JP2001005791A - 分散オブジェクト生成方式 - Google Patents
分散オブジェクト生成方式Info
- Publication number
- JP2001005791A JP2001005791A JP11173375A JP17337599A JP2001005791A JP 2001005791 A JP2001005791 A JP 2001005791A JP 11173375 A JP11173375 A JP 11173375A JP 17337599 A JP17337599 A JP 17337599A JP 2001005791 A JP2001005791 A JP 2001005791A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- client
- distributed
- server
- host
- distributed object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クライアント側のアプリケーションプログラ
ムに対する汎用性を損なうことなく分散オブジェクトを
生成する。 【解決手段】 分散コンピュータ環境30の実行環境3
1において、クライアント11にクライアントオブジェ
クト33を備えた。クライアントアプリケーション17
は、クライアントオブジェクト33を利用して分散オブ
ジェクト14を介してサーバオブジェクト16を呼び出
し、ミドルウェア15を利用してホスト13のレガシー
システム18にアクセスする。開発環境32は、オブジ
ェクト生成部34と、パラメータ定義情報格納部35と
から構成した。オブジェクト生成部34はパラメータ定
義情報格納部35に格納されたパラメータ定義情報に基
づいてクライアントオブジェクト33及びサーバオブジ
ェクト16を生成して実行環境31に出力する。
ムに対する汎用性を損なうことなく分散オブジェクトを
生成する。 【解決手段】 分散コンピュータ環境30の実行環境3
1において、クライアント11にクライアントオブジェ
クト33を備えた。クライアントアプリケーション17
は、クライアントオブジェクト33を利用して分散オブ
ジェクト14を介してサーバオブジェクト16を呼び出
し、ミドルウェア15を利用してホスト13のレガシー
システム18にアクセスする。開発環境32は、オブジ
ェクト生成部34と、パラメータ定義情報格納部35と
から構成した。オブジェクト生成部34はパラメータ定
義情報格納部35に格納されたパラメータ定義情報に基
づいてクライアントオブジェクト33及びサーバオブジ
ェクト16を生成して実行環境31に出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散コンピュータ
環境において、例えばイントラネット内のシステムと、
ホストコンピュータ上の既存システム(レガシーシステ
ム)とを結合する分散オブジェクトの生成方式に関す
る。
環境において、例えばイントラネット内のシステムと、
ホストコンピュータ上の既存システム(レガシーシステ
ム)とを結合する分散オブジェクトの生成方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、分散コンピュータ環境におけるコ
ネクタ機能は、イントラネット内のシステムとホストコ
ンピュータ上の既存システムを結合する分散オブジェク
トの生成機能を有している。この分散オブジェクトを利
用する方法としては以下の2つの方法が知られている。
先ず、第1の方法について説明する。図3は従来技術の
一例による分散コンピュータ環境10を示すブロック構
成図である。分散コンピュータ環境10は、クライアン
ト11と、サーバ12と、ホスト13とから構成されて
いる。ここで、クライアント11とサーバ12の間には
分散オブジェクト14が設けられており、サーバ12と
ホスト13との間にはミドルウェア15が設けられてい
る。サーバ12にはサーバオブジェクト16が備えられ
ており、クライアント11のクライアントアプリケーシ
ョン17は、分散オブジェクト14を介してサーバオブ
ジェクト16を呼び出し、さらに、ミドルウェア15を
利用してホスト13のレガシーシステム18にアクセス
する。
ネクタ機能は、イントラネット内のシステムとホストコ
ンピュータ上の既存システムを結合する分散オブジェク
トの生成機能を有している。この分散オブジェクトを利
用する方法としては以下の2つの方法が知られている。
先ず、第1の方法について説明する。図3は従来技術の
一例による分散コンピュータ環境10を示すブロック構
成図である。分散コンピュータ環境10は、クライアン
ト11と、サーバ12と、ホスト13とから構成されて
いる。ここで、クライアント11とサーバ12の間には
分散オブジェクト14が設けられており、サーバ12と
ホスト13との間にはミドルウェア15が設けられてい
る。サーバ12にはサーバオブジェクト16が備えられ
ており、クライアント11のクライアントアプリケーシ
ョン17は、分散オブジェクト14を介してサーバオブ
