JP2001004503A - ドレンセパレータ - Google Patents

ドレンセパレータ

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JP2001004503A JP11175434A JP17543499A JP2001004503A JP 2001004503 A JP2001004503 A JP 2001004503A JP 11175434 A JP11175434 A JP 11175434A JP 17543499 A JP17543499 A JP 17543499A JP 2001004503 A JP2001004503 A JP 2001004503A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車排ガスの分析装置等に組み込まれて使
用される際の応答性やドレン分離性能に優れたドレンセ
パレータを提供する。 【解決手段】 流入ガスが螺旋状に旋回しながら流下す
るセパレート室5を略円柱状の空間形状に形成し、か
つ、ドレンが遠心分離されたガスを取り出すためのガス
導出管13を、その下端開口が下方に向かって開口する
ように、セパレート室5の中心線に沿って上方からの垂
下形状で設ける。セパレート室5の容積を極力小さなも
のとすることができ、このセパレート室5でのガスの滞
留時間が短くなって応答性が向上する。また、ガス導出
管13に上方から流下するドレンが流入するおそれが殆
ど生じないので、ドレン分離性能も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガス分析等
におけるサンプリングガス中のドレンを排除するための
ドレンセパレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の排気ガス中における有害
成分の排出量を計測する装置では、自動車からガス分析
計に排気ガスを送る経路中に、この排気ガス(以下、サ
ンプリングガス)中のドレンを排除するためのドレンセ
パレータが介装される。こうした計測装置では、応答性
の良さが要求されることから小容積で分離能力の高いド
レンセパレータが必要となり、各種の工夫がなされてい
る。このようなドレンセパレータの一例を図4に示して
いる。同図(a)において、51はセパレート室52を
備える容器状の基体であり、この基体51に、セパレー
ト室52を上方から塞ぐ蓋体53が気密に取付けられて
いる。この蓋体53に、セパレート室52に通ずるガス
導入路54とガス導出路55とが設けられている。
【0003】基体51には、セパレート室52の底壁を
貫通させてモータ56が取付けられており、このモータ
56に円板57が連結されている。この円板57には、
同図(b)に示すように、合成樹脂から成る複数の棒状
部材58が上面に放射状に貼り付けられている。これら
棒状部材58が、同図(a)に示すように、スプリング
59によって蓋体53の下面に当接するように構成され
ている。前記ガス導入路54は、円板57がモータ56
によって回転駆動されるときに各棒状部材58が摺接す
る領域に設けられ、また、ガス導出路55は、円板57
の中心領域、すなわち上記摺接領域よりも内側の空間領
域に開口するように形成されている。
【0004】上記構成のドレンセパレータにおいては、
セパレート室52内を減圧した状態とし、また、ガス導
出路55の圧力をセパレータ室52よりもさらに低圧力
状態として、円板57をモータ56によって回転させな
がら、ガス導入路54を通してセパレート室52内にサ
ンプリングガスが送り込まれる。このサンプリングガス
中にドレンが含まれていると、このドレンは各棒状部材
58によって径方向外方に遠心分離され、これによって
ドレンが除かれたサンプリングガスが、中央部のガス導
出路55を通して外部に取出される。
【0005】ところで、モータ56によって回転される
円板57を設けてドレンを遠心分離させる上記のドレン
セパレータは、構成が複雑で高価なものとなり、また、
モータ56が水分に侵され易いことや、合成樹脂から成
る棒状部材58の磨耗に伴って性能が低下することか
ら、メンテナンスを頻繁に行うことが必要になるという
不具合を有している。
【0006】そこで、例えば実用新案登録公報第253509
5 号に、上記のような可動部材を設けることなくドレン
の遠心分離を行うように構成されたドレンセパレータが
開示されている。そのドレンセパレータは、図5に示す
ように、箱形のケース61内に、下端にドレン排出口6
2が接続された漏斗状の仕切り板63を設けて構成さ
