どちらか一方の方向識別用受光ユニット22a又は
22bが上記光の正弦波の軌跡に掛かることとなる。
【0042】図12は本発明の第四の実施形態を説明す
るための車両8と投光装置1との位置関係を示す概要図
である。この実施形態は、前記信号処理判断装置3によ
り、前記受光ユニット2による受光パターンと共に、道
路6からの投光装置1の高さ及び受光ユニット2の高さ
と、上記投光装置1からの光照射の振れ角とを用いて、
車両走行の車線7の中心線14からのずれ量を検出する
ようにしたものである。
【0043】図12は車両8の進行方向側から見た概要
図であるが、図において、道路6からの投光装置1の高
さをh1とし、道路6からの受光ユニット2の高さをh2
とし、上記投光装置1からの光照射の最大振れ角をαと
し、この振れ角αのときの光照射の最大振れ幅をL0
する。上記の高さh1,h2は既知であり、投光装置1か
らの光照射の振幅周期及び最大振れ角、受光ユニット2
の各受光器151〜15nの設置間隔等も既知であり、
いずれも図1に示す信号処理判断装置3内の固定情報記
憶部17から得られる。
【0044】図12において、投光装置1から車両8の
屋根面上の受光ユニット2までの距離をhとすると、h
=h1−h2となる。そして、投光装置1からの光照射の
最大振れ角αと最大振れ幅L0とによる三角形に着目す
ると、次式が成り立つ。 L0=(h1−h2)・tanα (1) これにより、図13に示す投光装置1からの光照射の正
弦波において、車線7の中心線14からのずれ量の最大
0がわかる。
【0045】次に、図13において、車線7の中心線1
4からずれ量の最大L0までの中間におけるずれ量L1
算出について、図14を参照して説明する。図14は投
光装置1からの光照射の正弦波曲線を示しており、X軸
上に位相をとり、Y軸を振幅としている。この場合、車
両8が車線7の中心線14(X軸)から例えば右側にL
1だけずれて走行しているとする。このとき、投光装置
1からの光を受けた受光器151〜15nが、正弦波曲
線上でポイントP1,P2,P3のようにm:nの間隔で
現れたとする。そのときのP1の位相をθとすると、
2,P3の位相はそれぞれπ−θ,2π+θとなる。
【0046】X軸で表される位相軸はリニアなので、そ
れぞれのポイントP1,P2,P3間の位相差がそのまま
受光した受光器の間隔の比になる。これを式で表すと、
次式のようになる。 |(π−θ)−θ|:|(2π+θ)−(π−θ)|=m:n (2) この式(2)からθを求めると、
【数1】 となる。
【0047】ここで、図14におけるX,Y平面上で
は、正弦波の軌跡は、 y=[振幅]×sinx で表される。したがって、位相θのポイントは、(θ,
[振幅]×sinθ)と表すことができる。図14でのポ
イントP1,P2,P3は、最大振れ幅L0の正弦波曲線上
の位置となるので、上記ポイントP1,P2,P3のY成
分、つまりL1は、 L1=L0・sinθ=L0・sin(π−θ)=L0・sin(2π+θ) (4) で表される。
【0048】上記の式(4)において、L1は振幅とし
て扱っているので、sinθは絶対値となり、式(3)及
び(4)から次式が得られる。
【数2】 したがって、投光装置1からの光を受けた受光器151
〜15nの受光位置の間隔の割合m:nを求めれば、式
(5)によって車線7の中心線14からのずれ量L1
検出することができる。
【0049】図15は本発明の第五の実施形態を説明す
るための投光装置1からの光照射の正弦波のグラフであ
る。この実施形態は、前記信号処理判断装置3により、
前記投光装置1からの光照射を所定周期で往復して振る
1周期を把握し、前記受光ユニット2による受光パター
ンの間隔から車両8の走行速度を検出するようにしたも
のである。
【0050】図15は、車両8が車線7の中心線14か
ら右又は左へずれて走行している場合を一つの図で表示
している。この場合、投光装置1からの光照射の振幅周
期tは既知であり、図1に示す信号処理判断装置3内の
固定情報記憶部17から得られる。そして、上記振幅周
期の1周期tの間における受光ユニット2による受光パ
ターンの1周期の間隔Dは、D1又はD2となる(D=D
1=D2)。この間隔D 1又はD2は、車両8の走行速度が
速ければ長くなり、遅ければ短くなる。したがって、こ
のときの走行速度Vは次式で求められる。 V=D/t
【0051】図16は、以上の動作を制御する信号処理
判断装置3の処理手順を示すフローチャートである。ま
ず、信号処理判断装置3内の受光処理部16から、受光
ユニット2で検出した受光信号により作成した受光パタ
ーンを位置判断部18へ送る。このとき、上記位置判断
部18は、受光パターンを受信したか否か判断する(ス
テップS1)。受信していない場合は、“No”側へ進
んで受信するまで待つ。受信したら、“Yes”側へ進
んでステップS2に入る。
【0052】次に、位置判断部18は、固定情報記憶部
17から、道路6からの投光装置1の高さh1、受光ユ
ニット2の高さh2、上記投光装置1からの光照射の最
大振れ角α、この振れ角αのときの光照射の最大振れ幅
0、光照射の振幅周期t、及び受光ユニット2の各受
光器151〜15nの設置間隔等の固定情報を読み出す
(ステップS2)。
【0053】次に、位置判断部18は、上記受光処理部
16からの受光パターンのデータ及び固定情報記憶部1
