JP2000515038A - ブリスターパックのアレンジメント - Google Patents

ブリスターパックのアレンジメント

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Abstract

(57)【要約】 偽薬の入った多数のブリスター(偽薬ブリスター)と活性のある医薬品の入った多数のブリスター(薬物ブリスター)とを包含し、個々に開けることのできるブリスターを有する少なくとも一つのブリスターパックを含むブリスターパックアレンジメント。指示手段は試験期間中にブリスターを開くべき予め定められた順序を指示する使用者への情報を提示し、この順序は偽薬ブリスターが薬物ブリスターより前に開かれるようにするものである。ブリスターは外見によってあるいは上記の指示手段によって互いに区別できない。最初は秘密である治療コードは、試験期間の終了後、開披されるべきものであり、そしてこの順序において、偽薬から活性薬への切換がいつなされたかを明らかにするものである。

Description

【発明の詳細な説明】 ブリスターパックのアレンジメント技術分野 本発明の知見は、患者の症状に認められる改善が医薬品による治療または偽薬 効果によるか、あるいは自然治癒現象によるのかいずれであるかを判断するため に偽薬を使用する分野で応用できる。一層特定的に本発明はRandom Starting Da y Trialと称するタイプのSingle Subject Trialを実施するためのブリスターパ ックアレンジメントに関する。発明の背景 消化不良、喘息、頭痛および関節炎のような多くの病的状態については、患者 の症状に認められる改善が医薬品による治療または偽薬効果によるか、あるいは 自然治癒現象によるのかいずれであるかを判断するのがしばしば困難である。こ の問題を克服するために、Single Subject Trials(N-of-1試験)がデザインさ れた。この試験は心理学および精神病学で使用するのに長い伝統があるが、初期 の研究では無作為化はしばしば行われず、また所見の評価はおおむね主観的であ った。1980年代には、個々の患者の治療に際して薬物の効能を確認するのを助け るために単独患者での試験が再び導入された。試験のデザインは洗練された。そ して改訂されたデザインでは、連続する一連の期間(1週間までの)にわたって 、二重盲検交差方式で、活性のある薬物と偽薬とが無作為の順序で患者に与えら れる。薬物の効能の判断は積極的な治療期間での症状を偽薬を与える期間での症 状と比較することを基礎とする。 しかしながら、この試験デザインには統計学的な問題や弱点がいくつかある。 多重交差デザインに関する推論上の問題は二つの原因に由来する。すなわち、隣 り合う期間での所見は自己相関性がある(つまり、時間的に より一層離れている所見よりも似ている)ようにみえ、また先行する期間からの 持ち越し効果が稀れでない。従って、ほとんどの統計学的方法の基礎をなす、所 見間の独立性に関する基礎的および基本的な仮定が多少ともくずれることがあり 、また有意性試験および信頼区間が誤った結論に陥いる危険性が増す。 さらにまた、多重交差デザインを有するSing1e Subject Trialは、消去(wash-o ut)期間を含めることを必要とし、このため試験が長びくので、この試験は作用 が長期間(つまり数日間)にわたる薬物の効能を試験するのには適していない。 試験の長さは、疾病の活性度が自発的に変化する状況では重要なものとなること がある。 これらの問題を克服しようとして、新規な別法であるThe Random Starting Da y(RSD)試験が考案され、また1994年10月2〜7日開催のWor1d Congress of Ga stroenterologyで提出された抄録に簡略に記載されている。この抄録によるとRS D試験の基礎原理は以下のとおりである。患者は偽薬を以って試験を開始しそし て、無作為に選ばれた日に残りの試験期間は活性のある薬物に切り換えられる。 切り換え日は無作為に決定され、また患者の間で異なり、またこれは患者にも試 験者にも医師にも知らされない。発明の概要 RSD試験を実施する方法を提供することが本発明の目的である。 一群の患者に対してRSD試験を実施する方法を提供することが本発明の別な目 的である。 