れ、仕切り板63の上方空間がセパレート室64として
形成されている。ケース61の上壁面には、サンプリン
グガスの導入管65と導出管66とが設けられ、導入管
65は、サンプリングガスを上記仕切り板63の上面に
向けて斜めに噴射するように、先端側を傾斜させた形状
に形成されている。
【0007】このドレンセパレータにおいては、導入管
65を通してセパレート室64内に流入したサンプリン
グガスが仕切り板63の上面に沿って旋回し、このとき
の遠心力によって、サンプリングガス中のドレン分離が
行われる。そして、ドレンが分離された後のサンプリン
グガスが導出管66を通して上方に取出される。
【0008】しかしながら、上記構成のドレンセパレー
タにおいては、サンプリングガスが導出管66を通して
流出するまでのセパレート室64内での滞留時間が長
く、また、上方の導出管66に向かうガスと、導入管6
5から流入するガスとが交錯するような流れ状態がセパ
レート室64内で生じるために、ドレン分離後のサンプ
リングガスと後から送られてくるガスとが混合されて、
時間分解能(応答性)が悪くなるという不具合を有して
いる。
【0009】そこで上記公報には、応答性を向上するた
めに図6に示すようなドレンセパレータがさらに開示さ
れている。このドレンセパレータは、裾広がりの円錐状
空間から成るセパレート室71を内部に有するケース
(基体)72を備え、このケース72の下部側には、ド
レンならびに排ガスの排出路73が接続されている。一
方、ケース72の上端にガス導入管74が接続され、こ
のガス導入管74内に、短冊状の薄い金属板を捩じった
形状の螺旋部材75が設けられている。
【0010】サンプリングガスは、ガス導入管74通過
時に螺旋部材75によって螺旋状に旋回する気流とな
り、これがセパレート室71に流入する。したがって、
このような旋回流からドレンが遠心分離され、セパレー
ト室2を囲う周面に付着して流下する。これに伴い、旋
回しながら下降するサンプリングガスの中心部には、ド
レンが極めて少ないガス流が存在することになり、この
ガスが、ケース72の底壁を貫通して上方に延びるガス
導出管76を通して、外部に取り出されるようになって
いる。
【0011】したがって、このドレンセパレータにおい
ては、ガス導入管74からセパレート室71内に流入し
てこのセパレート室71の周壁に沿って螺旋状に旋回し
ながら流下するガスの内側で、ガス導出管76にガスが
抽出されるので、これらガスは互いに交錯せず、これに
よって応答性を向上し得るようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した構成のドレンセパレータでは、セパレータ室71
が据広がりの形状に形成されてその容積が大きいため
に、サンプルガス流量とセパレータ室71の容積とが一
定の比率以下の場合にはこのセパレータ室71内でのガ
スの滞留時間が長くなり、この結果、セパレータ室71
内でのガス成分の拡散に起因して、必ずしも充分に満足
し得る応答性を得難いという問題を有することがある。
【0013】また、上記構成のドレンセパレータでは、
ガス導出管76がセパレート室71内で上方に向いて開
口しており、このため、サンプルガス中のドレンが大量
にあるとき、ドレン分離性能が低下し易いという問題も
有することもある。また、例えば圧力変動等に起因して
所期のドレン分離性能が安定して得られなくなる。
【0014】さらに、上記のドレンセパレータでは、螺
旋状に形成した螺旋部材75をガス導入管74内に配置
した構成で構造的に複雑になり易く、全体的な製作費が
高くなるという問題も有している。
【0015】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みな
されたものであって、その目的は、応答性やドレン分離
性能に優れ、また、全体的な構成をより簡素なものとし
得るドレンセパレータを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のドレン
セパレータは、上部側にガス導入口を、下部側に排出口
を備えるセパレート室を設け、ガス導入口を通してセパ
レート室に流入したガスがセパレート室を囲う周面に沿
って螺旋状に旋回しながら流下するように形成したドレ
ンセパレータであって、上記セパレート室を略円柱状の
空間形状に形成すると共に、このセパレート室の中心側
で下方に向いて開口するガス導出管を設けていることを
特徴としている。
【0017】この構成によれば、セパレート室が略円柱
状の空間形状に形成されているので、螺旋状に旋回しな
がら流下する流れ状態を損なうことなく、かつ、このセ
