JP2000517121A - サービスデータベースシステムにおける事象記録 - Google Patents

サービスデータベースシステムにおける事象記録

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、サービスデータベースシステムにおいて事象記録を取り扱う方法に係る。データベースは、連続する行(Ri)を含む記憶された測定テーブル(MT)を備えている。測定テーブルの行における事象カウンタを効率的に使用するために、上記カウンタはコピーされ、そして各記録インターバルに、行における所与のカウンタグループのカウンタ値が増加されると共に、行における別のカウンタグループのカウンタ値が所定のローテーション原理に基づいて記録される。カウンタ値の記録及びゼロ化は、記録インターバル中に、一度に1つの測定オブジェクトについて取り扱われ、そして測定グループの各オブジェクトに対し測定グループのアクチベーション後に各カウンタグループの第1の処理は、カウンタグループの記録が阻止されるがカウンタグループのゼロ化は許されるように強制される。

Description

【発明の詳細な説明】 サービスデータベースシステムにおける事象記録発明の分野 本発明は、一般に、サービスデータベースシステムに係り、より詳細には、異 なる事象記録を実行するのに使用できる方法に係る。インテリジェントネットワ ークのサービスデータベースシステムは、アプリケーションの1つの好ましい領 域を形成する。先行技術の説明 テレコミュニケーションの急速な発達は、オペレータがユーザに多数の異なる サービスを提供できるようにした。高級なサービスを提供するネットワークアー キテクチャーをインテリジェントネットワークと称する。インテリジェントネッ トワークの通常の省略形は、INである。 インテリジェントネットワークの機能的アーキテクチャーが図1に示され、こ こでは、ネットワークの機能的エンティティが楕円で示されている。本発明は、 インテリジェントネットワーク環境を参照して説明するので、このアーキテクチ ャーについて以下に簡単に述べる。 ネットワークへのエンドユーザ(加入者)のアクセスは、CCAF(コールコ ントロールエージェントファンクション)によって取り扱われる。INサービス へのアクセスは、既存のデジタル交換機への追加によって実施される。これは、 2人のユーザ間のコールを処理するのに使用される既存のファンクションを記述 する基本的なコール状態モデルBCSMを使用することにより行なわれる。この BCSMは、ユーザ間の接続ルートを確立しそして維持するのに必要なコールコ ントロールファンクションCCFの高レベル状態オートマトン記述である。サー ビス交換ファンクションSSF(例えば、図1のエンティティCCF及びSSF の部分的重畳)を使用することによりこの状態モデルに機能が追加され、インテ リジェントネットワークのサービス(INサービス)をコールする必要があると きを判断することができる。これらのINサービスがコールされた後に、インテ リジェントネットワークのサービスロジックを含むサービスコントロールファン クションSCFがサービス関連処理(コールの試みの)を取り扱う。従って、サ ービス交換ファンクションSSFは、コールコントロールファンクションCCF をサービスコントロールファンクションSCFに接続し、そしてサービスコント ロールファンクションSCFがコールコントロールファンクションCCFを制御 できるようにする。例えば、SCFは、SSF/CCFが特定のコール又は接続 機能、例えば、課金又はルート指定オペレーションを実行するように要求するこ とができる。又、SCFは、サービスデータファンクションSDFへ要求を送る こともでき、このファンクションは、サービス関連データ及びインテリジェント ネットワークのネットワークデータへのアクセスを取り扱う。従って、SCFは 、例えば、SDFが特定のサービス関連データを検索し又はこのデータを更新す るように要求することができる。 上記のファンクションは、インテリジェントネットワークにより提供されるサ ービスの幾つかを実施するのに必要な特殊なファンクションを与える特殊なリソ ースファンクションSRFにより更に実施される。これらのサービスは、例えば 、プロトコル変換、スピーチ認識及び音声メールである。SCFは、例えば、エ ンドユーザとSRFとの間に先ず接続を確立するようにSSF/CCFファンク ションに要求することができ、次いで、エンドユーザに音声メッセージを与える ようにSRFに要求することができる。 インテリジェントネットワークの他の機能的エンティティは、制御に関連した 種々のファンクション、例えば、SCEF(サービス形成環境ファンクション)、 SMF(サービスマネージメントファンクション)、及びSMAF(サービスマネ ージメントアクセスファンクション)である。SMFは、とりわけ、サービス制 御を含み、SMAFは、SMFへの接続を与え、そしてSCEFは、INサービ スを特定し、開発し、テストし、そしてSMFを経てSCFへ供給する。これら のファンクションは、ネットワークオペレータのオペレーションのみに関連した ものであるから、図1には示されていない。 INサービスに関連するものとして図1に示された機能的エンティティの役割 を以下に簡単に説明する。CCAFは、発呼者により与えられたサービス要求を 受信する。このサービス要求は、通常、受話器を持ち上げること及び/又は発呼 者によりダイヤルされた一連のデジットより成る。CCAFは、更に、サービス 要求を処理のためにCCF/SSFへ送信する。コールコントロールファンクシ ョンCCFは、サービスデータをもたず、サービス要求の必要性を確認するよう にプログラムされている。CCFは、コール設定をある瞬間に中断し、そしてサ ービス交換ファンクションSSFにコールの状態について通知する。SSFのタ スクは、所定の基準を用いて、サービス要求を解読し、従って、その要求がIN サービスに関連したサービス要求であるかどうか決定することである。もしそう であれば、SSFは、標準化されたINサービス要求を形成し、そしてその要求 を、サービス要求の状態に関する情報と共にSCFに送信する。SCFは、その 要求を受信し、そしてそれをデコードする。その後、SSF/CCF、SRF及 びSDFと協働して、その要求されたサービスをエンドユーザに提供する。 インテリジェントネットワークの物理的レベルアーキテクチャーは、上記機能 的エンティティがネットワークの物理的エンティティにいかに配置されるかを記 述する。インテリジェントネットワークの物理的アーキテクチャーが図2に示さ れており、ここでは、物理的エンティティが長方形又は円で示されそして機能的 エンティティが楕円で示されている。信号接続は、破線で示され、そして例えば スピーチのような実際の搬送は、実線で示されている。任意の機能的エンティテ ィは、破線で示されている。図示された信号ネットワークは、SS7に基づくネ ットワークである(シグナリングシステムナンバー7は、CCITT(今日のI TU−T)ブルーブック、シグナリングシステムNo.7の仕様、メルボルン、1 988年に記載された公知の信号システムである)。 例えば、電話、コンピュータ又はファクシミリを含むことのできる加入者装置 SEは、サービス交換ポイントSSPに直接接続されるか、又はネットワークア クセスポイントNAPに接続される。 サービス交換ポイントSSPは、ユーザにネットワークへのアクセスを与え、 そして全ての必要な選択ファンクションを取り扱う。又、SSPは、いかなるI Nサービス要求を検出することもできる。機能的に、SSPは、コールコントロ ール及びサービス選択ファンクションを含む。 ネットワークアクセスポイントNAPは、コールコントロールファンクション CCFを含む従来の電話交換機であり、例えば、INサービスを要求するコール を通常のコールから区別しそしてTNサービスを要求するコールを適当なSSP へルート指定することのできるDX220交換機である。 サービスコントロールポイントSCPは、INサービスを形成するのに使用さ れるサービスプログラムを含む。 サービスデータポイントSDPは、注文仕立のサービスを形成するためにSC Pのサービスプログラムにより使用される顧客及びネットワークデータを含むデ ータベースである。SCPは、SDPサービスを直接的に使用することもできる し、又は信号ネットワークを経て使用することもできる。 インテリジェントペリフェラルIPは、通知並びに音声及び多選択確認のよう な特殊なサービスを提供する。 サービス交換及びコントロールポイントSSCPは、同じノードに配置された SCP及びSSPより成る(換言すれば、図示されたSSPノードがSCF及び SSFの両エンティティを含む場合には、当該ノードがSSCPとなる)。 サービスマネージメントポイントSMPのタスクは、データベース(SDP) の管理、ネットワークの監視及びテスト、並びにネットワークデータの収集を含 む。これは、他の全ての物理的エンティティに接続することができる。 サービス形成環境ポイントSCEPは、INサービスを特定し、開発しそして テストすると共に、それらサービスをSMPに入力するのに使用される。 サービス補助ADは、サービスコントロールポイントSCPと機能的に同等で あるが、ADは、共通のチャンネル信号ネットワークSS7を経るのではなく、 高速データ接続(例えば、ISDN3OB+D接続)でSSPに直接接続される 。 サービスノードSNは、INサービスを制御し、そしてユーザとのデータ転送 を行うことができる。これは、1つ以上のSSPに直接通信する。 サービスマネージメントアクセスポイントSMAPは、あるユーザにSMPへ の接続を与える物理的エンティティである。 以上、本発明の方法を説明するための背景としてインテリジェントネットワー クについて簡単に説明した。インテリジェントネットワークの更に詳細な説明に ついては、例えば、ITU−T仕様Q.121又はべルコアのAIN仕様を参照 されたい。 上述したように、SSFは、コール設定のある段階において標準的なINサー ビス要求をSCFに送信する。サービスコントロールポイントSCP(又はサー ビス補助AD)は、通常、多数の交換機にサービスするネットワークの中心的ノ ードであるから、このような中心的サービスポイントのデータベースにおいて異 なる負荷測定が連続的に実行されることも重要である。