容易でそして費用対効果が良くそれでいて信頼のおける仕方でRSD試験を実施 する方法を提供することが本発明のさらに別な目的である。 カウンター越しに手渡された直後に、試験期間の終了まで医師の関与の 必要なしに患者が使用し始めることのできるRSD試験を実施する方法を提供する ことが本発明のさらに別な目的である。 これらの目的に鑑みて、本発明では、偽薬ブリスターと称する偽薬の入った多 くのブリスターと、薬物ブリスターと称する活性のある医薬品の入った多くのブ リスターを含む個々に開けることができるブリスターを有する少なくとも一つの ブリスターパック;試験期間中にこのブリスターを開けるべき予め定めた順序を 指示する使用者のための情報を与える表示手段および試験終了後に医師によって 開披され、上記の順序のどこで偽薬から活性薬に切換えられたかが判明する、最 初は秘密である治療コードからなるブリスターパックアレンジメントであって、 上記の順序が偽薬ブリスターが薬物ブリスターより先に開けられるようなもので あり、またこれらのブリスターは外見または上記の表示手段のいずれによっても 互いに区別できないものが提供される。 本発明のブリスターパックアレンジメントは、その主たる応用分野が個々の患 者における薬物の効能を調査するためである点で、患者を治癒するための活性薬 だけの入った慣用のブリスターパックとは異なる。 本発明の第一の態様によれば、ブリスターパックアレンジメントには患者の試 験の全期間にわたってただ一つのブリスターパックが含まれる。しかしながら、 このアレンジメントに二つ以上のブリスターパックを含ませることも企図されて いる。 従って第二の態様によれば、このアレンジメントはさらに偽薬ブリスターだけ がある偽薬ブリスターパックを一つまたは二つ以上包含し、この場合上記した順 序は、この一つまたは二つ以上の偽薬ブリスターパックが、偽薬ブリスターと薬 物ブリスターとがともに入った、上記で述べた「混合」ブリスターパックより先 に開けられるようなものである。 第三の態様によれば、このアレンジメントは薬物ブリスターだけがある薬物ブ リスターパックが一つまたは二つ以上さらに包含し、この場合、上記の順序はこ の一つまたは二つ以上の薬物ブリスターパックが、偽薬ブリスターと薬物ブリス ターとがともに入った、上記で述べた「混合」ブリスターパックの後に開けられ るようなものである。 実際には、選択すべき態様は試験期間の長さ、日毎に開けるべきブリスターの 数およびブリスターパックの大きさそしてまた使用するブリスターの数に依存す るであろう。限定的ではなく例示的な例として、試験期間のための例えば三つの ブリスターパックすなわち偽薬ブリスターだけの第一のパック、偽薬ブリスター と薬物ブリスターとがまじっている第二のパックおよび薬物ブリスターだけの第 三のパックが患者に与えられる。 勿論、これらのブリスターが外見または上記の指示手段のいずれによっても互 いに同定できないという本発明の特徴は上記の第二および第三の態様そしてこれ らの組み合わせについてもあてはまる。試験期間中に一人の患者に実際に使用さ れるブリスターパックの数とは無関係に、患者と医師のいずれも、上記の順序に おいて「偽薬/薬物の切り換え」がいつ起きるかを知ることができてはならない 。このように、すべてのブリスターは同じであり、指示手段とブリスター配置の いずれもが、切換がどこで起きるかについて何らかの情報を与えるものではない 。 偽薬ブリスターの数は、偽薬および薬物のブリスターの数が予め決めた総数に なっている限り、無作為に選定されるのが好ましい。 何らかの錯誤を避けるために、指示手段は印刷物という情報の形をとるかある いは直接ブリスターパック上にある印刷の形をとるのが好ましい。これの一例と して、指示情報は各ブリスターに隣接した一連番号からなるか、あるいは例えば 巻き戻し型の細長いブリスターパックの場合、どこか ら始めるかについてのただ一つの指示からなっていてよい。 最初は秘密である治療コードが、指示手段に適用されるのが好ましい。その例 として、特定の試験のための治療コードが、1〜7番のブリスターには偽薬が含 まれまた8〜16番のブリスターには活性薬が含まれることを示していてよい。