パレート室の容積を極力小さなものとすることができ
る。したがって、このセパレート室でのガスの滞留時間
が短くなり、これによって、セパレータ室内でのガス成
分の拡散も小さくなって応答性が向上する。しかも、ガ
ス導出管が旋回流の中心側で下方に向いて開口している
ので、旋回流から遠心分離されて下方に流下するドレン
が上記開口を通してガス導出管に流入するおそれは殆ど
生じないので、ドレン分離性能も向上する。
【0018】請求項2のドレンセパレータは、上記ガス
導出管をセパレート室の中心に沿って上方からの垂下形
状に形成していることを特徴としている。
【0019】この構成によれば、ガス導出管は、セパレ
ート室を囲う周面に沿って流下する旋回流と交錯しない
ので、この流れ状態がセパレート室内の全体にわたって
乱されずに、スムーズに下方へと流下する。したがっ
て、これによってもセパレート室内でのガスの滞留時間
が短くなるので応答性が向上し、かつ、ドレン分離性能
も向上する。
【0020】請求項3のドレンセパレータは、上記セパ
レート室を囲う周面にガス導入口を開口させ、かつ、こ
のガス導入口から上記周面に沿ってガスがセパレート室
内に噴射されるように、ガス導入口へのガスの導入路の
方向をセパレート室の中心に対してオフセットさせて形
成していることを特徴としている。
【0021】この構成によれば、セパレート室に流入す
るガスは、オフセットしたガス導入路を通してセパレー
ト室の周面に沿って噴射される。そして、この周面が断
面円形であるので、この周面に沿って旋回する流れとな
り、かつ、排出口に向かう下方向の流れ方向が加わっ
て、セパレート室内で螺旋状の旋回流が得られる。した
がって、この構成では、セパレート室の周面形状とガス
導入路とを上記のように形成するだけで螺旋状に旋回す
る流れ状態を得ることができ、螺旋状の気流を生じさせ
るための格別の部材を別途設ける必要がないので、全体
の構成をより簡素なものとすることができる。
【0022】請求項4のドレンセパレータは、上記ガス
導出管の外周面に、螺旋状の気流案内溝を形成している
ことを特徴としている。
【0023】この構成によれば、セパレート室に流入し
たガスは、ガス導出管の外周面の気流案内溝によって案
内されて、螺旋状の旋回流となってセパレート室内を流
下する。この場合、上記のような案内溝は、例えばガス
導出管の外周面に線状、或いは帯状部材を螺旋状に巻き
付ける構造、又はガス導出管の外周面に螺旋状に溝加工
を施すことによって容易に形成することができる。した
がって、前記した従来例のように単体で螺旋形状に形成
する部材を設ける構成に比べ、全体の製作費をより安価
なものとすることができる。
【0024】請求項5のドレンセパレータは、上記セパ
レート室を囲う周面に螺旋状の気流案内溝を形成してい
ることを特徴としている。
【0025】この構成によっても、セパレート室に流入
したガスは、セパレート室を囲う周面の気流案内溝によ
って案内されて、螺旋状の旋回流となってセパレート室
内を流下する。この場合の案内溝も、例えばセパレート
室の周面に雌ねじ加工を施すような加工法の採用で形成
することができ、したがって、従来例のように単体で螺
旋形状に形成する部材を設ける構成に比べ、全体の製作
費をより安価なものとすることができる。
【0026】請求項6のドレンセパレータは、上記ガス
導出管を上下に移動可能に取付けていることを特徴とし
ている。
【0027】この構成によれば、例えばセパレート室へ
の流入ガス中に見込まれるドレンの含有率が変化する場
合でも、それぞれドレンが充分に分離されたガスを取り
出し得るようにすることができる。すなわち、セパレー
ト室内における旋回流の中心側ガス中のドレン含有率は
下方にいくほど小さくなり、また応答性は低下する。ま
た、流入ガス流量が多い程、分離するのに必要な容積は
大きくなる。そこで、流入ガス中に見込まれるドレンの
含有率やガス流量に応じてガス導出管を上下に移動させ
てその開口端の位置を調整することにより、ドレン分離
性能を損なうことなく、かつ、より良好な応答性が維持
された状態とすることができる。
【0028】請求項7のドレンセパレータは、セパレー
ト室の下端が、テーパ状の周面で囲われる集水部を介し
て、セパレート室よりも小径の排出口に連なるように形
成していることを特徴としている。
【0029】すなわち、セパレート室の下端側にセパレ
ート室よりも小径の排出口を設け、この排出口を通し
て、遠心分離されたドレンをガスと共にセパレート室内
から排出する構成とする場合に、セパレート室と排出口
との間を段差状にせずに、上記のようにテーパ状にする
