JP2001013985A - 音声認識システムの辞書管理方式 - Google Patents
音声認識システムの辞書管理方式Info
- Publication number
- JP2001013985A JP2001013985A JP11187219A JP18721999A JP2001013985A JP 2001013985 A JP2001013985 A JP 2001013985A JP 11187219 A JP11187219 A JP 11187219A JP 18721999 A JP18721999 A JP 18721999A JP 2001013985 A JP2001013985 A JP 2001013985A
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- Japan
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク接続された複数台のパソコンで
同じ認識用辞書を利用する場合、辞書更新処理の整合性
を得るにはコストがかかるし、ネットワークプロトコル
に依存したものになる。 【解決手段】 音声認識アプリケーションをそれぞれ搭
載した複数のパソコン１、２、３をネットワーク接続
し、サーバとするパソコン１に音声認識用辞書４とその
更新手段を持たせ、クライアントとするパソコン２、３
は更新辞書データをサーバのディレクトリに中間ファイ
ルとして出力し、サーバはディレクトリ内に中間ファイ
ルが存在するときに当該中間ファイルに従って音声認識
用辞書を更新した後、該中間ファイルを削除する。
同じ認識用辞書を利用する場合、辞書更新処理の整合性
を得るにはコストがかかるし、ネットワークプロトコル
に依存したものになる。 【解決手段】 音声認識アプリケーションをそれぞれ搭
載した複数のパソコン１、２、３をネットワーク接続
し、サーバとするパソコン１に音声認識用辞書４とその
更新手段を持たせ、クライアントとするパソコン２、３
は更新辞書データをサーバのディレクトリに中間ファイ
ルとして出力し、サーバはディレクトリ内に中間ファイ
ルが存在するときに当該中間ファイルに従って音声認識
用辞書を更新した後、該中間ファイルを削除する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のユーザが同
じ音声認識用辞書を利用して音声認識処理する音声認識
システムにおける辞書管理方式に関する。
じ音声認識用辞書を利用して音声認識処理する音声認識
システムにおける辞書管理方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、パソコン用音声認識システムの市
場が大きくなってきている。
場が大きくなってきている。
【０００３】一般的な音声認識システムは音声認識用辞
書と呼ばれるデータベースを持ち、システムを使ってい
く段階でその辞書を更新することにより認識性能を向上
させる、というコンセプトの製品が多い。
書と呼ばれるデータベースを持ち、システムを使ってい
く段階でその辞書を更新することにより認識性能を向上
させる、というコンセプトの製品が多い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】音声認識システムをマ
ルチューザアプリケーション、例えばネットワークに接
続された複数台のパソコンで同時に同じ音声認識用辞書
を利用するようなアプリケーションに適用した場合、辞
書更新処理の整合性を取る必要があるが、一般的にはそ
ういった機能を備えていない。
ルチューザアプリケーション、例えばネットワークに接
続された複数台のパソコンで同時に同じ音声認識用辞書
を利用するようなアプリケーションに適用した場合、辞
書更新処理の整合性を取る必要があるが、一般的にはそ
ういった機能を備えていない。
【０００５】データ整合性のチェック機能に優れたクラ
イアント／サーバ型のデータベースを音声認識用辞書に
適用した場合、ネットワークアクセスに汎用のデータベ
ース・ミドルウェアを利用したり、それに相当する機能
を独自に作成する必要があるが、開発コストや開発期間
の面でデメリットとなる。
イアント／サーバ型のデータベースを音声認識用辞書に
適用した場合、ネットワークアクセスに汎用のデータベ
ース・ミドルウェアを利用したり、それに相当する機能
を独自に作成する必要があるが、開発コストや開発期間
の面でデメリットとなる。
【０００６】また、ＷＷＷ−ＤＢ連携方式で音声認識用
辞書を管理する方法も考えられるが、ＴＣＰ／ＩＰプロ
トコルに依存したものとなってしまい、他のネットワー
クプロトコルの環境には適用できない。
辞書を管理する方法も考えられるが、ＴＣＰ／ＩＰプロ
トコルに依存したものとなってしまい、他のネットワー
クプロトコルの環境には適用できない。
【０００７】本発明の目的は、複数のユーザが同じ音声
認識用辞書を利用する音声認識システムにおける辞書の
更新に整合性を得ることができ、システム構築を安価に
かつ速くすることができ、また、ネットワークプロトコ
ルに依存しない辞書管理方式を提供することにある。
認識用辞書を利用する音声認識システムにおける辞書の
更新に整合性を得ることができ、システム構築を安価に
かつ速くすることができ、また、ネットワークプロトコ
ルに依存しない辞書管理方式を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファイル共有
型のネットワークアクセス方式を利用して音声認識用辞
書を管理することにより、安価にかつ速くシステムを構
築でき、データの整合性をとることができ、さらにファ
イル共有機能を採用することによりネットワークプロト
コルに依存しないようにしたもので、以下の方式を特徴
とする。
型のネットワークアクセス方式を利用して音声認識用辞
書を管理することにより、安価にかつ速くシステムを構
築でき、データの整合性をとることができ、さらにファ
イル共有機能を採用することによりネットワークプロト
コルに依存しないようにしたもので、以下の方式を特徴
とする。
【０００９】複数のユーザが同じ音声認識用辞書を利用
して音声認識処理する音声認識システムの辞書管理方式
