JP2001013065A - 検卵装置 - Google Patents
検卵装置Info
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- JP2001013065A JP2001013065A JP18252999A JP18252999A JP2001013065A JP 2001013065 A JP2001013065 A JP 2001013065A JP 18252999 A JP18252999 A JP 18252999A JP 18252999 A JP18252999 A JP 18252999A JP 2001013065 A JP2001013065 A JP 2001013065A
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/02—Food
- G01N33/08—Eggs, e.g. by candling
- G01N33/085—Eggs, e.g. by candling by candling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 狭いスペースに設置することができると共
に、複数の卵を連続的に検査することができる検卵装置
を提供する。 【解決手段】 レール31の上下方には4本の上側支持ア
ーム43及び下側支持アーム44が、適宜直径の円上に距離
を隔てて、縦プレート42に直角に固定してある。相隣る
3つの下側支持アーム44に、第1〜第3投光器11〜13
が、保護プレート51の略中央であって、保護プレート51
上に位置する相隣るローラ32,32の間隙を通過し、全投
光器11〜13から出射された光が、卵Eの中心が通る一点
で交わるように取り付けてある。また、前記3つの下側
支持アーム44に対向する3つの上側支持アーム43には第
1〜第3受光器21〜23が取り付けてある。また、残る1
本の下側支持アーム44に卵検出用受光器37が取り付けて
あり、対向する上側支持アーム43に卵検出用投光器36が
取り付けてある。
に、複数の卵を連続的に検査することができる検卵装置
を提供する。 【解決手段】 レール31の上下方には4本の上側支持ア
ーム43及び下側支持アーム44が、適宜直径の円上に距離
を隔てて、縦プレート42に直角に固定してある。相隣る
3つの下側支持アーム44に、第1〜第3投光器11〜13
が、保護プレート51の略中央であって、保護プレート51
上に位置する相隣るローラ32,32の間隙を通過し、全投
光器11〜13から出射された光が、卵Eの中心が通る一点
で交わるように取り付けてある。また、前記3つの下側
支持アーム44に対向する3つの上側支持アーム43には第
1〜第3受光器21〜23が取り付けてある。また、残る1
本の下側支持アーム44に卵検出用受光器37が取り付けて
あり、対向する上側支持アーム43に卵検出用投光器36が
取り付けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卵の内部異常の有
無を非破壊にて検査する装置に関する。
無を非破壊にて検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】養鶏場で生産される鶏卵には、卵殻内に
小血塊が混入した血斑卵、肉用物質が卵白中に浮遊した
又は肉用物質がカラザに絡みついた肉斑混入卵等の異常
卵が混在しているため、食に供する正常卵を出荷すべ
く、集めた複数の卵が異常卵であるか否かを非破壊で検
査している。
小血塊が混入した血斑卵、肉用物質が卵白中に浮遊した
又は肉用物質がカラザに絡みついた肉斑混入卵等の異常
卵が混在しているため、食に供する正常卵を出荷すべ
く、集めた複数の卵が異常卵であるか否かを非破壊で検
査している。
【0003】卵を非破壊で検査するには、検査員が、蛍
光灯等の光源から出射された光内に卵をかざし、目視す
ることによって異常卵であるか否かを判断していた。し
かし、このような検査には熟練した検査員が必要である
一方、熟練した検査員であっても検査作業を長時間行う
ことはできないという問題があった。そのため、次のよ
うな検卵装置が開発されている。
光灯等の光源から出射された光内に卵をかざし、目視す
ることによって異常卵であるか否かを判断していた。し
かし、このような検査には熟練した検査員が必要である
一方、熟練した検査員であっても検査作業を長時間行う
ことはできないという問題があった。そのため、次のよ
うな検卵装置が開発されている。
【0004】図7は、特公昭56−735 号公報に開示され
た検卵装置の要部構成を示す模式的側面図であり、図
中、60は投光器である。投光器60は、卵Eの側部から適
宜距離を隔てて配置したハロゲンランプ61及びリフレク
タ62を内蔵しており、ハロゲンランプ61から出射された
光は、直接又はリフレクタ62によって反射されて投光レ
ンズ65に入射される。投光レンズ65に入射された光は、
そこで平行光になされ、投光レンズ65から出射される。
投光レンズ65が出射した平行光は、スリット66を通過し
て卵Eの側部に照射され、該卵Eを透過した透過光が受
光器70の集光レンズ72に入射される。
た検卵装置の要部構成を示す模式的側面図であり、図
中、60は投光器である。投光器60は、卵Eの側部から適
宜距離を隔てて配置したハロゲンランプ61及びリフレク
タ62を内蔵しており、ハロゲンランプ61から出射された
光は、直接又はリフレクタ62によって反射されて投光レ
ンズ65に入射される。投光レンズ65に入射された光は、
そこで平行光になされ、投光レンズ65から出射される。
投光レンズ65が出射した平行光は、スリット66を通過し
て卵Eの側部に照射され、該卵Eを透過した透過光が受
光器70の集光レンズ72に入射される。
【0005】集光レンズ72の出光側には、2枚のハーフ
レンズ73,74が、集光レンズ72の光軸に対して45°の
角度になるように光軸方向へ所定距離を隔てて配置して
あり、集光レンズ72から出射された光は、一方のハーフ
レンズ73によって反射された第1位置、一方のハーフレ
ンズ73を透過して他方のハーフレンズ74によって反射さ
れた第2位置、両ハーフレンズ73,74を通過した第3位
置に集束する。第1〜第3位置には、フォトトランジス
タ91,92,93がそれぞれ配設してある。
レンズ73,74が、集光レンズ72の光軸に対して45°の
角度になるように光軸方向へ所定距離を隔てて配置して
あり、集光レンズ72から出射された光は、一方のハーフ
レンズ73によって反射された第1位置、一方のハーフレ
ンズ73を透過して他方のハーフレンズ74によって反射さ
れた第2位置、両ハーフレンズ73,74を通過した第3位
置に集束する。第1〜第3位置には、フォトトランジス
タ91,92,93がそれぞれ配設してある。
【0006】第1位置に配置したフォトトランジスタ91