ことによって、セパレート室から排出口へと至る領域で
のガス流れに乱れが生じることが抑えられ、ひいては、
セパレート室内においても、螺旋状の旋回流に乱れを生
じさせずに、スムーズに下方へと流下させることができ
る。したがって、これによってもドレンの分離性能が損
なわれず、かつ、良好な応答性を維持することが可能と
なる。
【0030】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕次に、本発明の
具体的な実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明
する。図1(a)に示すように、本実施形態に係るドレ
ンセパレータ1は、軸心をほぼ垂直にして配置された厚
肉円筒状の基体2と、この基体2の内部空間に上方から
挿入されたガス導出体3とを備えている。
【0031】基体2には、その軸心に沿って上下に貫通
する貫通穴が設けられ、この貫通穴の径を上端側から段
階的に径小にすることによって、基体2内に、上端側か
らガス導出体取付空間4・セパレート室5・ドレン排出
口6が順次形成されている。これら各空間4・5・6
は、互いに径の異なる円柱形状に形成されている。な
お、ガス導出体取付空間4を囲う周面には雌ねじ4aが
形成されている。また、このガス導出体取付空間4とセ
パレート室5との間は段差状に形成される一方、セパレ
ート室5とドレン排出口6との間には、テーパ面7aで
囲われるドレン集水部7が設けられている。
【0032】ガス導出体3には、その外周形状を上端側
から順次径小にすることによって、取付部11・嵌挿部
12・ガス取出部13が設けられている。取付部11に
は、その外周面に雄ねじ11aが形成され、この雄ねじ
11aを上記雌ねじ4aに螺着させて、このガス導出体
3が基体2に固定される。
【0033】嵌挿部12は、セパレート室5を囲う周面
5aに内嵌される外形寸法で形成され、この嵌挿部12
が、セパレート室5の上端側に嵌挿される。この嵌挿領
域の外周面には、セパレート室5を囲う周面5aとの間
をシールするためのOリング14が装着されている。
【0034】ガス取出部13は、嵌挿部12の下端面か
ら、基体2の軸心上を下方に延びる形状で形成され、そ
の下端面が、セパレート室5における上下方向の略中間
高さ付近に位置する長さ寸法で形成されている。そし
て、このガス取出部13の下端に開口するガス導出路1
5が、このガス導出体3を上下に貫通する形状で形成さ
れている。したがって、本実施形態では、上記ガス取出
部13の部分でガス導出管が形成されて、これがガス導
出体3に一体に設けられた構成となっている。
【0035】一方、基体2には、ガス取出部13の下端
と、その上方の嵌挿部12の下端面との間の高さ領域
に、この領域の側壁を略水平に貫通するガス導入路16
が形成されている。このガス導入路16の内方端は、セ
パレート室5の周面5aにガス導入口16aとして開口
している。
【0036】上記ガス導入路16は、同図(b)に示す
ように、セパレート室5の中心に対してオフセットした
形状、すなわち、セパレート室5の中心とガス導入口1
6aとを結ぶ直線Lcに対し、所定の交差角αで交わる直
線Lαに沿う直線状に形成されている。
【0037】上記構成のドレンセパレータ1を、自動車
の排ガス中における有害成分の排出量を計測する装置に
組込んで使用するときの使用状態について説明する。こ
の場合、ガス導出体3のガス導出路15の上端開口に図
示しないガス導出配管が接続され、また、ドレン排出口
6には図示しないドレン配管が接続される。一方、図1
(a)に示すように、ガス導入路16には、熱交換器2
1が付設されたガス導入配管22が接続される。自動車
の排ガスは、ガス導入配管22を通過する際に、熱交換
器22によって例えば60℃から5℃程度の所定の温度
に冷却されて、セパレート室5内に送り込まれる。な
お、同図において23はクーラーである。また、このよ
うなガス分析は、セパレート室5内を大気圧よりも低い
減圧状態とし、また、ガス導出路15内はそれ以下に調
圧されて行われる。
【0038】自動車からの排ガス(以下、サンプリング
ガスという)は、熱交換器22による冷却時の温度低下
に伴って結露し、気液二相流となってドレンセパレータ
1のガス導入路16を通してセパレート室5内に流入す
る。このとき、ガス導入口16aからは、ガス導入路1
6が前記したようなオフセット形状であるため、図1
(b)に矢印で示すように、セパレート室5の周面5a
に沿ってこのセパレート室5内に噴射され、これによっ
て、流入したサンプリングガスは、上記の周面5aに沿
