JP2000512766A - 高電圧絶縁における部分放電測定の統計的パターン分析方法 - Google Patents

高電圧絶縁における部分放電測定の統計的パターン分析方法

Info

Publication number
JP2000512766A
JP2000512766A JP10544119A JP54411998A JP2000512766A JP 2000512766 A JP2000512766 A JP 2000512766A JP 10544119 A JP10544119 A JP 10544119A JP 54411998 A JP54411998 A JP 54411998A JP 2000512766 A JP2000512766 A JP 2000512766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quality
partial discharge
statistical
statistical method
insulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP10544119A
Other languages
English (en)
Inventor
ヤツィシ,バーセン
クラーン,ジョン・レイモンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2000512766A publication Critical patent/JP2000512766A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/12Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing
    • G01R31/1227Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/12Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing
    • G01R31/1227Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials
    • G01R31/1263Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials of solid or fluid materials, e.g. insulation films, bulk material; of semiconductors or LV electronic components or parts; of cable, line or wire insulation
    • G01R31/1272Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials of solid or fluid materials, e.g. insulation films, bulk material; of semiconductors or LV electronic components or parts; of cable, line or wire insulation of cable, line or wire insulation, e.g. using partial discharge measurements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ヒストグラム相似変換測定を用いる、部分放電分析の統計的方法は、高電圧電気的絶縁の品質評価および条件モニタ方法により提供される。品質評価方法は、電気的装置内の絶縁の品質を評価するために用いられる。条件モニタ方法は、その装置の正常な運転中、絶縁の低下を識別し、壊滅的絶緑故障を予測するために用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 高電圧絶縁における部分放電測定の統計的パターン分析方法 発明の背景 本発明は、電気的絶縁の品質評価および条件モニタ、より詳細には高電圧絶縁 の部分放電測定の統計的パターン分析および診断に関する。 部分放電(PD)分析は、高電圧絶縁システムの完全性および設計上の欠点を 評価するための有用な診断方法として確立された。PDパターンの解釈は、PD パターン発生源および発生理由を明らかにすることができ、したがって、製造業 界によって条件モニタおよび品質管理方法として使用された。高電圧電気装置の ためのPDパターン分析は、経験的推論および伝聞情報に基づく発見的プロセス であるのがしばしばであった。この事は、高電圧回転機械で見られる絶緑システ ムについて特に真実である。典型的には、高電圧絶縁は、テープ、マイカ薄片、 および樹脂を含む不均一複合物である。どの絶縁システムも完全ではなく、絶縁 システム全体にわたってボイドおよび他の欠陥は統計的に分布する。このボイド 分布によって、全絶縁システムについてのPD活動のベースライン・レベルが結 果として得られる。付随の放電現象は、しばしば複雑な多相事象である。「正常 」、と欠陥のある絶縁システムとの間の相違を見分けるには、しばしば放電レベ ルの単純な動向より多くの情報が要求される。 多年にわたり、絶縁についてのPD結果の使用は、提示された困難なデータ処 理上の問題のために非実用的であった。したがって、欠陥のある高電圧の電気装 置をPD事象の分析によって効率よく経済的な方法で識別することが望ましい。 典型的には、費用のかかる高電圧の電気装置の使用者は、その装置が不意に故 障する場合、異常な出費を被る。この装置の故障を予測できれば、その装置の使 用者が、条件に基づく保守手法を用いてこのような不意の故障および付随した高 コストを回避することが可能になるであろう。さらに、装置が、予定された保守 後も、満足に機能していることがわかった場合には、予定された保守計画は、使 用者に不要なコストを負担させることになる。したがって、その欠陥によって生 じる高電圧電気装置の過大な損害および不意で経費のかかる修理を回避するため に、いつ壊滅的欠陥が発生するかを予測するために、高電圧装置が稼働している 時に高電圧絶縁をモニタする必要がある。 高電圧装置に絶縁が施される前に、絶縁の品質を評価することによって、いつ 欠陥が絶縁に存在するかを識別する必要がある。また、欠陥が検出された後、絶 縁の欠陥のタイプを識別しておくことが望ましい。 発明の概要 本発明は、品質評価および条件モニタを含めて高電圧装置の絶縁システムの評 価のためのシステムを提供することによって上記の必要に対処する。 品質評価方法は、トレーニング段階中に知られている絶縁の品質の部分放電( PD)測定から代表的な品質クラスしきい値を採収することを含む。ベースライ ンからのこれらの品質クラス代表値および品質クラスしきい値は部分放電検定デ ータの分析的特徴と比較して、まだ求められていない絶縁の品質を評価するため に使用される。絶縁の品質の各タイプの品質クラスしきい値の代表値を求めるた めにヒストグラム相似変換測定が使用される。 条件モニタ方法は、高電圧装置の正常運転中の絶縁の定期的PD測定を収集す ることを含む。高電圧の電気装置の推定されるベースラインからのいずれかの偏 差を識別するために動向分析が用いられる。 図面の簡単な説明 新規であると信じられる本発明の特徴は、付属の請求の範囲に特定して記載さ れている。しかし、さらなる目的と有利な点を含めて運用の体系と方法の両者に ついて、本発明それ自体は、図面全体を通して同じ文字が同じ部品を表す添付の 図面を使用しながら以下の説明を参照することによってもっともよく理解され得 る。 第1図は、本発明で使用された2次元位相分解PDプロットの図である。 第2図は、PD測定が取られる電圧周期の図である。 第3図は、本発明で使用された1次元PDプロットの図である。 第4図は、本発明の品質評価方法の主要ステップの図である。 第5図は、品質評価方法のトレーニング・ステップの主要ステップの図である 。 第6図は、品質評価方法の検定ステップの主要ステップの図である。 第7図は、品質評価方法中にPD測定を行うための検定構成図である。 発明の詳細な説明 本明細書においては、絶縁システムの品質を分析するためのヒストグラムに基 づく分析を使用する統計的分類方法、および絶縁システムの条件モニタのために ヒストグラム分析を使用する統計的動向方法を含む、部分放電PDパターンの知 的な特徴付けおよび解釈のために2つのデータ分析方法が提示されている。 