例えば、SCP(又はA D)は、このような測定に対し、図3に示すように、機能的部分に分割すること ができる。最も下位のレイヤは、ハードウェア及び基本的オペレーティングシス テム(例えば、Unix)を含むいわゆるプラットホームレイヤ31により形成 される。このプラットホームレイヤの上には、アプリケーション指向のレイヤ3 2が配置され、これは、次の3つの部分、即ちサービスデータベース(SDB) 32aと、サービスロジックプログラムブロック(SLP)32bと、測定プロ グラムブロック(MP)32cとに分割することができる。サービスロジックプ ログラムは、ノードに到達するサービス要求によってトリガーされて実際のIN サービスを与えるプログラムである。従って、これらのプログラムは、コールご とのベースで処理タスクを実行する。一方、測定プログラムブロックは、SCP 負荷に関連した処理を取り扱うエンティティである。それ故、測定プログラムブ ロックは、コールごとのベースでそのタスクを実行するのではなくて、例えば、 記録インターバルにより又は過負荷状態のようなある状態においてそのオペレー ションを実行する。 サービスデータベースは、通常、各加入者がそれ自身の行Ri(i=1、2、 …n)を有するデータテーブル(DT)を含む。加入者識別子OIは、各行の始 めにキーとして含まれる。本発明にとって重要なものは、上記の測定に関連した データテーブルである。1つのこのような測定テーブルは、(測定)モジュール と称する測定オブジエクトのグループに対応する。多数の測定モジユールの測定 テーブルを同じデータテーブルに入力することもできるし、又は各測定モジュー ルの測定テーブルで個別のデータテーブルを形成することもできる。従って、測 定テーブルとは、システムにおけるデータテーブルの一部分又は全データテーブ ルであるモジュール特有のデータセットを指す。又、測定モジュールは、測定グ ループとも称する。 システムにおいて、各加入者は、専用の1組のカウンタを有し、これらカウン タは、加入者に関連した異なる事象の結果として増加され、例えば、コールカウ ンタは、各コールのたびに増加される。カウンタの値は、記録インターバルによ り収集される。 図3は、インテリジェントネットワークのサービスコントロールポイントSC Pを一例として使用することによりこの方法のアプリケーション環境を示してい る。一般的に述べると、この方法は、システムにより応答されるサービス要求を ランダムに受信するいかなるサービスデータベースシステムにも適用できると言 うことができる。このようなシステムは、一般的なレベルで以下に述べるが、こ の説明はインテリジェントネットワークのSCPノードに限定されるものではな い。 到来するサービス要求に応答できるように、プロセッサは、データベースにア クセスして、サービス特有の処理を実行しなければならない。サービス要求に関 連した(測定)オブジェクトは、データベースシステムのデータテーブルの個々 の行で表わされ、これらの行はプロセッサにより処理される。システムは、特定 の長さの記録インターバル中に要求及びある事象の数を記録する。 オブジェクトは、記録されている事象の見地から状態を検討するときに、ある クラスの全てのオブジェクトが同じ形式(例えば、加入者)となるように、オブ ジェクトクラスに分類することができる。同じ形式のオブジエクトは、測定グル ープへと形成することができ、そして2つ以上の測定グループを各オブジェクト クラス内に定義することができる。各測定グループ内において、各オブジェクト は、事象を記録するのに使用される関連カウンタを有している。カウンタ値は、 あるオブジェクトから別のオブジェクトへと変化し得るが、特定の事象は、各オ ブジェクトにより同一に解釈され、例えば、ある事象は、各加入者(即ち各オブ ジェクト)に対する番号変換要求を意味する。 測定に関連した機能は、サービスデータベースシステムが位置する環境に関わ りなく、次の記録機能を含む。 各要求が受け取られるときに、サービスロジック手順の専用のインスタンスが 形成され、所望のオブジェクトのデータ行がデータテーブルから検索され、そし て要求されたサービスロジック処理が実行される。測定グループにおいては、各 個々のデータ行が、異なる事象の発生を記録するのに使用される関連カウンタグ ループを有する。サービスロジック処理の間に、カウンタ値は、記録されるべき 所望の事象の発生に基づいて増加される。 更に、同じプロセッサが、サービスの処理、事象の記録に関連した機能(カウ ンタの増加)、及び多数の異なる測定グループに対するカウンタ値の記録を取り 扱うようにするのが好ましい。カウンタ値の記録は、カウンタ値が規則的なイン ターバルで検索され、従って、それらをメモリ(ログファイル)に書き込むか又 は処理のために外部システムに送信できるようなオペレーションを指す。実際に 、1つのプロセッサを使用することは、唯一の選択肢である。その理由は、サー ビス要求は厳格な応答時間要件を含むことがしばしばあり、この場合に、データ べースをRAMメモリ(ディスクではなく)で実施しなければならないからであ る。全ての商業的なコンピュータシステムにおいて、1つ以上のプロセッサが単 一のRAMメモリにアクセスすることは不可能である。又、重畳するメモリオペ レーションを防止しなければならないので、多数のプロセッサにより共用された RAMメモリを実施することも困難である。 この種のサービスデータシステムは、多数の測定グループを含み、その各々は 、能動的(当該グループに対して測定が実行される)であるか、又は受動的(当 該グループに対して測定が実行されない)である。又、各グループは、マネージ メントシステムがグループをアクチベート/デアクチベートするところのあるア クチベーション/デアクチベーション時間を有することができる。この種の環境 においては、現在の測定に干渉せずに測定グループを任意の点で簡単且つ速やか にアクチベート及びデアクチベートできるように、単一測定グループのアクチベ ーション/デアクチベーション中にシステムがいかに機能すべきかが問題となる 。特に、単一測定グループのアクチベーションの間又は測定を開始するために必 須である全測定のアクチベーション(システムスタートアップ)の間に、この種 の非常に大きなカウンタグループのゼロ化をいかに実施するかが問題となる。 従来のシステムでは、データベースマネージメントシステムがモジュールアク チベーションコマンドの間に全てのカウンタに対してゼロ化コマンドを与え、そ の点において、全てのオブジェクトのカウンタがゼロ化されるというように、ゼ ロ化が行なわれている。しかしながら、これは、特にオブジェクトの数が非常に 多数のときには良好な解決策ではない。というのは、ゼロ化を実行するプロセッ サに容易に過負荷を招き、従って、測定の開始を遅らせるような遅延を招くから である。発明の要旨 本発明の目的は、上記欠点を解消し、そしてゼロ化を実行するプロセッサが過 負荷状態にならず且つ全てのオブジェクトに対しカウンタの増加を同時に且つ正 しい瞬間に(記録インターバルの変化の瞬間に)スタートできるように、ゼロ化 を効率的に実行できるシステムを形成することである。 この目的は、独立請求項に記載した本発明の方法を用いることにより達成され る。 第1に、本発明の考え方は、一方ではカウンタ値を増加しそして他方では値を 記録及びゼロ化するようにローテーションで使用されるコピーされたカウンタグ ループを維持するためにデータテーブルのオブジェクト特有の行が使用されるデ ータベースシステムにおいて、カウンタ値の記録及びゼロ化を行ごとに実行し、 単一の行が処理されるときに記録及びゼロ化が連続的に実行されるようにするこ とである。更に、本発明の考え方は、各単一オブジェクトごとに、測定グループ のアクチベーション後に各カウンタグループの第1の処理を、カウンタグループ の記録は阻止されるが、カウンタグループのゼロ化は許されるように、強制する ことである。 本発明の好ましい実施形態によれば、オブジェクト特有の行は、複写されたカ ウンタ(複写係数は2)を維持するのに使用され、この場合に、第1のカウンタ は、第1のカウンタグループに属し、そして第2のカウンタは、第2のカウンタ グループに属し、そして1つおきの記録インターバルに、第1カウンタグループ のカウンタが増加されそして第2カウンタグループのカウンタが記録されてゼロ にされ、且つ1つおきの記録インターバルに、第2カウンタグループのカウンタ が増加されそして第1カウンタグループのカウンタ値が記録されてゼロにされる 。複写されたカウンタを使用することにより、上記目的は、最も簡単に達成され る が、多数の同一のカウンタ(コピー係数>2)を使用することにより同様のロー テーション原理に従うこともできる。 本発明の好ましい実施形態によれば、カウンタグループの記録及びゼロ化プロ セスは、モジュール特有のアクチベーションパラメータの値も監視する。この場 合に、記録及びゼロ化プロセスは、アクチベーションを迅速に検出できるように 各記録インターバル中に短い間隔で繰り返しスタートされるのが更に好ましい。 アクチベーション後の記録の阻止はタイムスタンプの使用に基づくので、個別の 時間値をシステムに使用するのが更に好ましい。記録及びゼロ化プロセスは、記 録インターバルが変化するときに常に始めからスタートするので、記録インター バルのその後の予想される変化の瞬間を、その後の個別の時間値に等しい瞬間へ と変更するのが好ましい。たとえこの説明が記録及びゼロ化プロセスを述べるも のであっても、これは、カウンタ値の記録及びそれらのゼロ化の両方を取り扱う プロセスを指すことに注意されたい。カウンタ値は、必ずしも、ログファイルに 直ちに書き込まれず、例えば、カウンタ値を外部システムに送信することもでき る。プロセスは、測定オブジェクトの単一の処理中に常に記録及びゼロ化の両方 を実行するのではなく、その両方をスキップしたり又はゼロ化のみを実行したり することもできる。 更に、プロセッサ自体により時間切れするようにセットされたタイマーを使用 することにより記録及びゼロ化プロセスをスタートするのが好ましい。この場合 に、全測定(カウンタの測定、並びに記録及びゼロ化)は、タイマーを時間切れ するようにセットする共通のスタートアップコマンドを使用することによりスタ ートできる。この種のスタートアップコマンドの間に、第1のアクチベーション を指示するフラグをセットするのが好ましい。