の入光側には、620nmの波長の光を透過させる光学
フィルタ81が配設してあり、第2位置に配置したフォト
トランジスタ92の入光側には、575nmの波長の光を
透過させる光学フィルタ82が配設してあり、第3位置に
配置したフォトトランジスタ93の入光側には、590n
mの波長の光を透過させる光学フィルタ83が配設してあ
る。そして、第1〜第3位置に配置したフォトトランジ
スタ91〜93は対応する光学フィルタ81〜83の透過光を光
電変換し、第1〜第3信号をアナログ/ディジタル器
(A/D変換器)95,95,95を介して演算器99へ出力す
る。
の入光側には、620nmの波長の光を透過させる光学
フィルタ81が配設してあり、第2位置に配置したフォト
トランジスタ92の入光側には、575nmの波長の光を
透過させる光学フィルタ82が配設してあり、第3位置に
配置したフォトトランジスタ93の入光側には、590n
mの波長の光を透過させる光学フィルタ83が配設してあ
る。そして、第1〜第3位置に配置したフォトトランジ
スタ91〜93は対応する光学フィルタ81〜83の透過光を光
電変換し、第1〜第3信号をアナログ/ディジタル器
(A/D変換器)95,95,95を介して演算器99へ出力す
る。
【0007】演算器99は、第2信号を第3信号で除算す
ることによって第2信号を正規化し、正規化信号のレベ
ルが予め定めたレベル以下である場合、血斑卵であると
判定する。また、演算器99は、第1信号が予め定めたレ
ベル以下である場合、腐敗卵であると判定する。このよ
うに、白色又は褐色等、卵殻の色によって変化する59
0nmの透過光の強度によって、血塊に吸収される57
5nmの透過光の強度を正規化するため、卵殻の色の影
響を低減することができる。
ることによって第2信号を正規化し、正規化信号のレベ
ルが予め定めたレベル以下である場合、血斑卵であると
判定する。また、演算器99は、第1信号が予め定めたレ
ベル以下である場合、腐敗卵であると判定する。このよ
うに、白色又は褐色等、卵殻の色によって変化する59
0nmの透過光の強度によって、血塊に吸収される57
5nmの透過光の強度を正規化するため、卵殻の色の影
響を低減することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
56−735 号公報に開示された検卵装置にあっては、投光
器60及び受光器70が水平方向に対向配置してあるため、
装置を設置するために広いスペースを要するという問題
があった。また、複数の卵を連続的に検査することがで
きないため、全ての卵を検査し終えるまでに長時間を要
するという問題があった。
56−735 号公報に開示された検卵装置にあっては、投光
器60及び受光器70が水平方向に対向配置してあるため、
装置を設置するために広いスペースを要するという問題
があった。また、複数の卵を連続的に検査することがで
きないため、全ての卵を検査し終えるまでに長時間を要
するという問題があった。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、狭いスペースに設
置することができると共に、複数の卵を連続的に検査す
ることができる検卵装置を提供することにある。
であって、その目的とするところは、狭いスペースに設
置することができると共に、複数の卵を連続的に検査す
ることができる検卵装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る検卵装置
は、卵へ光を出射する投光器と、卵を透過した透過光が
入射する受光器と、該受光器に入射された透過光の強度
に基づいて、卵の内部異常を検出する検出器とを備える
検卵装置において、前記投光器及び受光器は上下に、投
光器から受光器への光路が、所定の領域を通るように対
向配置してあり、前記領域に臨ませて、卵の有無を検出
する光センサが配置してあり、前記検出器は、前記光セ
ンサの検出結果に基づいて、卵の内部異常を検出するタ
イミングを決定するようになしてあることを特徴とす
る。
は、卵へ光を出射する投光器と、卵を透過した透過光が
入射する受光器と、該受光器に入射された透過光の強度
に基づいて、卵の内部異常を検出する検出器とを備える
検卵装置において、前記投光器及び受光器は上下に、投
光器から受光器への光路が、所定の領域を通るように対
向配置してあり、前記領域に臨ませて、卵の有無を検出
する光センサが配置してあり、前記検出器は、前記光セ
ンサの検出結果に基づいて、卵の内部異常を検出するタ
イミングを決定するようになしてあることを特徴とす
る。
【0011】第2発明に係る検卵装置は、卵へ光を出射
する投光器と、卵を透過した透過光が入射する受光器
と、該受光器に入射された透過光の強度に基づいて、卵
の内部異常を検出する検出器とを備える検卵装置におい
て、複数のローラを適宜の間隔で設けてなり、卵を移送
する移送機を備え、前記投光器及び受光器は前記移送機
の上下に、投光器から受光器への光路が、相隣るローラ
の間隙を通るように対向配置してあり、前記移送機が卵
を移送する領域に臨ませて、卵の有無を検出する光セン
サが配置してあり、前記検出器は、前記光センサの検出
結果に基づいて、卵の内部異常を検出するタイミングを
決定するようになしてあることを特徴とする。
する投光器と、卵を透過した透過光が入射する受光器
と、該受光器に入射された透過光の強度に基づいて、卵
の内部異常を検出する検出器とを備える検卵装置におい
て、複数のローラを適宜の間隔で設けてなり、卵を移送
する移送機を備え、前記投光器及び受光器は前記移送機
の上下に、投光器から受光器への光路が、相隣るローラ
の間隙を通るように対向配置してあり、前記移送機が卵
を移送する領域に臨ませて、卵の有無を検出する光セン
サが配置してあり、前記検出器は、前記光センサの検出
結果に基づいて、卵の内部異常を検出するタイミングを
決定するようになしてあることを特徴とする。
【0012】第1発明の検卵装置にあっては、所要波長
を含む光を卵へ出射する投光器、及び該投光器から出射
された光が入射する受光器が、上下に対向配置してあ
り、卵を移送する移送機の上下に、投光器及び受光器を
配設することができるようになしてある。また、第2発
明の検卵装置にあっては、複数のローラを適宜の間隔で
設けてなる移送機の長手方向の適宜位置に、投光器及び
受光器が、前記移送機の上下に、投光器から受光器への
光路が相隣るローラの間隙を通るように対向配置してあ
る。
を含む光を卵へ出射する投光器、及び該投光器から出射
された光が入射する受光器が、上下に対向配置してあ
り、卵を移送する移送機の上下に、投光器及び受光器を
配設することができるようになしてある。また、第2発
明の検卵装置にあっては、複数のローラを適宜の間隔で
設けてなる移送機の長手方向の適宜位置に、投光器及び
受光器が、前記移送機の上下に、投光器から受光器への
