JP2001014136A - 車載用コンピュータシステム、車載用コンピュータ、端末装置及び情報入出力方法 - Google Patents

車載用コンピュータシステム、車載用コンピュータ、端末装置及び情報入出力方法

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JP2001014136A
JP2001014136A JP11186329A JP18632999A JP2001014136A JP 2001014136 A JP2001014136 A JP 2001014136A JP 11186329 A JP11186329 A JP 11186329A JP 18632999 A JP18632999 A JP 18632999A JP 2001014136 A JP2001014136 A JP 2001014136A
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computer
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JP11186329A
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Akinori Koshiba
亮典 小柴
Takehide Yano
武秀 屋野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車外からでもユーザの負担を要することなく
車載用コンピュータに対する入出力の可能な車載用コン
ピュータシステムを提供すること。 【解決手段】 車載用コンピュータ200と車外に持ち
出し可能な情報入出力端末100を備えたシステムであ
って、該端末は音声による情報の入力を受付ける音声入
力部101と受付けた音声情報を該コンピュータに送信
する入力情報送信部102を含み、該コンピュータは音
声情報を受信する入力情報受信部201と受信された音
声情報を解析して入力情報を求める入力情報解析部20
2と求められた入力情報に基づいて所定の処理を実行す
る入力情報処理部203と該処理の実行により発生した
ユーザに提示すべき提示情報を該端末に送信する検索情
報送信部204を含み、該端末は提示情報を受信する検
索情報受信部103と受信された提示情報を音声出力す
る検索情報出力部104とを更に含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカーナビゲ
ーションなどの車載用コンピュータシステムに係り、特
に車外から車載用コンピュータに対する音声による情報
の入出力を可能とする車載用コンピュータシステム、車
載用コンピュータ、端末装置及び情報入出力方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カーナビゲーションなどの車載用
コンピュータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの
記録媒体あるいは携帯電話などの通信装置を通じて、ナ
ビゲーションを始めとする様々な情報の入手手段になっ
ている。この種のシステムにおいては、一般的に車載用
コンピュータに備えられたボタンの操作および画面表示
により情報のやり取りが行われるが、近年では、音声認
識や音声合成技術の高性能化によって音声を用いた情報
のやり取りも可能になってきている。
【0003】しかし、従来からの車載用コンピュータで
は、情報をやり取りする場所が車内に限定されるのが通
常であり、ユーザは情報のやり取りを行うためには車内
に留まる(あるいは車外から車内に戻る)必要があっ
た。
【0004】そこで、車載用コンピュータをポータブル
化して、車外に持ち出すことを可能にする試みもなされ
ている。そのような車載用コンピュータの場合、車載用
コンピュータ自体を小型化して持ち運びができるように
している。
【0005】しかしながら、車載用コンピュータには、
ユーザに提供する情報(例えばカーナビゲーション・シ
ステムにおける地図情報)等を表示するための液晶画面
や、CDあるいはDVDのためのスロットなどが備えら
れており、それらの大きさや重量を小型軽量化すること
には限界があるため、必ずしも持ち運びやすい構造・仕
様にならないという問題があった。さらには、車載用コ
ンピュータに与える指示や、車載用コンピュータから得
られる情報が音声で表現可能であり、液晶画面表示やボ
タン操作などの処理を要さない場合が考えられるが、特
にこのような場合には、液晶画面やCDなどを搭載した
車載用コンピュータを持ち出すことは、ユーザにとって
過剰の負担となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、車
載用コンピュータに対する情報の入出力を音声により行
