JP2001017022A - 水槽浄化装置 - Google Patents
水槽浄化装置Info
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- JP2001017022A JP2001017022A JP11198777A JP19877799A JP2001017022A JP 2001017022 A JP2001017022 A JP 2001017022A JP 11198777 A JP11198777 A JP 11198777A JP 19877799 A JP19877799 A JP 19877799A JP 2001017022 A JP2001017022 A JP 2001017022A
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水槽内の水の循環、排水、給水を簡単に行な
うことができる水槽浄化装置を提供することである。 【解決手段】 吸水口4に連通させて設けられたフィル
タと、このフィルタに連通するポンプ21と、このポン
プ21からの水を吐出する吐出口23と、前記ポンプ2
1により生成される水流中に開口して外部から外気を導
入する中空管14と、前記ポンプ21により生成される
水流を遮断する弁と、前記ポンプ21を正逆転する回転
方向制御手段とよりなる。
うことができる水槽浄化装置を提供することである。 【解決手段】 吸水口4に連通させて設けられたフィル
タと、このフィルタに連通するポンプ21と、このポン
プ21からの水を吐出する吐出口23と、前記ポンプ2
1により生成される水流中に開口して外部から外気を導
入する中空管14と、前記ポンプ21により生成される
水流を遮断する弁と、前記ポンプ21を正逆転する回転
方向制御手段とよりなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、熱帯魚や
金魚等の鑑賞魚を飼育する水槽の水を浄化する水槽浄化
装置に関するものである。
金魚等の鑑賞魚を飼育する水槽の水を浄化する水槽浄化
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水槽の水を浄化するものとして
は、例えば、実開平5-64476号公報「水槽用浄化ポン
プ」、特開平8-10774号公報「ジェット反射型水の浄化
装置」、特開平9-163895号公報「飼育装置」のような水
浄化装置が存する。
は、例えば、実開平5-64476号公報「水槽用浄化ポン
プ」、特開平8-10774号公報「ジェット反射型水の浄化
装置」、特開平9-163895号公報「飼育装置」のような水
浄化装置が存する。
【0003】実開平5-64476号公報には、モータにより
駆動され水槽内の水を吸引して吐出する吸引ポンプと、
その吐出側に設けられ空気を吸入して気泡を発生する気
泡ノズルとに関する技術が開示されている。
駆動され水槽内の水を吸引して吐出する吸引ポンプと、
その吐出側に設けられ空気を吸入して気泡を発生する気
泡ノズルとに関する技術が開示されている。
【0004】特開平8-10774号公報には、水中ポンプ上
に活水器を据え付け、ジェットノズルを組み込み空気導
入孔を開け、反射板を取り付けた水の浄化装置に関する
技術が開示されている。
に活水器を据え付け、ジェットノズルを組み込み空気導
入孔を開け、反射板を取り付けた水の浄化装置に関する
技術が開示されている。
【0005】特開平9-163895号公報には、貯留水を循環
させるポンプと、貯留水の循環通路に設けられたフィル
タとを備え、フィルタ内で光合成細菌を育成し、水中窒
素を固定化して水を浄化するようにした技術が開示され
ている。
させるポンプと、貯留水の循環通路に設けられたフィル
タとを備え、フィルタ内で光合成細菌を育成し、水中窒
素を固定化して水を浄化するようにした技術が開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の水槽浄化装置
は、水槽内の水を循環して濾過することにより水に含ま
れる汚れを除去するための装置である。また、同時に空
気を循環流に混合して酸素を供給することもできるよう
にしたものである。
は、水槽内の水を循環して濾過することにより水に含ま
れる汚れを除去するための装置である。また、同時に空
気を循環流に混合して酸素を供給することもできるよう
にしたものである。
【0007】しかしながら、何れの装置においても、水
槽内の汚れた水を排水し、新鮮で清浄な水を吸水するた
めの工夫はなされていない。そのため、排水時において
は、水槽内の水を手で汲み出したり、別に設けられたポ
ンプで汲み出したりする必要があり、きわめて作業性が
悪いものである。また、吸水時においても柄杓等を使っ
て吸水するが、この場合には緩やかに吸水することがで
きず、水槽内の水草や置物に影響を与え、また、ポンプ
を用いて吸水する場合には、作業性が悪いという問題が
ある。
槽内の汚れた水を排水し、新鮮で清浄な水を吸水するた
めの工夫はなされていない。そのため、排水時において
は、水槽内の水を手で汲み出したり、別に設けられたポ
ンプで汲み出したりする必要があり、きわめて作業性が
悪いものである。また、吸水時においても柄杓等を使っ
て吸水するが、この場合には緩やかに吸水することがで
きず、水槽内の水草や置物に影響を与え、また、ポンプ
を用いて吸水する場合には、作業性が悪いという問題が
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
吸水口に連通させて設けられたフィルタと、このフィル
タに連通するポンプと、このポンプからの水を吐出する
吐出口と、前記ポンプにより生成される水流中に開口し
て外部から外気を導入する中空管と、前記ポンプにより
生成される水流を遮断する弁と、前記ポンプを正逆転す
る回転方向制御手段とよりなる。
吸水口に連通させて設けられたフィルタと、このフィル
タに連通するポンプと、このポンプからの水を吐出する
吐出口と、前記ポンプにより生成される水流中に開口し
て外部から外気を導入する中空管と、前記ポンプにより
生成される水流を遮断する弁と、前記ポンプを正逆転す
る回転方向制御手段とよりなる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、吐出口は水槽の底面の近傍に設け
