JP2000515736A - ソフトサーブ製品を販売する機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ソフトサーブ製品を販売する機械が、フリーザーバレル（１２）と、ソフトサーブミックス（１６）がミックスホッパーからフリーザーバレル内へ流れ込むことができるようにフリーザーバレルに流れで通じているソフトサーブミックスを含むためのミックスホッパー（１４）と、フリーザーバレルから取り出し出口（６４）へ導く流れ通路（４２、４２．１）と、凍っている製品をフリーザーバレルから流れ通路を通って取り出し出口まで押し出すための撹拌機組立体（２０）とを備える。流れることができる固体食品製品を含むための固体ホッパー（５２）がさらに設けられ、ソフトサーブ製品が前記流れ通路を通る間に前記固体食品製品を固体ホッパーからソフトサーブ製品の流れの中に送り込むアルキメデススクリュー（５６）。翼付きローター（４４）と回転センサ（８０）とが通路内のソフトサーブ製品の流れを計量し、アルキメデススクリューを駆動する添え物を上に置くモータ（６０）の速さを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 ソフトサーブ製品を販売する機械 本発明はソフトサーブ製品を販売する機械に関するものである。 この明細書では、ソフトサーブ製品という表現を使用する場合には、これをソ フトサーブアイスクリームおよびソフトサーブ凍ったヨーグルトを含むものと理 解すべきである。いわゆるソフトサーブ製品は、液状のソフトサーブミックスを 受けるミックスホッパーと、それからソフトサーブが出る取り出し口とを有する 機械から販売される。この機械は冷凍手段が取り囲んでいるフリーザーバレルも さらに含む。ミックスホッパーは空気チューブ組立体を介してフリーザーバレル に連結されている。バレル内の撹拌機組立体がソフトサーブミックスをバレルに 沿って垂直通路内に移動させ、通路の低い端部にある取り出し口を通って出す。 撹拌機組立体と冷凍手段とは、撹拌機組立体を駆動するモータの回路中のセンサ が所定の抵抗を検出するまで動作する。これはソフトサーブが固まっていること を示す。そうすると撹拌機モータと冷凍手段とは電源を切られる。所定の遅れの 後でタイマースイッチがモータと冷蔵手段とに再び電源を入れ、サイクルが再開 される。 弁を構成するプランジャが、ソフトサーブがフリーザーバレルから取り出し口 まで内部を下がる垂直通路内を上下に滑動する。フリーザーバレルからの出口を 閉じる位置にプランジャがあると、撹拌機組立体はソフトサーブをバレル内で循 環させるだけである。 ミックスホッパーをバレルに通じさせる空気チューブ組立体の開口部は小さく 、ソフトサーブミックス中の固体粒子によって容易に詰まる。したがって、ソフ トサーブに入れることが望ましいチョコレートチップまたはナッツなどの添え物 はミックスホッパーに加えることができない。したがって、それらはソフトサー ブが出された後でソフトサーブの上に置かれる。 本発明の１つの局面に従って、フリーザーバレルと、ソフトサーブミックスが ミックスホッパーからフリーザーバレル内へ流れ込むことができるようにフリー ザーバレルに流れで通じているソフトサーブミックスを含むためのミックスホッ パーと、フリーザーバレルから取り出し出口へ導く流れ通路と、凍っている製品 をフリーザーバレルから流れ通路を通って取り出し出口まで押し出すための手段 と、流れることができる固体食品製品を含むための固体ホッパーと、ソフトサー ブ製品が前記流れ通路を通る間に前記固体食品製品を固体ホッパーからソフトサ ーブ製品の流れの中に送り込む送り手段とを備える、ソフトサーブ製品を販売す る機械が得られる。 本発明の１つの局面に従って、フリーザーバレルと、ソフトサーブミックスが ミックスホッパーからフリーザーバレル内へ流れ込むことができるようにフリー ザーバレルに流れで通じているソフトサーブミックスを含むためのミックスホッ パーと、フリーザーバレルから取り出し出口へ導く流れ通路と、凍っている製品 をフリーザーバレルから流れ通路を通って取り出し出口まで押し出すための手段 と、流れ通路を通るソフトサーブ製品の流れを計量する流れ計量手段と備えるソ フトサーブ製品を販売する機械械が得られる。 