って旋回する流れとなる。この結果、同図(a)に示す
ように、セパレート室5内の全体に、上記のガス導入口
16aから、ドレン排出口6に向かって螺旋状に流下す
る気流が生じる。
【0039】ドレンセパレータ1内で上記のような流れ
状態となるサンプリングガスは、ガス導入口16aから
広い空間のセパレート室5内に噴射された際に、ガス導
入路16と比べて圧力の低い減圧下に置かれることで、
ガス中の水分の結露がこの時点でも生じる。こうして生
じた結露水(ドレン)は、セパレート室5内における螺
旋状の流れの中から遠心分離され、セパレート室5の周
面5aに付着する。付着したドレンはこの周面5aに沿
って流下し、ドレン排出口6から前記したドレン配管を
通して、一部のサンプリングガスと共に外部に排出され
る。
【0040】一方、セパレート室5内の螺旋状の気流か
ら上記のようにドレンが遠心分離される結果、このセパ
レート室5内における中心側では、ガス流中のドレンの
含有率がガス導入口16aから下方に至るほど低下す
る。そしてこの領域に、ガス導出体3のガス導出路15
が開口していることから、このガス導出路15を通し
て、ドレンの含有率が極めて少ないサンプリングガス、
或いはドレンを殆ど含まないサンプリングガスが吸い出
される。そして、このサンプリングガスが、前記ガス導
出配管を通して、これに接続されている図示しないガス
分析計に送り込まれてガス分析が行われる。
【0041】以上のように、本実施形態においては、セ
パレート室5が円柱状の空間形状に形成されているの
で、螺旋状に旋回しながら流下する流れ状態を損なうこ
となく、かつ、このセパレート室5の容積を極力小さな
ものとすることができる。したがって、このセパレート
室5でのガスの滞留時間が短くなり、これによって、セ
パレート室5内でのガス成分の拡散も小さくなって応答
性が向上する。しかも、ガス導出路15が旋回流の中心
側で下方に向いて開口しているので、旋回流から遠心分
離されて下方に流下するドレンが上記開口を通してガス
導出路15に流入するおそれは殆ど生じず、これによっ
てドレン分離性能も向上する。
【0042】また、ガス導出路15が形成されているガ
ス取出部13は、セパレート室5の中心に沿って上方か
らの垂下形状に形成されているので、セパレート室5の
周面5aに沿って流下する旋回流とガス取出部13とは
交錯せず、したがって、上記の流れ状態がセパレート室
5内の全体にわたって乱されずに、スムーズに下方へと
流下する。したがって、これによってもセパレート室内
でのガスの滞留時間が短くなるので応答性が向上し、か
つ、ドレン分離性能も向上する。
【0043】さらに本実施形態では、ガス導入路16を
セパレート室5の中心に対してオフセットさせることに
よって、セパレート室5内で螺旋状の気流が生じるよう
になっており、この構成では、螺旋状の気流を生じさせ
るための格別の部材を別途設ける必要がないので、全体
の構成がより簡素なものとなっている。
【0044】さらに、ガス導入路16が形成されている
ガス導出体3は、図1(a)に示されているように、基
体2におけるガス導出体取付空間4への取付部11の締
め込み位置を変えることで、このガス導出体3、すなわ
ち、ガス導入路16の下端開口位置を上下に移動可能に
なっている。これにより、例えばセパレート室5への流
入ガス中に見込まれるドレンの含有率やガス流量の変化
に応じてガス導出体3の取付位置を変えることで、それ
ぞれドレンが充分に排除されたガスを取り出すようにす
ることができる。
【0045】つまり、セパレート室5内における旋回流
の中心側ガス中のドレン含有率は、下方にいくほど小さ
くなる。また、流入ガス流量が多い程、分離するのに必
要な容積は大きくなる。そこで、流入ガス中に見込まれ
るドレンの含有率やガス流量が大きい場合には、ガス導
入路16の開口端がより下側に位置するように、ガス導
出体3の取付位置を設定することで、ガス導入路16を
通して、ドレンが充分に排除されたガスを取り出すこと
ができる。一方、流入ガス中に見込まれるドレンの含有
率が小さい場合やガス流量が少ない場合には、ガス導入
路16の開口端がより上側に位置するようにすること
で、このガス導入路16を通して、上記同様にドレンが
充分に排除されたガスを取り出すことができ、しかも、
この場合には、応答性も向上する。
【0046】このように、ガス導出体3が上下に移動可
能に設けられていることにより、流入ガス中に見込まれ
るドレンの含有率の変化に対応して、それぞれドレンが
充分に排除されたガスを取り出すようにすることが可能
となっている。
【0047】一方、上記のドレンセパレータ1において