高電圧装置は、たとえば高電圧発電機、モータ、変圧器、および、伝送線を含 む。 第1図に示されているとおり、PD測定は、水平軸26が所定数の位相窓28 によって描かれ、垂直軸34が、ピコファラド32で測定された各PD事象集合 22の大きさによって描かれる2次元のPDプロット10に示されている。2次 元PDプロット10は、位相分解されており、すなわち、PD事象集合22は、 単一の電圧周期20と一致する所定の間隔または位相窓28でとられる。 品質評価方法の実施中に、1組のPD基準測定データ329(第4図)が、様 々な知られた欠陥を有する高電圧装置から、および欠陥を有さない装置から得ら れる。代表PD測定は、これらの基準測定のおのおのから採収され、欠陥および 欠陥のタイプを識別するために使用されるそれぞれのヒストグラムしきい値は、 まだ求められていない絶縁と、基準PDデータ集合内の代表PD測定との間のヒ ストグラム相似変換距離を計算することによって求められる。それぞれのヒスト グラムしきい値418、および代表PD測定は、次にデータ・ベース416に蓄 積されて、まだ求められていない品質を有する絶縁のためのベースラインとして 使用される。まだ求められていない高電圧の絶縁が検定されると、PD測定32 2が得られ、基準PDデータ329からのデータと比較されて、統計的距離の相 違が計算される。統計的距離がヒストグラム最小しきい値418よりも小さい場 合、高電圧絶縁は正常な運転パラメータ内にあると識別され、以後「健全な」と 言及される。そうでない場合、それは欠陥のある高電圧絶縁と識別される。 条件モニタ実施中には、分析検定データ322は定期的に得られ、連続的測定 はヒストグラム相似変換尺度を用いて比較される。過去に得られた測定と比較し てヒストグラム相似変換尺度に有意な逸脱がある場合、アルゴリズムは、その絶 縁システムの劣化に対応する表示を発する。新たに得られたヒストグラム相似変 換尺度における逸脱の量は、その絶縁システムにおける劣化の深刻さに相関させ られ得る。 1(a)ヒストグラム・タイプの測定 品質評価方法と条件モニタ方法との両者において、ヒストグラム相似変換測定 は使用される。PD測定22は、1周期のソース電圧20に関して位相窓28に よって位相分解されたPD測定データにグループ化される。たとえば、1周期の ソース電圧20は、第2図に示されているとおりの60ヘルツ信号の単一周期で ある。ソース電圧20の単一周期は、前もって選択された数の位相窓28に分割 される。たとえば、256個の位相窓が選択される場合、各位相窓28はソース 電圧位相の約1.4度で表される。各位相窓28は、ソース電圧20内のその相 対的位置に対応する電圧周期の約30秒の間に、それぞれのPD測定データ64 、66、および68を収集する。このデータは、ヒストグラム・フットプリント の基礎を形成する。 1次元ヒストグラムは、第3図に示されているとおり、その水平軸としてPD の大きさをピコファラド34で有し、垂直軸としてPD事象回数33を有する。 PD事象集合22は、1次元ヒストグラムにプロットされる。位相分解PDプロ ット10は、これらの1次元ヒストグラムの集まりとして図示されている。 代替として、各位相窓28またはPDの大きさ34に対して、全発生回数、す なわち、各位相窓28についての、またはPDの各大きさ34についての個別の PD事象22の合計だけが評価される必要がある。各位相窓28についての個別 PD事象22を合計することによって得られるヒストグラムは、位相周辺ヒスト グラムかまたはX位相周辺ヒストグラムであり、PDの各大きさについての個別 PD事象を合計することによって得られるヒストグラムは、大きさ周辺ヒストグ ラムまたはY周辺ヒストグラムである。 1(b)ヒストグラム相似変換測定 以下のヒストグラム相似変換測定、(1)標本相関関係、(2)Kolmog orov−Simirnov距離、および(3)カイ2乗(χ2)検定が、以前 に記述したヒストグラムを処理するために、例としておよび非限定的に使用され る。 議論を単純化するために、これらの尺度は1次元ヒストグラム150について 記述することにする。2次元についての説明は、いくつかの1次元ヒストグラム を用いての単純な拡張である。 位相窓28およびPDの大きさの正規化された結合確率質量関数は、全単一領 域にヒストグラムを分割することによって計算される。確率質量関数すなわち正 規化されたヒストグラムは下記の方程式1によって定義される。 ただし、h(i)は強度が「i」である事象の数であり、「A」は観測集合に おける事象の総数であり、「N」は、単一電圧周期にわたる位相窓28の数であ る。 クロス相関値「cr」は以下の方程式2において定義される。 ただし、μ1は確率質量関数P(i)の平均値である。 Kolmogorov−Simirnov距離は、累積分布関数、Kolmo gorov Simirnov距離1関数、およびKolmogorov Si mirnov距離2関数を使用して計算される。 累積分布関数は、以下の方程式3によって定義される。 ただし、Hi(k)は、強度「i」がk以下であるという確率である。 2つの累積分布の間のKolmogorov Simirnov距離1は以下 の方程式4によって定義される。 Kolmogorov Simirnov距離2は以下の方程式5によって定 義される。 代替として、カイ2乗検定が正規化されたヒストグラムを計算するために使用 される。カイ2乗統計量は以下のとおりに記述される。 ただし、P(i)は、知られた確率質量であり、h(i)は強度「i」での事 団から得られるかどうかがわかることが望ましい。h(i)がP(i)によって 表現される母集団から得られるなら、次にA→∞になるにつれて、方程式(6) の総和における各項は、零平均値および単位分散を有するガウスの確率変数の2 乗である。したがって、χ2はカイ2乗分布を有する確率変数である。χ2の値が 大きい、たとえばχ2>>Nであるということは、Pr(χ2>C|N)がたいへ ん小さいので、h(i)がP(i)によって表現される母集団から得られるとい うことがむしろ起こり得ないことを示す。 Pr(χ2>C|N)は、ヒストグラムにおいて、ビンとも呼ばれる「N」個 の位相窓28があり、かつh(i)が、P(i)によって表現される母集団から 得られる場合に、カイ2乗統計量が少なくとも「C」であるという確率である。 Pr(χ2>C|N)の値は、以下の不完全ガンマ関数によって計算される。 2つのヒストグラムのカイ2乗検定は次に記述される。PD事象集合22の精 確な確率質量関数が確かめられないので、実施されることは、2つの測定h1( i)、i=1、...、N、およびh2(i)、i=1、...、Nが、所定の 確率分布関数によって同一の母集団から得られるかどうかを確かめる修正カイ2 乗検定である。この場合には、カイ2乗統計量は以下によって与えられる。 この実施においては、h1(i)はPD測定の第1ヒストグラムであり、h2( i)はPD測定の第2ヒストグラムである。どれかの位相窓「i」について、h1 (i)=h2(i)=0である場合は、その時は対応する項は方程式(8)の総 和においてはずされるということに留意のこと。 2.品質評価 品質評価方法は、「管理された」方法であり、すなわち、高電圧装置の絶縁の 検定のための基準品質クラスのタイプおよび数が前もって決められる。その方法 は、基準品質クラスの検出および識別のために使用される。検出作業は、高電圧 装置が「健全な」絶縁を有しているか、または「欠陥のある」絶縁を有している かを判定する自動的決定作業を含む。他方、識別作業は欠陥検出、およびその欠 陥を知られた品質クラスのうちの1つのクラスに類別する作業を含む。 多くの情報がシステムに与えられれば与えられるほど、より良好な絶縁品質推 定が達成可能になる。たとえば、欠陥検出については、「健全な」絶縁システム を代表する1組のPD測定だけが必要である。しかし、品質クラス識別に関して は、各品質クラスからのPD測定が必要である。たとえば、以下のリストは、検 出される品質クラスの集団であって、絶縁体中に分散している金属粒子、外装劣 化、導体および絶縁体の積層、絶縁体/絶縁体積層、および絶縁体/外装積層を 含む。これらの故障の一覧表は表1に示されている。本発明を使用したこのよう な品質評価の結果は、これらの3つの関連した品質クラス集団表示、「健全な」 絶縁、知られた品質クラスの「欠陥のある」絶縁、およびまだ決められていない 品質クラスの「欠陥のある」絶縁のうちの1つを示す。