JP2001017568A - 呼吸訓練器 - Google Patents
呼吸訓練器Info
- Publication number
- JP2001017568A JP2001017568A JP11195656A JP19565699A JP2001017568A JP 2001017568 A JP2001017568 A JP 2001017568A JP 11195656 A JP11195656 A JP 11195656A JP 19565699 A JP19565699 A JP 19565699A JP 2001017568 A JP2001017568 A JP 2001017568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- respiration
- training apparatus
- container
- indicator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造で携帯可能であり、容易に呼吸に関
する測定および訓練が可能な呼吸訓練器を提供するこ
と。 【解決手段】呼吸訓練器において、密閉容器10と、密
閉容器内に回動可能に固着されている指針20と、容器
を貫通するように配置され、一方の管14の吸気および
排気に従って、前記指針20にそれぞれ逆方向のモーメ
ントを与えるように配置された2つの管12、14とを
備える。更に、上記呼吸訓練器において、モーメントが
ない場合には指針20が回動しないように指針20の回
動を制動する制動手段として磁石24および鉄板25が
設けられている。本訓練器は装置が小型軽量で携帯で
き、簡単な構造であるので製造も容易である。また呼吸
の吸引力および排出力を測定し、表示することが可能で
あり、かつ、測定を繰り返すことによって呼吸の訓練を
行うことができる。
する測定および訓練が可能な呼吸訓練器を提供するこ
と。 【解決手段】呼吸訓練器において、密閉容器10と、密
閉容器内に回動可能に固着されている指針20と、容器
を貫通するように配置され、一方の管14の吸気および
排気に従って、前記指針20にそれぞれ逆方向のモーメ
ントを与えるように配置された2つの管12、14とを
備える。更に、上記呼吸訓練器において、モーメントが
ない場合には指針20が回動しないように指針20の回
動を制動する制動手段として磁石24および鉄板25が
設けられている。本訓練器は装置が小型軽量で携帯で
き、簡単な構造であるので製造も容易である。また呼吸
の吸引力および排出力を測定し、表示することが可能で
あり、かつ、測定を繰り返すことによって呼吸の訓練を
行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は呼吸訓練器に関し、
特に、簡単な構造で呼吸の強さを測定可能な呼吸訓練器
に関するものである。
特に、簡単な構造で呼吸の強さを測定可能な呼吸訓練器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、呼吸に関する測定器としては肺活
量測定装置が使用されているが、肺活量測定装置におい
ては、装置が大型であり、吐く息の量しか測定できなか
った。また肺活量測定装置は呼吸の訓練には使用できな
かった。
量測定装置が使用されているが、肺活量測定装置におい
ては、装置が大型であり、吐く息の量しか測定できなか
った。また肺活量測定装置は呼吸の訓練には使用できな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近の一般人の生活状
態は、非常に複雑多様となり、肺機能の健康に配慮する
時間が欠如するようになったと考えられる。この欠陥の
ために、清浄を必要とする肺内の空気の吸排気に関心を
欠くようになり、次第に肺内の汚染を引き起こし、特
に、体力の弱い老人は肺の汚染によって各種の肺疾患、
例えば風邪や肺炎、肺気腫、肺結核などの疾病を起こし
やすくなる。
態は、非常に複雑多様となり、肺機能の健康に配慮する
時間が欠如するようになったと考えられる。この欠陥の
ために、清浄を必要とする肺内の空気の吸排気に関心を
欠くようになり、次第に肺内の汚染を引き起こし、特
に、体力の弱い老人は肺の汚染によって各種の肺疾患、
例えば風邪や肺炎、肺気腫、肺結核などの疾病を起こし
やすくなる。
【0004】肺の健康を維持するためには、日常的に肺
内の空気の清浄化を計る必要があり、このために、随時
深呼吸を行う習慣を付けることが必要である。ところ
が、上記したような、従来の装置では、任意の場所で簡
単に呼吸の訓練を行うことができないという問題点があ
った。本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点
を解決し、簡単な構造で携帯可能であり、容易に呼吸に
