JP2000512830A - Vsatネットワーク内で地上局が伝送したパワーを制御するための方法および装置 - Google Patents

Vsatネットワーク内で地上局が伝送したパワーを制御するための方法および装置

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JP2000512830A JP10543104A JP54310498A JP2000512830A JP 2000512830 A JP2000512830 A JP 2000512830A JP 10543104 A JP10543104 A JP 10543104A JP 54310498 A JP54310498 A JP 54310498A JP 2000512830 A JP2000512830 A JP 2000512830A
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チェック,ウイリアム・アラン
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クロンツ,ロナルド・エル
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ジーイー・キャピタル・スペースネット・サービシーズ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 衛星を介して伝送された信号のパワーを調節することによりハブ地上局とVSAT地上局との間の安定通信を提供する方法を示す。この方法では、ハブは衛星からのビーコン信号と前のアウトバウンド信号を受信する。次にハブは、ビーコン信号または前のアウトバウンド信号のいずれかに基づいて、衛星を介してハブからVSATに伝送されたアウトバウンド信号のパワーを調節する。次にハブは、信号データとパラメータ・データとを含む現行アウトバウンド信号を衛星を介してVSATに送信する。VSATは現行アウトバウンド信号を受信し、現行アウトバウンド信号に関連する信号特性の数を決定する。次にVSATは、信号特性と、パラメータ・データと、1組の基準データとに基づいて、衛星を介してVSATからハブに伝送されたインバウンド信号のパワーを調節する。

Description

【発明の詳細な説明】 VSATネットワーク内で地上局が伝送したパワーを 制御するための方法および装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、衛星通信の分野に関する。より具体的には、本発明は、1つのマス タ地上局と複数の遠隔地上局とを含む衛星通信ネットワークに関する。特に、本 発明は、このようなネットワーク内で地上局が伝送した信号パワー・レベルの制 御に関する。関連技術の説明 第1図は、従来の超小型地球局(VSAT)衛星通信ネットワークを示してい る。VSATネットワークは、本明細書では「ハブ」10と呼ぶ1つのマスタ地 上局と、本明細書では「VSAT」20と呼ぶ複数の遠隔地上局と、本明細書で は「衛星」30と呼ぶ1つの静止通信衛星トランスポンダとを含む。衛星30を 介して伝送信号40を送信することにより、ハブ10はVSAT20と通信し、 VSAT20はハブ10と通信する。 第2A図〜第2D図は、第1図の従来のVSAT衛星通信ネットワークの動作 を示している。これらの図が示すように、ハブ10とVSAT20との間の通信 は、ハブ10からVSAT20へのアウトバウンド伝送信号と、VSAT20か らハブ10へのインバウンド伝送信号とを使用することによって実施される。 第2A図および第2B図は、ハブ10からVSAT20へのアウトバウンド伝 送信号を示している。第2A図に示すように、アウトバウンド伝送信号はまず、 ハブ10から衛星30に渡るアウトバウンド・アップリンク部分210を含む。 第2B図が示すように、アウトバウンド伝送信号は、衛星30からハブ10およ びすべてのVSAT20に渡るアウトバウンド・ダウンリンク部分220も含む 。 第2C図および第2D図は、VSAT20からハブ10へのインバウンド伝送 信号を示している。第2C図に示すように、インバウンド伝送信号はまず、VS AT20から衛星30に渡るインバウンド・アップリンク部分230を含む。第 2D図が示すように、インバウンド伝送信号は、衛星30からハブ10に渡るイ ンバウンド・ダウンリンク部分240も含む。 アウトバウンド伝送信号210および220は、ハブ10から送信された連続 信号である。対照的に、インバウンド伝送信号230および240は、様々なV SAT20の必要に応じて、バーストとして送信される。 衛星トランスポンダ資源は、パワーおよび帯域幅単位で販売され、リースされ る。VSATネットワーク・オペレータは、経済的な運用を達成するために両方 の資源を注意深く制御しなければならない。 符号分割多重アクセス(CDMA)は、IS−95ディジタル・セルラー電話 規格の基礎を形成する多重アクセス技法であり、特に遠隔端末で小型アンテナを 使用できることが重要である場合にVSATネットワークで使用するために重要 な利点をいくつか有する。CDMAを使用し、広範囲に配置された最初のVSA Tネットワークでは、カリフォルニア州マウンテンヴューのEquatoria l Communications Company(ECC)が開発したC2 00製品を使用していた。 ネットワークの動作効率を最大限にするためにCDMA技法を使用してチャネ ル上で多重化した信号の受信パワー・レベルを等化するために正確なパワー制御 が必要なことは広く認識されている。Qualcomm,Inc.では、IS− 95規格に基づいて開発したCDMAセルラー電話ネットワークで使用するため に、いくつかのパワー制御技法を開発した。Qualcommの技法は、衛星中 継なしに動作する地上局ネットワーク用に設計され、移動地上局マイクロ波伝播 環境で発生する急速フェージングに対処するよう設計されている。 ECCのC200ネットワークの運用経験も、VSAT送信機の正確なパワー 制御の必要性を示していた。C200製品には、VSATのインバウンド(VS ATからハブへの)伝送パワー・レベルの制御はハブにおけるオペレータの手動 介入によって実施しなければならないという制限があった。C200システムは 主にCバンド運用向けに設計されているので、降雨のために高周波数で発生する 急速フェージングは、このシステムにとって重大な問題ではなかった。しかし、 この製品に基づくVSATネットワークでは、通常、機器の漸次変化または不慣 れなオペレータによる無計画な調整を補正するためにネットワーク内でインバウ ンド・パワー・レベルを定期的に専門家が再バランシングすることが必要だった 。 ケーユーバンド以上の周波数で動作するVSATネットワークの場合、降雨フ ェージングは重大な問題である。降雨フェージングは、大気中の水滴または氷晶 によってハブ10と衛星30との間ならびにVSAT20と衛星30との間で伝 送信号40が吸収されたり散乱した結果発生するものである。降雨フェージング 中、数秒以内に減衰の変化が発生し、その結果、受信信号レベルの変化が発生す る可能性がある。ケーユーバンド以上の周波数では、急速かつ自動的なアップリ ンク・パワー制御が非常に重要なものになる。 アップリンク・パワー制御は、通常、アウトバウンド(ハブからVSATへの )リンク上でのみ実施されており、ハブにおける機器の追加コストはあまり重要 ではない。アウトバウンド・アップリンクに影響する降雨フェージング(ハブ1 0と衛星30との間の降雨フェージング)はネットワーク全体に影響するが、イ ンバウンド・アップリンクでの降雨フェージング(VSAT20と衛星30との 間の降雨フェージング)はVSAT20のみに影響する。標準的な慣行は、ほと んどの降雨フェージングを克服するために十分なインバウンド(VSATからハ ブへの)パワーでVSAT20を操作することであった。 