JP2001004512A - 構造体コンクリートの強度測定方法および測定装置 - Google Patents

構造体コンクリートの強度測定方法および測定装置

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JP2001004512A
JP2001004512A JP11178062A JP17806299A JP2001004512A JP 2001004512 A JP2001004512 A JP 2001004512A JP 11178062 A JP11178062 A JP 11178062A JP 17806299 A JP17806299 A JP 17806299A JP 2001004512 A JP2001004512 A JP 2001004512A
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concrete
drilling
strength
structural concrete
measuring
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Shigeki Seko
繁喜 瀬古
Toshio Yonezawa
敏男 米澤
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造体の損傷の程度をごく軽微なものとして
構造耐力への影響を少なくし、コンクリート強度の測定
をリアルタイムで行うことによりコア試験体採取からコ
ンクリート強度試験までの所要時間を削減し、更に、実
用的な測定精度を達成することができる構造体コンクリ
ートの強度測定方法および測定装置を提供する。 【解決手段】 一定エネルギーのウォータージェットを
噴射して構造体コンクリートを削孔する特性を利用して
構造体コンクリートの圧縮強度を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構造体コンクリ
ートの圧縮強度(以下、コンクリート強度と云う。)を
測定する方法および装置の技術分野に属し、更に云え
ば、ウォータージェットを利用することによりコンクリ
ート強度を軽微な破損の程度で測定する非破壊試験の方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】構造体のコンクリート強度は、一般に、
コア試験体を採取することにより測定される。しかしな
がら、コア試験体は直径が10cm程度、高さが20c
m程度と大きく、前記構造体から前記コア試験体を採取
した場合には損傷の程度が大きいため、採取する部位に
よっては構造耐力の低下を招く虞がある。よって、コア
試験体を採取する部位は壁などに限定されていた。
【0003】また、コア試験体の採取及び調整の手間、
及び載荷試験の実施等、コンクリート強度の測定に時間
が掛かり効率が悪かった。
【0004】以上の問題点を解消することを目的とし
て、従来、シュミットハンマーによる反発硬度法、超音
波を利用した測定法、あるいは構造体に埋め込んだピン
を引抜く引抜き法などがこれまでに提案されている。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
提案の試験方法は、前記コア試験体による強度試験方法
に比して簡便に実施できるものの、測定精度は実際のコ
ンクリート強度の±20%程度と正確性を欠き、実用的
でないと云う致命的な問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、前記問題点を全
て解消すること、即ち、構造体の損傷の程度をごく軽微
なものとして構造耐力への影響を少なくし、コンクリー
ト強度の測定をリアルタイムで行うことによりコア試験
体採取からコンクリート強度試験までの所要時間を削減
し、更に、実用的な測定精度を達成することができる構
造体コンクリートの強度測定方法および測定装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
る構造体コンクリートの強度測定方法は、一定エネルギ
ーのウォータージェットを噴射して構造体コンクリート
を削孔する特性を利用して構造体コンクリートの圧縮強
度を測定することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載した発明に係る構造体コン
クリートの強度測定方法は、請求項1に記載した削孔す
る速度を構造体コンクリートの圧縮強度の特性値として
リアルタイムに構造体コンクリートの圧縮強度を測定す
ることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載した発明に係る構造体コン
クリートの強度測定方法は、構造体コンクリートへコン
クリート等削孔用のノズルの先端を対峙させ、ポンプに
より発生させた一定エネルギーのウォータージェットを
前記ノズルへ供給し、該ノズルの先端から前記一定エネ
ルギーのウォータージェットを前記構造体コンクリート
へ噴射して削孔するとともに、前記ノズル後方の水供給
路内に設けられた深さ計測器により前記削孔深さをリア
ルタイムに計測する工程と、前記計測した削孔深さの出