関する測定および訓練を行うことが可能な呼吸訓練器を
提供することにある。
内の空気の清浄化を計る必要があり、このために、随時
深呼吸を行う習慣を付けることが必要である。ところ
が、上記したような、従来の装置では、任意の場所で簡
単に呼吸の訓練を行うことができないという問題点があ
った。本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点
を解決し、簡単な構造で携帯可能であり、容易に呼吸に
関する測定および訓練を行うことが可能な呼吸訓練器を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼吸訓練器に
おいて、密閉容器と、前記密閉容器内に回動可能に固着
されている指針手段と、容器を貫通するように配置さ
れ、一方の管の吸気および排気に従って、前記指針手段
にそれぞれ逆方向のモーメントを与えるように配置され
た2つの管手段とを備えたことを特徴とする。更に、上
記呼吸訓練器において、前記モーメントがない場合には
前記指針手段が回動しないように前記指針手段の回動を
制動する制動手段を設けた点にも特徴がある。
おいて、密閉容器と、前記密閉容器内に回動可能に固着
されている指針手段と、容器を貫通するように配置さ
れ、一方の管の吸気および排気に従って、前記指針手段
にそれぞれ逆方向のモーメントを与えるように配置され
た2つの管手段とを備えたことを特徴とする。更に、上
記呼吸訓練器において、前記モーメントがない場合には
前記指針手段が回動しないように前記指針手段の回動を
制動する制動手段を設けた点にも特徴がある。
【0006】本発明によれば、装置が小型軽量で携帯で
き、簡単な構造であるので製造も容易である。また呼吸
の吸引力および排出力を測定し、表示することが可能で
あり、かつ、測定を繰り返すことによって呼吸の訓練を
行うことができる。
き、簡単な構造であるので製造も容易である。また呼吸
の吸引力および排出力を測定し、表示することが可能で
あり、かつ、測定を繰り返すことによって呼吸の訓練を
行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明を適用した呼吸訓練器の第
1実施例の構成を示す正面図である。呼吸訓練器は本体
10および可撓性のチューブ16からなる。本体10は
基板と基板を覆う透明のカバー19からなり、密閉され
た容器を構成している。更に、本体10には取っ手18
が設けられている。カバー19には2つの管12、14
が貫通しており、一方の管12の外側端部11は外部空
間に開口している。
に説明する。図1は、本発明を適用した呼吸訓練器の第
1実施例の構成を示す正面図である。呼吸訓練器は本体
10および可撓性のチューブ16からなる。本体10は
基板と基板を覆う透明のカバー19からなり、密閉され
た容器を構成している。更に、本体10には取っ手18
が設けられている。カバー19には2つの管12、14
が貫通しており、一方の管12の外側端部11は外部空
間に開口している。
【0008】他方の管14の外側端部にはチューブ16
が接続されている。チューブ16はゴムあるいはプラス
ティック製であり、つぶれないように蛇腹構造とするか
針金等を巻いて補強してもよい。約1メートルほどのチ
ューブの他端にはマウスピース17が装着されている。
それぞれの管12、14は対向して配置されており、そ
れぞれの管12、14の容器内部側の端部には細く絞ら
れた開口部13、15が形成されている。使用者が最大
の力で吸引あるいは排気した時に、開口部13、15が
流体抵抗となって流量を抑制するように開口部13、1
5の径を決定する。
が接続されている。チューブ16はゴムあるいはプラス
ティック製であり、つぶれないように蛇腹構造とするか
針金等を巻いて補強してもよい。約1メートルほどのチ
ューブの他端にはマウスピース17が装着されている。
それぞれの管12、14は対向して配置されており、そ
れぞれの管12、14の容器内部側の端部には細く絞ら
れた開口部13、15が形成されている。使用者が最大
の力で吸引あるいは排気した時に、開口部13、15が
流体抵抗となって流量を抑制するように開口部13、1
5の径を決定する。
【0009】指針20は軸22を中心に回動可能に基板
10に固着されている。指針20の一方の端部には指示
部23が形成されており、他端には風受け部材21が装
着されている。そして風受け部材21が、2つの管の容
器内部側の端部13、15の中間に位置するように、指
針20が配置されている。
10に固着されている。指針20の一方の端部には指示
部23が形成されており、他端には風受け部材21が装
着されている。そして風受け部材21が、2つの管の容
器内部側の端部13、15の中間に位置するように、指
針20が配置されている。
【0010】図3は、本発明の呼吸訓練器の第1、第2