しかし、ケーユーバンド以上の周波数でのCDMA VSAT動作の場合、イ ンバウンド信号のアップリンク・パワー制御は不可欠なものになる。また、アッ プリンク・パワー制御は、降雨フェージングを克服するために必要な場合に高い パワー・レベルでVSAT送信機を操作するだけで自分のトランスポンダ・パワ ー要件を制御し、その結果、それを低減できる能力をネットワーク・オペレータ に提供することにより、TDMAおよびその他の衛星アクセス動作モードにも恩 恵をもたらすことができる。 発明の概要 本発明の一目的は、VSATネットワーク内のハブ地上局とVSAT送信機の 両方のパワー・レベルを精密かつ正確に制御するための方法および装置を提供す ることにある。 本発明の他の目的は、ハブとVSATとの間の衛星トランスポンダ中継の特定 の効果を考慮に入れたパワー制御方法および装置を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、地上局と衛星との間の大気減衰の変化に急速に対 応するパワー制御メカニズムをVSATネットワーク内のアウトバウンド・リン クとインバウンド・リンクの両方に提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、VSATネットワーク内のVSATのインバウン ド・パワー・レベル設定における長期クリープに対するチェックを含むパワー制 御メカニズムを提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、そのリンク・パフォーマンスを設定点付近に維持 するために個々のVSAT送信機のパワー・レベルを調整しなければならないか どうか、ならびに調整しなければならない時期を決定する複数の独立手段を提供 することにある。 本発明のさらに他の目的は、様々なタイプのトラフィックの要件を考慮に入れ るようにVSATインバウンド・リンク・パフォーマンスの調整を容易にするV SATパワー制御手段を提供することにある。 本発明の一目的は、送信機のパワーの調整だけでこれを達成できないときにリ ンク・パフォーマンスの変更を実施するようにリンク・レートを変更できる能力 を含むVSATパワー制御技法を提供することにもある。 本発明の追加の目的は、出力スペクトルを制御するためのVSAT送信機の機 能を考慮に入れたパワー制御技法を提供することにある。 したがって、衛星を介して伝送された信号のパワーを調節することによりハブ 地上局とVSAT地上局との間の安定通信を行うための方法を提示する。この方 法は、衛星から受信したビーコン信号と前のアウトバウンド信号のうちの1つに 基づいて、衛星を介してハブからVSATに伝送されたアウトバウンド信号のパ ワーを調節するステップと、アウトバウンド信号内の信号情報をハブからVSA Tに送信するステップと、アウトバウンド信号および信号情報の特性に基づいて 、衛星を介してVSATからハブに伝送されたインバウンド信号のパワーを調節 す るステップとを含む。 また、ハブ地上局から衛星へのアップリンク伝送においてパワーを調整するた めの方法も提示する。この方法は、ローカル受信機からアウトバウンド信号を受 信してアウトバウンド信号パワー・レベルを決定するステップと、衛星ローカル 受信機からビーコン信号を条件付きで受信してビーコン信号パワー・レベルを決 定するステップと、ビーコン信号を受信したときに受信したビーコン信号パワー ・レベルと公称ビーコン信号パワー・レベルとの第1の差を計算するステップと 、ビーコン信号を受信しないときに受信したアウトバウンド信号パワー・レベル と公称アウトバウンド信号パワー・レベルとの第2の差を計算するステップと、 ビーコン信号を受信した場合に第1の差に基づき、ビーコン信号を受信しない場 合に第2の差に基づいて所望の量の減衰を計算するステップとを含む。 また、VSAT地上局からハブ地上局へ送信されたインバウンド信号のパワー を調節するための方法も提供する。この方法は、ハブ地上局からVSAT地上局 へ送信されたアウトバウンド信号を受信し、アウトバウンド信号が信号データと パラメータ・データとを含むステップと、受信したアウトバウンド信号の信号特 性を決定するステップと、パラメータ・データと、信号特性と、基準データとに 基づいてインバウンド伝送信号を変更するステップとを含む。 図面の簡単な説明 本発明の上記その他の目的および利点は、添付図面に関連して以下に示す説明 により容易に明らかになるだろう。 第1図は、従来のVSAT衛星通信ネットワークを示す。 第2A図〜第2D図は、第1図の従来のVSAT衛星通信ネットワークの動作 を示す。 第3図は、本発明の好ましい実施形態により第1図に示すハブと衛星の詳細ブ ロック図である。 第4図は、本発明の好ましい実施形態によるアウトバウンド伝送信号パワー・ レベル設定におけるサンプリング間隔の操作を示す流れ図である。 第5図は、本発明の好ましい実施形態によるVSATインバウンド・アップリ ンク・パワー制御方法を示す流れ図である。 好ましい実施形態の説明 本発明では、最初にハブ10から伝送されるアウトバウンド信号と最初にVS AT20から伝送されるインバウンド信号の両方のパワーを調節することが必要 である。両方のパワー出力が継続的に調節されるので、ハブ10は、そのパワー 調節の正確さを増すためにVSAT20に迫加情報を提供する。本発明の好まし い実施形態の開示では、このような2通りのパワー調節方式について別々に述べ るが、まずハブ10でのパワー調節について述べ、次にVSAT20でのパワー 調節について述べる。 好ましい実施形態によれば、ケーユーバンド以上の周波数を使用するVSAT 衛星通信ネットワーク内のハブ10は、3つの理由からアウトバウンド・アップ リンク210のパワー・レベルを制御しなければならない。第1に、VSAT2 0が適切に受信できるようにアウトバウンド信号の十分なレベルを維持するため に、ハブから衛星への降雨減衰を克服しなければならない。第2に、衛星からV SATへの降雨フェージングを決定する際にVSAT20がインバウンド・アッ プリンク・パワー制御のための基準として使用できるように、衛星30が伝送し たアウトバウンド信号の安定したEb/Noレベルを提供しなければならない。こ の場合、Eb/Noはビット当たりの受信エネルギーと各復調器が受信した雑音密 度との割合である。さらに、第3に、衛星オペレータからリースされたトランス ポンダ出力パワー・レベルを超過しないようにしなければならない。 第3図は、本発明の好ましい実施形態により第1図に示すハブ10と衛星30 の詳細ブロック図である。第3図に示すように、ハブ10は、ハブ変調器305 と、アップコンバータ310と、ハイパワー増幅器315と、ビーコン・ダウン コンバータ320と、ビーコン受信機325と、信号ダウンコンバータ330と 、第1〜第nのローカル受信機335、340、345と、ハブ・アンテナ36 0と、コンピュータ370と、第1〜第nのハブ復調器381、383、387 とを含む。ハブ変調器305はハブ減衰器375をさらに含む。アンテナ360 は低雑音増幅器365をさらに含む。好ましい実施形態には、システム内の各ア ウ トバウンド信号ごとにハブ10に少なくとも1つのローカル受信機が存在する。 代替実施形態では、1対1の冗長ローカル受信機を使用し、システム内の各アウ トバウンド信号ごとにハブ10に2つのローカル受信機が設けられている。衛星 30は、ビーコン送信機380と、信号トランスポンダ385と、衛星アンテナ 390とをさらに含む。 ハブ変調器305は、アップコンバータ310によってケーユーバンドに変換 され、ハイパワー増幅器315によって増幅されてから、アウトバウンド・アッ プリンク信号210としてハブ・アンテナ360によって無線周波信号として伝 送される、アウトバウンド・アップリンク即時周波信号を生成する。