秘 密コードをあやまって付けるような錯誤または危険を避けるために、何らかの方 法で秘密コードをブリスターパックに結合するのが好ましい。この例として、コ ードが前以って読みとられることを防止する。改竄防止式の剥離可能なカバーフ ィルムの付いたブリスターパックの背面にこのコードが備えられるのがよい。別 法として、秘密コードはブリスターパックから切り離されて、医師に送付されて もよい。 本発明のブリスターパックアレンジメントの上記の特徴およびその他の特徴は 請求項1〜15に記載されている。 本発明の別の特徴によれば、単一RSDでそれぞれ使用するための本発明の複数 のブリスターパックアレンジメントの一組が提供され、この場合、ブリスターを 開ける予め定めた順序は、この一組のブリスターパックアレンジメントのすべて について同一であるが、この一組のブリスターパックアレンジメントの各々が無 作為に選んだ数の偽薬ブリスターを有している。このような一組は一群の患者に 対してRSD試験を実施するために使用できる。好ましくは、偽薬ブリスターと薬 物ブリスターとの合計は、前記の複数のブリスターパックアレンジメントの各々 で同じである。RSD 試験に関する説明およびその評価 下記のRSD試験を実施するために、本発明のブリスターパックアレンジメント またはその一組を使用することができる。 9人の患者に対して実施した結果を、添付する図面の線図で例示する。この場 合、偽薬は実線(「―」)でまたオメプラゾールは点線(「----」)で示 す。以下の記述には、非潰瘍性消化不良の患者で有効な酸抑制薬を用いて得られ た結果に基づく、試験の予後の値に関する評価も含まれる。プラスの応答の予測 値がどのように評価できるかも述べられている。 Single Subject Trialは個々の患者における薬物の効能を調査するための手段 である。これは活性薬と偽薬との間の多重交差としてデザインされ、また応答は 活性薬が使用される期間の患者による同定と定義される。このデザインには統計 学的問題がある。特に作用継続時間の長い薬物を試験するには適していない。 上述したようにRSD試験では患者は偽薬から始め、そして無作為に選ばれた日 に、積極的治療にブラインドに切換えがなされ、試験期間の残りの日にちにわた ってこの治療が続けられる。このために本発明のブリスターパックアレンジメン トが使用できる。切換え後の予め規定した期間内に顕示される、予め定義された 基準に従う症候性応答は薬物で惹起されるものとみなされる。 Random Starting Day Trialの評価は、オメプラゾールで治療された非潰瘍性 消化不良がある患者に対して実施された。積極的治療の最初の2日以内でのプラ スの応答に関する予測値は86%であると推定された。 このモデルはプラスの症候性応答の予測値を推定する有用な方法を提供する。 本発明を用いる場合、本発明のブリスターパックアレンジメントと一緒に、症 状を毎日記録するため特定の書式の日毎のカードが患者に渡される。症候性応答 の有無そしてそれが何時起きたかを定める基準が予め決められている。試験期間 の終了時に、秘密の治療コードが医師によって開披される。症候性応答が起きた 患者について、活性薬への切換と症状の寛解との関係から、症候性応答が治療に より惹起されたものとみなすべきか否かが 決まる。 第1のRSD Trialが、上腹部の疼痛はあるが内視鏡検査で粘膜に傷が視認され ない患者に対して完了した。目的は酸に関係のある症状のある患者を同定するこ とであり、そして酸ポンプ抑制剤、オメプラゾール(1日1回40mg)を活性薬と して使用した。試験期間は16日であり、偽薬で開始しそして5日から14日の間で オメプラゾールへの切換がなされたので、可能な最短の偽薬による期間は4日( オメプラゾールによるのは12日)であり、また最長は13日(オメプラゾールによ るのは3日)であった。患者は毎日の症状を4段階のLikert指標で記録した。応 答は、試験期間の終了まで続く症状評点の少なくとも50%の低下と定義した。積 極的治療の最初の2日以内に応答が起きたならば、応答は治療によって惹起され たと考えた。RSD 試験の応用およびモデルの仮定 治療されない症状が数週間または数ヶ月続くが、症状が自然に寛解する期間も 断続している一群の患者に対してRSD試験を計画した。これらの患者で、症状が 起きる場合、その全般的なパターンは安定であるが、日毎に不規則な変化があっ た。