の実施例の構成を示す断面図である。図3(a)は、図
1の呼吸訓練器を指針20と管12との間で縦に切断し
た、本発明の呼吸訓練器の第1実施例の構成を示す断面
図である。指針20の指示部23の裏側には磁石24が
固着されている。また、基板10の前記磁石24と対向
する位置には幅広い円弧状の鉄板25が張り付けてあ
り、磁石24は鉄板25に吸着している。これらの部材
24、25は指針20の回動にブレーキをかける制動手
段を構成する。
の実施例の構成を示す断面図である。図3(a)は、図
1の呼吸訓練器を指針20と管12との間で縦に切断し
た、本発明の呼吸訓練器の第1実施例の構成を示す断面
図である。指針20の指示部23の裏側には磁石24が
固着されている。また、基板10の前記磁石24と対向
する位置には幅広い円弧状の鉄板25が張り付けてあ
り、磁石24は鉄板25に吸着している。これらの部材
24、25は指針20の回動にブレーキをかける制動手
段を構成する。
【0011】磁石の吸引力は弱く、吸気あるいは排気に
よる風(気流)が風受け21に当たると、磁石24と鉄
板25との摩擦力に抗して指針20が回動する。基板の
容器内部の表面の指示部23と対応する箇所には目盛が
描かれており、また指針20の両側にはストッパ27、
28が設けられている。
よる風(気流)が風受け21に当たると、磁石24と鉄
板25との摩擦力に抗して指針20が回動する。基板の
容器内部の表面の指示部23と対応する箇所には目盛が
描かれており、また指針20の両側にはストッパ27、
28が設けられている。
【0012】次に、動作について説明する。図2は、本
発明の呼吸訓練器の使用状態における動作を示す説明図
である。呼吸訓練器を使用する場合には、取っ手18を
持ち、マウスピース17を口にくわえて、大きく息を吸
ったりはいたりする。利用者が息を吸った場合には、容
器内の空気が吸引されて気圧が下がるので、空気が管1
2の開口部11から流入し、絞られた開口部13から風
受け部材21に向かって勢い良く噴出する。
発明の呼吸訓練器の使用状態における動作を示す説明図
である。呼吸訓練器を使用する場合には、取っ手18を
持ち、マウスピース17を口にくわえて、大きく息を吸
ったりはいたりする。利用者が息を吸った場合には、容
器内の空気が吸引されて気圧が下がるので、空気が管1
2の開口部11から流入し、絞られた開口部13から風
受け部材21に向かって勢い良く噴出する。
【0013】吸気による気流が風受け21に当たると、
磁石24と鉄板25との摩擦力に抗して指針20が図示
するような位置まで回動する。そして、回動するに従っ
て風受け部材21が開口部13から遠ざかり、かつ傾斜
するので、指針を回動しようとするモーメントが減少
し、ある程度回動したところで磁石24と鉄板25との
摩擦力によって指針20が停止し、使用者が吸引を止め
ても指針20はその位置で停止している。従って、指針
20は使用者の吸気の吸引力が最大になったときの指針
20の位置を保持しており、利用者は後から指針20が
どこまで振れたかを確認することができる。
磁石24と鉄板25との摩擦力に抗して指針20が図示
するような位置まで回動する。そして、回動するに従っ
て風受け部材21が開口部13から遠ざかり、かつ傾斜
するので、指針を回動しようとするモーメントが減少
し、ある程度回動したところで磁石24と鉄板25との
摩擦力によって指針20が停止し、使用者が吸引を止め
ても指針20はその位置で停止している。従って、指針
20は使用者の吸気の吸引力が最大になったときの指針
20の位置を保持しており、利用者は後から指針20が
どこまで振れたかを確認することができる。
【0014】また、この状態で息を吐いた場合には、指
針20は図2に点線で示すように反対側に振れ、今度は
排気時の最大振れ位置で停止し、その位置を保持する
(20’)。なお、指針20を中央(目盛0)に戻す場
合には、訓練器本体10を揺するかあるいは叩くことに
よって指針20を移動させる。このために、指針20の
重心は軸22からずれた位置になるように製造する。
針20は図2に点線で示すように反対側に振れ、今度は
排気時の最大振れ位置で停止し、その位置を保持する
(20’)。なお、指針20を中央(目盛0)に戻す場
合には、訓練器本体10を揺するかあるいは叩くことに
よって指針20を移動させる。このために、指針20の
重心は軸22からずれた位置になるように製造する。
【0015】図3(b)は、本発明の呼吸訓練器の第2
実施例の構成を示す断面図である。この実施例は、制動
手段として、前記した磁石24の代わりに機械的摩擦を
利用する例である。軸22の下部にはコイルバネ30が
設置され、制動板31を指針20に押圧することによっ
て、指針20の回動に対して摩擦による制動機能を有す
る。なお、制動板31は回動しないように、例えば軸2
2の溝と嵌合させる等の構造を備える。
