JP2001005867A - 電子オンライン商取引システム、電子商取引方法、その装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

電子オンライン商取引システム、電子商取引方法、その装置及びプログラム記録媒体

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JP2001005867A
JP2001005867A JP17238999A JP17238999A JP2001005867A JP 2001005867 A JP2001005867 A JP 2001005867A JP 17238999 A JP17238999 A JP 17238999A JP 17238999 A JP17238999 A JP 17238999A JP 2001005867 A JP2001005867 A JP 2001005867A
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慎也 ▲高▼田
Shinya Takada
Itaru Takeuchi
格 竹内
Akinao Soneoka
昭直 曽根岡
Nobuhisa Miyake
延久 三宅
Akihiro Shimizu
亮博 清水
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 課金形態に拘らず他のシステムの機能部分を
追加拡張することを可能とする。 【解決手段】 既存の電子商取引システム、拡張機能部
の何れにもインターフェイス部を設け、利用者にサービ
ス表示を行い、サービスを選択させると、認証・決済シ
ステムを利用者に選択させ(S4、S5)、請求書を発
行し、利用者はその請求書を決済部へ送り、決済部で利
用者認識を行い、決済処理し(S10)、領収書を利用
者へ送り、利用者は領収書をシステムへ送り、システム
は対応したサービスを利用者に提供する(S13)。サ
ービスの提供が終るとこれをシステムへ通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、既存の電子オン
ライン商取引システムの機能拡張を可能とするシステ
ム、商取引方法、その装置、及びプログラム記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子オンライン商取引システムは大別し
て、サービス部と決済部から成り立っている。サービス
部は、カタログ提示機能やサービス提供機能といった機
能を備えている。カタログ提示機能とは利用者の要求に
応じて、システムが提供するサービス情報、多くの場
合、商品とその価格を提示する機能であり、サービス提
供機能とは利用者にサービスを提供する機能である。
【0003】一方決済部は、会員認証機能や決済処理機
能といった機能を備えている。会員認証機能とは利用者
がシステムの決済処理部を利用する権利を取得している
会員であることを確認し、アクセスしている利用者が権
利取得者本人であることを判定する機能であり、決済処
理機能とは、実貨幣価値に変換可能な価値単位の所有者
を、会員からサービス提供者へ、利用するサービスの対
価分だけ変更する機能である。
【0004】サービス部と決済部は様々な手法のものが
開発されつつある。例を挙げるならば、提供するサービ
スは従来の物販やデジタルコンテンツ販売から、インタ
ーネット電話などの接続サービスへと広がりを見せてい
るし、決済手段は、従来の銀行口座決済やクレジットカ
ード決済から、様々なネットワーク上の電子決済へと多
様性が増している。
【0005】しかしながら、従来の電子ライオン商取引
システムは、各部について、採用する手法とその運用フ
ローをシステムごとに個々に決定し、一個の閉じたシス
テムとして独自の仕様で開発・運用している。また、決
済部を共有化し、サービス部を複数の電子オンライン商
取引サービス提供者が個々に開発する形態のシステムも
存在するが、このようなシステムにおいても、システム
が使用する手法とその運用フローは開発段階で規定され
ているため、同様に一個の閉じた独自仕様のシステムで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電子オン
ライン商取引システムは、通常、新規の機能部分との互
換性がなく、新しい機能を取り込んで拡張する手段を持
たないという欠点を持つ。具体的には、これは個々のシ
ステムで採用する手法とその運用フローが開発段階から
厳密に規定され、他の手法や運用フローに対応するよう
に設計されていないという問題点と各機能部分の実装形
態が個々のシステムによって異なり、多くの場合各機能
が分割されて実装されていないという問題点から生じる
ものである。
【0007】また、システム固有の機密情報保護という
点からも、情報漏洩の可能性のある、システムの安易な
機能拡張を行うことはできない。具体的には、「電子オ
ンライン商取引システム」と「新規の拡張機能部分」と
「利用者」以外に情報の漏洩が起こらないこと、「電子
オンライン商取引システム」と「新規の拡張機能部分」
の間でシステム固有の顧客情報の漏洩が起こらないこ
と、また、「電子オンライン商取引システム」と「新規
の拡張機能部分」の間でやりとりされるべき情報の利用
者への漏洩が起こらないことが達成されなければならな
い。
【0008】以上の理由から、現状の電子オンライン商
取引サービスシステムは、新規に他のシステムの機能部
分を取り入れることができず、結果として利用者が既存
システムの会員のみに限定されてしまっている。逆に、
こうしたシステムの会員は、会員契約を結んだシステム
内に限定されたサービスしか利用することができない。
【0009】また、こうしたシステムは、サービスの多
様化に伴う、課金形態の多様化にも対応することができ
ない。この発明は上記の問題点を考慮してなされたもの
