JP2001021358A - 位置出し装置 - Google Patents

位置出し装置

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JP2001021358A
JP2001021358A JP11198089A JP19808999A JP2001021358A JP 2001021358 A JP2001021358 A JP 2001021358A JP 11198089 A JP11198089 A JP 11198089A JP 19808999 A JP19808999 A JP 19808999A JP 2001021358 A JP2001021358 A JP 2001021358A
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collimator
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Itaru Nishida
致 西多
Motoaki Ito
源昭 伊藤
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Maeda Corp
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Maeda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦でない面即ち傾斜面を含む不整面でも使
用できる位置出し装置を提供すること。 【解決手段】 脚部で床面に支持された架台13上に相
互に間隔をあけて2つの視準器14を配置すると共に各
視準器14の縦方向中心軸線と同一の軸線を中心として
回転可能に2つの伸縮可能なアーム15、16を架台1
3に取り付け、一方のアーム15の先端部にはレーザー
ポインター17を取り付け、他方のアーム16の先端部
には整合板18を取り付け、2つのアーム15、16の
先端部が同一点に位置決めされた時、レーザーポインタ
ーと整合板が重なって、レーザーポインターからのレー
ザー光線が整合板18のピンホール18aを通過して床
面にマークできるように構成されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置出し装置に関
し、更に詳細には平坦でない床面などに墨出しを行う位
置出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物を建てる際、床面に種々の設計予定
線即ち墨出し線を引く場合などに3次元位置出し装置が
使用されている。従来の3次元位置出し装置は、間隔を
あけた2つの視準器を備え、この視準器間を連結する板
状のロッドをX軸スケールとし、このX軸スケールに対
して直交する方向即ちY軸方向に伸長し、X軸スケール
に対してスライド可能にY軸スケールを取り付けて構成
されていた。
【0003】このような3次元位置出し装置は、次のよ
うにして使用される。すなわち、例えば鉄骨で構成され
た建物躯体における所定のフロアー床面に墨出し線を設
計通りに引く場合、予想される墨出し線位置の近傍にお
ける床面に3次元位置出し装置を置く。
【0004】次いで、地上の基準点若しくはこれから所
定距離移動した位置に3次元トータルステーションと称
する測量用光学測定器を配置し、この測量用光学測定器
から3次元位置出し装置の各視準器に照準を合わせてそ
れぞれの視準器の位置即ち座標を求める。
【0005】その後、Y軸スケールを移動し、その目盛
りを見ながら2つの座標点を床面にマークする。床面に
マークされた各座標は、視準器の位置座標とX軸スケー
ル及びY軸スケールの目盛りとから計算式で算出でき
る。
【0006】そして、マークされた2つの座標を結ぶ直
線を引き、設計図上でこの直線と墨出し線との交点を計
算式で割出して2つの座標点のいずれか一方からの距離
を求め、これを実寸に換算して実際の床面上にマークし
た座標点から測って直線上にしるす。この点が墨出し線
上の第1の座標点となる。
【0007】次に、3次元位置出し装置を移動させて、
前述したと同じ操作を繰り返して2つの座標点を床面に
マークし、同時に図面上でこれら2つの座標点を結ぶ直
線と墨出し線との交点を割り出して、実際の床面にこの
交点即ち墨出し線上の第2の座標点を取る。そして、第
1の座標点と第2の座標点とを結ぶと、この線が墨出し
線となる。このようにして床面にしるした墨出し線は設
計上の位置出し線と正確に一致することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
3次元位置出し装置は、その構造から平坦な床面などで
の使用に限られるという問題があった。従って、施工途