実施例の構成を示す断面図である。この実施例は、制動
手段として、前記した磁石24の代わりに機械的摩擦を
利用する例である。軸22の下部にはコイルバネ30が
設置され、制動板31を指針20に押圧することによっ
て、指針20の回動に対して摩擦による制動機能を有す
る。なお、制動板31は回動しないように、例えば軸2
2の溝と嵌合させる等の構造を備える。
【0016】図4は、本発明の呼吸訓練器の第3の実施
例の構成を示す正面図である。図1に示した第1実施例
は指針20が息の強さに応じて任意の位置に停止するも
のであったが、この実施例は、制動手段の構成を変更し
て、所定の位置にのみ停止するようにしたものである。
基板には第1実施例における円弧状の鉄板25の代わり
に、複数の円形の鉄板40が磁石24と対向する位置に
円弧状に配列して張り付けてある。この様な構成にする
ことにより、指針20が所定の位置、即ち図4の例であ
れば目盛の0.5刻みの位置で停止するので、指針20
の値を読み取り易くなる。
例の構成を示す正面図である。図1に示した第1実施例
は指針20が息の強さに応じて任意の位置に停止するも
のであったが、この実施例は、制動手段の構成を変更し
て、所定の位置にのみ停止するようにしたものである。
基板には第1実施例における円弧状の鉄板25の代わり
に、複数の円形の鉄板40が磁石24と対向する位置に
円弧状に配列して張り付けてある。この様な構成にする
ことにより、指針20が所定の位置、即ち図4の例であ
れば目盛の0.5刻みの位置で停止するので、指針20
の値を読み取り易くなる。
【0017】図5は、本発明の呼吸訓練器の第4の実施
例の構成を示す正面図である。第1〜第3の実施例にお
いては、指針20の風受け部材21は、軸22に対して
指示部23と反対側に装着されているが、第4実施例
は、軸52に対して指示部23と風受け部材51とが同
じ側にある例である。このようにすれば指針20全体の
長さを他の実施例より短くすることができ、訓練器を小
型にできる。
例の構成を示す正面図である。第1〜第3の実施例にお
いては、指針20の風受け部材21は、軸22に対して
指示部23と反対側に装着されているが、第4実施例
は、軸52に対して指示部23と風受け部材51とが同
じ側にある例である。このようにすれば指針20全体の
長さを他の実施例より短くすることができ、訓練器を小
型にできる。
【0018】図6は、本発明の呼吸訓練器の第5の実施
例の構成を示す正面図である。この実施例においては、
指針を3本備えており、それぞれ瞬時値、最大吸引力、
最大排出力を表示することができるものである。中央に
ある指針60には他の実施例と同様に風受け部材が装着
されており、また指針60の中央部に基板方向に延びる
ピン61が装着されている。そして、指針60には制動
手段は設けられておらず、代わりに外部からのモーメン
トがない場合に目盛の0の位置で停止するような弱いバ
ネ手段が設けられている。
例の構成を示す正面図である。この実施例においては、
指針を3本備えており、それぞれ瞬時値、最大吸引力、
最大排出力を表示することができるものである。中央に
ある指針60には他の実施例と同様に風受け部材が装着
されており、また指針60の中央部に基板方向に延びる
ピン61が装着されている。そして、指針60には制動
手段は設けられておらず、代わりに外部からのモーメン
トがない場合に目盛の0の位置で停止するような弱いバ
ネ手段が設けられている。
【0019】左右の指針62、63はそれぞれ指針60
と同じ軸67に回動可能に装着されているが、風受け部
材は備えておらず、制動手段である磁石64、65をそ
れぞれ備えている。吸気あるいは排気による気流のモー
メントを受けて中央の指針60が回動すると、ピン61
が左右の指針62あるいは63に当接し、当接した指針
を回動させる。吸気あるいは排気を止めると、中央の指
針60は中央位置に戻るが、左右の指針62、63は制
動手段によって回動した位置で停止する。従って、使用
者は、中央の指針60によって息の強さの瞬時値を確認
可能であると共に、左右の指針62、63によって吸気
および排気の最大値を同時に確認することができる。
と同じ軸67に回動可能に装着されているが、風受け部
材は備えておらず、制動手段である磁石64、65をそ
れぞれ備えている。吸気あるいは排気による気流のモー
メントを受けて中央の指針60が回動すると、ピン61
が左右の指針62あるいは63に当接し、当接した指針
を回動させる。吸気あるいは排気を止めると、中央の指
針60は中央位置に戻るが、左右の指針62、63は制
動手段によって回動した位置で停止する。従って、使用
者は、中央の指針60によって息の強さの瞬時値を確認
可能であると共に、左右の指針62、63によって吸気
および排気の最大値を同時に確認することができる。
【0020】以上、本発明の実施例を開示したが、本発