られているものである。
槽浄化装置において、吐出口は水槽の底面の近傍に設け
られているものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、ポンプを逆転する排水時には、中
空管を排出管として共用するようにした。
槽浄化装置において、ポンプを逆転する排水時には、中
空管を排出管として共用するようにした。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、フィルタを収納するフィルタケー
スに弁座を形成し、この弁座に接離してポンプによる水
流を遮断状態または流通状態に切り換える弁を中空管に
形成したものである。
槽浄化装置において、フィルタを収納するフィルタケー
スに弁座を形成し、この弁座に接離してポンプによる水
流を遮断状態または流通状態に切り換える弁を中空管に
形成したものである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、水槽の水面の近傍に吸水口を配設
し、水槽の底面の近傍に吐出口を配設し、ポンプの正転
時には水槽の上方から吸水した水をフィルタを通して水
槽の底面に吐出する循環経路を形成し、前記ポンプの逆
転時には前記水槽の底面の近傍に位置する吐出口から吸
水して排水するようにした。
槽浄化装置において、水槽の水面の近傍に吸水口を配設
し、水槽の底面の近傍に吐出口を配設し、ポンプの正転
時には水槽の上方から吸水した水をフィルタを通して水
槽の底面に吐出する循環経路を形成し、前記ポンプの逆
転時には前記水槽の底面の近傍に位置する吐出口から吸
水して排水するようにした。
【0013】請求項6記載の発明は、吸水口に連通させ
て設けられたフィルタと、このフィルタに連通する一方
向に回転するポンプと、このポンプからの水を吐出する
吐出口と、前記ポンプにより生成される水流中に開口し
て外部から外気を導入する中空管と、前記中空管が前記
水槽内に連通する状態で前記ポンプにより生成される水
流を遮断する弁と、前記吸水口・前記フィルタ・前記ポ
ンプ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発
生経路と、前記水槽の底面の近傍に設けられた排水用吸
水口・前記ポンプ・前記中空管の順序に水流を発生させ
る排水水流発生経路と、前記中空管・前記ポンプ・前記
吐出口の順序に水流を発生させる給水水流発生経路とを
複数の開閉弁の切り換えにより形成するようにした。
て設けられたフィルタと、このフィルタに連通する一方
向に回転するポンプと、このポンプからの水を吐出する
吐出口と、前記ポンプにより生成される水流中に開口し
て外部から外気を導入する中空管と、前記中空管が前記
水槽内に連通する状態で前記ポンプにより生成される水
流を遮断する弁と、前記吸水口・前記フィルタ・前記ポ
ンプ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発
生経路と、前記水槽の底面の近傍に設けられた排水用吸
水口・前記ポンプ・前記中空管の順序に水流を発生させ
る排水水流発生経路と、前記中空管・前記ポンプ・前記
吐出口の順序に水流を発生させる給水水流発生経路とを
複数の開閉弁の切り換えにより形成するようにした。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項6記載の水
槽浄化装置において、吸水口・前記フィルタ・前記ポン
プ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発生
経路を弁座を備えたフィルタケースと前記ポンプの吐出
側に設けられた吐出管とにより形成し、水槽の底面の近
傍に開口する排水用吸水口を前記ポンプの吸込側に連通
する排水用吸水管と、前記ポンプの吐出側から吸込側に
還流する還流管とを設け、前記ポンプの吸込側と前記吐
出側と前記排水用吸水管と前記還流管とにそれぞれ開閉
弁を設け、これらの開閉弁の選択的な開閉により循環水
流発生経路と排水水流発生経路と給水水流発生経路とを
形成するようにした。
槽浄化装置において、吸水口・前記フィルタ・前記ポン
プ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発生
経路を弁座を備えたフィルタケースと前記ポンプの吐出
側に設けられた吐出管とにより形成し、水槽の底面の近
傍に開口する排水用吸水口を前記ポンプの吸込側に連通
する排水用吸水管と、前記ポンプの吐出側から吸込側に
還流する還流管とを設け、前記ポンプの吸込側と前記吐
出側と前記排水用吸水管と前記還流管とにそれぞれ開閉
弁を設け、これらの開閉弁の選択的な開閉により循環水
流発生経路と排水水流発生経路と給水水流発生経路とを
形成するようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
乃至図10に基づいて説明する。まず、上面開口の直方
体形状のガラス製の水槽1が設けられ、この水槽1の片
隅には、浄化ユニット2が取り付けられている。
乃至図10に基づいて説明する。まず、上面開口の直方
体形状のガラス製の水槽1が設けられ、この水槽1の片
隅には、浄化ユニット2が取り付けられている。
【0016】この浄化ユニット2は、上面開口の四角柱
状の透明なケース3を有する。このケース3の側面上方
には、多数の小孔による吸水口4が形成されている。つ
いで、前記ケース3の内部には、上方から着脱自在のフ
ィルタケース5が装着されている。
状の透明なケース3を有する。このケース3の側面上方
には、多数の小孔による吸水口4が形成されている。つ
いで、前記ケース3の内部には、上方から着脱自在のフ
ィルタケース5が装着されている。
【0017】このフィルタケース5は、前記ケース3の
内周に一致した外形を有しているものであり、上方から
所定の深さに形成されたフィルタ収納部6とロート状に
縮径して最終的には円形となって弁座部7を形成する絞
り部8とこの絞り部8の下端に形成された円管状の接続
部9とよりなっている。
内周に一致した外形を有しているものであり、上方から
所定の深さに形成されたフィルタ収納部6とロート状に
縮径して最終的には円形となって弁座部7を形成する絞
り部8とこの絞り部8の下端に形成された円管状の接続
部9とよりなっている。
【0018】この接続部9の内部には、リブ10で支持