この場合に、上記フラグが検出さ れたときには、受動的な測定グループがちようどアクチベートされたことを指示 する値を測定グループ特有のアクチベーションパラメータに与えることが常にで きる。このように、例えば、複写型コンピュータシステムに生じるスイッチオー バーを取り扱うことが非常に簡単となる。 アクチベーション/デアクチベーションの検出を行う好ましい方法は、システ ムが使用中のアクチベーションパラメータの値を別々に保持し、そしてユーザが 特定したアクチベーションパラメータの値を頻繁な間隔でこの値と比較し、そし てアクチベーション又はデアクチベーション後に使用中のアクチベーションパラ メータの値を更新することである。この点について、現在記録インターバル中に 全ての行が処理されたときにそれを指示するフラグをシステムに維持するのが更 に好ましい。このように、行の処理が末完了であることをこのフラグが指示する 限りデアクチベーション中に使用中のアクチベーションパラメータの更新を防止 することができる。このように、測定グループのデアクチベーションが現在の測 定に干渉することはない。図面の簡単な説明 以下、添付図面の図4ないし10dを参照して、本発明及びその好ましい実施 形態を詳細に説明する。 図1は、インテリジェントネットワークの機能的アーキテクチャーを示す図で ある。 図2は、インテリジェントネットワークの物理的アーキテクチャーを示す図で ある。 図3は、事象を記録するのに重要なSCPノードの一部分を示す図である。 図4は、本発明によるサービスデータベースシステムを示す図である。 図5aは、図4のシステムにおいて従うローテーション原理を実証する時間軸 を示す図である。 図5bは、図4のシステムにおいて従う一般的なローテーション原理を実証す る時間軸を示す図である。 図6は、アイドル状態から通常のオペレーション状態へのシステムの移行を示 すフローチャートである。 図7a―7dは、カウンタの記録プロセスの進行を示すフローチャートである 。 図8は、測定グループのアクチベーションに続く重要な瞬間を時間軸において 示す図である。 図9a―9eは、アクチベーション中にカウンタのゼロ化を実行するが、カウ ンタの記録は阻止する一例を時間軸において示す図である。 図10a―10dは、アクチベーション中にカウンタのゼロ化を実行するが、 カウンタの記録は阻止する別の例を時間軸において示す図である。好ましい実施形態の詳細な説明 図4は、例えば、インテリジェントネットワークのSCPノードに配置するこ とのできる本発明によるデータベースシステムDBSを示す。このデータベース は、少なくとも1つの基本的データテーブルBT及び少なくとも1つの測定テー ブルMTを備え、これらは多数の連続する行を含む。図には、1つの基本的テー ブルと、3つの測定テーブルとが示されている。 基本的テーブルの1つの行は、個々の測定オブジェクト(例えば、加入者)に 対応する。行の始めにオブジェクト識別子OIが配置される。1つの基本的テー ブルのオブジェクトは、同じ測定オブジェクトクラスに属し、換言すれば、1つ の基本的テーブルのオブジェクトは、同じ形式のものである。基本的テーブルの 1つのオブジェクトを多数の異なる測定テーブルMTに含ませることができ、例 えば、記録インターバルが例えば5分であるようなコールカウント測定、及び記 録インターバルが例えば24時間であるようなコールカウント測定に同じ加入者 を含ませることができる。更に、基本的テーブルの各行は、当該オブジェクトが アクティブなオブジェクトとしてどの測定グループに含まれたかを指示するパラ メータを含む。以下、これらのパラメータの識別子をObjActj(j=1… 測定グループの数)とする。パラメータの値は、ユーザによりセットできる。 単一の測定テーブルは、ヘッダ行HR及び連続的な行Ri(i=1…n)より 成る。測定テーブルの単一の行Riは、オブジェクト特有のパラメータと、専用 の1組の測定グループ特有のカウンタとを備えている。各測定テーブルは、前記 した特定の測定グループを形成する。従って、各測定テーブルは、同一の測定を 実行するところのオブジェクトを含む。例えば、図示された1つの測定テーブル は、コールカウント記録が実行されているところの加入者を含むことができ、第 2のテーブルは、事象カウンタ記録が実行されているところの加入者を記録する ことができ、そして第3のテーブルは、コール長さ記録が実行されているところ の加入者を含むことができる。前記したように、1つの形式の測定(例えば、コ ールカウント記録)が多数の異なる測定テーブルを有することもできる。 測定テーブルのヘッダ行HRには、全測定グループに共通のパラメータが配置 される。これらのパラメータは、以下で説明する。 サービスロジックプログラムインスタンスSLPiは、基本的テーブルBTの 行を読み取り、従って、基本的テーブルの行は、サービスを発生するのに使用さ れるパラメータも含む。しかしながら、それらは、本発明の範囲に属さないので 、ここでは詳細に説明しない。 SSPにより送信されるサービス要求SRは、加入者(オブジェクト)識別子 を含む。SCPがこのようなサービス要求を受信すると、サービスロジックプロ グラムのサービスロジックプログラムインスタンスSLPiが形成され、そして このインスタンスは、当該サービス要求のサービスを開始する。これは、システ ムに含まれたサービスロジック実行ブロックSLEが、ブロックSLPTに記憶 されたサービスロジックプログラムテンプレートをコピーすることによりサービ スロジックインスタンスSLPiを形成するような既知のやり方で実行される。 このコピー(又はSLPi)は、受信したサービス要求の使用時に入れられる。 サービスロジック実行ブロックSLEは、到来するサービス要求が記憶されたバ ッフアBFからサービス要求を検索する。 SLPiは、サービス要求の加入者識別子を読み取り、その後、その識別子に 対応する行を基本的テーブルから読み取ることができる。この行から、SLPi は、パラメータObjActj(j=1、2…)の値を見出す。このオブジェク トがアクティブの場合には、SLPiは、当該オブジェクトが含まれた測定テー ブルのヘッダ行から測定グループもアクティブであるかどうか読み取る。これは 、測定テーブルのヘッダ行に含まれたパラメータにより指示され、以下、このパ ラメータをActNewという名前で呼ぶことにする。オブジェクト及び測定グ ループの両方がアクティブである場合には、SLPiが測定テーブルにおいて当 該オブジエクトの行に配置された1つ以上のカウンタの値を増加する。図4に示 すように、ユーザは、マネージメントシステム(SMP)を経てパラメータOb jActj及びActNewの値を与える。パラメータObjActjは、ここか ら、測定グループ特有のパラメータとして処理されるので、測定グループを指示 するインデックスJが除去される。 測定テーブルの行に配置されたカウンタは、参照文字CG1及びCG2により 示された2つのカウンタグループがその行に形成されるように複写されるのが好 ましい。これらグループは、同じカウンタ(グループ内の1つ以上のカウンタ) を含み、これは、1つのグループの各カウンタが他のグループに対応カウンタを 有することを意味する。これらのカウンタは順次に増加され、図5aに示すよう に時間軸が連続的な記録インターバルTPへと分割され、1つおきのインターバ ルが参照記号Fで示され、そしてそれに介在するインターバルが記号Tで示され ている。記録インターバルFの間に、例えば、カウンタグループCG1のカウン タが増加され、そして記録インターバルTの間に、カウンタグループCG2のカ ウンタが増加される(又はその逆でもよい)。各瞬間の次々のインターバルは、測 定テーブルのヘッダ行に維持されたパリティパラメータにより決定される。SL Piは、測定テーブルのヘッダ行を読み取るときに、パリティパラメータの値も 読み取り、従って、測定テーブルの行に配置されたどのカウンタを増加しなけれ ばならないかを確認する。パリティパラメータは、真(T)又は偽(F)の値を とり得るブール変数であり、このために、図中の1つおきの時間インターバルが 参照記号Tで示され、そしてその介在する時間インターバルが参照記号Fで示さ れている。 上記のローテーション原理は、カウンタが複写される本発明の好ましい実施形 態に対応する。しかしながら、各カウンタの3つ以上のコピーが存在するように ローテーション原理に従うこともできる。この一般的な原理が図5bに示されて おり、ここでは、各カウンタのN個のコピーがあり、この場合に、測定オブジェ クトに対応する測定テーブルの行は、N個の測定グループ特有のカウンタセット を含む(各セットは1つ以上のカウンタを含む)。3つ以上のコピーされたカウン タがあるときには、時間軸が連続的な記録インターバル(TP)に更に分割され 、各記録インターバルにおいて、あるカウンタグループのみの値が増加され、そ して増加されるべきカウンタグループは、ある記録インターバルから別の記録イ ンターバルへと切り換えられる。N個のカウンタグループがあるので、選択され たカウンタグループは、各N個の記録インターバルごとに増加される。単一カウ ンタグループのカウンタ値の記録及びゼロ化は、当該カウンタグループのカウ ンタが増加されるところの記録インターバル間の記録インターバル中に実行され る。当該記録インターバルにおいて記録及びゼロ化を分散させる方法を変えるこ ともできる。あるカウンタグループの記録及びゼロ化は、例えば、1つの記録イ ンターバル中に常に実行することができる。記録及びゼロ化を完了できない場合 は、別の記録インターバルにおいてそれを続けることができる。但し、その特定 の記録インターバルに対応するカウンタグループの記録及びゼロ化が既に完了し ている場合である。このように、得られる時間を効率的に使用できるが、性能ロ ジックは更に複雑になる。 しかしながら、カウンタの複写は好ましいやり方である。というのは、複写さ れたカウンタを使用すると、長い時間インターバルにわたり測定グループのアク チベーションに関連したゼロ化を公平化する最も簡単な方法となるからである。 このため、複写を以下の例で使用する。 サービスロジックプログラムインスタンスSLPiは、事象カウンタの増加を 独立して取り扱い、これは、当該測定グループ及び測定オブジェクトがアクティ ブであることが検出された場合にカウンタを無分別に増加することを意味する。 