7からの各種の固定情報を用いて、車両8の走行位置の
算出をする(ステップS3)。このとき、投光装置1か
らの光を受光した受光器15 1〜15nの間隔が等間隔
か、或いは不等間隔であるかの受光パターンにより、車
線7の中心線14上を走行しているか、中心線14から
左右どちらかへずれて走行しているかを判断する。さら
に、上記受光パターンと共に、道路6からの投光装置1
の高さh1及び受光ユニット2の高さh2と、上記投光装
置1からの光照射の振れ角とを用いて、車両走行の車線
7の中心線14からのずれ量を検出する。
【0054】次に、位置判断部18は、上記投光装置1
からの光照射を所定周期で往復して振る1周期tを把握
し、上記受光ユニット2による受光パターンの間隔Dか
ら車両8の走行速度Vを算出する(ステップS4)。
【0055】次に、位置判断部18は、上記のように算
出した結果を出力し(ステップS5)、それを表示部4
へ表示し、又はコントロール部5へ送る。これにより、
車両8の運転者は、自車の車線7上の走行位置を知るこ
とができる。また、上記位置判断部18の出力信号をコ
ントロール部5に送った場合は、車両8のステアリング
コントロール量を演算することができる。
【0056】なお、以上の説明では、投光装置1は道路
6の車線7の上方に設けられ、その発光部9からの光を
上記車線7の中心線14の上方から鉛直下方に向けて照
射するものとしたが、上記投光装置1を道路6の外側辺
部の上方に設け、その発光部9からの光を上記車線7の
斜め上方から斜め下方に向けて照射するようにしてもよ
い。この場合は、上記投光装置1から斜め下方に向けて
照射する光の角度に応じて所要の補正を行い、図12に
示す投光装置1から車両8の屋根面上の受光ユニット2
までの距離hや光照射の最大振れ幅L0等の計算をすれ
ばよい。このようにすると、上記投光装置1の設置が容
易となる。
【0057】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
請求項1に係る発明によれば、道路面に特別の検出補助
手段を設置することなく、設置作業や保守が容易である
と共に、投光手段からの光を受光ユニットで受光するだ
けであり、天候や磁気等の周囲の環境に影響されること
なく正確に車両走行の位置検出ができる。したがって、
車両の運転者は、自車の車線上の走行位置を正確に知る
ことができ、運転操作に役立たせることができる。
【0058】また、請求項2に係る発明によれば、投光
手段の発光部からの光の照射において所定周期の往復の
1/2周期毎に変調をかけ、この投光手段からの光を受
光ユニットで受光することにより、信号処理判断手段は
車両走行の車線の中心線から左右どちら側にずれている
かを検出することができる。
【0059】さらに、請求項3に係る発明によれば、車
両の屋根面上の受光ユニットと平行してその一側方又は
両側方に所定間隔だけ離して方向識別用受光ユニットを
設けることにより、上記受光ユニットと方向識別用受光
ユニットとの受光パターンから、信号処理判断手段は車
両走行の車線の中心線から左右どちら側にずれているか
を検出することができる。
【0060】さらにまた、請求項4に係る発明によれ
ば、信号処理判断手段の演算により、受光ユニットによ
る受光パターンと共に、道路からの投光手段の高さ及び
受光ユニットの高さと、上記投光手段からの光照射の振
れ角とを用いて、車両走行の車線の中心線からのずれ量
を検出することができる。
【0061】また、請求項5に係る発明によれば、信号
処理判断手段の演算により、投光手段からの光照射を所
定周期で往復して振る1周期を把握し、受光ユニットに
よる受光パターンの間隔から車両の走行速度を検出する
ことができる。
【0062】さらに、請求項6に係る発明によれば、信
号処理判断手段の出力側に、該信号処理判断手段からの
出力信号を入力して車両のステアリングコントロール量
を演算する制御手段を設けたことにより、車両のステア
リングコントロール量を演算して、車両のステアリング
コントロールを自動的に制御することができ、自動走行
を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車両走行位置検出システムの実
施の形態を示すブロック図である。
【図2】 上記車両走行位置検出システムの概要を示す
模式図である。
【図3】 車両の屋根面上に設けられた受光ユニットの
位置における投光装置から照射されるレーザ光の正弦波
軌跡を示す説明図である。
【図4】 本発明の第二の実施形態を示すブロック図で
ある。
【図5】 投光装置から照射される光の軌跡の正弦波に
おいて、車両が車線の中心線から例えば右へずれて走行
している場合を示している。
【図6】 投光装置から照射される光の軌跡の正弦波に
おいて、車両が車線の中心線から例えば左へずれて走行
している場合を示している。
【図7】 図4に示す第二の実施形態において、受光ユ
ニットの各受光器で受光する光の方向性を識別する他の
例を示す説明図である。
【図8】 本発明の第三の実施形態を説明するための車
両の屋根面を示す平面図である。
【図9】 上記第三の実施形態における装置全体のブロ
ック図である。
【図10】 上記第三の実施形態において、受光ユニッ
ト及び方向識別用受光ユニットで投光装置からのレーザ
光を受光したときの光の方向性を知ること及び受光パタ