RSD試験では積極的治療に応答する一つの部類の患者(例えば酸に関係する 疾病があり、オメプラゾールによる治療に応答する患者)と積極的治療に応答し ない別な部類の患者(例えば酸に関係しない疾病がある患者)とがある。 RSD試験の結果を統計学的に評価する基準として、以下の特定モデルの仮定を 行った。 1.酸に関係する疾病があり治療のなされない患者で自発的な応答が持続する 確率は、酸に関係しない疾病があり治療のなされない患者に対するものと同じで ある。 2.酸に関係する疾病がある患者はすべて、例えばオメプラゾールによ る積極的治療への切換に応答する。 3.酸に関係しない疾病のある患者では、症状のパターンは積極的治療によっ て影響をうけない(積極的治療への切換の後に認められる症状の何らかの応答は 自発的でありまた同時発生的である)。 上記の仮定1〜3が満たされるとき、以下のことがわかる。 ・活性薬への切換えに対して症候性応答を示さない患者では酸以外に関係する 症状のある患者だけが発見され;また ・活性薬への切換時に症候性応答を示す患者群では、何人かは酸に関係する症 状を有するので、応答があり、一方、酸に関係しない症状の経験がある他の患者 は、この時偶然に症状が自然に寛解する。マイナスの応答の予測値 RSD試験の結果を正確に理解するために決定的である第二のモデルに対する仮 定には直接的な含意がある。酸に関係する症状のある患者はすべて活性薬に応答 するという仮定の結果、マイナスの応答(つまり応答の欠如)の予測値は常に10 0%であろう。この仮定の妥当性は常に評価されるべきである。本件の場合、妥 当性は活性薬つまり1日1回40mgのオメプラゾールは24時間の胃内酸度を平均97 %低下させるという事実に基づいている。この仮定は、内視鏡で確認された十二 指腸潰瘍のため上腹部に疼痛のある9人の患者をRSD試験にかけることによりさ らに検証した。添付の図面に示すように、これらの患者はすべて症候性応答を示 した。応答は、6番目の患者でオメプラゾールへの切換え以前に自然に起き、一 方、他の8人の患者ではオメプラゾールへの切換後2日以内に応答が起きた。プラスの応答の予測値 モデルにおける仮定のため、積極的治療への切換え以前に自発的に応答した患 者では症状の原因を評価することはできない。積極的治療への切換 に関連のある応答のプラスの予測値を評価するための基準は、切換以前に自発的 に応答することのなかった患者群である。この群に入り、切換に応答する患者の 数は酸に関係する患者の割合を過大評価するものと予想される。 酸に関係する疾病のある患者のこの割合は、計算の最初の段階として推定する 必要がある。次いで、この割合はプラスの予測値の推定に用いることができる。 この推定手順は「統計学的仮定」と題する下記の項に詳細に述べる。 試験には123人の患者が参加した。表1は偽薬を与えられそしてそれに先立つ 応答のない患者の数を日毎に示す。所定の日における自発的な応答の推定上の条 件付確率は低い。これは1日あたり0〜6%の間で変化し、試験期間中の系統的 な変化はない。平均値の3.2%は、5日から13日の任意の所定の日における自発 的症状の応答に関する確率の最良の推定値である。自発的症状の応答の累積確率 を推定するのに、死亡者を考慮にいれる生命表の技術が用いられる。活性薬への 切換以前に自発的に応答する患者に関しては、症状が酸に関係するか否かの評価 を行うことはできない。自発的応答に関する危険率は従って5日目に切換のある 患者については12%でありまた14日目まで切換のない患者については31%であっ た(表I)。 治療によって誘発される応答は活性薬への切換後2日以内に起きると仮定され る。評価は原則として同じ2日間にわたる、偽薬に応答する危険率との比較に基 づく。このような自発的応答に関する危険率の推定値はこんどは平均6.2%まで 増大する(下記の「統計学的仮定」を参照)。全体で患者の32%が積極的治療の 最初の2日間に応答した(表II)。 これらの二つの値に基づき、患者集団内の真正応答者(すなわち酸に関連する 疾病のある患者)の割合および積極的治療の最初の2日以内の症状 へのプラスの応答の予測値を、下記の「統計学的仮定」と題する項に記載の如く して推定した。