本発明をより良く理解するため、および本発明がどのようにして実施されるか を示すために、例によって、添付図面を参照する。 図１は本発明のソフトサーブ自動販売機のフリーサードア組立体の側面図であ る。 図２は組立体の一部を構成している、上に添え物を置くユニットを取り外した 、図１の矢印１１の向きにおける図である。 図３は組立体の一部を構成するドア板の、図２における、ＩＩＩ−ＩＩＩ線に 沿う断面図である。 図４は上に添え物を置くユニットを所定場所に置いた、組立体の一部を構成す るキャリヤの、図２における、ＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図である。 図５は図３の矢印Ｖの向きにおける、ドア板の正面図である。 図６は図２の矢印ＶＩの向きにおける、組立体の背面図である。 図７は機械の種々の制御器を示す略図である。 図８は機械の動作を示すブロック図である。 ここで図を詳しく参照すると、参照番号１０（図７）はソフトサーブ自動販売 機を全体として示す。この自動販売機はフリーザーシリンダー、すなわちバレル １２と、ソフトサーブミックス１６のためのミックスホッパー１４と、ミックス と空気とが通ってフリーザーバレル内に流れ込むことができる空気チューブ組立 体１８とを有する。この機械はフリーザーバレル１２の中で回転できる撹拌機組 立体２０をさらに有する。その撹拌機組立体はスクレーパー刃を支持するらせん 要素を有する。撹拌機組立体は空気とミックスとを混合して凍ったミックスをフ リーザーバレルの内部からかき取り、その凍ったミックスをフリーザーバレルの 前方にある出口ポート２２を通じて押し出す。そこから製品は最終的に取り出し 出口に達する。フリーザーバレル１２内で撹拌機組立体２０を回転させるために 撹拌機モータ２４が設けられている。この節でこれまで説明してきた部品は従来 の構造のものである。 従来のソフトサーブ自動販売機では、出口２２は、フリーザーバレル１２の前 端部を閉じ、かつバレルのねじが切られているサウタッドに締め付けられるナッ トによって所定位置に保持されている、取り外し可能なフリーザードア組立体内 に形成されている。フリーザードア組立体は、撹拌機組立体の前端部を回転可能 に支持する、後方に突き出た支持ハブを従来と同じように有し、かつ、撹拌機組 立体の内部をフリーザーバレルの前方から後方まで通る一対のバッフルロッドと を有する。バッフルロッドの後端部は連結されて細長いＵを形成する。 本発明のソフトサーブ自動販売機では、従来のフリーザードア組立体がフリー ザードア組立体３０によって置き換えられている。フリーザードア組立体１０の 構造については以下に説明する。 フリーザードア組立体３０はドア板３２と、図２で矢印Ａの向きにドア板３２ に対して滑り動くことができるように、ドア板に取り付けられているキャリヤ３ ４と、このキャリヤ３４に取り付けられている、上に添え物を置くユニット３６ とを有する。図には上に添え物を置くユニットをただ１つ示しているが、おのお の異なる添え物を含むことができる添え物を置くユニットを３つ設けることがで きる。 ドア板３２はミックスホッパーを２つ有するソフトサーブ自動販売機のために 構成されている。したがって、ドア板は２つの支持ハブ３８と二対のバッフルロ ッド４０とを有する。それらは通常の構造のものである。それは２つの出口ポー ト２２も有する。 各出口ポート２２は後部から通路４２を通ってドア板の前面まで進む。通路４ ２の内部には翼を有するタービンホイール４４が設けられている。タービンホイ ール４４は、通路４２を横切って延びている一対の交差棒４８内でジャーナル連 結されている。 通路５０はそれぞれのタービンホイール４４の上流側の、各通路４２から通路 ４２の間の第３の通路４２．１まで進む。通路４２．１は後部でふさがれている 。通路４２と同様に、通路４２．１はドア板３２の前方に開き、その内部にター ビンホイール４４を有する。 添え物を上に置くユニット３６は添え物を上に置くホッパー５２と、この添え 物を上に置くホッパーの下端部から下へ延びる中空円筒形プランジャ５４とを有 する。