された円管状の管ガイド11が形成されている。この管
ガイド11には、上端から所定の深さをもって軸心方向
に切欠された垂直切欠12とこの垂直切欠12の下端か
ら所定寸法だけ円周方向に切欠された水平切欠13とが
形成されている。
された円管状の管ガイド11が形成されている。この管
ガイド11には、上端から所定の深さをもって軸心方向
に切欠された垂直切欠12とこの垂直切欠12の下端か
ら所定寸法だけ円周方向に切欠された水平切欠13とが
形成されている。
【0019】ついで、前記管ガイド11には、外部から
空気を導入するための空気導入管或いは前記水槽1内の
水を排水する排水管となる中空管14の下端が軸方向移
動自在であり、かつ、回動自在に挿入されている。この
中空管14の下端には、前記垂直切欠12と前記水平切
欠13とのそれぞれの幅に縦横の寸法を一致させた突起
15が形成されている。また、前記中空管14には、前
記突起15が前記水平切欠13に嵌まり込んだ状態で前
記弁座部7に当接して前記フィルタケース5の内部の流
体の流れを遮断する弁16が一体的に形成され、この弁
16の上方に所定寸法離間した位置に、受け台17が一
体的に形成されている。この状態における前記中空管1
4の上端は、前記ケース3より上方へ突出している。
空気を導入するための空気導入管或いは前記水槽1内の
水を排水する排水管となる中空管14の下端が軸方向移
動自在であり、かつ、回動自在に挿入されている。この
中空管14の下端には、前記垂直切欠12と前記水平切
欠13とのそれぞれの幅に縦横の寸法を一致させた突起
15が形成されている。また、前記中空管14には、前
記突起15が前記水平切欠13に嵌まり込んだ状態で前
記弁座部7に当接して前記フィルタケース5の内部の流
体の流れを遮断する弁16が一体的に形成され、この弁
16の上方に所定寸法離間した位置に、受け台17が一
体的に形成されている。この状態における前記中空管1
4の上端は、前記ケース3より上方へ突出している。
【0020】そして、前記突起15が前記管ガイド11
の上縁に載った位置の前記中空管14の前記受け台17
に下面が接触する状態で、前記フィルタケース5内にフ
ィルタ18が装着されている。このフィルタ18は、目
の粗い第1フィルタ19と目の密な第2フィルタ20と
よりなる。前記第1フィルタ19は前記第2フィルタ2
0の上方に位置して前記フィルタケース5により保持さ
れ、かつ、それらの中央部には、前記中空管14が摺動
自在に挿入されている。
の上縁に載った位置の前記中空管14の前記受け台17
に下面が接触する状態で、前記フィルタケース5内にフ
ィルタ18が装着されている。このフィルタ18は、目
の粗い第1フィルタ19と目の密な第2フィルタ20と
よりなる。前記第1フィルタ19は前記第2フィルタ2
0の上方に位置して前記フィルタケース5により保持さ
れ、かつ、それらの中央部には、前記中空管14が摺動
自在に挿入されている。
【0021】また、前記フィルタケース5の前記接続部
9には、正逆回転自在のポンプ21が挿脱自在に接続さ
れ、このポンプ21には屈曲した吐出管22が接続さ
れ、この吐出管22の端部は前記ケース3の側壁に開口
した吐出口23とされている。この吐出口23には、網
体24が取り付けられている。
9には、正逆回転自在のポンプ21が挿脱自在に接続さ
れ、このポンプ21には屈曲した吐出管22が接続さ
れ、この吐出管22の端部は前記ケース3の側壁に開口
した吐出口23とされている。この吐出口23には、網
体24が取り付けられている。
【0022】ついで、前記ポンプ21を駆動するモータ
25は、正逆転可能なものであるが、その回転方向制御
手段Aを構成する駆動回路は図6に示されている。すな
わち、それぞれ直並列に接続された4個のトランジスタ
26、27、28、29が設けられ、前記トランジスタ
26、27の接続中点が前記モータ25の接続点aに接
続され、前記トランジスタ28、29の接続中点が前記
モータ25の接続点bに接続されている。さらに、前記
トランジスタ26、28のコレクタには、12V電源が
接続されている。また、それぞれ12V電源に接続され
たトランジスタ30、31が設けられ、これらのトラン
ジスタ30、31のコレクタP1、P2には、前記トラン
ジスタ26、29及び前記トランジスタ27、28のベ
ースが接続されている。前記トランジスタ30、31の
エミッタは接地されていると共に、ベースにはそれぞれ
コンパレータ32、33が接続されている。これらのコ
ンパレータ32の入力側には、12V電源に接続された
可変抵抗器34、35と三角波発生回路36、37が接
続されている。
25は、正逆転可能なものであるが、その回転方向制御
手段Aを構成する駆動回路は図6に示されている。すな
わち、それぞれ直並列に接続された4個のトランジスタ
26、27、28、29が設けられ、前記トランジスタ
26、27の接続中点が前記モータ25の接続点aに接
続され、前記トランジスタ28、29の接続中点が前記
モータ25の接続点bに接続されている。さらに、前記
トランジスタ26、28のコレクタには、12V電源が
接続されている。また、それぞれ12V電源に接続され
たトランジスタ30、31が設けられ、これらのトラン
ジスタ30、31のコレクタP1、P2には、前記トラン
ジスタ26、29及び前記トランジスタ27、28のベ
ースが接続されている。前記トランジスタ30、31の
エミッタは接地されていると共に、ベースにはそれぞれ
コンパレータ32、33が接続されている。これらのコ
ンパレータ32の入力側には、12V電源に接続された
可変抵抗器34、35と三角波発生回路36、37が接
続されている。
【0023】なお、図7に示す状態は、水槽1内の水を
排水している状態であり、中空管14の上端に柔軟性の
ある排水管38を接続し、この排水管38の先端を容器
39内に位置させたものである。
排水している状態であり、中空管14の上端に柔軟性の
ある排水管38を接続し、この排水管38の先端を容器
39内に位置させたものである。
【0024】このような構成において、通常は弁16を
弁座部7から離反させておく。そして、モータ25の正
転により水槽1内の水は吸水口4から吸水され、フィル
タ18で濾過されてポンプ21及び吐出管22を通って
吐出口23から水槽1内に吐出される。そのため、水槽
1内の水は、上部から吸水されて底部に近いところから