ジェクト16を呼び出し、さらに、ミドルウェア15を
利用してホスト13のレガシーシステム18にアクセス
する。
【0003】次に、第2の方法について説明する。図4
は従来技術の一例による分散コンピュータ環境20を示
すブロック構成図である。なお、上述した従来技術と同
一部分には同じ符号を配して説明を簡略または省略す
る。ここで、クライアント11には、クライアントアプ
リケーション17の記述言語に依存したラッピングモジ
ュール19が設けられており、クライアントアプリケー
ション17は、ラッピングモジュール19を利用するこ
とによってサーバオブジェクト16を呼び出す。すなわ
ち、このラッピングモジュール19のオブジェクト呼び
出し機能により分散オブジェクト14を介してサーバオ
ブジェクト16を呼び出し、さらに、ミドルウェア15
を利用してホスト13のレガシーシステム18にアクセ
スする。
は従来技術の一例による分散コンピュータ環境20を示
すブロック構成図である。なお、上述した従来技術と同
一部分には同じ符号を配して説明を簡略または省略す
る。ここで、クライアント11には、クライアントアプ
リケーション17の記述言語に依存したラッピングモジ
ュール19が設けられており、クライアントアプリケー
ション17は、ラッピングモジュール19を利用するこ
とによってサーバオブジェクト16を呼び出す。すなわ
ち、このラッピングモジュール19のオブジェクト呼び
出し機能により分散オブジェクト14を介してサーバオ
ブジェクト16を呼び出し、さらに、ミドルウェア15
を利用してホスト13のレガシーシステム18にアクセ
スする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1の方法で
は、クライアント11とサーバ12との間における分散
オブジェクト14の例えば通信性能等の性能の改善およ
び変更等を行う際に、分散オブジェクト14のインタフ
ェースの変更が必要となるため、分散オブジェクト14
の呼び出し側のクライアントアプリケーション17にも
変更が必要となり、クライアントアプリケーション17
とのインタフェースに影響を与えてしまうという問題が
ある。上記の第2の方法では、ラッピングモジュール1
9はクライアントアプリケーション17の記述言語に依
存しており、例えば他言語で記述されたアプリケーショ
ンプログラムから利用する場合には、記述言語毎にラッ
ピングモジュール19が必要となり、汎用性に欠けると
いう問題がある。本発明は上記事情に鑑みてなされたも
ので、イントラネット内のシステムと既存システムとを
結合するコネクタ機能において、クライアントアプリケ
ーションに対する分散オブジェクトの汎用性を損なうこ
となく分散オブジェクトを生成することが可能な分散オ
ブジェクト生成方式を提供することを目的とする。
は、クライアント11とサーバ12との間における分散
オブジェクト14の例えば通信性能等の性能の改善およ
び変更等を行う際に、分散オブジェクト14のインタフ
ェースの変更が必要となるため、分散オブジェクト14
の呼び出し側のクライアントアプリケーション17にも
変更が必要となり、クライアントアプリケーション17
とのインタフェースに影響を与えてしまうという問題が
ある。上記の第2の方法では、ラッピングモジュール1
9はクライアントアプリケーション17の記述言語に依
存しており、例えば他言語で記述されたアプリケーショ
ンプログラムから利用する場合には、記述言語毎にラッ
ピングモジュール19が必要となり、汎用性に欠けると
いう問題がある。本発明は上記事情に鑑みてなされたも
ので、イントラネット内のシステムと既存システムとを
結合するコネクタ機能において、クライアントアプリケ
ーションに対する分散オブジェクトの汎用性を損なうこ
となく分散オブジェクトを生成することが可能な分散オ
ブジェクト生成方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の分散
オブジェクト生成方式は、ミドルウエアを介してホスト
に結合されるサーバに分散オブジェクトによりクライア
ントが結合されてなる分散コンピュータシステムにおい
て、前記クライアントは、前記ホスト上の既存システム
に接続する際に使用されるクライアントアプリケーショ
ンと、前記分散オブジェクトとのインタフェースを司る
クライアントオブジェクトを備えており、前記分散オブ
ジェクトは、前記クライアントオブジェクトと、前記サ
ーバに備えられたサーバオブジェクトとを結合するよう
に生成されることを特徴としている。
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の分散
オブジェクト生成方式は、ミドルウエアを介してホスト
に結合されるサーバに分散オブジェクトによりクライア
ントが結合されてなる分散コンピュータシステムにおい
て、前記クライアントは、前記ホスト上の既存システム
に接続する際に使用されるクライアントアプリケーショ
ンと、前記分散オブジェクトとのインタフェースを司る
クライアントオブジェクトを備えており、前記分散オブ