光路が相隣るローラの間隙を通るように対向配置してあ
る。
【0013】移送機の移送領域に臨ませて配置した光セ
ンサの検出結果に基づいて、検出器は、前記投光器から
受光器への光路に卵の適宜部分が進入したタイミング
で、受光器に入射した卵の透過光の強度を読み込み、読
み込んだ強度に基づいて卵の内部に異常があるか否かを
判断する。
ンサの検出結果に基づいて、検出器は、前記投光器から
受光器への光路に卵の適宜部分が進入したタイミング
で、受光器に入射した卵の透過光の強度を読み込み、読
み込んだ強度に基づいて卵の内部に異常があるか否かを
判断する。
【0014】このように、投光器及び受光器が上下に配
置してあるため、狭いスペースに設置することができ
る。また、光センサの検出結果に基づいて、検出器は、
前記投光器から受光器への光路に卵の適宜部分が進入し
たタイミングで、受光器に入射した卵の透過光の強度を
読み込んで卵の異常を検出するため、卵を移送する移送
機を備えていない検卵装置を、前記移送機に配設した場
合であっても、前記移送機を備えた検卵装置であって
も、複数の卵を連続的に検査することができる。
置してあるため、狭いスペースに設置することができ
る。また、光センサの検出結果に基づいて、検出器は、
前記投光器から受光器への光路に卵の適宜部分が進入し
たタイミングで、受光器に入射した卵の透過光の強度を
読み込んで卵の異常を検出するため、卵を移送する移送
機を備えていない検卵装置を、前記移送機に配設した場
合であっても、前記移送機を備えた検卵装置であって
も、複数の卵を連続的に検査することができる。
【0015】第3発明に係る検卵装置は、第1又は第2
発明において、相異なる波長の光を出射する複数の投光
器が、各投光器から出射された光が、前記領域内の所定
点で交わるように配置してあり、入射する光を制限する
筒状部を設けてなる複数の受光器が、前記筒状部の光入
射口を対応する投光器に対向させて配置してあることを
特徴とする。
発明において、相異なる波長の光を出射する複数の投光
器が、各投光器から出射された光が、前記領域内の所定
点で交わるように配置してあり、入射する光を制限する
筒状部を設けてなる複数の受光器が、前記筒状部の光入
射口を対応する投光器に対向させて配置してあることを
特徴とする。
【0016】相異なる波長の光を出射する複数の投光器
を、各投光器から出射された光が、所定領域内に予め定
めた一点で交わるように配置する。これによって、複数
の波長の光によって卵の内部状態を検査する場合であっ
ても、一回の投受光タイミングによって前記検査を実施
することができる。従って、光センサを1台設置するこ
とによって、投受光タイミングを決定することができ、
装置コストを可及的に低減することができる。
を、各投光器から出射された光が、所定領域内に予め定
めた一点で交わるように配置する。これによって、複数
の波長の光によって卵の内部状態を検査する場合であっ
ても、一回の投受光タイミングによって前記検査を実施
することができる。従って、光センサを1台設置するこ
とによって、投受光タイミングを決定することができ、
装置コストを可及的に低減することができる。
【0017】一方、各受光器には、それぞれ対応する投
光器以外の他の投光器から出射された光も到達するが、
各受光器は、筒状部の光入射口を対応する投光器に対向
させてあるため、他の投光器から出射された光が、当該
投光器の筒状部内へ入射することが抑制される。これに
よって、各受光器に対応する投光器から出射された光の
検出精度及び検出効率が向上する。
光器以外の他の投光器から出射された光も到達するが、
各受光器は、筒状部の光入射口を対応する投光器に対向
させてあるため、他の投光器から出射された光が、当該
投光器の筒状部内へ入射することが抑制される。これに
よって、各受光器に対応する投光器から出射された光の
検出精度及び検出効率が向上する。
【0018】第4発明に係る検卵装置は、第3発明にお
いて、各筒状部には、対応する投光器が出射する波長の
光を選択的に透過させる光学フィルタがそれぞれ設けて
あることを特徴とする。
いて、各筒状部には、対応する投光器が出射する波長の
光を選択的に透過させる光学フィルタがそれぞれ設けて
あることを特徴とする。
【0019】各受光器の筒状部に設けた光学フィルタを
透過した光の強度に基づいて、卵の内部状態を検査する
ため、高い精度で卵の検査を行うことができる。また、
前述した如く、受光器の筒状部によって、対応する投光
器以外の他の投光器から出射された光の侵入が抑制され
るが、回り込みによって僅かに侵入する光も、光学フィ
ルタによってカットすることができる。
透過した光の強度に基づいて、卵の内部状態を検査する
ため、高い精度で卵の検査を行うことができる。また、
前述した如く、受光器の筒状部によって、対応する投光
器以外の他の投光器から出射された光の侵入が抑制され
るが、回り込みによって僅かに侵入する光も、光学フィ
ルタによってカットすることができる。
【0020】第5発明に係る検卵装置は、第3又は第4
発明において、前記光センサは、卵検出用投光器及び卵
検出用受光器を上下に、卵検出用投光器から卵検出用受
光器への光路が、前記所定点を通るように対向配置して
なり、前記各投光器は上方又は下方の一方に配置してあ
り、前記卵検出用受光器は、前記各投光器を配置した側
に配置してあることを特徴とする。
発明において、前記光センサは、卵検出用投光器及び卵
検出用受光器を上下に、卵検出用投光器から卵検出用受
光器への光路が、前記所定点を通るように対向配置して
なり、前記各投光器は上方又は下方の一方に配置してあ
り、前記卵検出用受光器は、前記各投光器を配置した側
に配置してあることを特徴とする。
【0021】光センサは、卵検出用投光器及び卵検出用
受光器を上下に配置してあるため、設置スペースに影響
を及ぼさない。また、卵検出用投光器から卵検出用受光
器への光路が、各投光器から出射された光が交わる所定
点を通るように対向配置してあるため、例えば卵の中心
が前記所定点を通過するタイミングを高精度に定めるこ
とができ、卵の検査精度が向上する。更に、卵検出用受
光器が、移送機の投光器側に配置してあるため、投光器
から出射された光が卵検出用受光器に影響を及ぼすこと
が回避され、誤ったタイミングで卵の検査が行われるこ
とが防止される。
受光器を上下に配置してあるため、設置スペースに影響
を及ぼさない。また、卵検出用投光器から卵検出用受光
器への光路が、各投光器から出射された光が交わる所定
点を通るように対向配置してあるため、例えば卵の中心
が前記所定点を通過するタイミングを高精度に定めるこ
とができ、卵の検査精度が向上する。更に、卵検出用受
光器が、移送機の投光器側に配置してあるため、投光器
から出射された光が卵検出用受光器に影響を及ぼすこと
が回避され、誤ったタイミングで卵の検査が行われるこ
とが防止される。
【0022】第6発明に係る検卵装置は、第1乃至第5