は、セパレート室5の下端は、テーパ面7aで囲われた
ドレン集水部7を介して、セパレート室5よりも小径の
ドレン排出口6に連なるように形成されている。したが
って、セパレート室5からドレン排出口6へと至る領域
でのガス流れにも極力乱れが生じず、ひいては、セパレ
ート室5内においても、螺旋状の旋回流に乱れが生じる
ことなく、スムーズに下方へと流下するので、これによ
ってもドレンの分離性能が損なわれず、かつ、良好な応
答性を維持することができる。
【0048】〔第2実施形態〕図2には、本発明の他の
実施形態におけるドレンセパレータ1を示している。な
お、説明の便宜上、前記図1を参照して説明した部材と
同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記してそ
の説明を省略する。
【0049】本実施形態におけるドレンセパレータ1
は、上面において開口するセパレート室5を内部に有す
る基体2を設けて形成され、上記セパレート室5は、前
記同様に円柱状の空間形状で形成されている。このセパ
レート室5の下端側には、前記同様のドレン集水部7と
ドレン排出口6とが順次形成されている。
【0050】一方、基体2の上面には、セパレート室5
の上端開口を覆う蓋体31が、Oリング32を介して気
密に取付けられている。この蓋体31の下面に、セパレ
ート室5の軸心上を下方に延びるガス取出部13が一体
形成され、このガス取出部13と蓋体31とを上下に貫
通する形状で、ガス導出路15が形成されている。そし
て、ガス取出体13の外周面に、例えば適当な線径の針
金から成る気流案内部材33が巻き付けられている。こ
の気流案内部材33は、適度に粗いピッチで螺旋状に巻
装され、これによって、隣合う各部材33・33間に螺
旋状の気流案内溝33aが形成されている。
【0051】なお本実施形態においては、セパレート室
5の上方を覆う蓋体31に、ガス導入路16が形成され
ている。このガス導入路16は、セパレート室5の周面
5aとガス取出部13の外周面との間でセパレート室5
内に開口する位置に形成されている。
【0052】この構成のドレンセパレータ1において
は、ガス導入路16を通してセパレート室5内に流入し
たサンプリングガスは、セパレート室5の周面5aとガ
ス取出部13の外周面との間を流下する際、ガス取出部
13の外周面に形成されている気流案内部材33(気流
案内溝33a)に案内されて、螺旋状に旋回する気流と
なる。これにより、前記同様に、このサンプリングガス
中のドレンが遠心分離され、ガス取出部13の下端側に
達したサンプリングガスの中心側領域では、殆どドレン
を含まないものとなる。そして、この領域のガスが、ガ
ス導出路15を通して外部に取り出される。
【0053】このように、本実施形態では、ガス取出部
13の外周面に気流案内部材33を螺旋状に巻き付けた
構成とすることによって、セパレート室5内で螺旋状に
旋回しながら流下する気流が形成される。このような構
成は、前記図6を参照して前記した従来例のように単体
で螺旋形状に形成する部材を設ける構成に比べて容易に
作製できるので、全体の製作費をより安価なものとする
ことができる。また、この構成では、ガス導入路16を
ガス導出路15に隣接させてこれに平行に設けることが
できるので、これらガス導入路16とガス導出路15に
外部からそれぞれ接続される配管も一箇所にまとめられ
て全体がよりコンパクトになり、これによってレイアウ
トの自由度が向上する。
【0054】〔第3実施形態〕図3には、本発明のさら
に他の実施形態におけるドレンセパレータ1を示してい
る。このドレンセパレータ1は、セパレート室5が形成
された基体2の上面に、前記第2実施形態とほぼ同様に
形成された蓋体31が取付けられ、この蓋体31には、
その下面からセパレート室5内を下方に延びるガス取出
部13の上端側に、このガス取出部13よりも径大なね
じ締結部34が設けられている。このねじ締結部34
を、セパレート室5の周面5aに形成されている雌ねじ
に螺着させて、この蓋体31が基体2に固定されてい
る。
【0055】そして、このドレンセパレータ1では、上
記雌ねじが、ねじ締結部34の締結領域よりも下側の前
記ドレン集水部7近傍の位置まで形成され、これによっ
て、セパレート室5の周面5aに螺旋状の気流案内溝3
5が形成されている。なお、ガス導入路16は、前記第
1実施形態と同様に、基体2の側壁を略水平に貫通する
形状で、ねじ締結部34の下端面よりやや下側の高さ位
置に形成されているが、このガス導入路16は、前記し
たオフセット状ではなく、セパレート室5の中心を通る
半径方向の直線に沿って形成されている。