衛星アンテ ナ390はアウトバウンド・アップリンク信号210を受信してそれを信号トラ ンスポンダ385に送信し、信号トランスポンダはその信号の周波数変換と増幅 を実行し、無線周波アウトバウンド・ダウンリンク信号220として伝送するた めにそれを衛星アンテナ390に返送する。 ハブ・アンテナ360はアウトバウンド・ダウンリンク信号220を受信して それを低雑音増幅器365に送信し、低雑音増幅器はそのアウトバウンド・ダウ ンリンク信号を増幅し、それを信号ダウンコンバータ330に送信する。信号ダ ウンコンバータ330は、アウトバウンド・ダウンリンク信号を無線周波信号か ら、ローカル受信機335、340、345によって処理される中間周波信号に 変換する。 ビーコン信号395は、ビーコン送信機380によって生成され、衛星アンテ ナ390によって伝送される。ビーコン信号395は、ハブ・アンテナ360に よって受信され、低雑音増幅器365によって増幅され、ビーコン・ダウンコン バータ320に送信される。ビーコン・ダウンコンバータは、ビーコン信号を無 線周波信号から、ビーコン受信機325によって処理される中間周波信号に変換 する。 ただし、信号ダウンコンバータ330、ビーコン・ダウンコンバータ320, 低雑音増幅器365、ビーコン送信機380が安定した利得を有し、したがって 、パワー制御プロセスに重大なエラーをもたらさないことは重要なことである。 ハブ10は、一般に、アウトバウンド・パワー・レベルを制御するためにハブ 変調器305に組み込まれたハブ減衰器375を使用する。ハブ変調器305は 、通常、最大所望降雨フェージング補正の場合と少なくとも同程度減衰させて晴 天条件で使用される。すなわち、動作パラメータが最高6dBまでアウトバウン ド・アップリンク・パワーを増加する能力を必要とする場合、ハブ変調器は少な くとも6dB減衰させて晴天条件で使用しなければならない。これは、晴天では ないときに出力パワーを6dBまで増加させるために除去できる6dBの減衰を 見込んでいる。 ハブ・アップリンク・パワー制御方法では、ハブから衛星への降雨フェージン グを克服するためにアウトバウンド・アップリンク・パワーをどのように制御す るかを決定するための1次入力として、衛星からハブへの降雨フェージングのビ ーコン受信機325からの測定値を使用する。ビーコン受信機325は、衛星3 0上に位置するビーコン送信機385からの信号の受信信号強度の測定値を提供 する。 ビーコン信号395が経験する降雨フェージングとアウトバウンド・アップリ ンク信号210が経験する降雨フェージングとの関係は、2つの信号の相対周波 数の非線形関数である。大気中の降雨による2つのケーユーバンドRF信号の相 対減衰度A(dB単位で測定したもの)はおおよそ次式のようになる。 式中、AHは高周波数での減衰であり、ALは低周波数での減衰であり、kは1. 25〜1.5の間の定数であり、fHは2通りの周波数のうちの高い方であり、 fLは2通りの周波数のうちの低い方である。この関係については、CCIRX IIIth Plenary Assembly,Vol.V,Report 233−3,Geneva,1974に詳細に記載されている。 好ましい実施形態のビーコン信号395が経験する減衰は、アウトバウンド・ アップリンク信号210よりいくらか小さくなる。というのは、標準的なケーユ ーバンド静止通信衛星周波数計画の場合、アウトバウンド・アップリンク信号は 、 通常、周波数が高くなるからである。 ビーコン信号395の周波数は、ケーユーバンド・システムの場合、10.9 5GHz〜12.75GHzの範囲内であることが好ましく、アウトバウンド・ アップリンク信号210の周波数は、14〜14.5GHzの範囲内であること が好ましい。したがって、2通りの周波数の割合の平方は、約1.21から約1 .75まで大幅に変動する可能性がある。アウトバウンド・アップリンク減衰の 量は、実際のビーコン信号周波数と、実際のアウトバウンド・アップリンク周波 数と、ビーコン・フェージングとの関数として計算される。 好ましい実施形態では、第1〜第nのローカル受信機335〜345のそれぞ れが、ハブ10で受信したアウトバウンド・ダウンリンク信号220のアウトバ ウンド・パワー・レベルを測定して報告する能力を有する。ローカル受信機33 5〜345によるアウトバウンド信号レベルの測定によって、2つの機能が得ら れる。1つは、降雨フェージングが発生したときにアウトバウンド・パワー制御 の効果を監視できることであり、各ローカル受信機335〜345は、アップリ ンク・パワー制御が正しく機能している限り、ビーコン受信機325がビーコン 信号395上で測定するのと同じフェージングをアウトバウンド・アップリンク 信号210上で測定する(その瞬間の周波数差を無視する)。第2の機能は、ビ ーコン信号395が消えてしまう場合にビーコン受信機のビーコン測定に代わる ものとして機能することである。 ローカル受信機によるアウトバウンド・アップリンク信号210の測定が使用 可能な唯一のハブ降雨フェージング測定である場合、必要なアップリンク・パワ ーの増加量は、全降雨フェージングがアップリンク降雨フェージングにダウンリ ンク降雨フェージングを加えたものと等しく、アウトバウンド・アップリンク周 波数の方がアウトバウンド・ダウンリンク周波数より高いので、アップリンク降 雨フェージングが上記の式(1)によって得られる量だけダウンリンク降雨フェ ージングより高くなることを認識することによって、概算することができる。こ の場合、全アウトバウンド降雨フェージングは次式によって示される。 式中、FTはローカル受信機が測定した全フェージングであり、FDはアウトバウ ンド・ダウンリンク・フェージングの量であり、kは前に述べた定数であり、fOU はアウトバウンド・アップリンク周波数であり、fODはアウトバウンド・ダウ ンリンクの周波数である。 同様に、アップリンク・フェージングの関数としての全フェージングは同様に 次式によって示される。 式中、FUはアウトバウンド・アップリンク・フェージングの量であり、残りの 変数は式(2)と同じである。 したがって、全フェージングの関数としてのアップリンク・フェージングの量 、すなわち、フェージングを克服するために必要なアップリンク・パワー・レベ ルの増加AUは単に次式のようになる。 式中、AUは降雨フェージングを補正するために除去すべきアウトバウンド減衰 の量である。 ハブ10がハブから衛星への降雨フェージングを克服するために必要な量以上 にそのアウトバウンド・パワーを増加しないことは重要なことである。これは、 VSAT20が、それ自体のインバウンド・アップリンク・パワー制御方法への 入力として受信アウトバウンド・ダウンリンクEb/Noレベルを使用するからで ある。そうではない場合、受信Eb/Noが増加することをVSAT20が確認す ると、VSAT20はそれに応答してそれ自体のパワーを減少し、その結果、ハ ブ復調器381、383、387でインバウンド信号のブロック・エラー・レー トが増加する。さらに、ハブ10は、衛星オペレータからリースされたトランス ポンダ出力パワー・レベルを達成するために必要なレベルより高いレベルで伝送 してはならない。 ハブから衛星への降雨フェージングは、インバウンド・ダウンリンク信号24 0ならびにアウトバウンド・アップリンク信号210に影響することになる。こ のため、ハブから衛星への降雨フェージングの状況では、インバウンド伝送パワ ー・レベルを増加する方が有利であると思われるだろう。しかし、インバウンド ・ダウンリンク信号の限界は、通常、9dB以上であり、インバウンド・ダウン リンク信号240に対するハブから衛星への降雨フェージング効果を軽減する。 このような点を考慮して、ハブ・アップリンク・パワー制御システムは、衛星3 0によって伝送されるアウトバウンド・ダウンリンク信号がハブから衛星への降 雨フェージング中に増加しないように設計されており、少量のフェージングは許 容されるかまたは望ましい場合さえある。 また、衛星20から発生したダウンリンク・アウトバウンド信号220はハブ から衛星への降雨フェージング中に1dB程度以上フェージングしないことも重 要なことである。