であって、音声認識アプリケーションをそれぞれ搭載し
た複数のパソコンをネットワーク接続し、前記パソコン
のうちの１台をサーバとし、このサーバに音声認識用辞
書とその更新手段を持たせ、前記サーバ以外のパソコン
はクライアントとし、該クライアントは更新辞書データ
を前記サーバのディレクトリに中間ファイルとして出力
し、前記サーバは、前記ディレクトリ内に前記中間ファ
イルが存在するときに当該中間ファイルに従って前記音
声認識用辞書を更新した後、該中間ファイルを削除する
ことを特徴とする。
して音声認識処理する音声認識システムの辞書管理方式
であって、音声認識アプリケーションをそれぞれ搭載し
た複数のパソコンをネットワーク接続し、前記パソコン
のうちの１台をサーバとし、このサーバに音声認識用辞
書とその更新手段を持たせ、前記サーバ以外のパソコン
はクライアントとし、該クライアントは更新辞書データ
を前記サーバのディレクトリに中間ファイルとして出力
し、前記サーバは、前記ディレクトリ内に前記中間ファ
イルが存在するときに当該中間ファイルに従って前記音
声認識用辞書を更新した後、該中間ファイルを削除する
ことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態を示す
システム構成図である。同図は、複数台のパソコン１、
２、３をネットワーク接続し、各パソコンが音声認識ア
プリケーションを搭載して音声認識処理するシステム構
成である。
システム構成図である。同図は、複数台のパソコン１、
２、３をネットワーク接続し、各パソコンが音声認識ア
プリケーションを搭載して音声認識処理するシステム構
成である。
【００１１】図１において、音声認識用辞書４は、１台
のパソコン１のみに持たせ、そのパソコン１をサーバと
して位置付ける。他のパソコン２、３はクライアントと
して位置付け、サーバにある認識用辞書を使用する。
のパソコン１のみに持たせ、そのパソコン１をサーバと
して位置付ける。他のパソコン２、３はクライアントと
して位置付け、サーバにある認識用辞書を使用する。
【００１２】辞書更新機能はサーバのみに持たせ、クラ
イアントは辞書更新のためのデータを中間ファイルとし
て出力する。その中間ファイルはそれぞれのクライアン
トがサーバの同じディレクトリに作成し、ファイル名を
ユニークにする。例えば、クライアントマシン名をファ
イル名に使用する。これにより複数クライアント間での
ファイル競合を避けることができる。
イアントは辞書更新のためのデータを中間ファイルとし
て出力する。その中間ファイルはそれぞれのクライアン
トがサーバの同じディレクトリに作成し、ファイル名を
ユニークにする。例えば、クライアントマシン名をファ
イル名に使用する。これにより複数クライアント間での
ファイル競合を避けることができる。
【００１３】サーバの辞書更新機能は、クライアントか
らの中間ファイルを格納するディレクトリを定期的にチ
ェックすることにより行なう。ディレクトリに中間ファ
イルが作成されていれば辞書更新処理を実施する。そし
て、サーバは、辞書更新処理を完了した中間ファイルを
削除する。
らの中間ファイルを格納するディレクトリを定期的にチ
ェックすることにより行なう。ディレクトリに中間ファ
イルが作成されていれば辞書更新処理を実施する。そし
て、サーバは、辞書更新処理を完了した中間ファイルを
削除する。
【００１４】図２は、クライアントとサーバでの辞書管
理フローチャートを示す。（ａ）に示すクライアントの
処理は、辞書更新に際して更新辞書用データを入力し
（Ｓ１）、このデータをサーバに中間ファイルとして出
力する（Ｓ２）。
理フローチャートを示す。（ａ）に示すクライアントの
処理は、辞書更新に際して更新辞書用データを入力し
（Ｓ１）、このデータをサーバに中間ファイルとして出
力する（Ｓ２）。
【００１５】（ｂ）に示すサーバの処理は、定期的に中
間ファイルが保存されるディレクトリをチェックし（Ｓ
３）、中間ファイルの数が０か否かのチェックで中間フ
ァイルの有無をチェックし（Ｓ４）、中間ファイルが存
在するときはこの中間ファイルに従って辞書を更新し
（Ｓ５）、当該中間ファイルをディレクトリから削除す
る（Ｓ６）。これら辞書更新（Ｓ５）とファイル削除
（Ｓ６）は、ディレクトリ内から中間ファイルがすべて
削除されるまで繰り返し実行する。
間ファイルが保存されるディレクトリをチェックし（Ｓ
３）、中間ファイルの数が０か否かのチェックで中間フ
ァイルの有無をチェックし（Ｓ４）、中間ファイルが存
在するときはこの中間ファイルに従って辞書を更新し
（Ｓ５）、当該中間ファイルをディレクトリから削除す
る（Ｓ６）。これら辞書更新（Ｓ５）とファイル削除
（Ｓ６）は、ディレクトリ内から中間ファイルがすべて
削除されるまで繰り返し実行する。
【００１６】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、ファイ
ル共有型のネットワークアクセス方式を利用して音声認
識用辞書を管理するようにしたため、以下の効果があ
る。
ル共有型のネットワークアクセス方式を利用して音声認
識用辞書を管理するようにしたため、以下の効果があ
る。
【００１７】（１）音声認識システムをマルチユーザー
アプリケーションに適用して同じ音声認識用辞書を管理
する場合、データの整合性を保ちながらその辞書を管理
する手法を安価にかつ速く構築できる。
アプリケーションに適用して同じ音声認識用辞書を管理
する場合、データの整合性を保ちながらその辞書を管理
する手法を安価にかつ速く構築できる。
【００１８】（２）音声認識システムをマルチユーザー
アプリケーションに適用して同じ音声認識用辞書を管理
する場合、ネットワークプロトコルに依存していないの
でシステムの導入が容易である。
アプリケーションに適用して同じ音声認識用辞書を管理
する場合、ネットワークプロトコルに依存していないの
でシステムの導入が容易である。
【図１】本発明の実施形態を示すシステム構成図。
【図２】実施形態における辞書管理フローチャート。
１…サーバとするパソコン ２、３…クライアントとするパソコン ４…音声認識用辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１０Ｌ 3/00 ５７１Ｃ
