JP2001020748A - ターボ過給機 - Google Patents
ターボ過給機Info
- Publication number
- JP2001020748A JP2001020748A JP2000184509A JP2000184509A JP2001020748A JP 2001020748 A JP2001020748 A JP 2001020748A JP 2000184509 A JP2000184509 A JP 2000184509A JP 2000184509 A JP2000184509 A JP 2000184509A JP 2001020748 A JP2001020748 A JP 2001020748A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbocharger
- turbine impeller
- shaft
- compressor
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/02—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
- F01D11/04—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type using sealing fluid, e.g. steam
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/005—Exhaust driven pumps being combined with an exhaust driven auxiliary apparatus, e.g. a ventilator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/04—Engines with exhaust drive and other drive of pumps, e.g. with exhaust-driven pump and mechanically-driven second pump
- F02B37/10—Engines with exhaust drive and other drive of pumps, e.g. with exhaust-driven pump and mechanically-driven second pump at least one pump being alternatively or simultaneously driven by exhaust and other drive, e.g. by pressurised fluid from a reservoir or an engine-driven pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2220/00—Application
- F05D2220/40—Application in turbochargers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機の空気をガスで濃縮でき、ターボ過給
機のタービンの羽根車の温度が上昇しても遮断空気によ
り爆発の恐れを心配する必要がなく、更にガス混合物で
濃縮された遮断空気を周囲に放出することがないので環
境保護に有利であるターボ過給機を提供する。 【解決手段】 シャフト2と、導入導管3および排出導
管4を有しシャフト2に固定された圧縮機V1 と、導入
導管5および排出導管6を有しシャフト2に固定された
タービン羽根車T1 と、タービン羽根車T1 の遮断空気
供給部とを備えたターボ過給機1にあって、遮断空気供
給部が、シャフト2aを有する小型ターボ過給機8と、
導入導管3aおよび排出導管4aを有しシャフト2aに
固定された圧縮機V2 と、導入導管5aおよび排出導管
6aを有しシャフト2aに固定されたタービン羽根車T
2 とを保有し、小型ターボ過給機8の圧縮機V2 の排出
導管4aがターボ過給機1のタービン羽根車T1 の遮断
空気の入口に直接接続している。
機のタービンの羽根車の温度が上昇しても遮断空気によ
り爆発の恐れを心配する必要がなく、更にガス混合物で
濃縮された遮断空気を周囲に放出することがないので環
境保護に有利であるターボ過給機を提供する。 【解決手段】 シャフト2と、導入導管3および排出導
管4を有しシャフト2に固定された圧縮機V1 と、導入
導管5および排出導管6を有しシャフト2に固定された
タービン羽根車T1 と、タービン羽根車T1 の遮断空気
供給部とを備えたターボ過給機1にあって、遮断空気供
給部が、シャフト2aを有する小型ターボ過給機8と、
導入導管3aおよび排出導管4aを有しシャフト2aに
固定された圧縮機V2 と、導入導管5aおよび排出導管
6aを有しシャフト2aに固定されたタービン羽根車T
2 とを保有し、小型ターボ過給機8の圧縮機V2 の排出
導管4aがターボ過給機1のタービン羽根車T1 の遮断
空気の入口に直接接続している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャフトと、導
入導管および排出導管を有しシャフトに固定された圧縮
機と、導入導管および排出導管を有しシャフトに固定さ
れたタービン羽根車と、タービン羽根車の遮断空気供給
部とを備えたターボ過給機に関する。
入導管および排出導管を有しシャフトに固定された圧縮
機と、導入導管および排出導管を有しシャフトに固定さ
れたタービン羽根車と、タービン羽根車の遮断空気供給
部とを備えたターボ過給機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、1971年のブラウン・ボベリ
(Brown Boveri) 報告、第4/5巻の別刷によりRRタ
