JP2000514585A - ディスク・ドライブ位置誤差信号の重み付け線形化 - Google Patents

ディスク・ドライブ位置誤差信号の重み付け線形化

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JP2000514585A JP09540699A JP54069997A JP2000514585A JP 2000514585 A JP2000514585 A JP 2000514585A JP 09540699 A JP09540699 A JP 09540699A JP 54069997 A JP54069997 A JP 54069997A JP 2000514585 A JP2000514585 A JP 2000514585A
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 ディスク・ドライブ(100)において公称線形化された位置誤差信号を得る装置及び方法。第1及び第2の位置誤差信号(202,222)が、ヘッド(118)が選択されたトラック(182)に関連されたサーボ位置フィールド(186,188,190,192)上を通過するときに得られる複数のサーボ・バースト信号による選択された組み合わせから発生される。第3の位置誤差信号(344)は、前記第1及び第2の位置誤差信号(202,222)の重み付け和として発生され、かつ、前記選択されたトラック(182)に相対して前記ヘッド(118)を配置するために、アクチュエータ・コイル(126)に流される電流量を制御するために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスク・ドライブ位置誤差信号の重み付け線形化 技術分野 本発明は、ディスク・ドライブ・データ・ストーレジ装置の分野に関し、特に 限定するのではないが、複数のサーボ・バースト信号の選択組み合わせの重み付 けにより、ディスク・ドライブにおける線形位置誤差信号を得る装置及び方法に 関する。 背景技術 最近のハードディスク・ディスク・ドライブは磁化可能な媒体により被覆され て、かつ一定の高速度で回転するスピンドル・モータのハブ上に搭載された1又 はそれ以上の剛体のディスクを備えている。情報は、これらのディスクに相対し てヘッドを移動させるラジアル・アクチュエータに搭載されたトランスデューサ (「複数のヘッド」)アレーにより、ディスク上の複数の同心円トラックに記憶 される。 このようなラジアル・アクチュエータは、典型的には、ディスク面に相対して ヘッドを配置させるためにボイス・コイル・モータを採用している。これらのヘ ッドはほぼ円筒状のアクチュエータ本体から半径方向に外側に突出する複数のア ームの端部におけるたわみを介して搭載される。このアクチュエータ本体はディ スクの外端に隣接した位置でディスク・ドライブ・ハウジングに搭載されたシャ フト周りを回動する。ピボット・シャフトはスピンドル・モータ及びディスクの 回転軸と平行であり、従ってヘッドはディスクの面と平行な面上を移動する。 アクチュエータのボイス・コイル・モータは、永久磁石アレーの磁界中に置か れるようにヘッド・アームの反対側のアクチュエータ本体側に搭載されたコイル を備えている。このコイルに電流が流れると、永久磁石の磁界と相互作用をする 電磁界が設定されてコイルを周知のローレンツの関係に従って移動させる。コイ ルが移動すると、アクチュエータ本体はピボット・シャフトの周りを回動して、 ヘッドがディスク面上を移動する。 ヘッドは、典型的には、アクチュエータ・スライダ・アッセンブリによりディ スク上に支持され、これはディスクの回転により発生する移動空気の薄い層と相 互作用するように設計されたエア・ベアリング面を備えているので、ヘッドはデ ィスク面上に「浮上する」と云われている。通常、ヘッドに時間変動する書き込 み電流を流してデータ・トラックの部分を選択的に磁化することにより、ヘッド は、ディスク面上の選択されたデータ・トラックにデータを書き込む。続いてデ ータ・トラックに記憶したデータを読み出すために、ヘッドはデータ・トラック の磁界における磁束の遷移を検出してこれらの遷移を信号に変換し、この信号が ディスク・ドライブの読み出しチャネル回路によりデコードされる。 ヘッド位置の制御は、典型的には、ダフィー(Duffy)ほかに対して19 93年11月16日に発行された米国特許第5,262,907号に開示された ように、閉ループ・サーボ・システムにより達成される。このようなシステムで は、ヘッド位置(サーボ)情報がヘッドの位置を検出して制御するためにディス クに供給される。専用のサーボ・システムは複数ディスクのうちの1ディスクの 1面全部を専用化することを必要とし、かつ残りのディスク面はユーザ・データ の記憶用に用いられるということを認識すべきである。代わって、組み込み(e mbedded)サーボ・システムは、サーボ情報及びユーザ・データの両者が 各ヘッドにより読み出されるように、ディスクの各面上にサーボ情報をユーザ・ データとインタリーブすることを含む。 専用の又は組み込みサーボ・システムでは、選択されたトラックの中心に対す るヘッドの位置を表示しているサーボ位置誤差信号(PES:servo po sition error signal)を発生することが一般的となってい る。従って、特に、選択されたトラックをヘッドが追従するようにされたトラッ ク追従中において、サーボ・システムは、ヘッドの位置を調整するために、受け 取ったサーボ情報からPESを発生し、次にこのPESを用いて補正信号を発生 し、これを電力増幅器に供給してアクチュエータ・コイルに流れる電流量を制御 している。 PESは、典型的には、ヘッドとトラックの中心との間の相対距離を概要的に 表す大きさと、トラックの中心に対するヘッドの方向を表す極性とを有する位置 依存信号として、提供される。従って、PESは、ヘッドがトラックを走査した ときには、例えば−1から+1.0に及ぶ正規化値を有し、かつヘッドがトラッ クの中心に配置されたときには、0の値を有するのが一般的になっている。ディ スク面上のサーボ情報の正確に位置決めされた磁化サーボ・フィールドから発生 されたバースト信号の相対信号強度を比較することにより、サーボ・システムに より発生されることは、理解されべきである。 これらのサーボ・フィールドは、通常、オフセット・パターンに配列されるの で、サーボ・フィールドが読み出されるときに、サーボ・システムに提供される バースト信号の大きさを操作することにより、特定のトラックの中心に対するヘ ッドの相対位置を判断すること(続いて制御すること)ができる。特に、アナロ グ・バースト信号のディジタル表示は、典型的には、サーボ・ループ・マイクロ プロセッサに供給され、これが複数のアナログ・バースト信号の入力ディジタル 表示による選択された組み合わせからPES値のディジタル表示を獲得する。次 いで、マイクロプロセッサはPES値を所望値(選択されたトラックに対するヘ ッドの所望位置を表す)と比較して電力増幅器に対してディジタル補正信号を発 行し、続いて電力増幅器はアクチュエータ・コイルにアナログ電流を供給してア クチュエータの位置を調整する。 ディジタル・サーボ・システムにおける重要な考慮は、ヘッド位置の正確な制 御を得るために、PES値と、ヘッドと既知の位置、例えばトラックの中心との 間の対応する距離との間の関係を正確に判断することが続く。特に、サーボ・ル ープの精密なサーボ制御及び安定性を確保するために、トラックの幅にわたって 公称線形なPESを提供することが重要である。 ディスク・ドライブ産業において続いている動向は、益々増大する面密度と減 少するアクセス時間との積を増大させることであり、ここのことは最近のサーボ ・システムがデータ・トラックに相対してデータ・ヘッドの位置を制御する能力 に対してより大きな要求を課する。トラック密度が増加し続けているので、帰結 する重要な問題は、ディスク・ドライブ用に公称同一ヘッドを製造する能力であ る。即ち、ディスク・ドライブ設計においては、典型的には、総トラック幅の選 択された割合、例えば総トラック幅の50%〜90%として、公称ヘッド幅の選 択がなされる。そこで、サーボ・システムは、受け入れ可能な許容誤差内で、選 択された公称ヘッド幅に等しい又は近い幅を有するヘッドにより動作するように 設計される。 しかしながら、トラック密度が増加するに従って、新しいディスク・ドライブ 設計に必要とされる許容誤差を満足するヘッドを製造することが益々困難になっ て来ている。