ジェクトは、前記クライアントオブジェクトと、前記サ
ーバに備えられたサーバオブジェクトとを結合するよう
に生成されることを特徴としている。
【0006】さらに、請求項2に記載の分散オブジェク
ト生成方式は、前記クライアントは、前記クライアント
オブジェクトのソースプログラムを生成し、このソース
プログラムをコンパイルおよびリンクして前記クライア
ントオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段を備
えていることを特徴としている。
ト生成方式は、前記クライアントは、前記クライアント
オブジェクトのソースプログラムを生成し、このソース
プログラムをコンパイルおよびリンクして前記クライア
ントオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段を備
えていることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の分散オブジェクト
生成方式の実施形態について添付図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の一実施形態に係わる分散オブジ
ェクト生成方式を具現する分散コンピュータ環境30の
ブロック構成図であり、図2は図1に示すオブジェクト
生成部12のブロック構成図である。なお、上述した従
来技術と同一部分には同じ符号を配して説明を簡略また
は省略する。本実施の形態による分散コンピュータ環境
30は、図1に示すように、実行環境31と、開発環境
32とから構成されている。実行環境31は、例えばイ
ントラネット内のシステムから既存システムを利用する
ものであって、クライアント11と、サーバ12と、ホ
スト13とから構成されている。
生成方式の実施形態について添付図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の一実施形態に係わる分散オブジ
ェクト生成方式を具現する分散コンピュータ環境30の
ブロック構成図であり、図2は図1に示すオブジェクト
生成部12のブロック構成図である。なお、上述した従
来技術と同一部分には同じ符号を配して説明を簡略また
は省略する。本実施の形態による分散コンピュータ環境
30は、図1に示すように、実行環境31と、開発環境
32とから構成されている。実行環境31は、例えばイ
ントラネット内のシステムから既存システムを利用する
ものであって、クライアント11と、サーバ12と、ホ
スト13とから構成されている。
【0008】図1に基づいてコネクタ機能を説明する
と、クライアント11及びサーバ12はイントラネット
内のシステムであり、ホスト13はイントラネット外の
ホストコンピュータ上のシステムであり、サーバ12は
ホスト13とミドルウェア15を介して結合されてい
る。ここで、クライアント11と、サーバ12とが分散
オブジェクト14で結合されていることによって、クラ
イアント11と、ホスト13のレガシーシステム18と
が結合されている。クライアント11はクライアントオ
ブジェクト33を備えており、クライアントアプリケー
ション17は、クライアントオブジェクト33を利用す
ることによって、分散オブジェクト14を介してサーバ
オブジェクト16を呼び出す。そして、サーバオブジェ
クト16はミドルウェア15を利用してホスト13のレ
ガシーシステム18にアクセスする。
と、クライアント11及びサーバ12はイントラネット
内のシステムであり、ホスト13はイントラネット外の
ホストコンピュータ上のシステムであり、サーバ12は
ホスト13とミドルウェア15を介して結合されてい
る。ここで、クライアント11と、サーバ12とが分散
オブジェクト14で結合されていることによって、クラ
イアント11と、ホスト13のレガシーシステム18と
が結合されている。クライアント11はクライアントオ
ブジェクト33を備えており、クライアントアプリケー
ション17は、クライアントオブジェクト33を利用す
ることによって、分散オブジェクト14を介してサーバ
オブジェクト16を呼び出す。そして、サーバオブジェ
クト16はミドルウェア15を利用してホスト13のレ
ガシーシステム18にアクセスする。
【0009】開発環境32は、オブジェクト生成部34
と、パラメータ定義情報格納部35とから構成されてい
おり、オブジェクト生成部34はパラメータ定義情報格
納部35に格納されたパラメータ定義情報に基づいてク
ライアントオブジェクト33及びサーバオブジェクト1
6を生成して実行環境31に出力する。図2に示すよう
に、オブジェクト生成部34は、サーバオブジェクトソ
ース生成部41と、クライアントオブジェクトソース生
成部42と、サーバオブジェクトソースコンパイル・リ
ンク部43と、クライアントオブジェクトソースコンパ
イル・リンク部44とから構成されている。
と、パラメータ定義情報格納部35とから構成されてい
おり、オブジェクト生成部34はパラメータ定義情報格
納部35に格納されたパラメータ定義情報に基づいてク
ライアントオブジェクト33及びサーバオブジェクト1