力データを演算装置へ取り込み前記削孔深さ変位の増分
をその所要時間で除して削孔速度を算出し、該算出した
削孔速度と構造体コンクリートの圧縮強度との関係式か
ら構造体コンクリートの圧縮強度をリアルタイムに測定
する工程と、から成ることをそれぞれ特徴とする。
【0010】請求項4に記載した発明に係る構造体コン
クリートの強度測定装置は、一定エネルギーのウォータ
ージェットを発生させるポンプと、前記一定エネルギー
のウォータージェットを噴射させるコンクリート等削孔
用のノズルと、前記ノズルを固定するノズル固定治具
と、前記ノズル後方の水供給路内に設けられ構造体コン
クリートの削孔深さをリアルタイムに計測する深さ計測
器と、前記深さ計測器の出力データを取り込み前記削孔
深さ変位の増分をその所要時間で除して削孔速度を算出
し、該算出した削孔速度と構造体コンクリートの圧縮強
度との関係式から構造体コンクリートの圧縮強度をリア
ルタイムに測定する演算装置とから構成され、前記ノズ
ルの先端は構造体コンクリートへ対峙する配置とされて
いることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載した発明に係る構造体コン
クリートの強度測定装置は、請求項4に記載した構造体
コンクリートを削孔した水と削孔ズリを回収し、ろ過装
置を通過させて再びウォータージェットとして使用する
ことを可能とする回収水循環装置が設けられていること
を特徴とする。
【0012】請求項6に記載した発明に係る構造体コン
クリートの強度測定装置は、請求項4に記載した深さ計
測器は、レーザーを利用して計測する計測器、又はウォ
ータージェット中を伝播する超音波により計測する水中
超音波送受信器であることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載した発明に係る構造体コン
クリートの強度測定装置は、請求項4に記載した演算装
置には、構造体コンクリートの削孔速度を算出すると
き、骨材による速度低下の影響を除外する判定回路が設
けられていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態、及び実施例】図1は、請求項4に
記載した構造体コンクリート8の強度測定装置1の実施
形態を示している。この測定装置1は、一定エネルギー
(定量・定圧)のウォータージェットwを発生させるポ
ンプ2と、同ポンプ2と給水ホース13を介して接続さ
れ前記ウォータージェットwを噴射させるコンクリート
等削孔用のノズル3と、前記ノズル3を固定するノズル
固定治具4と、前記ノズル3の後方の水供給路内に設け
られ構造体コンクリート8の削孔深さをリアルタイムに
計測する深さ計測器5と、前記深さ計測器5の出力デー
タを電気ケーブル15を介して取り込み前記削孔深さ変
位の増分をその所要時間で除して削孔速度を算出し、該
算出した削孔速度とコンクリート強度との関係式からコ
ンクリート強度をリアルタイムに測定する演算装置6と
から構成され、前記ノズル3の先端は構造体コンクリー
ト8へ対峙する配置とされている(請求項4)。
【0015】更に、前記測定装置1は、構造体コンクリ
ート8を削孔した水と削孔ズリを回収カバー10により
回収し、ろ過装置9を通過させて水タンク11へ給水
し、再びウォータージェットwとして使用することを可
能とする回収水循環装置12が設けられている(請求項
5)。
【0016】前記ポンプ2は、前記一定エネルギーのウ
ォータージェットwが構造体コンクリート8を効率良く
削孔するべく、高圧ポンプ2とされる。図示例の高圧ポ
ンプ2は、通常のコンクリート強度の範囲である250
〜500kgf/cmを考慮するとともに、設備増大化の回
避と安全性に配慮し、ウォータージェットwの噴射圧力
の最大値が2000kgf/cm程度の高圧ポンプ2とされ
る。
【0017】前記ノズル3は、その中央より若干後方の
重心部分をノズル固定治具4により保持され、該ノズル
固定治具4を介して構造体コンクリート8へ固定されて
いる。図示例のノズル固定治具4は、前記構造体コンク
リート8の表面へ真空吸盤16を利用して固定されてい
る。その他、前記ウォータージェットwの噴射圧力に対
して十分な反力を保持し得ることを条件に、人力で構造
体コンクリート8へ押しつけ固定しても良い。また、前
記ノズル3の前頭部は、ウォータージェットwの噴射方
向を一定に保持すべく、構造体コンクリート8へ固定さ
れたノズルガイド7により保持されている。
【0018】前記計測器5は、前記ウォータージェット
wの中を伝播する超音波により計測する水中超音波送受
信器5である(請求項6)。前記水中超音波送受器5
は、ノズル3から噴射される一定エネルギーのウォータ
ージェットwの中に前記水中超音波送受信器5の送信器
より超音波パルスを送信し、該超音波パルスが前記ウォ
ータージェットwの中を伝播し前記削孔溝底14で反射
して前記水中超音波送受信器5の受信器で受信されるま
での所要時間を測定し、同所要時間にあらかじめ測定し
ておいた超音波の水中速度を乗じ、その積の1/2か
ら、前記水中超音波送受信器5から構造体コンクリート
8の表面までの距離Lを減じて削孔深さをリアルタイム
に求めることができる計測器5である。