であり、その目的は電子オンライン商取引システムの機
能を、既存の機能部分を利用しつつ、システム固有の機
密情報を保護したまま、安全に、課金形態に関わらず他
のシステムの機能部分を追加することで拡張することを
可能とする電子オンライン商取引システム、その商取引
方法、その装置及びプログラム記録媒体を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、拡張
サービス部コンピュータとして、カタログ提示機能、サ
ービス提供機能を有するサービス部と、システム情報管
理機能、決済部提供機能、請求書発行機能、領収書確認
機能、サービス提供証明書発行機能、請求書、領収書、
サービス提供証明書管理機能、接続システム間決済機能
を有するインターフェイス部とより構成し、拡張決済部
コンピュータとして、会員認証機能、決済処理機能を有
する決済部と、システム情報管理機能、請求書確認機
能、領収書発行機能、サービス提供証明書確認機能、請
求書、領収書、サービス提供証明書管理機能、接続シス
テム間決済機能を有するインターフェイス部とより構成
し、電子商取引システム運用コンピュータとして、上記
サービス部及び上記決済部を有し、更に上記サービス部
コンピュータのインターフェイス部と上記決済部コンピ
ュータのインターフェイス部の両機能をもつインターフ
ェイス部を備え、利用者コンピュータから、サービス表
示要求を、サービス部コンピュータ又は運用コンピュー
タが受付けて、サービスと価格を利用者コンピュータに
提示し、利用者コンピュータからサービス購入依頼を受
けて、認証・決済システムの一覧を利用者コンピュータ
に提示し、利用者コンピュータから認証・決済システム
の選択を受けて、購入依頼サービスに基づく請求書を発
行して利用者コンピュータへ送り、利用者コンピュータ
から請求書を前記選択した決済部の決済部コンピュータ
又は運用コンピュータへ送り、ここで請求書の正当性を
確認して、利用者コンピュータとの間で利用者の認証を
行い、これに合格すると、請求書に基づく決済を行い、
その決済を行ったことを保証する領収書を利用者コンピ
ュータへ送り、利用者コンピュータは領収書を前記サー
ビス部コンピュータ又は運用コンピュータへ送り、ここ
で領収書の正当性を確認して、領収書に基づくサービス
を利用者コンピュータへ提示し、利用者コンピュータで
サービスの提供が完了したことをサービス部コンピュー
タ又は運用コンピュータへ送り、サービス部コンピュー
タ又は運用コンピュータは必要に応じてサービス提供証
明書を作り、決済部コンピュータ又は運用コンピュータ
へ送り、上記決済がホールド課金の場合は、決済部コン
ピュータ又は運用コンピュータでサービス提供証明書の
正当性を確認して、料金引落しの凍結を解除する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を用いてこの発明の実施
の形態について説明する。まず始めに、この発明が機能
拡張の対象とする電子オンライン商取引システムについ
て説明する。−この発明が機能拡張の対象とする電子オ
ンライン商取引システムの形態−図1はこの発明が機能
拡張の対象とする電子オンライン商取引システムであ
る。
【0012】システムは電子商取引システム運用コンピ
ュータ11で構成されており、電子商取引システム運用
コンピュータ11はサービス部12と決済部13からな
りたっている。一般的な電子オンライン商取引システム
では、サービス部12と決済部13は明確に分けられな
いまま、電子商取引システム運用コンピュータ11に実
装されている。
【0013】サービス部12はカタログ提示機能とサー
ビス提供機能を備え、決済部13は会員認証機能と決済
機能を備えている。電子商取引システム運用コンピュー
タ11は金融システム14とコンピュータネットワーク
15に接続されている。複数の利用者コンピュータ16
は、コンピュータネットワーク15に接続されており、
利用者コンピュータ16内には、情報表示プログラム1
7が実装されている。
【0014】コンピュータネットワーク15としてはイ
ンターネット上のWWWを、利用者コンピュータ16の
情報表示プログラム17としてはブラウザを想定してい
る。−この発明が機能拡張の対象とする電子オンライン
商取引システムの運用フロー−図2はこの発明が機能拡
張の対象とする電子オンライン商取引システムの運用フ
ローである。
【0015】以下に図2の運用フローを説明する。利用
者は利用者コンピュータ16からWWWブラウザを用い
て、会員となっている電子商取引システムの運用コンピ
ュータ11にアクセスし、利用可能なサービスを提示す
るよう要求する。システム運用コンピュータ11内のサ
ービス部12は、利用者の要求に答えて、カタログ提示
機能を用いて利用者に利用可能なサービス情報を読みだ
し、提示する。
【0016】利用者は、購入するサービスを決定し、ど
のサービスの購入を希望するかをシステム運用コンピュ
ータ11に伝える。システム運用コンピュータ11内の
決済部13は、認証を行うために必要な情報項目の入力
を利用者に依頼する。利用者は、求められた前記情報を
入力し、システム運用コンピュータ11に提出する。
【0017】決済部13は利用者から提出された前記情
報から会員認証機能を用いて、利用者の認証を行う。認
証が成功した場合には、決済部13の決済処理機能が呼
び出され決済処理が行われる。ここで決済処理とは、利
用者の会員口座からサービスの利用料が引き落とされる
ことを意味する(通常課金)。
【0018】システムの実装形態としては、サービス提
供が終了した後、利用料が引き落とされる課金形態も存
在する(ホールド課金)。こうした場合には利用承認処
理が行われる。ここで、利用承認処理とはサービスの利
用料がサービス提供終了まで、ある特定の量の価値単位
の引落しを凍結することを意味する。またさらに運用フ
ローが、サービスに対する料金が予め決まっている「固