中の建造物などでは、各施工階の躯体床が波形のデッキ
ボードの状態であったりする時には、この3次元位置出
し装置を用いて墨出しを行うことはできず、このような
凹凸のある床面(不整面)でも使用できる3次元位置出
し装置の開発が望まれていた。
【0009】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、平坦でない面即ち傾斜面
を含む不整面でも使用できる位置出し装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は位置出し装置で
あり、前述した技術的課題を解決するために以下のよう
に構成されている。すなわち、本発明の位置出し装置
は、脚部で床面に支持された架台と、この架台上に設け
られ、相互に間隔をあけて配置された2つの視準器と、
前記架台に支持され、前記視準器に対して移動可能に支
持されたレーザーポインターと、前記視準器に対して前
記レーザーポインターの移動位置を座標として算出すべ
く設けられた位置表示手段とから構成されることを特徴
とする。
【0011】<本発明における具体的構成>本発明の位
置出し装置は、前述した必須の構成要素からなるが、そ
の構成要素が具体的に以下のような場合であっても成立
する。その具体的構成要素とは、前記架台が四角形状の
枠体から構成され、前記レーザーポインターが前記枠体
における対向する一対の枠部材間にスライド可能に跨架
された移動バーに摺動可能に支持されていることを特徴
とする。
【0012】また、本発明の位置出し装置では、2つの
視準器が枠体の対角線上における角部に設置され、位置
表示手段が枠体を構成する枠部分とレーザーポインター
を摺動可能に支持する移動バーに付けられた目盛り部で
あることを特徴とする。
【0013】更に、本発明の位置出し装置では、レーザ
ーポインターが各視準器の縦方向中心軸線と同一の軸線
を中心として回転可能に前記架台に取り付けられた2つ
の伸縮可能なアームの一方の先端部に取り付けられ、他
方のアームの先端部にはレーザーポインターからのレー
ザ光を通過させるピンホールを備える整合板が取り付け
られて構成されていることを特徴とする。
【0014】この場合の位置表示手段としては、伸縮可
能な各アームに付けられた目盛りであり、この目盛りを
読んで各アームの回転中心位置からレーザーポインター
までの伸縮長さを測るようにされている。
【0015】本発明の位置出し装置によると、墨出しを
行う施工階の床面にこれを配置し、例えば2つのアーム
をそれぞれ視準器の垂直軸線(座標点)を中心として回
転し、それぞれの先端部を床面を臨む位置に張り出して
相互に重ね合わせる。その時の各アームの長さを当該ア
ームにしるされている目盛りを読んで計測する。
【0016】次いで、基準点に設置された3次元トータ
ルステーションと称する測量用光学測定器を用いて2つ
の視準器の座標を計測する。その後、一方のアームの先
端部に取り付けたレーザーポインターからレーザー光線
を出すと、そのレーザー光線は他方のアームの先端部に
取り付けられピンホールを通過して床面の一点を照射す
る。この照射点を座標としてマークする。
【0017】この座標は、2つの視準器の各位置座標と
各アームの長さから計算で求められる。この計算は、計
算機を用いれば非常に簡単に行うことができる。このよ
うにして求めた座標を設計図上にも書き込む。次いで、
相互に重なっている2つのアームの先端部を移動し、前
述したと同様な手順で床面に別な座標をマークする。
【0018】この座標も設計図上に書き込み、先に書き
込んだ座標とを結んで直線を引き、墨出し線との交点の
位置を2つの座標のいずれか一方からの長さを測って求
める。この交点は、実際の床面でも2つの座標を結ぶ直
線上にあることになるため、設計図上で割り出した2つ
の座標のいずれか一方からの長さを実際の距離に換算し
て直線上にとり、その位置を墨出し線上位置として床面
にマークする。
【0019】次に、この位置出し装置を移動して別な位
置に設置し、前述したと同じ手順で2つの座標点を床面
にマークすると共にその各座標点を設計図上に書き込
み、これらの座標点を通る直線と墨出し線との交点を割
り出す。設計図上で割り出したこの交点を、前述したと
同じようにして床面に墨出し線上位置としてマークす
る。この2つの墨出し線上位置を結ぶ直線が設計上の墨
出し線となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の位置出し装置を図
に示される実施形態について更に詳細に説明する。図1
〜図3には本発明の第1の実施形態に係る位置出し装置
10が示されている。この実施形態に係る位置出し装置
10は、三脚台11の支持テーブル11aに3つの高さ
調整ネジ装置12を介して取り付けられた架台13を備
える。