うことが可能な場合にも、車内に留まって車載用コンピ
ュータを操作するか、あるいは車載用コンピュータ自体
を車外に持ち出して利用するため、ユーザへの負担が多
大であった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、車外からでも、ユーザの負担を要することなく、
車載用コンピュータに操作を指示したり、あるいは車載
用コンピュータを通じて得られる情報を獲得、利用する
ことができる車載用コンピュータシステム、車載用コン
ピュータ、端末装置及び情報入出力方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
車内に搭載される車載用コンピュータと、車外に持ち出
し可能な端末装置とを備えた車載用コンピュータシステ
ムであって、前記端末装置は、音声による情報の入力を
受け付ける手段と、この手段により受け付けられた音声
情報を前記車載用コンピュータに送信する手段とを含
み、前記車載用コンピュータは、前記端末装置から送信
された前記音声情報を受信する手段と、この手段により
受信された音声情報を解析して、該音声情報により示さ
れる入力情報を求める手段と、この手段により求められ
た入力情報に基づいて所定の処理を実行する手段とを含
むことを特徴とする。
【0009】本発明(請求項1)は、車内に搭載される
車載用コンピュータと、車外に持ち出し可能な端末装置
とを備えた車載用コンピュータシステムであって、前記
端末装置は、音声による情報の入力を受け付ける手段
と、この手段により受け付けられた音声情報を解析し
て、該音声情報により示される入力情報を求める手段
と、この手段により求められた入力情報を前記車載用コ
ンピュータに送信する手段とを含み、前記車載用コンピ
ュータは、前記端末装置から送信された前記入力情報を
受信する手段と、この手段により受信された入力情報に
基づいて所定の処理を実行する手段とを含むことを特徴
とする。
【0010】好ましくは、前記車載用コンピュータは、
前記所定の処理の実行により発生した、ユーザに提示す
べき提示情報を前記端末装置に送信する手段を更に含
み、前記端末装置は、前記車載用コンピュータから送信
された前記提示情報を受信する手段と、この手段により
受信された提示情報を音声出力する手段とを更に含むよ
うにしてもよい。
【0011】本発明(請求項4)は、車内に搭載される
車載用コンピュータと、車外に持ち出し可能な端末装置
とを備えた車載用コンピュータシステムであって、前記
車載用コンピュータは、所定の入力情報に基づいて所定
の処理を実行する手段と、前記所定の処理の実行により
発生した、ユーザに提示すべき提示情報を前記端末装置
に送信する手段とを含み、前記端末装置は、前記車載用
コンピュータから送信された前記提示情報を受信する手
段と、この手段により受信された提示情報を音声出力す
る手段とを更に含むことを特徴とする。
【0012】本発明(請求項5)は、車内に搭載される
車載用コンピュータであって、車外に持ち出し可能な端
末装置から送信された音声情報を受信する手段と、この
手段により受信された音声情報を解析して、該音声情報
により示される入力情報を求める手段と、この手段によ
り求められた入力情報に基づいて所定の処理を実行する
手段と、前記所定の処理の実行により発生した、ユーザ
に提示すべき提示情報を前記端末装置に送信する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0013】本発明(請求項6)は、車内に搭載される
車載用コンピュータに付随する、車外に持ち出し可能な
端末装置であって、音声による情報の入力を受け付ける
手段と、この手段により受け付けられた音声情報を解析
して、該音声情報により示される入力情報を求める手段
と、この手段により求められた入力情報を前記車載用コ
ンピュータに送信する手段と、前記車載用コンピュータ
から送信された、前記車載用コンピュータにおいて前記
入力情報に基づいて所定の処理を実行したことにより発
生した、ユーザに提示すべき提示情報を受信する手段
と、この手段により受信された提示情報を音声出力する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明(請求項7)は、車内に搭載された
車載用コンピュータに対する入出力を、車外に持ち出し
可能な端末装置により行う情報入出力方法であって、前
記端末装置において、ユーザの所望する入力情報を音声
により受け付け、前記端末装置から前記車載用コンピュ
ータに、受け付けられた前記入力情報を送信し、前記車
載用コンピュータにおいて、受信された前記入力情報に
基づいて所定の処理を実行し、前記車載用コンピュータ
から前記端末装置に、前記所定の処理の実行により発生
した、ユーザに提示すべき提示情報を送信し、前記端末