一方、測定プログラムブロックは、行におけるカウンタの記録及びゼロ化を取り 扱う。測定プログラムブロックは、各測定グループのカウンタを記録及びゼロ化 するためにサブブロックCRjを含む。更に、測定プログラムブロック(又はサ ブブロックCRj)は、各記録インターバルTPの始めにパリティ値を切り換え ることによりカウンタの変化の瞬間を制御する。SLPiがカウンタグループC G1のカウンタを増加するような記録インターバルにおいては、測定プログラム ブロックがカウンタグループCG2のカウンタを処理し、そしてSLPiがカウ ンタグループCG2のカウンタを増加するような記録インターバルにおいては、 測定プログラムブロックがカウンタグループCG1のカウンタを処理する。従っ て、カウンタの増加(換言すれば、事象の記録)は、カウンタ記録及びゼロ化プ ロセスとは個別のプロセスによって処理され、この個別のプロセスは、カウンタ 記録プロセスが動作する段階に関して何も知らずにパリティパラメータの値を単 に使用するものである。以下、値が増加されるカウンタを能動的なカウンタと称 し、そして値が記録されゼロ化されるカウンタを受動的なカウンタと称する。従 って、ある記録インターバル中に増加されるカウンタ値は、当該記録インターバ ルに続く記録インターバル中に処理される。一方、この後続の記録インターバル 中には、その手前の記録インターバル中に処理されたカウンタグループが増加さ れる。 このシステムの別の重要な部分は、短いインターバルWP(図5a及び5b) で測定プログラムブロック(カウンタの記録及びゼロ化)を開始するためにプロ セッサPRを設定するのに使用されるウェークアップタイマ−TMである。ウェ ークアップインターバルの長さは、例えば、10秒であり、これは、ウェークア ップインターバルが記録インターバルTPに比して非常に短いことを意味する。 1つ以上のウェークアップタイマーがあってもよく、そしてそれらは、測定グル ープ特有でもよいし、多数の測定グループにより共用されてもよい。 ユーザが特定したパラメータを使用することにより、1つの実行中即ち1つの ウェークアップ中に、測定プログラムブロックがカウンタの処理を許されたとこ ろのオブジェクトの最大数を測定グループごとに決定することができる。以下、 このパラメータをバッチと称する。記録インターバル中に(換言すれば、記録イ ンターバルの新たな変化の瞬間が検出されるときまでに)全てのオブジェクトに 対し受動的なカウンタグループを処理するに充分な時間がある場合には、当該記 録インターバル中に測定オブジェクトを処理する必要がもはやないという指示と して測定グループに対してフラグがセットされる。たとえカウンタ記録及びゼロ 化プロセスがウェークアップタイマーを用いて短い問隔でウェークアップされる としても、測定オブジェクトは、当該インターバル中にもはや処理されない。 前記したように、測定プログラム及びサービスロジックプログラムSLPiの 両方を同じプロセッサに実行させるのが好ましい。図4において、この共通のプ ロセッサは、参照記号PRで示されている。測定プログラムの実行は、常にイン ターバルWPが経過したときにタイマーTMによってスタートされる。 データテーブルを伴うデータベース、測定プログラム及びサービスロジックプ ログラムは、同じRAMメモリに配置することができるが、データベースがその データテーブルと共にディスクに配置されるようにシステムを構成することもで きる。この場合に、システムは2つのプロセッサを含み、その一方がサービスロ ジックプログラムを実行し、そしてその他方がディスクに維持されたカウンタ値 を取り扱う。いずれの場合も、あるメモリエリアMA1…MA3がプロセッサに 関連され、測定プログラムブロック、サービスロジックプログラムブロック、及 びデータテーブルを伴うデータベースが配置される。サービス実行ブロックのメ モリエリアは、参照記号MA4で示され、そしてサービスロジックテンプレート メモリエリアは、参照記号MA5で示される。しかしながら、前記したように、 応答時間にとってはRAMメモリ及び1つのプロセッサを使用することが最良で ある。 例えば、プロセッサの過負荷のために、割り当てられた記録インターバルTP において全てのオブジェクト(加入者)に対し受動的なカウンタグループを処理 するに充分な時間がない場合には、残りのオブジェクトが未処理のままとなる。 原理は、未完成のタスクを山積みに残さないというものである。しかしながら、 記録及びゼロ化プロセスは、処理された行をその行特有のタイムスタンプでマー クする。(未処理の行がある場合には、ログファイルに書きこむことができず、 カウンタはゼロにされない。) サービスロジックプログラムインスタンスは、未処理の行におけるカウンタを 含む全てのカウンタを無分別に増加する。しかしながら、これらの行は後で処理 することができない。というのは、それらの値がもはや記録インターバルの長さ のインターバル、例えば5分のインターバルからのものでないからである。測定 プログラムが行の処理を開始すると、カウンタ値をログファイルに書き込むこと ができるかどうか別々にチェックされる。従って、カウンタ値は、無分別に増加 されるが、それに続く処理インターバル中に、その値がログファイルに書き込ま れるべく有効であるかどうかについてチェックがなされる。 迅速に繰り返されるウェークアップを使用することにより、異なる測定グルー プの変化する記録インターバルを取り扱うことができる。従って、システムは、 異なる測定グループの特徴である異なる長さの各記録インターバルに対しそれ自 身のカウンタ(タイマー)を含まず、システムは、例えば、10秒ごとの短い間 隔で測定プログラムをウェークアップする1つのカウンタしか有していない。各 ウェークアップ中に、測定プログラムは、オブジェクト特有のカウンタの処理( 記 録及びゼロ化)をスタートしなければならないかどうかチェックする。従って、 例えば、プロセッサの過負荷状態において、過負荷が軽減するある時点で、タイ マーが時間切れ状態となりそしてタイマーによりトリガーされる記録及びゼロ化 プロセスが各状態で何を行うべきか分かることを期待することができる。従って 、プロセッサの遅れは、個別タイマーの使用よりも容易な方法を使用することに より解消される。個別タイマーの場合には、過剰なプロセッサ負荷により生じる 遅れが問題を引き起こす。というのは、タイマーが常に同じインターバルの値に セットされるからである。この場台に、時間とトリガーの瞬間との間の同期を何 らかの方法で処理しなければならない。 本発明によるシステムにおいて重要なパラメータを以下に説明する。以下のパ ラメータは、測定オブジェクトグループに共通であり、そして各測定テーブルM Tのヘッダ行に含まれる。 パラメータ 説明 形式 ModuleIdentifier 測定モジュールの識別子 I Act 使用中のアクチベーションパラメータ B ActNew 新たなアクチベーションパラメータ B Interv 使用中の記録インターバルの長さ I IntervNew 記録インターバルの新たな長さ I LatInterTime 記録インターバルの最後の変化の瞬間 I SecondInterTime 記録インターバルの最後から2番目の 変化の瞬間 I ThirdInterTime 記録インターバルの最後から3番目の 変化の瞬間 I FollInterTime 記録インターバルのその後の変化の瞬間 I LatParityTime パリティの最後の変化の瞬間 D PreParityTime パリティの最後から2番目の変化の瞬間 D Parity パリティ B Batch 一度に処理される行の最大数 I LatFinished テーブルの全ての行が処理されたかどうか 指示するパラメータ B パラメータの形式は、整数の変数の場合にIであり、ブール変数の場合にBで あり、そしてリアルタイムスタンプ(日付、時間、分、秒)の場合にDである。 記録インターバルの長さは、分で与えられる。 ユーザは、測定グループのアクチベーションパラメータActNew、記録イ ンターバルの長さIntervNew、及び一度に処理される行の最大数Bat chの値を定めることができる。テーブルに表示された他のパラメータは、シス テムの内部のパラメータであり、ユーザによって定めることができない。最後の 記録インターバルの変化の瞬間(LatInterTime)、最後から2番目の 記録インターバルの変化の瞬間(SecondInterTime)、その前の記 録インターバルの変化の瞬間(ThirdInterTime)、及びその後の記 録インターバルの変化の瞬間(FollInterTime)を指示するタイム スタンプは、好ましくは、分のインデックスであり、従って、それらは形式によ る整数の変数である。というのは、システムに使用される時間が個別だからであ る。 パリティの最後の変化の瞬間(LatParityTime)及びその前のパ リティの変化の瞬間(PreParityTime)も、保持されねばならない 。 というのは、これらは、通常、記録インターバルの定められた変化の瞬間と正確 に同じではないからである。その理由は、測定プログラムがスタートする場合に 、例えば、10秒ごとに、パリティの変化の瞬間が、通常、記録インターバルの 定められた変化の瞬間を数秒だけ越えるからである。従って、これらのパラメー タは、カウンタ値が生じるところのインターバルの厳密な長さを決定できるよう にすることが必要となる。パラメータLatFinishedは、現在の記録イ ンターバル中に測定テーブルの全ての行の処理が完了した(カウンタ値が記録さ れてゼロ化された)場合にそれを指示する。 測定テーブルの1つの行は、少なくとも次の測定オブジェクト特有のパラメー タを含む。 パラメータ 説明 形式 ObjAct オブジェクトのアクチベーションパラメータ B LatMade 行の最後の処理時間 I PreMade 行の最後から2番目の処理時間 I 行特有のタイムスタンプ(LatMade及びPreMade)は、記録イン ターバルの変化の瞬間を指示するパラメータと同様の分のインデックスである。 以下、行特有のタイムスタンプをスタンプP(PreMade)及びスタンプL (LatMade)と称する。 図4は、測定グループのオブジェクト行及びヘッダ行に配置されたパラメータ を示す。 図6は、アイドル状態600から、通常の動作状態即ちいわゆるウォームスタ ート状態700までのシステムの移行を示すフローチャートである。