定料金」の場合は、利用料分の価値単位が凍結され、料
金が提供されたサービスにより決まる、つまりサービス
の提供が終了して料金が決まる「可変料金」の場合は、
利用上限額分の価値単位が凍結される。
【0019】決済処理部13の処理終了後、システム運
用コンピュータ11内のサービス部12は、サービス提
供機能を用いて利用者の選択したサービスを提供する。
サービスの提供が終了した後、利用者はシステム運用コ
ンピュータ11にサービスの提供が完了したことを伝え
る。システム運用コンピュータ11はサービス完了通知
を受け取ることで一連の取引の完了を確認する。また、
課金形態がホールド課金の場合は、サービス完了通知を
受け取ると決済部13の決済処理機能が呼び出される。
決済処理機能は先の凍結を解除し、サービスの利用料分
の引落しを実行する。
【0020】以上から明らかなように、こうした電子オ
ンライン商取引システムでは、一連の運用フローで使用
する機能部分がシステム運用コンピュータ11内のもの
に限定され、個々のフローで呼び出される機能部分の種
類、順番も厳密に決められている。また、システムが採
用する課金形態も予め、通常課金なのかホールド課金な
のか、ホールド課金ならば「固定料金」と「可変料金」
のどちらなのかをシステム構築の段階で決定していなけ
ればならない。
【0021】このため他の新規の拡張機能部分を組み込
んで機能拡張を実現するには、サービス部から決済部へ
流れるフローの前後に割り込むことで一連の運用フロー
を分岐し、新規の拡張部分へ課金形態に応じて処理を引
き継ぐ仕組みが必要となる。 −この発明による電子オンライン商取引システムの機能
拡張の実施形態− 図3はこの発明を用いて機能拡張された電子オンライン
商取引システムの一実施形態として、図1の電子オンラ
イン商取引システムに、異なるシステムのサービス部2
1と決済部22を加えたものを示している。ここで追加
するサービス部21と決済部22は、図3に示すように
様々なシステムのものが複数あってもよい。
【0022】追加するサービス部21と決済部22はそ
れぞれ拡張サービス部コンピュータ23と拡張決済部コ
ンピュータ24に実装されている。これらは、実際には
コンピュータネットワーク15を通じ遠隔に存在した
り、他の既存の電子商取引システムの一部決済部やサー
ビス部であってもよい。既存の電子オンライン商取引シ
ステムのシステム運用コンピュータ11及び、追加され
た拡張機能部のコンピュータ23,24にはこの発明で
特に用いられるインターフェイス部25,26,27が
加えられており、各々のコンピュータ11,23,24
は共通のコンピュータネットワーク15に接続されてい
る。
【0023】利用者と電子オンライン商取引システム及
び拡張機能部のコンピュータの間の通信は、SSLなど
の一般的な暗号による通信を想定している。 −電子商取引システム運用− コンピュータ11のインターフェイス部25は図5に示
すように、システム情報管理手段31、決済部提示手段
32、請求書発行手段33、請求書確認手段34、領収
書発行手段35、領収書確認手段36、サービス提供証
明書発行手段37、サービス提供証明書確認手段38、
請求書・領収書・サービス提供証明書管理手段39、接
続システム間決済手段41、制御手段42から構成され
ている。
【0024】拡張サービス部コンピュータ23のインタ
ーフェイス部26は図6に示すように、システム情報管
理手段31、決済部提示手段32、請求書発行手段3
3、領収書確認手段36、サービス提供証明書発行手段
37、請求書・領収書・サービス提供証明書管理手段3
9、接続システム間決済手段41、制御手段42から構
成されている。拡張決済部コンピュータ24のインター
フェイス部27は図7に示すようにシステム情報管理手
段31、請求書確認手段34、領収書発行手段35、サ
ービス提供証明書確認手段38、請求書・領収書・サー
ビス提供証明書管理手段39、接続システム間決済手段
41、制御手段42から構成されている。
【0025】インターフェイス部26,27として、イ
ンターフェイス部25を用いてもよい。システム情報管
理手段31は、既存の電子オンライン商取引システムが
新規に追加したサービス部や決済部、新規に追加した拡
張部に関する情報を管理する機能である。
【0026】具体的には、システムを構成するシステム
運用コンピュータ11、拡張部23,24の各識別子、
各運用コンピュータのコンピュータネットワーク上での
アドレス、公開鍵を管理する。ここで公開鍵は、追加し
た拡張部から送られてきた情報の正当性を認証する手法
(電子署名法)等で使用する。また、拡張される電子オ
ンライン商取引システム自身の識別子、運用コンピュー
タのコンピュータネットワーク上でのアドレス、公開
鍵、秘密鍵の管理もここで行う。
【0027】新規に追加を行う場合には、電子オンライ
ン商取引システムと拡張部の両識別子、両運用コンピュ
ータのコンピュータネットワーク上でのアドレス、両公
開鍵を互いに通知し保存する。また、必要に応じてシス
テム、拡張部の何れかで識別子、運用コンピュータのコ
ンピュータネットワーク上でのアドレス及び公開鍵の全
て又は何れかを新しいものへと更新する場合は、各イン
ターフェイス部のシステム情報管理手段31の対応する
ものを更新する。
【0028】決済部提示手段32は、システム情報管理
手段31からネットワーク15に接続している全ての決
済部の識別子を受け取り、その識別子から利用可能な全
ての認証・決済システムを利用者に提示する機能であ
る。請求書発行手段33は請求書を発行する機能であ
る。この場合請求書とは、利用者が購入を希望している
サービスの対価分の処理を、利用者が会員となっている
決済部に要求するものを示す。請求書には、請求書を発
行するサービス部の識別子、請求書識別子、請求対価、
請求書の有効期限、が少なくとも含まれる。発行した請
求書の有効期限は、請求書が該当する決済部に受理され