この研究集団での酸に関連する疾病の罹患率は28%そしてプラス の予測値は86%であると推定された。考察 Random Starting Day試験の比較的単純なデザインおよびこのプラスの応答に 関する高い予測値のため、この試験は、広汎に採用されている「経験的治療」つ まり薬物を投与しそして後続する日々に際しての症状の改善を待つ治療に明らか に代替する。しかしこの研究で判明したプラスの予測値は、酸と関係する疾病の 罹患率の異なる別の集団および自発的な症状への応答には該当しない。従ってこ の方法の強靭さを調べることはいくらか興味深い。表IIIは自発的応答のある患 者の割合および薬物で誘発される症状の確率について異なる理論値を示す。偽薬 への応答の1日あたりの生起率が7%または10%と大きい場合そして酸に関係す る疾病の割合が10%と小さい場合のただ二つの極端な場合、プラスの予測値はそ れぞれ61%および53%と低かった。検討した他のすべての場合、プラスの値は70 %またはそれ以上であった。 酸に関係する疾病のある患者はすべて積極的治療に迅速に応答するというモデ ル上の仮定の妥当性は、症状を除去する薬物の有効性および症状の原因に依存す る。この研究では、内視鏡検査で粘膜の傷が視認されない消化不良患者の酸に関 係する症状を同定することが目的であり、また1日1回40mgのオメプラゾールの 投与により、酸と関係する症状への応答を誘発するのに十分に有効な酸の低下が 生まれるだろうと仮定された。十二指腸潰瘍のため酸と関係する既知の症状のあ る患者の研究により、この仮定が合理的であることがわかり、また活性薬への切 換に応答しない患者が完全に正当化されていると思われる結論が示されている。 RSD試験の目的はプ ラスの応答の予測値を評価することである。モデル上の仮定はこのモデルの強力 な点と弱点とをともに示す。マイナスの応答に関する予測値を推定できないにも かかわらず、本モデルはプラスの応答に関する予測値を推定する有用な方法を提 供するものである。 この特定の試験では、内視鏡で傷が視認できない消化不良の患者の症状をなく するのに極めて有効である薬物を使用する必要性も強調される。さもなければモ デル上の仮定は真実への妥当な接近にならない。オメプラゾールを1日あたり40 mg投与することにより、モデル上の仮定がおそらく正しく、従ってプラスの応答 が高い予測値を有すると想定することが妥当となる。 表 1 偽薬を与えられる患者の数および自発的に応答する患者の数 自発的に応答する危険率の日毎のおよび累積的な推定値 日 付 1 2 3 4 5 6 7 8 偽薬治療下にある患者 123 120 117 110 98 81 66 55 自発的な応答 3 3 7 2 6 3 1 1 応答の推定危険率(%) 2 3 6 2 6 4 2 2 応答の積算危険率(%) 2 5 11 12 18 21 22 23 日 付 9 10 11 12 13 14 15 偽薬治療下にある患者 43 38 31 21 10 0 0 自発的な応答 0 1 1 1 0 0 0 応答の推定危険率(%) 0 3 3 5 0 - - 応答の積算危険率(%) 23 25 28 31 31 - - 1日あたり(5〜13日)の推定平均危険率=3.2% 表 II 積極的治療開始後2日以内の応答の条件付確率に関する推定 積極的治療の リスクのある 2日以内に 応答の推定確率始まる日 患者数 応答する患者数 (%) 5 10 4 40 6 11 5 46 7 12 3 25 8 10 3 30 9 10 2 20 10 5 3 60 11 6 2 33 12 9 5 56 13 10 3 30 14 10 0 0 15 − − − 合計 93 30 32.3 表 III 酸と関係する疾病のある患者の割合および 自発的応答の危険率に基づく正の応答の予測値 自発的な応答の 酸に関係する疾患のある割合危険率 10% 20% 30% 40% 2% 85 93 96 97 3% 79 89 93 96 5% 69 83 90 93 10% 53 71 81 87 統計学的仮定 非積極的治療 ・特定の日における自発的応答の条件付確率(それまでに応答してなく偽薬で の治療のままにあるものとする)は、酸と関係する疾病のある患者と酸以外と関 係する疾病のある患者とで同じである。 ・X日(積極的治療の可能性のある最初の日)から、偽薬治療下にあって自発 的に応答する条件付確率は、時間の経過とともに一定のままである。 第2の仮定は、ほど良く精密な推定を行うために、条件付確率が時間の経過と ともにある種の規則性を有することが必要であるという事実に基づく(別な仮定 は傾向が直線状であることであろう)。さもないと、毎日別々に確率を推定せね ばならないであろう。このことは、大規模な臨床試験においてさえ、個別のそれ ぞれの日に積極的治療に切換えられる患者の数が少ないので、精密でなく、また 規則的でない推定を生むであろう。積極的治療 ・酸と関係する疾病のある患者 積極的治療の最初の2日間以内の症状の応答の条件付確率は1である。 ・症状の応答の条件付確率は非積極的治療下にある(偽薬が与えられる)患者に ついて同じであり、また時間の経過とともに一定である(すなわち自発的な応答 だけが起きる)。 以下の記号が用いられる: a=酸と関係する疾病の罹患率(0<a<1) 1−a=酸と関係しない疾病の罹患率 p=偽薬治療下の特定の日における自発的症状応答の条件付確率(0<p<1 ) P=偽薬治療下にある2日の期間内の自発的症状応答の条件付確率 R=無作為に選んだ患者の、積極的治療の開始後2日以内の症状の応答の条件 付確率自発的偽薬応答 上記に規定する条件付確率Pは1日あたりの確率pから以下のように得られる 。 P=p+(1−p)p (1) 第1項は考察する期間の最初の日の自発的に応答する確率を表わし、そして第 2項は最初の日に自発的に応答が起きないが2日目に起きることを 酸に関係する疾病の罹患率 積極的治療の最初の2日以内の応答の条件付確率Pは、酸に関係する疾病のあ る患者の、基本的仮定に従う応答の確率(この確率は1に等しい)と、酸に関係 しない疾病のある患者の応答の確率(確率P、偽薬での治療に際して、そして活 性薬での治療に際して同じである)との加重平均である。 従って、 R=〔酸に関係する疾病のある患者の割合〕×〔酸に関係する疾病のある患者 の応答する確率〕+〔酸に関係しない疾病のある患者の割合〕×〔酸に関係しな い疾病のある患者の応答する確率〕すなわち R=a×1+〔1−a〕P (2) である。 式(2)を解くと罹患率aに関して以下の表示が得られる。 a=〔R−P〕/〔1−P〕 (3) 2日間の自発的偽薬応答率の推定値(0.063)と、積極的治療の開始後 2日以内の平均応答率(表2参照)とを代入すると、酸に関係する疾病の プラスの予測値 積極的治療の最初の2日以内の応答の正の予測値は、積極的治療の最初の2日 以内に応答した、無作為に選んだ患者が酸に関係する疾病を有する条件付確率と して定義される。この場合、プラスの予測値PPVは、酸と関係する疾病の罹患率 aと、無作為に選んだ患者が積極的治療の最初の2日以内で応答する確率Rとの 比によって与えられる。 PPV=a/R 推定値P^PVはaとRとに関する上記の推定値を代入することによって得られ る。 P^PV=0.277/0.323=0.86
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月1日(1998.9.1) 【補正内容】 請求の範囲 1.偽薬ブリスターと称する偽薬の入った多くのブリスターと、薬物ブリスター と称する活性薬の入った多くのブリスターとからなり、個々に開けることのでき るブリスターのある少なくとも一つのブリスターパック、および これらのブリスターを開けるべき予め定めた順序を指示する使用者のための 情報を与える表示手段 からなるフリスターパックアレンジメントであって、 活性のある医薬品への患者の応答を評価するために、試験期間中にこれらの ブリスターが患者によって開けられ、 上記の予め定めた順序が、偽薬ブリスターが薬物ブリスターに先立って開け られるようなものであり、 これらのブリスターが外見または上記の表示手段のいずれによっても互いに 区別できず、そして 上記のアレンジメントが試験期間の後に開披され、上記の順序のどこで偽薬 から活性薬に切り換えられたかが判明する、最初は秘密である治療コードをさら に包含する ことを特徴とする上記ブリスターパックアレンジメント。 2.偽薬ブリスターの数が無作為に選ばれる請求項1記載のアレンジメント。 3.