6を生成して実行環境31に出力する。図2に示すよう
に、オブジェクト生成部34は、サーバオブジェクトソ
ース生成部41と、クライアントオブジェクトソース生
成部42と、サーバオブジェクトソースコンパイル・リ
ンク部43と、クライアントオブジェクトソースコンパ
イル・リンク部44とから構成されている。
【0010】本実施の形態による分散オブジェクト生成
方式を具現する分散コンピュータ環境30は上述の構成
を備えており、次に、分散オブジェクト生成方式の動作
について図1および図2を参照しながら説明する。先
ず、オブジェクト生成部34は、パラメータ定義情報格
納部32に格納されたレガシーシステム10に対するパ
ラメータ定義情報に基づいて各オブジェクト16,33
を生成する。サーバオブジェクトソース生成部41はパ
ラメータ定義情報に基づいてサーバオブジェクト16の
ソースプログラムを作成し、次に、サーバオブジェクト
ソースコンパイル・リンク部43がソースプログラムか
らサーバオブジェクト16を生成する。さらに、クライ
アントオブジェクトソース生成部42はパラメータ定義
情報に基づいてクライアントオブジェクト33のソース
プログラムを作成し、次に、クライアントオブジェクト
ソースコンパイル・リンク部44がソースプログラムか
らクライアントオブジェクト33を生成する。次に、開
発環境32は、作成した各オブジェクト16,33を実
行環境31に出力する。
方式を具現する分散コンピュータ環境30は上述の構成
を備えており、次に、分散オブジェクト生成方式の動作
について図1および図2を参照しながら説明する。先
ず、オブジェクト生成部34は、パラメータ定義情報格
納部32に格納されたレガシーシステム10に対するパ
ラメータ定義情報に基づいて各オブジェクト16,33
を生成する。サーバオブジェクトソース生成部41はパ
ラメータ定義情報に基づいてサーバオブジェクト16の
ソースプログラムを作成し、次に、サーバオブジェクト
ソースコンパイル・リンク部43がソースプログラムか
らサーバオブジェクト16を生成する。さらに、クライ
アントオブジェクトソース生成部42はパラメータ定義
情報に基づいてクライアントオブジェクト33のソース
プログラムを作成し、次に、クライアントオブジェクト
ソースコンパイル・リンク部44がソースプログラムか
らクライアントオブジェクト33を生成する。次に、開
発環境32は、作成した各オブジェクト16,33を実
行環境31に出力する。
【0011】実行環境31は、開発環境32から出力さ
れたクライアントオブジェクト33に基づいてクライア
ントアプリケーション17を作成し、例えばこのクライ
アントアプリケーション17によりクライアントオブジ
ェクト33及びサーバオブジェクト16を介してホスト
13上のレガシーシステム18にアクセスする等を行う
ことによって、クライアントオブジェクト33及びサー
バオブジェクト16の通信性能等に対する評価を行う。
ここで、通信性能等の性能に問題があれば、再び、サー
バオブジェクトソース生成部41およびクライアントオ
ブジェクトソース生成部42のそれぞれにおいて、サー
バオブジェクト16およびクライアントオブジェクト3
3の各ソースプログラムを修正し、サーバオブジェクト
ソースコンパイル・リンク部43においてサーバオブジ
ェクト16を、クライアントオブジェクトソースコンパ
イル・リンク部44においてクライアントオブジェクト
33をそれぞれ生成する。なお、クライアントアプリケ
ーション21については、例えば分散オブジェクト14
の改善や変更等の影響が及ばないように作成する。これ
によって、クライアントアプリケーション21の作成は
一度だけで済ますことができる。また、作成した各オブ
ジェクト16,33を、例えば各オブジェクト16,3
3のソースプログラムの記述言語と異なる他の記述言語
によるアプリケーションプログラムから呼び出す場合、
アプリケーションプログラムの記述言語がオブジェクト
対応すなわち適宜のオブジェクトを組み込んでアプリケ
ーションプログラムを実行することができるものであれ
ば、各オブジェクト16,33を修正すること無しに呼
び出し可能となる。
れたクライアントオブジェクト33に基づいてクライア
ントアプリケーション17を作成し、例えばこのクライ
アントアプリケーション17によりクライアントオブジ
ェクト33及びサーバオブジェクト16を介してホスト
13上のレガシーシステム18にアクセスする等を行う
ことによって、クライアントオブジェクト33及びサー
バオブジェクト16の通信性能等に対する評価を行う。
ここで、通信性能等の性能に問題があれば、再び、サー
バオブジェクトソース生成部41およびクライアントオ
ブジェクトソース生成部42のそれぞれにおいて、サー
バオブジェクト16およびクライアントオブジェクト3
3の各ソースプログラムを修正し、サーバオブジェクト
ソースコンパイル・リンク部43においてサーバオブジ
ェクト16を、クライアントオブジェクトソースコンパ
イル・リンク部44においてクライアントオブジェクト
33をそれぞれ生成する。なお、クライアントアプリケ