発明の何れかにおいて、下方に配置した投光器又は受光
器を保護し、投光器から出射された光を透過させる保護
プレートが設けてあることを特徴とする。
発明の何れかにおいて、下方に配置した投光器又は受光
器を保護し、投光器から出射された光を透過させる保護
プレートが設けてあることを特徴とする。
【0023】下方に配置した投光器又は受光器の上で、
卵が割れた場合であっても、保護プレートによって保護
してあるため、卵の殻又は内容物が投光器又は受光器に
付着することが防止される。
卵が割れた場合であっても、保護プレートによって保護
してあるため、卵の殻又は内容物が投光器又は受光器に
付着することが防止される。
【0024】第7発明に係る検卵装置は、第1乃至第6
発明の何れかにおいて、前記投光器は、赤外線より短波
長側にピークを有する光を出射する複数の発光ダイオー
ドを具備することを特徴とする。
発明の何れかにおいて、前記投光器は、赤外線より短波
長側にピークを有する光を出射する複数の発光ダイオー
ドを具備することを特徴とする。
【0025】投光器は、赤外線より短波長側にピークを
有する光を卵へ出射するため、卵の品質に熱による影響
を及ぼすことなく、卵の内部状態を検査することができ
る。従って、赤外線をカットするフィルタ等を配設する
必要がなく、装置コストが低い。
有する光を卵へ出射するため、卵の品質に熱による影響
を及ぼすことなく、卵の内部状態を検査することができ
る。従って、赤外線をカットするフィルタ等を配設する
必要がなく、装置コストが低い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1、図2及び図3は、
本発明に係る検卵装置の要部構成を示す側断面図、正面
断面図及び平面断面図であり、図4は本発明に係る検卵
装置の信号処理系を、図1に示した検卵装置の要部構成
と共に示すブロック図である。遮光性の筐体4の正面及
び背面には、矩形の開口がそれぞれ設けてある。両開口
には、卵Eを矢符方向へ移送する移送装置3に備えら
れ、正面視が平底U字状のレール31が、筐体4を貫通す
る様態で挿入してあり、該レール31は固定具47,47によ
って筐体4に固定してある。
に基づいて具体的に説明する。図1、図2及び図3は、
本発明に係る検卵装置の要部構成を示す側断面図、正面
断面図及び平面断面図であり、図4は本発明に係る検卵
装置の信号処理系を、図1に示した検卵装置の要部構成
と共に示すブロック図である。遮光性の筐体4の正面及
び背面には、矩形の開口がそれぞれ設けてある。両開口
には、卵Eを矢符方向へ移送する移送装置3に備えら
れ、正面視が平底U字状のレール31が、筐体4を貫通す
る様態で挿入してあり、該レール31は固定具47,47によ
って筐体4に固定してある。
【0027】レール31には、互いに平行に配置した鼓形
状の複数のローラ32,32,…の回転軸の両端を回転自在
に連結してなる環状のコンベア33が、一方向へ回動する
ように設けてあり、該コンベア33及び各ローラ32,32,
…は図示しない回転駆動機構によって各別に回転駆動さ
れる。
状の複数のローラ32,32,…の回転軸の両端を回転自在
に連結してなる環状のコンベア33が、一方向へ回動する
ように設けてあり、該コンベア33及び各ローラ32,32,
…は図示しない回転駆動機構によって各別に回転駆動さ
れる。
【0028】レール31の筐体4内に挿入された部分の略
中央には、長方形状の開口が設けてあり、移送中の卵E
が割れた場合、前記開口内へ卵Eの殻及び内容物が落下
することを防止するために、開口には、無色透明なガラ
ス製又は合成樹脂製であり、可視光線を透過させる保護
プレート51が着脱自在に嵌合してある。
中央には、長方形状の開口が設けてあり、移送中の卵E
が割れた場合、前記開口内へ卵Eの殻及び内容物が落下
することを防止するために、開口には、無色透明なガラ
ス製又は合成樹脂製であり、可視光線を透過させる保護
プレート51が着脱自在に嵌合してある。
【0029】レール31の一側面から適宜距離を隔てて長
方形状の縦プレート42が、レール31と平行に配置してあ
り、該縦プレート42は、筐体4の底部に固定した支持ブ
ロック41にネジ止めしてある。保護プレート51の下方に
は、卵Eへ所定波長の光を出射する投光部1が配設して
あり、保護プレート51及びレール31の上方には、前記投
光部1から出射された光が入射する受光部2がそれぞれ
配置してある。
方形状の縦プレート42が、レール31と平行に配置してあ
り、該縦プレート42は、筐体4の底部に固定した支持ブ
ロック41にネジ止めしてある。保護プレート51の下方に
は、卵Eへ所定波長の光を出射する投光部1が配設して
あり、保護プレート51及びレール31の上方には、前記投
光部1から出射された光が入射する受光部2がそれぞれ
配置してある。
【0030】投光部1は、相異なる波長の光を出射する
第1,第2及び第3投光器11,12,13を備えている。第
1投光器11は、例えば、626nmにピークを有する光
を出射する複数のLEDを、合成樹脂を弾丸形状に成形
してなるレンズ部に埋設してなる複数の発光素子11a ,
11a ,…が基板上の所定領域内にマトリクス状(例えば
3行×4列)に配列してあり、第2投光器12は、582
nmにピークを有する光を出射する複数のLEDを前記
レンズ部に埋設してなる複数の発光素子12a ,12a ,…
が基板上の所定領域内にマトリクス状に配列してある。
また、第3投光器13は、575nmにピークを有する光
を出射する複数のLEDを前記レンズ部に埋設してなる
複数の発光素子13a ,13a ,…が基板上の所定領域内に
マトリクス状に配列してある。
第1,第2及び第3投光器11,12,13を備えている。第
1投光器11は、例えば、626nmにピークを有する光
を出射する複数のLEDを、合成樹脂を弾丸形状に成形
してなるレンズ部に埋設してなる複数の発光素子11a ,
11a ,…が基板上の所定領域内にマトリクス状(例えば
3行×4列)に配列してあり、第2投光器12は、582
nmにピークを有する光を出射する複数のLEDを前記
レンズ部に埋設してなる複数の発光素子12a ,12a ,…
が基板上の所定領域内にマトリクス状に配列してある。
また、第3投光器13は、575nmにピークを有する光
を出射する複数のLEDを前記レンズ部に埋設してなる
複数の発光素子13a ,13a ,…が基板上の所定領域内に
マトリクス状に配列してある。
【0031】前述したレール31の下方には、レール31の
他側近傍に達する短冊状の4本の下側支持アーム44,4
4,44,44が、適宜直径の円上に距離を隔てて、縦プレ
ート42に直角に固定してあり、また、レール31の上方に
は、前記下側支持アーム44,44,44,44と同じ寸法の4
本の上側支持アーム43,43,43,43が、前記円上に距離
を隔てて、縦プレート42に直角に固定してある。