【0056】この構成のドレンセパレータ1において
は、ガス導入路16を通してセパレート室5内に流入し
たサンプリングガスは、セパレート室5の周面5aとガ
ス取出部13の外周面との間を流下する際、上記周面5
aに形成されている螺旋状の気流案内溝35によって、
螺旋状に旋回する気流となる。これにより、前記同様
に、このサンプリングガス中のドレンが遠心分離され、
ガス取出部13の下端側に達したサンプリングガスの中
心側領域では、殆どドレンを含まないものとなって、こ
の領域のガスが、ガス導出路15を通して外部に取り出
される。
【0057】このように、本実施形態では、セパレート
室5の周面5aにねじ加工を施すことによってセパレー
ト室5内で螺旋状に旋回しながら流下する気流を生じさ
せる構成となっている。したがって、この場合には、螺
旋流を生じさせるための格別の部材を別途必要とせず、
しかも、その製作も容易であるので、全体の製作費をさ
らに安価なものとすることができる。
【0058】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記各形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更することが可能
である。例えば上記では、図2を参照して、ガス導入路
16を蓋体31に設けた例を第2実施形態として説明し
たが、このガス導入路16を基体2の側壁を貫通する形
状で設ける構成とすることも可能である。また、この場
合には、ガス導入路16を第1実施形態と同様にオフセ
ットした形状で設け、これと、ガス取出部13外周の気
流案内部材33とを協同させて、セパレート室5内に螺
旋状の気流を生じさせる構成とすることも可能である。
【0059】また、図3を参照して説明した第3実施形
態では、ガス導入路16をセパレート室5の中心を通る
半径方向に沿って形成した例を挙げたが、これも、第1
実施形態と同様にオフセットした形状として、セパレー
ト室5の周面5aに形成した気流案内溝と協同させて螺
旋状の気流を生じさせる構成とすることや、さらにこれ
に加えて、ガス取出部13の外周に第2実施形態と同様
の気流案内部材33を設けた構成等とすることも可能で
ある。
【0060】また、上記では自動車の排ガス中の成分分
析装置に組み込まれるドレンセパレータを例に挙げた
が、その他の任意のドレンセパレータに本発明を適用し
て構成することが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1のドレ
ンセパレータにおいては、セパレート室が略円柱状の空
間形状に形成されているので、螺旋状に旋回しながら流
下する流れ状態を損なうことなく、かつ、このセパレー
ト室の容積を極力小さなものとすることができる。した
がって、このセパレート室でのガスの滞留時間が短くな
り、これによって、セパレータ室内でのガス成分の拡散
も小さくなって応答性が向上する。しかも、ガス導出管
が旋回流の中心側で下方に向いて開口しているので、旋
回流から遠心分離されて下方に流下するドレンが上記開
口を通してガス導出管に流入するおそれは殆ど生じない
ので、ドレン分離性能も向上する。
【0062】請求項2のドレンセパレータにおいては、
ガス導出管をセパレート室の中心に沿って上方からの垂
下形状に形成しているので、セパレート室を囲う周面に
沿って流下する旋回流とガス導出管とは交錯せず、した
がって、上記の流れ状態がセパレート室内の全体にわた
って乱されずに、スムーズに下方へと流下する。したが
って、これによってもセパレート室内でのガスの滞留時
間が短くなるので応答性が向上し、かつ、ドレン分離性
能も向上する。
【0063】請求項3のドレンセパレータにおいては、
セパレート室を囲う周面にガス導入口を開口させて、こ
のガス導入口へのガスの導入路の方向をセパレート室の
中心に対してオフセットさせて形成することによって、
セパレート室内で螺旋状の気流が生じるように形成して
おり、この構成では、螺旋状の気流を生じさせるための
格別の部材を別途設ける必要がないので、全体の構成を
より簡素なものとすることができる。
【0064】請求項4のドレンセパレータにおいては、
ガス導出管の外周面に形成した螺旋状の気流案内溝によ
って、セパレート室内で螺旋状の気流を生じさせるよう
に構成されており、上記のような案内溝は、例えばガス
導出管の外周面に線状、或いは帯状部材を螺旋状に巻き
付ける構造、又はガス導出管の外周面に螺旋状に溝加工
を施すことによって簡単に形成することができるので、
全体の製作費をより安価なものとすることができる。