装置において、前記提示情報を音声出力することを特徴
とする。
【0015】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0016】本発明では、車外には音声による入力およ
びまたは出力が可能な軽量な端末装置を持ち出し可能と
し、端末装置から入力された情報を車内に設置された車
載用コンピュータで処理し、およびまたは処理によって
得られた提示情報を端末装置から音声出力する。本発明
によれば、車外において音声による情報入力を可能とす
る機能を有する端末装置を用いることにより、車外から
車載用コンピュータに指示を与え、あるいは情報を入力
するなどの操作が可能となる。また、本発明によれば、
車外において音声による情報出力を可能とする機能を有
する端末装置を用いることにより、車外において車載用
コンピュータを通じて得られる情報の利用等が可能とな
る。従って、本発明によれば、ユーザは車載用コンピュ
ータに対する必要な操作を車内に留まることなく(ある
いは車内に戻ることなく)行うことができ、車載用コン
ピュータ自体を車外に持ち出す必要もなくなり、その結
果、ユーザへの負担を軽減させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0018】図1に、本発明の一実施形態に係る、車外
において音声による情報の入出力が可能な情報入出力端
末を持つ車載用コンピュータシステムの基本構成例を示
す。
【0019】図1に示されるように、本実施形態の車載
用コンピュータシステムは、車外においても音声による
情報の入出力が可能な情報入出力端末100と、車内に
搭載する車載用コンピュータ200とを含む。情報入出
力端末100は車載用コンピュータ200と無線により
情報のやり取りを行うものとする。
【0020】情報入出力端末100は、車外においてユ
ーザの発声を受け付ける音声入力部101、音声により
入力された情報を、(車載用コンピュータ200の入力
情報受信部201へ)送信できる形に信号化して送信す
る入力情報送信部102、(車載用コンピュータ200
の出力情報送信部204から)送信される出力情報の信
号を受信する出力情報受信部103、出力情報受信部1
03で受信された出力情報を、車外において音声で出力
する音声出力部104を含む。また、情報入出力端末1
00には、マイク121とスピーカ122が内蔵されて
いるか、およびまたはそれらが外部端子に接続可能であ
る(本実施形態では、内蔵されているものとして説明す
る)。
【0021】車載用コンピュータ200は、(情報入出
力端末100の入力情報送信部102から)送信される
入力情報の信号を受信する入力情報受信部201、入力
情報受信部201で受信された信号を解析して、ユーザ
の発声した指示内容を解析する入力情報解析部202、
入力情報解析部202により解析された情報により、ユ
ーザの指示内容を処理する入力情報処理部203、入力
情報処理部203によって出力される処理結果を、(情
報入出力端末100の出力情報受信部103へ)送信で
きる形に信号化して送信する出力情報送信部204を含
む。
【0022】もちろん、車載用コンピュータ200に
は、液晶画面やCDあるいはDVDのためのスロットな
ど図示しない種々の装置が備えられていてもよい。ま
た、車載用コンピュータ200本体自体が小型軽量化さ
れていてもよいし、そうでなくてもよい。
【0023】次に、本車載用コンピュータシステムにお
ける処理の流れについて説明する。
【0024】図2に、本車載用コンピュータシステムに
おける処理手順の一例を示す。
【0025】例えば情報入出力端末100を用いて車外
から操作するような場合(もちろん車内で操作しても構
わない)、ユーザはまず、情報入出力端末100に備え
られたマイク121を通じて、必要な指示を音声入力部
101に入力する(ステップS11)。音声入力部10
1は、入力された音声情報を入力情報送信部102に送
る。
【0026】入力情報送信部102は、入力情報を送信
可能な形に信号化して、その信号を遠隔地にある車載用
コンピュータ200に送信する(ステップS12)。
【0027】車載用コンピュータ200に備えられた入
力情報受信部201は、送信された信号を受け取り、こ
れを入力情報解析部202に送る(ステップS13)。
【0028】入力情報解析部202では、入力された信
号を用いて、音声認識や言語処理を行いユーザの指示を
解析して適切な処理を決定する(ステップS14)。
【0029】入力情報処理部203では、決定された処
理に基づき必要な処理を行う(ステップS15)。例え
ば、ユーザが情報検索を指示した場合、入力情報処理部
203は、必要な情報を予め用意されたデータベースあ
るいは車外からの通信により入手し、これを出力情報送
信部204に送る。
【0030】出力情報送信部204は、ユーザに提示す
