JP2000516887A - エア・バッグを膨らませるためのハイブリッド膨張装置 - Google Patents

エア・バッグを膨らませるためのハイブリッド膨張装置

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JP2000516887A JP10511579A JP51157998A JP2000516887A JP 2000516887 A JP2000516887 A JP 2000516887A JP 10511579 A JP10511579 A JP 10511579A JP 51157998 A JP51157998 A JP 51157998A JP 2000516887 A JP2000516887 A JP 2000516887A
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Abstract

(57)【要約】 車両のエア・バッグを膨らませるためのハイブリッド膨張装置(10)は、圧縮気体燃料が入った第1の圧力容器(1)と、点火装置アセンブリ(5)と、圧縮された膨張用ガスの入った第2の圧力容器(31)とを含む。使用において、気体燃料の点火のため点火装置アセンブリ(5)を用いて、圧縮燃料ガスが圧縮膨張用ガス容器(1)へと放出される。第2の圧力容器(31)内の気体燃料の点火によって、温度および圧力が上がり、それによってガスを放出しエア・バッグを膨らませるため第2の圧力容器(31)内の破壊ディスク(37)が破裂させられる。

Description

【発明の詳細な説明】 エア・バッグを膨らませるためのハイブリッド膨張装置 発明の分野 この発明は、エア・バッグを膨らませるためのハイブリッド膨張装置に向けら れており、特に、気体燃料の入った圧力容器を利用するハイブリッド膨張装置に 向けられている。背景技術 自動車のエア・バッグを膨らませるためにハイブリッド膨張装置を使用するこ とは周知である。典型的には、ハイブリッド膨張装置は、エア・バッグを膨らま せるために、中にガスが貯蔵される圧力容器からエア・バッグへとガスの流れを 放出する、破裂させることができる破壊ディスクを含む。破壊ディスクは、衝突 などの車両の状態に応答して破裂する。 いくつかのハイブリッド膨張装置においては、始動時に火花材料の塊に点火す る点火装置アセンブリが設けられる。点火された火花材料は、貯蔵されている膨 張用ガスを加熱しかつこれに加圧する。加熱されかつ加圧された貯蔵された膨張 用ガスは次に、破壊ディスクの破裂によってエア・バッグを膨らませるため放出 される。 先行技術において、貯蔵される膨張用ガスの一部として気体炭化水素を使用す ることが提案されている。米国特許第5,263,740号で、密封されたチャ ンバを有する金属容器を含むハイブリッド・エア・バッグ用膨張装置が開示され る。密封されたチャンバには、不活性ガス、可燃性燃料ガスおよび酸化剤ガスを 含む混合ガスが入っている。金属容器に関連し、導火線によって点火される点火 可能な材料が設けられる。点火可能材料が点火されると、エア・バッグを膨らま せるよう、密封されたチャンバ内のガス中の可燃性燃料ガス部分の燃焼のため密 封されたチャンバ内のガスが放出される。 ブルーメンタール(Blumenthal)への米国特許第5,350,192号、バー ガーソン(Bergerson)への米国特許第5,344,186号およびブルーメン タール他への米国特許第5,348,344号も、燃料ガスおよび他のガスの混 合物を利用するハイブリッド型の膨張装置を開示している。 これらの型のハイブリッド膨張装置には欠点がないわけではない。気体炭化水 素が、不活性ガスおよび酸化剤ガスと組合されるため、貯蔵されているガスの可 燃性部分に均一に点火することは難しい。加えて、これらの先行技術の膨張装置 においては、エア・バッグを膨らませる前に放出された貯蔵ガスを収納するマニ ホールドまたはプリナムが存在するため、嵩高で重くなりがちである。また、こ れらの先行技術の装置は設計が複雑になりがちである。加えて、不完全燃焼のた めにガス中の固体粒子のレベルが容認できないレベルになるかもしれない。 