他側近傍に達する短冊状の4本の下側支持アーム44,4
4,44,44が、適宜直径の円上に距離を隔てて、縦プレ
ート42に直角に固定してあり、また、レール31の上方に
は、前記下側支持アーム44,44,44,44と同じ寸法の4
本の上側支持アーム43,43,43,43が、前記円上に距離
を隔てて、縦プレート42に直角に固定してある。
【0032】相隣る3つの下側支持アーム44,44,44
に、第1〜第3投光器11〜13が、保護プレート51の略中
央であって、保護プレート51上に位置する相隣るローラ
32,32の間隙を通過し、全投光器11〜13から出射された
光が、卵Eの中心が通る一点で交わるように取り付けて
ある。また、残りの下側支持アーム44には、卵Eの有無
を検出する光センサ35の卵検出用受光器37が前記第1〜
第3投光器11〜13から出射された光が交わる点を通る光
路上の位置に取り付けてある。
に、第1〜第3投光器11〜13が、保護プレート51の略中
央であって、保護プレート51上に位置する相隣るローラ
32,32の間隙を通過し、全投光器11〜13から出射された
光が、卵Eの中心が通る一点で交わるように取り付けて
ある。また、残りの下側支持アーム44には、卵Eの有無
を検出する光センサ35の卵検出用受光器37が前記第1〜
第3投光器11〜13から出射された光が交わる点を通る光
路上の位置に取り付けてある。
【0033】一方、第1〜第3投光器11〜13が取り付け
てある下側支持アーム44,44,44に対向する3つの上側
支持アーム43,43,43には、第1〜第3投光器11〜13が
出射した光が入射する第1〜第3受光器21〜23が取り付
けてある。また、残りの上側支持アーム43には、前記卵
検出用受光器37へ光を出射する卵検出用投光器36が取り
付けてある。
てある下側支持アーム44,44,44に対向する3つの上側
支持アーム43,43,43には、第1〜第3投光器11〜13が
出射した光が入射する第1〜第3受光器21〜23が取り付
けてある。また、残りの上側支持アーム43には、前記卵
検出用受光器37へ光を出射する卵検出用投光器36が取り
付けてある。
【0034】第1〜第3投光器11〜13から卵Eの殻内に
入射された光は、殻内を散乱しつつ伝播し、殻の入射部
分に対向する部分から出射して受光部2にそれぞれ入射
する。受光部2には、後述する第1,第2及び第3受光
器21,22,23が、第1〜第3投光器11〜13に対向配置し
てあり、各投光器11〜13から出射され卵Eを透過した透
過光は対応する第1〜第3受光器21〜23によってそれぞ
れ受光される。
入射された光は、殻内を散乱しつつ伝播し、殻の入射部
分に対向する部分から出射して受光部2にそれぞれ入射
する。受光部2には、後述する第1,第2及び第3受光
器21,22,23が、第1〜第3投光器11〜13に対向配置し
てあり、各投光器11〜13から出射され卵Eを透過した透
過光は対応する第1〜第3受光器21〜23によってそれぞ
れ受光される。
【0035】このように光センサ35は、レール31の上下
に卵検出用投光器36及び卵検出用受光器37を配置してあ
るため、検卵装置の設置スペースに影響を及ぼさない。
また、卵検出用投光器36から卵検出用受光器37への光路
が、各投光器11〜13から出射された光が交わる点を通る
ように対向配置してあるため、卵Eの中心が前記点を通
過するタイミングを高精度に定めることができ、卵Eの
検査精度が向上する。更に、卵検出用受光器37が、レー
ル31の第1〜第3投光器11〜13側に配置してあるため、
第1〜第3投光器11〜13から出射された光が卵検出用受
光器37に影響を及ぼすことが回避され、誤ったタイミン
グで卵Eの検査が行われることが防止される。
に卵検出用投光器36及び卵検出用受光器37を配置してあ
るため、検卵装置の設置スペースに影響を及ぼさない。
また、卵検出用投光器36から卵検出用受光器37への光路
が、各投光器11〜13から出射された光が交わる点を通る
ように対向配置してあるため、卵Eの中心が前記点を通
過するタイミングを高精度に定めることができ、卵Eの
検査精度が向上する。更に、卵検出用受光器37が、レー
ル31の第1〜第3投光器11〜13側に配置してあるため、
第1〜第3投光器11〜13から出射された光が卵検出用受
光器37に影響を及ぼすことが回避され、誤ったタイミン
グで卵Eの検査が行われることが防止される。
【0036】また、第1〜第3投光器11〜13は、赤外線
より短波長側の単色光を出射するようになしてあるた
め、第1〜第3投光器11〜13の出力は、広い周波数帯の
光を出射するハロゲンランプを用いた場合に比べて小さ
く、従って、小さな容量の電源を用いることができると
共に、発光素子11a ,11a ,…、12a ,12a ,…、13
a,13a ,…は比較的廉価であるため、装置コストを低
減することができる。また、第1〜第3投光器11〜13か
ら卵Eに赤外線がほとんど照射されないため、卵Eの品
質に影響を及ぼすことなく、卵Eの状態を検査すること
ができる。従って、赤外線を反射するフィルタ等を配設
する必要がない。
より短波長側の単色光を出射するようになしてあるた
め、第1〜第3投光器11〜13の出力は、広い周波数帯の
光を出射するハロゲンランプを用いた場合に比べて小さ
く、従って、小さな容量の電源を用いることができると
共に、発光素子11a ,11a ,…、12a ,12a ,…、13
a,13a ,…は比較的廉価であるため、装置コストを低
減することができる。また、第1〜第3投光器11〜13か
ら卵Eに赤外線がほとんど照射されないため、卵Eの品
質に影響を及ぼすことなく、卵Eの状態を検査すること
ができる。従って、赤外線を反射するフィルタ等を配設
する必要がない。
【0037】なお、本実施の形態では、複数の発光素子
11a ,11a ,…、12a ,12a ,…、13a ,13a ,…を設
けてなる第1〜第3投光器11〜13を、第1,第2及び第
3受光器21,22,23に対向配置してあるが、本発明はこ
れに限らず、第1,第2及び第3受光器21,22,23に対
向して、ハロゲンランプ及び集光レンズ等を内蔵し、所
要の直径の光ビームを出射する投光器をそれぞれ配置し
てもよい。
11a ,11a ,…、12a ,12a ,…、13a ,13a ,…を設
けてなる第1〜第3投光器11〜13を、第1,第2及び第
3受光器21,22,23に対向配置してあるが、本発明はこ
れに限らず、第1,第2及び第3受光器21,22,23に対
向して、ハロゲンランプ及び集光レンズ等を内蔵し、所
要の直径の光ビームを出射する投光器をそれぞれ配置し
てもよい。
【0038】図5及び図6は受光器を示す側断面図及び
正面図であり、図中、25は円筒状のホルダである。ホル
ダ25の外周面には、該ホルダ25をネジ止めするためのフ
ランジ部25a ,25a が、ホルダ25の一端と面一になるよ