即ち,トラック密度が増加化し続けている間に、ヘッド幅における 製造のばらつきは概して一定したままである。従って、このように増加したトラ ック密度用の一群のヘッドを供給するのが益々困難となって来ている。これは特 に従来世代の薄膜ヘッドを越えてより高いビット密度/トラックに適合する磁気 抵抗(MR)ヘッドにとって言えることであるが、薄膜ヘッドに比較してMRヘ ッドの複雑さが増加した結果として、MRヘッドは、ディスク・ドライブ製造者 が要求するトラック密度を達成するために必要とされる厳格な許容誤差に対して 特に困難である。例えば、現世代のディスク・ドライブは、ヘッドが約2.2マ イクロメートル±0.25マイクロメートル(90マイクロインチ±10マイク ロインチ)の公称幅を有することを必要とすることになると思われる。その結果 、ヘッド製造者は、新しいドライブの製造者が必要とする許容誤差を満足させる ヘッドを供給するために、時間及び費用の掛かる測定及び仕分け処理に関わって いた。これらのコストは、典型的には、ドライブ製造者に、最終的には消費者に 転嫁されてる。 トラック密度が増加するに従って発生する関連問題は、トラックの幅における ばらつきである。トラック幅におけるこのようなばらつきは比較的低いトラック 密度を有する従来のディスク・ドライブにおいて正確なサーボ制御を得る際に重 要な要素でなかったとしても、トラック密度が増加し続けるに従って、トラック 幅のばらつきは益々重要となる。トラック幅におけるこのようなばらつきは、デ ィスクの磁気媒体における欠陥の結果として発生すること、又は製造中に選択さ れたトラック書き込み処理におけるエラーの結果として発生することがある。 従って、増加し続けるトラック密度に対応し得るディスク・ドライブのディジ タル・サーボ・システムにおいてPESを発生し、一方トラック幅におけるばら つきと共にヘッドの幅における製造のばらつきを補償する改良された解決方法に 対する必要性が存在する。 発明の開示 本発明は、ディスク・ドライブにおいて公称線形化位置誤差信号を得ると共に 、ヘッド幅、トラック幅、及び位置誤差信号に非線形性を発生させる傾向のある ドライブ内の他の要素の影響における比較的大きなばらつきに対応する方法及び 装置を提供する。 本発明の第1の特徴によれば、ディスク・ドライブ・ヘッドが選択されたトラ ックのサーボ・バースト・フィールドを通過するときに、受信される複数のサー ボ・バースト信号の選択組み合わせとして、第1のサーボ位置誤差信号がディス ク・ドライブにより発生されると共に、前記第1のサーボ位置誤差信号は前記選 択されたトラックに相対するヘッドの位置を表す大きさを有する。更に、第2の サーボ位置誤差信号は前記複数のサーボ・バースト信号の選択組み合わせとして 前記ディスク・ドライブにより発生されると共に、前記第2のサーボ位置誤差信 号の大きさは前記選択されたトラックの幅の少なくとも位置に関する前記第1の サーボ位置誤差信号の大きさと異なっている。 第3のサーボ位置誤差信号は第1及び第2のサーボ位置誤差信号の選択的な重 み付けにより発生されると共に、前記第3のサーボ位置誤差信号は各トラックに 及ぶ公称線形特性を示す。前記サーボ回路はそこで前記第3のサーボ位置誤差信 号を使用して前記ヘッドの位置を制御するように進行する。 本発明の第2の特徴によれば、前記第1及び第2のサーボ位置誤差信号の選択 的な重み付けは、前記サーボ位置誤差信号の相対重み付けを初期的に確立するこ とにより決定され、次いで前記ヘッドが前記選択されたトラックに相対する選択 された位置、例えば前記選択されたトラックの中心、及び前記選択されたトラッ クの中心と前記選択されたトラックの選択境界との間に配置されたときに、前記 サーボ・ループのゲインを測定することにより、重み付けを調整する。代わって 、前記第1及び第2のサーボ位置誤差信号の選択的な重み付けは、前記選択され たトラックに相対する選択された位置に前記ヘッドを正確に配置し、前記第1及 び第2のサーボ位置誤差信号を測定し,かつこれによって前記重み付けを決定す ることにより、決定される。 これらの構成及びその他の構成と共に本発明を特徴付ける効果は、以下の詳細 な説明を読み、かつ関連する図の参照することにより明らかとなる。 図の詳細な説明 図1は本発明の好ましい実施例により構築されたディスク・ドライブの平面図 である。 図2は図1のディスク・ドライブの機能ブロック図を提供する。 図3は図2のサーボ制御回路の機能ブロック図である。 図4は図1のディスク・ドライブのサーボ・フレームの概要フォーマット図を 提供する。 図5は図4のサーボ・フレームの4位置バースト・フィールドを示す。 図6は図5の4位置バースト・フィールドからA、B、C及びDバースト信号 の振幅のグラフ表示図を提供する。 図7は図6のバースト信号から発生した線形位置誤差信号を理想化した図を示 す。 図8は本発明の好ましい実施例による図6のバースト信号から発生した第1形 式の位置誤差信号のグラフ表示図である。 図9は本発明の好ましい実施例による図6のバースト信号から発生した第2形 式の位置誤差信号のグラフ表示図である。 図10は本発明の好ましい実施例による図1のディスク・ドライブにより実行 された「サーボ校正(SERVO CALIBRATION)」ルーチンを示す フロー・チャートである。 図11は図10のルーチンと連携して実行される「バンド幅計算(BANDW IDTH CAL)」ルーチンを示すフロー・チャートである。 図12は「アルファ計算(ALPHA CALC)」ルーチンを示すフロー・ チャートであり、「アルファ計算」ルーチンは本発明の他の好ましい実施例とし て実施される。 図13はトラック幅に対する50%、60%、70%、80%及び90%のヘ ッド幅に関する一組の位置誤差信号曲線のグラフ表示図を提供するものであり、 前記一組の位置信号曲線は本発明の好ましい実施例により発生される。 図14は本発明の好ましい実施例による図13の一組の位置誤差信号曲線から 部分的に発生した図13のヘッド幅に関する他の組の位置誤差信号曲線の図形表 示を提供する。 図15は図1のディスク・ドライブと公称同一母数のディスク・ドライブによ り使用するために供給される母集団のヘッドを表すガウス分布曲線を提供する。 発明を実施するための態様 図1を参照すると、本発明の好ましい実施例により構築されたディスク・ドラ イブ100が示されている。ディスク・ドライブ100は、ディスク・ドライブ 100の種々の部品が搭載されるベース・デッキ102を備えている。トップ・ カバー104(部分破断形式により示す)は通常形式によりディスク・ドライブ 100用の内部シール環境を形成するようにベース・デッキ102と協調動作を する。 スピンドル・モータ(概要的に106に示す)は一定の高速度で1又はそれよ り多くのディスク108を回転させる。情報は、複数のディスク108に隣接し て配置されたベアリング・シャフト・アッセンブリ112周りを回転するアクチ ュエータ・アッセンブリ110を使用することにより、複数のディスク108上 のトラック(図示なし)に書き込まれ、かつこれらからから読み出される。アク チュエータ・アッセンブリ110はディスク108に向かって伸張する複数のア クチュエータ・アーム114を備えていると共に、アクチュエータ・アーム11 4から1つ又はそれ以上のたわみ体116が伸張している。各たわみ体116の 遠端にはヘッド118が搭載されており、ヘッド118は関連するディスク10 8の対応する面に近接して浮上するように設計されたスライダ・アッセンブリ( 個別的に示されていない)を備えている。 ディスク・ドライブ100が使用状態でないときは、ヘッド118はディスク 108の内径近傍のランディング・ゾーン120上に移動され、またアクチュエ ータ・アッセンブリ110は通常のラッチ機構(ラッチ・ピンは122に示され ている)を使用して繋止されている。 ヘッド118の半径方向位置はボイス・コイル・モータ(VCM)124の使 用により制御され、これは、理解されるように、典型的には、コイル126が置 かれている磁界を確立する1又はそれ以上の永久磁石128と共に、アクチュエ ータ・アッセンブリ110に取り付けられたコイル126を備えている。従って 、コイル126に制御された電流を流すと永久磁石128とコイル126との間 に磁気干渉を発生させるので、コイル126は周知のローレンス関係に従って移 動する。コイル126が移動するに従って、アクチュエータ・アッセンブリ11 0はベアリング・シャフト・アッセンブリ112周りを回動して、ヘッド118 がディスク108の面上を移動させられる。 