【0021】この架台13上には、2つの視準器14が
間隔をあけて取り付けられている。各視準器14は、架
台13に回転可能に立脚された支持棒14aの上部にU
字形の取付け枠14bが取り付けられ、この取付け枠1
4bの内側に反射板14cがその両側部を取付け枠14
bに枢着して構成されている。
【0022】この反射板14cの表面には反射性能の高
いシートが張り付けられており、その中心部には照準を
合わせるため十字のマーク14dが設けられている。各
視準器14を構成している支持棒14aの下端にはそれ
ぞれアーム15、16の一端が、支持棒14aの軸中心
線を中心として回転可能に取り付けられている。
【0023】一方のアーム15の他端即ち先端部にはレ
ーザーポインター17が下向きに取り付けられている。
また、他方のアーム16の他端即ち先端部には、2つの
アーム15、16の先端部が同一位置にあることを確実
にするために整合板即ち円盤状の穴あき板18が取り付
けられ、この穴あき板18の中心部には、図3にレーザ
ーポインター17から照射されたレーザービームを通過
させる程度の小さな穴即ちピンホール18aが形成され
ている。
【0024】各アーム15、16は、それぞれ2つの筒
状体15a、16aとこれに一端開口部から摺動可能に
収納されたロッド15b、16bとから構成された入れ
子状の伸縮部材として構成され、ロッド15b、16b
を筒状体15a、16aから出し入れすることによりア
ーム15、16の長さを可変できるようにされている。
【0025】このような各アーム15、16におけるロ
ッド15b、16bの外面には、伸縮時のアームの一端
から他端までの全長を読みとる位置表示手段としての目
盛り(図示せず)が表示されている。具体的には、アー
ム15の筒状体15aの長さ(一端の回転中心位置から
他端開口部までの長さ)をSとすると、ロッド15bの
外面に表示される目盛りとしては、先端部に取り付けら
れたレーザーポインター17の光軸線からアーム15の
軸方向反対端への各目盛り位置までの実質長さに前述し
た長さSを加えた数値が伸縮位置でのアーム全長寸法と
して表示されている。
【0026】従って、ロッド15bを筒状体15aに対
して伸縮させた時、筒状体15aの他端開口部が位置す
るロッド15bの目盛りを読めば、アーム15の一端回
転中心位置から他端に取り付けられたレーザーポインタ
ー17の光軸線までの全長が正確に且つ直ちに読みとる
ことができる。
【0027】各アーム15、16を構成する筒状体15
a、16aには、ロッド15b、16bが筒状体15
a、16aから引き出され又は押し込まれて所望のアー
ム長に調整された時、相互の摺動を防止するための止め
ネジ19が設けられている。各アーム15、16の他端
に設けられているレーザーポインター17と穴あき板1
8とは、この他端同士が同一位置にある時、上下に重な
るような関係に取り付けられている。
【0028】次に、前述した実施形態の位置出し装置1
0の使用方法を図4を参照して説明する。最初に、この
位置出し装置10を墨出しを行う施工階の床面に配置す
る。その際、図1に示されるように床面が傾斜している
場合には、三脚台11の各脚部長さを調整し、支持テー
ブル11aがおおよそ水平になるようにする。そして、
架台12に取り付けられた水準器20を見ながら3つの
高さ調整ネジ12を調整し、架台13を正確に水平状態
にする。
【0029】そして、2つのアーム15、16をそれぞ
れ視準器14の支持棒14aの中心軸線を中心として回
転し、それぞれの先端部に取り付けられているレーザー
ポインター17と穴あき板18とを床面に臨む位置に架
台12から張り出し、且つ相互に重ね合わせる。その時
の各アーム15、16の長さを当該アームにしるされて
いる目盛りを読んで計測する。
【0030】次いで、基準点に設置された3次元トータ
ルステーションと称する測量用光学測定器(図示せず)
を用いて2つの視準器14の座標を計測する。その後、
一方のアーム15の先端部に取り付けたレーザーポイン
ター17からレーザー光線30を出すと、そのレーザー
光線30は他方のアーム16の先端部に取り付けられた
穴あき板18のピンホール18aを通過して床面の一点
を照射する。この照射点を座標点21としてマークす
る。
【0031】この座標点21は、2つの視準器14の各
座標点と各アーム15、16の長さから計算で求められ
る。この計算は、パーソナルコンピューターなどを用い
れば簡単に行うことができる。このようにして求めた座
標点21を設計図上にも書き込む。次いで、相互に重な
っている2つのアーム15、16の先端部を移動し、前
述したと同様な手順で床面に別な座標点22をマークす
る。
【0032】この座標点22も設計図上に書き込み、先
に書き込んだ座標点21と結んで直線23を引き、墨出
し線との交点の位置を座標点21又は座標点22からの