【0019】前記計測の際、前記超音波パルスは前記ウ
ォータージェットwの影響により、往路は加速され復路
は減速されるが、前記ウォータージェットwの速度は一
定なので打ち消し合い、計測エラーは生じない。なお、
前記水中超音波送受信器5の代わりに、レーザーを利用
して計測する計測器を使用しても同様に削孔深さをリア
ルタイムに計測できる(請求項4)。
【0020】前記演算装置6によりコンクリート強度を
測定できる根拠となる、前記削孔速度とコンクリート強
度との相関関係について以下に説明する。
【0021】図2は、ウォータージェットwによる破壊
状況を示している。このように、ウォータージェットw
による破壊はせん断応力による破壊と云える。したがっ
て、コンクリート強度が高いほどせん断強度も高くなる
ため、一定エネルギーによるウォータージェットwによ
る削孔速度は、コンクリート強度が高くなるほど遅くな
る。この特性を利用することによりコンクリート強度の
測定が可能となる。
【0022】より具体的に、図3は、コンクリート強度
を200kgf/cm、400kgf/cm、500kgf/cm
した試験体を作製し、ウォータジェットwの噴射圧力を
700kgf/cmとした場合の、10個の計測点で計測し
た2秒間の削孔深さの平均値とコンクリート強度の関係
を示している。コンクリート強度が200kgf/cmのと
き削孔深さの平均値は5.4cm、400kgf/cmのとき
2.9cm、500kgf/cmのとき2.3cmとなる。この
ように、前記削孔深さはコンクリート強度に略反比例し
て小さくなる傾向にある。それに伴い削孔速度は、コン
クリート強度が200kgf/cmのとき2.7cm/s、40
0kgf/cmのとき1.45cm/s、500kgf/cmのとき
1.15cm/sとなり、前記削孔速度もコンクリート強度
に略反比例して遅くなる傾向にある。したがって、前記
削孔速度を特性値として、該削孔速度を計測することに
よりコンクリート強度を測定することが可能となるので
ある。
【0023】また、前記演算装置6は、構造体コンクリ
ート8の削孔速度を算出するとき、骨材による速度低下
の影響を除外する判定回路が設けられている(請求項
7)。前記削孔速度は、セメントペーストと骨材では強
度の高い骨材の方が遅くなる。そのため、コンクリート
強度、すなわちセメントペーストの強度を計測するため
には、約50%以上の容積を占める骨材の影響を除外し
なければならない。そのため、前記演算装置6の計算方
法として、図4に示したように、削孔速度がある一定値
Dを下回るとき(骨材へ到達したとき)に計測した削孔
速度を除外し、次に削孔速度が一定値Dを上回るとき
(前記骨材を通過したとき)に計測値の計算を再開する
ような前記判定回路を設けることにより、骨材の影響を
除外した前記セメントペーストの削孔速度を計測するこ
とが可能となるのである。
【0024】前記回収水循環装置12は、構造体コンク
リート8を削孔した水と削孔ズリの飛散を防止すると共
に回収する回収カバー10と、同回収カバー10と給水
ホース13を介して接続されたろ過装置9とから成る。
前記回収カバー10は、前記ノズル3の前頭部と前記ノ
ズルガイド7とを構造体コンクリート8の表面を利用し
て略密閉状態に取り付けられている。前記ろ過装置9
は、回収した水と削孔ズリのうち削孔ズリを取り除き、
水のみを水タンク11へ給水するために設けられてい
る。このようにして前記水を循環させ、再びウォーター
ジェットwとして使用することにより経済的かつ効率的
にコンクリート強度を測定することができる。
【0025】したがって、請求項1〜3に記載した構造
体コンクリート8の強度測定方法は、前記強度測定装置
1を使用して以下のように実施される。
【0026】噴射圧力の最大値を2000kgf/cm程度
とする高圧ポンプ2により発生させた一定エネルギーの
ウォータージェットwを前記ノズル3へ供給し、該ノズ
ル3の先端から前記ウォータージェットwを前記構造体
コンクリート8の表面へ噴射して削孔するとともに、前
記ノズル3の後方の水供給路内に設けられた水中超音波
送受信器5により、上述した方法で、前記削孔深さをリ
アルタイムに求める。前記超音波送受信器5により計測
された削孔深さの出力データを前記演算装置6へ取り込
み同計測変位の増分をその所要時間で除して削孔速度を
算出し、上述した削孔速度とコンクリート強度との相関
関係に基づき予め設定された関係式に前記削孔速度を導
入し、コンクリート強度をリアルタイムに測定する。
【0027】なお、噴射したウォータージェットwは、
前記回収水循環装置12を通過して再び水タンク11へ
給水されるので、安全かつ効率的な測定方法を実現する
ことができる。また、ウォータージェットwが構造体コ
ンクリート8の骨材へ到達し該骨材を通過する場合、前
記演算装置6に設けられた判定回路を利用することによ
り、高精度の測定を持続することができる。よって、実
施する部位を構造体の壁等に限定することなく、任意の
位置でフレキシブルなコンクリート強度の測定が可能と
なる。
【0028】
【本発明が奏する効果】本発明に係る構造体コンクリー
トの強度測定方法及び測定装置は、下記の効果を奏す
る。
【0029】 構造体コンクリートへウォータージェ
ットを噴射することにより、構造体の損傷の程度をごく