偽薬ブリスターの数が無作為に選ばれるが、偽薬ブリスターの数と薬物ブリ スターの数との合計が予め決められた限度内のものである請求項2記載のアレン ジメント。 4.さらに、個々に開けることができる偽薬ブリスターだけからなる偽薬ブリス ターパックを一つまたは二つ以上包含し、そして前記の順序が、 前記の少なくとも一つのブリスターパックが開けられる前に上記の一つまたは二 つ以上の偽薬ブリスターパックが開けられるようなものである請求項1〜3のい ずれか1項に記載のアレンジメント。 5.さらに、個々に開けることができる薬物ブリスターだけからなる薬物ブリス ターパックを一つまたは二つ以上包含し、そして前記の順序が、 前記の少なくとも一つのブリスターパックが開けられた後に上記の一つまたは二 つ以上の薬物ブリスターパックが開けられるようなものである請求項1〜4のい ずれか1項に記載のアレンジメント。 6.前記の薬物ブリスターのいくつかに第一の活性薬が入っている一方、前記ブ リスターの他のものに第二の別な活性薬が入っている請求項1〜5のいずれか1 項に記載のアレンジメント。 7.前記の指示手段が前記ブリスターパックに印刷された情報を有している請求 項1〜6のいずれか1項に記載のアレンジメント。 8.前記の偽薬ブリスターがブリスターパック上で互いに隣りあっており、また 前記の薬物ブリスターがブリスターパック上で互いに隣りあっている請求項1〜 7のいずれか1項に記載のアレンジメント。 9.前記の最初秘密である治療コードが前記の少なくとも一つのブリスターパッ クに結合されている請求項1〜8のいずれか1項に記載のアレンジメント。 10.前記の治療コードが請求項1の少なくとも一つのブリスターパックの背面に 備えられている請求項8記載のアレンジメント。 11.前記の最初秘密である治療コードがブリスターパックから離されて備えられ ている請求項1〜8のいずれか1項に記載のアレンジメント。 12.前記の最初秘密である治療コードが、コードが開披されているかを示し、ま た開披されたとき、使用者がコードをその最初の開披されていな い状態に戻すことを妨げるようにアレンジされた改竄防止式指示手段によって提 供される請求項1〜11のいずれか1項に記載のアレンジメント。 13.前記の活性薬が酸ポンプ抑制剤である請求項1〜12のいずれか1項に記載の アレンジメント。 14.前記の活性薬がオメプラゾールである請求項13記載のアレンジメント。 15.試験期間が5〜21日間、望ましくは7〜16日間である請求項1〜14のいずれ か1項に記載のアレンジメント。 16.前記のブリスターを開けるべき予め定めた順序がセット内のブリスターパッ クアレンジメントのすべてについて同じであるが、前記ブリスターパックアレン ジメントのそれぞれが、無作為に選んだ数の偽薬ブリスターを有する、請求項1 〜15のいずれか1項に記載のブリスターパックアレンジメントの多数のセット。 17.偽薬ブリスターと薬物ブリスターとの総数が前記の多数のブリスターパック アレンジメントのいずれにおいても同じである請求項16記載のブリスターパック アレンジメントのセット。 18.a)・偽薬ブリスターと称する偽薬の入った多くのブリスターと薬物ブリスタ ーと称する活性薬の入った多くのブリスターとからなり、個々に開けることので きるブリスターのある少なくとも一つのブリスターパック、および ・試験期間中に患者がこれらのブリスターを開けるべき予め定めた順序を 指示する患者のための情報を与える表示手段からなるブリスターパックアレンジ メントであって、 ・上記の予め定めた順序が、偽薬ブリスターが薬物ブリスターに先 立って開けられるようになっており、 ・これらのブリスターが外見または上記の表示手段のいずれによっても互い に区別できず、そして ・上記のアレンジメントが試験期間の後に開披され、上記の順序のどこで偽 薬が活性薬に切り換えられたかが判明する、最初は秘密である治療コードをさら に包含する 上記ブリスターパックアレンジメントを用意し、 b)このアレンジメントと日記カードとを患者に渡し、次に患者は上記の試験期 間にわたって上記の予め定められた順序に上記のブリスターを開け、そして症状 の発生および特徴をこのカードに記載し、そして c)試験期間の終了時に上記の秘密コードを開披し、そして活性薬への切り換え と患者の記載した症状との時間的相関を確定する段階を包含する、患者の症状の 改善が薬理学的治療または偽薬効果の結果であるのか、または自然治癒現象であ るのかを評価するために用いる方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.