これらの先行技術のハイブリッド膨張装置の欠点に鑑み、エア・バッグを膨ら ませるときの流出ガス中の固体粒子レベルを減じかつ膨張装置の性能においてよ り高い柔軟性を与える改良されたハイブリッド膨張装置を提供する必要が出てき た。加えて、自動車において使用するときの軽量化のためより軽量で設計が簡素 であり、製造コストが低い膨張装置の設計を提供する必要が出てきた。 これらの必要性に応え、この発明は、第1の圧力容器内の気体燃料を、空気、 アルゴンと酸素との混合物またはそれらの混合物などの圧縮された膨張用ガスを 貯蔵する第2の圧力容器とともに利用するハイブリッド膨張装置を提供する。発明の概要 したがって、この発明の第1の目的は、エア・バッグを膨らませるための改良 されたハイブリッド膨張装置を提供することである。 この発明の他の目的は、エア・バッグを膨らませる方法を提供することである 。 この発明のさらなる目的は、エア・バッグを膨らませる方法、およびエア・バ ッグを膨らませるために、中に気体炭化水素燃料を有する第1の圧力容器を、膨 張用ガスを貯蔵する第2の圧力容器と関連させて利用するハイブリッド膨張装置 を提供することである。 この発明のさらなる目的および利点は、その説明が進むにつれて明らかになる であろう。 この発明は、上述の目的および利点を満足させ、入口および出口を有する第1 の圧力容器を含み、入口および出口の各々はメタンまたは水素などの気体燃料が 中に入った第1の圧力容器の内部を密封するよう破壊ディスクを有ずる、ハイブ リッド膨張装置を提供する。 ハイブリッド膨張装置は、推進剤を有する点火装置アセンブリを含み、この推 進剤は第1の圧力容器の入口側破壊ディスクに通じている。 その内部に空気またはアルゴンと酸素との混合物などの圧縮された膨張用ガス が入った第2の圧力容器が設けられる。第2の圧力容器の内部は、第1の圧力容 器の出口側破壊ディスクに通じる。第2の圧力容器は、エア・バッグを膨らませ るため、第1および第2の圧力容器からの燃焼による生成物およびガスを放出す るための排出アセンブリを含む。 点火装置アセンブリは第2の圧力容器の壁の一部を形成し、かつ第1の圧力容 器が第2の圧力容器の中に位置付けられることが好ましい。本実施例において、 第1の圧力容器は入口側破壊ディスクおよび出口側破壊ディスクを収容するクロ ージュアを含んでもよい。このクロージュアはまた入口側破壊ディスクと点火装 置アセンブリの固体推進剤とをつなぐための通路および出口側破壊ディスクと第 2の圧力容器の内部とをつなぐための通路を含んでもよい。 この発明により、エア・バッグを膨らませる方法は、第1の気体燃料が充填さ れた圧力容器を設けるステップと第2の圧縮された膨張用ガスが入った圧力容器 を設けるステップとを含む。第1に、気体燃料は、第1の圧力容器内でイニシエ ータまたは導火線によってその自己発火温度を上回るよう加熱され加圧される。 第1の圧力容器が選択される温度に達したとき、この燃料は第1の圧力容器から 放出され第2の圧力容器へと排出される。点火されていなかった気体燃料は、一 旦第2の圧力容器へと放出されると点火される。第1の圧力容器の内容物の点火 および放出によって、第2の圧力容器内に貯蔵されていたガスが加熱および加圧 される。選択された圧力に達すると、第2の圧力容器内のガスはエア・バッグを 膨らませるためにエア・バッグへと放出される。 気体燃料はメタンまたは水素であることが好ましい。圧縮された膨張用ガスは 、空気、アルゴンと酸素との混合物、またはそれらの混合物であることが好まし い。 この発明の好ましい態様において、ハイブリッド膨張装置は、気体炭化水素燃 料の貯蔵のために第1の圧力容器を、そして、エア・バッグを膨らませるために 利用される膨張用ガスを貯蔵するために第2の圧力容器を使用する。図面の簡単な説明 この発明によるハイブリッド膨張装置の断面図を示すこの発明の唯一の図面を 参照する。好ましい実施例の説明 この唯一の図面にこの発明のハイブリッド膨張装置の第1の実施例を示す。ハ イブリッド膨張装置は参照番号10で大まかに示され、端部クロージュア3およ び点火装置アセンブリ5を有する第1の圧力容器1を含む。 