プランジャ５４の内側に、軸５８を持つアルキメデススクリュー５６があ る。軸５８は、チョコレートチップス、ナッツ等などの固体添え物を計量して、 出された凍っているミックスの上に置くための、添え物を上に置くモータ６０の 低速出力軸に連結されている。 プランジャ５４はキャリヤ３４内の垂直穴６２の中を上下に動くことができ、 プランジャは穴の壁に接触して穴をふさぐ。穴６２の下端部に取り出し口を構成 する器具６４がある。この器具６４の上面には、内部にＯリング６６がはめ込ま れる環状溝が形成されている。添え物を上に置くユニット３６はその最も下の位 置、すなわち閉じられた位置にあり、プランジャ５４の下端面がＯリング６６の 上に流体を漏らさないようにして載っている。 プランジャ５４にはラック６８が設けられ、キャリヤ３４の上には、ラックに かみ合う扇形歯車７０がある。扇形歯車７０には引っ張りハンドル７２が固定さ れている。扇形歯車と引っ張りハンドルとの組立体はピン７４の上でキャリヤに 対して回り変位できる。そうすると、引っ張りハンドル７２を操作することによ って、プランジャ５４を含む、添え物を上に置くユニット３６全体をキャリヤ３ ４に対して上下動させることができる。穴６２の中にはラック６８を入れるため の垂直溝７６がある。ポート７８が横に進んで穴６２の中に開く。キャリヤをド ア板３２に関して横に移動させることによって、ポート７８を通路４２と４２． １のいずれか１つに整列させることができる。これによって２つのミックスのう ちのいずれか１つ、または２つのミックスの組合わせのいずれか１つを出すこと が可能にされる。ドア板３２の前面にＯリング７９が設けられて、ドア板とキャ リヤ３４との間の境界にシールを形成する。 プランジャ５４がそれの閉じられた位置にあると、製品は穴６２の中に流れ込 むことができない。プランジャがＯリング６６から持ち上げられてポート７８の 下側範囲を越えると、製品は穴６２の中に流れ込むことができ、そこから取出し 口６４を通って出る。 ドア板３２には、タービンホイール４４に非常に近接して配置されている第１ の回転センサ８０が設けられている。その回転センサはタービンホイールの回転 を検出できる。たとえば、回転センサ８０は、タービンホイール４４が回転する 時に翼４６が通過するたびに１個のパルスを発生するようなものとすることがで きる。 ドア板３２には、製品が出口ポート２２を通ってフリーザーバレル１２を出る 際にその製品の温度を検出することができる第２のセンサ、すなわち温度プロー ブ８２も設けられている。最後に、引っ張りハンドル７２が操作されて製品を出 す時に状態を変更する操作スイッチ８４が設けられている。 回転センサ８０と、温度プローブ８２と、操作スイッチ８４は制御器８６に接 続されている。この制御器の動作は図８のブロック図を参照して今説明する。制 御器８６の機能はソフトウエアによって主として実現されている。回転センサ８ ６から到達したパルスは８８で積分されて累積された流れの体積を指示する。パ ルスは９０でさらに微分されて、流速を指示する。 プランジャ５４が持ち上げられると、ソフトサーブ自動販売機の従来の撹拌機 モータ制御器が９２に示すように動作状態に設定される。さらに、次のステップ が実行される。まず、９４に示すように、掃除量を出す事ができるようにするた めの待ち時間（選択的）が存在する。その後で、９６に示すように、添え物を上 に置くモータ６０が添え物を上に置くモータ制御器によって動作するように設定 される。添え物を上に置くモータは関連するタービンホイール４４を通って製品 が流れる、回転センサ８０によって検出された速さに比例する速さで回転するよ うに制御される。９８に示すように、プランジャ５４がその閉じられた位置に戻 されたことを操作スイッチ８４が検出した時にこのプロセスは終了する。 温度プローブ８２の出力が監視され、１００に示すような種々の調整可能な設 定点と比較される。図示の例では３つの設定点、すなわち、−４℃、−６℃、お よび−８℃がある。 制御器８６は、１０２に示すように、清掃量記録を保持するためのレジスタと 、１０４に示すように、提供量記録を保持するためのレジスタと、１０８に示す ように、撹拌機モータ運転不能化機能とをも提供する。