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
ては、本体から延びたチューブをくわえて測定/訓練を
行う例を開示したが、チューブ16がなく、本体10か
ら突出した管14の端部を直接くわえるような構造でも
よい。実施例においては指針20を0に戻すための機構
は特に開示せず、振ったり、叩いたりすることによって
所望の位置に戻す例を開示したが、指針20を中央
(0)に戻すリセット機構を設けてもよい。リセット機
構としては、例えば容器外部に軸を延長し、指針と固着
されたつまみを設けてもよい。風受け部材の構造は、円
筒形の側面の一部を切り出したような形状のものを開示
したが、風を受ける形状であれば、球面状、平面状、箱
形など任意の形状を採用可能である。
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
ては、本体から延びたチューブをくわえて測定/訓練を
行う例を開示したが、チューブ16がなく、本体10か
ら突出した管14の端部を直接くわえるような構造でも
よい。実施例においては指針20を0に戻すための機構
は特に開示せず、振ったり、叩いたりすることによって
所望の位置に戻す例を開示したが、指針20を中央
(0)に戻すリセット機構を設けてもよい。リセット機
構としては、例えば容器外部に軸を延長し、指針と固着
されたつまみを設けてもよい。風受け部材の構造は、円
筒形の側面の一部を切り出したような形状のものを開示
したが、風を受ける形状であれば、球面状、平面状、箱
形など任意の形状を採用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
呼吸訓練器において、密閉容器と、前記密閉容器内に回
動可能に固着されている指針手段と、容器を貫通するよ
うに配置され、一方の管の吸気および排気に従って、前
記指針手段にそれぞれ逆方向のモーメントを与えるよう
に配置された2つの管手段とを備えたことを特徴とす
る。更に、上記呼吸訓練器において、前記モーメントが
ない場合には前記指針手段が回動しないように前記指針
手段の回動を制動する制動手段を設けた点にも特徴があ
る。従って、本発明によれば、呼吸の吸引力および排出
力を測定し、表示することが可能であり、かつ、測定を
繰り返すことによって呼吸の訓練を行うことができると
いう効果がある。また、装置が小型軽量で携帯でき、簡
単な構造であるので製造も容易であるという効果もあ
る。
呼吸訓練器において、密閉容器と、前記密閉容器内に回
動可能に固着されている指針手段と、容器を貫通するよ
うに配置され、一方の管の吸気および排気に従って、前
記指針手段にそれぞれ逆方向のモーメントを与えるよう
に配置された2つの管手段とを備えたことを特徴とす
る。更に、上記呼吸訓練器において、前記モーメントが
ない場合には前記指針手段が回動しないように前記指針
手段の回動を制動する制動手段を設けた点にも特徴があ
る。従って、本発明によれば、呼吸の吸引力および排出
力を測定し、表示することが可能であり、かつ、測定を
繰り返すことによって呼吸の訓練を行うことができると
いう効果がある。また、装置が小型軽量で携帯でき、簡
単な構造であるので製造も容易であるという効果もあ
る。
【図1】本発明の呼吸訓練器の第1実施例の構成を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明の呼吸訓練器の使用状態における動作を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】本発明の呼吸訓練器の第1、2実施例の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】本発明の呼吸訓練器の第3の実施例の構成を示
す正面図である。
す正面図である。
【図5】本発明の呼吸訓練器の第4の実施例の構成を示
す正面図である。
す正面図である。
【図6】本発明の呼吸訓練器の第5の実施例の構成を示
す正面図である。
す正面図である。
10…本体(基板)、11…管の端部、12、14…
管、13、15…開口部、16…チューブ、17…マウ
スピース、18…取っ手、19…カバー、20、50…
指針、21…風受け部材、22…軸、23…指示部、2
4…磁石、25…鉄板、27、28…ストッパ、30…
コイルバネ、31…制動板、40…円形の鉄板、51…
風受け部材、52…軸、60…中央にある指針、61…
ピン、62、63…指針、64、65…磁石、67…軸
管、13、15…開口部、16…チューブ、17…マウ
スピース、18…取っ手、19…カバー、20、50…
指針、21…風受け部材、22…軸、23…指示部、2
4…磁石、25…鉄板、27、28…ストッパ、30…
コイルバネ、31…制動板、40…円形の鉄板、51…