システムが いわゆるコールドスタート信号を受信すると(段階601)、モジユール特有のフ ラグ(パラメータAlive)がゼロにセットされて、当該アクチベーションが コールドスタートであることを指示する(段階602)。その後、ウェークアップ タイマー(TM、図4)が、段階603において、短いウェークアップインター バル(WP、図5a)の後に時間切れするようにセットされ、その後、システム は、いわゆるウォームスタート状態700へ移行する。 図7a―7dは、測定プログラムブロックにより実行される記録及びゼロ化プ ロセスの進行を示すフローチャートである。プロセスがウォームスタート状態に ありそしてタイマーTMが時間切れするときに(段階701)、カウンタ記録及び ゼロ化プロセスがスタートする。最後の段階において、タイマーは、所定時間W Pの後に再び時間切れするようにセットされる(図7dの段階745)。タイマー が再び時間切れすると、記録プロセスが再び行なわれ、そして手前の段階と同様 に、タイマーが再び時間切れするようにセットされる。前記したように、時間切 れと時間切れとの間の間隔は、例えば、10秒である。実際に、測定テーブルの 1つの行に対し手順を1回実行するのに要する時間は、約50μsであり、従っ て、10個の異なるモジュールにおいて一度に処理されるべき行が100個ある ときには、1回の実行に要する時間が約50msとなる。 タイマーが時間切れすると、システムは、段階702に入り、モジュールのヘ ッダ行から現在時間の値と、モジュール(即ち測定グループ)パラメータとを検 索する。現在時間の値は、タイマーの時間切れの瞬間に等しく、そしてこの値は 、時間切れ(ウェークアップ)により生じる1回の実行に要する全時間に対し同 一に保たれる。この時間値を用いて現在の分インデックス(例えば、ある年の始 めから計算された)が決定される。前記したように、システムに使用される時間 は、個別のものである。好ましい個別インターバルは、1分であり、これは、同 時に考えられる最短の記録インターバルでもある。 プログラムは、測定テーブルのヘッダ行から、ユーザが指定し得るパラメータ ActNew、IntervNew及びBatchの値を検索する。その後、プ ログラムは、段階703aにおいて、当該アクチベーションがコールドスタート 信号後の記録プロセスの第1アクチベーションであるかどうかテストする。これ は、上記モジュール特有のフラグの値がゼロであるかどうかテストすることによ り行なわれる。もしそうであれば、プログラムは、段階703bにおいて、ユー ザが指定し得るモジュール特有のアクチベーションパラメータActNewがゼ ロより大きいかどうか(換言すれば、モジュールがアクチベートされたかどうか )をテストする。この条件が真であれば、上記パラメータには、ユーザにより実 行される最新のモジュールアクチベーションを指示する値ActNew=1が指 定され、そしてコールドスタートフラグがオフにされ、換言すれば、パラメータ Aliveに値1が指定される(段階704)。従って、段階704には、モジュ ールがアクティブであるときにコールドスタートを通してのみ入る。他のいずれ の場合にも、プログラムは、段階703a又は703bから段階705へ進み、 そこで、プログラムは、当該モジュールが受動的であり続ける(測定がアクチべ ートされていない)かどうかテストする。これは、使用中のアクチベーションパ ラメータActがゼロ以下であるかどうかそしてユーザが特定したアクチベーシ ョンパラメータActNewもゼロ以下であるかどうか(換言すれば、モジュー ルアクチベーションパラメータの古い値がゼロでありそして新しい値もゼロであ るかどうか)テストすることにより行なわれる。もしそうであれば(換言すれば 、モジュールが受動的であり続ける場合には)、プログラムは、段階745へ直 接進み、ここで、ウェークアップタイマーTMが再び時間切れするようにセット される。 もしそうでなければ、プログラムは、段階706へ進み、そこで、カウンタの 記録及びゼロ化プロセスの最後のウェークアップ後にモジュールが受動的状態に 切り換えられた(測定が停止された)かどうかテストする。これは、使用中のア クチベーションパラメータActがゼロより大きくそしてユーザが指定したアク チベーションパラメータActNewがゼロ以下であるかどうかをテストするこ とにより行なわれる。もしそうであれば、使用中のアクチベーションパラメータ の値はゼロにセットされる。これは、段階708で行なわれるが、プログラムが この段階へ進むのは、カウンタ値の記録及びゼロ化プロセスに関する限り当該変 化を生じさせるに適した時間のときだけである。時間の適切さは、段階707で テストされ、ここで、プログラムは、全ての行がテストされたかどうか、又は記 録インターバルの次の変化の瞬間が経過したかどうかテストする。これは、パラ メータLatFinishedの値が1であるかどうか、又はアクチベーション において定義されたパラメータCurrentMinuteの値が、次に予想さ れるインターバルの変化の瞬間を指示するパラメータFo1lInterTim eの値以上であるかどうかをテストすることにより行なわれる。 使用中のアクチベーションパラメータをゼロにセットすることにより段階70 8において測定モジュールが停止されたときには、プログラムは直接終了に至り 、タイマーが再び時間切れするようにセットされる。 変化の瞬間がまだ適当でないか、又はモジュールが停止されていない(換言す れば、モジュールが能動的である)場合には、プログラムは、段階709におい て、モジュールが手前の実行の後に能動的な状態に切り換わったかどうか、即ち 換言すれば、モジュールが手前の実行の後にスタートしたかどうかテストする。 これは、ユーザが特定したアクチベーションパラメータActNewの値が10 0より小さいかどうか(ユーザによるアクチベーションが、モジュールがアクチ ベートされたことを指示する値1に対応するかどうか)テストすることにより行 なわれる。もしそうであれば、即ち手前のウェークアップ後にモジュールがスタ ートされていれば、プログラムは初期化段階710へ進む。他のいずれの場合に も、プログラムは段階711へ進み、そこで、記録インターバルの長さが変化し たかどうかテストする。 従って、上記段階704において、ユーザが特定するアクチベーションパラメ ータActNewの値は、人為的に1にセットされ、プログラムは、必要な全て の場合に段階709から初期化段階710へ進むことができる。このような状態 は、例えば、複写型コンピュータシステムにおいて行なわれるスイッチオーバー である。バックアップサイドがスタートすると(コールドスタート)、これは、ユ ーザが特定するモジュール特有のアクチベーションパラメータの値が、スイッチ オーバーの発生時に能動的な状態(この例では値1又は101)を指示する場合 にも、記録プロセスが初期化段階710へ進むように確保する。従って、スイッ チオーバーは、付加的な動作を必要とせず、システムは、測定グループが能動的 となった場合にあたかもユーザが測定グループをちようどアクチベートしたかの ように動作する。 初期化段階710において、使用中のアクチベーションパラメータActには 、ユーザが特定するパラメータActNewの値が与えられ、使用中の記録イン ターバルの長さを示すパラメータIntervには、ユーザにより定められたパ ラメータIntervNewの値が与えられ、そしてユーザが特定するアクチベ ーションパラメータの値は、100だけ増加され、従って、その後、段階709 において、モジュールがちようどそのときアクチベートされていないことを検出 できる。更に、タイムスタンプLatInterTime、SecondInt erTime、ThirdInterTime及びFollInterTime には、次の全分までアップ方向に丸められた現在時間の値(CurrentMi nute)が指定される。 従って、モジュール特有のパラメータは、アクチベーション時間より遅い時間 に初期化されねばならない。この種の正しい初期化は、とりわけ、全ての古い行 特有のタイムスタンプがインターバルの変化の瞬間と等しいかそれより古くなる よう確保し、プログラムがログファイルに書き込むか否かを決定する不等式(後 述する)は、例えば、オブジェクト特有の測定がスタートされた時間に関わりな く、正しく真又は偽である。 初期化段階中に、パリティ変数Parityには値0が指定され、そしてパラ メータLatFinishedには値1が指定され、従って、測定テーブルの行 は、モジュールがスタートした後の最初の短い分の間には処理されない。更に、 システムは、パリティについての2つの最新の変化の瞬間に関する情報を維持す る。これらのパラメータ(LatParityTime及びPreParity Time)には、現在の正しい時間(日付、時間、分、秒)を指示するタイムス タンプが初期化段階中に指定される。 段階711において、プログラムは、上記のように、記録インターバルの長さ が変化したかどうかテストする。これは、新たな値(IntervNew)が古 い値(Interv)に等しいかどうかテストすることにより行なわれる。もし そうであれば(即ち換言すれば、変化が生じていなければ)、プログラムは、直 接段階716へ進み、記録インターバルの予想される変化の瞬間に既に到達した か又はそれが経過したかどうかをテストする。 ユーザが記録インターバルの値を変化させた場合には、記録インターバルの新 たな値が段階713においてそれに更新され、そして記録インターバルの次の変 化の瞬間が段階715において計算される。しかしながら、これらの動作は、現 在の瞬間が適当であるときだけ行なわれる。その瞬間が適当であるかどうかは、 段階712において、段階707と同一のテストを実行することによりテストさ れる。従って、オペレーション(段階713の更新)は、現在の記録インターバ ル中に全ての行を処理するに充分な時間があるか、或いは次の記録インターバル の変化の瞬間(これは、記録インターバルの古い長さに基づいて計算されるか、 又はモジュールアクチベーションの場合は段階710において次の全分へ初期化 される)に到達したか又はそれが経過した場合にのみ行うことができる。これら の条件のいずれかを満たす場合には、記録インターバルの長さが段階713にお いてその新たな値へ更新される。