より多くの品質クラスが 検出タイプの基準集合にプログラムされればされるほど、システムの識別能力は 向上する。 品質評価方法は、第4図の流れ図に示されているとおりにプレプロセッシング 326、基準314、検定316、およびポストプロセッシング318を含める 4段階を備える。プレプロセッシング段階312では、PD基準データ324は 、利得の正規化、位相同調、および励起雑音抑圧のような信号条件化方法の適用 を受ける可能性がある。基準段階314では、検出された、良好な絶縁の特性値 が基準データ324から学習され、記憶される。学習プロセスは、基準データ3 24から特性値または品質クラス特徴を採収することと、品質クラス特徴の統計 的分析とを含む。品質クラス特徴の統計的分析は、第5図に示されているとおり に、品質クラス特徴についての1組の品質クラス代表値420および最適決定作 業規則414をもたらす。基準データおよび決定規則を用いて、品質クラスしき い値418が、各品質クラス特徴について計算される。最後に、各品質クラスの それぞれの品質クラス代表値420は、それぞれの品質クラスしきい値418と ともに、検定段階316中に使用するためにデータ・ベース416に蓄積される 。検定段階316では、それぞれの品質クラス特徴452は、各検定棒から採収 され、それぞれの各品質クラスの品質クラス代表値420と品質クラス特徴との 間の統計的距離が計算される。結果として得られるそれぞれの距離456は、検 定測定を、データ・ベース416に蓄積された品質クラスのうちの1つに割り当 てるために、データ・ベース416のそれぞれの品質クラスしきい値418と比 較される。ポストプロセッシング段階318では、多重PD測定からの結果は、 組み合わされて信頼レベルを増大させ、確率はプロセスの精確さを数量化するた めに各決定に関連づけられる。4つの品質評価段階の各段階は、以下によりくわ しく議論されている。 2.(a)プレプロセッシング プレプロセッシング326では、基準データ324および分析検定データ32 2は以下の方法、すなわち、a)2極データから1極データに変換すること、b )供給電圧20と位相同調させること、c)利得因子に関して正規化されること 、およびd)デジタルろ過が、基準データ324および分析検定データ322に おける励起雑音を抑圧するために使用できること、のうちのいずれか1つによっ て、またはそれらの方法の多集合を組み合わせて、条件付けされる可能性がある 。 2.(b)トレーニング トレーニング・プロセス314の流れ図が第5図に示されている。低回数で大 きさの高いPD事象は、大きさの低い高回数のPD事象よりも多くの差別化情報 を含んでいる。特徴採収プロセスの1実施形態では、PD事象回数の対数が計算 される。追加して、高回数で大きさの低い事象の影響は、所定の、より低レベル のPDの大きさしきい値を設定して、この値より小さいデータを無視することに よって、抑圧される可能性がある。典型的には、より低レベルのPDの大きさし きい値は、PDの大きさ範囲の下から10パーセントである。 各品質クラスからのそれぞれの品質クラス代表値420は、基準データ342 を平均することによって採収される。数学的に表現した場合、Riに品質クラス メンバとする。次に、内部品質クラス距離は、その品質クラス代表値420、R されたヒストグラム相似変換測定を使用して計算される。 ただし、dはヒストグラム相似変換測定である。1D(1次元)ヒストグラム 相似変換測定の場合には、距離関数は各エントリーがメンバと、それぞれの位相 窓28の基準1Dヒストグラムとの間の距離であるベクトルであるということに 留意すること。この相違を明確にするために、1Dヒストグラムのための以下の ベクトル記法が導入される。 ωは位相窓28に対応し、値Lは、上で議諭されているとおりにソース電圧2 0の単位周期にわたる位相窓28の数に基づいて選択された。 各品質クラスのための最適範囲を得るためには、各品質クラス内の距離の標本 平均および標準偏差が計算される。2D(2次元)ヒストグラムについては、品 質クラス内の平均値範囲および標準偏差は以下のとおりに与えられる。 ただし、Niは品質クラス「i]について入手可能な標本数である。1D位相 分解ヒストグラムについては、クラス内平均値範囲および標準偏差は以下によっ てあたえられる。 次に、α単位標準偏差公差は各品質クラス範囲について許容されている。クラ ス内距離のガウス分布の場合には、αは典型的には、99パーセントの信頼区間 を設けるために2になるように選択されるということに留意すること。それぞれ の2Dおよび1Dヒストグラムについて、品質クラス範囲は以下のとおりに与え られる。 最後に、各品質クラスとして、{Ri、τi}が、品質クラス代表値420、お よび各品質クラスの品質クラスしきい値418としてデータ・ベースに蓄積され る。 2.(c)検定 検定段階316の主要ステップは第6図に示されている。分析検定データ32 2は以下のステップで使用される。まず、分析検定データ322は、関連の特徴 を採収するのに先だった、プレプロセッシング段階312で議論されたステップ の適用を受ける。次に、分析特徴、T、と各品質クラスR1の基準値との間の距 離は、上記のヒストグラム相似変換測定のうちの1つを使用して計算される。2 Dヒストグラムについては、距離はスカラ量(方程式17)で与えられるのに対 して、1Dヒストグラム相似変換測定については、その距離はベクトル量(方程 式18)によって与えられる。 Δi=d(T,Ri) i=1,...,C (17) Ωi(ω)=d(T(ω),Ri(ω)),ω=1,..,L,i=1,..,C (18) ただし、「C」は品質クラス数である。方程式(18)で識別されたベクトル 量を品質クラスしきい値418と比較するために、距離の累積値が、位相窓28 に渡って方程式(18)を適用した量を加算して計算される。 次に、各品質クラスの分析特徴と品質クラス代表値420との間のそれぞれの 距離、Δi、が計算される。その距離が全品質クラスしきい値418よりも大き い場合、検定測定は「欠陥あり」として表示される。しかし、その品質クラスは 、アルゴリズムが理解するようにトレーニングされているタイプのうちの1つで はない。その距離が1つ以上の品質クラスしきい値418よりも小さい場合、検 定測定は、関連の基準値と分析特徴との間の距離が最小になる品質クラスに割り 当てられる。最終的割り当てが健全な絶縁の品質クラスである場合、測定は「健 全な」と表示される。 この品質クラス割り当ての精確さを改善するために、分析検定データ322の 多集合に対して検定段階316が反復される。分析検定データ322の各集合に ついて得られた決定および各特徴の各品質クラス代表値420への距離は、次に 、まだ決定されていない絶縁システムのおのおのについて決定するためにポスト プロセッシング318の適用を受ける。 2.(d)ポストプロセッシング ポストプロセッシング段階318には、2つの主要タスクがあり、第1には、 検定段階316での決定が組み合わされ、第2には、品質類別の精確さを反映さ せるために各決定に確率が関連づけられる。 1品質クラスまでの分析特徴の距離は、方程式(17)に示されているとおり に、その品質クラスの単位標準偏差によって数量化される。これらの距離の相対 的比較値が最終的決定の精確さを判定する。距離は、これらの決定を比較するた めに、確率分布関数にマッピングされる。分析的特徴と、品質クラスとの間の距 離が、零かまたはα2などの著しく、より大きい場合、分類決定は、約100% 精確である。零距離の場合には、分析検定データ集合322は、確率1でその品 質クラスに帰属する。α2またはより大きな距離の場合には、分析検定データ集 合322がその品質クラスに帰属する確率は零である。1確率を、零とα2との 間の距離に割り当てる場合に困難が生じる。この問題を解決するために、方程式 (20)が距離空間と確率空間との間に使用される。 距離が零、すなわち、Δ=0の場合には、確率、f(Δ)、は1であり、距離 がγよりも大きいか等しい場合、確率は零であることに留意すること。 方程式(20)における2つのパラメータ、すなわちγおよびβはユーザ側で 制御する。パラメータγは、それを超えると、特定の品質クラスから来る測定が 距離γまたはそれより大きな距離を有する確率がしきい値を制御する。この距離 は、しきい値αよりも大きさが、α2単位標準偏差などのように1次数大きくし たところまで設定可能である。パラメータβは検定の枠組みの品質クラス識別力 における信頼を制御する。