吐出されることになり、浄化ユニット2により上から下
への循環流が発生する。
弁座部7から離反させておく。そして、モータ25の正
転により水槽1内の水は吸水口4から吸水され、フィル
タ18で濾過されてポンプ21及び吐出管22を通って
吐出口23から水槽1内に吐出される。そのため、水槽
1内の水は、上部から吸水されて底部に近いところから
吐出されることになり、浄化ユニット2により上から下
への循環流が発生する。
【0025】このような循環流を発生させるためには、
モータ25を正転させるものであるが、そのためには、
可変抵抗器34、35のボリュームを操作する。すなわ
ち、可変抵抗器34のボリュームを操作して出力電圧e
0を増加させ、可変抵抗器35のボリュームを操作して
出力電圧e0を減少させる。この出力電圧e0と三角波発
生回路36、37との電圧がコンパレータ32、33に
よって比較され、その出力電圧e0が三角波発生回路3
6の電圧よりも高いトランジスタ30のベースにはロウ
電圧が出力され、そのコレクタ電圧P1は12V電源に
基づく所定の電圧となり、トランジスタ26、29はオ
ンする。同様に、可変抵抗器35の出力電圧e0が三角
波発生回路37の電圧よりも低いトランジスタ31のベ
ースにはハイ電圧が出力され、そのコレクタ電圧P2は
零電圧となり、トランジスタ27、28はオフする。こ
れにより、モータ25の接続点aから接続点bに向けて
電流が流れ、モータ25は正転する。
モータ25を正転させるものであるが、そのためには、
可変抵抗器34、35のボリュームを操作する。すなわ
ち、可変抵抗器34のボリュームを操作して出力電圧e
0を増加させ、可変抵抗器35のボリュームを操作して
出力電圧e0を減少させる。この出力電圧e0と三角波発
生回路36、37との電圧がコンパレータ32、33に
よって比較され、その出力電圧e0が三角波発生回路3
6の電圧よりも高いトランジスタ30のベースにはロウ
電圧が出力され、そのコレクタ電圧P1は12V電源に
基づく所定の電圧となり、トランジスタ26、29はオ
ンする。同様に、可変抵抗器35の出力電圧e0が三角
波発生回路37の電圧よりも低いトランジスタ31のベ
ースにはハイ電圧が出力され、そのコレクタ電圧P2は
零電圧となり、トランジスタ27、28はオフする。こ
れにより、モータ25の接続点aから接続点bに向けて
電流が流れ、モータ25は正転する。
【0026】このとき、中空管14の下端開口部の周辺
には上方から下方に向けての水流が存するため、中空管
14の内圧は減少し、外気が引き込まれる。そのため、
水流に空気が混入することになり、水槽1内の水に酸素
を供給することができる。すなわち、常に水中の酸素含
有量を最大に保つことができる。
には上方から下方に向けての水流が存するため、中空管
14の内圧は減少し、外気が引き込まれる。そのため、
水流に空気が混入することになり、水槽1内の水に酸素
を供給することができる。すなわち、常に水中の酸素含
有量を最大に保つことができる。
【0027】このようにして、水槽1内の水を長期間に
わたって循環させると、フィルタ18にゴミや水垢が溜
まり、清掃又は交換しなければならない状態になる。そ
の場合には、中空管14の上端を把持して引き上げるこ
とによりフィルタケース5のフィルタ収納部6に収めら
れているフィルタ18は、受け台17により押し上げら
れて引き出される。これにより、水に手を入れることな
くフィルタ18を取り出すことができる。そして、フィ
ルタ18を洗浄するか、あるいは、新たなフィルタ18
を中空管14にセットするかして上方からフィルタケー
ス5内に収める。従って、フィルタ18の洗浄及び交換
が水槽1内の水に手を入れることなく簡単に行うことが
できる。
わたって循環させると、フィルタ18にゴミや水垢が溜
まり、清掃又は交換しなければならない状態になる。そ
の場合には、中空管14の上端を把持して引き上げるこ
とによりフィルタケース5のフィルタ収納部6に収めら
れているフィルタ18は、受け台17により押し上げら
れて引き出される。これにより、水に手を入れることな
くフィルタ18を取り出すことができる。そして、フィ
ルタ18を洗浄するか、あるいは、新たなフィルタ18
を中空管14にセットするかして上方からフィルタケー
ス5内に収める。従って、フィルタ18の洗浄及び交換
が水槽1内の水に手を入れることなく簡単に行うことが
できる。
【0028】また、長期にわたって使用した結果、浄化
ユニット2の内部の洗浄、及び、水槽1自体の洗浄を行
なう場合には、図4、図5に示すように、中空管14の
突起15を垂直切欠12から下方に移動させて水平切欠
13に位置させる。これにより、弁16が弁座部7に当
接してフィルタケース5内の水路を遮断する。そして、
排水管38を中空管14の上端に接続させてその先端を
容器39内に位置させる。
ユニット2の内部の洗浄、及び、水槽1自体の洗浄を行
なう場合には、図4、図5に示すように、中空管14の
突起15を垂直切欠12から下方に移動させて水平切欠
13に位置させる。これにより、弁16が弁座部7に当
接してフィルタケース5内の水路を遮断する。そして、
排水管38を中空管14の上端に接続させてその先端を
容器39内に位置させる。
【0029】このように準備した上でポンプ21のモー
タ25を逆回転させる。すなわち、可変抵抗器35のボ
リュームを操作して出力電圧e0を増加させ、可変抵抗
器34のボリュームを操作して出力電圧e0を減少させ
る。この出力電圧e0と三角波発生回路36、37との
電圧がコンパレータ32、33によって比較され、その
出力電圧e0が三角波発生回路37の電圧よりも高いト
ランジスタ31のベースにはロウ電圧が出力され、その
コレクタ電圧P2は12V電源に基づく所定の電圧とな
り、トランジスタ27、28はオンする。同様に、可変
抵抗器34の出力電圧e0が三角波発生回路36の電圧
よりも低いトランジスタ30のベースにはハイ電圧が出
力され、そのコレクタ電圧P1は零電圧となり、トラン
ジスタ26、29はオフする。これにより、モータ25
の接続点bから接続点aに向けて電流が流れ、モータ2
5は逆転する。
タ25を逆回転させる。すなわち、可変抵抗器35のボ
リュームを操作して出力電圧e0を増加させ、可変抵抗
器34のボリュームを操作して出力電圧e0を減少させ
る。この出力電圧e0と三角波発生回路36、37との
電圧がコンパレータ32、33によって比較され、その