うに突設してあり、該フランジ部25a ,25a にはネジ孔
25b ,25b が開設してある。ホルダ25の他端近傍の部分
は、その内径をホルダ25の他端の内径より大きくなして
あり、内周面に雌ネジが設けてある。ホルダ25の雌ネジ
を設けた部分から少しホルダ25の他端側である中間部分
は、その内径を、雌ネジを設けた部分の内径より小さ
く、ホルダ25の一端の内径より大きくなしてある。
正面図であり、図中、25は円筒状のホルダである。ホル
ダ25の外周面には、該ホルダ25をネジ止めするためのフ
ランジ部25a ,25a が、ホルダ25の一端と面一になるよ
うに突設してあり、該フランジ部25a ,25a にはネジ孔
25b ,25b が開設してある。ホルダ25の他端近傍の部分
は、その内径をホルダ25の他端の内径より大きくなして
あり、内周面に雌ネジが設けてある。ホルダ25の雌ネジ
を設けた部分から少しホルダ25の他端側である中間部分
は、その内径を、雌ネジを設けた部分の内径より小さ
く、ホルダ25の一端の内径より大きくなしてある。
【0039】前述したホルダ25の中間部分には、所要波
長の光を透過させる光学フィルタ27が嵌合してあり、該
光学フィルタ27は、ホルダ25の他端に螺合させた筒状の
押さえネジ29によって押さえられている。押さえネジ29
は、側面視が凸状の筒体になしてあり、小外径部29a の
外周面に、前記ホルダ25の他端に設けた雌ネジに螺合す
る雄ネジが設けてある。また、ホルダ25の一端部にはフ
ォトトランジスタを内蔵する受光素子26が固嵌してあ
り、押さえネジ29内を通過して光学フィルタ27を透過
し、受光素子26に入射された光は、該受光素子26によっ
てその強度に応じた電気信号に変換される。
長の光を透過させる光学フィルタ27が嵌合してあり、該
光学フィルタ27は、ホルダ25の他端に螺合させた筒状の
押さえネジ29によって押さえられている。押さえネジ29
は、側面視が凸状の筒体になしてあり、小外径部29a の
外周面に、前記ホルダ25の他端に設けた雌ネジに螺合す
る雄ネジが設けてある。また、ホルダ25の一端部にはフ
ォトトランジスタを内蔵する受光素子26が固嵌してあ
り、押さえネジ29内を通過して光学フィルタ27を透過
し、受光素子26に入射された光は、該受光素子26によっ
てその強度に応じた電気信号に変換される。
【0040】第1〜第3投光器11〜13から出射された光
は、卵Eを透過する間に拡散するので、第1〜第3受光
器21〜23には、それぞれ対応する投光器以外の他の投光
器から出射された光も到達するが、前述した如く、第1
〜第3受光器21〜23は筒状になしてあるため、他の投光
器から出射された光が、第1〜第3受光器21〜23内へ入
射することが抑制される。これによって、第1〜第3受
光器21〜23に対応する第1〜第3投光器11〜13から出射
された光の検出精度が向上する。
は、卵Eを透過する間に拡散するので、第1〜第3受光
器21〜23には、それぞれ対応する投光器以外の他の投光
器から出射された光も到達するが、前述した如く、第1
〜第3受光器21〜23は筒状になしてあるため、他の投光
器から出射された光が、第1〜第3受光器21〜23内へ入
射することが抑制される。これによって、第1〜第3受
光器21〜23に対応する第1〜第3投光器11〜13から出射
された光の検出精度が向上する。
【0041】また、第1〜第3受光器21〜23内にはそれ
ぞれ、626nmの光を透過させる光学フィルタ、58
2nmの光を透過させる光学フィルタ、及び575nm
の光を透過させる光学フィルタが設けてあり、第1〜第
3受光器21〜23は、内蔵する光学フィルタを透過した光
の強度に対応する電気信号を出力する。これによって、
前述した他の投光器から出射され、第1〜第3受光器21
〜23内へ入射した光がカットされるため、第1〜第3受
光器21〜23は、対応する投光器11〜13から出射された光
のみを電気信号に変換する。
ぞれ、626nmの光を透過させる光学フィルタ、58
2nmの光を透過させる光学フィルタ、及び575nm
の光を透過させる光学フィルタが設けてあり、第1〜第
3受光器21〜23は、内蔵する光学フィルタを透過した光
の強度に対応する電気信号を出力する。これによって、
前述した他の投光器から出射され、第1〜第3受光器21
〜23内へ入射した光がカットされるため、第1〜第3受
光器21〜23は、対応する投光器11〜13から出射された光
のみを電気信号に変換する。
【0042】前述した卵検出用投光器36から卵検出用受
光器37に入射される光の状態は、卵検出用受光器37から
演算装置6の制御部10に与えられるようになっている。
制御部10には卵Eの公称直径、及び移送装置3による卵
Eの移送速度等が予め設定してあり、制御部10は、卵検
出用投光器36及び卵検出用受光器37間の光路への卵Eの
侵入によって、卵検出用受光器37の出力レベルが低下し
たときから所定時間経過後、即ち、第1〜第3投光器11
〜13から出射され、卵Eの中心を透過した透過光が、第
1〜第3受光器21〜23に受光されたタイミングで、後述
する演算部7及び判定部9を作動させる。
光器37に入射される光の状態は、卵検出用受光器37から
演算装置6の制御部10に与えられるようになっている。
制御部10には卵Eの公称直径、及び移送装置3による卵
Eの移送速度等が予め設定してあり、制御部10は、卵検
出用投光器36及び卵検出用受光器37間の光路への卵Eの
侵入によって、卵検出用受光器37の出力レベルが低下し
たときから所定時間経過後、即ち、第1〜第3投光器11
〜13から出射され、卵Eの中心を透過した透過光が、第
1〜第3受光器21〜23に受光されたタイミングで、後述
する演算部7及び判定部9を作動させる。
【0043】第1〜第3受光器21〜23は入射光を、その
強度に応じた電気信号に変換し、それをアナログ/ディ
ジタル(A/D)変換器5,5,5にそれぞれ与える。
A/D変換器5,5,5は、第1〜第3受光器21〜23か
ら与えられた電気信号をディジタル信号に変換し、それ
らを演算装置6の演算部7に与える。演算部7には、例
えば統計的解析手法を用いて作成した次の(1)式が予
め設定してあり、演算部7は、A/D変換器5,5,5
から与えられた信号を(1)式に適用して検定値αを演
算し、得られた検定値αを判定部9に与える。 α=A+B×Abs(λ1 )+C×Abs(λ2 )+D×Abs(λ3 ) …(1) 但し、A:0.36 B:−1.4 C:7.4 D:−6.2 Abs(λ1 ):626nmでの吸光度 Abs(λ2 ):582nmでの吸光度 Abs(λ3 ):575nmでの吸光度
強度に応じた電気信号に変換し、それをアナログ/ディ
ジタル(A/D)変換器5,5,5にそれぞれ与える。
A/D変換器5,5,5は、第1〜第3受光器21〜23か
ら与えられた電気信号をディジタル信号に変換し、それ