記録インターバルの次の変化の瞬間を更新でき る(段階715)前に、1つの付加的な条件を満たさねばならず、これが段階7 14でテストされる。この段階では、プログラムは、モジュールのアクチベーシ ョン以来、最初の全分の変化が生じたかどうかテストする。このテストは、Fo llInterTimeの値がパラメータLatInterTimeの値に等し いかどうかをテストすることにより行なわれる(これらの値は、最初の全分の後 に第1のウェークアップが生じるまで等しく、パラメータFollInterT imeは、以下に示すように、最初の全分が経過した直後に更新される)。これ らの値が等しくない場合には、最初の分が経過しており、プログラムは、次の変 化の瞬間の更新を実行することができる。従って、モジュールのアクチベーショ ンの瞬間の後のインターバルの最初の変化の瞬間(FollInterTime )は、常に、最初の全分にセットされ、そしてその後に、例えば、新たな記録イ ンターバルの長さが1時間である場合には時間にセットされる。従って、インタ ーバルのこの最初の変化の瞬間(最初の全分)は、インターバルの変化の瞬間を 示すタイムスタンプが段階710において初期化される瞬間である。プログラム は、モジュールアクチベーション後の最初の短い分の間に行を全く処理しない。 このため、パラメータLatFinishedの値は、段階710において1に セットされている。これは、行特有の処理スタンプがいずれの場合も次の分にセ ットされるためであり、この場合に、最初の短い分の間に行なわれる行の処理は 無駄になる(というのは、この場合に、行特有のスタンプは、それが古いスタン プであるか新しいスタンプであるか、換言すれば、それがアクチベーション前の 時間に発生するか又はアクチベーション後の時間に発生するかを指示しないから である)。従って、モジュールアクチベーション後の行の処理(カウンタ値の記 録及びゼロ化)は、最初の全分の後にのみスタートされる。 インターバルのその後の変化の瞬間に対して新たな推定値が計算され(段階7 15)、最初に、現在の分の値(CurrentMinute)が記録インター バルの長さで除算され、そして残余が記憶される。この新たな推定値は、得られ た残余を現在の分から減算しそしてその差に記録インターバルの長さを加算する ことにより得られる(即ちFollInterTime=CurrentMin ute-mod(CurrentMinute/Interv)+Interv) 。従って、その後の変化の瞬間は、現在時間と、記録インターバルの長さとに基 づいて決定される。従って、この計算は、パラメータLatInterTime の値を考慮しない。というのは、例えば、過負荷状態では、プロセッサが遅れる ことがあり、この場合に、対応する遅れがその後の変化の瞬間の値に現れるから である。 その後に、プログラムは、段階716において、記録インターバルのその後の 変化の瞬間に達したかどうかテストする。これは、パラメータCuΓΓentM inuteの値(即ち換言すれば、秒が無視されたときにクロック時間から得ら れる分)がパラメータFollInterTimeの値以上であるかどうかテス トすることにより行なわれる。もしそうでなければ、プログラムは、まっすぐに 段階720へ進む。他のいずれかの場合には、プログラムは、段階718へ進み 、そこで、インターバルの変化の瞬間に関連したタイムスタンプが押し出される 。この場合に、最後の記録インターバルの変化の瞬間を指示するパラメータLa tInterTimeには、値CurrentMinute−mod(Curr entMinute/Interv)が与えられ、それに先行する記録インター バルの変化の瞬間を指示するパラメータSecondlnterTimeには、 パラメータLatInterTimeの古い値が与えられ、そして最後から3番 目の記録インターバルの変化の瞬間を指示するパラメータThirdInter Timeには、パラメータSecondInterTimeの古い値が与えられ る。従って、この点において、プログラムは、パラメータFol1InterT imeの値(即ち経過した変化の瞬間の値)をパラメータLatInterTi meの値として与えず、パラメータLatInterTimeの値は、考えられ るプロセッサの遅延がパラメータの値に影響を及ぼさないように現在分の値に基 づいて上記のように計算される。従って、パラメータLatInterTime の値は、現在時間を全分までダウン方向に丸め、上記残余(その値は通常ゼロで あり、遅れを補償する)を減算したものに等しい値へと更新される。 しかしながら、タイムスタンプは、段階716で検出されたインターバルの変 化の瞬間がモジュールアクチベーション後の最初の全分である場合には押し出さ れない。このことは、段階717において、段階714と同様のテストを使用す ることによりテストされる(即ち、パラメータFollInterTimeの値 がこの点においてパラメータLatInterTimeの値に等しくない場合に は、モジュールアクチベーション後の最初の全分が経過したことになる)。段階 718においてタイムスタンプが押し出された後に、プログラムは、段階719 において、インターバルの次の変化の瞬間に対する新たな値(即ち換言すれば、 FollInterTime=CurrentMinute−mod(Curr entMinute/Interv)+Interv)を計算する。これは、段 階717において、インターバルの変化の瞬間が、結局は、モジュールアクチべ ーション後の最初の全分であることが検出された場合にも実行される。又、段階 719において、プログラムは、パリティの値を切り換え、そして最後の及び最 後から2番目のパリティの変化の瞬間を押し出し、従って、パラメータLatP arityTimeには現在の実際のタイムスタンプの値が指定され、そしてパ ラメータPreParityTimeにはパラメータLatParityTim eの古い値が指定される。更に、行の処理が近づきつつあるので、パラメータL atFinishedには、この点においてゼロの値が指定され、従って、シス テムは、行の処理が完了していないことを知る。又、たとえ行の処理が未完成で あり、そしてインターバルの変化の瞬間が経過していないことをプログラムが検 出しても、パラメータLatFinishedは、依然、ゼロにリセットされる ことにも注意されたい。 その後、プログラムは、段階720(プログラムは段階716からここに直接 到達してもよい)において、行処理段階が完了したかどうか、即ち換言すれば、 全ての行が既に処理されたかどうか(パラメータLatFinishedの値が 1であるかどうか)テストする。もしそうであれば、プログラムは、段階745 へ直接進み、タイマーがリセットされる。行処理が未完成であるか、又はまだス タートしていない(即ち、パラメータLatFinishedの値がゼロである )場合には、プログラムは、段階721へ進み、行カウンタが初期化される。そ の後、プログラムは、モジュールの測定テーブルにおいて次の行を読み取る。新 たな行が首尾良く読み取られた場合には、プログラムは、段階725へ進む。他 のいずれの場合にも、プログラムは、全ての行を読み取りとマークし(パラメー タLatFinishedには段階724において1の値が指定される)、そし てプログラムは、段階745へ直接進み、タイマーが再び時間切れするようにセ ットされる。 段階725において、プログラムは、オブジェクトのパラメータ、例えば、加 入者識別子(OI)、オブジェクト特有のアクチベーションパラメータ(ObjA ct)、行の最後の処理に対するタイムスタンプ(LatMade)、及び行の 最後から2番目の処理に対するタイムスタンプ(PreMade)を行から検索 する。その後、行カウンタの値が1だけ増加される(段階726)。カウンタ値が 増加されたときには、プログラムが段階727へ進み、そこで、当該オブジェク トが受動的な状態を続けるかどうかテストする。これは、オブジェクト特有のア クチベーションパラメータObjActの値が100(テストに使用されるべき 値として選択された)であるかどうかテストすることにより行なわれる。もしそ うであれば、プログラムは、段階744を経て段階722へ進み、次の行(行カ ウンタの値に基づいて到達する)を読み取るか、或いは段階745へ進んでタイ マーをセットする。他のいずれの場台にも、プログラムは、段階728において 、オブジェクトが最後のウェークアップの後に受動的な状態へ切り換わるおそれ があるかどうかテストする。これは、オブジェクト特有のアクチベーションパラ メータObjActがゼロ以下であるかどうかをテストすることにより行なわれ る。もしそうである場合には、オブジェクト特有のアクチベーションパラメータ の値が100にセットされ、これは、以下、オブジェクトが受動的であり続ける ことを指示する。これは、段階729において行なわれ、ここから、プログラム は、段階741へ直接進む。段階728において行なわれたテストの結果が否定 である(換言すれば、オブジェクトが能動的である)場合には、プログラムは、 段階730へ進み、そこで、オブジェクトが最後の実行の後に能動的な状態へ切 り換えられたか、即ち換言すれば、オブジェクトに関連した測定がスタートした かどうかテストする。これは、オブジェクト特有のアクチベーションパラメータ ObjActの値が100より小さいが0より大きい(即ち換言すれば、値が1 である)かどうかテストすることにより行なわれる。もしそうである場合、即ち オブジェクトがちょうどアクチベートされた場合には、プログラムは、オブジェ クト初期化段階732へ進み、その行に位置するタイムスタンプLatMade 及びPreMadeを現在分に続く次の分へ初期化し、そしてオブジェクトのア クチベーションパラメータを、パラメータの手前の値(1)+100に等しい値 (ObjAct=ObjAct+100)にセットする。その後に、プログラム は、段階741へ直接進んで、パリティ値をチェックし、そしてその後、0、1 又は他のカウンタグループヘ進む(段階742又は段階743)。リセットされ るべきカウンタグループは、パリティ値に基づく。これらの段階から、プログラ ムは、段階744へ至り、行カウンタが、一度に処理される行のユーザ指定数( Batch)に達したかどうかテストする。