動作中にアクチュエータ・アッセンブリ110の回動運動を許容する間に、ア クチュエータ・アッセンブリ110に対して必要な電気接続路を提供するために フレックス・アッセンブリ130が設けられる。このフレックス・アッセンブリ はヘッド・ワイヤ(図示なし)が接続される印刷回路基板132を備えていると 共に、このヘッド・ワイヤはアクチュエータ・アーム114及びたわみ体116 に沿ってヘッド118に導かれている。印刷回路基板132は、典型的には、書 き込み動作中にヘッド118に印加される書き込み電流を制御し、かつ読み出し 動作中にヘッド118により発生された読み出し信号を増幅する回路を備えてい る。フレックス・アッセンブリはベース・デッキ102を介してディスク・ドラ イブ100の底面に搭載されたディスク・ドライブの印刷回路基板(図示なし) に通信をするためにフレックス・ブラケット134で終端する。 図2を参照すると、ディスク・ドライブの印刷回路基板上に存在し、かつディ スク・ドライブ100の動作を制御するために用いられる主機能回路を概要的に 示す図1のディスク・ドライブ100の機能ブロック図が示されている。 ディスク・ドライブ100は、ディスク・ドライブ100が通常の形式により 搭載されているホスト・コンピュータ140に動作可能に接続されているのが示 されている。ホスト・コンピュータ140とディスク・ドライブ・システム・プ ロセッサ142との間に制御通信路が設けられると共に、プロセッサ142は、 通常、メモリ(MEM)143に記憶されているプロセッサ142用のプログラ ムと連係してディスク・ドライブ100用の最高レベルの通信及び制御を提供す る。MEM143はプロセッサ142用のRAM,ROM及び他の資源の内蔵メ モリを備えることができる。 データはディスク・ドライブ・インタフェース144を介してホスト・コンピ ュータ140とディスク・ドライブ100との間で転送され、このディスク・ド ライブ・インタフェース144は、典型的には、ホスト・コンピュータ140と ディスク・ドライブ100との間で高速度のデータ転送を容易にするためにバッ ファ及び関連するハードウエアを備えている。従って、ディスク・ドライブ10 0に書き込まれるべきデータは、ホスト・コンピュータ140からインタフェー ス144に、次いで読み出し/書き込みチャネル146に転送され、これがデー タを符号化し、かつ直列化してヘッド118に必要な書き込み電流信号を供給す る。ディスク・ドライブ100により予め記憶されていたデータを抽出するため に、読み出し信号はヘッド118により発生され、かつ読み出し/書き込みチャ ネル146に供給され、これが復号化及びエラー検出動作、及び訂正動作を実行 してインタフェース144に抽出したデータを出力し、続いてホスト・コンピュ ータ140に転送する。ディスク・ドライブ100のこのような動作は、当該分 野において周知であり、例えばシェイバー(Shaver)ほかに対して199 4年1月4日に発行された米国特許第5,276,662号において説明されて いる。ディスク108はスピンドル制御回路148により一定の高速度で回転さ れ、スピンドル制御回路148は、典型的には、逆起電力検知を利用することに よりスピンドル・モータ106(図1)を電気的に転流させる。148により表 されているようなスピンドル制御回路は、周知であり、従ってここで更に説明す ることはしない。スピンドル制御回路に関する付加的な情報は,例えばディンス モア(Dinsmore)に対して1997年5月20日に発行された米国特許 第5,631,999号から得られる。 以上で説明したように、ヘッド118の半径方向位置はアクチュエータ・アッ センブリ110のコイル126に電流を供給することにより制御される。このよ うな制御は、サーボ制御回路150により得られ、その機能ブロック図が図3に 提供されている。 ここで、図3を参照すると、サーボ制御回路150は、前置増幅器152、サ ーボ・データ及びデコード回路154、関連のサーボRAM158を有するサー ボ・プロセッサ156、及びVCM制御回路160を含み、それらは全て以下で 更に詳細に説明されるようにして協調動作をし、ディスク108に相対するヘッ ド118の位置を制御する。参考のため、前置増幅器152をヘッド118に相 対的に接近して配置することは、通常、効果的であるということが分かっている ので、前置増幅器152は、典型的には、印刷回路基板132((図示なし)上 に配置される。 サーボ制御は、通常、2つの主要な動作形式、即ちシーク及びトラック追従を 備えていることを認識すべきである。シーク動作は、初期トラックから行き先ト ラックへ向かってヘッド118の初期加速と引き続く加速により、関連するディ スク面上の初期トラックから行き先トラックに向かって選択されたヘッド118 を移動させることを必要とする。ヘッド118が行き先トラック上で安定すると 、ディスク・ドライブはトラック追従モードの動作に入り、そこでヘッド118 は次のシーク動作が実行されるまで、行き先トラックを追従するようにされる。 このような動作は当該分野において周知であり、例えば先に言及したデュフィ( Duffy)の米国特許第5,262,907号、及びハンプシャー(Hamp shire)ほかに対して1995年12月12日に発行された米国特許第5, 475,545号において説明されている。しかしながら、本発明の好ましい実 施例を明確に説明するために、ここでトラック追従中のサーボ制御回路150の 概要動作を簡単に説明する。 図3を引き続いて参照すると、追従されているトラックに関連したサーボ情報 がヘッド118の下を通過する時点で、ヘッド118によりアナログ・バースト 信号が供給される。これらのバースト信号は前置増幅器152により増幅され、 かつアナログ・バースト信号をディジタル形式に変換するアナログ・ディジタル 変換器(ADC)回路を備えているサーボ・データ・デコード回路154に供給 される。次いで、これらのディジタル信号は、この好ましい実施例ではディジタ ル信号プロセッサ(DSP)であるサーボ・プロセッサ156に供給される。 サーボ・プロセッサ156は、バースト信号のディジタル表示の相対的な大き さから位置誤差信号を判断し、かつディスク・ドライブ・システム142から受 け取ったコマンドに従って(図2)、トラックに相対するヘッド118の所望位 置を判断する。追従しているトラックに相対してヘッド118にとって最適な位 置は、通常、トラックの中心にあるが、しかし、例えばエラー修復ルーチンにお いて、(トラックの幅の百分率として)オフセットがしばしば都合よく採用され てもよいことを認識すべきである。サーボ・プロセッサ156は、ヘッド118 の所望の相対位置に応答して、VCM制御回路160に電流コマンド信号を出力 し、VCM制御回路160はこの電流コマンド信号に応答してコイル126に選 択された大きさ及び方向の電流を印加するアクチュエータ・ドライバ(個別的に 指定されない)を備えている。 ディスク108上のサーボ情報は、ディスク・ドライブ100の製造中に高精 度のサーボ・トラック・ライタを使用して記録される。このサーボ情報は、各ト ラックの境界を定めるために使用され、かつ円周方向に多数のフレームに分割さ れ、その概要フォーマットは図4に示されている。特に、図4は、AGC及びS yncフィールド172,インデックス・フィールド174、トラックIDフィ ールド176、及び位置フィールド180を備えた複数のフィールドを含むフレ ーム170を示している。特に、重要なのは、位置フィールド180であるが、 しかし明確にするために,AGC及びSyncフィールド172がディスク・ド ライブ100により使用されるタイミング信号を発生するための入力を供給し、 インデックス・フィールド174がトラックの半径方向位置を示し、かつトラッ クIDフィールド176がトラック・アドレスを提供することを認識すべきであ る。勿論、他のフィールドは所望に従って使用されてもよく、またサーボ・フレ ームにおけるにおけるフィールドのフォーマットは特定のディスク・ドライブの 構造に依存することになる。 位置フィールド180は、図5に示すように、複数の隣接トラック用のオフセ ット直交パターンに配列した4位置のバースト・フィールドを含む。特に、図5 は、0〜5として識別される複数のトラック境界を定める選択された地理的かつ 磁気ベクトルを有するバースト・パターンA,B,C及びDを含む位置フィール ド180を示す。従って、各トラックは隣接する2つのトラック境界により仕切 られた領域を含む。その上、図1のヘッド118は図5に表されており、トラッ ク境界0及び1により仕切られたトラック上に中心付けられている(前記トラッ クは182により識別される)。ヘッド118に相対するディスク108(従っ て位置フィールド180)の回転方向は、矢印184により示されている。 一方のトラックの中心から直接隣接するトラックの中心まで共に伸張するA及 びBバースト・パターンが示されていると共に、これらのパターンは図示のよう にオフセットされている。その上、C及びDバースト・パターンは一方のトラッ ク境界から次のトラック境界まで伸張すると共に、これらのパターンも図示のよ うにオフセットされている。従って、ヘッド118がトラック182の位置フィ ールド180上を通過すると、ヘッドはA及びBバースト・パターン(それぞれ 186及び188として識別される)、次いでCバースト・パターン190の部 分を通過する。しかしながら、ヘッド118はDバースト・パターン192が隣 接トラック上にあるので、このパターンに遭遇することはない。参考のため、C バースト・パターンを有するトラックは「偶数トラック」と呼ばれ、またDバー スト・パターンによるトラックは「奇数パターン」と呼ばれる。 通常、ヘッド118がトラック182の中間に中心付けられているときは、 バースト・パターン186によりヘッド118に誘導されたAバースト信号の振 幅は、Bバースト・パターン188によりヘッドに誘導されたBバースト信号の 振幅に公称等しくなることを認識すべきである。加えて、Cバースト・パターン 190により誘導されたCバースト信号の振幅は、公称最大値を有し、またDバ ースト・パターン192からのDバースト信号の振幅は、公称0である。更に、 ヘッド118がトラック境界1上に配置されたときは、パターン190及び19 2からのC及びDバースト・パターンの振幅は大きさが等しく、パターン188 からのBバースト信号は最大値を有し、またパターン188からのAバーストは 0となる。従って、ヘッド118は一方のトラック境界から次のものへ走査する ので、図6により概要的に示されているように、A、B、C及びDバースト信号 は0値と最大値との間で反復する。 図6は、ヘッドが118が図5におけるトラック境界0からトラック境界5に 移動される際に、A、B、C及びDバースト信号の振幅の図形表示を提供する。 特に、図6は半径方向のトラック位置を表す共通の水平軸、及び位置合わせされ 、0値から最大値まで各バースト信号に関する振幅を表す垂直軸に沿って、各バ ースト信号をプロットしている。図5のように、図6には水平軸上の0値と1値 と の間に間隔を有するトラック182が示されている。 図7を参照すると、図6のバースト信号から発生する理想化PES曲線194 のグラフ表示図図が示されている。PES曲線194は、ヘッドが1つのトラッ ク境界から次のものへトラックを横切って配置されるときに、線形形式により概 要的に−1の最小値から+1の最大値にまで及ぶ振幅を有する。即ち、PESは 、ヘッド118が選択されたトラックの中心に配置されたときは、公称0値を有 し、また、PESは、ヘッドがトラック境界に向かって配置されるときに、線形 形式でそれぞれ増加し、また減少する。このようにして、PES曲線194の振 幅及び極性は、選択されたトラック中心に対するヘッド118の位置の相対距離 及び方向を容易に示し、従って適当な補正信号を発生して選択されたトラック中 心にヘッドを移動させるために使用することができる。図2及び図3のディジタ ル・サーボ制御回路150では、PESが1つのトラック境界から次のものへ各 トラックに及ぶある範囲のディジタル値の範囲を含むことを認識すべきである。 しかしながら、図7の垂直軸上に示すようにPESの相対値を正規化アナログ形 式により表現するのが一般的である。 ここで、ディスク・ドライブ100のサーボ動作中に図3のサーボ位置フィー ルド180の概要構成及び目的に関するこのような背景により、本発明の第1の 特徴を説明する。通常、本発明の好ましい実施例の実施では、サーボ・プロセッ サ156は図6に示すバースト信号のディジタル表示を受け取って、ここで「シ ームレス(seamless)PES」(又はSPES)と呼ばれる第1形式の PESを発生する。特に、任意に与えられるバースト信号サンプルにおけるSP ES値は、下記の関係、即ち、 奇数トラックに対して、 かつ偶数トラックに対してにより決定されると共に、A、B、C及びDは図6に示したように、A、B、C 及びD、B、C及びDバースト信号を表す。即ち、各バースト信号サンプルに対 して、及び選択されたトラックが偶数トラックであるか又は奇数トラックである かに従って、サーボ・プロセッサ156は以上の式(1)又は(2)により与え られた関係に従ってSPES値を発生する。 例えば、図5のヘッド118及びトラック182を使用し、トラック182が 偶数トラックであるとすると、図6に示すように、A及びBバースト信号の大き さは公称等しいので、ヘッド118がトラック182の中心上に配置されるとき は、SPESは0の公称値(SPES=0)を有することになることを認識すべ きである。このために、トラックの中心はしばしば[ABナル(null)」と も呼ばれる。 更に、図5のヘッド118がトラック境界1に配置されると、C及びDバース ト信号の大きさが公称等しく、かつAバースト信号の大きさが公称0に等しくな るので、SPESは、1の公称値(SPES=1)を有することを認識すべきで ある。同様に、図5のヘッド118がトラック境界0に配置されると、C及びD バースト信号の大きさが公称0となり、かつBバースト信号の大きさが公称0と なるので、SPESは、−1の公称値(SPES=−1)を有することを認識す べきである。従って、例えば図5に示す境界0〜5のようなトラック境界は、し ばしば「CDナル(null)」とも呼ばれる。各CDナルにおいて、SPES は−1及び+1の値を有する。しかしながら、サーボ・プロセッサ156により 使用される特定の値は、トラック境界が選択されたトラック用の「最内端」境界 として使用されるのか、又は「最外端」境界として使用されるのかによる。参考 のため、このような±1の二重値は、図7の理想化PES曲線に示されている。 最後に、各ABナルと各CDナルとの間の中間位置(即ち、トラックの中心と トラック境界との間の中間)において、SPESは、±0.5の公称値を有する ことを認識すべきである。即ち、項(A−B)の絶対値が項(C−D)の絶対値 に公称等しいときは、式(1)はA及びBに値に従って+0.5又は−0.5に 減少される。参考のため、トラック境界から1/4トラック位置までの距離は公 称トラック幅全体の25%を有するので、これらの位置はしばしば「1/4トラ ック位置」と呼ばれる。 要するに、ヘッド118がトラック境界0からトラック境界1にトラック18 2を横切って移動すると、式(1)及び(2)のSPESは選択された位置で{ −1、−0.5、0、0.5、1}の既知値を有することになる。図8は、SP ES値とヘッド118の位置との間の関係を示す一般化SPES曲線202を提 供するものである。 特に、図8のグラフは図5のトラック182に対応する水平軸、及びSPES 曲線202の対応する値を表す垂直軸を備えている。図8に示すように(かつ図 5及び6を参照すると)、SPES曲線202は、トラック境界0において(S PES曲線202上の点204において)−1の値、トラック境界0に隣接する 1/4トラック位置において(点206において)−0.5の値、トラックの中 心において(点208において)0の値、トラック境界1に隣接する1/4トラ ック位置において(点210において)+0.5の値、及びトラック境界1にお いて(点212において)+1の値を有する。 しかしながら、図8に示すように、SPES曲線は点204、206、208 、210及び212を表している。曲率の量はトラック幅に対するヘッド幅間の 関係の関数であり、式(1)及び(2)に従って発生したSPESは、通常SP ES曲線202により示されたような形状を備えている。特に重要なのは、点2 04と206との間、点208と210との間のSPES曲線202の部分が「 凸形」特性を有することであり、これらの部分の中間点は、点204及び206 により、及び点208及び210によりそれぞれ定められた直線(図示なし)上 に存在する。更に、点206と208との間、及び点210と212との間に入 るSPES曲線202の部分は「凹形」特性を有し、これらの部分は点206と 208とにより、及び点210と212とにより定められた直線(図示なし)の 下に入る中間点を有する。ここでも、このような曲率の量は、通常、ヘッド幅と トラック幅との間の関係により決定されるが、しかし更に他の要素、例えばトラ ッ ク位置に対する電気的及び機械的なオフセット並びにシステム・ゲインにおける 変化は、SPESの曲率にも影響し得る。 SPESを発生することに加えて、サーボ・プロセッサ156は、ここで「シ ームレス−1PES」(又は「S1PES」)と呼ばれる図6に示したバースト 信号から第2形式のPESを発生する。バースト信号の各サンプルにおけるS1 PES値は、以下の関係、即ち、 偶数トラックに対して: 奇数トラックに対して: に従って決定されると共に、A、B、C、及びDは、図6に示したように、A、 B、C、及びDバースト信号の大きさを表す。即ち、サーボ・プロセッサ156 により受け取られたバースト信号の各サンプルに対して、S1PES値は、その トラックが偶数か奇数かに従い、式(3)及び(4)により以上で与えられた関 係に従って発生される。 式(3)及び(4)から、各ABナル(トラックの中心)において、S1PE Sは0値(即ち、S1PES=0)を有し、かつ各CDナルにおいてS1PES は正又は負の1(S1PES=±1)の値を有することは、理解されるべきであ る。更に、|A−B|=|C−D|となる各1/4トラック位置において、S1 PESは、正又は負の1/2の値(即ち、S1PES=±0.5)を有すること を認識すべきである。従って、式(3)及び(4)のSPESは、式(1)及び (2)のSPESのように、既知の位置で{−1,−0.5,0,0.5,1} の値を有することになる。 しかしながら、S1PESはトラック幅にわたる他の位置においてSPESの 特性と異なる特性を示すことになる。特に、図9は、前記の式(3)及び(4) に従って決定されるS1PES曲線222を示すように提供された。図9の水平 軸は、図8のように、図5のトラック182に対するトラック位置を表し、また 図9の垂直軸はS1PES曲線222の対応する値を示す。S1PES曲線22 2は、図8のSPES曲線202のように、トラック境界0において(点224 において)−1の値、トラック境界0に隣接する1/4トラック位置において( 点226において)−0.5、トラックの中心において(点228)0の値、ト ラック境界1に隣接する1/4トラック位置において(点230において)+0 .5、及びトラック境界1において(点232において)+1の値を有する。 しかしながら、S1PES曲線222は、図8のSPES曲線202と比較す ると、点224,226,228,230及び232間で異なる曲線を示してい る。特に、S1PES曲線222の部分は点224と226との間、点228と 230との間で凹形であり、またS1PES曲線222の部分は点226と22 8との間及び点230と232との間で凸形である。ここでも、これらの部分に おける曲率の値は、主としてヘッド幅とトラック幅との間の関係に従っているけ れども、他の要素も同様に曲率の量に影響し得る。しかし、ヘッド幅とトラック 幅との間の関係、及び曲線202,222の発生に影響する他の要素は、通常、 同一ディスク・ドライブ100における両曲線202,222に対して構成され ることを認識すべきである。 SPES及びS1PESが発生されると、サーボ・プロセッサ156は、ここ で「シームレス2PES」(”S2PES”)と呼ばれる第3形式のPESを発 生するように進む。特に、S2PESは下記の関係に従って発生される。 ただし、SPESは前記の式(1)又は(2)に従って発生され、S1PESは 前記の式(3)又は(4)に従って発生され、かつαは以下で説明するようにし て決定された値である。しかしながら、通常、αの値が各トラック幅にまたがっ て同一ゲイン(傾斜)を得るように選択されて、図7のPES曲線194により 表される公称線形特性を示すようにする。 本発明の第2の構成によれば、αの適当な値を選択するために、以下に2つの 好ましい代替的な方法論が開示されており、それぞれについて続いて説明する。 しかしながら、通常、第1の方法論はαを初期値に設定し、次いでABナルにお けるゲインの平均値が1/4トラック位置におけるゲインに等しくなるまで、反 復的にαの値を調整することを含む。第2の方法論は選択されたトラックに対し てヘッドを正確に配置し、この位置でSPES及びS1PESを測定し、次いで これから適当な値のαを計算することを含む。両方法論において、αが決定され ると、次にこれがサーボ制御回路150により使用されてS2PES信号を発生 し、これによってヘッド118の位置制御が達成される。 ここで、図10を参照すると、第1の方法論を実行してαを決定する「サーボ 校正ルーチン」に関するフロー・チャートが示されている。このルーチンはRA M158に記憶され、かつサーボ・プロセッサ156により使用されるプログラ ミングを表している。代わって、「サーボ校正」ルーチンは(図2のメモリ14 3のような)ディスク・ドライブ・メモリに記憶され、かつサーボ・プロセッサ 156と連携してプロセッサ142により実行されてもよい。「サーボ校正」ル ーチンは、好ましくは、ディスク・ドライブ100の製造中に実行され、更にデ ィスク・ドライブ100の動作寿命(oprational life)中に選 択的な周期に基づき、所望に従って実行されてもよいことを認識すべきである。 図10のルーチンはブロック240から始まり、αの値は各ヘッドに対して( α=1のような)選択された値に初期化される。フローはブロック242に続い て、測定すべき第1のヘッドが選択される。専用のサーボ・システムでは、サー ボ・ヘッドのみが選択され、これに対して、組み込みサーボ・システムでは、全 てのヘッドが順に選択されることを認識すべきである。 次に、ブロック244に示すように、選択されたヘッドが選択されたトラック に移動される。図10のルーチンは複数のトラックについて実行可能とされるが 、好ましい実施例において、選択されたトラックはほぼディスク108の記録バ ンドの中心に位置決めされる。説明のために、第1の選択されたヘッドはヘッド 118であると見なされ、かつ選択されたトラックはトラック182であると見 なされる。 次いで、ブロック246に示すように、ヘッド118は更にトラック182の 中心に配置される。サーボ制御回路150はこの時点でヘッド118を配置する ために前述したS2PESを利用する。 図10により続けると、ヘッド118が選択されたトラック182上に配置さ れると、ルーチンが進み、ブロック248により示すように、サーボ制御回路1 50のゲインを連続して総計4回、測定する。特に、ブロック248は図11に 示されている「バンド幅計算(BANDWIDH CAL)」ルーチンを呼び出 す。 図11に示すように、「バンド幅計算」ルーチンはサーボ制御回路150のゲ インを測定するように処理をし、これはPES曲線の局部化された傾斜として定 義され得る。即ち、ゲインはトラック位置に対するPES値における変化を表す 。従って、図7の理想化PES曲線194は、各トラックの幅にわたって一定の ケインを示す。 通常、図11の「バンド幅計算」ルーチンは、所定の周波数及び振幅の正弦波 試験信号をS2PESに注入することにより、ゲインを測定する。その結果の正 弦波試験信号は試験信号の周波数によりトラックの中心周辺でヘッドを発振させ る。次いで、このルーチンは、トラック位置(x)における結果としての変化に 対する、S2PESの値(電圧、v)のおける変化を測定することにより、ゲイ ンを測定する。即ち、ゲインは、トラック182の中心周りのヘッド118の各 最大偏位においてS2PESの大きさにおける変化であるΔvを判断することに より測定され、ヘッドが連続する最大偏位間を移動する総合的な半径方向距離で ある△Xを判断し、次いでΔv/ΔXを求める。正弦波試験信号をPESに注入 することは、例えば、ホブソン(Hobson)ほかによる1995年7月7日 に出願された米国特許同時継続出願第08/498,621号に説明されている 。 図11をを参照すると、ブロック250において、所定の周波数及び振幅の試 験信号がS2PESに注入される。特に、試験信号を表すディジタル・サンプル を発生するためにMEM143(又は図に示されていない他のディスク・ドライ ブ・メモリ)に存在する余弦テーブルが利用される。好ましい実施例では、45 0ヘルツ(Hz)の周波数が使用される。サーボ制御回路150が組み合わせら れたS2PESに応答してヘッド118の位置を修正するように動作し、かつ試 験信号を注入するので、ヘッド118はトラック182の中心近傍で発振するこ とを認識すべきである。 ヘッド118は発振するので、ブロック252に示すように、各偏位の極限に おけるS2PESの値(電圧v)が測定されて、差(Δv)が計算される。次に 、ブロック254において、トラック182の中心近傍の連続する極限偏位間を ヘッド118が移動する距離を表すΔXにより、(Δv)/(Δx)の関係から ゲインが計算される。次いで、ブロック256により示されているように、計算 されたゲインが一時記憶される。 前述のように、図10のブロック248の処理は、総計4回、図11の「バン ド幅計算」ルーチンの処理、及び連続する4つのゲイン測定の一時記憶に帰結す る。次いで、図10のフローはブロック258に続き、トラックの中心における 平均ゲイン(AVGTC)が前に記憶した4つのゲイン測定から決定される。 AVGTCの値が決定されると、ブロック260により示すように、図5に示 すヘッド118がトラック182の中心とトラック境界0との間の中間、第1の 1/4トラック位置に移動される。ブロック262により説明されているように 、ヘッド118が1/4トラック位置に配置されると、図11の「バンド幅計算 」ルーチンが2回実行されるので、ブロック262の処理の結果として、2つの ゲイン測定値が一時記憶される。 次に、図10のブロック264により、ヘッド118は第2の1/4トラック 位置に移動され、図5に示すように、この第2の1/4トラック位置はトラック 182の中心とトラック境界1との間の中間にある。次いで、この位置でヘッド 118により図11の「バンド幅計算」ルーチンが2回実行されるので、ブロッ ク266の処理の結果として、第2の1/4トラック位置について更に2つのゲ イン測定値が記憶される。 図10のフローはブロック268に続き、ブロック262及び266から第1 及び第2の1/4トラック位置に関するゲイン測定の平均値(AVGOT)が決 定される。フローはブロック270に進み、AVGTC及びAVGOTの値から のα補正値(αc)、特にαcがAVGTCとAVGOTとの間の差を八(8) により割り算することから決定される。システムにおける雑音の影響を考慮し、 かつ最終的に収束解に到達するために必要とされる時間を最小化するために、制 御された率でαの値を収束させるのが望ましいことが分かっていたので、除数と して8を使用することにより、αの値の収束に対して適当な時定数を確率する。 αcが決定されると、ブロック272に示すように、前のαの値からαcを引 き算することにより、αに対する新しい値が決定される。その上、図示のように 、ブロック272により、(1−α)に関する新しい値が決定される。 図10のルーチンはαに関する最終的な解のために反復して処理をするので、 判断ブロック274は、αに関して最終的な収束解を判断するために、αが総計 10回、計算されたか否かを判断する。ノーのときは、ルーチンが判断ブロック 274からブロック246へ戻るので、以上の説明に従ってαに関する新しい値 が得られる。好ましい実施例において、図10のルーチンは、収束解を確立する ために総計10連続回数のαの値を判断する。しかしながら、例えば連続的に得 られるαの値間の差が所定の許容しきい値より小さくなるまで、他の総パス回数 を使用したり、又は試験を継続する他の適当な変換法が実施されてもよいことが 容易に理解される。任意の特定的な応用において選択された方法は、望ましくは 、制御された手法により収束解を得る必要があると同時に、最小時間量が要求さ れることを認識すべきである。 図10について続けると、ルーチンは判断ブロック276に行き、ルーチンは 選択されたヘッドが測定されるべき最終ヘッドであるか否かを判断する。ノーの ときは、ルーチンはブロック278に行き、次のヘッドが選択され、続いてルー チンは以上で説明したように各選択されたヘッドについてα及び(1−α)値を 判断する。全てのヘッドが選択されて値が判断されると、ルーチンはブロック2 80で終了する。 図10及び11を参照して前述した実施例は、外部試験装置を必要とすること なく、ディスク・ドライブ100によりうまく実施可能とされ、従って所望によ りディスク・ドライブ製造中、及び次のディスク・ドライブ動作中に使用するの に適していることを認識すべきである。 αの値を判断するために第1の実施例の説明が終わったので、ここで第2の好 ましい実施例をALPHA CALC(α計算)ルーチンを提供する図12を参 照して説明する。以下で述べるように、ALPHA CALCルーチンは、位置 フィールド180を書き込むために使用されるレーザに基づく位置決めシステム のように、ヘッドを正確に配置するために外部配置システムに連携してディスク ・ドライブ100の製造中に実行されることを意図している。このようなレーザ に基づく1位置システムは、米国カルフォルニア州サンタ・バーバラのテレトラ ック社(Teletrak Inc)により製造されたモデル137K15であ る。 図12をを参照すると、ALPHA CALCルーチンがブロック302から 始まり、αの値が例えば各ヘッドについてα=1のように選択された値にセット される。次いで、ブロック304において、測定されるべき第1のヘッドが選択 される。再び、説明のために、第1のヘッドは図5に示すように、ヘッド118 であると見なされる。 ブロック306において、選択されたヘッド118は、ここでも任意のトラッ クが可能とされる選択されたトラック上に配置されるが、しかし、これは、好ま しくは、ディスク108の記録バンドのほぼ中央にあるトラックである。説明の ために、この例では、選択されトラックが図5に示したトラック182であると 見なされる。 ヘッド118がトラック182上に配置されると、フローはブロック308に 行き、ヘッド118が第1の1/4トラック位置とトラック境界0との間の中間 位置を有する8トラック位置に移動される。位置決めシステムは、好ましくは、 ヘッド118をトラック118の中心(ABヌルを位置決めすることにより決定 される)に移動させ、次いでヘッド118をトラック182の中心からトラック の3/8に等しい距離を正確に移動させることにより、第8トラック位置にヘッ ドを配置するために使用される。このように配置されると、ブロック310に示 すように、複数のSPES及びS1PESの両値が得られる。好ましくは、ブロ ック310により少なくとも4SPES値び4S1PES値が測定され、かつ記 憶される。次いで、図12のフローはブロック312に行き、測定された値は図 示のように平均化されてAVGSPES及びAVGS1PESを得る。 その後、平均値AVGSPES及びAVGS1PESが決定されると、ブロッ ク314によりαの値が次式に従って決定される。 これを変形すると、 ここで、0.125はトラック幅の1/8を表す。αがブロック314から決定 されると、ブロック316においてヘッド118に関してα及び(1−α)の値 が記憶される。 次に、図12のフローは判断ブロック318に行き、選択されたヘッドが最後 のヘッドであるか否かを調べる。ノーのときは、フローはブロック320に行き 、次のヘッドが選択され、かつ次のヘッドについてルーチンが実行される。最後 のヘッドが測定された時点で、フローは判断ブロック318を通ってブロック3 22で終了する。 以上で挙げた好ましい方法は、各選択されたヘッドに関する結果のα値を得る が、しかし第1の方法は製造及びディスク・ドライブ10の次の使用中の両方に 適当であり、これに対して第2の方法は通常ディスク・ドライブ製造中の使用に 限定されることを認識すべきである。その上、以上SPES及びS1PESの特 定例を提供されたが、他の高次のPESモデルを備えた異なるPESモデルは所 望の線形PESを発生するために識別され、かつ重み付け可能とされることを認 識すべきである。更に、2つより多くの位置誤差信号はサーボ制御回路150の 動作に使用される最終的な線形化されたPESを決定するために、重み付け可能 とされることを意図している。 ここで、ディスク・ドライブ100の設計用に選択された公称幅に対してヘッ ド幅におけるばらつきに適応させることにおける本発明の効果の例を提供するた めに、ディスク・ドライブ100において位置誤差信号を発生する際にトラック 幅に対して50%、60%、70%、80%及び90%のヘッド幅の影響を考慮 している図13〜15を参照する。 図13から始めると、説明のために、図5のトラック182であると見なす選 択されたトラックに関する(概要的に332として識別される)一組のSPES 曲線が示されている。特に,前記の図7〜9のように、図13はトラック182 についてトラック境界0からトラック境界1へのトラック位置を表す水平軸を備 えている。同様に、図13の垂直軸は、トラック182を掃引するヘッド118 の位置に対してSPES曲線332の値を示す。 図13のSPES曲線332は、トラック182の幅の50%、60%、70 %、80%及び90%のヘッド幅に関して前記の式(1)を使用して、発生され た。図13に示すように、ヘッド幅は一組のSPES曲線332における各曲線 の曲率において重要な要素である。特に、曲線334は、トラック182の50 %幅を有するヘッドに関するSPESを表しており、図示のように、一組のSP ES曲線332のいちで最大の非線形性を示している。例えば、曲線336,3 38,340及び342は、ヘッド118に関して60%、70%、80%及び 90%のヘッド幅にそれぞれ対応する。 図13に示すように、位置誤差信号として使用するために一組のSPES曲線 332のうちで70%及び80%のヘッド幅にそれぞれ対応する曲線338及び 340のみが十分な線形である。即ち、残りの曲線334,336及び342は 、サーボ制御回路150によるサーボ制御に問題を発生させるに十分な非線形を 示している。 しかしながら、以上で与えられた式(3)に従って決定された第2組のS1P ES曲線(図示なし)により、図13のSPES曲線332を選択的に重み付け するために本発明を使用することにより、各ヘッド幅に関して十分に線形化され た位置誤差信号を達成することができる。ここで、図14を参照すると、図13 より説明したヘッド118のヘッド幅に関して一組のS2PES曲線(概要的に 344として識別される)が示されている。図14に示されているように、この 組のS2PES曲線344は全てサーボ制御回路150により強健なサーボ制御 を得るように十分に線形であり、かつ図7の理想化したPES曲線194に公称 対応している。この組のS2PES曲線344のういちのいくつかの曲線は重な り合って、個別的な識別を困難にしているが、50%のヘッド幅に対応する曲線 346であっても、サーボ制御回路150による強健なサーボ制御を得るのに十 分に線形であることに注意すべきである。 図13及び14の実際的な重要性は図15の観点から考慮するときに、より完 全に説明され、これは図1のディスク・ドライブ100と公称同一のディスク・ ドライブに使用するために製造されたヘッドの母集団を表すガウス分布曲線35 0のグラフ表示図を提供している。図15はトラック幅を表す水平軸を備えてい るので、原点から右へ測定された距離はトラック幅の百分率(100%まで)を 表す。従って、図15の垂直軸は、曲線350により定義されたヘッドの母集団 におけるヘッド数を表している。 図15に示すように、この特定的な例では、ディスク・ドライブ10に関して 75%の公称ヘッド幅が選択された。従って、サーボ制御回路150は公称トラ ック幅の75%のヘッド幅に適応するように設計されたと共に、ヘッドに対する 調達仕様書はこの値を要求する。その結果、曲線350はトラック幅の75%で 最大値を有しており、このヘッドの母集団からのヘッドは、通常、約75%の公 称値で変動するヘッド幅を有するということを表している。本発明のディスク・ ドライブにとって、この公称ヘッド幅の値は約2.2マイクロメータ(90マイ クロインチ)となる。対応するトラック幅は約3マイクロメータ(120マイク ロインチ)となる。 図15について続けると、垂直線(概要的に352により示された)は、曲線 350により識別された母集団のヘッドの百分率に対するカットオフ点を与える 。即ち、垂直軸354は、ヘッドの母集団のなかでトラック幅の50%に等しい 幅を有するヘッドに対応している。同様に、垂直線356,358,360及び 362は、母集団のヘッドにおいて、それぞれ60,70%,80%及び90% の幅を有するヘッドに対応している。 約70%から80%までのヘッド幅は、サーボ制御回路150による適当な制 御を得るために十分に線形なSPES曲線(338及び340)を提供すること が図13から想起すべきである。従って、図15からは、前記の式(1)及び( 2)により定められたSPESを使用して、母集団のヘッドのうちで垂直軸35 8と360との間に入るヘッドのみがディスク・ドライブ100に使用するた めに受け入れ可能となることを認識すべきである。本例において、これは、約2 .1マイクロメータから2.4マイクロメータまで(84マイクロインチから9 6マイクロインチまて)の幅を有するヘッドに対応している。 しかしながら、本発明の結果として、母集団のヘッドのうちで曲線350によ り表されたかなり大きな割合のヘッドがディスク・ドライブ100に利用可能と されることを図15から認識すべきである。特に、図14に示すように、以上で 定めたS2PESを使用することにより、垂直軸354と362との間(50% から90%まで)に入る幅を有するヘッドは、十分に線形な位置誤差信号を提供 する。本例において、このようなヘッド幅の範囲は、通常、約1.5マイクロメ ータから約2.7マイクロメータまで(60マイクロインチから108マイクロ インチまで)となる。 更に、本発明の結果として、母集団のヘッドのうちで垂直軸354及び362 の外側に属するヘッドは、多くの場合で十分に線形な位置誤差信号を提供する。 従って、本発明は、ディスク・ドライブ100における各ヘッドを線形化するこ とにより、ヘッド幅におけるかなり大きなばらつきに適応して、ヘッド製造者に より提供されたかなり大きな割合のヘッドの使用を可能にし、ディスク・ドライ ブ製造者にとって製造歩留りをかなり増大させる。ヘッドは、典型的には、ディ スク・ドライブにおいてディスクに次いで最も高価な部品であるので、ディスク ・ドライブの製造者、最終的には消費者にとって本発明の効果は、大きい。 従って、本発明は、以上の説明に鑑みて、ヘッド幅と、位置誤差信号に非線形 性を発生させる傾向のある他の要素とにおけるばらつきにも拘わらず、公称線形 な位置誤差信号が供給される装置及び方法を提供することを理解すべきである。 このような結果は、通常、サーボ位置フィールド(例えば186、188、19 0、192)からの複数のバースト信号の第1の選択組み合わせにより第1の位 置誤差信号(例えば202)を発生し、前記サーボ位置フィールドからの複数の バースト信号の第2の選択組み合わせとして第2の位置誤差信号(例えば222 のような)を発生し、かつ前記第1及び第2の位置誤差信号を重み付けした和と して第3の位置誤差信号(例えば344)を発生するサーボ制御回路(例えば1 50)により、達成される。そこで、前記サーボ制御回路が第3の位置誤差信号 を使用して活性化コイル(例えば126)に制御された電流を印加することによ り、ヘッド(例えば118)に位置を制御する。 本発明が前述した及びこれに固有の目的及び効果を得るためにうまく適応され たことは、明らかである。この開示のために現に好ましい実施例が説明されたが 、当該技術分野に習熟したした者には容易に示唆されると共に、開示され、かつ 添付する請求の範囲において定義された本発明の精神に包含される多数の変更を 行うことができる。
【手続補正書】 【提出日】平成11年1月4日(1999.1.4) 【補正内容】 1. 請求の範囲を別紙の通り補正する。 2. 明細書を次の通り補正する。 (1)明細書第23頁第17行の「ディスク・ドライブ10」を『ディスク・ド ライブ100』に補正する。 (2)明細書第25頁第10行の「ディスク・ドライブ10」を『ディスク・ド ライブ100』に補正する。 (請求項7から9までを削除する。) 『 請求の範囲 1.ディスク及び前記ディスクに隣接するアクチュエータを有するディスク・ ドライブであって、前記アクチュエータはヘッド及びアクチュエータ・コイル を有し、前記ディスクは複数の公称同心円状のトラックを備えた面を有し、前 記トラックは前記ヘッドにより読み出されるサーボ・バースト・パターンを備 えて前記サーボ・バースト・パターンに相対する前記ヘッドの位置を表す振幅 を有するサーボ・バースト信号を供給し、更に、前記ディスクに相対して前記 ヘッドの位置決めをするために前記アクチュエータのコイルに電流を供給する 制御回路を有する前記ディスク・ドライブにおいて、選択されたトラックに相 対する前記ヘッドの位置を制御する方法であって、 (a)前記選択されたトラックに関連して選択されたサーボ・バースト・パタ ーンからの複数のサーボ・バースト信号の第1の組み合わせとして第1の位置 誤差信号を発生するステップと、 (b)前記選択されたトラックに関連して選択されたサーボ・バースト・パタ ーンからの複数のサーボ・バースト信号の第2の組み合わせとして第2の位置 誤差信号を発生するステップと、 (c)前記第1及び第2の位置誤差信号の選択された組み合わせとして第3の 位置誤差信号を発生するステップであって、前記第3の位置誤差信号が前記選 択されたトラックの幅に関して公称線形として特徴付けられる、前記ステップ と、 (d)前記選択されたトラックに相対して前記ヘッドを位置決めするために、 前記第3の位置誤差信号に応答して前記コイルに電流を流すステップと、 を含む前記方法。 2.ステップ(c)は、 (c1)重み付け値を供給するステップと、 (c2)前記重み付け値を使用して、前記第1及び第2の位置誤差信号の重み 付けされた和として前記第3の位置誤差信号を発生するステップと、 を含む、請求項1記載の方法。 3.ステップ(c1)は、 (c1i)前記選択されたトラックに相対する選択された位置に前記ヘッドを移 動させるステップと、 (c1ii)前記ヘッドが前記選択された位置上に保持されている間に前記第1 及び第2の位置誤差信号を発生させるステップと、 (c1iii)前記第1及び第2の位置誤差信号から前記重み付け値を決定する ステップと、 を含む、請求項2記載の方法。 4.ディスク・ドライブであって、 回転ディスクであって、そのディスク上のサーボ情報により複数のトラックが 定められ、各トラック内におけるヘッド位置の識別を容易にするサーボ・バース ト・パターンを含む前記ディスクと、 前記ディスクに隣接して配置されたヘッドであって、前記サーボ・バースト・ パターンに相対して前記ヘッドが通過するときに、前記サーボ・バースト・パタ ーンに相対する前記ヘッドの位置を表す振幅を有するサーボ・バースト信号を発 生する前記ヘッドと、 前記ヘッドに動作可能に接続されたサーボ制御回路であって、前記選択された トラックに関連して選択された複数のサーボ・バースト・パターンからの複数の サーボ・バースト信号の第1の組み合わせとして第1の位置誤差信号を発生し、 前記サーボ・バースト信号の第2の組み合わせとして第2の位置誤差信号を発生 し、前記第1及び第2の位置誤差信号の選択された組み合わせとして第3の位置 誤差信号を発生することにより、選択されたトラックに相対して前記ヘッドの位 置を制御する前記サーボ制御回路と、 を含む前記ディスク・ドライブ。 5.前記第3の位置誤差信号は、前記第1及び第2の位置誤差信号の重み付けさ れた和を含み、前記重み付けされた和は重み付け値αの使用により決定され、前 記第3の位置誤差信号は、前記第1の位置誤差信号と前記重み付け値αとの積、 及び、前記第2の位置誤差信号と(1−α)に等しい値との積の和により決定さ れる、請求項4記載のディスク・ドライブ。 6.前記サーボ制御回路は、前記第3の位置誤差信号を発生するプログラム可能 プロセッサ及び関連するプログラミングを含む、請求項4記載のディスク・ドラ イブ。』

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転ディスクであって、複数のトラックが複数のサーボ位置フィールドに より定められる面を有する前記ディスクを備えた形式のディスク・ドライブにあ って、更に、前記ディスク・ドライブが前記ディスクに隣接して制御可能に配置 い得るアクチュエータであって、複数の選択したサーボ位置フィールドに対する 前記ヘッドの相対位置に応答して複数のバースト信号を供給するヘッドを有する 前記アクチュエータを含み、更に、前記ディスク・ドライブが前記ディスクに相 対して前記ヘッドを配置するために前記アクチュエータのコイルに電流を流す制 御回路を有し、選択されたトラックに相対する前記ヘッドの位置を制御する方法 において、 (a)前記選択されたトラックに関連され、選択されたサーボ位置フィールド からの複数のサーボ・バースト信号による第1の組み合わせとして第1の位置誤 差信号を発生し、 (b)前記選択されたトラックに関連され、選択された前記サーボ位置フィー ルドからの複数のサーボ・バースト信号による第2の組み合わせとして第2の位 置誤差信号を発生し、 (c)前記第1及び第2の位置誤差信号の選択された組み合わせとして第3の 位置誤差信号を発生し、前記第3の位置誤差信号が前記選択されたトラックの幅 に関して公称線形として特徴付けられ、 (d)前記選択されたトラックに相対して前記ヘッドを配置するために、前記 第3の位置誤差信号に応答して前記コイルに電流を流す ことにより特徴付けられた方法。 2.ステップ(c)は更に、 (c)(1)重み付け値を供給し、 (c)(2)前記重み付け値を使用し、前記第1及び第2の位置誤差信号の重 み付け和として、前記第3の位置誤差信号を発生する ことにより特徴付けられた請求項1記載の方法。 3.ステップ(c)(1)は、更に、 (c)(1)(a)前記重み付け値用の初期値を選択し、 (c)(1)(b) (c)(1)(b)(i)前記選択されたトラックに相対する第1の位置 に前記ヘッドを配置するステップと、 (c)(1)(b)(ii)前記第1の位置で第1のゲイン測定値を得る ステップと、 (c)(1)(b)(iii)前記選択されたトラックに相対する第2の 位置に前記ヘッドを移動するステップと、 (c)(1)(b)(iv)前記第2の位置における第2のゲイン測定値 を得るステップと、 (c)(1)(b)(v)前記第1及び第2のゲイン測定間の差に比例し た値により前記初期値を増加させるステップと を反復的に実行することにより、ステップ(c)により使用される前記重み付け 値を得るために前記初期値を増加させる ことにより特徴付けられた請求項2記載の方法。 4.前記第1の位置は前記選択されたトラックの中心上にある請求項3記載の 方法。 5.前記第2の位置は、前記選択されたトラックの中心と前記選択されたトラ ックの選択されたトラック境界との間の中間にある請求項3記載の方法。 6.更に、(c)(1)は、 (c)(1)(a)前記選択されたトラックに相対する選択された位置に前記 ヘッドを移動させること、 (c)(1)(b)前記ヘッドが前記選択されたトラック上に保持される間に 前記第1及び第2の位置誤差信号を発生させること、 に相対する選択された位置に前記ヘッドを移動させること、及び (c)(1)(c)前記第1及び第2の位置誤差信号から前記重み付け値を 決定すること により特徴付けられる請求項3記載の方法。 7.前記選択された位置は前記選択されたトラックの選択されたトラック境界 から前記トラック幅の1/8離れた位置を含む請求項6記載の方法。 8.ディスク・ドライブにおいて、 回転ディスクであって、複数の公称同心円トラックを定める複数のサーボ位置 フィールドを有した面を備えている前記ディスクと、 前記ディスクに隣接するアクチュエータ・アッセンブリであって、ヘッド及び アクチュエータ・コイルとを備え、前記ヘッドは前記ディスクがこのヘッドに隣 接して回転するときに複数の選択されたサーボ位置フィールドからサーボ・バー スト信号を発生する前記アクチュエータ・アッセンブリと、 前記サーボ・バースト信号に応答して、前記アクチュエータ・コイルに電流を 流すことにより前記ディスクに相対して前記ヘッドを配置するサーボ制御回路で あって、 選択されたトラックに関連され、選択された複数のサーボ位置フィールドの 第1の組み合わせとして第1の位置誤差信号を発生し、 前記選択されたトラックに関連され、選択された複数のサーボ位置フィール ドの第2の選択組み合わせとして第2の位置誤差信号を発生し、 前記第1及び第2の位置誤差信号の選択された組み合わせとして第3の位置 誤差信号を発生すると共に、前記第3の位置誤差信号が前記選択されたトラック の幅に対して公称線形として特徴付けられ、 前記第3の位置誤差信号に応答して前記アクチュエータ・コイルに供給され た電流を制御するために使用される補正信号を発生する ように関連されたプログラミングを有するサーボ・プロセッサを含む前記サーボ 制御回路と を含むディスク・ドライブ。 9.前記第3の位置誤差信号は前記第1及び第2の位置誤差信号の重み付け和 を含み、前記重み付け和は重み付け値αの使用により決定され、前記第3の位置 誤差信号は、前記第1の位置誤差信号と前記重み付け値αとの積、及び前記第2 の位置誤差信号と(1−α)に等しい量との積の和により決定される請求項8記 載のディスク・ドライブ。
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