らを演算装置6の演算部7に与える。演算部7には、例
えば統計的解析手法を用いて作成した次の(1)式が予
め設定してあり、演算部7は、A/D変換器5,5,5
から与えられた信号を(1)式に適用して検定値αを演
算し、得られた検定値αを判定部9に与える。 α=A+B×Abs(λ1 )+C×Abs(λ2 )+D×Abs(λ3 ) …(1) 但し、A:0.36 B:−1.4 C:7.4 D:−6.2 Abs(λ1 ):626nmでの吸光度 Abs(λ2 ):582nmでの吸光度 Abs(λ3 ):575nmでの吸光度
【0044】判定部9には、異常卵であるか否かを判定
する閾値(例えば0.5)が予め設定してあり、判定部
9は演算部7から与えられた検定値αと閾値とを比較
し、検定値αが閾値以下である場合、異常卵であると判
定して信号を出力する。
する閾値(例えば0.5)が予め設定してあり、判定部
9は演算部7から与えられた検定値αと閾値とを比較
し、検定値αが閾値以下である場合、異常卵であると判
定して信号を出力する。
【0045】なお、本実施の形態では、主に血塊の混入
による異常卵を検出すべく、第1〜第3投光器11〜13か
ら出射する光の波長を設定してあるが、本発明はこれに
限らず、第1〜第3投光器11〜13に代えて、又は第1〜
第3投光器11〜13に加えて、肉用物質又は卵白の濁度
等、他の内部異常に応じた波長の光を出射する投光器、
及び該投光器から出射された波長の光を光電変換する受
光器を設けてもよい。
による異常卵を検出すべく、第1〜第3投光器11〜13か
ら出射する光の波長を設定してあるが、本発明はこれに
限らず、第1〜第3投光器11〜13に代えて、又は第1〜
第3投光器11〜13に加えて、肉用物質又は卵白の濁度
等、他の内部異常に応じた波長の光を出射する投光器、
及び該投光器から出射された波長の光を光電変換する受
光器を設けてもよい。
【0046】また、本実施の形態では、レール31の下方
に投光部1が配設してあり、レール31の上方に受光部2
がそれぞれ配置してあるが、本発明はこれに限らず、レ
ール31の下方に受光部2を配設し、レール31の上方に投
光部1を配設してもよい。この場合、卵検出用受光器37
は、レール31の上方に、即ちレール31の投光部1を配置
した側に配設する。
に投光部1が配設してあり、レール31の上方に受光部2
がそれぞれ配置してあるが、本発明はこれに限らず、レ
ール31の下方に受光部2を配設し、レール31の上方に投
光部1を配設してもよい。この場合、卵検出用受光器37
は、レール31の上方に、即ちレール31の投光部1を配置
した側に配設する。
【0047】更に、本実施に形態では、コンベア33を設
けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、
既にコンベアが配設してある検卵場に、コンベア33を設
けていない検卵装置を配設するようになしてもよいこと
はいうまでもない。
けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、
既にコンベアが配設してある検卵場に、コンベア33を設
けていない検卵装置を配設するようになしてもよいこと
はいうまでもない。
【0048】なお、特許請求の範囲の項に、図面との対
照を便利にするために符号を記載してあるが、この記載
によって本発明は添付図面の構造に限定されるものでは
ない。
照を便利にするために符号を記載してあるが、この記載
によって本発明は添付図面の構造に限定されるものでは
ない。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第2発明に
係る検卵装置にあっては、投光器及び受光器が上下に配
置してあるため、狭いスペースに設置することができ
る。また、複数の卵を連続的に検査することができるた
め、多数の卵を短時間で検査することができる。
係る検卵装置にあっては、投光器及び受光器が上下に配
置してあるため、狭いスペースに設置することができ
る。また、複数の卵を連続的に検査することができるた
め、多数の卵を短時間で検査することができる。
【0050】第3発明に係る検卵装置にあっては、複数
の波長の光によって卵の内部状態を検査する場合であっ
ても、一回の投受光タイミングによって前記検査を実施
することができる。従って、光センサを1台設置するこ
とによって、投受光タイミングを決定することができ、
装置コストを可及的に低減することができる。更に、各
受光器に対応する投光器から出射された光の検出精度が
向上する。
の波長の光によって卵の内部状態を検査する場合であっ
ても、一回の投受光タイミングによって前記検査を実施
することができる。従って、光センサを1台設置するこ
とによって、投受光タイミングを決定することができ、
装置コストを可及的に低減することができる。更に、各
受光器に対応する投光器から出射された光の検出精度が
向上する。
【0051】第4発明に係る検卵装置にあっては、各受
光器の筒状部に設けた光学フィルタを透過した光の強度
に基づいて、卵の内部状態を検査するため、比較的廉価
な発光ダイオードを投光器の光源に用いても、高い精度
で卵の検査を行うことができ、装置コストを低減するこ
とができる。また、回り込みによって僅かに侵入する光
も光学フィルタによってカットすることができるため、
卵の内部状態を高精度に検査することができる。
光器の筒状部に設けた光学フィルタを透過した光の強度
に基づいて、卵の内部状態を検査するため、比較的廉価
な発光ダイオードを投光器の光源に用いても、高い精度
で卵の検査を行うことができ、装置コストを低減するこ
とができる。また、回り込みによって僅かに侵入する光
も光学フィルタによってカットすることができるため、
卵の内部状態を高精度に検査することができる。
【0052】第5発明に係る検卵装置にあっては、設置
スペースに影響を及ぼすことなく、卵の検査精度を向上
させることができる。また、投光器から出射された光が
卵検出用受光器に影響を及ぼすことが回避され、誤った
タイミングで卵の検査されることが防止される。
スペースに影響を及ぼすことなく、卵の検査精度を向上
させることができる。また、投光器から出射された光が
卵検出用受光器に影響を及ぼすことが回避され、誤った
タイミングで卵の検査されることが防止される。
【0053】第6発明に係る検卵装置にあっては、移送
機の下方に配置した投光器又は受光器の上で、卵が割れ
た場合であっても、保護プレートによって保護してある
ため、卵の殻又は内容物が投光器又は受光器に付着する
ことが防止されると共に、メンテナンス作業を容易に行
うことができる。
機の下方に配置した投光器又は受光器の上で、卵が割れ
た場合であっても、保護プレートによって保護してある
ため、卵の殻又は内容物が投光器又は受光器に付着する
ことが防止されると共に、メンテナンス作業を容易に行
うことができる。
【0054】第7発明に係る検卵装置にあっては、卵の