長さを測って求める。この交点は、実際の床面でも座標
点21又は座標点22とを結ぶ直線23上にあることに
なるため、設計図上で割り出した、座標点21又は座標
点22からの長さを実際の長さ(L1又はL2)に換算し
て直線23上で測り、その位置を墨出し線上位置24と
して床面にマークする。
【0033】次に、この位置出し装置10を移動して別
な位置に設置し、前述したと同じ手順で2つの座標点2
5、26を床面にマークすると共にその各位置を設計図
上に書き込み、座標点25、26を通る直線27と墨出
し線との交点を割り出す。設計図上で割り出した交点
を、前述したと同じようにして床面に墨出し線上位置2
8としてマークする。
【0034】この2つの墨出し線上位置24、28を結
ぶ直線が設計上の墨出し線29となる。このように前述
した実施形態に係る位置出し装置10によると、床面が
不整面であってもこの床面に墨出しを行うことが高い精
度で且つ容易にできる。
【0035】次に、図5〜図7には、本発明の第2の実
施形態に係る位置出し装置40が示されている。この実
施形態に係る位置出し装置40は、架台が四角形状の枠
体41を含む。すなわち、この位置出し装置40を構成
する枠体41は、4辺の枠部材41a、41b、41
c、41dからなり、1辺の枠部材41aの両端部であ
る枠体41の2つの角部と、この枠部材41aに対向す
る枠部材41cの中間部とにそれぞれ三脚台11の各脚
部11a、11b、11cが取り付けられている。
【0036】枠体41において、対向する枠部材41
a、41cの間に位置する一対の枠部材41b、41d
の間には図5に示されるように移動バー42が跨架され
ている。具体的は、図7に示されるように対向する一対
の枠部材41b、41dの内側面にコ字形の溝部43が
形成され、この溝部43に移動バー42の両端部が摺動
可能に配置されている。そして、この移動バー42には
更にレーザーポインター17がスライド可能に支持され
ている。
【0037】すなわち、移動バー42の側面にはあり溝
42aが形成され、このあり溝42aにスライダー44
が摺動可能に取り付けられている。レーザーポインター
17は、このスライダー44の上に取り付けらて支持さ
れている。その際、レーザーポインター17は、真下に
向かって照射されるレーザービームがスライダー44に
邪魔されないように適当な支持部材を利用してスライダ
ー44から張り出すように設置されている。
【0038】2つの視準器14は、図6に示されるよう
に枠体41の対角線上における2つの角部に設置されて
いる。すなわち、1つの視準器14は、枠部材41bと
枠部材41cとの接続点である枠体41の1つの角部上
に設置され、また他の1つの視準器14は、枠部材41
aと枠部材41dとの接続点である枠体41の1つの角
部上に設置されている。
【0039】各視準器14の構造は前述した第1の実施
形態の場合とまったく同じである。各視準器14に対す
るレーザーポインター17の位置を算出するための位置
表示手段として移動バー42とこれを摺動可能に支持す
る対向する枠部分41b、41dとの表面に目盛りが付
けられている。
【0040】これにより、前述した第1の実施形態と同
様に各視準器14の位置座標が3次元トータルステーシ
ョンと称する測量用光学測定器により計測されると、レ
ーザーポインター17の位置座標は、移動バー42と枠
部分41b、41dとの表面に付けられた目盛りを読み
とって簡単な計算をすることにより算出することができ
る。
【0041】なお、この第2の実施形態に係る位置出し
装置40の使用方法としては、最初に、枠体41を構成
する2つの隣接する枠部材41a、41bに取り付けら
れた水準器45、46を見ながら、枠体41が水平にな
るように三脚台11の各脚部11a、11b、11cを
調整して不整地にこの位置出し装置40を立てる。
【0042】次いで、3次元トータルステーションと称
する測量用光学測定器により、枠体41上に取り付けら
れた2つの視準器14の位置座標を計測し、次いで移動
バー42とスライダー43を適宜移動させ、その位置で
レーザーポインター17が照射するレーザービームによ
る床面の位置をマーキングする。これ以後の使用方法は
前述した第1の実施形態の場合とまったく同じであるの
で省略する。
【0043】この第2の実施形態における位置出し装置
40では、架台が四角形の枠体41を使用し、レーザー
ポインター17がその内部空間をX方向及びY方向に自
由に移動して床面にマーキングできるようにしたことか
ら、非常に使い勝手がよくなるという優れた効果を奏す
る。特に、土木工事などで、傾斜地面における測量には
非常に効果があり、従って屋外工事傾斜地の基準測量に
有効に使用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位置出し