【0065】請求項5のドレンセパレータにおいては、
セパレート室を囲う周面に形成した螺旋状の気流案内溝
によって、セパレート室内で螺旋状の気流を生じさせる
ように構成されており、この場合の気流案内溝も、例え
ばセパレート室の周面に雌ねじ加工を施すような加工法
の採用で簡単に形成することができ、したがって、全体
の製作費をより安価なものとすることができる。
【0066】請求項6のドレンセパレータにおいては、
ガス導出管を上下に移動可能に取付けた構成であり、こ
の場合、例えばセパレート室への流入ガス中に見込まれ
るドレンの含有率やガス流量の変化に応じてガス導出管
の取付位置を変えることで、それぞれドレンが充分に排
除されたガスを取り出すようにすることができる。
【0067】請求項7のドレンセパレータにおいては、
セパレート室の下端が、テーパ状の周面で囲われる集水
部を介して、セパレート室よりも小径の排出口に連なる
ように形成され、したがって、セパレート室から排出口
へと至る領域でのガス流れに乱れが生じなくなり、ひい
ては、セパレート室内においても、螺旋状の旋回流に乱
れが生じることなく、スムーズに下方へと流下するの
で、これによってもドレンの分離性能が損なわれず、か
つ、良好な応答性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるドレンセパレータ
を示すもので、同図(a)は熱交換器が付設された上記
ドレンセパレータの縦断面図、同図(b)は同図(a)
におけるX−X線矢視断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態におけるドレンセパレー
タの縦断面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施形態におけるドレンセ
パレータの縦断面図である。
【図4】従来のドレンセパレータを示すものであって、
同図(a)は縦断面図、同図(b)は上記ドレンセパレ
ータに組み込まれてい円板の平面図である。
【図5】従来の他のドレンセパレータを示す縦断面図で
ある。
【図6】従来のさらに他のドレンセパレータを示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 ドレンセパレータ 5 セパレート室 5a 周面 6 ドレン排出口 7 ドレン集水部 7a テーパ面 13 ガス取出部(ガス導出管) 15 ガス導出路 16 ガス導入路 16a ガス導入口 33a 気流案内溝 35 気流案内溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部側にガス導入口を、下部側に排出口
    を備えるセパレート室を設け、ガス導入口を通してセパ
    レート室に流入したガスがセパレート室を囲う周面に沿
    って螺旋状に旋回しながら流下するように形成したドレ
    ンセパレータであって、 上記セパレート室を略円柱状の空間形状に形成すると共
    に、このセパレート室の中心側で下方に向いて開口する
    ガス導出管を設けていることを特徴とするドレンセパレ
    ータ。
  2. 【請求項2】 上記ガス導出管をセパレート室の中心に
    沿って上方からの垂下形状に形成していることを特徴と
    する請求項1のドレンセパレータ。
  3. 【請求項3】 上記セパレート室を囲う周面にガス導入
    口を開口させ、かつ、このガス導入口から上記周面に沿
    ってガスがセパレート室内に噴射されるように、ガス導
    入口へのガスの導入路の方向をセパレート室の中心に対
    してオフセットさせて形成していることを特徴とする請
    求項2のドレンセパレータ。
  4. 【請求項4】 上記ガス導出管の外周面に、螺旋状の気
    流案内溝を形成していることを特徴とする請求項2又は
    3のドレンセパレータ。
  5. 【請求項5】 上記セパレート室を囲う周面に螺旋状の
    気流案内溝を形成していることを特徴とする請求項2、
    3又は4のドレンセパレータ。
  6. 【請求項6】 上記ガス導出管を上下に移動可能に取付
    けていることを特徴とする請求項2から5のいずれかの
    ドレンセパレータ。
  7. 【請求項7】 セパレート室の下端が、テーパ状の周面
    で囲われる集水部を介して、セパレート室よりも小径の
    排出口に連なるように形成していることを特徴とする請
    求項1から6のいずれかのドレンセパレータ。
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