このパラメータは、前もって選択されており、したが って、80%以上の値が正しく類別されるはずである。ある値が80%の品質ク ラス識別レベルで選択される場合、βは次の通りに与えられる。 β=−In0.8/In(1−α/γ) (21) または、より一般には、βを選択すること、そうすればf(α)は確率パーセ ンテージとして決定される信頼レベルに等しくなる。たとえば、f(Δ)が80 %であると選択される場合、γは4であると選択される可能性があり、βは−0 .322であると計算される。これらのパラメータは品質クラスの尤度が各分析 検定集合322に割り当てられることを可能にする。方程式(20)のための他 の値もまた、選択されることが可能である。 方程式(20)および(21)で定義される確率マッピング関数が本発明では 使用されている一方で、たとえば、コンピュータ検索表、またはコンピュータ・ プログラムで定義される1組の論理規則といった、いずれかの手法が上記の結果 をもたらすために使用可能である。 次に、品質クラス割り当ておよび関連した確率値は、分析検定データ集合32 2のための最終的品質クラス割り当ておよび確率値を得るために組み合わされる 。このプロセスのステップは次のように要約される。 確率値は各分析検定データ集合322に割り当てられて、データ・ベースの各 品質クラスに帰属する測定の尤度を表す。「M」が測定の総数である場合に、 帰属する確率であるようにすること。 に帰属するという確率として定義される。 分析データ集合322によって表される絶縁は、次に最高の全体的確率で品質 クラスに割り当てられ、すなわち、 ある。 上記の品質評価方法の1例を提示する。以降、棒または発電機棒と記述される 発電機固定子棒のいくつかの品質クラスは、いくつかのそれぞれの基準データ集 合324として統計的モデルにプログラムされている。次に、まだ決定されてい ない発電機棒は、それぞれの基準データ集合324に基づいて評価された。結果 は、以下に記述および図示されている。 絶縁体に分散している金属粒子、スロット外装の劣化、コロナ抑制器の劣化( つまり、外部電圧のグレージング)、絶縁体−導体積層、絶縁体−導体(凝固) 積層、および「白色」絶縁体を含めた、固定子棒のいくつかのタイプの欠陥また は品質クラスが調査された。これらの各品質クラスは、製造中か稼働中かのどち らかに、品質評価か条件モニタかのどちらかに対して密接な関係を有する。PD データを確実に一貫して信頼できるものにするために、各棒は、事象の特定の順 次的集合にかけられた。 典型的な検定構成は、第7図に示されている。60Hzの、無コロナの供給電 圧20は、連結されたインピーダンス477を有して、それぞれのモデル発電機 固定子棒489にエネルギーを与える。それぞれの固定子棒489は、類似型の 固定子スロット487に配置され、固定保持される。スロット487は、固定子 棒489のスロット区分にフィットするようにカットされている、アルミニウム か鉄のどちらかのプレートでできている。1.3ナノファラドのセラミック結合 キャパシタ491が結合インピーダンスとして使用され、PD電流483がキャ パシタに結合されている電流変成器481を通して流れる。データ収集の周波数 帯域は、100,000から800,000ヘルツまでである。データは各PD パターンについて30秒間収集される。多重、順次パターンがそれぞれの各固定 子棒489について収集される。 さまざまなヒストグラム・タイプ相似変換測定のための品質評価方法の結果が 、品質評価方法の運用例として次に提示されている。この例は、PDデータを統 計的に分析する2Dカイ2乗、相反変換、およびKolmogorov−Sim irnovの方法の比較を含む。検定標本数と、各品質クラスについて使用され た 基準品質クラスのタイプは表1に表で示されている。品質クラスマッチングのた めに、線形の、および対数尺度のPDデータの両者が使用された。 表1 各品質クラスについての検定標本数 この例では、合計で9つの品質クラス(欠陥分が8つで、「健全な」絶縁分が 1つ)がある。52パターンが収集された。それぞれの基準データ集合324と それぞれの品質クラスしきい値418が各品質クラスおよび相似変換測定につい て求められた。各品質クラスについての相反変換方法の品質クラスしきい値41 8は、表2に、パターンの線形および対数処理の両方について表にされている。 線形しきい値は、PDの大きさ34(第1図)からのデータが線形尺度である場 合に計算される。対数しきい値は、対数でのPDの大きさ34に基づいて計算さ れる。 表2 各品質クラスについての相関しきい値 各ヒストグラム相似変換測定の「品質クラス検出」および「品質クラス識別」 力が求められた。欠陥検出力は、欠陥が現存することを「検出する確率」として 定義される。「識別力」は、品質クラスを正しく識別する確率である。品質クラ スが識別されるはずがないのに識別された場合の、品質クラス識別は「偽陽性」 である。これらの結果は、表3に要約されている。 表3 1D位相ヒストグラムを使用する検定段階の性能 ヒストグラム相似変換分析を行う場合の好ましい実施は、表3に示されている とおりに、品質クラス検出および品質クラス識別において最善の測定を提供する ので1D位相Kolmogorov−Simirnov2の方法を使用すること である。欠陥棒から得られた55パターン集合のうち、それらすべては正しく欠 陥ありと識別され、表4に示されるとおりに100%の検出信頼レベルがもたら された。他方、56パターンのうち55パターンは正しく識別され、98%のク ラス識別信頼度がもたらされる。 1D位相Kolmogorov−Simirnov2検定についての詳細な実 験結果は表4に示されている信頼度行列に要約されている。この表の「i番目」 の行と「j番目」の列の数字は、品質クラス「i」からいくつの標本が品質クラ ス「j」に類別されたかを示す。たとえば、「No Int grade」すな わち内部グレージングなしと題された行は、1標本だけが品質クラス「Cu D elam」すなわち銅積層劣化と誤まって類別される一方で、9標本は正しく品 質クラス「No Int grade」と類別されることを示す。 表4 1D位相ヒストグラムを使用するKolmogorov−Simirno v2検定のための信頼度行列 1D位相Kolmogorov−Simirnov1法は、1D位相Kolm ogorov−Simirnov2法と同様の結果を提供する(表5)。それも また、表3に示されているとおりに100%の品質クラス検出を有する。しかし 、品質クラス識別は、わずかに低下して96%である。1検定方法は、別の検定 方法よりも品質クラス識別に熟達している可能性がある。表4および5では、1 D位相Kolmogorov−Simirnov2は、グレージング無しを1件 誤って識別し、1D位相Kolmogorov−Simirnov1は、裸銅/ 絶縁積層検定を1件誤って識別した。これらの誤りは、異なる統計的方法を使用 する多重統計距離比較値を用いることによってさらに取り除かれる。たとえば、 1D位相Kolmogorov−Simirnov1と1D位相Kolmogo r ov−Simirnov2の両者は、偽識別を改善するために組み合わせること が可能である。 表5 1D位相ヒストグラムを使用するKolmogorov−Simirno v1検定のための信頼度行列 3.条件モニタ 条件モニタ方法の目的は、壊滅的故障を予測するため、多大な損害および不意 の停止の回数を回避するため、および条件に基づく保守を可能にするために、シ ステムの健全さを数量化することである。条件モニタ方法は、PD測定を定期的 に取って、それらを過去のPD測定と比較して統計的偏差を検出する。いちばん 最近の測定におけるいずれかの有意偏差は、高電圧絶縁のPD活動における変化 の現れとして識別される。 測定が統計的に不変のままである条件は、以降、本明細書では「定常状態条件 」として識別されている。健全な絶縁システムを備える典型的発電機では、定常 状態条件は約3〜6ケ月継続する。各状態の測定が不変のままである一方、それ らの測定はいくつかの定常状熊に渡って、時間に依存するトレンド・ラインをた どる。条件モニタおよび故障検出システムの基礎的自明の理は、壊滅的低下が、 PD活動の増大率によって顕在化されると予想されるので、前壊滅的状態中の測 定は、より前の状態の動向分析から得られる予測値と一致しないということであ る。条件モニタ方法の実施は、以下のステップ、すなわち、1)上で議論されて いるとおりのプレプロセッシング、2)上で議論されているとおりの特徴の採収 、3)パラメトリック動向モデルを確立すること、4)動向パラメータを推定す ること、および5)前壊滅的故障を検出するためにPD動向を予測することとを 含む。 