装置によれば、架台を例えば三脚台によって支持し、そ
の架台上に取り付けたレーザーポインターを2つ視準器
に対してX方向及びY方向に自由に移動して床面に簡単
にマーキングでき、しかもそのマーキング点の位置座標
を簡単に計算で割り出せるようにしたことから、この位
置出し装置を用いることによって平坦でない面即ち傾斜
面を含む不整面でも高精度に且つ容易に墨出しを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1に実施形態に係る位置出し装置を
概略的に示す正面図である。
【図2】図1に示される位置出し装置の平面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って切断して2つの伸縮可
能なアームの重なりあった先端部を示す部分的な断面図
である。
【図4】図1に示される位置出し装置を用いて床面に墨
出しを行う場合の使用状態を示す動作説明図である。
【図5】本発明の第2に実施形態に係る位置出し装置を
概略的に示す正面図である。
【図6】図5に示される位置出し装置の平面図である。
【図7】図6の7−7線に沿って切断して枠体に支持さ
れた移動バーとレーザーポインターの取付け状態を示す
部分的な断面図である。
【符号の説明】
10 第1の実施形態の位置出し装置 11 三脚台 11a 支持テーブル 12 高さ調整ネジ装置 13 架台 14 視準器 15 伸縮可能なアーム 16 伸縮可能なアーム 17 レーザーポインター 18 穴あき板(整合板) 18a ピンホール 19 止めネジ 20 水準器 21 座標点 22 座標点 23 座標点を結ぶ直線 24 墨出し線上位置 25 座標点 26 座標点 27 座標点を結ぶ直線 28 墨出し線上位置 29 墨出し線 30 レーザービーム 40 第2の実施形態の位置出し装置 41 枠体 41a、41b、41c、41d 枠部材 42 移動バー 43 溝部 44 スライダー 45、46 水準器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部で床面に支持された架台と、この架
    台上に設けられ、相互に間隔をあけて配置された2つの
    視準器と、前記架台に支持され、前記視準器に対して移
    動可能に支持されたレーザーポインターと、前記視準器
    に対して前記レーザーポインターの移動位置を座標とし
    て算出すべく設けられた位置表示手段とから構成されて
    いることを特徴とする位置出し装置。
  2. 【請求項2】 前記架台が四角形状の枠体から構成さ
    れ、前記レーザーポインターが前記枠体における対向す
    る一対の枠部材間にスライド可能に跨架された移動バー
    に摺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1
    に記載の位置出し装置。
  3. 【請求項3】 2つの前記視準器が前記枠体の対角線上
    における角部に設置され、前記位置表示手段が前記枠体
    を構成する枠部分と前記レーザーポインターを摺動可能
    に支持する移動バーに付けられた目盛り部であることを
    特徴とする請求項2に記載の位置出し装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザーポインターが、前記各視準
    器の縦方向中心軸線と同一の軸線を中心として回転可能
    に前記架台に取り付けられた2つの伸縮可能なアームの
    一方の先端部に取り付けられ、他方の前記アームの先端
    部には前記レーザーポインターからのレーザ光を通過さ
    せるピンホールを備える整合板が取り付けられて構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の位置出し装
    置。
  5. 【請求項5】 前記位置表示手段として、前記各アーム
    の回転中心位置から前記レーザーポインターまでの伸縮
    長さが分かるように伸縮可能な前記各アームに目盛りが
    付けられていることを特徴とする請求項4に記載の位置
    出し装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104075658A (zh) * 2014-06-23 2014-10-01 中国航空动力机械研究所 激光定位装置及定位方法
KR101504563B1 (ko) * 2014-04-23 2015-03-20 삼인정보시스템(주) 레이저 스캐닝용 지시자 및 이를 이용한 타겟의 좌표 측정 방법

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