もしそうであれば、プログラムは段 階745へ進み、タイマーが再び時間切れするようにセットされるが、もしそう でなければ、プログラムは段階722へ戻り、次の行を読み取る。 段階730において、当該事象が受動的状態から能動的状態へ切り換わるオブ ジェクトの事象でないことをプログラムが検出した場合には、プログラムが段階 734へ進み、タイムスタンプPに関連した上記不等式[ThirdInter Time]<P≦[SecondInterTime]が真であるかどうかテス トする(かっこは、タイムスタンプの値を示す)。もしそうであれば、プログラム は、段階736へ直接ジャンプして、パリティ値をチェックし、そしてその後、 そのパリティ値に基づいて第1又は第2のカウンタグループの値を読み取るよう に進む(段階737又は738)。その後、プログラムは、段階739においてロ グファイルに書き込む。タイムスタンプPに関連した不等式が偽である場合には 、プログラムは、段階735において、タイムスタンプL(LatMade)に 関連した不等式[ThirdInterTime]<L≦[SecondInt erTime]が真であるかどうかテストする。もしそうである場合には、プロ グラムは、段階736へ進んで、パリティ変数の値をチェックし、ここから、ロ グファイルに書き込むことにより上記のように続けられる。プログラムは、モジ ュール及びオブジェクト識別子、並びに行に配置されたオブジェクト特有のカウ ンタ値に加えて、上記パラメータの値をログファイルに書き込む。 書き込みの後、又は段階735から、タイムスタンプLに関連した不等式が偽 であった場合には、プログラムは段階740へ進み、行に配置されたタイムスタ ンプ(スタンプP及びL)が更新される。スタンプPには、スタンプLの古い値 が与えられ、そしてスタンプLには、アップ方向に丸められた現在分に等しい値 が与えられる。タイムスタンプの更新の後に、プログラムは、段階741へ進ん で、パリティをチェックし、ここから、プロセスは、上記のように続けられる。 従って、行特有のタイムスタンプは、行が処理された後に更新される。 従って、前記したカウンタ値の記録及びゼロ化プロセスは、図5a(又は5b ) に示すローテーションリズムを使用することにより短い間隔で進行し、(パリテ ィ)パラメータの値は、各インターバルにおいて、各行に値が記録されたカウン タグループを決定する。 更に、上記の記録及びゼロ化プロセスは、1つの測定テーブルの説明であった ことに注意されたい。上記説明を補うために、モジュールがちようどアクチベー トされたことを記録及びゼロ化プロセスが検出すると(段階709)、タイムスタ ンプLatInterTime、SecondInterTime及びThir dInterTimeが、その後続の最も近い全分へ、即ち換言すれば、タイム スタンプFollInterTimeと同じ時問に初期化される(段階710)。 最初の全分の後のウェークアップ中に、プログラムは、インターバルFollI nterTimeの変化の瞬間が経過したことを検出する(段階716)が、イ ンターバルLatInterTime、SecondInterTime及びT hirdInterTimeの変化の瞬間を更新する必要はない。というのは、 それらが既に初期化されているからである。換言すれば、プログラムは、プログ ラムは、段階717から段階719へ直接進み、インターバルFollInte rTimeの次に予想される変化の瞬間を更新する。記録及びゼロ化プロセスは 、変化の瞬間LatInterTime、SecondInterTime及び ThirdlnterTimeに対して上記の初期化値を必要とし、モジュール がアクチベートされたことをプログラムが検出するウェークアップの時間よりも これらのタイムスタンプが決して古くならないようにする。これは、例えば、ほ んの数秒後にモジュールのデアクチベーション及び再アクチベーションを行える ようにする。 図8は、測定モジュールのアクチベーションを説明するための時間軸を示す。 この例において、記録インターバルの長さは5分と仮定する。記録インターバル は、太い交差線で示され、そして記録及びゼロ化プロセスのスタートの瞬間が最 も短い交差線で示されている。この例において、矢印Sで示すモジュールのアク チベーションの瞬間は、分の読み244800と244801との間に生じると 仮定する。記録及びゼロ化プロセスは、アクチベーション後の最初のウェークア ップ中にモジュールのアクチベーションを検出する(段階709)。この瞬間は、 矢印Bで示されている。この点において、記録及びゼロ化プロセスは、それに続 く記録インターバルの変化の瞬間(FollInterTime)を次の全分へ と初期化する(段階710)。パラメータLatFinishedの値は初期化段 階において1にセットされているので、アクチベーションの瞬間と最初の全分の 読みM(=244801)との間に生じるウェークアップ中には行が処理されな い。しかしながら、記録及びゼロ化プロセスは、常に、一度に1つづつ行を処理 し始めるので、記録インターバルの変化の瞬間を検出すると、次の全分の読みM の後に最初にウェークアップしたときにそのように行う。この点において、段階 716でインターバルの変化の瞬間に到達したことが検出されるが、プロセスは 、段階717から段階719へ直接進む(即ち、インターバルの変化の瞬間を前 方に押し出す段階718はスキップされる)。というのは、段階717において 、インターバルの変化の瞬間が、インターバルの「人為的な」変化の瞬間として セットされたアクチベーション後の最初の全分であることが検出されるからであ る。第1の処理は、インターバルに対応するカウンタグループの値は記録されな いが、そのカウンタグループがゼロ化されるように実行される。これは、インタ ーバルの変化の瞬間を指示するタイムスタンプが、段階710において、初期化 値(244801)を含むことにより実行され、この場合に、段階734及び7 35の不等式は真になり得ない。換言すれば、ログファイルの発生が防止される 。これは、行に配置されたタイムスタンプ(P及びL)がこの点において最初の 全分又はそれより古いものに等しいからである。パラメータBatchの値が、 当該インターバルに対応する全てのカウンタをゼロ化する時間がないというもの になっても、何ら問題はない。というのは、記録インターバルの変化の瞬間を指 示するタイムスタンプは、この場合に、アクチベーション後の最初の全分から前 方に押し出され始めるからであり、この場合、未処理の行のタイムスタンプは、 それらに比して更に古いものである。このようにして、第1の処理中に全てのカ ウンタがゼロ化される。 図9a−9eから始めると、上記プロセスによりカウンタ値の有効性が確立さ れる種々の一連の事象を時間軸に示して説明する。 図中、丸内の数字1は、記録インターバルの最後の変化の瞬間(LatInt erTime)を示し、丸内の数字2は、記録インターバルの最後から2番目の 変化の瞬間(SecondInterTime)を示し、そして丸内の数字3は 、記録インターバルの最後から3番目の変化の瞬間(ThirsInterTi me)を示す。以下、これらを、各々、タイムスタンプ1、2及び3と称する。 第1の記録インターバルの始めに、測定グループがグループとしてアクチベート され、即ち換言すれば、アクチベーションパラメータがセットされたことを示す 小さな四角形がある。記録及びゼロ化プロセスが始めてスタートすると、この変 化を確認する。次いで、記録及びゼロ化プロセスは、タイムスタンプ1ないし3 をスタートポイントの分(次の全分、上記段階710参照)に初期化する。図に は、特定の測定オブジェクト、例えば、特定の加入者を伴うテーブル内のある行 を指す単一の測定オブジェクトに対する状態が示されている。記録及びゼロ化プ ロセスは短い間隔でスタートされるので、通常、当該行に到達する時間をもつ。 この瞬間が図9aに黒丸で示されている。前記したように、測定テーブルの単一 行は、2つのタイムスタンプPreMade及びLatMadeを含み、プロセ スは、オブジェクト初期化の場合に(この例では、オブジェクトが新たに初期化 されていると仮定する)、それを当該瞬間(次の全分、段階732参照)へと初 期化する。これで、第1の不完全な記録インターバルが終了し、そして図9bに 示す段階に入り、同じ行が再び処理される。その前に、記録インターバルの実際 の変化の瞬間の後、記録及びゼロ化プロセスは、丸で示された測定グループ特有 のパラメータを前方に押し出し(段階718)、そしてタイムスタンプ1は前方に 移動する。スタンプP又はLのいずれかがスタンプThirdInterTim eとSecondInterTimeとの間に配置されて、いずれかの式[Th irdInterTime]<P≦[SecondInterTime]又は[ ThirdlnterTime]<L≦[SecondlnterTime]が 真である場合には、当該カウンタ値をログファイルに書き込むことができる。換 言すれば、上記式の一方が真である場合、カウンタは、それがゼロ化されるべき ときにゼロ化され、カウンタ値は、信頼できるものとなる。スタンプThird InterTimeとSecondInterTimeとの間にカウンタがゼロ 化されることのみが重要であるので、式の片方のみが真であれば充分である。 第1の完全な記録インターバル内で行なわれる比較は、両不等式が偽であるこ とを示している。この比較は、二重矢印で示される。 比較の後に、タイムスタンプP及びLの値が更新され(段階740)、これは、 タイムスタンプLを行の現在の処理瞬間へと前方に移動し、そしてタイムスタン プPには、タイムスタンプLの手前の値が与えられる(図9b)。 それに続く記録インターバル、即ち第2の完全な記録インターバル(図9c) は、第1の例の場合には、そのインターバル中に、当該行を処理する時間がない というものである(インターバルにおいて白丸で示す)。しかし、タイムスタン プ1及び2は前方に押し出される。というのは、記録インターバルの変化の瞬問 の後に、記録及びゼロ化プロセスは、少なくとも1回スタートして押し出しを実 行する時間をもつからである。しかし、オブジェクトのタイムスタンプP及びL は更新されない。というのは、比較状態に到達しないからである。次いで、プロ セスは、行の第3の処理を示す図9dへ進む(黒丸は、行を処理できる瞬間を示 す)。ここで、タイムスタンプP及びLは遅れる(図9c)。