ーション21については、例えば分散オブジェクト14
の改善や変更等の影響が及ばないように作成する。これ
によって、クライアントアプリケーション21の作成は
一度だけで済ますことができる。また、作成した各オブ
ジェクト16,33を、例えば各オブジェクト16,3
3のソースプログラムの記述言語と異なる他の記述言語
によるアプリケーションプログラムから呼び出す場合、
アプリケーションプログラムの記述言語がオブジェクト
対応すなわち適宜のオブジェクトを組み込んでアプリケ
ーションプログラムを実行することができるものであれ
ば、各オブジェクト16,33を修正すること無しに呼
び出し可能となる。
【0012】本実施の形態による分散オブジェクト生成
方式によれば、クライアント11にクライアントオブジ
ェクト33が設けられており、例えばクライアント11
とサーバ12との間の分散オブジェクト14に改善や変
更等を行った場合であっても、クライアントオブジェク
ト33のみを変更することで対応することができ、クラ
イアントアプリケーション17とのインタフェースに影
響を与えることを防ぐことが可能となる。さらに、クラ
イアントオブジェクト33は、オブジェクト対応してい
る記述言語であれば呼び出し可能とされているため、ク
ライアントアプリケーション17がクライアントオブジ
ェクト33と同じ記述言語である必要はなく、クライア
ントアプリケーション17の記述言語に対する依存度
が、例えばラッピングモジュール等に比べて小さくな
り、より汎用性を高めることができる。
方式によれば、クライアント11にクライアントオブジ
ェクト33が設けられており、例えばクライアント11
とサーバ12との間の分散オブジェクト14に改善や変
更等を行った場合であっても、クライアントオブジェク
ト33のみを変更することで対応することができ、クラ
イアントアプリケーション17とのインタフェースに影
響を与えることを防ぐことが可能となる。さらに、クラ
イアントオブジェクト33は、オブジェクト対応してい
る記述言語であれば呼び出し可能とされているため、ク
ライアントアプリケーション17がクライアントオブジ
ェクト33と同じ記述言語である必要はなく、クライア
ントアプリケーション17の記述言語に対する依存度
が、例えばラッピングモジュール等に比べて小さくな
り、より汎用性を高めることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分散オブ
ジェクト生成方式によれば、クライアントにクライアン
トオブジェクトが設けられており、例えばクライアント
とサーバとの間の分散オブジェクトに改善や変更等を行
った場合であっても、クライアントオブジェクトのみを
変更することで対応することができ、クライアントアプ
リケーションとのインタフェースに影響を与えることを
防ぐことが可能となる。さらに、クライアントオブジェ
クトは、オブジェクト対応している記述言語であれば呼
び出し可能なため、クライアントアプリケーションがク
ライアントオブジェクトと同じ記述言語である必要はな
く、クライアントアプリケーションの記述言語に対する
依存度が、例えばラッピングモジュール等に比べて小さ
くなり、より汎用性を高めることができる。
ジェクト生成方式によれば、クライアントにクライアン
トオブジェクトが設けられており、例えばクライアント
とサーバとの間の分散オブジェクトに改善や変更等を行
った場合であっても、クライアントオブジェクトのみを
変更することで対応することができ、クライアントアプ
リケーションとのインタフェースに影響を与えることを
防ぐことが可能となる。さらに、クライアントオブジェ
クトは、オブジェクト対応している記述言語であれば呼
び出し可能なため、クライアントアプリケーションがク
ライアントオブジェクトと同じ記述言語である必要はな
く、クライアントアプリケーションの記述言語に対する
依存度が、例えばラッピングモジュール等に比べて小さ
くなり、より汎用性を高めることができる。
【図1】 本発明の一実施形態に係わる分散オブジェク
ト生成方式を具現する分散コンピュータ環境のブロック
構成図である。
ト生成方式を具現する分散コンピュータ環境のブロック
構成図である。
【図2】 図1に示すオブジェクト生成部のブロック構
成図である。
成図である。
【図3】 従来技術の一例による分散コンピュータ環境
を示すブロック構成図である。
を示すブロック構成図である。
【図4】 従来技術の一例による分散コンピュータ環境
を示すブロック構成図である。
を示すブロック構成図である。
11 クライアント 12 サーバ 13 ホスト 14 分散オブジェクト 16 サーバオブジェクト 17 クライアントアプリケーション 33 クライアントオブジェクト 34 オブジェクト生成部 35 パラメータ定義情報格納部 41 サーバオブジェクトソース生成部 42 クライアントオブジェクトソース生成部 43 サーバオブジェクトソースコンパイル・リンク部 44 クライアントオブジェクトソースコンパイル・リ
ンク部
ンク部
Claims (2)
- 【請求項1】 ミドルウエアを介してホストに結合され