出力電圧e0が三角波発生回路37の電圧よりも高いト
ランジスタ31のベースにはロウ電圧が出力され、その
コレクタ電圧P2は12V電源に基づく所定の電圧とな
り、トランジスタ27、28はオンする。同様に、可変
抵抗器34の出力電圧e0が三角波発生回路36の電圧
よりも低いトランジスタ30のベースにはハイ電圧が出
力され、そのコレクタ電圧P1は零電圧となり、トラン
ジスタ26、29はオフする。これにより、モータ25
の接続点bから接続点aに向けて電流が流れ、モータ2
5は逆転する。
【0030】このようにモータ25を逆転させることに
より図4に示すように吐出口23から水槽1内の水は吸
い込まれて中空管14、排水管38を経て容器39内に
排水される。従って、水槽1内を空にしてその水槽1の
内部の洗浄が容易であり、また、水の交換を行なう作業
がきわめて簡単になる。
より図4に示すように吐出口23から水槽1内の水は吸
い込まれて中空管14、排水管38を経て容器39内に
排水される。従って、水槽1内を空にしてその水槽1の
内部の洗浄が容易であり、また、水の交換を行なう作業
がきわめて簡単になる。
【0031】つぎに、本実施の形態の変形例を図8〜図
10に基づいて説明する。本変形例は、ケース3からフ
ィルタケース5を取り外し易くしたものであり、フィル
タケース5の上縁の一側縁に、柔軟性のあるプラスチッ
クス製のバンド40の一端を取り付けたものである。そ
して、前記バンド40の他端には、前記フィルタケース
5に形成された係止孔41と前記ケース3に形成された
吸水口4とに同時に係脱する係止突起42が形成されて
いる。
10に基づいて説明する。本変形例は、ケース3からフ
ィルタケース5を取り外し易くしたものであり、フィル
タケース5の上縁の一側縁に、柔軟性のあるプラスチッ
クス製のバンド40の一端を取り付けたものである。そ
して、前記バンド40の他端には、前記フィルタケース
5に形成された係止孔41と前記ケース3に形成された
吸水口4とに同時に係脱する係止突起42が形成されて
いる。
【0032】このような構成において、フィルタケース
5をケース3内にセットした状態においては、図8に示
すようにバンド40をUの字形に湾曲させて係止突起4
2を適当位置の吸水口4に係合させておく。そして、フ
ィルタケース5をケース3から取り出すときには、係止
突起42を係止孔41及び吸水口4から外して図9に示
すようにバンド40を直立させ、そのバンド40を把持
したまま上方へ引き出すことによりフィルタケース5は
ケース3から抜け出す。このようにフィルタケース5を
外部に引き出した後は、そのフィルタケース5からフィ
ルタ18を取り出して洗浄する。
5をケース3内にセットした状態においては、図8に示
すようにバンド40をUの字形に湾曲させて係止突起4
2を適当位置の吸水口4に係合させておく。そして、フ
ィルタケース5をケース3から取り出すときには、係止
突起42を係止孔41及び吸水口4から外して図9に示
すようにバンド40を直立させ、そのバンド40を把持
したまま上方へ引き出すことによりフィルタケース5は
ケース3から抜け出す。このようにフィルタケース5を
外部に引き出した後は、そのフィルタケース5からフィ
ルタ18を取り出して洗浄する。
【0033】次に、本発明の第二の実施の形態を図11
乃至図13に基づいて説明する。本実施の形態は、浄化
ユニット43のみについて説明する。前述の第一の実施
の形態で説明した浄化ユニット2と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。前記浄化ユニット2と相違する
部分は、まず、ポンプ21が一方向しか回転しない形式
のものであるという点である。つぎに、接続部9と吐出
管22との間に還流管44が配設され、前記接続部9と
水槽1の底面付近との間に排水用吸水口45を備えた排
水用吸水管46が配設され、かつ、前記接続部9の前記
還流管44の開口部とこの開口部よりも前記ポンプ21
側に位置する前記排水用吸水管46の開口部との間に第
一の開閉弁47が設けられ、前記吐出管22に第二の開
閉弁48が設けられ、前記還流管44に第三の開閉弁4
9が設けられ、前記排水用吸水管46に第四の開閉弁5
0が設けられている点である。そして、前記第一乃至第
四の開閉弁47、48、49、50は、電気的な制御信
号で開閉する電磁弁等により形成されているものであ
り、図示しない制御回路により、第一及び第二の開閉弁
47、48が開放時には第三及び第四の開閉弁49、5
0が閉止しており、第三及び第四の開閉弁49、50が
開放時には第一及び第二の開閉弁47、48が閉止して
いるように二個ずつが組みになってそれぞれが関連動作
するように設定されている。
乃至図13に基づいて説明する。本実施の形態は、浄化
ユニット43のみについて説明する。前述の第一の実施
の形態で説明した浄化ユニット2と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。前記浄化ユニット2と相違する
部分は、まず、ポンプ21が一方向しか回転しない形式
のものであるという点である。つぎに、接続部9と吐出
管22との間に還流管44が配設され、前記接続部9と
水槽1の底面付近との間に排水用吸水口45を備えた排
水用吸水管46が配設され、かつ、前記接続部9の前記
還流管44の開口部とこの開口部よりも前記ポンプ21
側に位置する前記排水用吸水管46の開口部との間に第
一の開閉弁47が設けられ、前記吐出管22に第二の開
閉弁48が設けられ、前記還流管44に第三の開閉弁4
9が設けられ、前記排水用吸水管46に第四の開閉弁5
0が設けられている点である。そして、前記第一乃至第
四の開閉弁47、48、49、50は、電気的な制御信
号で開閉する電磁弁等により形成されているものであ
り、図示しない制御回路により、第一及び第二の開閉弁
47、48が開放時には第三及び第四の開閉弁49、5
0が閉止しており、第三及び第四の開閉弁49、50が
開放時には第一及び第二の開閉弁47、48が閉止して
いるように二個ずつが組みになってそれぞれが関連動作
するように設定されている。
【0034】このような構成において、まず、図11に
基づいて、水槽1内の水を循環して浄化する状態から説
明する。この使用状態に設定するためには、中空管14
の突起15を管ガイド11の上縁に位置させて弁16を