べき情報(例えば検索された情報)を送信可能な形に信
号化して、その信号を遠隔地にある情報入出力端末10
0の出力情報受信部103に送る(ステップS16)。
【0031】信号を受けた出力情報受信部103は、信
号を音声出力部104に送り(ステップS17)、音声
出力部104はスピーカ122から音声による情報をユ
ーザに提示する(ステップS18)。
【0032】このように構成された、車外において音声
による情報入出力を可能とする機能を持った車載用コン
ピュータシステムでは、ユーザが車載用コンピュータと
離れた遠隔地から、車載用コンピュータに操作を指示し
たり、あるいは車載用コンピュータを通じて入手可能な
情報を利用することが可能となる。また、車載用コンピ
ュータ自体を車外に持ち出すことが可能な場合にも、ユ
ーザは情報入出力端末のみを所持していればよいので、
車載用コンピュータ自体を持ち出す負担を負う必要がな
い(あるいは、車載用コンピュータ自体を車外に持ち出
すして操作するか、情報入出力端末で操作するかを、目
的等に応じて適宜選択することができる)。
【0033】ここで、具体的な利用例を挙げてさらに詳
しく本実施形態について説明する。
【0034】図3に、本実施形態の車載用コンピュータ
システムを情報入出力端末で車外から操作するような一
利用例のイメージを示す。なお、図3は、自動車のエン
ジンの故障状況を確認する際の様子をイメージ化したも
のである。以下、図3の具体例における利用法やその効
果を中心に説明する。
【0035】さて、本例では、車載用コンピュータが備
えられた自動車が故障した場合を考える。
【0036】この場合、予め車載用コンピュータのデー
タベースに故障に対する対策の情報が用意されていて
も、チェックや修理などに車外での作業を要すると、従
来のような車内でのみ利用できる車載用コンピュータで
は、情報検索のためには車内で車載用コンピュータを操
作し、実際の修理は車外で行わなければならないという
煩雑さが生じる。例えば、インタラクティブに故障状況
を確認する場合など、車載用コンピュータの操作と確認
のために車内外を往復しなければならなくなる。また、
従来の装置本体を車外に持ち出すことが可能な車載用コ
ンピュータにおいては、装置本体を持ち出せば車内外を
往復しなくてよいが、故障状況の確認などは音声を通じ
て行えることから、車載用コンピュータを持ち出すこと
自体がそもそもユーザにとって負担となる。
【0037】これに対して、本実施形態の車載用コンピ
ュータシステムを利用した場合、情報入出力端末100
を用いることによって、自動車300の外に居ても、車
載用コンピュータ200に対する情報の入出力を音声に
より行うことができる。
【0038】例えば、ユーザは、「エンジンがかからな
い」という音声入力を、車外から音声入力可能な情報入
出力端末100に入力する。その情報が、車内の車載用
コンピュータ200に送られ、データベース検索が行わ
れる。データベース検索の結果は、車外で音声出力とい
う形で「油漏れはありませんか?」という問いかけとし
て、情報入出力端末100から与えられる。ユーザはそ
れを受けて車外で油漏れの有無を確認し、たとえば「は
い」という返答を再度入力する。入力された情報は、同
様に車載用コンピュータに送られ、車載用コンピュータ
からは「ブレーキランプはついていますか?」という新
たな問いかけがなされる。
【0039】このように本実施形態によれば、車外での
確認を要するようなインタラクティブな作業を伴う場
合、ユーザが車外において車載用コンピュータに指示
し、そして情報の利用を行うことで、ユーザへの負担を
減らすことができると期待される。
【0040】以上のように本実施形態に係る車載用コン
ピュータシステムによれば、車外から車載用コンピュー
タに指示を与えたり、車外において車載用コンピュータ
を通じて得られる情報を利用したりすることが可能とな
る。
【0041】以下では、本実施形態のいくつかのバリエ
ーションについて説明する。
【0042】(バリエーション1)図1の構成例では、
入力された音声の解析は、車載用コンピュータ200に
送信されてから行われていたが、図4に示すように、入
力音声の解析を情報入力端末100側で行ってから、そ
の結果を車載用コンピュータ200に送信するようにす
ることも可能である。
【0043】また、情報入力端末100側で音声認識処
理を行い、車載用コンピュータ200側で言語処理を行
うようなことも可能である。
【0044】(バリエーション2)これまでの図1〜図
4の例においては、音声による入力を契機にして情報の
出力が行われる場合を例にとって説明したが、予め車内
でボタン操作や音声入力により、車外で出力が必要とな
る処理を設定しておき、それを車外で受け取るようにす
ることも可能である。
【0045】なお、情報入出力端末100に上記のよう