偽薬ブリスターと称する、偽薬の入った多くのブリスターと、薬物ブリスタ ーと称する活性のある医薬品の入った多くのブリスターを含む個々に開けること ができるブリスターを有する少なくとも一つのブリスターパック;試験期間中に このブリスターを開けるべき予め定めた順序を指示する使用者のための情報を与 える表示手段、および試験終了後に開披され、上記の順序のどこで偽薬から活性 薬に切換えられたかが判明する、最初は秘密であるコードからなるブリスターパ ックアレンジメントであって、上記の順序が偽薬ブリスターが薬物ブリスターよ り先に取り出されるようなものであり、またこれらのブリスターが外見または上 記の表示手段のいずれによっても互いに区別できない上記アレンジメント。 2.偽薬ブリスターの数が無作為に選ばれる請求項1記載のアレンジメント。 3.偽薬ブリスターの数が無作為に選ばれるが、偽薬ブリスターの数と薬物ブリ スターの数との合計が予め決められた限度内のものである請求項2記載のアレン ジメント。 4.さらに、個々に開けることができる偽薬ブリスターだけからなる偽薬ブリス ターパックを一つまたは二つ以上包含し、そして前記の順序が、前記の少なくと も一つのブリスターパックが開けられる前に上記の一つまたは二つ以上の偽薬ブ リスターパックが開けられるようなものである請求項1〜3のいずれか1項に記 載のアレンジメント。 5.さらに、個々に開けることができる薬物ブリスターだけからなる薬物ブリス ターパックを一つまたは二つ以上包含し、そして前記の順序が、前記の少なくと も一つのブリスターパックが開けられた後に上記の一つ または二つ以上の薬物ブリスターパックが開けられるようなものである請求項1 〜4のいずれか1項に記載のアレンジメント。 6.前記の薬物ブリスターのいくつかに第一の活性薬が入っている一方、前記ブ リスターの他のものに第二の別な活性薬が入っている請求項1〜5のいずれか1 項に記載のアレンジメント。 7.前記の指示手段が前記ブリスターパックに印刷された情報を有している請求 項1〜6のいずれか1項に記載のアレンジメント。 8.前記の偽薬ブリスターがブリスターパック上で互いに隣りあっており、また 前記の薬物ブリスターがブリスターパック上で互いに隣りあっている請求項1〜 7のいずれか1項に記載のアレンジメント。 9.前記の最初秘密である治療コードが前記の少なくとも一つのブリスターパッ クに結合されている請求項1〜8のいずれか1項に記載のアレンジメント。 10.前記の治療コードが請求項1の少なくとも一つのブリスターパックの背面に 備えられている請求項8記載のアレンジメント。 11.前記の最初秘密である治療コードがブリスターパックから離されて備えられ ている請求項1〜8のいずれか1項に記載のアレンジメント。 12.前記の最初秘密である治療コードが、コードが開披されているかを示し、ま た開披されたとき、使用者がコードをその最初の開披されていない状態に戻すこ とを妨げるようにアレンジされた改竄防止式指示手段によって提供される請求項 1〜11のいずれか1項に記載のアレンジメント。 13.前記の活性薬が酸ポンプ抑制剤である請求項1〜12のいずれか1項に記載の アレンジメント。 14.前記の活性薬がオメプラゾールである請求項13記載のアレンジメン ト。 15.試験期間が5〜21日間、望ましくは7〜16日間である請求項1〜14のいずれ か1項に記載のアレンジメント。 16.前記のブリスターを開けるべき予め定めた順序がセット内のブリスターパッ クアレンジメントのすべてについて同じであるが、前記ブリスターパックアレン ジメントのそれぞれが、無作為に選んだ数の偽薬ブリスターを有する、請求項1 〜15のいずれか1項に記載のブリスターパックアレンジメントの多数のセット。 17.偽薬ブリスターと薬物ブリスターとの総数が前記の多数のブリスターパック アレンジメントのいずれにおいても同じである請求項16記載のブリスターパック アレンジメントのセット。
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