これもまた、VSAT20が測定済みアウトバウンドEb/No を使用して、それぞれのインバウンド・アップリンク・パワーを制御することに よるものである。すべてのVSAT20は、アウトバウンド・ダウンリンク・フ ェージングを確認した場合、補正のためにそれぞれのインバウンド・パワー・レ ベルを上昇させることになる。これにより、衛星からVSATへの降雨フェージ ングに対処するためにそれぞれの限界を低減することになる。さらに、インバウ ンド・パワーのスペクトル密度が上昇するが、この密度は、FCC規則の第25 .209部のビーム幅要件を満足しないアンテナの場合にFCCによって制限さ れている。 このような2通りの考慮事項は、ハブ10におけるアウトバウンド・パワー制 御方法が、従来、VSATシステムに要求されていたものより優れた制御を維持 する必要があることを意味する。衛星30によって伝送されるダウンリンク・ア ウトバウンド信号220は、その公称晴天レベルから+0、−1dBの範囲内に 維持しなければならない。これは、アップリンク・パワー制御式内のkという係 数を1.25〜1.5の範囲からいくらか、たとえば、1.2に低減し、ビーコ ン受信機のビーコン・レベル測定値とローカル受信機のアウトバウンド・レベル 測定値を頻繁にサンプリングし、ハブ変調器のパワー・レベルを頻繁に更新する ことによって、達成することができる。 したがって、アウトバウンド信号のパワー・レベルは、アウトバウンド伝送信 号パワー・レベル設定方法によって制御される。この方法は、晴天条件の場合の 公称アウトバウンド・パワー・レベルPnom、公称ビーコン受信機レベルBRnom 、公称ローカル受信機アウトバウンド・パワー・レベルLRnomを設定すること から始まる。次にPnomのレベルによって、ハブのIF公称減衰器設定Anomが決 定される。 次にシステムは、1組の一定のサンプリング間隔tsampのそれぞれにおいてパ ワー・レベルを調整するが、この場合、tsampは好ましくは1〜10秒の間に設 定されるシステム・パラメータである。 第4図は、本発明の好ましい実施形態によるアウトバウンド伝送信号パワー・ レベル設定方法におけるサンプリング間隔の操作を示す流れ図である。第4図に 示すように、ハブ10は、ローカル受信機のアウトバウンド・パワー・レベルL Rtをサンプリングし、指数平滑フィルタによってそれをフィルタリングし、フ ィルタリングしたローカル受信機のアウトバウンド・パワー・レベルLR'tを獲 得することから始まる(ステップ405)。 次に、ハブ10は、それがビーコン受信機信号を受信しているかどうかを判定 する(ステップ410)。ビーコン受信機信号を受信している場合、システムは 、ビーコン受信機信号パワーBRtを計算し、指数平滑フィルタによってそれを フィルタリングし、フィルタリングしたビーコン受信機信号パワー・レベルBR 'tを獲得する(ステップ415)。 次に、ハブ10は、現行サンプル・ビーコン受信機のフェーディング測定値と 現行サンプル・ローカル受信機のフェーディング測定値とを比較する(ステップ 420)。これは、ビーコン信号パワーのdB単位の低下の現行測定値から、ア ウトバウンド・ダウンリンク信号パワーのdB単位の低下の現行測定値を引いた ものを計算するものである。この時点では、アウトバウンド・ダウンリンク信号 とビーコン受信機信号との周波数差について補正し、周波数差を見込むことも必 要である(ステップ430)。2つの値が1dB以上異なる場合、システムは、 アラームを出して(ステップ425)、その問題に対してオペレータの注意を促 す。 このステップ後、ハブ10は、公称ビーコン受信機レベルBRnomとフィルタ リングしたビーコン受信機レベルBR'tとのビーコン受信機差BRdiff、すなわ ち、BRdiff=BRnom−BR'tを計算する(ステップ435)。次に、システ ムは、ビーコン受信機差BRdiffの関数としてアウトバウンド・アップリンク信 号210について所望の減衰Atを計算する(ステップ440)。 しかし、ステップ410でシステムが、ビーコン受信機信号を受信していない と判定した場合、システムは公称ローカル受信機アウトバウンド・パワー・レベ ルLRnomとフィルタリングしたローカル受信機のアウトバウンド・パワー・レ ベルLR'tとのローカル受信機アウトバウンド・パワー差LRdiff、すなわち、 LRdiff=LRnom−LR'tを計算する(ステップ445)。この場合、システ ムは、ローカル受信機アウトバウンド・パワー差LRdiffの関数としてアウトバ ウンド・アップリンク信号210について所望の減衰Atを計算する(ステップ 450)。 どの経路を取ったかにかかわらず、次にハブ10は、所望の減衰At(しかし 計算済み)がハブ・パワー制御減衰器用の許容減衰範囲内であるかどうかを判定 する(ステップ460)。所望の減衰Atが許容範囲外である場合、ハブ10は Atに最も近い減衰限界にその減衰器を設定する(ステップ465)。 最後に、ハブ10は、所望のAtと実際の減衰設定(ある場合)との間のエラ ーの値を同報通信する(ステップ470)。次にVSAT20は、それぞれのイ ンバウンド・パワー制御方法でこのエラー値を使用する。 ステップ405の指数平滑フィルタは以下の形式を有することが好ましい。 LR’t=β*LRm+(1−β)*LR't-1 (5) 式中、LR'tはサンプルtにおけるフィルタ出力であり、βは0〜1の間に設定 可能なシステム・パラメータであり、LRmは現行サンプル測定値であり、LR't-1 は前のサンプル・フィルタ出力である。 ステップ415の指数平滑フィルタは以下の形式を有することが好ましい。 BR't=α*BRm+(1−α)*BR't-1 (6) 式中、BR'tはサンプルtにおけるフィルタ出力であり、αは0〜1の間に設定 可能なシステム・パラメータであり、BRmは現行サンプル測定値であり、BR't-1 は同様に前のサンプル・フィルタ出力である。 ステップ440の所望の減衰A、は次式により計算されることが好ましい。 At=Anom−[BRdiff *1.2*(fOU/fOD2] (7) 式中、Atは、それが使用可能であればフィルタリングしたビーコン・レベル測 定値を使用する伝送減衰設定であり、fOUはアウトバウンド・アップリンク周波 数であり、fODはビーコン・ダウンリンク周波数である。 ステップ450の所望の減衰Atは次式により計算されることが好ましい。 At=Anom−[LRdiff/(1+0.83*(fOD/fOU2)] (8) 式中、fOUはアウトバウンド・アップリンク周波数であり、fODはアウトバウン ド・ダウンリンク周波数である。 アウトバウンド・パワー・レベルを調節すると、次に、インバウンド・パワー ・レベルを調節することが必要になる。VSAT20は、アウトバウンド信号内 にハブ10によって提供された情報を使用して、これを効率よく行うことができ る。 効率の良いCDMAモードの動作の場合、VSAT20は、ハブ10が受信し たそのインバウンドEb/Noをネットワーク内の他のVSAT20からの受信信 号に対してバランスがとれた状態に保持するために、インバウンド・パワー制御 方法を実施しなければならない。好ましいことに、すべてのVSAT20の受信 インバウンドEb/No(多重アクセス干渉すなわちMAIがない場合)は、可能 な限りターゲット値の近くに保持される。これは、VSAT20用のインバウン ド・ブロック・エラー・レートを公称動作範囲内に保持するために必要である。 これは、一部のVSAT20は晴天条件中に伝送可能なパワーより大幅に低いパ ワー(6dB程度)を伝送するために必要になるが、他のVSATは特に降雨フ ェージング中に伝送可能なすべてのパワーを伝送するために必要になることを意 味している。 TDMAモード(非拡散)動作の場合、インバウンド・パワー制御はCDMA モード動作の場合ほど重要ではない。