な受信機能のみを備えるようにすることも可能である。
この場合には、情報入出力端末100から送信機能(例
えば、図1の音声入力部101と入力情報送信部10
2)を省き、車載用コンピュータ200から情報入出力
端末100に対する受信機能(例えば、図1の入力情報
受信部201と入力情報解析部202)を省けばよい。
【0046】また、逆に、予め車外で情報入力してお
き、後に車内の車載用コンピュータ本体から情報出力を
受けることや、あるいは車外から情報入力のみ行い、そ
れに応答した情報出力を不要とすることも可能である。
【0047】なお、情報入出力端末100に上記のよう
な送信機能のみを備えるようにすることも可能である。
この場合には、図1の情報入出力端末100から受信機
能(例えば、図1の出力情報受信部103と音声出力部
104)を省き、車載用コンピュータ200から情報入
出力端末100に対する送信機能(例えば、図1の出力
情報送信部204)を省けばよい。
【0048】(バリエーション3)これまでの例では、
情報入出力端末100は音声のみを扱うものとしたが、
情報入出力端末100の小型性や軽量性を損なわない範
囲で、例えば、車載用コンピュータ200からの簡単な
メッセージを画面表示する機能を付加するようにしても
よい。
【0049】(バリエーション4)情報入出力端末10
0に付与する機能についても種々のバリエーションが考
えられる。
【0050】例えば、情報入出力端末100側からも可
能な操作の範囲として、車載用コンピュータ200にお
いて起動中のアプリケーションあるいは選択されている
機能の中での予め定められた操作のみを可能とする形態
(この場合、例えば、車載用コンピュータ200側で故
障診断機能を選択した上で、情報入出力端末100を持
って車外に出る)、車載用コンピュータ200の起動/
終了、アプリケーションの起動/終了あるいは機能選択
などをも可能とする形態(この場合、例えば、情報入出
力端末100を持って車外に出た後に、情報入出力端末
100から故障診断機能を選択することも可能)、など
種々の形態が考えられる。
【0051】また、車載用コンピュータ200の機能も
しくは車載用コンピュータ200で実行するアプリケー
ションの処理の内容としては、上記実施形態では情報検
索あるいは故障診断などを例示したが、これに限定され
るものではなく、種々の機能やアプリケーションに適用
可能である。
【0052】なお、例えば、情報入出力端末100から
車載用コンピュータ200に対する起動等の一般的な操
作を可能とする場合には、車外から不正に車載用コンピ
ュータ200に対してアクセスされるのを防ぐために、
情報入出力端末100と車載用コンピュータ200との
間で認証を行うようにしてもよい。また、この場合に、
特定の情報入出力端末100は、特定の車載用コンピュ
ータ200に対してしか操作できないようにしてもよ
い。例えば、車載用コンピュータ200は、予め定めら
れた端末IDを持つ情報入出力端末100からのアクセ
スのみを受け付けるようにしてもよい。あるいは、認証
を行う代わりに、車載用コンピュータ200側に情報入
出力端末100の使用の可否を選択設定する機能を設け
るようにしてもよい。もちろん、この機能と認証とを併
用してもよい。
【0053】なお、車載用コンピュータを搭載する車
は、公道を自走できるいわゆる自動車に限定されるもの
ではなく、他の種類の車両やその類似物体等でも実施可
能である。
【0054】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、車外に持ち出し可能な
端末装置により車載用コンピュータに対する音声入力や
音声出力ができるので、ユーザは車載用コンピュータに
対する必要な操作を車内に留まることなく(あるいは車
内に戻ることなく)行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車載用コンピュータ
システムの構成例を示す図
【図2】同実施形態に係る車載用コンピュータシステム
における処理手順の一例を示すフローチャート
【図3】同実施形態に係る車載用コンピュータシステム
の具体例を説明するための図
【図4】同実施形態に係る車載用コンピュータシステム
の他の構成例を示す図
【符号の説明】
100…情報入出力端末 101…音声入力部 102…入力情報送信部 103…出力情報受信部 104…音声出力部 121…マイク 122…スピーカ 200…車載用コンピュータ 201…入力情報受信部 202…入力情報解析部 203…入力情報処理部 204…出力情報送信部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車内に搭載される車載用コンピュータと、
    車外に持ち出し可能な端末装置とを備えた車載用コンピ
