JP2000514269A - フィルム画像をビデオ信号に変換するための装置 - Google Patents

フィルム画像をビデオ信号に変換するための装置

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Abstract

(57)【要約】 フィルム上の画像をスキャンしてそこからビデオ信号を発生させる方法に利用するための装置が開示されている。この装置は、フィルム画像を表す複数の入力ラスターラインを受ける信号プロセサ(10)と、その信号プロセサに作用するコントロール(14)を有するコントロール手段と、を含む。ここで、アクティブラスターにおいて信号プロセサによって利用されて出力信号を発生させるこの入力ラスターラインは、可変となっている。連続してスキャンされた画像を表す信号は、アイチエリアシングと間引きの処理を行うフィルタ(12)に供給される。オーバーサンプリングの量は、フィルムスピードなどのさまざまなファクターや、アンチエリアシングとアパチャー補正の程度によって、変化させられることによって、能力を最適化することができる。またCRTベースのシステムにおいては、CRTの表面上のラスターのサイズを所定の最小値より上に維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 フィルム画像をビデオ信号に変換するための装置 本発明は、映画フィルム上の画像をビデオ信号に変換するテレシネ変換器など の装置に関する。 テネシネ変換器は周知の装置であって、図8は従来型のテレシネ変換器のブロ ック図である。前記装置は、フィルム2を走査するのに使うCRT(陰極線)1 またはCCD(電荷結合素子)アレーなど他の手段を備えている。CCDアレー は、ライン(一次元)アレーでもエリア(二次元)アレーでもよい。「フライン グスポット走査」式CRT装備のテレシネ変換器においては、CRT1の画面上 をフィルム2が一定速度で送られる。そして、光の点が、スキャンジェネレータ つまり偏向器3により作成され導かれる。走行するフィルムで反射された光点は 一般的には画面の左から右へ上から下へと連続的にラスター画像を走査するよう 、CRT画面上を移動するのである。 この「フライングスポット走査」から光は、光学手段4にて青、緑、赤の成分 に分離され、それら3つの成分の振幅値がPEC(光電素子)5により検知され る。さらに、アナログ処理部6により、増幅およびデジタル信号へと変換される 。デジタルメモリー7は、その画像を構成する連続フレームを記憶するのに使わ れ、画像は変換器8にで所望のビデオ出力に変換される。変換器8の出力は、そ れぞれが連続するラスターの1つおきの走査線から成る2つのインターレースフ ィールド様式である。 このような従来のテレシネ変換器には、いくつかの問題がある。特に、CRT 前面を走行するフィルム速度がフィルム画像に沿った連続ラスターのプログレス 速度に近づくときに、2つの問題が発生する。フィルムの速度が増すにつれて、 偏向部3は一定のライン速度を維持するためメモリー7から情報を利用する。そ の正味の結果として、光点はCRT画面上で左右には移動できるが、CRT画面 上での上下の移動が低下してしまう。これは、フィルム画像上に沿った動きが、 CRTを通過するフィルムの移動により与えられるからである。 CRT画面上での縦方向の偏向(小さなラスタ「パッチ」とも呼ばれる)の低 下に起因する第1の問題とは、電子ビームによりCRT画面上の小さな蛍光 区域に供与されるエネルギー量が通常よりの高くなり、長く使っていると、その 区域における蛍光発光率を永久的に低減してしまう(「焼き付け」という)こと である。これは、CRTの明度を低減するだけでなく、大きなラスタパッチが必 要となる場合に、ビデオ画像の中央部分に小さなバーニング域が現れるからであ る。第2の問題とは、たとえそれが永久的でなくとも損傷が発生すると、蛍光粒 子が画質に影響を与えることである。CRT画面の蛍光体が完全に均一でなくな り、変換されたビデオ信号の振幅値の変動レベルが低下してしまう結果となる。 当然ながら、CRTは、このような影響を通常の使用においては許容できるレベ ルに維持できるよう設計および製造されている。小さなラスタを使用した場合、 狭いパッチにおける微小な不均等性に、複数の隣接ラインで光点が投射され、極 端なシングルラインラスタの場合には、画像の各ラインに投射される。このため 、画像の縦方向の小さなラスタにおける粒子パターンにスミアが生成されし、通 常の大きさのラスタパッチを使用するときよりも問題が大きくなる。 これら問題の解決法の一つが、米国特許第5179314号に開示されており 、画面輝度をより均等に維持できるよう非連続性走査方法を行える高度なスキャ ンジェネレータと一時記憶装置とが利用されている。この解決方法は、高価な改 良型ハードウェア装置を必要とする。 本発明の目的は、小さなラスタパッチにおける上記の問題を低減することであ る。これは、縦方向アンチエリアシングを実行できるよう、フィルム送り装置を 備えたアンチエイリアス補間処理装置の柔軟性を高めることにより達成できる。 