というのは、所与の時点に所与の周波数上 で伝送を行うVSAT20は1つだけであり(衝突を無視する)、したがって、 複数のVSAT20からの受信Eb/Noレベルのバランスを取る必要がないから である。TDMAモード・ネットワークで動作するVSAT20は、通常、良好 なEb/No限界を達成するために、それぞれの最大パワー・レベルまたはその付 近で(すなわち、SSPAの1dB圧縮点であるP1dBまたはそれよりわずか に下で)伝送する。しかし、インバウンド・パワー制御は、(通常の帯域幅限定 状況に対して)インバウンド・リンクがパワー限定である状況では、空間セグメ ント・コストを低減する機会を提供することができる。したがって、インバウン ド・パワー制御は、TDMAモードのVSATネットワークでも実施されること が好ましい。 第5図は、本発明の好ましい実施形態によるVSATインバウンド・アップリ ンク・パワー制御方法を示す流れ図である。第5図に示すように、VSAT20 のコミッション中に公称インバウンド・レベルが最初に設定される。この公称イ ンバウンド・パワー・レベルは、使用する実際のインバウンド・パワー・レベル を決定するための始点として使用される(ステップ505)。 次にVSATは、アウトバウンド受信Eb/Noレベルの現行測定値とコミッシ ョン中に決定した基準Eb/Noレベルとの差を計算し、それに応じて所望のイン バウンド・パワー・レベルを調整する(ステップ510)。現行アウトバウンド Eb/Noレベルが基準Eb/Noレベルより低い場合、VSAT20は、2通りの 周波数でのフェーディングに関する式により(式1により)所望のインバウンド ・パワー・レベルを増加しなければならない。現行アウトバウンドEb/Noレベ ルが基準Eb/Noレベルより高い場合、VSAT20は、2通りの周波数でのフ ェーディングに関する式により所望のインバウンド・パワー・レベルを減少しな ければならない。 次に、前に成功したインバウンド・バーストの測定済みインバウンド受信パワ ー・レベルのフィードバックがハブ10から受信され、それに応じて所望のイン バウンド・パワー・レベルが調整される(ステップ515)。ハブ復調器による パワー・レベルの測定は、所望のインバウンド・パワー・レベルが所望のパワー ・レベルより高いときに最も正確なものになるので、所望のインバウンド・パワ ー・レベルを低減しなければならないというハブ10からのフィードバックは、 直ちに実施されることが好ましい。しかし、所望のインバウンド・パワー・レベ ルを増加しなければならないというハブ10からのフィードバックは、より遅い レートで実施されるようにフィルタリングされることが好ましい。 ハブ10は、衛星モデム・プロセッサにより、VSAT20からの総合再伝送 レートを追跡し、ハブ輻輳レベル指示信号を同報通信することになる(ステップ 520)。また、VSAT20は、それぞれの再伝送レートを決定することによ り、それぞれの内部VSAT輻輳レベルを決定する(ステップ525)。同報通 信ハブ輻輳レベル信号を受信すると、VSAT20は、その内部VSAT輻輳レ ベルをハブ幅輳レベルと比較し(ステップ530)、このような2つの測定値な らびに両者の差に基づいて、それに応じてそのVSATの所望のインバウンド・ パワー・レベルを調整する。 また、VSAT20は、公称(晴天)アウトバウンド・パワー・レベルとの比 較の際に、使用したアウトバウンド・パワー・レベルの変化を示すハブ10から の指示を受信し、それに応じて所望のインバウンド・パワー・レベルを調整する (ステップ535)。したがって、VSAT20は、公称(晴天)アウトバウン ド・パワー・レベルの変化を示すハブ10の指示に基づいて、必要であればパワ ー・レベルを訂正することができる。このように指示された変化を使用して、コ ミッション中に決定された基準アウトバウンドEb/Noレベルを調整し、VSA Tがアウトバウンド伝送信号用に適切な実際のアウトバウンドEb/Noレベルを 決定できるようにする。 また、VSAT20は、アウトバウンド・アップリンク・パワー制御が範囲外 であるかどうかに関するハブ10からの指示を受信し、それに応じて所望のイン バウンド・パワー・レベルを調整する(ステップ540)。アウトバウンド・ア ップリンク・パワー制御が範囲外であるとハブ10が示す場合、VSAT20は 、アウトバウンドがフェーディングし、もう一度、周波数に応じて調整されたと ハブが示す量だけ、所望のインバウンド・パワー・レベルを減少する。 次にVSAT20は、インバウンド・データ・レートに動作モードによる変化 があるかどうかを判定する(ステップ545)。そのような変化がある場合、そ れに応じてデータ・レートと信号パワー・レベルを調整する。 次にVSATは、インバウンド・トラフィック・タイプに変化があるかどうか を判定する(ステップ550)。たとえば、トラフィック・タイプはデータ・ト ラフィックから音声トラフィックに変化する可能性がある。トラフィック・タイ プの何らかの変化により、それに対応してデータ・レートを変更する必要性と、 それに関連して所望のパワー・レベルへの調整が発生することになる。 次にVSAT20は、ステップ545と550の結果により、インバウンド伝 送信号の所望のレベルが、そのP1dBレベルを超過せずにVSAT20が伝送 可能なレベル以上に上昇することになるかどうかを判定する(ステップ555) 。そのように上昇する場合、VSAT20は、インバウンド信号のデータ・レー トを1/2に低減するよう動作し、CDMAモードで動作している場合は拡散係 数を2倍に増加してさらに3dBのEb/Noを獲得するよう動作する(ステップ 560)。このデータ・レートの低減は、VSAT衛星通信ネットワーク・シス テムの設計に応じて、限られた時間でのみ行うことができる。 次にVSAT20は、所望のインバウンド・パワー・レベルと、VSAT20 が伝送可能な最大インバウンド・パワー・レベルとを比較する(ステップ565 )。 所望のインバウンド・パワー・レベルが所定の量以上、最大インバウンド・パワ ー・レベルを超過する場合、所望のインバウンド・パワー・レベルは最大パワー ・レベルにリセットされる(ステップ570)。 最後に、VSAT20は、所望のインバウンド・パワー・レベルを実際のイン バウンド・パワー・レベルとして使用して、衛星30にインバウンド・アップリ ンク信号を伝送する(ステップ575)。 本発明の好ましい実施形態のこのような個々のステップに関する詳細説明につ いては、以下に示す。 上記のステップ505に示すように、VSAT20が伝送する公称インバウン ド・パワー・レベルは、インストールまたはコミッション手続き中に最初に設定 される。この手続き中にハブ10は、持続波(CW)信号を伝送するようVSA T20に命令する。次にハブ10は、そのパワー・レベルを最小値から、VSA Tソリッドステート・パワー増幅器(SSPA)が1dB圧縮状態になったとハ ブが判定するまで、すなわち、それがP1dBレベルに達するまで、小刻みに増 加するようVSAT20に命令する。P1dBレベルとは、SSPAの出力パワ ー・レベルが、線形動作モードにおけるSSPAの利得に基づく推定出力パワー ・レベルより1デシベル下に下がる点である。このP1dBレベルは、SSPA が線形モードで動作することが分かっている点から1dB刻みでSSPAへの入 力パワーを増加し、出力パワー・レベルが推定出力レベルより1デシベル下のレ ベルに達する点に留意することによって決定される。この最終出力レベルはP1 dBレベルと呼ばれる。 ハブは、スペクトル分析器(またはその他の適当な受信機)を使用してインバ ウンド・キャリア・レベルを測定する。この測定プロセスが完了すると、ハブ1 0は、どの公称インバウンド・パワー・レベルを使用するか、ならびにどのレベ ルでSSPAが圧縮状態になったかをVSAT20に通知する。このプロセスは 、手作業または自動的に実行することができる。 ハブ・アップリンク・パワー制御メカニズムの能力を上回るような克服すべき 降雨フェージングをハブ10が経験している場合、インバウンド・リンク・パワ ー調整プロセスを回避しなければならない。