る有効期日を表し、サービス形態に合わせてサービス部
を運営するシステムが独自に設定することができる。
【0029】また、課金形態がホールド課金の場合、請
求書の請求対価は、決済部の利用承認処理によって凍結
することを依頼する貨幣価値を表す。請求書には、一般
的な電子署名を施す、電子署名処理には公開鍵暗号法を
使用することを想定している。すなわち請求書のダイジ
ェスト処理と、請求書のダイジェスト値の署名者の秘密
鍵による暗号化処理を行う。電子署名により請求書のダ
イジェスト値が請求書に付け加えられる。
【0030】またさらには、請求書に記載されている情
報の利用者への漏洩を防ぐため、請求書内の各情報を暗
号化する。この暗号化処理にも公開鍵暗号法を使用する
ことを想定している。すなわち、請求書内の各情報に
は、さらに請求書の受領者の公開鍵で暗号化が施され
る。請求書確認手段34は、ネットワークに接続してい
る任意のサービス部から送られてきた請求書の正当性を
確認する機能である。正当性の確認は、請求書を復号化
した後、請求書の電子署名と有効期限に対して行う。
【0031】領収書発行手段35は、領収書を発行する
機能である。領収書は、請求書で要求された決済処理
が、該当する決済部で行われたことを保証する。領収書
には、領収書を発行する決済部の識別子、領収書の識別
子、領収書の有効期限、及び決済処理が終了した請求書
そのものが少なくとも含まれる。発行した領収書の有効
期限は、領収書が再び、サービス提供証明書に含まれた
形で決済部に受理される有効期日を表し、サービス形
態、課金形態に合わせて決済部を運営するシステムが独
自に設定することができる。
【0032】課金形態がホールド課金の場合、領収書は
決済部の利用承認処理によって請求対価分の貨幣価値の
凍結が行われたことを保証する。後の決済処理では、こ
の請求対価以上の引き落としは行われない。また、有効
期限は実質的に請求対価分の貨幣価値の凍結期間を表
す。請求書と同様に領収書には、一般的な電子署名を施
す。また、領収書記載の情報が利用者に漏れることを防
ぐため、一般的な暗号化処理も施す。
【0033】領収書確認手段36は、接続している決済
部から送られてきた領収書の正当性を確認する機能であ
る。領収書の確認は、領収書を復号化した後、領収書の
電子署名と有効期限に対して行う。別の実装形態におい
てはさらに、以前に同一内容の領収書が提出されていな
いことも確認する(二重使用のチェック)。
【0034】別の実装形態においてはさらに、領収書に
含まれる請求書について、その電子署名の確認を行う。
別の実装形態においてはさらに、領収書に含まれる請求
書が、保管してある発行済みの請求書と同一内容である
ことを、両者を直接比較することで確認する。サービス
提供証明書発行手段37はサービス提供証明書を発行す
る機能である。サービス提供証明書は、請求書及び領収
書に基づくサービス部のサービス提供処理が行われたこ
とを保証する。
【0035】サービス提供証明書には、サービス提供証
明書を発行するサービス部の識別子、サービス提供証明
書の識別子及びサービス提供処理が終了した領収書その
ものが少なくとも含まれる。課金形態がホールド課金の
場合、サービス提供証明書にはさらに最終請求対価が付
加される。最終請求対価は凍結されている貨幣価値のう
ち最終的に引き落とされるべき貨幣価値の量を表す。従
って、ホールド課金でも運用フローが「固定料金」の場
合は、最終請求対価には請求書の請求対価と同じ値が入
り、「可変料金」の場合は、利用上限額以下のサービス
利用料が入る。
【0036】請求書や領収書と同様にサービス提供証明
書には、一般的な電子署名を施す。また、領収書記載の
情報が利用者に漏れることを防ぐため、一般的な暗号化
処理も施す。サービス提供証明書確認手段38は、接続
しているサービス部から送られてきたサービス提供証明
書の正当性を確認する機能である。サービス提供証明書
の確認は、サービス提供証明書を復号化した後、電子署
名に対して行う。
【0037】別の実装形態においてはさらに、以前に同
一内容のサービス提供証明書が返送されていないことも
確認する(二重使用のチェック)。別の実装形態におい
てはさらに、サービス提供証明書に含まれる領収書と請
求書について、その電子署名の確認を行う。別の実装形
態においてはさらに、サービス提供証明書の中に含まれ
る領収書が、保管してある発行済みの領収書と同一内容
であることを、両者を直接比較することで確認する。
【0038】請求書・領収書・サービス提供証明書管理
手段39は、接続しているシステム、拡張部分とやりと
りをした請求書、領収書及びサービス提供証明書を保管
し、その授受の状況を管理する機能である。接続システ
ム間決済手段41は、請求書、領収書及びサービス提供
証明書に基づいて、電子オンライン商取引システムと接
続している拡張機能部どうしが決済を行う機能である。
つまり、あるサービス部で利用者にサービスを提供し、
他の決済部でそのサービス提供に対する決済をした時、
その決済した金額が、前記サービス部が受領するよう
に、システム、拡張部相互間で決済をする機能である。
制御手段42は各種データを受信してこれに基づく手段
を実行させ、必要に応じてその結果を送信するなどの制
御を行うものである。−この発明を用いて機能拡張され
た電子オンライン商取引システムの運用フロー−図4
は、この発明を用いて機能拡張された電子オンライン商
取引システムの運用フローである。
【0039】以下に図4の運用フローを説明する。まず
始めに、電子オンライン商取引システムの機能拡張に際
して、電子オンライン商取引システムと各拡張機能部
は、インターフェイス部のシステム情報管理手段31を
用いて、双方の、識別子、コンピュータネットワーク上
でのアドレス、公開鍵を互いに通知し保存しているもの
とする。
【0040】また、図4の運用フローは、追加された決
済部の会員が電子オンライン商取引システムのサービス