小さなラスタパッチに関係する問題は、CCDアレーには影響しない。CCD ラインアレーを使うと、フィルムの移動により縦方向の走査が普通に行える。し かしながら、縦方向のエリアシングは、CRT装備とCCD装備のどちらの装置 にも影響を与える。光点のサイズ(CCD装備の場合はセンサー域と焦点操作の 結合影響)が大きすぎると、画像の水平走査ラインがオーバーラップしてしまい 、縦方向にソフトな画像になってしまう。また、それが小さすぎると、縦方向エ リアシングが発生する。実際のところ、光点の大きさや強度分布により、ライン 構造体によりサンプリングされる信号の帯域が決まる。ナイキ スト理論によれば、サンプリングレート速度(本例では、画像の縦方向走査に関 するライン速度)の半分値より大きな周波数での信号エネルギーがエリアシング されてしまう。実際に、光点の強度分布は、できるかぎり広い帯域を維持しつつ 、エリアシングを除去するのに要する高速のロールオフに対する周波数応答を行 うのに、確実には制御できない。このような理由から、テレシネ変換器は、大き な光点サイズに起因する画像ソフト化の問題というより、むしろ、可視エリアシ ングを伴った動作を引き起こす。図3には、例えば、微少な光点サイズを使った さい、ナイキスト速度以上でエネルギーがサンプリングされた場合に、縦方向の エリアシングがいかに発生するかが図示されている。同時に、この問題がアンチ エリアシングフィルターの使用により除去されることも示している。 フライングスポット式テレシネ変換器においては、ビデオ出力を作成するのに 使うよりも多くのラインでフィルムを走査することが一般的である。それら追加 ラインは、所望の画像をオーバーサンプリングするのに利用することができ、縦 方向のアンチエリアシングを可能にする。従来のフライングスポット式装置では 、ライン速度は固定であるため、結果として、オーバーサンプリングに利用可能 なライン数はフィルム速度に従って変化する。CCD装備の装置では、フィルム の移動により単独で縦方向走査が行える。また、水平方向走査速度は、フィルム 速度に比例する。CCDの走査速度には実用上の限界があるため、高位のオーバ ーサンプリングは高速よりも低速のフィルム速度において可能となる。 本発明の別の目的は、いかなるフィルム速度においても、フィルム送り装置の 出力において縦方向エリアシングの可能最大低減が可視できるようにすることで ある。 画像の事実上または本質的な鮮明度さを増加させるため、ビデオ機器で一般的 に使われている方法は、アパーチャー補正である。アパーチャーというのは、そ の解像度を制限する画像の有効平均化つまりスミヤリングに関係している。従来 のフライングスポット式テレシネ変換器においては、縦方向アパーチャーは光点 のサイズにより規定される。水平方向については、光点サイズ、アナログ信号処 理帯域、あるいは、アナログからデジタルへの変換処理で使われる 水平方向アンチエリアシングフィルターなどで制限される。また、フィルムのカ メラも、鮮明度における制限要素となる可能性がある。アパーチャー補正の目的 は、アパーチャー全体を補正することにより画像を最適化することである。画像 はしばしば過剰補正されて、それに続く処理においてアパーチャー歪を発生させ たり、その本質ゆえに結果としての画像がシャープになってしまう。目的とする 効果のため設計された機器には、例えば、非線形処理が使われており、微細な遷 移信号をより大きな遷移信号に増強させている。図4に、可変アパーチャー補正 を使った処理後のサンプリングされた信号における効果が示されている。 インターレースビデオ信号の縦方向アパーチャー補正に関しては、数々の問題 がある。一般的に、ビデオ信号のフレームを構成する2つのインターレースフィ ールドは、同じ時間に関するものであるとは考えられない。ビデオカメラは、普 通それらフィールドを交互に記録する。ここで述べる形式のテレシネ変換器では 、フィルム速度とテレビフレーム速度との差を補正するため、各フィルムのフレ ームから可変数のビデオフィールドが作成される。このため、アパーチャー補正 部は1つのビデオフィールドに含まれる複数ラインのみを利用し、補正フィルタ ーは1つおきの走査ライン毎にタップを有するので、この様式の縦方向のアパー チャー補正は比較的に荒い処理となる。 周波数領域におけるアパーチャー補正の効果は、もし、(例えば、本質的効果 のため)超過になった場合に、エリアシングおよび/または高周波ノイズを増加 させるような中間および/または高周波数をブーストすることである。特に、経 済的な理由により、アパーチャー補正に使用するフィルターをタップの数を少し にして比較的簡略にしで、その結果、その周波数応答性が低下するような場合に それがいえる。 本発明のさらなる目的は、アパーチャー補正に関する上記問題を解決すること である。 従って、本発明のフィルム画像をビデオ信号に変換する装置は、フィルム画像 を示す複数の入力ラスタラインを入力する信号プロセッサーと、前記信号プロセ ッサーを作動する制御手段とから成り、ビデオ入力信号を作成するためアクティ ブラスタにおける信号プロセッサーで使う入力ラスタラインの数が、一 定の帯域で可変となることを特徴とする。