このような状況は、比較的短時間で なければならない。また、VSAT20は、インバウンド・パワー調整プロセス 中にそれが測定する受信ダウンリンク・アウトバウンドEb/Noレベルと同時に そのアウトバウンド・パワー・レベルを示すハブの指示を格納する(ステップ5 30)。このため、VSAT20は、コミッション・プロセス中に進行中だった 可能性のある衛星からVSATへの降雨フェージングを補正できるようになる。 ステップ510に示すように、VSAT20は、アウトバウンドEb/No値を 受信し、アウトバウンド受信信号のEb/No値の現行測定値とコミッション中に 決定された基準Eb/No値とを比較する。次にVSAT20は、それに応じて所 望のインバウンド・パワー・レベルを調整する。この手続きでは、受信アウトバ ウンドEb/Noレベルの変化がVSATのRFモデム復調器回路によって測定さ れ、直ちにしかも連続的に使用可能になる(VSATはダウンリンク・アウトバ ウンド信号にロックされているものと想定する)。VSATのRFモデムによる アウトバウンドEb/Noの測定値は、実際のEb/Noレベルに依存する正確さを 有することになる。すなわち、実際のEb/Noが高くなればなるほど、その測定 値はより正確なものになる。 好ましい実施形態のアウトバウンドEb/No測定値は、約1HzのレートでV SATのRFモデムによって更新される。このような測定値は、好ましくは1〜 10秒の範囲内(システム・パラメータとして設定された)である一定の間隔で サンプリングし(読み取り)、以下の形式を有する指数平滑フィルタによってフ ィルタリングされるのが好ましい。 (Eb/No)'t=K*(Eb/Nom+(1−K)*(Eb/No)'t-1(9) 式中、(Eb/No)'tはサンプルtにおけるフィルタ出力であり、Kは0〜1の 間で設定可能なシステム・パラメータであり、(Eb/Nomは現行サンプル測 定値であり、(Eb/No)'t-1は前のサンプル・フィルタ出力である。 ステップ515に示すように、VSATの受信インバウンド・パワー・レベル の変化は、ハブ復調器305によって測定され、VSAT20からの成功したバ ースト伝送後にのみ使用可能になり、ハブ10からVSAT20に戻る伝播遅延 および遅延をハブが処理し、待ち行列化した後にのみVSAT20にとって使用 可能になる。インバウンド・バースト・パワーのハブ復調器による測定値の正確 さは、バースト中の実際のパワーと、干渉信号の数と、CDMAを使用する場合 の拡散比と、その他の要因との関数である。実際のインバウンド・バースト・パ ワーが高ければ高いほど、干渉信号の数が減少し、拡散比が大きくなり、ハブ復 調器の測定値がより正確なものになる。 インバウンド・バースト・パワーは、システム内の各ハブ復調器305によっ て測定しなければならない。IF信号分散メカニズムは、システム内の各ハブ復 調器305に達するIF信号レベルに小規模な差(±1dB)を持ち込む可能性 がある。したがって、IF信号が与えられたときにすべてのハブ復調器305が その信号について同じパワー・レベルを測定するように、ハブ復調器305を較 正するためのメカニズムが存在する。考えられるメカニズムの1つは、予約した タイム・スロットでローカル・テスト送信機から定期的にバーストを伝送し、そ のバーストを受信可能なすべてのハブ復調器305を、そのバーストのパワー・ レベルを測定して報告するように構成することである。 また、システムはインバウンド・パワー・レベルを測定するので、かつこのパ ワー・レベルはハブから衛星への降雨フェージングの関数になるので、ハブ復調 器によって測定したインバウンド・パワー・レベルは、この降雨フェージングに よってもたらされるエラーを除去するように訂正する必要がある。インバウンド 降雨フェージングの測定は、通常、ビーコン受信機310またはハブ・ローカル 受信機ユニット315〜325によって行われる。インバウンド周波数とビーコ ン周波数またはアウトバウンド周波数との周波数差の補正は、前述のように実施 することができる。 各ハブ衛星モデム・プロセッサは、それによって管理される全VSAT全体と 個々のVSAT20の両方についてインバウンド・パワーの推定値を管理するこ とが好ましい。このような推定値は、各測定値およびすべての測定値に基づくも のになる。指数平滑を使用して、その結果をフィルタリングすることが望ましい 。ただし、個々のVSAT20とすべてのVSAT全体に適切な平滑パラメータ は互いに異なることに留意されたい。すなわち、個々のVSAT20用の測定値 を フィルタリングする際に使用するものと、すべてのVSAT20をひとまとめに した場合のものという、2通りの平滑パラメータが関連する。 受信した各パケットごとに、ハブ衛星モデム・プロセッサは、総合平滑パラメ ータを使用してインバウンド・パワー・レベルの総合推定値を更新し、個々のV SAT20のインバウンド・パワー・レベルをフィルタリングするための平滑パ ラメータを使用して関連するVSAT20のインバウンド・パワー・レベル推定 値を更新する。VSAT20の推定インバウンド・パワー・レベルが設定可能な 量(約1dB)だけすべてのVSAT20の推定値より上昇するかまたは低下す ると、ハブ衛星モデム・プロセッサは、設定可能な量だけそのパワー・レベルを 減少または増加するようそれに命令するメッセージを関連するVSAT20に送 信する。 ハブ10からのフィードバックが、VSATのパワー・レベルを増加しなけれ ばならないことを示している場合、より遅いレートでそれが実施されるようにフ ィルタリングしなければならない。適切かつ好ましいフィルタは以下の形式を有 する。 P't=λ*m+(1−λ)*P't-1 (10) 式中、P'tは次に伝送すべきパワー・レベルであり、Pmは伝送すべき正しいパ ワーのフィルタリングしていない推定値であり、λはTBD定数であり(0<λ <1.0)、P't-1は前のフィルタ出力である。 ステップ520および525に示すように、インバウンド・リンクは、Eb/ Noが公称レベルになると想定して、ピーク・トラフィック条件中に何らかのブ ロック・エラー・レートを経験するように設計されている。Eb/Noが低下する 場合、ブロック・エラー・レートは増加する。インバウンド・バーストにエラー が発生する場合、VSAT20はバーストまたはその一部分を再伝送しなければ ならない。VSAT20は、それ自体の再伝送レートを非常にたやすく決定する ことができる。しかし、インバウンド・バーストには、衝突ならびに低信号レベ ルによるエラーが発生する可能性がある。したがって、VSAT20は、2通り の再伝送統計データを保持しなければならない。すなわち、一方はランダム・ア ロハ(コンテンション)伝送用であり、もう一方は予約モード(非コンテンショ ン)伝送用である。ハブは、コンテンション・レベル指示を伝送することになる 。アロハ・モードにおいて、VSAT20が頻繁に再伝送しなければならないと きにコンテンション・レベルが存在することをハブ10が示している場合、VS AT20がそのパワーを増加するときのレートを低減しなければならない。予約 スライス中またはハブ10が非常に低レベルの輻輳を示しているときに送られる バーストのためにVSAT20が頻繁に再伝送しなければならない場合、VSA T20がそのパワーを増加するときのレートを増加しなければならない。 0.0と1.0との間の再伝送レート境界のアレイによって指定されるアロハ 再伝送レート(ハブ衛星モデム・プロセッサが測定したもの)の帯域を指定する いくつか(通常は8通りであり、おそらく多くても16通り)の異なる「輻輳レ ベル」が存在することになる。通常、このような境界はおおよそ等間隔になる。 実際の再伝送レート測定は、VSAT20とハブ衛星モデム・プロセッサの両 方によって行わなければならない。