弁座部7から離反させ、かつ、第一及び第二の開閉弁4
7、48を開放させ、第三及び第四の開閉弁49、50
を閉止させる。この状態でポンプ21を始動すると、こ
のポンプ21による水流は上から下向きの一方向である
ため、吸水口4、フィルタ18、ポンプ21、吐出口2
3の順序に水流を発生させる循環水流発生経路Bが形成
される。これにより、水槽1内の水は、フィルタ18に
より浄化されることになる。
基づいて、水槽1内の水を循環して浄化する状態から説
明する。この使用状態に設定するためには、中空管14
の突起15を管ガイド11の上縁に位置させて弁16を
弁座部7から離反させ、かつ、第一及び第二の開閉弁4
7、48を開放させ、第三及び第四の開閉弁49、50
を閉止させる。この状態でポンプ21を始動すると、こ
のポンプ21による水流は上から下向きの一方向である
ため、吸水口4、フィルタ18、ポンプ21、吐出口2
3の順序に水流を発生させる循環水流発生経路Bが形成
される。これにより、水槽1内の水は、フィルタ18に
より浄化されることになる。
【0035】つぎに、図12に示すように、水槽1内の
水を排水する場合には、中空管14の突起15を管ガイ
ド11の水平切欠13に係合させて弁16を弁座部7に
当接させ、かつ、第一及び第二の開閉弁47、48を閉
止し、第三及び第四の開閉弁49、50を開放させる。
そして、中空管14の先端には、第一の実施の形態で説
明したように、排水管38を接続してこの排水管38の
先端を容器39に垂らしておく。この状態でポンプ21
を始動すると、排水用吸水口45、排水用吸水管46、
ポンプ21、還流管44、中空管14の順序に水流を発
生させる排水水流発生経路Cが形成される。これによ
り、排水用吸水口45のレベルまでの水槽1内の水は、
緩やかに排水される。
水を排水する場合には、中空管14の突起15を管ガイ
ド11の水平切欠13に係合させて弁16を弁座部7に
当接させ、かつ、第一及び第二の開閉弁47、48を閉
止し、第三及び第四の開閉弁49、50を開放させる。
そして、中空管14の先端には、第一の実施の形態で説
明したように、排水管38を接続してこの排水管38の
先端を容器39に垂らしておく。この状態でポンプ21
を始動すると、排水用吸水口45、排水用吸水管46、
ポンプ21、還流管44、中空管14の順序に水流を発
生させる排水水流発生経路Cが形成される。これによ
り、排水用吸水口45のレベルまでの水槽1内の水は、
緩やかに排水される。
【0036】さらに、図13に示すように、水槽1に新
鮮で清浄な水を給水する場合には、中空管14の先端に
排水管38を接続したままでその排水管38を新鮮で清
浄な水の給水管として利用する。そして、中空管14の
突起15を管ガイド11の水平切欠13に係合させて弁
16を弁座部7に当接させ、かつ、第一及び第二の開閉
弁47、48を開放し、第三及び第四の開閉弁49、5
0を閉止する。この状態でポンプ21を駆動すると、中
空管14、ポンプ21、吐出管22、吐出口23の順序
に水流を発生させる給水水流発生経路Dが形成される。
これにより、新鮮で清浄な水を水槽1内に緩やかに供給
することができる。
鮮で清浄な水を給水する場合には、中空管14の先端に
排水管38を接続したままでその排水管38を新鮮で清
浄な水の給水管として利用する。そして、中空管14の
突起15を管ガイド11の水平切欠13に係合させて弁
16を弁座部7に当接させ、かつ、第一及び第二の開閉
弁47、48を開放し、第三及び第四の開閉弁49、5
0を閉止する。この状態でポンプ21を駆動すると、中
空管14、ポンプ21、吐出管22、吐出口23の順序
に水流を発生させる給水水流発生経路Dが形成される。
これにより、新鮮で清浄な水を水槽1内に緩やかに供給
することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、吸水口に連通さ
せて設けられたフィルタと、このフィルタに連通するポ
ンプと、このポンプからの水を吐出する吐出口と、前記
ポンプにより生成される水流中に開口して外部から外気
を導入する中空管と、前記ポンプにより生成される水流
を遮断する弁と、前記ポンプを正逆転する回転方向制御
手段とよりなるので、弁の開閉とポンプの回転方向の設
定とを適宜組み合わせることにより、水槽内の水を循環
させて浄化すること、水槽内の水を排水すること、水槽
内に水を給水することとを使用者が選択することがで
き、これにより、水槽内の水を清浄に維持することがで
きると共に、水槽に対する排水および給水の作業をきわ
めて容易に行うことができるという効果を有する。
せて設けられたフィルタと、このフィルタに連通するポ
ンプと、このポンプからの水を吐出する吐出口と、前記
ポンプにより生成される水流中に開口して外部から外気
を導入する中空管と、前記ポンプにより生成される水流
を遮断する弁と、前記ポンプを正逆転する回転方向制御
手段とよりなるので、弁の開閉とポンプの回転方向の設
定とを適宜組み合わせることにより、水槽内の水を循環
させて浄化すること、水槽内の水を排水すること、水槽
内に水を給水することとを使用者が選択することがで
き、これにより、水槽内の水を清浄に維持することがで
きると共に、水槽に対する排水および給水の作業をきわ
めて容易に行うことができるという効果を有する。
【0038】請求項2記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、吐出口は水槽の底面の近傍に設け
られているので、水槽内の殆どの水を排水することがで
きるという効果を有する。
槽浄化装置において、吐出口は水槽の底面の近傍に設け
られているので、水槽内の殆どの水を排水することがで
きるという効果を有する。
【0039】請求項3記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、ポンプを逆転する排水時には、中
空管を排出管として共用するようにしたので、簡単な構
造で水中への酸素の供給と水の排水とを行うことができ
るという効果を有する。
槽浄化装置において、ポンプを逆転する排水時には、中
空管を排出管として共用するようにしたので、簡単な構
造で水中への酸素の供給と水の排水とを行うことができ
るという効果を有する。
【0040】請求項4記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、フィルタを収納するフィルタケー