ーボ過給機は周知である。良く理解するためこのターボ
過給機を図1に示す。このターボ過給機は羽根付きある
いは羽根のないディフューザーを有するラジアル圧縮機
とラジアルタービンとで構成されている。ターボ過給機
のロータは、一端にタービンの羽根車を、また他端に圧
縮機の羽根車を載せているシャフトで構成されている。
ターボ過給機のハウジングの中間部分にはシャフトが加
圧油潤滑された平軸受の上に支承されている。このハウ
ジングは例えば冷却されていないかあるいは液冷されて
いる。排ガスが軸受空間に侵入するのを防止するため、
圧縮機側から遮断空気をタービンのハブに通されてい
る。圧縮機からでる遮断空気の通路は図1に白い矢印で
示してある。この配置によりタービンの羽根車からシャ
フトを経由するロータ軸受への熱流が低減する。タービ
ン側の軸受部は遮断空気を供給することにより圧縮機側
の軸受部よりも高い温度を受けることはない。これによ
りモータを止めた後でも温度レベルは問題にならないの
で、潤滑油の望ましくない詰まりが生じない。軸受空間
が過圧にならないため、これ等の空間を軸受空間の両側
で通路を介して周囲に接続させる。軸受のハウジングは
遮断空気で冷却される中間壁によりタービンの空間の高
い温度に対して有効に保護される。しかし、圧縮機の空
気にガスが混合し、これが例えば生体的な醗酵ガスの圧
縮により生じるなら、この種の遮断空気の供給は、特に
不利に作用する。これは遮断空気に爆発的な組成を与
え、タービンのボスの高温の周囲で発火する。従って、
圧縮機から遮断空気を直接取り出すことは不可能にな
る。ガスで濃縮された遮断空気は周囲に達することもな
い。これは問題である。何故なら、必要な量の外部の空
気がしばしば存在しなく、別々に圧縮することは著しく
価格に不利となるからである。これは、特に幾何学形状
を可変できるターボ過給機(VTG)に当てはまる。何
故なら、この過給機では遮断空気の需要が多いからであ
る。
(Brown Boveri) 報告、第4/5巻の別刷によりRRタ
ーボ過給機は周知である。良く理解するためこのターボ
過給機を図1に示す。このターボ過給機は羽根付きある
いは羽根のないディフューザーを有するラジアル圧縮機
とラジアルタービンとで構成されている。ターボ過給機
のロータは、一端にタービンの羽根車を、また他端に圧
縮機の羽根車を載せているシャフトで構成されている。
ターボ過給機のハウジングの中間部分にはシャフトが加
圧油潤滑された平軸受の上に支承されている。このハウ
ジングは例えば冷却されていないかあるいは液冷されて
いる。排ガスが軸受空間に侵入するのを防止するため、
圧縮機側から遮断空気をタービンのハブに通されてい
る。圧縮機からでる遮断空気の通路は図1に白い矢印で
示してある。この配置によりタービンの羽根車からシャ
フトを経由するロータ軸受への熱流が低減する。タービ
ン側の軸受部は遮断空気を供給することにより圧縮機側
の軸受部よりも高い温度を受けることはない。これによ
りモータを止めた後でも温度レベルは問題にならないの
で、潤滑油の望ましくない詰まりが生じない。軸受空間
が過圧にならないため、これ等の空間を軸受空間の両側
で通路を介して周囲に接続させる。軸受のハウジングは
遮断空気で冷却される中間壁によりタービンの空間の高
い温度に対して有効に保護される。しかし、圧縮機の空
気にガスが混合し、これが例えば生体的な醗酵ガスの圧
縮により生じるなら、この種の遮断空気の供給は、特に
不利に作用する。これは遮断空気に爆発的な組成を与
え、タービンのボスの高温の周囲で発火する。従って、
圧縮機から遮断空気を直接取り出すことは不可能にな
る。ガスで濃縮された遮断空気は周囲に達することもな
い。これは問題である。何故なら、必要な量の外部の空
気がしばしば存在しなく、別々に圧縮することは著しく
価格に不利となるからである。これは、特に幾何学形状
を可変できるターボ過給機(VTG)に当てはまる。何
故なら、この過給機では遮断空気の需要が多いからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は上記
の難点を克服することにある。この発明の課題は、圧縮
機の空気をガスで濃縮でき、ターボ過給機のタービンの
羽根車の温度が上昇しても遮断空気により爆発の恐れを
心配する必要のないターボ過給機を提供することにあ
る。更に、環境保護によりガス混合物で濃縮された遮断
空気を周囲に放出することを避けるべきである。
の難点を克服することにある。この発明の課題は、圧縮
機の空気をガスで濃縮でき、ターボ過給機のタービンの
羽根車の温度が上昇しても遮断空気により爆発の恐れを
心配する必要のないターボ過給機を提供することにあ
る。更に、環境保護によりガス混合物で濃縮された遮断
空気を周囲に放出することを避けるべきである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、冒頭に述べた種類のターボ過給機にあって、遮
断空気供給部が、シャフトを有する小型ターボ過給機
と、導入導管および排出導管を有しシャフトに固定され
た圧縮機と、導入導管および排出導管を有しシャフトに
固定されたタービン羽根車とを保有し、小型ターボ過給
機の圧縮機の排出導管がターボ過給機のタービン羽根車
の遮断空気の入口に直接接続していることによって解決
されている。
により、冒頭に述べた種類のターボ過給機にあって、遮
断空気供給部が、シャフトを有する小型ターボ過給機
と、導入導管および排出導管を有しシャフトに固定され
た圧縮機と、導入導管および排出導管を有しシャフトに
固定されたタービン羽根車とを保有し、小型ターボ過給
機の圧縮機の排出導管がターボ過給機のタービン羽根車
の遮断空気の入口に直接接続していることによって解決
されている。
【0005】この発明による他の有利な構成は特許請求
の範囲の従属請求項に記載されている。