アクティブラスタの大きさを変えるこ とにより、オーバーサンプリングの程度が、例えば、所定のフィルム速度での縦 方向エリアシングを最大限に低減できるよう、制御できる。つまり、アクティブ ラスタのライン数が、出力ビデオ映像の所定のアスペクト比またはアスペクト標 準のため可変となる。 さらに、前記装置に、複数のラスタラインを作成するためフィルムを連続的に 走査する走査手段と、走査手段により作成されたラスタの大きさを調整するスキ ャンジェネレータとを備えても構わない。 前記の走査手段をCRTで、前記のスキャンジェネレータを偏向装置で構成し 、前記の制御手段がアクティブラスタサイズを自動的に操作する、あるいは、ユ ーザー調整を可能にするよう構成することもできる。ゆえに、CRT画面上のラ スタパッチの大きさを、所定の最少範囲以上に維持できる。 また、前記の走査手段をCCDとその制御回路で構成し、前記の制御手段がア クティブラスタの大きさのユーザー調整を自動的に動作、あるいは、動作可能に にするよう構成しても構わない。ゆえに、可変フィルム速度における最大限のオ ーバーサンプリングを維持できる。 前記の信号プロセッサーを、ラスタラインを補間つまり間引きできるフィルタ ー手段で構成することもできる。 1つの実施例として、信号プロセッサーはアンチエリアシングフィルター装置 から成る。アンチエリアシングフィルター装置は、アクティブラスタ内のラスタ ライン数の変動に応じて制御手段により自動的に調整される可変周波数帯幅を有 する。この実施例では、オーバーサンプリングの程度、つまり、フィルムを走査 するのに使われるラスタの大きさを、ビデオ画像の鮮明度または可視エリアシン グに影響を与えることなく変えることができる。 前記の制御手段は、作成されたビデオ信号の帯域を維持できるよう、アクティ ブラスタのライン数とアンチエリアシングフィルターの周波数帯域とを調整する 作用ができる。この構成により、オペレータは、ビデオ出力ラスタの縦方向サイ ズを維持しつつ、オーバーサンプリングの程度を変えることができるのである。 別の実施例として、前記の信号プロセッサーをアパーチャー補正装置で構成 しても構わない。アンチエリアシングフィルターの周波数帯域を、適用されるア パーチャー補正の程度に応じて変化させることも可能である。 また、本発明が提供するのは、フィルム画像をビデオ信号に変換する処理にお けるビデオ信号を作成する方法であって、最適ビデオラスタに必要な数よりも多 い数の入力ラスタラインをもつ入力信号を作成するため、フィルム上の画像を走 査する工程と、そのビデオラスタを作成するため、補間またはその他の間引き処 理により前記入力ラスタラインを処理する工程とから成り、前記の間引き処理で 使う入力ラスタラインの数が可変であることを特徴とする。 以下に、下記のような付随図面を参照にして、本発明をより詳細に説明する。 図1は、本発明によるフライングスポット式テレシネ変換器に利用する主信号 処理のブロック図である。 図2は、テレビの2つのインターレースフィールドを形成するための、フィル ムのフレームを走査して作成ざれる連続ラスタのラインの利用の仕方を示してい る。 図3は、それぞれアンチエリアシングフィルター処理の有無によるサンプリン グ処理前後のフィルム画像の周波数特性、および、一般的なアンチエリアシング フィルターの周波数応答特性を示す図である。 図4は、信号処理低下に対する補正、つまり、オーバーコレクションによる入 力信号鮮明度の本質的改良を行うための、アパーチャー補正の利用の仕方を示し ている。 図5は、一実施例におけるフィルター装置と制御装置のブロック図である。 図6は、図5の装置のフィルクーと制御の回路のブロック図である。 図7は、本発明の一実施例により作成されたラスタの図であって、オーバーサ ンプリングなしの従来装置との違いを示している。 図8は、従来のフライングスポット式テレシネ変換器のブロック図である。 図8に図示のような従来のフライングスポット式テレシネ変換器では、偏向シ ステム3により、CRT1の画面上の蛍光体からの光点を作成するため、C RT内の電子ビームが制御される。ビームつまり光点は、CRT管の画面上のラ スタを追跡できるよう偏向される。光点からの光は光学部4で処理されて、フィ ルム2を透過するビームが形成され、さらに、光電セル群から成る検知器5にて 検知できる緑、青、赤の成分に分離される。これら光電セルでは電子信号が作成 され、続いて、アナログプロセッサー6で増幅された後、デジタル形式に変換さ れて、デジタルメモリーつまりフレーム記憶部7に記憶される。偏向システム3 は、フィルム2の直線移動を補正できるよう、光点経路を制御する。フィルム速 度が高速設定されている場合は、一定のライン速度を維持しつつラスタパッチの 大きさが変えられる。 図8の構成において、作成された信号は図2に示すような連続ラスタである。 フィルムは、連続ラスタで一回走査される。このラスタからの1本おきのライン を使って、1対のテレビのインターレースフィールドを作成する。