るサーバに、分散オブジェクトによりクライアントが結
合されてなる分散コンピュータシステムにおいて、 前記クライアントは、前記ホスト上の既存システムに接
続する際に使用されるクライアントアプリケーション
と、前記分散オブジェクトとのインタフェースを司るク
ライアントオブジェクトを備えており、 前記分散オブジェクトは、前記クライアントオブジェク
トと、前記サーバに備えられたサーバオブジェクトとを
結合するように生成されることを特徴とする分散オブジ
ェクト生成方式。 - 【請求項2】 前記クライアントは、前記クライアント
オブジェクトのソースプログラムを生成し、このソース
プログラムをコンパイルおよびリンクして前記クライア
ントオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段を備
えていることを特徴とする分散オブジェクト生成方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11173375A JP2001005791A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 分散オブジェクト生成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11173375A JP2001005791A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 分散オブジェクト生成方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001005791A true JP2001005791A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15959236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11173375A Pending JP2001005791A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 分散オブジェクト生成方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001005791A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020028951A (ko) * | 2002-02-21 | 2002-04-17 | 원동학 | 인터넷 환경에서의 레가시 시스템과 연동을 위한 웹어플리케이션 서버의 링크 및 그 운용방법 |
US8140679B2 (en) | 2001-02-12 | 2012-03-20 | International Business Machines Corporation | Method and system for automated session resource clean-up in a distributed client-server environment |
WO2014035635A1 (en) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Intel Corporation | Enabling a cloud to effectively assign workloads to servers |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP11173375A patent/JP2001005791A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8140679B2 (en) | 2001-02-12 | 2012-03-20 | International Business Machines Corporation | Method and system for automated session resource clean-up in a distributed client-server environment |
KR20020028951A (ko) * | 2002-02-21 | 2002-04-17 | 원동학 | 인터넷 환경에서의 레가시 시스템과 연동을 위한 웹어플리케이션 서버의 링크 및 그 운용방법 |
WO2014035635A1 (en) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Intel Corporation | Enabling a cloud to effectively assign workloads to servers |