限定しない形で例を挙げれば、高電圧機械の「定常状態条件」は、約6ケ月で あり、データは、全負荷運転で毎週収集される。外部運転条件、およびPD活動 の物理的性質により、日々のPD測定には変動および雑音がある。雑音を抑圧す るには、7日間のPD測定が週次ベースで平均される。PD測定は、高電圧電気 装置の全負荷条件で取られる。日次の揺らぎを数量化するために、週間平均と日 次測定との間の距離が測定される。次に、月間平均が4つの週次平均に基づいて 計算される。次に、週次の揺らぎが月間平均に基づいて計算される。これらの揺 らぎは、PD活動の短期間の振る舞いについての情報を提供する。これらの揺ら ぎの平均値は、装置が前壊滅的状態にない限りは定数であると推定される。次に 、週次および月次平均の、所定の従前のステップとの相似変換を測定する。 条件モニタのためのPD測定は、典型的には、推定絶縁低下率に依存の、前も って選択された期間で取られ、したがって週次および月次の期間はいずれかの他 の時間間隔も可能である。 予測される壊滅的故障を判定するために使用される統計的分析は、条件モニタ に基づいており、以下のとおりである。 およびDw(τ)は、τ離れた測定、すなわち、 との間の距離であるようにすること。 ただし、距離dは従前に導入されたヒストグラム相似変換測定の1つである。 典型的には、遅れの時間τが増大するにつれて、測定間の距離は増大する。した がって、距離値は、以下の形式のトレンド・ライン・モデルに適合する。 および ただし、Nm(τ)、Nw(τ)、τ=1、2、3、...Tは、ガウスの零平 均単位分散白色雑音確率過程であり、ρmおよびρwは、それぞれがDm(τ)お よびDw(τ)の分散である。「T」は、最近のPD測定の前の所定数のPD測 定を表現する数である。たとえば、「T」は、最近測定されたステップからの5 ステップである可能性がある。方程式(26)および方程式(27)が線形モデ ルとして表現されている一方で、方程式(28)および(29)に提示されてい る形式のそれぞれの双曲線モデルまたは対数線形モデルなどの他のモデルが使用 される可能性がある。 および パラメータAとパラメータαの両者は、部分放電活動が変化する率を制御する という点に留意すること。Aが第1次多項式変化を数量化する一方で、αは、い ずれの多項式よりも速いが、しかし、指数変化よりも小さな変化を数量化する。 パラメータAおよびパラメータαによって識別されたとおりに増大率を制御する パラメータは「動向率」として識別される。パラメータBおよびパラメータβは 連続するPD測定の間の一定距離を求める。パラメータBおよびパラメータβは 、「動向定数」として識別される。プロセスの分散は、「動向分散」として識別 される。動向率が一定しているうちの条件は、「定常状態条件」として識別され るものとする。週間および月間平均の「動向率」および「動向分散」は増大する と 推定され、正常な増大PD活動を示す。しかし、これらのパラメータの増大は、 絶縁システムが依然として比較的健全である場合には、線形であると推定される 。時間的相違τおよび距離Dw(τ)が統計的に独立している場合には、動向率 推定値はほぼ零であろうことに留意すること。 次の議論は、線形月次モデルに基づいているが、上記で識別されたトレンド・ ライン・モデルのいずれもが線形月次モデルに対して代替される可能性がある。 3(a)動向パラメータの推定 モデルのパラメータは、典型的には線形または対数線形最小2乗法を用いて推 定される。たとえば、線形月次モデルは、以下の公式に基づく推定パラメータを 提供する。 3(b)予測される部分放電活動 未決定の状態を検出するためには、「動向率」は、過去のPD測定に基づいて 推定され、その新たな測定から推定されるPD測定と比較されなければならない 。そのプロセスの分散が知られている場合、「動向率」推定は以下のガウス分布 をする。t−分布する。したがって、(100−2P)%の壊滅的信頼区間は、以下に与 えられる。 ただし、tcは、T−2の自由度でのt−分布については、t>tcになるP% の偶然性があるというふうである。同様に、知られたプロセス分散については「 動向定数」推定値は、以下のガウス分布をする。 まだ求められていないρmについては、動向定数推定値はT−2の自由度でt −分布する。したがって、(100−2P)%の壊滅的信頼区間は以下によって 与えられる。 ただし、Pは、所期の信頼レベルを提供するための所定の数である。たとえば 、0.5という「P」値は、99%の信頼レベルを提供する。未来の部分放電測 度 ステップは、方程式(37)で定義されるトレンド・ライン・モードから得られ る可能性がある。8)の公式に基づくガウス分布を有する。 00−2P)%の信頼区間は以下によって与えられる。 条件モニタ方法のステップは次のように要約される。 ステップ1. PD測定の「Z」数を収集して、Tが測定数「Z」よりも小さ い値である場合にT以下である各τについて、いちばん最近の測定からτステッ プの逆部分放電測定への距離を計算すること。 ステップ2. 方程式(26)〜(29)に示されているとおりに、距離Dm (τ)とDw(τ)との間のパラメトリック動向関係、および時間遅れτを形成 すること。 ステップ3. 方程式(33)−(36)に記述されているとおりに動向パラ メータを推定すること。 ステップ4. 方程式(37)に記述されているとおりに未来の部分放電活動 の次のステップを予測すること。 ステップ5. 次の部分放電測定を収集し、方程式(24)または(25)に 記述されているとおりに1ステップの相違を計算すること。 ステップ6. 実際の1ステップ距離と予測距離との間の差を方程式(39) に記述されている値と比較すること。実際の1ステップ距離が認められる限界内 にある場合、新たな測定を用いて動向パラメータ推定を更新すること。そうでな い場合には、絶縁システムの条件変更の潜在性を示すものとしてその測定にタグ をつけること。絶縁システムの条件変更表示を確実にするための幾度か予測−比 較手順を反復すること。 ステップ7. 新たな条件について、新たな動向パラメータを推定すること。 ステップ8. 方程式(34)および(36)を用いて、新たな「動向率」お よび定数を、従前の「動向率」および定数と比較すること。両者とも、方程式( 34)および(36)に記述されている値を超える場合、測定された絶縁の潜在 的な前破壊的条件を表す表示を行うこと。前壊滅的条件を検証するための観測を 反復すること。 本節で定義されたとおりの条件モニタ・プロセスは、内在する壊滅的絶縁故障 を予測するために、高電圧電気装置をモニタする方法を提供する。本発明は、し たがって、稼働中の高電圧装置内の電気的絶縁を条件に基づいてモニタする必要 をなくす。 本発明が、特許法令にしたがって、本明細書のなかで図示され、記述されてい るが、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、開示されている実施形態に修 正および変更が可能であることが、当業者には明らかであろう。したがって、付 属の請求の範囲は、本発明の真の精神の内に入るようなすべての修正および変更 をカバーすることが意図されているということが理解されなければならない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.部分放電測定を用いて高電圧装置における電気的絶縁の品質評価の統計的 方法であって、以下のステップ、すなわち、 まだ求められていない絶縁品質を有する前記高電圧装置の部分放電測定から、 1組のヒストグラムに基づく分析特徴を得ること、 前記のまだ求められていない絶縁の品質確率を計算するために、前記分析特徴 を複数の絶縁条件を有する複数の基準品質クラス代表値と比較すること、 前記分析特徴の前記のそれぞれの基準品質クラス特徴のおのおのへの統計的距 離を分析することによって前記のまだ求められていない絶縁のための前記の選択 された品質クラスに1確立を割り当てること、 とを含む方法。 2.品質評価の統計的方法であって、 第1の基準値集合が少なくとも健全な絶縁システムからのデータを備え、第2 基準値集合が少なくとも欠陥絶縁システムからのデータを備えるというように、 少なくとも2組の前記基準部分放電測定を得て、前記の基準部分放電データ集合 のおのおのからそれぞれ少なくとも1つの品質クラスを採収するために、前記の 基準データ集合を処理し、 前記のそれぞれの品質クラス特徴のおのおののために品質クラス代表値および 品質クラスしきい値を計算する ことをさらに含む請求項1に記載の方法。 