軽微なものとして実施できるので、構造耐力への影響が
少ない。
【0030】 コンクリート強度の測定をリアルタイ
ムで行うことによりコア試験体採取からコンクリート強
度試験までの所要時間を削減することができ、経済的か
つ効率的なコンクリート強度の測定が可能となる。
【0031】 コンクリート強度は、様々な試験結果
を基にして関係式が組み込まれた演算装置によりリアル
タイムに測定されるので、高精度かつ実用的な測定方法
を達成できる。また、ウォータージェットが構造体コン
クリート内の骨材へ到達し通過する場合には、前記演算
装置に設けられた判定回路を利用することにより高精度
な測定を持続することができる。よって、実施箇所を壁
等に限定することなく、構造体の任意の位置でフレキシ
ブルなコンクリート強度の測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構造体コンクリートの強度測定装
置を示した正面図である。
【図2】構造体コンクリートへウォータージェットを噴
射したときの破壊状況図である。
【図3】削孔深さとコンクリート強度との関係を示した
グラフである。
【図4】削孔速度と時間との関係を示したグラフであ
る。
【符号の説明】 1 強度測定装置 2 高圧ポンプ 3 ノズル 4 ノズル固定治具 5 計測器(水中超音波送受信器) 6 演算装置 7 ノズルガイド 8 構造体コンクリート 9 ろ過装置 10 回収カバー 11 水タンク 12 回収水循環装置 13 給水ホース 14 削孔溝底 15 電気ケーブル 16 真空吸盤 w ウォータージェット
フロントページの続き Fターム(参考) 2G047 AA10 BB05 BC00 BC02 BC18 GG13 GG27 2G061 AA02 AB05 BA01 CA08 CB02 DA01 EA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定エネルギーのウォータージェットを噴
    射して構造体コンクリートを削孔する特性を利用して構
    造体コンクリートの圧縮強度を測定することを特徴とす
    る、構造体コンクリートの強度測定方法。
  2. 【請求項2】削孔速度を構造体コンクリートの圧縮強度
    の特性値としてリアルタイムに構造体コンクリートの圧
    縮強度を測定することを特徴とする、請求項1に記載し
    た構造体コンクリートの強度測定方法。
  3. 【請求項3】構造体コンクリートへコンクリート等削孔
    用のノズルの先端を対峙させ、ポンプにより発生させた
    一定エネルギーのウォータージェットを前記ノズルへ供
    給し、該ノズルの先端から前記一定エネルギーのウォー
    タージェットを前記構造体コンクリートへ噴射して削孔
    するとともに、前記ノズル後方の水供給路内に設けられ
    た深さ計測器により前記削孔深さをリアルタイムに計測
    する工程と、 前記計測した削孔深さの出力データを演算装置へ取り込
    み前記削孔深さ変位の増分をその所要時間で除して削孔
    速度を算出し、該算出した削孔速度と構造体コンクリー
    トの圧縮強度との関係式から構造体コンクリートの圧縮
    強度をリアルタイムに測定する工程と、から成ることを
    それぞれ特徴とする、構造体コンクリートの強度測定方
    法。
  4. 【請求項4】一定エネルギーのウォータージェットを発
    生させるポンプと、前記一定エネルギーのウォータージ
    ェットを噴射させるコンクリート等削孔用のノズルと、
    前記ノズルを固定するノズル固定治具と、前記ノズル後
    方の水供給路内に設けられ構造体コンクリートの削孔深
    さをリアルタイムに計測する深さ計測器と、前記深さ計
    測器の出力データを取り込み前記削孔深さ変位の増分を
    その所要時間で除して削孔速度を算出し、該算出した削
    孔速度と構造体コンクリートの圧縮強度との関係式から
    構造体コンクリートの圧縮強度をリアルタイムに測定す
    る演算装置とから構成され、前記ノズルの先端は構造体
    コンクリートへ対峙する配置とされていることを特徴と
    する、構造体コンクリートの強度測定装置。
  5. 【請求項5】構造体コンクリートを削孔した水と削孔ズ
    リを回収し、ろ過装置を通過させて再びウォータージェ
    ットとして使用することを可能とする回収水循環装置が
    設けられていることを特徴とする、請求項4に記載した
    構造体コンクリートの強度測定装置。
  6. 【請求項6】深さ計測器は、レーザーを利用して計測す
    る計測器、又はウォータージェット中を伝播する超音波
    により計測する水中超音波送受信器であることを特徴と
    する、請求項4に記載した構造体コンクリートの強度測
    定装置。
  7. 【請求項7】演算装置には、構造体コンクリートの削孔
    速度を算出するとき、骨材による速度低下の影響を除外
    する判定回路が設けられていることを特徴とする、請求
    項4に記載した構造体コンクリートの強度測定装置。
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