ビデオ画像を 形成するため実際に使われるより多くの数のラインが走査される。 その程度が可変できる縦方向のオーバーサンプリングを採用した本発明による 走査装置や走査方法は、縦方向のエリアシングを最少限に低下させ、フライング スポット式テレシネ変換器の例においては、陰極管の均等投射をより均一に維持 できる。走査装置により、テレビ(ビデオ)画像で要求される数に応じて(追加 )ラスタラインの数を変化させてフィルム上の画像が走査される。図7に、一般 的なテレシネ変換ラスタの成分が図示されている。各端にある2つの暗部分は、 ハードウェアの限界などにより事実上に利用できないラスタのラインを示してい る。ラインNAは、アクティブラスタを形成するため従来のテレシネ変換器で使 われるラスタラインの帯域であって、1.0のオーバーサンプリング比率に相当 している。ぞの帯域の両側には、ハードウェアの実際上の限界まで、本発明の装 置で利用できる可変のライン数No/2(一例)である。アクティブラスタは、 出力ビデオ画像を作成するため処理装置で使うスキャンラスタのライン数を示す 。フィルムに関係するそれらライン数の範囲は、フィルム上の所望の画像と同じ でなければならない。フィルム画像の相対サイズは、偏向器で設定できる。 オーバーサンプリングの程度は、オーバーサンプリング比率を1.0以上に維 持するのが好ましい。ハードウェア仕様の限界内であれば、オーバーサンプ リングの程度はいくつかの異なる度合にわかれていても構わない。一般的には、 異なるオーバーサンプリングの度合は少なくとも4つであって、さらに具体的に いうと、オーバーサンプリングの程度は12から256の範囲である。 一実施例における本発明の装置は、補間およびアンチエイリアスフィルターを 備え、操作者あるいはその他の自動操作手段によるオーバーサンプリングの程度 の制御を可能にしている。アンチエイリアスフィルターは、テレビのラスタを形 成する離散ラインに固有のサンプリング処理によりエリアシングされるような縦 方向周波数を除去するのに利用される。補間フィルターは、テレビ画像を形成す るために必要なライン数を作成するのに使われる。補間およびアンチエイリアス フィルターでは普通には線形処理が行われるので、それら処理を実行するのに1 つのフィルターを利用する。 上記の装置には、補間処理の前後に作動するアパーチャー補正部が含まれてい る。アパーチャー補正器では線形処理が行われるので、アパーチャー補正も、ア ンチエリアシングや補間の処理で使うのと同じフィルターで実行可能であって、 それら複数の処理をカスケード処理するのと同じ効果を有する。 可変のオーバーサンプリングを行う上での問題は、テレビ(ビデオ)信号の有 効周波数帯域が、アンチエリアシングフィルターはエリアシングを防止するため フィルムを走査するのに使う非補間ラスタで動作しなければならないので、オー バーサンプリングの度合に比例することである。この観点から、制御装置に、補 間器の前に位置する、その効果を補正するためアンチエイリアスフィルターの周 波数帯域を変化させる手段を備えてもよい。あるいは、例えば、1つのフィルタ ーでアンチエリアシングと補間の処理を実行する線形アパーチャー補正など、補 間器の前に位置するような、別のフィルターの帯域を変化させる手段を備えても 構わない。 また前記の制御装置では、高周波ノイズの増加を最小限にするため、アパーチ ャー補正の一機能としてアンチエリアシングフィルターの周波数帯域を修正する ことも可能である。 フライングスポット式テレシネ変換器においては、使われるオーバーサンプリ ングの程度を変えることは、ラスタパッチのサイズをフィルムとビデオの画像サ イズの所定比率に変えることである。このラスタの大きさの変化は、偏向 器を手動または自動で制御することにより実行できる。 前記のオーバーサンプリングの度合の変動に関係するラスタの大きさの変化に より、ラスタパッチの大きさの許容値が、小さなラスタパッチ域を引き起こすよ うなフィルム速度や画像サイズでも、フライングスポット装置で選択できる。一 般的に、フライングスポット式テレシネ変換器では、ラスタパッチの大きさは、 フィルム速度が増すにつれて1ラインまで減少し、(非常に好ましくなく)その 後に、再度大きくなる(ラスタは以前と違う方向に、CRT画面上を横切るよう になる)。オーバーサンプリングのアンチエリアシング効果を高めるため、好適 な実施例においては、1.0から2.0のオーバーサンプリング比率などのよう に、中程度のオーバーサンプリングが行われる。小さなラスタパッチを引き起こ すようなフィルム速度では、オーバーサンプリングの程度が、相当するラスタパ ッチの大きさを拡大するよう、適宜に減少あるいは増加する。オーバーサンプリ ングの程度は、手動または自動の手段によりフィルム速度の関数として変えるこ とができる。ラスタパッチの大きさを所定の最少値以上に維持することにより、 蛍光粒子のせいのCRTバーニングや画像劣化の低減を可能にできる。 本発明によるフィルム画像をビデオ信号に変換する装置では、連続するラスタ 走査信号を作成するのに、図1のような走査器またはCCDアレー搭載のシステ ムが使われている。フィルム上の画像に投射されるラスタの大きさは、偏向器、 あるいは、CCD装備の場合はCCD制御回路により可変できる値分(オーバー サンプリングの程度)だけ低減できる。これにより、オーバーサンプリングによ り所望の画像域を走査するラスタラインの数が増加する。このようにしてフィル ム画像に投射されるラスタの大きさを低減できるので、フライングスポット式テ レシネ変換器のラスタの大きさは、フィルム速度に応じて増加または減少される 。このような方法にて画像を走査するライン数を低減、かつ、アンチエリアシン グのフィルター処理や補間を行うことにより、縦方向のエリアシングを低下でき る。反対に、この方法を使って、CRT画面上のラスタパッチの大きさを制御す ることによりラスタも最少値に維持できる。 図1では、図8と同様部品は同様の番号にて示されている。 従来のアナログ処理部6で作成された信号は、図1の信号プロセッサー10 として図示されている本発明のフィルター装置に送られる。フィルター装置は、 制御器11の元で動作する。信号プロセッサー10と制御器11は、図5により 詳細に図示されている。緑、青、赤の信号は、アンチエリアシングと補間のフィ ルター12で処理される。図5の実施例には、アパーチャー補正フィルター13 も装備されている。これら多様なフィルターは、線形式であってもなくてもよい が、2個またはそれ以上が線形式の場合は、その機能を結合させて単独のフィル ターとして作用させることができる。 図5には、信号プロセッサー10と制御部11とが図示されている。制御部1 1は、操作者にフィルターの様々なパラメータを選択させる手段から成る。本実 施例では、オーバーサンプリングの程度、ビデオ出力の周波数帯域、アパーチャ ー補正の度合のための制御操作器14が図示されている。別の実施例として、1 つまたはそれ以上のパラメータを自動的に設定することも可能で、例えば、オー バーサンプリングの場合、CRT管1上のラスタパッチの大きさを予め決めた最 少値より大きいサイズに維持できるよう、フィルム速度に基づいて、そのオーバ ーサンプリングの度合を自動的に制御しても構わない。実際、手動のオーバーラ イドのオプションと共に、フィルム速度および/またはオーバーサンプリングの 程度に関係する偏向度合などのパラメータの自動補正の類がある。 別の実施例として可変のオーバーサンプリングを備えた装置では、フライング スポット式テレシネ変換器に搭載される(Tekniche社の)TK1440 型フレーム記憶体を利用でぎる。この本発明の実施例を、回路フィルターや制御 回路のブロック図である図6を参照して以下に説明する。この実施例では、補間 とアンチエリアシングのフィルター12が1つに結合されており、複数の(テレ シネライン遅延器としての)市販されているUPD485506型のFIFOメ モリーチップ15および係数記憶部に内蔵されたLF2247型のデジタルフィ ルターチップ16を有する1次元(縦方向)FIRフィルターとなる。 各所定時での、カスケード接続されたFIFOメモリーからの出力には、アク ティブテレシネラスタの縦方向ラインのデータサンプル値が含まれている。補間 フィルターにより、それらサンプル値が処理され、1対の入力ライン間の 複数位置、一般的には16から128、うちの1つにおける1つの出力サンプル 値が補間される。可能出力ラインの各位置での係数および現在選定のアンチエリ アシング周波数帯域が、テレシネラスタの開始域(図7の暗域、下記に記述、ア クティブラスタには使われない)中において、「プログラマブル・リードオンリ ー・メモリー」(PROM)17からフィルターチップ16へと転送される。ア クティブテレシネラスタの各ラインの開始時におけるブランキング期間中に、マ イクロプロセッサー18が現在の出力ラインのためフィルターチップ16で使わ れる係数を選択する。固定のオーバーサンプリングをする装置では、マイクロプ ロセッサーは一定の速度で係数アドレスをステップアクセスする。可変のオーバ ーサンプリングを実現するためには、マイクロプロセッサー18は現在の選定さ れたオーバーサンプリング比率に比例する速度で補間係数集合をステップアクセ スする。また、マイクロプロセッサー18は、出力ビデオライン数が走査された ライン数より少ない理由でビデオラインが作成されない場合に、記憶部への書き 込みを禁止する。 前記のフィルターチップ16からの出力は、市販のEPF81188型のプロ グラム可能論理素子19へ送られる。論理素子19は、フィルターチップ16か らの出力を加算して、一般的に4から64である所定数のフィルタータップをも つ有限インパルス応答(FIR)フィルターを構成できるようプログラムされて いる。アパーチャ一補正器の後には、加算器が設けられている。アパーチャー補 正の方法は周知のものであって、例えば、BBCリサーチ部門の公報の「高位ア パーチャー補正の研究」(RD1973/36)や「デジタル式テレシネ処理チ ャンネル」(RD1978/9)に記述されている。 前記のマイクロプロセッサー18は、さらに、オーバーサンプリング、周波数 帯域、アパーチャー補正、フィルムフレーム速度のためのユーザー調整値を読み 取る。マイクロプロセッサー18は、前述のオーバーサンプリング程度やアンチ エリアシング帯域の自動調整も実行できる。この実施例では、偏向器を自動的に は制御せず、操作者による制御にて行われる。偏向器の自動制御をする技術的手 段や方法は、テレシネ変換器の分野の当業者には周知である。 前記のアンチエリアシングフィルターは、一般的なローパスフィルターである 。普通は固定の周波数帯域をもっているが、本発明の実施例では調整可能な 帯域を備える。その機能の実行のためには、補間フィルターの前に配置する必要 があるが、それらを統合させても構わない。 本発明の実施例においては、アンチエリアシングフィルターの周波数帯域は、 (サイクル/フレーム単位で測定される)ビデオ信号の縦方向帯域がオーバーサ ンプリング比率の増加につれて大きくならないよう、オーバーサンプリング比率 の逆数に比例して減少する。 前記のアパーチャー補正フィルター13は、縦方向、水平方向、あるいは、2 方向の特性をもってもよいし、線形または非線形の変換関数を有することも可能 である。線形関数の場合、アンチエリアシングおよび補間のフィルター12に統 合できる。図5の実施例では非線形であって、補間フィルターの後に配備してあ る。 前記の補間フィルターは、ビデオラスタ上の一点における信号振幅を作成する ため、走査されたラスタでの位置点群での信号振幅を使う。本発明の好適実施例 では、補間処理に使う位置点群は縦方向ラインを形成しているが、2方向の組合 せを使用することもできる。オーバーサンプリング制御器11の好適実施例は、 操作者によるオーバーサンプリングの程度(ゆえに、所定のフィルム速度でのバ ッチの大きさ)、ビデオ信号帯域、アパーチャー補正の制御を行える。また、制 御部にて、現在のフィルム速度でのラスタラインの最大数などの現実的な限度値 を可能にできるよう、オーバーサンプリングの程度を変更しても構わない。さら に、ユーザー要請のビデオ信号帯域、オーバーサンプリングの程度、使用するア パーチャー補正量の一機能としてのアンチエリアシング周波数帯4域をも制御で きる。 本発明のラスタ走査の装置や方法は、(大きな可変数の走査されたラインから 所望の画像ラインを形成する)縦方向オーバーサンプリングを使い、縦方向アイ リアシングを低減し、陰極管のより均一な投射を維持する。 また、記述したのは、テレシネ変換器のエリアシングとノイズの処理性能を最 大限にするため、オーバーサンプリングの程度、アパーチャー補正、および、そ の他フィルム速度などの作用パラメータに従った縦方向アンチエリアシング周波 数帯域を制御できる装置と方法である。 なお、フィルムは、連続するラスタ、または、インターレースラスタで走査 、あるいは、本発明の信号プロセッサーでの処理前に連続走査に再合成されるラ ンダムスキャンで走査しても構わない。 前記の制御器は、オーバーサンプリングの程度の調整によるラスタパッチの最 少の大きさを維持できるよう、操作者が操作することもできるし、あるいは、そ れを自動で行えるようフィルム速度などのパラメータの利用も可能である。また 、この制御器は、アンチエリアシングおよびアパーチャー補正のフィルターの特 性をも制御できる。さらに、オーバーサンプリングの程度を調整しつつ、ビデオ ラスタの縦方向周波数応答性を一定に維持できるよう、アンチエリアシングフィ ルターの周波数帯域を自動的に制御することもできる。 所定の目的のため高レベルの補正を使う場合に、不要なエリアシングおよび/ またはノイズを低減した簡略な(非線形の)アパーチャー補正フィルターを利用 できるようにするため、制御器により、使われるアパーチャー補正の度合の関数 としてのアンチエリアシングフィルターの周波数帯域を低減させることができる 。前述した多方向性制御機能は、コンピュータまたはルックアップテーブルで演 算できる数学関係式で行うことも可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月26日(1998.6.26) 【補正内容】 請求の範囲 1.フィルム画像を示す複数の入力ラスタラインを走査装置から入力しまたそこ からビデオ信号を生成する信号プロセッサーであって、補間フィルターを含んで いるものと、前記信号プロセッサーを作動しかつビデオ信号生成における信号プ ロセッサーによるオーバーサンプリングの程度を制御するために備えられた制御 手段とを含み、この信号プロセッサーによって、どのような所定のフィルム速度 においても、ビデオ入力信号を作成するためアクティブラスタにおける信号プロ セッサーで使う入力ラスタラインの数が、一定の帯域で可変となる、フィルム画 像をビデオ信号に変換する装置。 2.請求項1に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において、オ ーバーサンプリングの程度が、出力ビデオ映像の所定のアスペクト比に従って可 変となるもの。 3.請求項1または2に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置にお いて、オーバーサンプリングの程度が、所定の出力ビデオ標準に従って可変とな るもの。 4.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置 が、さらに、複数のラスタラインを作成するためフィルムを連続的に走査する走 査装置を含むもの。 5.請求項4に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置がさらに、走 査装置により作成されたラスタの大きさを調整するスキャンジェネレータを含む もの。 6.請求項5に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において、ス キャンジェネレータが偏向装置またはCCD制御回路を含むもの。 7.請求項5に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において、制 御手段がアクティブラスタサイズを自動的に操作する、あるいは、ユーザー調整 を可能にするよう構成したもの。 8.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置 において、信号プロセッサーが、アンチエリアシングフィルター装置を含むもの 。 9.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装 置において、アンチエリアシングフィルター装置の周波数帯域が可変であるもの 。 10.請求項9に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において、 アンチエリアシングフィルターの帯域が、アクティブラスタ内のラスタライン数 の変動に応じて制御手段により自動的に調整されるもの。 11.請求項9または10に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置 において、制御手段が、作成されたビデオ信号の帯域を維持できるよう、アクテ ィブラスタのライン数とアンチエリアシングフィルターの周波数帯域とを調整す る作用をするもの。 12.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装 置において、信号プロセッサーがアパーチャー補正装置を含むもの。 13.請求項12に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置であって 、かつ請求項9、10、11のみに関連する装置において、アンチエリアシング フィルターの周波数帯域を、適用されるアパーチャー補正の程度に応じて変化さ せるもの。 14.フィルム画像をビデオ信号に変換する処理におけるビデオ信号を作成する 方法であって、出力ビデオラスタに必要な数よりも多い数の入力ラスタラインを もつ入力信号を作成するため、フィルム上の画像を走査する工程と、その出力ビ デオラスタを作成するため、補間またはその他の間引き処理により前記入力ラス タラインを処理する工程とから成り、前記の間引き処理で使う入力ラスタライン の数が可変であるためにどのような所定のフィルム速度においても出力ビデオ信 号生成におけるオーバーサンプリングの程度を変化させることができるもの。 15.請求項15に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する処理における ビデオ信号を作成する方法であって、アクティブビデオラスタのライン数が、出 力ビデオ映像の所定のアスペクト比に従って可変となるもの。 16.請求項14または15に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する処 理におけるビデオ信号を作成する方法であって、アクティブビデオラスタのライ ン数が所定の出力ビデオ標準に従って可変となるもの。 17.請求項14に記載の、ビデオ信号を作成する方法がさらに、間引き処理 の前にアインチエリアシングフィルター処理の工程を含むもの。 18.請求項16に記載の、ビデオ信号を作成する方法において、アインチエリ アシングの帯域が可変となるもの。 【図3】【図6】【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ネラー・デイビッド・クリストファー イギリス国 エスエル2 4ディーダブリ ュー バックス ストークポージーズ バ インロード15 (72)発明者 シュノーレ・デイビッド・ロイド アメリカ合衆国 91361 カルフォルニア 州 ウエストレイクビリッジ キンクロス コート2183