風受け部材、52…軸、60…中央にある指針、61…
ピン、62、63…指針、64、65…磁石、67…軸
Claims (3)
- 【請求項1】密閉容器と、 前記密閉容器内に回動可能に固着されている指針手段
と、 容器を貫通するように配置され、一方の管の吸気および
排気に従って、前記指針手段にそれぞれ逆方向のモーメ
ントを与えるように配置された2つの管手段とを備えた
ことを特徴とする呼吸訓練器。 - 【請求項2】更に、前記モーメントがない場合には前記
指針手段が回動しないように前記指針手段の回動を制動
する制動手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
の呼吸訓練器。 - 【請求項3】吸気あるいは排気時に抵抗となるように、
前記管手段の前記容器内部側の端部の径が細くなってい
ることを特徴とする請求項1に記載の呼吸訓練器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195656A JP2001017568A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 呼吸訓練器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195656A JP2001017568A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 呼吸訓練器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001017568A true JP2001017568A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16344814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11195656A Pending JP2001017568A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 呼吸訓練器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001017568A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010217016A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Tokai Denshi Kk | 呼気中アルコール測定装置 |
CN104958872A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-10-07 | 王伟 | 呼吸训练器 |
CN108853943A (zh) * | 2018-08-30 | 2018-11-23 | 武汉携康智能健康设备有限公司 | 一种人体呼吸训练设备及呼吸训练反馈方法 |
CN110339535A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-10-18 | 刘全英 | 一种能够调节强度的呼吸训练器 |
CN110379252A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-25 | 黄淮学院 | 一种声乐气息练习装置及方法 |
CN111744149A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-10-09 | 黄河科技学院 | 声乐呼吸训练仪 |
CN112691344A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-23 | 郭彩霞 | 一种呼吸科用肺功能康复训练器 |
CN113018797A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-06-25 | 江阴市人民医院 | 一种呼吸科用呼吸训练装置 |
-
1999
- 1999-07-09 JP JP11195656A patent/JP2001017568A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010217016A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Tokai Denshi Kk | 呼気中アルコール測定装置 |
CN104958872A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-10-07 | 王伟 | 呼吸训练器 |