圧力容器1は、典型的には3000psiでメタンまたは水素などの圧縮燃料 ガスが充填された内部7を有する。もちろん、500psiから5000psi までの範囲内の他の圧力を使用してもよい。圧力容器1はまた、気体燃料の容器 1への導入を容易にするため充填ポート9を有してもよい。 内部7の加圧された状態を維持するため、端部クロージュア3が充填ポート9 の反対側で容器1の端部を密封する。端部クロージュア3は溶接部15において 容器1の側壁に固定される。端部クロージュア3は、入口側破壊ディスク11お よび出口側破壊ディスク13を有する。これらの破壊ディスクは、先行技術にお いて周知のように、所与の圧力で破裂するよう設計される。したがって、このデ ィスクのさらなる説明はこの発明の理解のために必須とは考えられない。膨張装 置の他の構成要素に関連しての破壊ディスクの機能を以下に説明する。 点火装置アセンブリ5は、ハウジング17、導火線19および推進剤21を含 む。点火装置アセンブリ5は、ハイブリッド膨張装置において使用される点火装 置の典型である。使用においては、点火装置アセンブリは、衝突などの車両の状 態に応答してエア・バッグを膨らませるためのステップシーケンスを開始する。 点火装置アセンブリのハウジング17が溶接部23において端部クロージュア に接続されていることが示される。点火装置アセンブリのハウジング17は、溶 接部18によって第2の圧力容器31の部分を形成する。端部クロージュア3は 、推進剤21と入口側破壊ディスク11との間をつなぐ通路25を含む。端部ク ロ ージュア3はまた、出口側破壊ディスク13とつながっているマニホールドまた はプリナム25を含む。一連の出口通路27が、マニホールド26とそれを取囲 む圧力容器31の内部29とを相互接続する。出口通路27はマニホールド26 から任意の構成で出てよく、たとえば径方向にまたは90度の角度で扇状に位置 付けられてもよい。 圧力容器31は、圧縮された空気、アルゴンなどの不活性ガスと酸素などの酸 化剤ガスとの混合物、または不活性ガスと酸化剤との他の混合物などの膨張用ガ スを貯蔵する。 圧力容器31は、溶接部35で容器31に固定される排出アセンブリ33を含 む。排出アセンブリ33は、破壊ディスク37、ディフューザ39および排出用 通路43を有する出口側マニホールド41を含む。排出用通路43は、圧力容器 1および31の噴出された内容物をエア・バッグを膨らませるためエア・バッグ へと向ける。圧力容器31は、圧縮された膨張用ガスで圧力容器31を充填する ため充填ポート37を有してもよい。 唯一の図面に図示される実施例が単に好ましい実施例にすぎないことが理解さ れねばならない。つまり、圧力容器31は点火装置アセンブリ5および圧力容器 1を囲んでいるが、圧力容器1の出口が圧力容器31の内部とつながっているよ うな他の構成を用いることもできる。同様に、圧力容器1の端部クロージュア3 は例示的なものにすぎず、点火装置アセンブリの固体推進剤21と圧力容器1の 入口との間がつながるよう維持されるのであれば、他の構成を使用してもよい。 圧縮された膨張用ガスは3500psiであることが好ましいが、所望とされ る膨張装置の性能要件に依存して、500から5000psiの範囲内でよい。 別個の容器内の気体燃料を使用することで、エア・バッグを膨らませる開始点 の精密な制御が可能になる。固体推進剤21は、点火されると入口側破壊ディス クを破裂させ、メタンなどの気体燃料をその自己発火温度を上回るまで加熱およ び加圧する。熱くなった気体燃料は第1の圧力容器の出口側破壊ディスクを破裂 させ、圧縮空気圧力容器へと噴出され、そこで圧縮された空気内に存在する酸素 と反応する。プロセス中のこの段階での燃料の燃焼によって、圧縮空気の温度お よび圧力が上がる。この圧力の増加によって、排出アセンブリで破裂ディスクが 壊され、排出されるガスが、車両の衝突用バッグを膨らませることができる。 この発明のハイブリッド膨張装置においては、水素ガス、メタンなどを含む任 意の可燃性燃料を利用することができる。アルゴンと酸素とのまたは他の不活性 ガスと酸素との混合物などの代替的な圧縮された膨張用混合ガスを使用すること もできる。