品質に熱による影響を及ぼすことなく、卵の内部状態を
検査することができるため、赤外線をカットするフィル
タ等を配設する必要がなく、装置コストが低い等、本発
明は優れた効果を奏する。
品質に熱による影響を及ぼすことなく、卵の内部状態を
検査することができるため、赤外線をカットするフィル
タ等を配設する必要がなく、装置コストが低い等、本発
明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る検卵装置の要部構成を示す側断面
図である。
図である。
【図2】本発明に係る検卵装置の要部構成を示す正面断
面図である。
面図である。
【図3】本発明に係る検卵装置の要部構成を示す平面断
面図である。
面図である。
【図4】本発明に係る検卵装置の信号処理系を、図1に
示した検卵装置の要部構成と共に示すブロック図であ
る。
示した検卵装置の要部構成と共に示すブロック図であ
る。
【図5】受光器を示す側断面図である。
【図6】受光器を示す正面図である。
【図7】従来の検卵装置の要部構成を示す模式的側面図
である。
である。
1 投光部 2 受光部 3 移送装置 11 第1投光器 12 第2投光器 13 第3投光器 11a 発光素子 12a 発光素子 13a 発光素子 21 第1受光器 22 第2受光器 23 第3受光器 25 ホルダ 27 光学フィルタ 31 レール 32 ローラ 33 コンベア 35 光センサ 51 保護プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G059 AA03 BB08 BB11 CC20 DD12 EE01 EE11 GG02 GG03 HH01 HH06 JJ02 MM04 MM09 NN02 NN07
Claims (7)
- 【請求項1】 卵へ光を出射する投光器(11,12,13)
と、卵を透過した透過光が入射する受光器(21,22,2
3)と、該受光器(21,22,23)に入射された透過光の
強度に基づいて、卵の内部異常を検出する検出器(6)
とを備える検卵装置において、 前記投光器(11,12,13)及び受光器(21,22,23)は
上下に、投光器(11,12,13)から受光器(21,22,2
3)への光路が、所定の領域を通るように対向配置して
あり、前記領域に臨ませて、卵の有無を検出する光セン
サ(35)が配置してあり、前記検出器(6)は、前記光
センサ(35)の検出結果に基づいて、卵の内部異常を検
出するタイミングを決定するようになしてあることを特
徴とする検卵装置。 - 【請求項2】 卵へ光を出射する投光器(11,12,13)
と、卵を透過した透過光が入射する受光器(21,22,2
3)と、該受光器(21,22,23)に入射された透過光の
強度に基づいて、卵の内部異常を検出する検出器(6)
とを備える検卵装置において、 複数のローラ(32)を適宜の間隔で設けてなり、卵を移
送する移送機(3)を備え、前記投光器(11,12,13)
及び受光器(21,22,23)は前記移送機(3)の上下
に、投光器(11,12,13)から受光器(21,22,23)へ
の光路が、相隣るローラ(32)の間隙を通るように対向
配置してあり、前記移送機(3)が卵を移送する領域に
臨ませて、卵の有無を検出する光センサ(35)が配置し
てあり、前記検出器(6)は、前記光センサ(35)の検
出結果に基づいて、卵の内部異常を検出するタイミング
を決定するようになしてあることを特徴とする検卵装
置。 - 【請求項3】 相異なる波長の光を出射する複数の投光
器(11,12,13)が、各投光器(11,12,13)から出射
された光が、前記領域内の所定点で交わるように配置し
てあり、入射する光を制限する筒状部(25,29)を設け
てなる複数の受光器(21,22,23)が、前記筒状部(2
5,29)の光入射口を対応する投光器(11,12,13)に
対向させて配置してある請求項1又は2記載の検卵装
置。 - 【請求項4】 各筒状部(25,29)には、対応する投光
器(11,12,13)が出射する波長の光を選択的に透過さ
せる光学フィルタ(27)がそれぞれ設けてある請求項3
記載の検卵装置。 - 【請求項5】 前記光センサ(35)は、卵検出用投光器
(36)及び卵検出用受光器(37)を上下に、卵検出用投
光器(36)から卵検出用受光器(37)への光路が、前記
所定点を通るように対向配置してなり、前記各投光器
(11,12,13)は上方又は下方の一方に配置してあり、
前記卵検出用受光器(37)は、前記各投光器(11,12,
13)を配置した側に配置してある請求項3又は4記載の
検卵装置。 - 【請求項6】 下方に配置した投光器(11,12,13)又
は受光器(21,22,23)を保護し、投光器(11,12,1
3)から出射された光を透過させる保護プレート(51)
が設けてある請求項1乃至5の何れかに記載の検卵装
置。 - 【請求項7】 前記投光器(11,12,13)は、赤外線よ
り短波長側にピークを有する光を出射する複数の発光ダ
イオード(11a ,12a ,13a )を具備する請求項1乃至
6の何れかに記載の検卵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18252999A JP2001013065A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 検卵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18252999A JP2001013065A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 検卵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001013065A true JP2001013065A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16119910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18252999A Pending JP2001013065A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 検卵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001013065A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-06-28 JP JP18252999A patent/JP2001013065A/ja active Pending
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