の範囲の従属請求項に記載されている。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明によれば、シャフトと、
導入導管と排出導管を有するシャフトに固定された圧縮
機と、導入導管と排出導管を有するシャフトに固定され
たタービン羽根車と有する小型ターボ過給機は、この小
型ターボ過給機の圧縮機の排出導管が遮断空気を供給す
るためターボ過給機のタービンの羽根車に接続している
ように配置されている。
導入導管と排出導管を有するシャフトに固定された圧縮
機と、導入導管と排出導管を有するシャフトに固定され
たタービン羽根車と有する小型ターボ過給機は、この小
型ターボ過給機の圧縮機の排出導管が遮断空気を供給す
るためターボ過給機のタービンの羽根車に接続している
ように配置されている。
【0007】遮断空気の供給が小型ターボ過給機の圧縮
機で行われるので、ターボ過給機の空気にガスを混合す
ると有利である。特に有利な実施例では、幾何学形状を
可変できるターボ過給機が大切である。何故なら、この
ターボ過給機が遮断空気の消費を高めるので優れている
からである。提案する配置によりターボ過給機の遮断空
気の圧力が独りでにタービン入口圧力に一致しているの
で有利である。更に、小型ターボ過給機の導入導管と排
出導管が一般的な制御部、つまり例えば絞りのような圧
力を低減する部材を介してターボ過給機の導入導管と排
出導管に有利に接続できる。
機で行われるので、ターボ過給機の空気にガスを混合す
ると有利である。特に有利な実施例では、幾何学形状を
可変できるターボ過給機が大切である。何故なら、この
ターボ過給機が遮断空気の消費を高めるので優れている
からである。提案する配置によりターボ過給機の遮断空
気の圧力が独りでにタービン入口圧力に一致しているの
で有利である。更に、小型ターボ過給機の導入導管と排
出導管が一般的な制御部、つまり例えば絞りのような圧
力を低減する部材を介してターボ過給機の導入導管と排
出導管に有利に接続できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明にとって重要な部材のみ示す
図2に基づきこの発明をより詳しく説明する。
図2に基づきこの発明をより詳しく説明する。
【0009】図2にはこの発明によるターボ過給機1の
実施例が模式的に示してある。このターボ過給機1は、
従来の技術と同じように、原則的に一端に圧縮機V1 と
ターボン羽根車T1 のあるシャフト2で構成されてい
る。ハウジング、軸受装置および従来の技術により周知
の全ての部材は、見通しを良くするため省いてある。圧
縮機V1 は導入導管3と排出導管4に接続し、同様にタ
ービン羽根車には導入導管5と排出導管6が接続してい
る。特に有利な実施例では、ターボ過給機が幾何学形状
を可変できるターボ過給機である。何故なら、このター
ボ過給機は遮断空気の供給を高めるので優れているから
である。圧縮機V1 の空気は図示する実施例ではガスで
濃縮され、このため、ターボ羽根車T1 の遮断空気の供
給部として使用されない。何故なら、高温のターボ羽根
車T1 の近くで点火する爆発性のガス混合物が生じるか
らである。
実施例が模式的に示してある。このターボ過給機1は、
従来の技術と同じように、原則的に一端に圧縮機V1 と
ターボン羽根車T1 のあるシャフト2で構成されてい
る。ハウジング、軸受装置および従来の技術により周知
の全ての部材は、見通しを良くするため省いてある。圧
縮機V1 は導入導管3と排出導管4に接続し、同様にタ
ービン羽根車には導入導管5と排出導管6が接続してい
る。特に有利な実施例では、ターボ過給機が幾何学形状
を可変できるターボ過給機である。何故なら、このター
ボ過給機は遮断空気の供給を高めるので優れているから
である。圧縮機V1 の空気は図示する実施例ではガスで
濃縮され、このため、ターボ羽根車T1 の遮断空気の供
給部として使用されない。何故なら、高温のターボ羽根
車T1 の近くで点火する爆発性のガス混合物が生じるか
らである。
【0010】この発明によれば、ターボ過給機1の外
に、小型ターボ過給機8が配置されている。この小型タ
ーボ過給機も図2に単に模式的に示してある。この小型
ターボ過給機8は、その原理構造にあって、圧縮機V2
とタービン羽根車T2 の固定されているシャフト2aで
構成されている。圧縮機V2 にもタービン羽根車T2 に
も導入導管3a,5aと排出導管4a,6aが接続して
いる。小型ターボ過給機8のタービン羽根車T2 の導入
導管5aと排出導管6aはそれぞれターボ過給機1のタ
ービン羽根車T1 の導入導管5と排出導管6に接続して
いる。遮断空気を調整するため、図示する実施例では、
導入導管5と導入導管5aの間に絞り7もしくは圧力を
低減する他の部材が配置されている。ターボン過給機1
のタービン羽根車T1 の遮断空気の供給は、図2のよう
に小型ターボ過給機8の圧縮機V2の排出導管4aによ
り行われる。この外、遮断空気は周知のように周囲に排
出されるが、これは図2に示してない。
に、小型ターボ過給機8が配置されている。この小型タ
ーボ過給機も図2に単に模式的に示してある。この小型
ターボ過給機8は、その原理構造にあって、圧縮機V2
とタービン羽根車T2 の固定されているシャフト2aで
構成されている。圧縮機V2 にもタービン羽根車T2 に
も導入導管3a,5aと排出導管4a,6aが接続して
いる。小型ターボ過給機8のタービン羽根車T2 の導入
導管5aと排出導管6aはそれぞれターボ過給機1のタ
ービン羽根車T1 の導入導管5と排出導管6に接続して
いる。遮断空気を調整するため、図示する実施例では、
導入導管5と導入導管5aの間に絞り7もしくは圧力を
低減する他の部材が配置されている。ターボン過給機1
のタービン羽根車T1 の遮断空気の供給は、図2のよう
に小型ターボ過給機8の圧縮機V2の排出導管4aによ
り行われる。この外、遮断空気は周知のように周囲に排
出されるが、これは図2に示してない。