というのは、手前の 記録インターバルの間に当該行を処理する時間がないからである。行が処理され るべき状態に入ると、記録インターバルの変化の瞬間を指示するタイムスタンプ は、図9dに示す値を既に有しており(それらが段階718で更新されたために) 、一方、タイムスタンプP及びLは、図9cに示すその以前の値をまだ有してい る。この場合に、タイムスタンプLは、タイムスタンプ2と3との間であり、ロ グファイルへの書き込みを許すことができる。しかしながら、タイムスタンプP は、タイムスタンプ2と3との間ではない。 従って、行の処理がスタートしたときに、行のタイムスタンプP及びLは、現 在有効なタイムスタンプ−ないし3と比較され、これらは、現在の記録インター バル中に記録及びゼロ化プロセスが初めてスタートしたときに既に更新されてい る。個々の行のタイムスタンプP及びLは、比較が行なわれた後にのみ前方に押 し出される。上記行が次に処理されるときには(図9eに丸で示す点)、タイムス タンプ1ないし3は、現在記録インターバルの始めに押し出されているので、図 9eに示す値を有するが、タイムスタンプP及びLは、図9dに示す値を有する 。これらがタイムスタンプ2及び3と比較されるときには、そのいずれもタイ ムスタンプ2と3との間に配置されておらず、従って、ログファイルに書き込み できないことに注意されたい。これは、手前の処理インターバル中にカウンタを ゼロにする時間がなかったためである。 図10aないし10dは、同様の開始状態、即ち最初の不完全な記録インター バル中に行を処理する時間がある状態(図10a)で別の一連の事象を別の例と して示す。又、当該行には、次の完全な記録インターバル中に到達できる(図1 0b)。しかしながら、上記の不等式が真でないので、ログファイルに書き込む ことができない。第3回目に行に入りそして処理するときには(図10c)、現在 タイムスタンプPがタイムスタンプ3と2との間に配置され、従って、ログファ イルへの書き込みが可能となる。又、これは、次の記録インターバルにおいても 可能である。というのは、この場合も、タイムスタンプPがタイムスタンプ1と 2との間にあるからである。従って、各記録インターバル中に現在行を処理する ための時間がある場合には、タイムスタンプPが連続的にタイムスタンプ2と3 との間にある。 上記の例から、モジュールをアクチベートした後のカウンタグループの最初の 処理中に各行ごとに記録が阻止された(この場合にはゼロ化しか行なわれない) ことを決定できる。コピー係数Nが大きいほど、全てのカウンタグループをゼロ 化するのに要する時間が長くなる。しかしながら、遅延は甚だしいものではない 。というのは、カウンタグループのゼロ化は、事象の記録に必要なときに(交番 リズムに基づいて)生じるからである。 又、システムは、カウンタグループの記録を阻止しなければならないので別の 基準も使用できる。 添付図面の例を参照して本発明を詳細に説明したが、本発明は、この例に限定 されるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の範囲内で種々の変更がなさ れ得ることが明らかである。タイムスタンプの初期化によりアクチベーション後 の記録を防止する実施形態について上述したが、これは、他の方法を用いても実 施できる。これは、例えば、モジュール特有の状態変数を使用し、その値は通常 例えば0であり、そしてモジュールのアクチベーションコマンドを検出したとき に記録及びゼロ化プロセスがそれを1に変更し、そしてインターバルの第1の変 化の瞬間が検出されるまでその値を保持することによって実施することもできる 。しかしながら、タイムスタンプの使用は、それらを使用して記録の判断を行う ことができ且つそれらを使用して通常とは異なる状態(第1の時間インターバル 中に全ての行を処理するに充分な時間がない)を取り扱うことができ、その結果 、システムの複雑さを明らかに増大しないという点で、好ましいものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サービスデータベースシステムにおいて事象記録を実行する方法であって、 上記データベースは、連続する行(Ri)を含む測定テーブル(MT)を備え 、単一の行は、単一の測定オブジェクトに関連したデータを含み、そして1つ の測定テーブルの測定オブジェクトは、同じ形式のものであって、それらが測 定グループを形成しており、上記方法は、各測定オブジェクトごとに発生する 事象の数をカウントすることが必要なシステムへのサービス要求(SR)をそ の処理中に受け取り、このサービス要求に対する応答としてサービスの提供を アクチベートし、ある所定の記録インターバルにより決定された時間にわたり 上記サービス要求の処理中に各異なる事象に対して測定オブジェクト特有のカ ウンタを増加することにより事象の記録を実行し、各記録インターバルの後に 上記測定オブジェクト特有のカウンタの値を記憶することによりカウンタ値の 記録を実行し、ユーザによる測定グループのアクチベーション又はデアクチベ ーションに対する応答として測定グループに関連した能動的/受動的情報を更 新し、測定グループをアクチベートすることにより測定グループにおける測定 をスタートし、そして測定グループをデアクチベートすることにより測定を終 了するという段階を含む方法において、 各測定オブジェクトに対応する測定テーブルの行にN個のコピーへと複写さ れた単一の測定カウンタを維持して、N個のカウンタの各々が異なるカウンタ グループに属するようにし、これにより、N個のカウンタグループが行に配置 され、 時間ドメインを連続的な記録インターバル(TP)に分割し、行に配置され た選択されたカウンタグループの値のみが各記録インターバル中に増加され、 そして増加されるべきカウンタグループがある記録インターバルから別の記録 インターバルへと変化するようにし、 一度に1つの測定テーブルの行を処理することにより一度に1つの測定オブ ジェクトについて記録インターバル中にカウンタ値の記録及びゼロ化を取り扱 い、(a)単一のカウンタグループのカウンタ値の記録及びゼロ化を、当該カ ウンタグループのカウンタが増加されるところの記録インターバル間に残され た記録インターバル中に実行し、そして(b)行の単一処理の間に、カウンタ グループの記録及びゼロ化を必要に応じて連続的に実行し、そして 測定グループの各オブジェクトに対し測定グループのアクチベーション後に 各カウンタグループの第1の処理を、カウンタグループの記録は禁止されるが 、カウンタグループのゼロ化が許されるように強制する、 という段階を更に備えたことを特徴とする方法。 2.測定オブジェクトに対応する測定テーブルの行における各カウンタが複写さ れたとして維持され、この場合に、第1のカウンタが第1のカウンタグループ (CG1)に属し、そして第2のカウンタが第2のカウンタグループ(CG2 )に属するようにし、そして1つおきの記録インターバル中に、第1のカウン タグループのカウンタ値を増加すると共に、第2のカウンタグループのカウン タ値を記録及びゼロ化し、そして1つおきの記録インターバル中に、第2のカ ウンタグループのカウンタを増加すると共に、第1のカウンタグループのカウ ンタ値を記録及びゼロ化する請求項1に記載の方法。 3.上記システムは、記録インターバルの手前の変化の瞬間に関する測定グルー プ特有の情報と、手前の行処理の瞬間に関する測定オブジェクト特有の情報と を記憶し、そして行処理の間に、行処理の瞬間を記録インターバルの変化の瞬 間と比較することによりカウンタ値が有効に記録されるかどうかテストし、こ れにより、測定グループをアクチベートすると、測定グループ特有のタイムス タンプは、行のその後の処理中に値が有効に記録されないことをテストが指示 するような値に初期化される請求項1に記載の方法。 4.カウンタグループの記録及びゼロ化を取り扱うプロセスは、測定グループ特 有のアクチベーションパラメータの値の変化を監視することにより測定グルー プのアクチベーション状態も監視し、上記パラメータは、測定が測定グループ において実行されるかどうか特定するためにユーザにより使用される請求項1 に記載の方法。 5.カウンタグループの記録及びゼロ化を取り扱うプロセスは、記録インターバ ル中に短い間隔で繰り返しスタートされる請求項1に記載の方法。 6.上記システムは、個別の時間値を使用し、測定グループのアクチベーション が検出されたときに、記録インターバルのその後の変化の瞬間が、次に考えら れる個別の時間値にセットされる請求項5に記載の方法。 7.使用される個別のインターバルは、1分である請求項5に記載の方法。 8.カウンタグループの記録及びゼロ化を取り扱うプロセスは、上記プロセスに より時間切れするようにセットされたタイマーを使用することによりスタート される請求項5に記載の方法。 9.上記システムが測定を行うようにアクチベートされたときに、上記タイマー は第1の時間に対して時間切れするようにセットされ、これにより、測定グル ープ特有のフラグが、当該アクチベーションが第1のアクチベーションである ことを指示するように同時にセットされる請求項8に記載の方法。 10.上記フラグが検出されたときに、測定グループ特有のアクチベーションパラ メータには、手前の受動的な測定グループがちようどアクチベートされたこと を指示する値が指定される請求項9に記載の方法。 11.上記システムは、使用中のアクチベーションパラメータの値を保持し、ユー ザが特定したアクチベーションパラメータの値が頻繁な間隔でこの値と比較さ れて、測定グループのアクチベーション又はデアクチベーションを検出し、そ して使用中のアクチベーションパラメータの値がアクチベーション又はデアク チベーションの後に更新される請求項4に記載の方法。 12.上記システムは、現在の記録インターバル中に測定テーブルの全ての測定オ ブジェクトが処理されたときを指示するフラグを更に維持する請求項11に記 載の方法。 13.測定グループがデアクチベートされたときに、使用中のアクチベーションパ ラメータの更新は、オブジェクトの処理が末完了であることを上記フラグが指 示する限り防止される請求項12に記載の方法。 14.測定グループのアクチベーションは、上記フラグの値に関わりなく実行され る請求項12に記載の方法。
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