好ましい実施形態のハブ衛星モデム・プロセ ッサは、総合再伝送レートのみを測定し、各VSAT20用の個々の再伝送レー トは測定しない。これは、VSAT20がそれぞれの再伝送レートをハブ衛星モ デム・プロセッサより正確に測定できるからである。 再伝送レートを直接測定する代わりに、本発明の好ましい実施形態は、正常伝 送当たりの伝送試行の平均数を測定する。次に、この実施形態は、(VSAT2 0の測定値とハブ衛星モデム・プロセッサの測定値についてそれぞれ異なる設定 可能なパラメータを使用する)指数平滑を使用して、一連の測定値をフィルタリ ングする。 基本的に、ハブ衛星モデム・プロセッサは、再伝送レートのフィルタリング済 み推定値があるレベルから次のレベルへの境界を越えるときに新しい輻輳レベル を宣言する同報通信メッセージをすべてのVSAT20に送信する。最新の輻輳 レベル同報通信メッセージ以降の設定可能な最小間隔内にこのような同報通信が 発生する場合、その同報通信は抑制しなければならない。また、たとえば、輻輳 レベル2からレベル7へのジャンプを防止するために、最大輻輳レベルの変更も 強要しなければならない。 ステップ530に示すように、VSAT20によるそれ自体の「輻輳レベル」 の測定値は、ハブ衛星モデム・プロセッサによって同報通信される幅輳レベルと 比較され、VSATアップリンク・パワー・レベルへの調整の基礎として機能す る。最新の同報通信輻輳レベルとは異なる複数の輻輳レベルである帯域内にその 再伝送レートが含まれるとVSAT20が推定すると、VSAT20は、設定可 能な量だけそのパワーを増加または減少しなければならない。このようなパワー 調整の量は、通常、同報通信輻輳レベルの最隣接である輻輳レベルの中間にVS AT再伝送レートを変更するために適切なものになるだろう。すなわち、総合再 伝送レートからのVSAT再伝送レートの変動を完全に補正することは必要では なく、そのパワーを調整して、すべてのVSAT20の平均再伝送レートに近づ けることだけが必要である。また、VSAT20は、設定可能な量以上にそれぞ れのパワー・レベルを調整する必要はなく、設定可能な時間間隔以上の頻度でそ れぞれのパワー・レベルを調整する必要もない。 ステップ530では、総合輻輳レベルについてはハブ衛星モデム・プロセッサ が、また、それ自体の再伝送レートについてはVSATが、ともに指数平滑を使 用することが好ましい。 実用的であれば、VSATパワー・レベルは、すべての再伝送用の初期試行の レベルより上に増加しなければならない。このようなパワー調整は、小規模な設 定可能な量、おそらく、約0.5dBにしなければならない。 ステップ535に示すように、ハブ10は、アウトバウンド・キャリアを定期 的(かつ頻繁)に伝送するときの公称パワー・レベルを同報通信する。可用性の 理由からまたはアウトバウンド・リンク・レートの変化により、公称ハブ・アウ トバウンド・パワー・レベルを増加または減少する場合、これにより、VSAT 20は、アウトバウンドEb/Noの変化が降雨フェージングによるのかまたはハ ブ10が伝送している公称レベルの変化によるのかを判定することができる。た とえば、ハブ・アウトバウンド・パワー・レベルを意図的に減少する場合、VS AT20は、本来は降雨フェージングが進行中であることを示しそうなアウトバ ウンドEb/Noの低減を経験することになる。これにより、すべてのVSAT2 0は、それぞれのインバウンド・レベルを増加して、知覚した降雨フェージング を補正することになるだろう。しかし、ハブ10がパワー・レベル設定を同報通 信する場合、VSATは、そのEb/Noの変化が意図的なアウトバウンド・レベ ルの変化によるものであって、降雨フェージングによるものではないと判定する ことができる。 ステップ540に示すように、ハブ10がハブから衛星への降雨フェージング を経験すると、ハブ10はそのパワー出力を増加して、降雨フェージングを補正 することになる。降雨フェージングが非常に激しい場合、それを克服するために 必要なパワー増加は、ハブ10がそのパワーを増加する能力を上回る可能性があ る。この場合、衛星30とVSAT20との間に降雨フェージングが一切なくて も、VSAT20が受信したアウトバウンドEb/Noレベルは低下する。したが って、ハブは、衛星30によって伝送されたダウンリンク・アウトバウンド信号 パワーの推定低減量を示す指示を同報通信しなければならない。これにより、V SAT20は、結果的な受信アウトバウンドEb/Noの低減がアウトバウンド・ パワー制御エラーによるものであって、VSAT20での降雨フェージングによ るものではないと判定することができる。 ステップ545〜560に示すように、VSAT20がそのインバウンド・パ ワー・レベルを変更しなければならなくなるような動作モードの変化としては、 インバウンド・データ・レートの変化と、インバウンド・トラフィック・タイプ の変化という2通りが存在する。 通常、VSATがそのデータ・レートを1/2または1/4に減少するか、あ るいは2倍または4倍に増加する場合、VSATはそのパワー・レベルを1/3 にまたは6dBだけ減少するかあるいは3倍または6dBだけ増加しなければな らない。しかし、CDMAモードでは、(たとえば)衛星からVSATへの激し い降雨フェージング中に、VSATはそのインバウンド・データ・レートを1/ 2に低減することができるのに対し、その拡散係数を2だけ増加し、そのインバ ウンド・パワー・レベルを同じレベルに維持してその伝送Eb/Noにおける3d Bの増加を実施し、また、その信号の処理利得を2だけ増加し、一定のインバウ ンド帯域幅を維持することもできるだろう。好ましい実施形態では、これは、伝 送Eb/Noにおける6dBというEb/Noの最大増加と、4という信号処理利得 の最大増加のために、2回行うことができる。 受信インバウンドEb/No動作設定点に対応するインバウンド・ブロック・エ ラー・レートは、ルーチン・データ・トラフィックには容認できるが、音声トラ フィックには容認できないレベルにすることができるが、通常、これは有用な通 信のために再伝送のない低ブロック・エラー・レートを必要とする。主にデータ ・トラフィックを伝達し、時折音声トラフィックを伝達するネットワークでは、 データ・トラフィック用のインバウンド・データ・レートは32、64、128 kbps(公称)にすることができる。しかし、音声トラフィックのみの場合、 16kbpsで十分であろう。このため、音声タイプ・トラフィックを処理する VSAT20用のデータ・レートを1/2または1/4に低減することが可能に なる。VSATインバウンド・チャネルがCDMAモードで動作している場合、 VSAT20は、チッピング・レートとそのインバウンド信号の帯域幅を同じ規 模に維持するために、反比例的にその拡散係数を増加することができる。インバ ウンド・パワー・レベルが同じレベルのままになる場合、データ・レートを低減 したVSAT20のEb/Noは次式に応じて増加する。 式中、RDはデータ・トラフィックVSAT20のインバウンド・データ・レー トであり、RVは音声トラフィックVSAT20のインバウンド・データ・レー トである。 ステップ565および570に示すように、VSATシステムは最大許容イン バウンド・パワー・レベルを有する。この最大レベルは、インストールおよびコ ミッション中にハブ10によって測定され、VSAT20によって記録される。 それを超過する場合、VSATインバウンド・スペクトルは、容認できないサイ ドローブを示し始める。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,CN,I L,JP (72)発明者 チェック,ウイリアム・アラン アメリカ合衆国・22066・ヴァージニア 州・グレートフォールズ・エルムビュー プレイス・11104 (72)発明者 チスホルム,ジョセフ・エイ アメリカ合衆国・20112・ヴァージニア 州・マナサス・ランドビュー ドライブ・ 12703 (72)発明者 グリンスマン,ブライアン・ジェームズ アメリカ合衆国・20171・ヴァージニア 州・ハーンドン・レディバンク レーン・ 13119 (72)発明者 キム,デビッド・ビイ アメリカ合衆国・22066・ヴァージニア 州・グレイト フォールズ・ローカスト ヒル ドライブ・9700 (72)発明者 クロンツ,ロナルド・エル アメリカ合衆国・22033・ヴァージニア 州・フェアファクス・アレグザンダー コ ーネル ドライブ・12413