体積、それらの値に対応 する価格などの量と、流量等を表示するための数字表示器（図示せず）を設ける ことができる。 温度が−４℃またはそれより高く、かつタービンホイール４４が回転している と、これはソフトサーブ自動販売機が清掃サイクルを行っていることを示す。こ の場合には流量が清掃量記録１０２に記録される。温度が−４℃と−６℃の間で あると、これは製品が軟らかすぎて撹拌機モータ２４が運転不能にされているこ とを示す。温度が−６℃と−８℃の間であると、これは製品が正しい温度にあり 、この場合には流量が提供量記録１０４に記録される。温度が−８℃より低いと 、これは製品温度が低すぎて、そのために撹拌機組立体が損傷を受けることにな ることがある。その結果、撹拌機モータは運転不能にされる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．フリーザーバレル（１２）と、ソフトサーブミックス（１６）がミックス ホッパーからフリーザーバレル内へ流れ込むことができるように前記フリーザー バレルに流れで通じているソフトサーブミックスを含むためのミックスホッパー （１４）と、前記フリーザーバレルから取り出し出口（６４）へ通ずる流れ通路 （４２、４２．１）と、凍っている製品を前記フリーザーバレルから流れ通路を 通って取り出し出口まで押し出すための手段（２０）とを備えるソフトサーブ製 品を販売する機械において、流れることができる固体食品製品を含むための固体 ホッパー（５２）と、ソフトサーブ製品が前記流れ通路を通る間に前記固体食品 製品を固体ホッパーからソフトサーブ製品の流れの中に送り込む送り手段（５６ ）とを備えることを特徴とする、ソフトサーブ製品を販売する機械。 ２．前記送り手段がアルキメデススクリュー（５６）であることを特徴とする 請求項１に記載の機械。 ３．前記流れ通路を開くことができるようにして閉じるためのチューブラープ ランジャ（５４）を含み、前記アルキメデススクリュー（５６）が前記プランジ ャ（５４）内で回転できることを特徴とする請求項２に記載の機械。 ４．前記アルキメデススクリュー（５６）を駆動する固体送りモータ（６０） と、前記流れ通路を通るソフトサーブ製品の流れを計量する計量手段（４４、８ ０）と、流れ計量手段に応答して、前記流れ通路を通るソフトサーブ製品の流量 に比例するように動作して固体送り製品の速さを制御する制御手段（８６）とを 含むことを特徴とする請求項２または３に記載の機械。 ５．前記流れ計量手段が前記流れ通路内の翼付きローター（４４）と、翼付き ローターの回転を検出する手段（８０）とを備えることを特徴とする請求項４に 記載の機械。 ６．前記流れ通路を通るソフトサーブ製品の流れを記録するレジスタ（１０４ ）を含むことを特徴とする請求項４または５に記載の機械。 ７．前記流れ通路内を通るソフトサーボ製品の流れ、またはその流れに対応す る価格などの量を表示する数字表示手段を含むことを特徴とする請求項４から６ のいずれか１項に記載の機械。 ８．フリーザーバレル（１２）と、ソフトサーブミックス（１６）がミックス ホッパーからフリーザーバレル内へ流れ込むことができるように前記フリーザー バレルに流れで通じているソフトサーブミックスを含むためのミックスホッパー （１４）と、フリーザーバレルから取り出し出口（６４）へ通ずる流れ通路（４ ２、４２．１）と、凍っている製品を前記フリーザーバレルから流れ通路を通っ て取り出し出口まで押し出すための手段（２０）とを備えるソフトサーブ製品を 販売する機械において、前記流れ通路を通るソフトサーブ製品の流れを計量する 計量手段（４４、８０）を含むことを特徴とする、ソフトサーブ製品を販売する 機械。 ９．前記流れ計量手段が前記流れ通路内に翼付きローター（４４）と、該翼付 きローターの回転を検出する手段（８０）とを備えることを特徴とする請求項８ に記載の機械。 １０．前記流れ通路を通るソフトサーブ製品の流れを記録するレジスタ（１０ ４）を含むことを特徴とする請求項８または９に記載の機械。 １１．前記流れ通路内を通る製品の流れ、またはその流れに対応する価格など の量を表示する数字表示手段を含むことを特徴とする請求項８から１０のいずれ か１項に記載の機械。