スに弁座を形成し、この弁座に接離してポンプによる水
流を遮断状態または流通状態に切り換える弁を中空管に
形成したので、水槽内に手を入れることなく水中への酸
素の供給と水の排水との切り換えを行うことができると
いう効果を有する。
槽浄化装置において、フィルタを収納するフィルタケー
スに弁座を形成し、この弁座に接離してポンプによる水
流を遮断状態または流通状態に切り換える弁を中空管に
形成したので、水槽内に手を入れることなく水中への酸
素の供給と水の排水との切り換えを行うことができると
いう効果を有する。
【0041】請求項5記載の発明は、請求項1記載の水
槽浄化装置において、水槽の水面の近傍に吸水口を配設
し、水槽の底面の近傍に吐出口を配設し、ポンプの正転
時には水槽の上方から吸水した水をフィルタを通して水
槽の底面に吐出する循環経路を形成し、前記ポンプの逆
転時には前記水槽の底面の近傍に位置する吐出口から吸
水して排水するようにしたので、水槽内の水を浄化する
水流の循環経路を水槽全体に形勢することができ、ま
た、排水時には、水槽内の殆どの水を排水することがで
きるという効果を有する。
槽浄化装置において、水槽の水面の近傍に吸水口を配設
し、水槽の底面の近傍に吐出口を配設し、ポンプの正転
時には水槽の上方から吸水した水をフィルタを通して水
槽の底面に吐出する循環経路を形成し、前記ポンプの逆
転時には前記水槽の底面の近傍に位置する吐出口から吸
水して排水するようにしたので、水槽内の水を浄化する
水流の循環経路を水槽全体に形勢することができ、ま
た、排水時には、水槽内の殆どの水を排水することがで
きるという効果を有する。
【0042】請求項6記載の発明は、吸水口に連通させ
て設けられたフィルタと、このフィルタに連通する一方
向に回転するポンプと、このポンプからの水を吐出する
吐出口と、前記ポンプにより生成される水流中に開口し
て外部から外気を導入する中空管と、前記中空管が前記
水槽内に連通する状態で前記ポンプにより生成される水
流を遮断する弁と、前記吸水口・前記フィルタ・前記ポ
ンプ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発
生経路と、前記水槽の底面の近傍に設けられた排水用吸
水口・前記ポンプ・前記中空管の順序に水流を発生させ
る排水水流発生経路と、前記中空管・前記ポンプ・前記
吐出口の順序に水流を発生させる給水水流発生経路とを
複数の開閉弁の切り換えにより形成するようにしたの
で、弁の開閉と開閉弁の開閉とを適宜組み合わせること
により、水槽内の水を循環させて浄化すること、水槽内
の水を排水すること、水槽内に水を給水することとを使
用者が選択することができ、これにより、水槽内の水を
清浄に維持することができると共に、水槽に対する排水
および給水の作業をきわめて容易に行うことができると
いう効果を有する。
て設けられたフィルタと、このフィルタに連通する一方
向に回転するポンプと、このポンプからの水を吐出する
吐出口と、前記ポンプにより生成される水流中に開口し
て外部から外気を導入する中空管と、前記中空管が前記
水槽内に連通する状態で前記ポンプにより生成される水
流を遮断する弁と、前記吸水口・前記フィルタ・前記ポ
ンプ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発
生経路と、前記水槽の底面の近傍に設けられた排水用吸
水口・前記ポンプ・前記中空管の順序に水流を発生させ
る排水水流発生経路と、前記中空管・前記ポンプ・前記
吐出口の順序に水流を発生させる給水水流発生経路とを
複数の開閉弁の切り換えにより形成するようにしたの
で、弁の開閉と開閉弁の開閉とを適宜組み合わせること
により、水槽内の水を循環させて浄化すること、水槽内
の水を排水すること、水槽内に水を給水することとを使
用者が選択することができ、これにより、水槽内の水を
清浄に維持することができると共に、水槽に対する排水
および給水の作業をきわめて容易に行うことができると
いう効果を有する。
【0043】請求項7記載の発明は、請求項6記載の水
槽浄化装置において、吸水口・前記フィルタ・前記ポン
プ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発生
経路を弁座を備えたフィルタケースと前記ポンプの吐出
側に設けられた吐出管とにより形成し、水槽の底面の近
傍に開口する排水用吸水口を前記ポンプの吸込側に連通
する排水用吸水管と、前記ポンプの吐出側から吸込側に
還流する還流管とを設け、前記ポンプの吸込側と前記吐
出側と前記排水用吸水管と前記還流管とにそれぞれ開閉
弁を設け、これらの開閉弁の選択的な開閉により循環水
流発生経路と排水水流発生経路と給水水流発生経路とを
形成するようにしたので、循環水流発生経路と排水水流
発生経路と給水水流発生経路との形成を簡単な構成で実
現することができるという効果を有する。
槽浄化装置において、吸水口・前記フィルタ・前記ポン
プ・前記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発生
経路を弁座を備えたフィルタケースと前記ポンプの吐出
側に設けられた吐出管とにより形成し、水槽の底面の近
傍に開口する排水用吸水口を前記ポンプの吸込側に連通
する排水用吸水管と、前記ポンプの吐出側から吸込側に
還流する還流管とを設け、前記ポンプの吸込側と前記吐
出側と前記排水用吸水管と前記還流管とにそれぞれ開閉
弁を設け、これらの開閉弁の選択的な開閉により循環水
流発生経路と排水水流発生経路と給水水流発生経路とを
形成するようにしたので、循環水流発生経路と排水水流
発生経路と給水水流発生経路との形成を簡単な構成で実
現することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すもので、全体
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】水槽内の水を循環する状態にセットされた浄化
ユニットの縦断側面図である。
ユニットの縦断側面図である。
【図3】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図4】水槽内の水を排水する状態にセットされた浄化
ユニットの縦断側面図である。
ユニットの縦断側面図である。