3.品質評価の統計的方法であって、 前記の分析特徴と、前記のそれぞれの基準品質クラス代表値のおのおのとの間 のそれぞれの統計的距離を計算し、 前記の統計的距離の少なくとも1つが、前記品質クラスしきい値内にある場合 に、前記のそれぞれの品質クラスのうちの少なくとも1つと一致していることを 識別するために、前記のそれぞれの統計的距離のおのおのと、前記の品質クラス しきい値のおのおのとを比較することによって、前記のまだ求められていない絶 縁の分析的特徴を分類する ステップをさらに含む請求項1に記載の方法。 4.前記のまだ求められていない絶縁からの部分放電装置測定の多重集合を評 価することによって前記のそれぞれの信頼レベルが求められる信頼レベルを、前 記の選択された品質クラスのおのおののそれぞれについて求めるステップをさら に含む請求項3に記載の品質評価の統計的方法。 5.品質評価の統計的方法であって、1組の分析的特徴を得るステップが、 供給電圧周期を所定の位相窓数に分割し、 前記部分放電データが、複数の前記供給電圧周期にわたって収集される前記部 分放電測定のヒストグラムをまだ求められていない絶縁から得る ステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 6.品質評価の統計的方法であって、 前記部分放電ヒストグラムの位相を、前記供給電圧の単一周期にわたって同調 させ、 前記部分放電ヒストグラムの部分放電の大きさを正規化し、 前記部分放電ヒストグラムから励起雑音を除去する ステップをさらに含む請求項5に記載の方法。 7.低い大きさの高部分放電事象数を最小にするために、前記部分放電データ の大きさの対数をとるステップをさらに含む請求項6に記載の品質評価の統計的 方法。 8.前記部分放電測定にわたって前記のそれぞれの基準品質クラスのおのおの から採収された前記のそれぞれの基準品質クラス特徴のおのおのの基準標本平均 値を計算するステップをさらに含む請求項7に記載の品質評価の統計的方法。 9.前記分析的特徴と、各基準品質クラス代表値との間のKolmogoro v Simirnov距離を計算するステップをさらに含む請求項8に記載の品 質評価の統計的方法。 10.前記のそれぞれの分析的特徴と、前記品質クラス代表値のおのおのとの 間のカイ2乗距離を計算するステップをさらに含む請求項8に記載の品質評価の 統計的方法。 11.前記のそれぞれの分析的特徴と、前記品質クラス代表値のおのおのとの 間の相反変換距離を計算するステップをさらに含む請求項8に記載の品質評価の 統計的方法。 12.各前記品質クラスについて、前記のそれぞれの分析的特徴のおのおのと 前記品質クラス代表値との前記統計的距離の平均および分散を計算するステップ をさらに含む請求項11に記載の品質評価の統計的方法。 13.減少距離関数に基づいて下記平均尤度確率を求めるために、前記のそれ ぞれの分析的特徴のおのおのと前記品質クラス代表値との間の距離を写像するこ とにより、平均尤度確率を前記の選択された品質クラスに割り当てるステップを さらに含む請求項12に記載の品質評価の統計的方法。 14.前記の選択された品質クラスの信頼性を向上させるために、前記のそれ ぞれの平均尤度確率のおのおのを平均し、前記のまだ求められていない絶縁と一 致する前記平均尤度確率にもっとも類似の前記品質クラスを割り当てるステップ をさらに含む請求項13に記載の品質評価の統計的方法。 15.品質評価の統計的方法であって、以下のステップ、すなわち、 前記供給電圧周期を所定数の位相窓に分割し、 ヒストグラム軸が部分放電の大きさを備えることを特徴とする部分放電事象数 の1次元ヒストグラムを前記位相窓のおのおのについて、所定数の前記供給電圧 周期にわたって形成する ステップをさらに含む請求項14に記載の品質評価の統計的方法。 16.前記ヒストグラム軸が前記の所定数の位相窓に分割される1次元ヒスト グラムを形成するステップをさらに含む請求項15に記載の品質評価の統計的方 法。 17.ヒストグラム軸が前記部分放電の大きさを備え、部分放電事象数の1次 元ヒストグラムを所定数の前記供給電圧周期にわたって形成するステップをさら に含む請求項15に記載の品質評価の統計的方法。 18.部分放電測定を用いて高電圧装置における電気的絶縁条件モニタを行う 統計的方法であって、以下のステップ、すなわち、 複数の部分放電測定に基づいて、まだ求められていない絶縁の少なくとも1つ の分析的特徴を計算し、 前記分析的特徴の複数の以前に求められた動向パラメータに基づいて得られる 線形トレンド・ラインに基づいて前記の少なくとも1つの分析的特徴の動向パラ メータを推定し、 前記トレンド・ラインに関して、前記分析的特徴の、推定の分析的特徴統計的 距離を予測し、 前記のまだ求められていない絶縁の条件が変化したかどうかを判定するために 、前記の予測された分析的特徴の統計的距離を現実の分析的特徴の統計的距離と 比較する ことを含む方法。 19.品質評価の統計的方法であって、 コンピュータ操作のために前記部分放電測定を条件付けし、 まだ求められていない絶縁を有する前記高電圧装置から、前記のまだ求められ ていない絶縁の少なくとも1つの前記の分析的特徴を計算するために、複数の部 分放電測定を得る、 ステップをさらに含む請求項18に記載の条件モニタを行う統計的方法。 20.前記分析的特徴の以前に求められた動向パラメータに対応して得られる 放物線トレンド・ラインに基づいて前記の分析的特徴の前記動向パラメータを推 定するステップをさらに含む請求項19に記載の条件モニタを行う統計的方法。 21.前記分析的特徴の以前に求められた動向パラメータに対応して得られる 放物線トレンド・ラインに基づいて前記の分析的特徴の前記動向パラメータを推 定するステップをさらに含む請求項18に記載の条件モニタを行う統計的方法。 22.前記分析的特徴の以前に求められた動向パラメータに対応して得られる 対数線形トレンド・ラインに基づいて前記の分析的特徴の前記動向パラメータを 推定するステップをさらに含む請求項18に記載の条件モニタを行う統計的方法 。 23.測定される統計的距離が、正常の運転限界の外にある場合に、条件信号 に変化を生むステップをさらに含む請求項18に記載の条件モニタを行う統計的 方法。 24.品質評価の統計的方法であって、 供給電圧の単一周期に渡る前記部分放電測定の位相を同調させ、 前記部分放電測定の部分放電の大きさを正規化し、 前記部分放電測定から励起雑音を除去する ステップをさらに含む請求項18に記載の条件モニタを行う統計的方法。 25.低い大きさの高部分放電事象数を最小にするために、前記部分放電デー タの大きさの対数をとるステップをさらに含む請求項24に記載の条件モニタを 行う統計的方法。 26.最近に計算された前記動向パラメータを前記動向パラメータのうち以前 に計算されたものと比較するステップをさらに含む請求項25に記載の条件モニ タを行う統計的方法。 27.前記動向パラメータのうち複数の以前のものと現在の前記動向パラメー タとにおける相違が壊滅的信頼区間値よりも大きい場合に前壊滅的絶縁信号を発 するステップをさらに含む請求項26に記載の条件モニタを行う統計的方法。
JP10544119A 1997-04-11 1998-04-07 高電圧絶縁における部分放電測定の統計的パターン分析方法 Ceased JP2000512766A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/837,932 US6088658A (en) 1997-04-11 1997-04-11 Statistical pattern analysis methods of partial discharge measurements in high voltage insulation
US08/837,932 1997-04-11
PCT/US1998/007278 WO1998047009A2 (en) 1997-04-11 1998-04-07 Statistical pattern analysis methods of partial discharge measurments in high voltage insulation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000512766A true JP2000512766A (ja) 2000-09-26