    ュータシステムであって、 前記端末装置は、 音声による情報の入力を受け付ける手段と、 この手段により受け付けられた音声情報を前記車載用コ
    ンピュータに送信する手段とを含み、 前記車載用コンピュータは、 前記端末装置から送信された前記音声情報を受信する手
    段と、 この手段により受信された音声情報を解析して、該音声
    情報により示される入力情報を求める手段と、 この手段により求められた入力情報に基づいて所定の処
    理を実行する手段とを含むことを特徴とする車載用コン
    ピュータシステム。
  2. 【請求項2】車内に搭載される車載用コンピュータと、
    車外に持ち出し可能な端末装置とを備えた車載用コンピ
    ュータシステムであって、 前記端末装置は、 音声による情報の入力を受け付ける手段と、 この手段により受け付けられた音声情報を解析して、該
    音声情報により示される入力情報を求める手段と、 この手段により求められた入力情報を前記車載用コンピ
    ュータに送信する手段とを含み、 前記車載用コンピュータは、 前記端末装置から送信された前記入力情報を受信する手
    段と、 この手段により受信された入力情報に基づいて所定の処
    理を実行する手段とを含むことを特徴とする車載用コン
    ピュータシステム。
  3. 【請求項3】前記車載用コンピュータは、前記所定の処
    理の実行により発生した、ユーザに提示すべき提示情報
    を前記端末装置に送信する手段を更に含み、 前記端末装置は、前記車載用コンピュータから送信され
    た前記提示情報を受信する手段と、この手段により受信
    された提示情報を音声出力する手段とを更に含むことを
    特徴とする車載用コンピュータシステム。
  4. 【請求項4】車内に搭載される車載用コンピュータと、
    車外に持ち出し可能な端末装置とを備えた車載用コンピ
    ュータシステムであって、 前記車載用コンピュータは、 所定の入力情報に基づいて所定の処理を実行する手段
    と、 前記所定の処理の実行により発生した、ユーザに提示す
    べき提示情報を前記端末装置に送信する手段とを含み、 前記端末装置は、 前記車載用コンピュータから送信された前記提示情報を
    受信する手段と、 この手段により受信された提示情報を音声出力する手段
    とを更に含むことを特徴とする車載用コンピュータシス
    テム。
  5. 【請求項5】車内に搭載される車載用コンピュータであ
    って、 車外に持ち出し可能な端末装置から送信された音声情報
    を受信する手段と、 この手段により受信された音声情報を解析して、該音声
    情報により示される入力情報を求める手段と、 この手段により求められた入力情報に基づいて所定の処
    理を実行する手段と、 前記所定の処理の実行により発生した、ユーザに提示す
    べき提示情報を前記端末装置に送信する手段とを備えた
    ことを特徴とする車載用コンピュータ。
  6. 【請求項6】車内に搭載される車載用コンピュータに付
    随する、車外に持ち出し可能な端末装置であって、 音声による情報の入力を受け付ける手段と、 この手段により受け付けられた音声情報を解析して、該
    音声情報により示される入力情報を求める手段と、 この手段により求められた入力情報を前記車載用コンピ
    ュータに送信する手段と、 前記車載用コンピュータから送信された、前記車載用コ
    ンピュータにおいて前記入力情報に基づいて所定の処理
    を実行したことにより発生した、ユーザに提示すべき提
    示情報を受信する手段と、 この手段により受信された提示情報を音声出力する手段
    とを備えたことを特徴とする端末装置。
  7. 【請求項7】車内に搭載された車載用コンピュータに対
    する入出力を、車外に持ち出し可能な端末装置により行
    う情報入出力方法であって、 前記端末装置において、ユーザの所望する入力情報を音
    声により受け付け、 前記端末装置から前記車載用コンピュータに、受け付け
    られた前記入力情報を送信し、 前記車載用コンピュータにおいて、受信された前記入力
    情報に基づいて所定の処理を実行し、 前記車載用コンピュータから前記端末装置に、前記所定
    の処理の実行により発生した、ユーザに提示すべき提示
    情報を送信し、 前記端末装置において、前記提示情報を音声出力するこ
    とを特徴とする情報入出力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104842899A (zh) * 2014-02-13 2015-08-19 威斯通全球技术公司 用于处理数据的系统以及用于运行该系统的方法

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