を利用することを想定したものである。 S1.利用者は利用者コンピュータ16からWWWブラ
ウザを用いて、電子商取引システムのシステム運用コン
ピュータ11にアクセスし、利用可能なサービスを提示
するよう要求する。
【0041】S2.システム運用コンピュータ11内の
サービス部12はカタログ提示機能を用いて、利用者に
利用可能なサービス情報を提示する。 S3.利用者は、購入するサービスを決定し、どのサー
ビスの購入を希望するかを電子商取引システムのシステ
ム運用コンピュータ11に伝える。 S4.電子商取引システムのシステム運用コンピュータ
11内のインターフェイス部25は、決済部提示手段3
2を呼び出し、接続している認証・決済システムの一覧
を利用者に提示し、利用する認証・決済システムを選択
するように依頼する。
【0042】S5.利用者は、会員となっている認証・
決済システムを選択する。 S6.電子商取引システムのシステム運用コンピュータ
11内のインターフェイス部25は、請求書発行手段3
3を用いて請求書を発行し、利用者に送付する。この
際、利用者が次に請求書を提出する先である、拡張決済
部コンピュータ24のネットワーク上でのアドレスを、
選択した認証・決済システムの決済部識別子によりシス
テム情報管理手段31を用いて読みだし、利用者コンピ
ュータ16内の情報表示プログラム17に伝える。
【0043】S7.利用者は、前記アドレスを頼りに、
請求書を拡張決済部コンピュータ24に提出する。 S8.拡張決済部コンピュータ24のインターフェイス
部27は、請求書確認手段34を用いて請求書の正当性
を確認する。正当性が確認されると、拡張決済部コンピ
ュータ24は、会員認証機能43を用いて認証を行うた
めに必要な情報項目の入力を利用者に依頼する。
【0044】S9.利用者は、求められた前記情報を入
力し、拡張決済部コンピュータ24に提出する。 S10.拡張決済部コンピュータ24内の決済部22
は、利用者から提出された前記情報をもとに、会員認証
機能43を用いて利用者の認証を行う。認証が成功した
場合には、決済機能44が呼び出され、通常課金の場合
は決済処理を、ホール課金の場合は利用承認処理を行
う。
【0045】S11.決済処理部22の処理終了後、拡
張決済部コンピュータ24のインターフェイス部27
は、領収書発行手段35を用いて領収書を発行し、利用
者コンピュータ16に送付する。この際、利用者が次に
領収書を提出する先である、電子商取引システムのシス
テム運用コンピュータ11のネットワーク上でのアドレ
スを、請求書中のサービス部識別子によりシステム情報
管理手段31を用いて読みだし、利用者コンピュータ1
6内の情報表示プログラム17に伝える。
【0046】S12.利用者は、前記アドレスを頼り
に、領収書を電子商取引システムのシステム運用コンピ
ュータ11に提出する。 S13.電子商取引システムのシステム運用コンピュー
タ11のインターフェイス部25は、領収書確認手段3
6を用いて領収書の正当性を確認する。正当性が確認さ
れると、システム運用コンピュータ11内のサービス部
12はサービス提供機能を用いて利用者の選択したサー
ビスを提供する。
【0047】S14.利用者はサービス提供が完了した
ことを電子商取引システムのシステム運用コンピュータ
11に伝える。 S15.電子商取引システムのシステム運用コンピュー
タ11のインターフェイス部25は、サービス提供証明
書発行手段37を用いて、サービス提供証明書を発行
し、拡張決済部コンピュータ24に送付する。この際、
送付先のアドレスは領収書中の決済部識別子によりシス
テム情報管理手段31を用いて読みだす。
【0048】拡張決済部コンピュータ24のインターフ
ェイス部27は、サービス提供証明書確認手段38を用
いて、提出されたサービス提供証明書の正当性を確認す
る。 S16.課金形態がホールド課金の場合は、正当性が確
認されると、決済部22の決済処理機能44が呼び出さ
れる。決済処理機能は先の凍結を解除し、最終請求対価
分の引落しを実行する。
【0049】S17.電子商取引システムのシステム運
用コンピュータ11と拡張決済部コンピュータ24は、
インターフェイス部25,27の接続システム間決済手
段41を用いて、請求書、領収書及びサービス提供証明
書に基づいたシステムどうしの決済を行う。つまり電子
商取引システムのシステム運用コンピュータ11に対
し、拡張決済部コンピュータ24で引落した料金を送信
する。
【0050】以上のようにして、電子オンライン商取引
システムの決済機能の拡張が実現される。拡張サービス
部コンピュータ23を用いたサービス機能の拡張を示す
フローも同様にして表される。 −この発明の特徴のまとめ− 図3の電子商取引システムのような、内部機能がサービ
ス部と決済部の2つに未分化なシステムは、機能拡張に
際してインターフェイス部25によりこれらの機能が分
割されている。機能拡張は、任意のシステムの決済部や
サービス部を用いて行うことができる。また、先に述べ
たように、図3のような電子商取引システムは、インタ
ーフェイス部25により、決済部13とサービス部12
が分割されることから、こうした電子商取引システムの
内部機能を他のシステムの拡張機能部分に用いることも
できる。
【0051】電子商取引システムと拡張機能部分及び利
用者コンピュータ間の通信は、一般的な暗号通信方式を
利用して行われるため、第三者への情報の漏洩は起こら
ない。インターフェイス部が発行する請求書と領収書及
びサービス提供証明書には、各システム固有の顧客情報
が記載されておらず、また会員の認証情報は利用者から
直接各決済部へ入力されるため、顧客情報の他のサービ
ス部や電子商取引システムへの漏洩は起こらない。
【0052】請求書と領収書及びサービス提供証明書に
は、各システムのインターフェイス部が電子署名を行う
ため、請求書や領収書及びサービス提供証明書の改ざん
や各システムへのなりすましは起こらない。またさら
に、請求書と領収書及びサービス提供証明書の内容は一
般的な暗号方式により暗号化されるため、各システム間
でやりとりされるべき情報の利用者への漏洩は起こらな
い。
【0053】この発明のインターフェイス部は、課金形
態の違いに対応している。このため、異なる課金形態の
システムの決済部やサービス部を用いて機能拡張を行う
ことが可能である。上述においてホールド課金を用いず
通常課金のみのシステムとする場合は、サービス提供証
明書は不要となる。つまりサービス提供証明書発行手段
37、サービス提供証明書確認手段38は省略される。
【0054】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、オ
ンラインビジネスの分野において、電子商取引サービス
事業者が有する電子商取引システムの機能拡張を、既存
の機能部分を利用しつつ、各システム内の機密情報を保
護したまま、安全に、課金形態に関わらず行うことが可
能になる。
【0055】これにより既存のサービス提供者は他のシ
ステムの決済部の一部修正(インターフェイス部とのイ
ンターフェイスのための修正)でよく、前記決済部の大
部分を使用することができ、結果として他のシステムの
会員をサービス利用者として取り込むことができる。こ
のため、電子オンライン商取引システムの利用者は、あ
る1つのシステムの会員になるだけで、会員になったシ
ステムの決済部を使って他のシステムのサービス部を利
用することができるようになる。
【0056】また新規電子オンライン商取引サービス参
入者はサービス部と決済部のどちらかを開発すれば、他
の既存のシステムに追加することで電子オンライン商取
引の分野に進出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による機能拡張の対象となる電子商取
引システムの構成図。
【図2】この発明による機能拡張の対象となる電子商取
引システムの運用フローを示す図。
【図3】この発明により機能拡張された電子商取引シス
テムの構成図。
【図4】この発明により機能拡張された電子商取引シス
テムの運用フローを示す図。
【図5】図3中のインターフェイス部25の機能構成を
示す図。
【図6】図3中の拡張サービス部コンピュータ23の機
能構成を示す図。
【図7】図3中の拡張決済部コンピュータ24の機能構
成を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽根岡 昭直 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 三宅 延久 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 清水 亮博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB11 CC00 DD05 EE05 FF02 FF03 FF09 GG07 5B055 EE03 EE21 HB01 LL03 LL15 PA05 5J104 AA07 AA09 KA01 KA04 LA03 LA05 NA38 PA09 PA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者コンピュータと、電子商取引シス
    テム運用コンピュータとがコンピュータネットワークに
    接続され、 上記電子商取引システム運用コンピュータは上記利用者
    コンピュータからの要求に応じて、システムが提供する
    サービスとその価格情報を提示する機能と、利用者コン
    ピュータにサービスを提供する機能からなるサービス部
    と、 利用者がシステムの決済部を利用する権利を取得してい
    る、会員であることを確認し、アクセスしている利用者
    が権利取得者本人であることを判定する機能と、実貨幣
    価値に変換可能な価値単位の所有者を、会員からサービ
    ス提供者へ、利用するサービスの対価分だけ変更する機
    能からなる決済部とを有するものであって、 上記電子商取引システム運用コンピュータに、 サービス部や決済部に関する情報を管理する機能と、 利用可能な決済部を利用者に提示する機能と、 利用者が購入を希望しているサービスの対価分の決済処
    理を利用者が会員となっている決済部に要求する請求書
    を発行する機能と、 提出された領収書の正当性を確認する機能と、 請求書、領収書に基づいて、追加したサービス部や決済
    部と電子オンライン商取引システムの間で決済を行う機
    能と、 提出された請求書の正当性を確認する機能と、 請求書で要求された決済処理が、該当する決済部で行わ
    れたことを保証する領収書を発行する機能とからなるイ
    ンターフェイス部が付加されていることを特徴とする電
    子オンライン商取引システム。
  2. 【請求項2】 拡張サービス部コンピュータ、拡張決済
    部コンピュータ、利用者コンピュータがコンピュータネ
    ットワークに接続された電子商取引システムであって、 上記拡張サービス部コンピュータは、 カタログを提示する機能とサービスを提供する機能から
    構成されるサービス部と、 拡張サービス部コンピュータや拡張決済部コンピュータ
    に関する情報を管理するシステム情報管理機能、決済部
    提示機能、購入サービスの対価分の決済処理を決済部に
    要求する請求書を発行する請求書発行機能、領収書確認
    機能、および接続システム間決済機能から構成されるイ
    ンターフェイス部とから構成され、 上記拡張決済部コンピュータは、 会員であることを確認し、上記会員が権利者であること
    を判定する会員認証機能と、サービスの対価分を移転す
    る決済手段から構成される決済部と、 拡張サービス部コンピュータや拡張決済部コンピュータ
    に関する情報を管理するシステム情報管理機能、請求書
    確認機能、請求書で要求された決済処理が行われたこと
    を保証する領収書を発行する領収書発行機能、および接
    続システム間決済機能から構成されるインターフェイス
    部から構成され、 上記利用者コンピュータは上記拡張サービス部コンピュ
    ータにサービス購入依頼する機能、上記拡張決済部コン
    ピュータに決済依頼する機能を有することを特徴とした
    電子オンライン商取引システム。
  3. 【請求項3】 上記電子商取引システム運用コンピュー
    タのインターフェイス部、上記サービス部のインターフ
    ェイス部に領収書に基づくサービス提供処理が行われた
    ことを保証するサービス提供証明書を発行する機能を有
    し、 上記電子商取引システム運用コンピュータのインターフ
    ェイス部、上記決済部のインターフェイス部に提出され
    たサービス提供証明書の正当性を確認する機能を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子オンライン
    商取引システム。
  4. 【請求項4】 上記各インターフェイス部には、請求
    書、領収書を保管し、請求書、領収書の授受の状況を管
    理する機能を有することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の電子オンライン商取引システム。
  5. 【請求項5】 電子オンライン商取引システムのサービ
    スを提供するサービス部コンピュータであって、 利用者コンピュータからの要求に応じて、システムが提
    供するサービスと、その価格情報を提示する機能と、利
    用者コンピュータにサービスを提供する機能とからなる
    サービス部と、 サービス部コンピュータや決済部コンピュータに関する
    情報を管理する機能と、 利用可能な決済部を利用者に提示する機能と、 利用者が購入を希望しているサービスの対価分の決済処
    理を利用者が会員となっている決済部に要求する請求書
    を発行する機能と、 提出された領収書の正当性を確認する機能と、 請求書、領収書、サービス提供証明書に基づいて、追加
    したサービス部コンピュータや決済部コンピュータと電
    子オンライン商取引システムの間で決済を行う機能とか
    らなるインターフェイス部とを具備することを特徴とす
    るサービス部コンピュータ。
  6. 【請求項6】 上記インターフェイス部は領収書に基づ
    くサービス提供処理が行われたことを保証するサービス
    提供証明書を発行する機能と、 やりとりされる請求書、領収書、サービス提供証明書を
    保管し、請求書、領収書、サービス提供証明書の授受の
    状況を管理する機能とを有することを特徴とする請求項
    5記載のサービス部コンピュータ。
  7. 【請求項7】 電子オンライン商取引システムの決済を
    行う決済部コンピュータであって、 利用者がシステムの決済部を利用する権利を取得してい
    る会員であることを確認し、アクセスしている利用者が
    権利取得者本人であることを判定する機能と、実貨幣価
    値に変換可能な価値単位の所有者を、会員からサービス
    提供者へ、利用するサービスの対価分だけ変更する機能
    とからなる決済部と、 サービス部コンピュータや決済部コンピュータに関する
    情報を管理する機能と、 提出された請求書の正当性を確認する機能と、 請求書で要求された決済処理が、該当する決済部で行わ
    れたことを保証する領収書を発行する機能と、 請求書、領収書、サービス提供証明書に基づいて、追加
    したサービス部コンピュータや決済部コンピュータと電
    子オンライン商取引システムの間で決済を行う機能から
    なるインターフェイス部とを具備することを特徴とする
    決済部コンピュータ。
  8. 【請求項8】 上記インターフェイス部は提出されたサ
    ービス提供証明書の正当性を確認する機能と、 やりとりされる請求書、領収書、サービス提供証明書を
    保管し、請求書、領収書、サービス提供証明書の授受の
    状況を管理する機能とを有することを特徴とする請求項
    7記載の決済部コンピュータ。
  9. 【請求項9】 利用者が利用者コンピュータにより、拡
    張サービス部コンピュータ又はシステム運用コンピュー
    タにサービスの表示を依頼し、 その拡張サービス部コンピュータ又はシステム運用コン
    ピュータが、利用者コンピュータにサービスを表示し、 利用者が利用者コンピュータにより、前記拡張サービス
    部コンピュータ又はシステム運用コンピュータにサービ
    スの購入を依頼し、 拡張サービス部コンピュータ又はシステム運用コンピュ
    ータが、利用者コンピュータに認証・決済システムの候
    補を表示し、 利用者が利用者コンピュータにより、前記決済部の認証
    ・決済システムを選択し、 拡張サービス部コンピュータ又はシステム運用コンピュ
    ータが、利用者コンピュータに請求書を送り、 利用者が利用者コンピュータにより、前記請求書を拡張
    決済部コンピュータ又はシステム運用コンピュータに送
    信し、 前記拡張決済部コンピュータ又はシステム運用コンピュ
    ータが認証情報の入力を利用者コンピュータに依頼し、 利用者が利用者コンピュータにより、前記認証情報を入
    力し、拡張決済部コンピュータ又はシステム運用コンピ
    ュータに送信し、 前記拡張決済部コンピュータ又はシステム運用コンピュ
    ータが利用者コンピュータに領収書を発行し、 利用者が利用者コンピュータにより、前記領収書を拡張
    サービス部コンピュータ又はシステム運用コンピュータ