【0011】小型ターボ過給機8をターボン過給機1の
タービン羽根車の遮断空気供給部として配置すると種々
の利点がある。遮断空気は配慮なしに周囲に排出でき
る。何故なら、圧縮機V1 の圧縮空気とは異なり、ガス
の混合が含まれていないからである。他の利点は図2に
示す回路の遮断空気の圧力がタービンの入口圧力に独り
でに合う点にある。
タービン羽根車の遮断空気供給部として配置すると種々
の利点がある。遮断空気は配慮なしに周囲に排出でき
る。何故なら、圧縮機V1 の圧縮空気とは異なり、ガス
の混合が含まれていないからである。他の利点は図2に
示す回路の遮断空気の圧力がタービンの入口圧力に独り
でに合う点にある。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明のター
ボ過給機により、圧縮機の空気をガスで濃縮でき、ター
ボ過給機のタービンの羽根車の温度が上昇しても遮断空
気により爆発の恐れを心配する必要がない。更に、ガス
混合物で濃縮された遮断空気を周囲に放出することはな
いので、環境保護に有利である。
ボ過給機により、圧縮機の空気をガスで濃縮でき、ター
ボ過給機のタービンの羽根車の温度が上昇しても遮断空
気により爆発の恐れを心配する必要がない。更に、ガス
混合物で濃縮された遮断空気を周囲に放出することはな
いので、環境保護に有利である。
【図1】 圧縮機からの空気でタービン羽根車に通常の
遮断空気を供給する従来の技術による周知のターボ過給
機の断面図、
遮断空気を供給する従来の技術による周知のターボ過給
機の断面図、
【図2】 ターボ過給機の遮断空気を供給する小型ター
ボ過給機を使用したこの発明によるターボ過給機の回路
図である。
ボ過給機を使用したこの発明によるターボ過給機の回路
図である。
1 ターボ過給機 2 ターボ過給機1のシャフト 2a 小型ターボ過給機8のシャフト 3 圧縮機V1 の導入導管 3a 圧縮機V2 の導入導管 4 圧縮機V1 の排出導管 4a 圧縮機V2 の排出導管 5 タービン羽根車T1 の導入導管 5a タービン羽根車T2 の導入導管 6 タービン羽根車T1 の排出導管 6a タービン羽根車T2 の排出導管 7 絞り 8 小型ターボ過給機 T1 ターボ過給機1のタービン羽根車 T2 小型ターボ過給機8のタービン羽根車 V1 ターボ過給機1の圧縮機 V2 小型ターボ過給機8の圧縮機
Claims (4)
- 【請求項1】 シャフト(2)と、導入導管(3)およ
び排出導管(4)を有しシャフト(2)に固定された圧
縮機(V1 )と、導入導管(5)および排出導管(6)
を有しシャフト(2)に固定されたタービン羽根車(T
1 )と、タービン羽根車(T1 )の遮断空気供給部とを
備えたターボ過給機(1)において、 遮断空気供給部が、シャフト(2a)を有する小型ター
ボ過給機(8)と、導入導管(3a)および排出導管
(4a)を有しシャフト(2a)に固定された圧縮機
(V2 )と、導入導管(5a)および排出導管(6a)
を有しシャフト(2a)に固定されたタービン羽根車
(T2 )とを保有し、小型ターボ過給機(8)の圧縮機
(V2 )の排出導管(4a)がターボ過給機(1)のタ
ービン羽根車(T1 )の遮断空気の入口に直接接続して
いることを特徴とするターボ過給機(1)。 - 【請求項2】 ターボ過給機(1)は幾何学形状を可変
できるターボ過給機であることを特徴とする請求項1に
記載のターボ過給機(1)。 - 【請求項3】 小型ターボ過給機(8)のタービン羽根
車(T2 )の導入導管(5a)はタービン羽根車
(T1 )の導入導管(5)から分岐し、小型ターボ過給
機(8)のタービン羽根車(T2 )の排出導管(6a)
はターボ過給機(1)のタービン羽根車(T1 )の排出
導管(6)に合流することを特徴とする請求項1または
2に記載のターボ過給機(1)。 - 【請求項4】 タービン羽根車(T2 )の導入導管(5
a)には圧力を低減する部材(7)が配置されているこ
とを特徴とする請求項3に記載のターボ過給機(1)。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19928925:5 | 1999-06-24 | ||
DE19928925A DE19928925A1 (de) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | Turbolader |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001020748A true JP2001020748A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=7912368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000184509A Withdrawn JP2001020748A (ja) | 1999-06-24 | 2000-06-20 | ターボ過給機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6318086B1 (ja) |
EP (1) | EP1063390A3 (ja) |
JP (1) | JP2001020748A (ja) |
DE (1) | DE19928925A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012002161A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 三菱重工業株式会社 | シールエア供給装置及び該シールエア供給装置を用いた排ガスタービン過給機 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6460519B1 (en) * | 2000-10-04 | 2002-10-08 | Caterpillar Inc | Twin turbine exhaust gas re-circulation system having fixed geometry turbines |