US9582332B2 (en) | 2012-08-31 | 2017-02-28 | Intel Corporation | Enabling a cloud to effectively assign workloads to servers |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6993774B1 (en) | System and method for remote enabling classes without interfaces | |
US6931455B1 (en) | System and method for communications between a CORBA object request broker and a non-CORBA object request broker | |
US6947965B2 (en) | System and method for communications in a distributed computing environment | |
US6951021B1 (en) | System and method for server-side communication support in a distributed computing environment | |
US6385661B1 (en) | System and method for dynamic generation of remote proxies | |
Henning et al. | Distributed programming with ice | |
US7055143B2 (en) | System and methods for providing a declarative syntax for specifying SOAP-based web services | |
Knabe | Language support for mobile agents | |
US20060271911A1 (en) | Generating executable objects implementing methods for an information model | |
US6839897B2 (en) | Stub search loading system and method, server apparatus, client apparatus, and computer-readable recording medium | |
US20090132908A1 (en) | Apparatus, program and method for accepting a request from a client computer via a network and executing a web application | |
US6986143B2 (en) | Reducing the size of generated code used to call common object model objects, while preserving type-checking | |
US20040073893A1 (en) | System and method for sensing types of local variables | |
JP2001005791A (ja) | 分散オブジェクト生成方式 | |
US20200278891A1 (en) | Dynamic Load Balancing In Network Centric Process Control Systems | |
JP2000276450A (ja) | エージェントシステム、情報処理方法及び情報処理用ソフトウェアを記録した記録媒体 | |
JP4835313B2 (ja) | ソフトウエアモジュール連携システム | |
US20070044070A1 (en) | Apparatus, system, and method for java bean delta generation | |
JPH03229352A (ja) | プログラム変更方法 | |
EP1145136A2 (en) | Method and apparatus for dynamic command extensibility in an intelligent agent | |
JP2005108082A (ja) | デバイスドライバのインターフェース方法 | |
US7533373B2 (en) | Method for prevention of system execution malfunction | |
US20050097531A1 (en) | Method of compiling a source code program into a machine-readable target object program in a network environment | |
JPH0863363A (ja) | 仮想実行環境実現システム | |
JP3575978B2 (ja) | コンピュータシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020917 |