気体炭化水素または他の可燃性燃料が第1の圧力容器から出るとき燃 焼することができるよう、圧縮された膨張用ガス内には酸素が存在しなければな らない。 この発明のハイブリッド膨張装置は、気体炭化水素が充填された別個の圧力容 器を使用することにより、先行技術の設計を超える改良案を提供する。この特徴 によって危険が減じられ燃焼が改善される。この発明の設計においてはまた、所 望の膨張装置の性能に依存して、気体炭化水素と圧縮された膨張用ガスとの異な った組合せを使用することができるので、膨張装置の性能の柔軟性が増す。 このように、前述のこの発明の目的を各々すべて満たすこの発明の好ましい実 施例によって、この発明を開示し、エア・バッグを膨らませるための改善された ハイブリッド膨張装置および方法を提供する。 もちろん、この発明の意図される精神および範囲から逸脱することなく、当業 者によって、この発明の教示からさまざまな変更案、修正案および代替例が想到 されるであろう。したがって、この発明は添付の請求の範囲によってのみ限定さ れるものと意図される。
【手続補正書】 【提出日】平成11年3月1日(1999.3.1) 【補正内容】 (1) 明細書第5頁第14行の「充填ポート37」を「充填ポート38」に 訂正する。 (2) 請求の範囲を別紙のとおり訂正する。請求の範囲 1.入口および出口を有する第1の圧力容器を含み、前記入口および出口は各々 可燃性燃料が入った前記第1の圧力容器の内部を密封するため破壊ディスクを有 し、さらに、 推進剤を有する点火装置アセンブリを含み、前記推進剤は前記入口の破壊ディ スクに通じ、さらに、 圧縮ガスの入った第2の圧力容器を含み、第2の圧力容器の内部は前記第1の 圧力容器の前記出口の前記破壊ディスクとつながっており、前記第2の圧力容器 はエア・バッグを膨らませるため前記第1および第2の圧力容器からガスを放出 するための排出アセンブリを含む、ハイブリッド膨張装置。 2.前記第1の圧力容器は前記第2の圧力容器内に位置付けられる、請求項1に 記載のハイブリッド膨張装置。 3.前記点火装置アセンブリは、前記第2の圧力容器の部分をなす、請求項1に 記載のハイブリッド膨張装置。 4.前記可燃性燃料はメタンまたは水素である、請求項1に記載のハイブリッド 膨張装置。 5.前記第1の圧力容器は、各破壊ディスクを収容する端部クロージュアを有し 、前記端部クロージュアは固体推進剤と入口側破壊ディスクとの間をつなぐ第1 の通路と、前記第2の破壊ディスクと前記第2の圧力容器の内部との間をつなぐ 少なくとも1つの第2の通路とを含む、請求項1に記載のハイブリッド膨張装置 。 6.前記少なくとも1つの第2の通路はさらに、複数の第2の通路を含む、請求 項5に記載のハイブリッド膨張装置。 7.前記端部クロージュアは、前記点火装置アセンブリと前記第1の圧力容器と を相互接続する、請求項5に記載のハイブリッド膨張装置。 8.ハイブリッド膨張装置であって、 入口側破壊ディスクと出口側破壊ディスクとを有する端部クロージュアを有す る第1の可燃性燃料が入った圧力容器を含み、 前記端部クロージュアは、入口側破壊ディスクにつながる第1の入口側通路と 、前記出口側破壊ディスクにつながる少なくとも1つの出口側通路とを含み、前 記 ハイブリッド膨張装置はさらに、 排出アセンブリを有する第2の圧縮ガスの入った圧力容器と、 前記第2の圧力容器の壁の部分をなす点火装置アセンブリとを含み、前記点火 装置アセンブリは前記入口側破壊ディスクにつながる固体推進剤を含む、ハイブ リッド膨張装置。 9.前記圧縮ガスは、空気、不活性ガスと酸素との混合物またはそれらの混合物 である、請求項1に記載のハイブリッド膨張装置。 10.エア・バッグを膨らませる方法であって、 推進剤を設けるステップと、 第1の可燃性ガスが充填された圧力容器を設けるステップと、 第2の圧縮された酸化剤ガスが入った圧力容器を設けるステップと、 推進剤に点火するステップとを含み、推進剤の点火により前記第1の圧力容器 内の前記可燃性ガスの自己発火温度を上回るまで前記可燃性ガスの少なくとも部 分が加熱および加圧され、前記方法はさらに、 前記第1の圧力容器が選択された圧力に達したとき、前記可燃性ガスを圧縮酸 化剤ガス内の酸素で点火するため、前記第1の圧力容器から前記第2の圧力容器 へと前記加熱および加圧された可燃性ガスを放出するステップと、 前記第2の圧力容器内のガスが選択された圧力に達したとき、エア・バッグを 膨らませるため前記第2の圧力容器内のガスをエア・バッグへと放出するステッ プとを含む、エア・バッグを膨らませる方法。 