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.衛星を介して伝送された信号のパワーを調節することによりハブ地上局と VSAT地上局との間の安定な通信を行う方法において、 衛星からハブで受信したビーコン信号と衛星からハブで受信した前のアウトバ ウンド信号のうちの1つに基づいて、衛星を介してハブからVSATに伝送され たアウトバウンド信号のパワーを調節するステップと、 アウトバウンド信号内の信号情報をハブからVSATに送信するステップと、 アウトバウンド信号および信号情報の特性に基づいて、衛星を介してVSAT からハブに伝送されたインバウンド信号のパワーを調節するステップと を含む方法。 2.ハブ地上局から衛星へのアップリンク伝送においてパワーを調整する方法 において、 ローカル受信機からアウトバウンド信号を受信してアウトバウンド信号パワー ・レベルを決定するステップと、 衛星ローカル受信機からビーコン信号を条件付きで受信してビーコン信号パワ ー・レベルを決定するステップと、 ビーコン信号を受信したときに受信したビーコン信号パワー・レベルと公称ビ ーコン信号パワー・レベルとの第1の差を計算するステップと、 ビーコン信号を受信しないときに受信したアウトバウンド信号パワー・レベル と公称アウトバウンド信号パワー・レベルとの第2の差を計算するステップと、 ビーコン信号を受信した場合に第1の差に基づき、ビーコン信号を受信しない 場合に第2の差に基づいて所望の量の減衰を計算するステップと を含む方法。 3.受信したビーコン信号パワー・レベルと受信したアウトバウンド信号パワ ー・レベルとの絶対的な差が所定の量より大きいかどうかを判定するステップと 、 受信したビーコン信号パワー・レベルと受信したアウトバウンド信号パワー・ レベルとの差が所定の量より大きいときにアラームを鳴らすステップとをさらに 含む請求項2に記載のアップリンク伝送においてパワーを調整するための方法。 4.所望の量の減衰が許容減衰量の範囲内であるかどうかを判定するステップ と、 所望の量の減衰が許容減衰量の範囲外である場合に許容減衰量の範囲内の値に よって実際の減衰量を設定するステップとをさらに含む請求項2に記載のアップ リンク伝送においてパワーを調整するための方法。 5.VSAT地上局からハブ地上局へ送信されたインバウンド信号のパワーを 調節する方法において、 ハブ地上局からVSAT地上局へ送信された、信号データとパラメータ・デー タとを含むアウトバウンド信号を受信するステップと、 受信したアウトバウンド信号の信号特性を決定するステップと、 パラメータ・データと、信号特性と、基準データとに基づいてインバウンド伝 送信号を変更するステップと を含む方法。 6.信号特性がアウトバウンド信号の場合のビット当たりの受信エネルギーと 雑音密度との割合を含み、 基準データがビット当たりの受信エネルギーと雑音密度との基準割合を含み、 インバウンド伝送信号を変更するステップが、アウトバウンド信号の場合のビ ット当たりの受信エネルギーと雑音密度との割合と、ビット当たりの受信エネル ギーと雑音密度との基準割合との比較に基づいて機能する請求項5に記載のイン バウンド信号のパワーを調節する方法。 7.アウトバウンド信号の場合のビット当たりの受信エネルギーと雑音密度と の割合が、アウトバウンド信号をサンプリングしてフィルタリングすることによ って決定される請求項6に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 8.フィルタリングが以下の形式を有する指数平滑フィルタであり、 (Eb/No)'t=K*(Eb/Nom+(1−K)*(Eb/No)'t-1 式中、(Eb/No)'tはサンプル時間tにおけるフィルタ・出力であり、Kは0 〜1の間に設定されるシステム・パラメータであり、(Eb/Nomは現行サン プル測定値であり、(Eb/No)'t-1はサンプル時間(t−1)における前のフ ィルタ出力である請求項7に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 9.インバウンド伝送信号を変更するステップが、それがインバウンド信号の パワー・レベルを低下させた場合に実質的に直ちに機能し、 インバウンド伝送信号を変更するステップが、それがインバウンド信号のパワ ー・レベルを増加させた場合に遅延に応じて機能する請求項7に記載のインバウ ンド信号のパワーを調節する方法。 10.遅延が以下の形式を有するフィルタの使用によって発生し、 P't=λ*m+(1−λ)*P't-1 式中、P'tは次に伝送すべきパワー・レベルであり、Pmは伝送すべき正しいパ ワーのフィルタリングしていない推定値であり、λは設定可能なパラメータであ り(0<λ_<1.0)、P't-1は前のフィルタ出力である請求項9に記載のイ ンバウンド信号のパワーを調節する方法。 11.パラメータ・データが、前のインバウンド信号の前のインバウンド・パ ワー・レベルに関する情報を含む請求項5に記載のインバウンド信号のパワーを 調節する方法。 12.パラメータ・データがハブ輻輳情報を含み、 内部VSAT輻輳情報を決定するステップと、 内部VSAT輻輳情報とハブ輻輳情報とに基づいてインバウンド伝送信号を変 更するステップとをさらに含む請求項5に記載のインバウンド信号のパワーを調 節する方法。 13.インバウンド伝送信号を変更するステップが、ハブ輻輳情報と内部VS AT幅輳情報とを比較することによって計算された総合輻輳情報を使用する請求 項12に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 14.インバウンド伝送信号を変更するステップが、指数平滑を使用する請求 項13に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 15.パラメータ・データが実際のアウトバウンド・パワー・レベルに関する 情報を含む請求項5に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 16.パラメータ・データが、アウトバウンド信号のパワーの推定低減度に関 する情報を含む請求項5に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 17.パラメータ・データが、モード変化またはトラフィック・タイプの変化 がインバウンド信号またはアウトバウンド信号に必要かどうかに関する情報を含 む請求項5に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 18.モード変化またはトラフィック・タイプの変化がインバウンド信号また はアウトバウンド信号に必要かどうかに関する情報に応答して、インバウンド信 号用のデータ・レートおよび拡散係数を変更するステップをさらに含む請求項1 7に記載のインバウンド信号のパワーを調節する方法。 19.所望のインバウンド信号パワーが最大許容インバウンド信号パワーより 大きいかどうかを判定するステップと、 所望のインバウンド信号パワーが最大許容インバウンド信号パワーより大きい と判定ステップが判定した場合に、実際のインバウンド信号パワーを最大許容イ ンバウンド信号パワーに等しく設定するステップとをさらに含む請求項5に記載 のインバウンド信号のパワーを調節する方法。
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