US8123501B2 (en) * | 2004-07-09 | 2012-02-28 | Honeywell International Inc. | Turbocharger housing, turbocharger and a multi-turbocharger boosting system |
US8387385B2 (en) * | 2004-08-31 | 2013-03-05 | The United States Of America, As Represented By The Administrator Of The U.S. Environmental Protection Agency | Efficient bypass valve for multi-stage turbocharging system |
US20140208740A1 (en) * | 2013-01-25 | 2014-07-31 | General Electric Company | Turbocharger, system, and method for draining fluid from a turbocharger |
US10697388B2 (en) | 2013-01-25 | 2020-06-30 | Transportation Ip Holdings, Llc | Method and system for calibrating exhaust valves |
EP4124734A1 (en) * | 2021-07-26 | 2023-02-01 | Volvo Truck Corporation | An internal combustion engine system |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB877951A (en) * | 1959-12-23 | 1961-09-20 | Prvni Brnenska Strojirna | Improvements in systems governing the steam in stuffing boxes |
FR1312441A (fr) * | 1960-09-07 | 1962-12-21 | Sulzer Ag | Dispositif d'étanchéité d'arbre de turbomachine |
DE3046876A1 (de) * | 1980-12-12 | 1982-07-15 | Mtu Motoren- Und Turbinen-Union Friedrichshafen Gmbh, 7990 Friedrichshafen | "brennkraftmaschine" |
DE3704967C1 (de) * | 1987-02-17 | 1988-05-11 | Mtu Friedrichshafen Gmbh | Aufgeladene mehrzylindrige Hubkolben-Brennkraftmaschine mit mehreren parallel arbeitenden Abgasturboladern |
US5063744A (en) * | 1988-10-06 | 1991-11-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Actuator for controlling intake pressure in sequential turbo-system |
DE4215301A1 (de) * | 1992-05-09 | 1993-11-11 | Mak Maschinenbau Krupp | Abgasturbolader mit einer Radialturbine |
DE4225625A1 (de) * | 1992-08-03 | 1994-02-10 | Asea Brown Boveri | Abgasturbolader |
DE4416572C1 (de) * | 1994-05-11 | 1995-04-27 | Daimler Benz Ag | Aufgeladene Brennkraftmaschine |
US5460003A (en) * | 1994-06-14 | 1995-10-24 | Praxair Technology, Inc. | Expansion turbine for cryogenic rectification system |
-
1999
- 1999-06-24 DE DE19928925A patent/DE19928925A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-06-07 EP EP00112173A patent/EP1063390A3/de not_active Withdrawn
- 2000-06-19 US US09/597,694 patent/US6318086B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-20 JP JP2000184509A patent/JP2001020748A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012002161A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 三菱重工業株式会社 | シールエア供給装置及び該シールエア供給装置を用いた排ガスタービン過給機 |