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フィルム画像を示す複数の入力ラスタラインを入力する信号プロセッサーと 、前記信号プロセッサーを作動する制御手段とから成り、ビデオ入力信号を作成 するためアクティブラスタにおける信号プロセッサーで使う入力ラスタラインの 数が、一定の帯域で可変となる、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置。 2.請求項1に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において、ア クティブラスタのライン数が、出力ビデオ映像の所定のアスペクト比に従って可 変となるもの。 3.請求項1または2に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置にお いて、アクティブラスタのラスタライン数が、所定の出力ビデオ標準に従って可 変となるもの。 4.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置 が、さらに、複数のラスタラインを作成するためフィルムを連続的に走査する走 査手段を含むもの。 5.請求項4に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置がさらに、走 査手段により作成されたラスタの大きさを調整するスキャンジェネレータを含む もの。 6.請求項5に記載の、フィルム、画像をビデオ信号に変換する装置において、 スキャンジェネレータが偏向装置を含み、制御手段がアクティブラスタサイズを 自動的に操作する、あるいは、ユーザー調整を可能にするよう構成したもの。 7.請求項5に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において、ス キャンジェネレータがCCDとその制御回路を含み、制御手段がアクティブラス タサイズを自動的に操作する、あるいは、ユーザー調整を可能にするよう構成し たもの。 8.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置 において、信号プロセッサーが、ラスタラインを補間つまり間引きできるフィル ター手段を含むもの。 9.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装 置において、信号プロセッサーがアンチエリアシングフィルター装置を含むもの 。 10.請求項9に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において、 アンチエリアシングフィルター装置の周波数帯域が可変であるもの。 11.請求項10に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置において 、アンチエリアシングフィルターの帯域が、アクティブラスタ内のラスタライン 数の変動に応じて制御手段により自動的に調整されるもの。 12.請求項10または11に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装 置において、制御手段が、作成されたビデオ信号の帯域を維持できるよう、アク ティブラスタのライン数とアンチエリアシングフィルターの周波数帯域とを調整 する作用をするもの。 13.上記いずれかの請求項に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装 置において、信号プロセッサーがアパーチャー補正装置を含むもの。 14.請求項13に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する装置であって 、かつ請求項10、11、12のみに関連する装置において、アンチエリアシン グフィルターの周波数帯域を、適用されるアパーチャー補正の程度に応じて変化 させるもの。 15.フィルム画像をビデオ信号に変換する処理におけるビデオ信号を作成する 方法であって、最適ビデオラスタに必要な数よりも多い数の入力ラスタラインを もつ入力信号を作成するため、フィルム上の画像を走査する工程と、そのビデオ ラスタを作成するため、補間またはその他の間引き処理により前記入力ラスタラ インを処理する工程とから成り、前記の間引き処理で使う入力ラスタラインの数 が可変であるもの。 16.請求項15に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する処理における ビデオ信号を作成する方法であって、アクティブビデオラスタのライン数が、出 力ビデオ映像の所定のアスペクト比に従って可変となるもの。 17.請求項15または16に記載の、フィルム画像をビデオ信号に変換する処 理におけるビデオ信号を作成する方法であって、アクティブビデオラスタのライ ン数が所定の出力ビデオ標準に従って可変となるもの。 18.請求項15に記載の、ビデオ信号を作成する方法がさらに、間引き処理 の前にアインチエリアシングフィルター処理の工程を含むもの。 19.請求項16に記載の、ビデオ信号を作成する方法において、アインチエリ アシングの帯域が可変となるもの。 20.添付図面の図1から7に関連して前記記載された、フィルム画像をビデオ 信号に変換する装置。
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