11.前記可燃性燃料は、メタンまたは水素である、請求項10に記載のエア・ バッグを膨らませる方法。 12.前記圧縮ガスは、空気、不活性ガスと酸素との混合物またはそれらの混合 物である、請求項10に記載のエア・バッグを膨らませる方法。 13.推進剤を設けるステップと、 第1の可燃性ガスが充填された圧力容器を設けるステップと、 第2の圧縮された酸化剤ガスが入った圧力容器を設けるステップと、 推進剤に点火するステップとを含み、推進剤の点火により前記第1の圧力容器 内の前記可燃性ガスの自己発火温度を上回るまで前記可燃性ガスの少なくとも部 分が加熱および加圧され、さらに、 前記第1の圧力容器が選択された圧力に達したとき、前記可燃性ガスを圧縮酸 化剤ガス内の酸素で点火するため、前記第1の圧力容器から前記第2の圧力容器 へと前記加熱および加圧された可燃性ガスを放出するステップと、 前記第2の圧力容器内のガスが選択された圧力に達したとき、エア・バッグを 膨らませるため前記第2の圧力容器内のガスをエア・バッグへと放出するステッ プとを含み、 前記設けるステップはさらに、 前記第1の圧力容器に入口および出口を設けることを含み、前記入口および出 口は各々前記可燃性ガスを収納するため前記第1の圧力容器の内部を密封するた めの破壊ディスクを有し、さらに、 推進剤を有する点火装置アセンブリを設けるステップを含み、前記推進剤は、 前記可燃性ガスをその自己発火温度を上回るまで加熱および加圧する前記ステッ プを実行するため、前記入口側の破壊ディスクにつながり、さらに、 第2の圧力容器に前記第1の圧力容器の前記出口側の前記破壊ディスクとつな がる内部を設けるステップとを含み、前記出口側の前記破壊ディスクは前記可燃 性ガスの燃焼のため前記第2の圧力容器に前記可燃性燃料を放出し、前記第2の 圧力容器はエア・バッグを膨らませるため、前記第1および第2の圧力容器から ガスを放出する前記ステップを実行するための排出アセンブリを含む、エア・バ ッグを膨らませる方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 シェフィー,ロバート・エス アメリカ合衆国、22065 バージニア州、 ゲインズビル、ウェリントン・ロード、 5945 (72)発明者 ウッズ,チャールズ・ディ アメリカ合衆国、22065 バージニア州、 ゲインズビル、ウェリントン・ロード、 5945 (72)発明者 ゴールド,スティーブン アメリカ合衆国、22065 バージニア州、 ゲインズビル、ウェリントン・ロード、 5945

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.入口および出口を有する第1の圧力容器を含み、前記入口および出口は各々 可燃性燃料が入った前記第1の圧力容器の内部を密封するため破壊ディスクを有 し、さらに、 推進剤を有する点火装置アセンブリを含み、前記推進剤は前記入口の破壊ディ スクに通じ、さらに、 圧縮ガスの入った第2の圧力容器を含み、第2の圧力容器の内部は前記第1の 圧力容器の前記出口の前記破壊ディスクとつながっており、前記第2の圧力容器 はエア・バッグを膨らませるため前記第1および第2の圧力容器からガスを放出 するための排出アセンブリを含む、ハイブリッド膨張装置。 2.前記第1の圧力容器は前記第2の圧力容器内に位置付けられる、請求項1に 記載のハイブリッド膨張装置。 3.前記点火装置アセンブリは、前記第2の圧力容器の部分をなす、請求項1に 記載のハイブリッド膨張装置。 4.前記可燃性燃料はメタンまたは水素である、請求項1に記載のハイブリッド 膨張装置。 5.前記第1の圧力容器は、各破壊ディスクを収容する端部クロージュアを有し 、前記端部クロージュアは固体推進剤と入口側破壊ディスクとの間をつなぐ第1 の通路と、前記第2の破壊ディスクと前記第2の圧力容器の内部との間をつなぐ 少なくとも1つの第2の通路とを含む、請求項1に記載のハイブリッド膨張装置 。 6.前記少なくとも1つの第2の通路はさらに、複数の第2の通路を含む、請求 項5に記載のハイブリッド膨張装置。 7.前記端部クロージュアは、前記点火装置アセンブリと前記第1の圧力容器と を相互接続する、請求項5に記載のハイブリッド膨張装置。 8.ハイブリッド膨張装置であって、 入口側破壊ディスクと出口側破壊ディスクとを有する端部クロージュアを有す る第1の可燃性燃料が入った圧力容器を含み、 前記端部クロージュアは、前記入口側破壊ディスクにつながる第1の入口側通 路と、前記出口側破壊ディスクにつながる少なくとも1つの出口側通路とを含み 、 前記ハイブリッド膨張装置はさらに、 排出アセンブリを有する第2の圧縮ガスの入った圧力容器と、 前記第2の圧力容器の壁の部分をなす点火装置アセンブリとを含み、前記点火 装置アセンブリは前記入口側破壊ディスクにつながる固体推進剤を含む、ハイブ リッド膨張装置。 9.前記圧縮ガスは、空気、不活性ガスと酸素との混合物またはそれらの混合物 である、請求項1に記載のハイブリッド膨張装置。 10.エア・バッグを膨らませる方法であって、 推進剤を設けるステップと、 第1の可燃性ガスが充填された圧力容器を設けるステップと、 第2の圧縮された酸化剤ガスが入った圧力容器を設けるステップと、 推進剤に点火するステップとを含み、推進剤の点火により前記第1の圧力容器 内の前記可燃性ガスの自己発火温度を上回るまで前記可燃性ガスの少なくとも部 分が加熱および加圧され、前記方法はさらに、 前記第1の圧力容器が選択された圧力に達したとき、前記可燃性ガスを圧縮酸 化剤ガス内の酸素で点火するため、前記第1の圧力容器から前記第2の圧力容器 へと前記加熱および加圧された可燃性ガスを放出するステップと、 前記第2の圧力容器内のガスが選択された圧力に達したとき、エア・バッグを 膨らませるため前記第2の圧力容器内のガスをエア・バッグへと放出するステッ プとを含む、エア・バッグを膨らませる方法。 11.前記可燃性燃料は、メタンまたは水素である、請求項10に記載のエア・ バッグを膨らませる方法。 12.前記圧縮ガスは、空気、不活性ガスと酸素との混合物またはそれらの混合 物である、請求項10に記載のエア・バッグを膨らませる方法。 13.推進剤を設けるステップと、 第1の可燃性ガスが充填された圧力容器を設けるステップと、 第2の圧縮された酸化剤ガスが入った圧力容器を設けるステップと、 推進剤に点火するステップとを含み、推進剤の点火により前記第1の圧力容器 内の前記可燃性ガスの自己発火温度を上回るまで前記可燃性ガスの少なくとも部 分が加熱および加圧され、さらに、 前記第1の圧力容器が選択された圧力に達したとき、前記可燃性ガスを圧縮酸 化剤ガス内の酸素で点火するため、前記第1の圧力容器から前記第2の圧力容器 へと前記加熱および加圧された可燃性ガスを放出するステップと、 前記第2の圧力容器内のガスが選択された圧力に達したとき、エア・バッグを 膨らませるため前記第2の圧力容器内のガスをエア・バッグへと放出するステッ プとを含み、 前記設けるステップはさらに、 前記第1の圧力容器に入口および出口を設けることを含み、前記入口および出 口は各々前記可燃性ガスを収納するため前記第1の圧力容器の内部を密封するた めの破壊ディスクを有し、さらに、 推進剤を有する点火装置アセンブリを設けるステップを含み、前記推進剤は、 前記可燃性ガスをその自己発火温度を上回るまで加熱および加圧する前記ステッ プを実行するため、前記入口側の破壊ディスクにつながり、さらに、 第2の圧力容器に前記第1の圧力容器の前記出口側の前記破壊ディスクとつな がる内部を設けるステップとを含み、前記出口側の前記破壊ディスクは前記可燃 性ガスの燃焼のため前記第2の圧力容器に前記可燃性燃料を放出し、前記第2の 圧力容器はエア・バッグを膨らませるため、前記第1および第2の圧力容器から ガスを放出する前記ステップを実行するための排出アセンブリを含む、方法。
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