Family

ID=25275829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10544119A Ceased JP2000512766A (ja) 1997-04-11 1998-04-07 高電圧絶縁における部分放電測定の統計的パターン分析方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6088658A (ja)
EP (1) EP0909390A3 (ja)
JP (1) JP2000512766A (ja)
WO (1) WO1998047009A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014517320A (ja) * 2011-06-27 2014-07-17 サウジ アラビアン オイル カンパニー 高電圧機器における単一及び複数の部分放電(pd)欠陥を分類するためにprpd包絡値を使用する方法
CN104160286A (zh) * 2012-03-09 2014-11-19 阿尔斯通技术有限公司 用于对放射到电气设备内部或外部的局部放电进行识别的方法

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6317640B1 (en) * 1998-01-06 2001-11-13 Texas Instruments Incorporated System and method for non-parametric modeling of processed induced variability
US6459998B1 (en) * 1999-07-24 2002-10-01 Gary R. Hoffman Sensing downed power lines
FI107081B (fi) * 1999-10-19 2001-05-31 Abb Substation Automation Oy Menetelmä ja järjestely osittaispurkauslähteiden lukumäärän selvittämiseksi
US6611622B1 (en) * 1999-11-23 2003-08-26 Microsoft Corporation Object recognition system and process for identifying people and objects in an image of a scene
US6484132B1 (en) * 2000-03-07 2002-11-19 Lockheed Martin Energy Research Corporation Condition assessment of nonlinear processes
GB0016559D0 (en) * 2000-07-06 2000-08-23 Alstec Limited Improvements in monitoring apparatus
WO2002015458A2 (en) * 2000-08-15 2002-02-21 The Penn State Research Foundation Discovering hidden damage in machinery and predicting remaining life
US20030158827A1 (en) * 2001-06-26 2003-08-21 Intuition Intelligence, Inc. Processing device with intuitive learning capability
US7483867B2 (en) * 2001-06-26 2009-01-27 Intuition Intelligence, Inc. Processing device with intuitive learning capability
US6870374B2 (en) * 2002-04-03 2005-03-22 Abb Technology Ag Process for identifying abnormalities in power transformers
CN100447575C (zh) * 2002-04-03 2008-12-31 Abb技术公开股份有限公司 用于在电源变压器中识别异常情况的方法
WO2003088142A2 (en) * 2002-04-10 2003-10-23 Instasolv, Inc. Method and system for managing computer systems
US6930610B2 (en) 2002-05-03 2005-08-16 General Electric Company Monitoring system and method for wiring systems
CH696646A5 (de) * 2003-01-15 2007-08-31 Alstom Technology Ltd Verfahren zur Analyse und/oder Überwachung des Teilentladungsverhaltens eines elektrischen Betriebsmittels.
JP4418320B2 (ja) * 2004-07-28 2010-02-17 株式会社日立産機システム モータ巻線ターン間部分放電計測方法
US7952360B2 (en) * 2007-03-14 2011-05-31 General Electric Company Method and system for passively detecting and locating wire harness defects
US7282923B2 (en) * 2005-09-20 2007-10-16 General Electric Company Systems and methods for triggering a partial discharge acquisition
ITPR20060012A1 (it) 2006-02-17 2007-08-18 Techimp Spa Procedimento e apparato per valutare il livello di inquinamento superficiale di un isolatore per esterni in media/alta tensione.
US7532012B2 (en) * 2006-07-07 2009-05-12 Ambient Corporation Detection and monitoring of partial discharge of a power line
US7579843B2 (en) * 2006-10-13 2009-08-25 General Electric Company Methods and apparatus for analyzing partial discharge in electrical machinery
US7676333B2 (en) * 2007-11-06 2010-03-09 General Electric Company Method and apparatus for analyzing partial discharges in electrical devices
EP2107384A1 (en) * 2008-03-31 2009-10-07 ABB Research Ltd. Determining degraded insulating ability in an inductively operating element
US8143899B2 (en) * 2008-04-01 2012-03-27 General Electric Company Method and apparatus for detecting partial discharges in electrical systems
ES2370613T3 (es) * 2008-04-14 2011-12-20 Abb Research Ltd. Determinación de la capacidad aislante degradada en un aislamiento previsto entre dos objetos de un elemento de funcionamiento inductivo.