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のユーザが同じ音声認識用辞書を利
用して音声認識処理する音声認識システムの辞書管理方
式であって、 音声認識アプリケーションをそれぞれ搭載した複数のパ
ソコンをネットワーク接続し、 前記パソコンのうちの１台をサーバとし、このサーバに
音声認識用辞書とその更新手段を持たせ、 前記サーバ以外のパソコンはクライアントとし、該クラ
イアントは更新辞書データを前記サーバのディレクトリ
に中間ファイルとして出力し、 前記サーバは、前記ディレクトリ内に前記中間ファイル
が存在するときに当該中間ファイルに従って前記音声認
識用辞書を更新した後、該中間ファイルを削除すること
を特徴とする音声認識システムの辞書管理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11187219A JP2001013985A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 音声認識システムの辞書管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11187219A JP2001013985A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 音声認識システムの辞書管理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001013985A true JP2001013985A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16202166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11187219A Pending JP2001013985A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 音声認識システムの辞書管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001013985A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004212641A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Toshiba Corp | 音声入力システム及び音声入力システムを備えた端末装置 |
| JP2004317845A (ja) * | 2003-04-17 | 2004-11-11 | Nagoya Industrial Science Research Inst | モデルデータ生成装置、モデルデータ生成方法、およびこれらの方法 |
| WO2008007688A1 (fr) * | 2006-07-13 | 2008-01-17 | Nec Corporation | Terminal téléphonique ayant une fonction de reconnaissance vocale, dispositif de support de mise à jour de dictionnaire de reconnaissance vocale, et procédé de support associé |
| JP2008015209A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Kddi Corp | 音声認識装置およびその認識辞書更新方法、プログラムならびに記憶媒体 |
| KR100908358B1 (ko) | 2001-02-13 | 2009-07-20 | 톰슨 라이센싱 | 음성 인식을 위한 방법, 모듈, 디바이스 및 서버 |
| CN107039038A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 谷歌公司 | 学习个性化实体发音 |
-
1999
- 1999-07-01 JP JP11187219A patent/JP2001013985A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100908358B1 (ko) | 2001-02-13 | 2009-07-20 | 톰슨 라이센싱 | 음성 인식을 위한 방법, 모듈, 디바이스 및 서버 |
| JP2004212641A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Toshiba Corp | 音声入力システム及び音声入力システムを備えた端末装置 |
| JP2004317845A (ja) * | 2003-04-17 | 2004-11-11 | Nagoya Industrial Science Research Inst | モデルデータ生成装置、モデルデータ生成方法、およびこれらの方法 |
| JP2008015209A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Kddi Corp | 音声認識装置およびその認識辞書更新方法、プログラムならびに記憶媒体 |
| WO2008007688A1 (fr) * | 2006-07-13 | 2008-01-17 | Nec Corporation | Terminal téléphonique ayant une fonction de reconnaissance vocale, dispositif de support de mise à jour de dictionnaire de reconnaissance vocale, et procédé de support associé |
| CN107039038A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 谷歌公司 | 学习个性化实体发音 |
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