【図5】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図6】モータの駆動制御を行う制御回路図である。
【図7】水槽内の水を排水している状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図8】本実施の形態の変形例を示す浄化ユニットの縦
断側面図である。
断側面図である。
【図9】フィルタケースを引き出している状態の斜視図
である。
である。
【図10】フィルタケースからフィルタを引き出した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図11】本発明の第二の実施の形態を示すもので、循
環水流発生経路を形成した状態の縦断側面図である。
環水流発生経路を形成した状態の縦断側面図である。
【図12】排水水流発生経路を形成した状態の縦断側面
図である。
図である。
【図13】給水水流発生経路を形成した状態の縦断側面
図である。
図である。
1 水槽 3 ケース 4 吸水口 14 中空管 18 フィルタ 21 ポンプ 22 吐出管 23 吐出口 44 還流管 45 排水用吸水口 46 排水用吸水管 47 第一の開閉弁 48 第二の開閉弁 49 第三の開閉弁 50 第四の開閉弁 A 回転方向制御手段 B 循環水流発生経路 C 排水水流発生経路 D 給水水流発生経路
フロントページの続き Fターム(参考) 2B104 CA03 CB29 EB01 ED05 ED32 ED36 4D006 GA02 HA42 JA53A JA55A JA63A KA17 KC07 KE22Q KE23Q MA03 MA06 PA01 PB08 PC80 4D064 AA07 BD11 BD13 BD18 CD03
Claims (7)
- 【請求項1】 吸水口に連通させて設けられたフィルタ
と、このフィルタに連通するポンプと、このポンプから
の水を吐出する吐出口と、前記ポンプにより生成される
水流中に開口して外部から外気を導入する中空管と、前
記ポンプにより生成される水流を遮断する弁と、前記ポ
ンプを正逆転する回転方向制御手段とを備えたことを特
徴とする水槽浄化装置。 - 【請求項2】 吐出口は水槽の底面の近傍に設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の水槽浄化装置。 - 【請求項3】 ポンプを逆転する排水時には、中空管を
排出管として共用するようにしたことを特徴とする請求
項1記載の水槽浄化装置。 - 【請求項4】 フィルタを収納するフィルタケースに弁
座を形成し、この弁座に接離してポンプによる水流を遮
断状態または流通状態に切り換える弁を中空管に形成し
たことを特徴とする請求項1記載の水槽浄化装置。 - 【請求項5】 水槽の水面の近傍に吸水口を配設し、水
槽の底面の近傍に吐出口を配設し、ポンプの正転時には
水槽の上方から吸水した水をフィルタを通して水槽の底
面に吐出する循環経路を形成し、前記ポンプの逆転時に
は前記水槽の底面の近傍に位置する吐出口から吸水して
排水するようにしたことを特徴とする請求項1記載の水
槽浄化装置。 - 【請求項6】 吸水口に連通させて設けられたフィルタ
と、このフィルタに連通する一方向に回転するポンプ
と、このポンプからの水を吐出する吐出口と、前記ポン
プにより生成される水流中に開口して外部から外気を導
入する中空管と、前記中空管が前記水槽内に連通する状
態で前記ポンプにより生成される水流を遮断する弁と、
前記吸水口・前記フィルタ・前記ポンプ・前記吐出口の
順序に水流を発生させる循環水流発生経路と、前記水槽
の底面の近傍に設けられた排水用吸水口・前記ポンプ・
前記中空管の順序に水流を発生させる排水水流発生経路
と、前記中空管・前記ポンプ・前記吐出口の順序に水流
を発生させる給水水流発生経路とを複数の開閉弁の切り
換えにより形成するようにしたことを特徴とする水槽浄
化装置。 - 【請求項7】 吸水口・前記フィルタ・前記ポンプ・前
記吐出口の順序に水流を発生させる循環水流発生経路を
弁座を備えたフィルタケースと前記ポンプの吐出側に設
けられた吐出管とにより形成し、水槽の底面の近傍に開
口する排水用吸水口を前記ポンプの吸込側に連通する排
水用吸水管と、前記ポンプの吐出側から吸込側に還流す
る還流管とを設け、前記ポンプの吸込側と前記吐出側と
前記排水用吸水管と前記還流管とにそれぞれ開閉弁を設
け、これらの開閉弁の選択的な開閉により循環水流発生
経路と排水水流発生経路と給水水流発生経路とを形成す
るようにしたことを特徴とする請求項6記載の水槽浄化
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198777A JP2001017022A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 水槽浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198777A JP2001017022A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 水槽浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001017022A true JP2001017022A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16396758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11198777A Pending JP2001017022A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 水槽浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001017022A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5229677B1 (ja) * | 2012-10-02 | 2013-07-03 | 勝 鈴木 | 観賞漁用濾過装置 |
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