CN108853943A (zh) * | 2018-08-30 | 2018-11-23 | 武汉携康智能健康设备有限公司 | 一种人体呼吸训练设备及呼吸训练反馈方法 |
CN108853943B (zh) * | 2018-08-30 | 2020-05-22 | 武汉携康智能健康设备有限公司 | 一种人体呼吸训练设备及呼吸训练反馈方法 |
CN110379252B (zh) * | 2019-08-07 | 2021-06-22 | 黄淮学院 | 一种声乐气息练习装置及方法 |
CN110379252A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-25 | 黄淮学院 | 一种声乐气息练习装置及方法 |
CN110339535A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-10-18 | 刘全英 | 一种能够调节强度的呼吸训练器 |
CN111744149A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-10-09 | 黄河科技学院 | 声乐呼吸训练仪 |
CN111744149B (zh) * | 2020-07-27 | 2021-09-28 | 黄河科技学院 | 声乐呼吸训练仪 |
CN112691344A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-23 | 郭彩霞 | 一种呼吸科用肺功能康复训练器 |
CN112691344B (zh) * | 2020-12-23 | 2022-04-01 | 郭彩霞 | 一种呼吸科用肺功能康复训练器 |
CN113018797A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-06-25 | 江阴市人民医院 | 一种呼吸科用呼吸训练装置 |
CN113018797B (zh) * | 2021-04-12 | 2022-01-25 | 江阴市人民医院 | 一种呼吸科用呼吸训练装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11547819B2 (en) | Device for performing orientation dependent aerosol therapy | |
Otis et al. | Measurement of alveolar pressure in human subjects | |
JP2019525820A (ja) | 対象者の呼吸の運動及び分析のための呼吸装置及びシステム | |
EP2833789B1 (en) | Spirometer | |
JP2010501255A5 (ja) | ||
JP2005521484A (ja) | 呼吸時における肺内ガスの流れを連続測定する方法 | |
JPH07502665A (ja) | 双方向流量モニタを備えた呼吸熱量計 | |
EP2059309A2 (en) | Respiratory muscle endurance training device and method for the use thereof | |
JPH06503027A (ja) | 携帯用ピーク・フロー・メーター | |
US4299236A (en) | Incentive breathing exerciser | |
US9233274B2 (en) | Combination spirometer and PEP breathing exerciser | |
JP2001017568A (ja) | 呼吸訓練器 | |
US20070042870A1 (en) | Spirometer Toy | |
US20110087124A1 (en) | Spirometer Toy | |
US3871364A (en) | Peak flow meter-expiratory flow rate | |
EP1397993A1 (en) | A rotary variable orifice valve | |
US4693256A (en) | Respiratory device | |
CN111870899B (zh) | 一种便携式肺呼吸功能训练装置 | |
EP3801246A1 (en) | Spirometer apparatus | |
CN212914411U (zh) | 一种针对肺部康复训练的呼吸训练装置 | |
CN110420441B (zh) | 一种呼吸训练器 | |
CN209848251U (zh) | 一种带计数功能的呼吸训练器 | |
CN215538262U (zh) | 一种呼吸内科用肺活量训练装置 | |
CN212038839U (zh) | 一种肺活量辅助训练装置 | |
CN220588258U (zh) | 肺功能仪 |