    に送信し、 前記拡張サービス部コンピュータ又はシステム運用コン
    ピュータが利用者コンピュータにサービスを提供し、 利用者が利用者コンピュータにより、サービスの完了を
    拡張サービス部コンピュータ又はシステム運用コンピュ
    ータに送信し、 その拡張サービス部コンピュータ又はシステム運用コン
    ピュータが、前記サービス提供証明書を拡張決済部コン
    ピュータ又はシステム運用コンピュータに送信すること
    を特徴とした電子商取引方法。
  10. 【請求項10】 利用者コンピュータよりのサービス表
    示依頼を受付ける処理と、 その表示依頼を受付けると利用者コンピュータにサービ
    スを提示する処理と、 利用者コンピュータよりのサービス購入依頼を受付ける
    処理と、 その購入依頼を受付けると利用者コンピュータに認証・
    決済システムの候補を提示する処理と、 利用者コンピュータよりの選択した決済部の認証・決済
    システムを受付ける処理と、 購入依頼されたサービスの対価分の決済処理を選択した
    認証・決済システムの決済部に要求する請求書を発行し
    て利用者コンピュータに送る処理と、 利用者コンピュータよりの上記請求書を受付けてその正
    当性を確認する処理と、 認証情報の入力を利用者コンピュータに依頼する処理
    と、 利用者コンピュータよりの上記認証情報を受付けて利用
    者認証を行い、その認証に成功すると、上記請求書に対
    する決済処理を行う処理と、 その決済が行われたことを保証する領収書を発行して利
    用者コンピュータに送る処理と、 利用者コンピュータよりの上記領収書を受付ける処理
    と、 その領収書の正当性を確認してそれに応じたサービス
    を、利用者コンピュータに提供する処理と、 利用者コンピュータよりのサービス完了を受付ける処理
    とを、電子オンライン商取引システムの運用コンピュー
    タに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 電子オンライン商取引システムのサー
    ビスを提供するサービス部コンピュータが実行するプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 利用者コンピュータからの要求を受付ける処理と、 その要求に応じてシステムが提供するサービスと、その
    価格情報を利用者コンピュータに提示する処理と、 サービス部コンピュータや決済部コンピュータに関する
    情報を管理する処理と、 利用可能な決済部を利用者に提示する処理と、 利用者コンピュータから購入サービス及び選択した決済
    部を受付ける処理と、 上記購入サービスの対価分の決済処理を上記決済部に要
    求する請求書を発行する処理と、 利用者コンピュータから領収書を受付ける処理と、 その領収書の正当性を確認する処理と、 その領収書と対応したサービスを利用者コンピュータに
    提供する処理と、 利用者コンピュータからサービス提供の完了を受付ける
    処理と、 そのサービス提供の完了を受付けると領収書に基づくサ
    ービス提供の処理が行われたことを保証するサービス提
    供証明書を発行する処理と、 やりとりされる請求書、領収書、サービス提供証明書を
    保管し、請求書、領収書、サービス提供証明書の授受の
    状況を管理する処理と、 請求書、領収書、サービス提供証明書に基づいて、追加
    したサービス部コンピュータと決済部コンピュータと電
    子オンライン商取引システムの間で決済を行う処理とを
    上記コンピュータに実行させるプログラムを記録した記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 電子オンライン商取引システムの決済
    を行う決済部コンピュータに実行させるプログラムを記
    録した記録媒体であって、 サービス部コンピュータや決済部コンピュータに関する
    情報を管理する処理と、利用者コンピュータから提出さ
    れた請求書を受付ける処理と、 その請求書の正当性を確認する処理と、 利用者コンピュータの利用者がシステムの決済部を利用
    する権利を取得している会員であることを確認し、アク
    セスしている利用者が権利取得者本人であることを判定
    する処理と、 上記請求書に基づき、実貨幣価値に変換可能な価値単位
    の所有者を、会員からサービス提供者へ、利用するサー
    ビスの対価分だけ変更する処理と、 請求書で要求された決済処理が、該当する決済部で行わ
    れたことを保証する領収書を発行する処理と、 提出されたサービス提供証明書の正当性を確認する処理
    と、 やりとりされる請求書、領収書、サービス提供証明書を
    保管し、請求書、領収書、サービス提供証明書の授受の
    状況を管理する処理と、 請求書、領収書、サービス提供証明書に基づいて、追加
    したサービス部コンピュータと決済部コンピュータと電
    子オンライン商取引システムの間で決済を行う処理と、 を上記コンピュータに実行させるプログラムを記録した
    記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529794A (ja) * 2011-08-25 2014-11-13 中▲興▼通▲訊▼股▲フン▼有限公司 アプリ・ストア・システム及びアプリ内購入機能の実現方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529794A (ja) * 2011-08-25 2014-11-13 中▲興▼通▲訊▼股▲フン▼有限公司 アプリ・ストア・システム及びアプリ内購入機能の実現方法

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