ーンの表現について示す説明図である。
【図11】 図8及び図10に示す第三の実施形態の他
の例を示す説明図である。
【図12】 本発明の第四の実施形態を説明するための
車両と投光装置との位置関係を示す概要図である。
【図13】 投光装置からの光照射の正弦波において、
車線の中心線からのずれ量の最大及び中間におけるずれ
量を示すグラフである。
【図14】 図13において、車線の中心線からずれ量
の最大までの中間におけるずれ量の算出について説明す
るための光照射の正弦波曲線である。
【図15】 本発明の第五の実施形態を説明するための
投光装置からの光照射の正弦波のグラフである。
【図16】 本発明の車両走行位置検出システムの動作
を制御する信号処理判断装置の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…投光装置 2…受光ユニット 3…信号処理判断装置 4…表示部 5…コントロール部 6…道路 7…車線 8…車両 9…発光部 10…ガルバノミラー 14…車線の中心線 151〜15n…受光器 16…受光処理部 17…固定情報記憶部 18…位置判断部 19…光変調部 20…受光センサ 21…光復調部 22,22a,22b…方向識別用受光ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA01 AA17 AA20 BB15 CC11 GG04 JJ02 JJ05 JJ25 LL13 LL62 MM03 MM16 NN08 NN20 QQ23 SS02 SS13 3D032 CC20 CC30 DA23 DA84 DA88 EB04 EC34 GG01 5H180 AA01 CC03 JJ28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の車線の上方に設けられ、指向性の
    高い光を発する発光部を有し、この発光部からの光を上
    記車線の中心線の上方から鉛直下方に向けて照射すると
    共に、該中心線と直角方向に所定周期で往復して振る手
    段を有する投光手段と、 車両の屋根面上に設けられ、該車両の車体の中心軸上に
    複数個の受光器が直線状に配置され、上記投光手段から
    の光を受光する受光ユニットと、 上記車両に搭載され、上記受光ユニットからの受光信号
    を入力して受光パターンを作成し、この受光パターンか
    ら上記車両の走行位置を判断する信号処理判断手段と、 上記信号処理判断手段からの出力信号を入力して車両走
    行位置の情報を表示する表示手段と、を備えて成ること
    を特徴とする車両走行位置検出システム。
  2. 【請求項2】 上記投光手段の発光部からの光の照射に
    おいて所定周期の往復の1/2周期毎に変調をかけ、こ
    の投光手段からの光を受光ユニットで受光することによ
    り、上記信号処理判断手段は車両走行の車線の中心線か
    ら左右どちら側にずれているかを検出するものとしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両走行位置検出システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記車両の屋根面上の受光ユニットと平
    行してその一側方又は両側方に所定間隔だけ離して、複
    数個の受光器を直線状に配置した方向識別用受光ユニッ
    トを設け、上記受光ユニットと方向識別用受光ユニット
    との受光パターンから、上記信号処理判断手段は車両走
    行の車線の中心線から左右どちら側にずれているかを検
    出するものとしたことを特徴とする請求項1記載の車両
    走行位置検出システム。
  4. 【請求項4】 上記信号処理判断手段は、上記受光ユニ
    ットによる受光パターンと共に、道路からの投光手段の
    高さ及び受光ユニットの高さと、上記投光手段からの光
    照射の振れ角とを用いて、車両走行の車線の中心線から
    のずれ量を検出するものとしたことを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の車両走行位置検出システム。
  5. 【請求項5】 上記信号処理判断手段は、上記投光手段
    からの光照射を所定周期で往復して振る1周期を把握
    し、上記受光ユニットによる受光パターンの間隔から車
    両の走行速度を検出するものとしたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の車両走行位置検出システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記信号処理判断手段の出力側に、該信
    号処理判断手段からの出力信号を入力して車両のステア
    リングコントロール量を演算する制御手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両走行
    位置検出システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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