US20150120218A1 (en) * 2010-05-31 2015-04-30 Universidad Politecnica De Madrid Novel method for real time tests and diagnosis of partial discharge sources in high voltage equipment and installations, which are in service or out of service, and physical system for the practical use of the method
CA2805793C (en) * 2010-07-26 2018-02-27 Prysmian S.P.A. Apparatus and method for monitoring an electric power transmission system through partial discharges analysis
WO2012063902A1 (ja) * 2010-11-10 2012-05-18 東京電子交易株式会社 電子機器の変動電界耐性検査装置、電子機器の変動電界耐性検査方法
CN102129017A (zh) * 2010-12-30 2011-07-20 杭州柯林电力设备有限公司 基于援例的智能局部放电故障识别系统及识别方法
CA2741202A1 (en) 2011-05-27 2012-11-27 Hydro-Quebec Dynamic clustering of transient signals
US9336302B1 (en) 2012-07-20 2016-05-10 Zuci Realty Llc Insight and algorithmic clustering for automated synthesis
US10461519B2 (en) 2013-03-14 2019-10-29 Hubbell Incorporated Systems and methods for detecting and identifying arcing
EP2846135B1 (en) * 2013-09-10 2020-04-29 Sensirion AG Portable Electronic Device with Environmental Sensor
CN103631145B (zh) * 2013-12-11 2016-08-17 清华大学 基于监控指标切换的多工况过程监控方法和系统
US20150220850A1 (en) * 2014-02-06 2015-08-06 SparkCognition, Inc. System and Method for Generation of a Heuristic
US9578053B2 (en) 2014-04-10 2017-02-21 SparkCognition, Inc. Systems and methods for using cognitive fingerprints
ES2828055T3 (es) * 2014-05-16 2021-05-25 Prysmian Spa Sistema de adquisición de descarga parcial que comprende un sensor de campo eléctrico de acoplamiento capacitivo
CN105785236B (zh) * 2016-03-02 2019-02-26 国网江西省电力科学研究院 一种gis局放检测外部干扰信号排除方法
US10706516B2 (en) 2016-09-16 2020-07-07 Flir Systems, Inc. Image processing using histograms
US10928436B2 (en) * 2017-01-30 2021-02-23 General Electric Company Evaluation of phase-resolved partial discharge
CA3007729A1 (en) 2017-06-12 2018-12-12 Vibrosystm Inc. Method of monitoring partial discharges in a high voltage electric machine, and connection cable therefore
JP6602512B2 (ja) * 2017-06-14 2019-11-06 三菱電機株式会社 経年劣化診断装置及び経年劣化診断方法
DE102017214363A1 (de) * 2017-08-17 2019-02-21 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Erkennen eines Fehlerzustands einer elektrischen Maschine
CN109061462A (zh) * 2018-09-14 2018-12-21 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种高压断路器触头烧蚀故障评估方法
EP3899560B1 (en) * 2018-12-19 2024-07-10 ABB Schweiz AG Method and system for condition monitoring electrical equipment
RU2705858C1 (ru) * 2019-02-20 2019-11-12 Общество с ограниченной ответственностью "МТК Бизнес.Оптима" Способ прогнозирования изменения состояния изоляции высоковольтных электродвигателей
JP7280209B2 (ja) * 2020-01-28 2023-05-23 株式会社日立製作所 部分放電判定装置及び方法
CN111553432B (zh) * 2020-04-30 2022-02-22 西安交通大学 一种基于图像特征支持向量机的定子线棒绝缘老化程度预测方法
US11796585B2 (en) * 2020-05-06 2023-10-24 Baker Hughes Holdings Llc Charge detection and quantization
DE102020122792B4 (de) 2020-09-01 2022-11-03 Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh Vorrichtung, System und Verfahren zur Bestimmung von Fehlersignalfenstern in einem Messsignal
GB2616874A (en) * 2022-03-23 2023-09-27 Megger Instruments Ltd Measurement apparatus
KR102518013B1 (ko) * 2022-10-12 2023-04-05 (주)오앤엠 코리아 Prpd 패턴 이미지에 서포트 벡터 머신 기법을 적용한 활선 고전압 고정자 권선 부분 방전 유형 판별 방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2162896C3 (de) * 1971-12-17 1974-08-15 Micafil Ag, Zuerich (Schweiz) Schaltungsanordnung zur Isolationsprüfung aufgrund von Teilentladungsmessungen und zur Messung der Wicklungswiderstände eines Ankers
JPH06101079B2 (ja) * 1988-11-09 1994-12-12 三菱電機株式会社 プラント異常診断装置
US5187773A (en) * 1990-07-06 1993-02-16 United Technologies Corporation Machine failure isolation using qualitative physics
US5633800A (en) * 1992-10-21 1997-05-27 General Electric Company Integrated model-based reasoning/expert system diagnosis for rotating machinery
DE19537694A1 (de) * 1995-10-10 1997-04-17 Schenck Ag Carl Verfahren zur Überwachung einer Maschine oder Anlage
US5684718A (en) * 1996-02-12 1997-11-04 Westinghouse Electric Corporation Method and apparatus for monitoring the operation of an electric generator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014517320A (ja) * 2011-06-27 2014-07-17 サウジ アラビアン オイル カンパニー 高電圧機器における単一及び複数の部分放電(pd)欠陥を分類するためにprpd包絡値を使用する方法
CN104160286A (zh) * 2012-03-09 2014-11-19 阿尔斯通技术有限公司 用于对放射到电气设备内部或外部的局部放电进行识别的方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0909390A2 (en) 1999-04-21
US6192317B1 (en) 2001-02-20
WO1998047009A3 (en) 1999-01-21
WO1998047009A2 (en) 1998-10-22
EP0909390A3 (en) 2002-11-27
US6088658A (en) 2000-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000512766A (ja) 高電圧絶縁における部分放電測定の統計的パターン分析方法
US20210241544A1 (en) Platform for analyzing health of heavy electric machine and analysis method using the same
US7676333B2 (en) Method and apparatus for analyzing partial discharges in electrical devices
US9336491B2 (en) Identification of power system events using fuzzy logic
CN117538710B (zh) 用于局部动态放电监测的智能预警方法及系统
Dong Combining unsupervised and supervised learning for asset class failure prediction in power systems
CN113641959A (zh) 一种高压电缆接头温度趋势预测方法
CN117992776B (zh) 基于人工智能的电网设备健康状态实时预测方法
US11693041B2 (en) Method for monitoring the electric insulation status of a piece of equipment for MV or HV electric systems
CN117074852A (zh) 一种配电网电能监测预警管理方法及系统
CN118439469A (zh) 一种电梯运行噪声诊断与维保方法及系统
CN118364385A (zh) 电线电缆检测数据精细化分析与故障预测系统
CN117970033A (zh) 配电网的故障定位方法、装置、存储介质和电子装置
CN113837591A (zh) 一种面向多工况运行条件的装备健康评估方法
CN116881661A (zh) 一种基于低压电力电容器的性能自动化分析方法及系统
CN116453437B (zh) 显示屏模组的测试方法、装置、设备及存储介质
CN116714469A (zh) 充电桩健康监测方法、装置、终端及存储介质
CN115146715A (zh) 用电安全隐患诊断方法、装置、设备及存储介质
Florencias-Oliveros et al. Cluster analysis for Power Quality monitoring
CN117572158B (zh) 录波定位型故障指示方法、系统及指示器
CN113705939B (zh) 一种电气工程接地材料的综合评价方法及系统
CN118261584A (zh) 基于多参量数据的变压器状态评估方法及系统
Shekhar et al. Improving Utility Cables Diagnostics and Prognostics using Machine Learning
CN118739296A (zh) 一种基于机器学习的电网设备运行状态预测方法
CN118501608A (zh) 一种变电站配网线路故障分析预测方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050404

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050603

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20050704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20081014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081209