JP2012013048A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排ガスタービン過給機のシールエア供給装置 |
KR101399822B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2014-05-27 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 시일 에어 공급 장치 및 이 시일 에어 공급 장치를 이용한 배기 가스 터빈 과급기 |
US8973361B2 (en) | 2010-07-02 | 2015-03-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Seal air supply system and exhaust gas turbine turbocharger using seal air supply system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1063390A2 (de) | 2000-12-27 |
US6318086B1 (en) | 2001-11-20 |
DE19928925A1 (de) | 2000-12-28 |
EP1063390A3 (de) | 2003-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4032262A (en) | Housing arrangement for a two-stage exhaust-gas turbocharger | |
US5611202A (en) | Turbocharged internal combustion engine | |
EP1853825B1 (en) | Turbocharger having compressor with ported second-stage shroud | |
US5937650A (en) | Exhaust gas recirculation system employing a turbocharger incorporating an integral pump, a control valve and a mixer | |
US6050095A (en) | Turbocharger with integrated exhaust gas recirculation pump | |
US6062028A (en) | Low speed high pressure ratio turbocharger | |
US6145313A (en) | Turbocharger incorporating an integral pump for exhaust gas recirculation | |
US10458316B2 (en) | Device for controlling the amount of air fed into the intake of a supercharged internal combustion engine and method using such a device | |
US7874789B2 (en) | Compressor and compressor housing | |
US4391098A (en) | Turbo-compound internal combustion engine | |
US20130323021A1 (en) | Turbocharger with cooled turbine housing, cooled bearing housing, and a common coolant supply | |
EP1960674B1 (en) | Ported shroud with filtered external ventilation | |
EP3121413B1 (en) | Turbocharger systems with direct turbine interfaces | |
JP2006500515A (ja) | 吸気管内にコンプレッサを具備する内燃機関 | |
EP3121412B1 (en) | Turbocharger systems with direct turbine interfaces | |
JP4108061B2 (ja) | ターボ過給エンジンのegrシステム | |
US9546569B2 (en) | Turbocharger with cooled turbine housing, cooled bearing housing, and a common coolant supply | |
US20130315712A1 (en) | Turbocharger with cooled turbine housing and reduced pressure loss | |
US20120152214A1 (en) | Turbocharger system | |
JP2001020748A (ja) | ターボ過給機 | |
EP1191202B1 (en) | Low pressure gaseous fuel system | |
US20040055299A1 (en) | Method and device for operating an exhaust gas turbocharger | |
KR20140122211A (ko) | 레이디얼 압축기의 하우징 | |
US20070000481A1 (en) | Device for compressing combustion air | |
CN110603376B (zh) | 多级增压器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |