JP2000509952A - インデックスにおける静止フレームビデオ - Google Patents

インデックスにおける静止フレームビデオ

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Abstract

(57)【要約】 テープ(42)に記録されたプログラム(33a)のディレクトリーを表示するときに使用するために、テープ(42)に記録しているビデオフレームまたは以前に記録されたビデオフレーム(42b)を取り出して保存する。

Description

【発明の詳細な説明】 インデックスにおける静止フレームビデオ 〔発明の分野〕 一つの側面において、本発明は、磁気テープ上のビデオプログラムの管理、保 存および検索を容易にするための手段および方法に関する。もう一つの側面にお いて、本発明は、磁気テープに記録されたプログラムに関する現在情報の保持に 関し、特に、磁気テープの読み取り/記録装置および磁気テープカセットを使用 するテープについての現在情報の保持に関する。 〔発明の背景〕 米国特許出願番号08/176,852号に十分に説明されているように、テキストでの ディレクトリーは、家庭で記録された(HR)テープおよび予め記録された(PR) テープについて、テープに記録されたプログラムの選択および上映を容易にする ために提供される。テープ(特にPRテープ)から、またはビデオカセットレコー ダすなわちVCR(特にHRテープ)におけるRAMからディレクトリーを検索する ために、インデックス付けVCRが提供される。 〔発明の概要〕 テープに記録されたビデオプログラムのフレームが、一以上の記録されたプロ グラムについてのテキスト形態でのディレクトリーと共に選択されて、表示され る。これは、テキストの内容に画像を加えることにより、ディレクトリーの体裁 および有用性を改善する。 プログラムのための静止ビデオフレームが、HRテープにプログラムを記録して いる間にRAMに取り込まれ、保存される。プログラムの受け取りに際して、VC Rは、VBI中の制御パケットのようなフラッグにより、保存すべき選択されたフ レームの位置またはタイミングへと変更される。このパケットは、EDSフィール ドおよびラインのデータに含まれていてもよく、或いは、通常使用される一つの ライン(例えばEDSライン)において、ポインタで同定される他の何れかのライ ンに含めてもよい。 PRテープについては、静止ビデオフレーム画像を有する各プログラムにていて の静止ビデオフレームの画像が、テープの最初に保存される。PRテープが購入さ れてライブラリーの一部になり、或いは複数の機会に貸し出したり借りたりする 場合には、一般に静止ビデオフレームが記録されるテープの最初にまで戻る必要 がないように、静止フレームビデオを含むディレクトリーがVCRのRAMに保存 される。 本発明は、磁気テープカセットの読み取り/記録装置において、静止ビデオフ レーム画像を含むプログラムのディレクトリーを保持するための方法および装置 を提供する。 プログラムディレクトリーを利用することにより、テープカセットの読み取り /記録装置の操作を著しく容易にすることができる。 ディレクトリーおよび静止ビデオフレーム画像を保存するための、本発明の複 数の異なる形態がこの明細書に開示される。本発明の一つの実施例によれば、デ ィレクトリー情報および静止ビデオフレーム画像がテープ自身に記録される。 この実施例の一つの実施形において、ディレクトリー情報は、記録されたビデ オ信号の垂直ブランキングインターバルでテープのビデオトラックに書き込まれ 、また静止ビデオフレームの画像はテープの最初に保存される。或いは、静止ビ デオフレーム画像はVCRのRAMに保存される。 本発明の更に別の実施例において、テープのディレクトリー情報は、VCRに 位置するランダムアクセスメモリーに保存され、テープに記録されたプログラム についての関連する静止ビデオフレームは、同じRAMまたは異なったランダムア クセスメモリーに保存される。識別手段(例えばボリュームラベル)がテープに 書き込まれ、それによって、テープがVCRにロードされたときに、対応するデ ィレクトリー情報をランダムアクセスメモリーから検索することができる。更に 、記録されている選択されたプログラムの静止ビデオフレーム画像は、メモリー から検索されてスクリーンに標示される。 テープに記録されたプログラムのサーチを容易にし、またテープを選択された プログラムに位置決めするのを容易にするために、インデックス情報がテープに 与えられる。 もう一つの実施例では、複数の選択されたテープの静止ビデオフレーム画像を 有するディレクトリーを含んだライブラリーがVCRに保存される。このライブ ラリーを利用することにより、複数のテープの間でのプログラムのサーチが容易 になる。 好ましい実施例において、ハイブリッドVCRシステムは、ビデオテープの制 御トラックまたはVBIから、アドレスおよびテープ識別番号(TID)を検出するこ とができ、またそこからテープの種類を認識することができる。第一の種類のテ ープは家庭で記録されたテープ(HRテープ)であり、そのディレクトリーはRAM に記録され、またTIDおよびアドレスは、第一の実施例では制御トラックに保存 され、第二の実施例ではVBIに保存される。第二の種類のテープは、発行者によ る予め記録されたテープ(PRテープ)であり、この場合にディレクトリーはVBI に保存され、アドレスはHRテープと同様の方法で保存され、静止ビデオフレーム 画像はテープの最初に保存される。 〔図面の簡単な説明〕 図1は、ハイブリッドインデックス付けシステムを用いたインデックス付けビ デオカセット記録装置を示すブロック図である。このハイブリッドインデックス 付けシステムは、家庭で記録されたテープ、予め記録されたテープ、および遡及 的にインデックスされたテープ、および標準ビデオカセットフォーマットについ て、記録されたプログラムのインデックス付けを提供し、ディレクトリーコント ローラ、バスインターフェースおよび出力インターフェースを有し、且つ本発明 を具体化したものである。 図2は、本発明の特定の実施例に従って、図1のディレクトリーコントローラ におけるRAMに保存されたデータの構造を概念的に示す模式図である。 図3は、本発明の特定の実施例に従って、図2のデータ構造における使用中の ディレクトリーの概念的構造を示す模式図である。 図4は、コントロールトラックにおけるマーカーおよびディレクトリーと共に 、図1のカセットにおける磁気テープに記録された情報のフォーマットを示す図 である。 図5は、コントロールトラックにおけるマーカーおよびビデオフレームの領域 におけるディレクトリーと共に、図1のカセットにおける磁気テープに記録され た情報のフォーマットを示す図である。 図6は、本発明の特別な実施例を実施するための、図1のマイクロプロセッサ コントローラおよびそのインターフェースを示すブロック図である。 図7は、本発明のもう一つの特別な実施例を実施するための、図1のマイクロ プロセッサコントローラおよびそのインターフェースを示すブロック図である。 図8は、放送された信号および記録された信号の両方をデコードするための、 VBIデコーダを示している。 図9は、ファイルマークおよび非同期スプリンクリングアドレスシステム(asy nchronous sprinkling address system)を用いて、テープ識別番号およびアドレ スを保存するための一実施例を示す模式図である。 図10は、予め記録されたテープに記録されたディレクトリーのためのデータ フォーマットを示す模式図である。 図11は、テープ識別番号(TID)のためのデータフォーマットを示す模式図 である。 図12は、HRテープ用TIDのためのもう一つのフォーマットの実施例を示す模 式図である。 図13は、PRテープ用TIDのためのもう一つのフォーマットの実施例を示す模 式図である。 図14は、記録または排出の際に、家庭で記録されたテープ(HRテープ)にテ ープ識別番号、アドレス、およびディレクトリーを書き込むためにFMASアドレス 付けシステムを使用した、インデックス付けVCRの動作に用いるステップを示 すフローチャートである。 図15および図16は、テープが挿入されるときにFMASアドレス付けシステム を使用した、インデックス付けVCRの動作に用いるステップを示すフローチャ ートである。 図17は、HRテープについての、ディレクトリー、SVF画像および説明の表示 である。 図18は、PRテープについての、ディレクトリー、SVF画像および説明の表示 である。 図19は、異なるプログラムを選択した同じPRテープについての、ディレクト リー、SVF画像および説明の表示である。 図20は、もう一つのPRテープについての、ディレクトリー、SVF画像および 説明の表示である。 〔詳細な説明〕 VCRに関連したRAMまたは磁気テープのテキストディレクトリー性能を向上 するために、選択されたビデオフレームを静止画像として取り出し、保存する能 力を有するインデックス付けVCRが、図1のブロック図に示されている。 背景としては、米国特許出願番号08/176,852に記載されているように、インデ ックス付けVCRにおけるVBIデコーダ60aが、フィールド1および2の両方のライ ン10〜25を走査する。ライン1〜9は、典型的には垂直方向の同期および等化のた めに使用され、データの送信には使用されない。近接した(closed)タイトル付け モードおよびテキストモードのデータは、一般に、480bpsの速度で標準NTSCビデ オ信号のフィールド1、VBIライン21上を送信される。拡張データサービス(EDS )のデータは、フィード2、VBIライン21上を送信される。 垂直ブランキングインターバルにおけるデータは、波形、そのコード化および データパケットで記述することができる。閉じたタイトルデータ波形は、実行ク ロック、これに続くフレームコードおよびこれに続くデータを有している。デー タのコード化は、非ゼロ復帰型(NRZ)の7ビット奇数パリティーである。 本明細書の一部をなす参照として組み込まれるRecommended Practice for Lin e 21 Data Service ,Electronics Industries Association,EIA-608(drafts O ctober,1992 and june 17,1993)で提案された拡張データサービス(EDS)( 以下「EIA-608」標準という)の下では、垂直ブランキングインターバルのフィ ールド2、ライン21に追加のデータが与えられる。この要件には、二つの閉じた タイトル付けフィールド、二つのテキストモードフィールドおよび拡張データサ ービスが含まれる。米国特許出願番号08/176,852の表Iは、データ、分類コント ロールコード、および種類コードの分類を示している。拡張データには、就中、 プログラム名、プログラムの長さ、番組の長さ、チャンネル番号、ネットワーク 会員名、ステーション呼び出し文字、UCT(普遍的協定時間)、時間ゾーン、お よび夏時間が含まれる。ネットワークの上流において、ネットワークはプログラ ム名、番組の長さ、ネットワーク会員、およびUCT時間を挿入する。会員の下流 において、会員はチャンネル番号、時間ゾーン、夏時間、およびプログラム名を 挿入する。ネットワークは、異なる会員について異ならないデータを挿入する。 データはパケットの形態で送信される。EIA-608標準には6種類のパケットが 提案されている。即ち、これには(1)現在送信されているプログラムを記述す るための「現在」クラス;(2)後で送信されるべきプログラムを記述するため の「未来」クラス;(3)送信チャンネルに関する特別の非プログラム情報を記 述するための「チャンネル情報」クラス;(4)他の情報を記述するための「雑 事」クラス;(5)米国気象課の警告および通信のような公共サービスのデータ またはメッセージを送信するための「公共サービス」クラス;および(6)将来 の定義のために確保された「予約」クラスが含まれる。 放送された(人工衛星を含む電波、ケーブル、または光ファイバーによる)プ ログラムを家庭で記録するために、パケットがEDSに含められ、放送されたプロ グラムからのビデオフレームが、テープに記録されるプログラムのディレクトリ ーの一部として記録されるべきことをVCRに知らせる。このパケットには、デ ィレクトリーの一部として使用する静止ビデオフレーム画像として保存するため に、選択されたビデオフレームを取り出すためのフラッグとしてそれを認識する データが含められる。該パケットは、EDSデータの中にあるポインタと共に、或 いはデコーダがVBIの各ラインを監視する場合はポインタなしで、VBIの異なるラ インに配置すればよい。該フラッグは、選択されたフレームが一定数の水平同期 パルスを後で開始させるように、VCRを変更する。静止ビデオフレーム画像と して使用すべきフレームを認識するための他の方法を用いてもよい。 テープインデックス付けシステムの概観 本発明の特徴は、インデックス付けVCRが、以下で述べるディレクトリーを 使用して、静止ビデオフレーム画像の使用によりプログラムの選択を補助し、ま たタイトル、カテゴリー、キーワード等により使用者のビデオテープライブラリ ーの検索を行って、選択されたプログラムが存在する特定のテープを見出すこと ことである。加えて、特定のテープのディレクトリーを同様にサーチして、該テ ープ上でのプログラムの場所を突き止めることができる。次いで、選択されたプ ログラムまでテープを自動的に先送りすればよい。ここでは、これらディレクト リーのサーチおよび発生等を記述するためにインデックス付けを使用する。 ディレクトリーには、テープの識別番号、そこに記録されたプログラム、およ びこれらプログラムに関連した情報、例えば時間の長さ、プログラムのタイプ、 およびテープ上のアドレス(位置とも言う)が含められる。このディレクトリー は、本出願に記載された異なった実施例によっては、テープの異なった位置に記 録することができる。ここに記載する一つの実施例において、テープディレクト リーは、家庭で記録されたテープについてはランダムアクセスメモリー(RAM) に記録され、また予め記録されたテープでは、垂直ブランキングインターバルで テープ自身に記録される。 インデックス付けVCR 図1は、従来のビデオテープカセット40、ビデオディスプレー50、およびディ レクトリーコントローラ30と共に、ビデオカセット読み取り/クロック装置(V CR)を含んだ、インデックス付けVCRシステムのブロック図である。VCR 1は、ビデオ読み取り/記録装置であり、多くの異なった記録技術の何れか一つ 、例えばBETA、VHS、スーパーVHS、8mm、VHS-C、または何れか他の普及技術を 使用する。特にCHS-Cインデックステープは、完全なインデックス機能をもったV HSインデックス付けVCR上において、直接上映することができる。カセット40 は、カートリッジ40aまたはカセットハウジング(以下カセットと言う)に収容 された磁気テープ42を有する従来のビデオカセットであり、送給スピンドル40b と巻き取りスピンドル40cの間を移動される。ハウジングの寸法および設計は異 なった種類の記録技術については異なっているが、テープに記録される基本的な 情報自体は同様である。VCRの用語および操作は、当該技術において周知であ る。 VCR1は、VCR1の動作を制御するための、制御ボタン(ロード3a、プレ ー3b、停止3c、記録3dおよび排出3eを含む)を備えたボタン制御パネル3を有し ている。ロードボタン3aは任意であり、自動的にロードする機械には使用されな い。VCR制御論理回路21は、ボタン制御パネル3からの制御信号を受け取り、 VCR1のモータおよび機械的制御論理回路5、ビデオ論理回路7、位置論理お よびカウンタ回路9、コントロールおよびオーディオトラックヘッド論理回路11 へと信号を送り、またビデオディスプレー50およびディレクトリーコントローラ 30のマクロプロセッサコントローラ30へと制御信号を送ることにより、VCR1 の全体の動作を制御する。 モータおよび機械制御論理回路5は、カセット40のロードおよび排出を制御し 、また記録、読み取り(再生)、速送りおよび巻き戻しの際に、ビデオカセット 40内のビデオテープ42の動きを制御する。ビデオ論理回路7は、テープ42からの 読み取りおよび該テープへのビデオ信号の記録において、ビデオ読み取り/書き 込みヘッドドラム13の動作を制御する。電気信号は、巻き線14を用いることによ り、ビデオ論理回路7とビデオヘッドドラム13との間で磁気的に結合される。位 置論理およびカウンタ回路9は、カセットテープ移動センサ22を通してテープの 移動をモニターし、テープ位置を表す信号を発生する。制御およびオーディオト ラックヘッド論理回路11は、書き込みヘッド19、読み取りヘッド17および消去ヘ ッド15を通して、テープ42におけるコントロールトラックまたはオーディオトラ ック上の信号の書き込み、読み取りおよび消去を制御する。 ディレクトリーコントローラ30は、マイクロプロセッサ31、ランダムアクセス メモリー(RAM)33、およびディレクトリー入力/出力表示および制御パネル32 を含んでいる。好ましくは、マイクロプロセッサコントローラ31は、集積回路マ イクロプロセッサ、本発明の方法を実施する制御プログラムを保存するための読 み出し専用メモリー(ROM)のようなプログラム記憶装置31a、およびタイミング 機能のためのクロック信号を発生し、時間を与えるためのクロック31bを具備す る。当該技術において公知の方法で、ディレクトリー入力/出力表示および制御 パネル32を使用して、時間をセットすればよい。(或いは、VCR1は時間を保 持してもよい)。マイクロコントローラプロセッサ31は、ディレクトリーコント ローラ30のシーケンスおよび動作を制御し、VCR制御論理回路21とインターフ ェースして、ディレクトリーを読み取り、更新し、記録するための必要な機能的 能力を実施する。インデックス付けVCR10におけるマイクロコントローラプロ セッサ31は、全てのインデックス付け機能および人間とのインターフェースを実 行し、補助情報ディスプレーを解釈(例えば、タブ、インデント、スクリーンフ ォーマット、属性)し、処理する。 RAM33は従来のランダムアクセス半導体メモリーであり、これはマイクロプロ セッサコントローラ31と直接にインターフェースする。RAM33は、好ましくは不 揮発性である。或いは、RAM33は電池でバックアップされる。電池によるバック アップは、電源が無くなった後も所定の時間、例えば7日間はメモリーの内容を 保持しなければならない。下記のように、インデックス付けVCRがビデオテー プに対するメモリーの自動バックアップを使用するときは、保持時間はもっと短 くてよい。システムデータ33bとして示されたRAM33の一部もまた、マイクロプロ セツサコントローラ31のシステムソフトウエアを保存するために使用される。RA Mのもう一つの部分33cは、静止ビデオフレーム画像を保存するために使用される 。この部分、並びに他の夫々の部分は別々のメモリーであってもよい。RAM33の 更に別の部分は、予め記録されたテープから読み出されたディレクトリーの一部 を保存するための一時的メモリーとして使用される。RAM33のサイズは製造者に 任される。しかし、RAM33は、少なくとも400本のテープのディレクトリーを保存 できるのが好ましい。ディスプレイ32cは、RAM33に保存されたディレクトリーま たは他の情報を表示するための、従来の液晶型ディスプレーまたは他のタイプの ディスプレーである。或いは、以下で述べるように、オンスクリーンディスプレ イ50aを使用することができる。RAM33に保存されたディレクトリー情報は、マイ クロプロセッサコントローラ31によって処理される。 VCR1は更に、VCRコントロール論理回路21、およびキャラクター発生器 の読み取り専用メモリー(ROM)25に結合されたキャラクター発生回路23を備え ている。キャラクター発生器は、当該技術において周知である。典型的には、キ ャラクター発生器ROM25は、ローマ字およびアラビア数字のような複数の英数字 キャラクターの画素またはビットパターンを表すデータテーブルを保存してい る。VCR制御論理回路21およびキャラクター発生器回路23に命令されると、キ ャラクター発生器ROM25の中のデータが読み出され、マイクロプロセッサコント ローラ31が発生する座標で決定されるディスプレー上での位置において、ビデオ ディスプレーへの出力信号の中に配置される。最終的な結果は、デイスプレー画 面上での英数字キャラクターの視覚的表示である。キャラクター発生器は、テレ ビジョン受像機におけるチャンネル表示について、また専門家の表題付け装置に ついて周知である。 また、選択されたプログラムについて、静止ビデオフレームが読み出され、デ ィスプレー50に表示される。 図1に示すように、VBI信号デコーダ60aの入力は、放送から直接録画する殆ど の消費者VCRが含んでいるチューナー61の出力に結合される。チューナー61は 、アンテナ63、ケーブルTV信号源64または衛星受信システムから、放送されたTV 信号を受信する。チューナー61は、放送されたビデオ信号を、幾つかの異なるビ デオチャンネルの一つから共通に使用されるテレビジョンチャンネル、典型的に はチャンネル3または4にダウンコンバートする。チューナー61は、ダウンコン バートされたビデオ信号を、受信したビデオ信号のVBIに記録されたデータをデ コードするVBIデコーダ60a、ビデオテープ42上に記録すべきビデオ信号のVBIに データをエンコードするVBIエンコーダ60b、およびビデオ論理回路14に与える。 VBIデコーダ60aは、VBIの両フィールドの少なくとも10〜25ラインをデコードす ることができる。デコーダ60aはまた、マクロビジョンコピー保護システムのよ うな、それらの間に挿入されたコピー保護パルスを使用してVBI信号をデコード してもよい。 VBIの中にエンコードされたデータは、VBIデコーダ60aによって検索され、記 録されるプログラムのディレクトリー用のプログラム表題を自動発生させるため に、ディレクトリーコントローラに与えられる。加えて、記録すべきビデオプロ グラムの説明の一部に使用する画像として、選択されたビデオフレームを取り出 し且つ保存するために、デコーダ60aはフラッグパケットを検索し、フラッグを VCR制御論理回路21に与える。デコーダ信号ライン65は、デコードされたVBI データを制御ロジック回路へ運ぶために、デコーダからVCR制御論理回路21に 結合される。該VCR制御論理回路21は、マイクロプロセッサコントローラ31に 命令されて、デコードされたデータをデレクトリー33aに送り、RAM33に保存され たプログラムの制御下に、選択されたビデオフレームを取り出し且つ保存する。 次いで、該プログラムは、VBI情報をプログラムの表題としてディレクトリーに 保存し、選択および保存されたプログラムの静止ビデオフレーム画像と共にディ スプレー50に表示させる。 メモリー構造 次に、本発明の一実施例に従ってRAM33に保存されたデータの典型的な構造を 概念的に示す模式図である図2および図3を参照して、RAM33のメモリー構造を 説明する。 好ましい実施例では、ライブラリー1023もまたRAM33に与えられる。このライ ブラリー1023は、VCRの使用者が保管しているテープのディレクトリーを保存 する。夫々のライブラリーに保存された各ディレクトリーは、使用中のデレクト リーと実質的に同じ情報を含んでいる。ライブラリーが存在すれば、ライブラリ ー1023をポインティングするためにライブラリーポインタ1015が与えられる。 ディレクトリーポインタ1018はまた、現在挿入されているテープのディレクト リーを保存している使用中のディレクトリー1021をポインティングするためにも 与えられる。このディレクトリーポインタ1018は、テープのディレクトリーが配 置されたライブラリーの位置を実際にポインティングすることができる。 加えて、エリア1010はテープボリューム数フィールド(VOLNO)をも保存する が、これはライブラリー1023に既に保存されたテープディレクトリーの数を表す カウント値を保存するものである。必要に応じて他のフラッグを加えてもよい。 図3を参照すると、これは図2のデータ構造における使用中のディレクトリー10 21の概念的構造を示す模式図であり、使用中のディレクトリー1021は、VCR1 に現在挿入されているカセットテープのディレクトリーを保存する。カセットテ ープに記録された各プログラムについて、対応するエントリー1041が、使用中の ディレクトリー1021にセットアプされる。説明のために、図3はプログラム1の みのエントリー1041を示している。しかし、各プログラムは同様にエントリー10 41を有している。夫々のエントリー1041は下記を保存する:即ち、表題またはプ ログラム名(PROGRAM)1042;当該プログラム開始部の絶対的テープカウント値 を保存するプログラムアドレス(LOC)1043;静止ビデオフレーム(SVF)1056; プログラムの説明または該説明のアドレス1057;そのアドレスと次のプログラム もしくは記録のアドレスとの間の差の関数、またはテープの開始部のような固定 参照点からの時間の尺度として表された、記録されたプログラムの長さを保存す るプログラム長値(LENGTH)1044;記録されたプログラムのカテゴリーを保存す る任意のプログラム種類フィールド(TYPE)1045;当該プログラムの視聴者の推 奨を記録する任意のプログラム推奨フィールド(AUDIENCE)1046;および当該プ ログラムを記録する速度を保存する任意の記録速度(SPEED)1047である。 また、カセット40内において確かなディレクトリーが位置するテープ40の開始 点からの絶対位置を示すために、またはテープが排出されるときのテープカウン タの値を示すために、現行のテープ位置(CURRENT LOC)1049もディレクトリー 内に保存される。 フィールド1051は、プログラム名(PROGRAM)1042をポインティングする矢印 によって、図3に示したディレクトリー1021における第一のエントリーのアドレ スを指し示すポインタである。各エントリーはまた、ディレクトリーにおける次 のエントリーのアドレスを保存するフィールド1048を有しており、これはプログ ラム2をポインティングする矢印によって図3にも示されている。これらのフィ ールドは、一つのエントリーから次のエントリーへのリンクを提供し、エントリ ーのサーチ、削除および追加を容易にするために使用される。好ましい実施例に おいて、このディレクトリー情報はテープ42には保存されず、ライブラリー1023 から検索される。この実施例では、使用中のディレクトリー1021にボリューム標 識(VOLNO)1050が与えられる。このフィールドは、RAM33に保存されたライブラ リーからテープのディレクトリー情報を検索するために使用される。 テープフォーマット 次に、背景としてテープ42のフォーマットを説明する。図4および図5は、両 者とも同一の一般的テープレイアウトを使用した、BETAおよびVHSフォーマット 用ビデオテープの一例における情報内容を示している。テープ42は三つのエリア に分割される。テープ42の上縁に沿って走る狭いストリップは、オーディオ信号 を含むオーディオトラック42aである。テープの下縁に沿って走る第二の狭いス トリップは、同期(「sync」)制御信号を含むコントロールトラック42cである 。中央のエリア42bはビデオ信号のためのものであり、該信号は、若干傾斜した 角度でテープ幅を上行および下行する平行なフィールド対の中に記録される。マ ーカー110,112および114を使用してもよい。 ビデオヘッドドラム13には、偶数の番号のラインが一つのフィールドを形成し 、また奇数番号のラインが他のフィールドを形成するように、180°離れた二つ の読み取り/記録ヘッド180が取りつけられる。ビデオ画面上のフリッカーを減 少させるために、これらのフィールドは交互インターバルで、ビデオデイスプレ ー50における陰極線管(CRT)画面50aの面上に投影される。 VBI 情報のデコーディング 図1に戻って説明すると、マイクロプロセッサコントローラ31は、ディレクト リーコントローラ30のシーケンスおよび動作を制御し、またVCR制御論理回路 21とインターフェースして、ディレクトリーの読み取り、更新および記録を行う ために必要な機能を実行する。特定の実施例に従えば、マイクロプロセッサコン トローラ31はNECコーポレーション社による部品番号UPD78232のマイクロコン ピュータチップであり、その論理ブロック図が図6に示されている。このマイク ロコンピュータチップは、好ましくは、1メガバイト以下のメモリーにアクセス できるマイクロプログラムされたプロセッサである。VCR1の種々の部品、例 えばモータおよび機械制御論理回路5、ビデオ論理回路7、位置論理およびカウン タ回路9、コントロールおよびオーディオトラックヘッド論理回路11に接続する ために、複数の入力/出力ポートP0〜P7が設けられている。マイクロコンピュー タチップとこれら部品との間の非同期通信は、複数の割込み入力INPT0〜INPT5を 与えることによって達成される。 図7は、マイクロプロセッサコントローラ31のもう一つの特定の実施例を示す ブロック図である。VBI信号プロセッサ701は、VBIラインの垂直および水平同期 分離を行う。また、VBI信号プロセッサ701はVBIラインをスライスし、コード化 する。コントローラ702はまた、シリアルリンク(I-LINK)とのインターフェー ス、およびVCR制御論理回路21とのインターフェースを提供する。コントロー ラ702はまた、RAM33を制御する。インデックス付けVCR10におけるマイクロコ ントローラプロセッサ31は、全てのインデックス付け機能および人間とのインタ ーフェースを実行し、補助的情報表示を解釈し(例えばタブ、インデント、スク リーンフォーマット、属性)処理する。マイクロコントローラはまた、全ての正 常なインデックス付けVCR10の機能を行う。 この実施例において、コントローラ702とVCR制御論理回路21との間のイン ターフェースは、二つまたは三つのI/Oラインを介してのクロックシリアルバス であり、これはコントローラ702への二つ/三つのピンモード入力信号によって 選択され得るハードウエアである。割込み信号ラインは、VCR制御論理回路が 、割込みによってコントローラ702の状態をモニターすることを可能にする。二 ピン構成において、データI/O信号ラインは、VCR制御論理回路21とコントロ ーラ702との間の二方向の信号経路として機能する。三ピン構成において、コン トローラ702は、データ出力信号ライン上にデータを与える。また三ピン構成で は、VCR制御論理回路21は、データ「I」ライン上でコントローラ702にデータ を送る。外部長さイネーブル信号は、コントローラ702が外部RAM73と通信するの を可能にする。MSB/LSBセレクト信号は、シリアルバスを先ずMSBにセットする。 インデックス付けの概観 VCRは、図2および図3に記載したディレクトリーを用い、使用者のテープ ライブラリーのサーチを行って、選択されたプログラムが存在するテープを見つ ける。特定のテープのディレクトリーは、キーワードまたは表題情報を使用して サーチし、テープ上のプログラムの位置を突止めることができる。次いで、テー プは選択されたプログラムまで進められる。ここでのインデックス付けとは、こ れらのサーチ、これらディレクトリーの形成、および関連機能を既述するために 使用される。 インデックス付けVCR10は、三つのタイプのテープ、即ち、家庭で記録され るテープ、予め記録されたテープおよび遡及的にインデックス付けされるテープ のうちの一つに記録されたプログラムをインデックス付けするための混成方法を 提供する。家庭で記録されるテープ(HRテープ)は、リアルタイム記録、VC Rのタイマープログラミング、またはVCR PLUS+TMプログラムシステムを用い て、使用者が放送またはケーブルから記録したテープである。インデックスは、 VCRによって記録時に作製される。第二の種類のテープは、予め記録されたテ ープ(PRテープ)である。これはRaquel Welch練習テープ、カラオケテープ、歌 、講義または演説のような商業的に購入したテープであり、多くの表題を含んで いてもよく、一つのプログラムしか含んでいないものでもよい。これらのテープ は、上書きされることを想定していない。インデックスは、録画時にビデオ発行 者によってテープに保存される。第三の種類のテープは、遡及的にインデックス 付けされるテープ(RIテープ)であり、これは使用者が遡及的にインデックスを 加える予めインデックス付けされていない記録されたテープである。この種類の テープでは、遡及的にインデックス付けするときに、VCRによってインデック スが付加される。家庭用VCRによって作製されるHRテープおよびRIテープの両 者については、ディレクトリーは全て、インデックス付けVCR10のRAM33中に 存在する。 TIDは、該テープをRAM33に保存された対応するディレクトリーに参照する。HR テープまたはRIテーブがVCRに挿入されると、VCRはテープ識別子を読み取 り、次いでRAM33から対応するディレクトリーを検索する。この操作は好ましく はテープ挿入点から独立しており、それによって、選択のためにテープに対する ランダムアクセス能力を効果的にする。一方、ビデオ発行者によって作製された PRテープについては、好ましくはVBIラインに繰り返し書き込むことによって、 ディレクトリーはテープに保存される。PRテープがインデックス付けVCRに挿 入されると、インデックス付けVCR10は、テープ挿入点とは独立に、VBIライ ンからディレクトリーのコピーを迅速に突止め、読み取ることができる。従って 、PRテープもまたランダムアクセスによって読み取ることができる。 VCR1は、ビデオ論理回路7に(それによって情報に)接続されたVBIエンコ ーダ60bを含み、これはマイクロプロセッサコントローラ31からテープ標識(例 えばボリューム番号)、ディレクトリーおよび/またはアドレスのようなデジタ ルデータを受信して、カセットテープ40に記録すべきビデオ信号をVBI部分に記 録するために該データをエンコードする。ライン21フィールド2に遭遇すると 、レジスタに保存されたデジタルデータは、上記で述べたようにビデオトラック に書き込まれ得るように出力される。 VBIエンコーダ60bは、当該技術に既に存在するものと同様にして実施すること ができ、例えば、エンコーダは閉じた見出しデータ(closed-caption data)をビ デオ信号のVBI部分にエンコードする。VBIエンコーダ60bの実施例は、米国特許 出願番号08/176,852の図12aおよび図12bに示されている。 図9cに示すように、VBIデコーダ60aは、チューナー61からの放送された信号、 またはテープ42からビデオ論理回路7によって読み取られた記録された信号(PB 信号)の何れかをデコードするように、異なる持続時間で使用することができる 。VCR1がプログラムを記録しているとき、VBIデコーダ60aは、放送された信 号のVBIにおける情報をデコードするように働く。VCR1がカセットテープ40か らプログラムを再生しているときに、VBIデコーダ60aは、VBI中に保存された記 録された信号の情報(例えば、先に記録されたディレクトリー情報)をデコード するように働くことができる。 なお、この実施例におけるデコーダ60aは、放送された信号のデコードおよび 記録された信号のデコードの両方に使用されるが、夫々の動作のために別々のデ コーダを設けてもよいことが理解されるであろう。更に、デコーダ60aおよびエ ンコーダ60bを二つのユニットとして示し且つ説明したが、それらは一つの半導 体チップに一体化することができ、或いは個別の論理部品によって実施すること もできる。図11の実施例では、VBI信号プロセッサ701はVBI信号処理を行う。 予め記録されたテープ 上記で述べたように、予め記録されたテープ(PRテープ)は、テープ発行業者 が作製するものであり、複数の異なる表題のプログラムを含んでいる。テープ上 の各プログラムまたは記録の名称および位置に関する情報を含んだ一つまたは複 数のプログラムディレクトリーが、当該テープに保存される。夫々の記録された プログラムについて選択されたビデオフレームは、好ましくは、テープの最初の ビデオトラック中に保存される。一つの特定の実施例では、テープのための標識 (例えばボリューム番号または名称)もまた記録される。 ビデオフレーム42bまたはコントロールトラック42cの何れかを、一つまたは複 数のプログラムディレクトリーを保存するために使用してもよい。一実施例では 、プログラムディレクトリーはマイクロプロセッサコントローラ31の制御下にお いて、VCR制御論理回路21によりコントロールトラック42cに保存され、もう 一つの実施例では、奇数および/または偶数のビデオフィールドの離間したビデ オフィールド対の中に完全なビデオフレームとして、またはVBIに保存される。 ディレクトリー HRテープの場合、ディレクトリーはRAM33に保存され、HRテープのVBIのライン 19に繰り返し書き込まれるTIDによって参照される。PRテープはまた、テープ全 体に亘ってVBIに書き込まれるTIDを有している。 PRテープがインデックス付けVCR10の中に挿入されると、該インデックス付 けVCR10はVBIライン19を読み取って、迅速にTIDおよびプログラム番号(およ び、幾つかの実施例では絶対アドレス)を決定し、次いで保存する。使用者がイ ンデックスボタンを押すと、インデックス付けVCR10はプレー(PLAY)モード になり、VBIライン20からディレクトリーを読み取って、これを画面に表示する 。 アドレッシングシステム 図9は、ファイルマークおよび非同期スプリンクリングアドレスシステムの組 み合わせを用いて、テープ識別番号およびアドレスを保存する実施例を示す模式 図である。好ましい実施例において、アドレスシステムは、ファイルマークおよ び非同期スプリンクリング(FMAS)アドレスシステムの組み合わせである。この システムは、絶対アドレスをアドレスパケットの形でコントロールトラック42c (図8〜9参照)に書き込む。コントロールトラックのデータは一つのVCRか ら他のVCRへと容易にコピーされるから、ある種のコピー保護が設けられる。 これらのパケットは、二つの種類の位置に書き込まれる。第一の種類(タイプ1 )は、各プログラムの開始部および最後のプログラムの末尾においてテープに書 き込まれる。これらパケットの主な機能は、プログラムの開始点をサーチするた めの「ファイルマーク」として働くことである。第二の種類のパケット(タイプ 2)は、タイプ1のパケットの間に可能な限り頻繁に、非同期的に記録される。 これらパケットの主な機能は、カセット40をVCR1に挿入するときに現行のテ ープ位置を迅速に決定できるように、「道路マーク」として働くことである。 概略的に言うと、インデックス付けされたテープをVCR1に挿入すると、V CRは、周囲のタイプ2アドレスから現行のテープ位置を迅速に決定する。幾つ かの他のプログラムの開始点をサーチするために、VCR1は速送りまたは巻き 戻しをして、正しい目的アドレスパケットのコントロールトラックをモニターす る。このパケットの位置が突止められると、VCR1は停止し、目的アドレスパ ケットの地点へとプレー速度で正確に戻る。FMASシステムでは、アドレスの非同 期スプリンクリングのために、現行位置の決定が速い。VCR1は速送り又は巻 き戻ししながらコントロールトラック42cをモニターするから、プログラムの開 始点のサーチが達成される。また、目的アドレスパケットがファイルマーク様の プログラム開始点に正確に書き込まれるから、精密である。 FMASアドレスシステムにおいて、絶対アドレスは、図13aから13Iに関連して述 べたデータのエンコーディングおよびデコーディングを使用して、アドレスパケ ットの形でテープ42のコントロールトラック42cに書き込まれる。絶対アドレス は、テープの開始点からの距離の尺度である。この距離は、好ましくは、コント ロールトラックのパルスをカウントすることによって決定される。例えば、テー プの点におけるアドレスは、テープの開始点から当該点までのSLPモードでの秒 数であり得る。従って、E-120テープは、0〜21600(120分かける60秒)の範囲の アドレスを有する。例えば1140のアドレスは、テープの開始点からの距離がSLP モードで1,140秒に換算され得る点を定義する。VCRモードがSPモードで記録 され、または再生されるならば、380秒(1140秒÷3)後に、アドレスはまた114 0である。二つのプログラムの間にブランクスペースがあれば、アドレスシステ ムはこれをカウントに入れる。例えば、プログラム1がSLPモードで記録され、 該プログラムの末尾において1,000のアドレスを有するなら、このテープは、そ れがプログラム2を開始する前にいくらかの距離を走行する。プログラム1の末 尾とプログラム2の最初との間に信号が存在しなければ、コントロールトラック のパルスを伴わずに、その距離のトラックの走行が維持される。この場合には、 巻き取りスプールスピンドルの回転カウントを使用して補間することができる。 例えば、巻き取りスプールスピンドルがカウント1であれば、コントロールトラ ックパルス30個、即ち、プログラム1の末尾におけるアドレスカウント1に相当 する。プログラムの最初において、巻き取りスプールが2にカウントされれば、 30のコントロールトラックパルス、即ち、プログラム2の始めにおけるアドレス カウント1に相当する。従って、平均では、コントロールトラックパルス30当た り巻き取りスプールカウントは1.5、即ち、プログラム1とプログラム2との間 のブランクスペースについて1アドレスカウントである。巻き取りスピンドルが 150カウントのブランクスペースをカウントするなら、コントロールトラックは3 ,000のコントロールトラックパルス(150÷1.5×30)、即ち100のアドレスカウ ントをカウントしたことになるであろう。プログラム2の開始アドレスは、1,00 0’プログラム1のアドレスの末尾)+100(ブランクエリアの長さ)=1,100であ る。絶対アドレスは、各プログラムの開始部および最後のプログラムの終止部に 1回書き込まれる。HRテープおよびPRテープの場合、アドレスは、全てのプログ ラムの最初と末尾との間で可能な限り頻繁に繰り返される(数秒毎に1回のオー ダー)。RIテープの場合、以下で詳細に説明するように、アドレスは幾つかのプ ログラムについて可能な限り頻繁に繰り返される。 米国特許出願番号08/176,852に記載されているような、他のアドレスシステム を使用してもよい。 HRテープおよびPRテープについて、他のあるプログラムの開始点をサーチする ためのプロセスは次の通りである。VCRは、現行の絶対アドレス並びに目的地 の絶対アドレスを知っている。巻き取りスプールスピンドルの回転カウントをモ ニターしながら、機械は迅速に(典型的には5秒以内に)目的地の近くにまで早 送りまたは巻き戻しされ、次いでプレー速度まで速度を落としてVBIを読み取り 、正しいアドレスで停止する。RIテープについては、サーチプロセスの第一の部 分は、HRおよびPRテープの場合と同じである。現行の絶対アドレスおよび目的地 の絶対アドレスを知り、巻き取りスプールスピンドルの回転カウントをモニター しながら、機械は目的地の近くまで迅速に速送り又は巻き戻しを行うことができ る。次いで、プレー速度にまで速度を落としてコントロールトラックを読み取り 、正しいアドレスマークで停止する。 サーチを行うために、HRおよびPRテープの場合は、テープがインデックス付け VCRに挿入されたときに、VBIライン上の絶対アドレスから当該テープの現行 位置が分かる。このアドレスから、またHRテープの場合はRAM33から、TIDに対応 するPRテープの場合はVBIから読み出したディレクトリーから、現行のプログラ ム番号が分かる。例えば、現行のプログラムがプログラム3であり、プログラム 6へ行けとの命令であれば、VCRは、現在の位置から、VISSまたはVASSマーク のような第三のインデックスマークの地点へと速送りしなければならない。VC R速送りまたは巻戻しの際に制御トラックを読み取ることができるから、コント ロールトラックに保存されたマークを読み取ることができる。速送りの際に第三 のマークが見えたとき、第三のマークが通過してからVCRは停止にスイッチし 、次いで巻戻す。次に、VCRはプレーにスイッチして絶対アドレスを読み取り 、次いで選択されたアドレス上に「ソフトランディング」する。RIテープの場合 も、プログラム番号が分かったらプロセスは同じである。 概説すると、HRまたはPRテープがインデックス付けVCR10に挿入されたとき に、インデックス付けVCR10は、所定の時間(例えば2秒間)だけVBIを走査し 、周囲のTPデータパケットから、テープのTIDおよび現行のプログラム番号を迅 速に決定する。使用者がインデックスボタンを押すと、インデックス付けVCR 10はRAM33からディレクトリーを検索し、カーソルまたは他の幾つかの手段によ って識別されたプログラムのための静止ビデオフレーム画像と共に、これを表示 する。使用者が、インデックス付けVCR10をもう一つのプログラムの開始点へ 移動させることを要求したとき、インデックス付けVCR10は、コントロールト ラックにおけるVISSマークの数をカウントしながら、テープを目的位置まで速送 りまたは巻戻しすることによってサーチを実行する。 要約として、表Iは、二つの種類のテープのディレクトリーおよびアドレスシ ステムを示している。 表 Iテープ種類 ディレクトリー アドレスシステム HR インデックス付けVCRのRAM33 VISS+TP PR テープ上のVBI VISS+TP データフォーマット 図10〜図14に関連して以下で述べるデータパケットについて、1バイトと は、7ビットデータ記号+パリティービットのために確保された8ビットを言う 。 予め記録されたテープに記録されたディレクトリーのためのデータフォーマッ トを示す模式図である。データパケット9100は、1バイトの長さを有する開始コ ード9101で始まる。開始コード9101は、好ましくは01hexの値を有する。タイプ コード9102が開始コード9101の次に来る。タイプコードは1バイトの長さを有す る。タイプコード9102は、好ましくはOX01の値を有する。次の2バイトは、表題 記号数9103である。表題記号数9103は、ディレクトリーにおける表題の数につい て、7ビットASCIIにコード化されたバイナリー数を表す。好ましい実施例では 、ASCII記号「0」〜「9」および「A」〜「Z」のみが使用される。例えば、A SCII列「1F」は数1FXを表す。二つのASCIIキャラクターが使用されるので、表 題の最大数はFF hex(256)である。表題記号数9103に続く第一のプログラムエ ントリー9104、第二のプログラムエントリー9105、およびN番目のブログラム910 6は、N個のプログラムに関する情報を含んでいる(図24は、単純さおよび明 瞭さのために、第一、第二、および第N番目のプログラムエントリーのみを示し ている)。夫々のプログラムエントリーは固定長さであり、37バイト長の記号グ ループを含んでいる。最初の4バイトは、表題記号数9103について上記で述べた のと同様の方法で、7ビットのASCIIにコード化されたバイナリーアドレスを表 す。例えば、ASCIIキャラクター列「3FLA」は3F1A hexのアドレスを表す。四つ のASCIIキャラクターが使用されるから、最も大きい数はFFFF hex(65535)であ る。プログラムエントリーの5番目のバイトは読み取りモードを表す。OX00の値 は標準プレー(SLP)モードであり、OX01の値は長時間プレー(LP)モードであ り、OX10の値は超長時間プレー(SPL)モードであり、OX11〜0X7Fの値は当該プ ログラム用静止ビデオフレーム画像のアドレスのために使用される。プログラム エントリーの残りの32バイトは、プログラム表題コードを表す。このプログラム 表題コードは、好ましくは7ビットASCIIでコード化される。1バイトの長さの 記号を有する終止コード9107が、N番目のプログラムエントリー9106の後に続く 。終止コード9107は、好ましくは03hexの値を有する。データパケット9100は、 1バイトの長さのチェックサム9108で終わる。チェックサム9108は、全体のデー タパケットのモジュロ128合計をゼロに等しくする。即ち、モジュロ128(開始コ ード9101+種類コード9102+プログラムエントリー9104,9105,9106+終止コー ド9107+チェックサム9108)はゼロに等しい。予め記録されたテープについては 、VBI中のスペースが許す限りの頻度でディレクトリーを繰り返す。これは、典 型的には数秒毎に1回を意味する。 図11は、テープ識別番号(TID)のためのデータパケットフォーマットを示 す模式図である。PRテープの場合、テープIDはVBIの一つのラインに繰り返し書 き込まれる。HRおよびRIテープの場合、TIDは各プログラムの開始部および最後 のプログラムの末尾のアドレスマークの後で、コントロールトラックに書き込ま れる。HRテープの場合にも、TIDは可能な限り頻繁に、好ましくは数秒毎に1回 、テープ上で繰り返される。 HRおよびRIテープの場合、TIDは48ビット数である。この数はヘッダ、ランダ ムな機械識別番号、およびテープ番号で構成される。結局、同じ識別子を有する テープの危険は最小化されるであろう。PRテープの場合、TIDはテープのUPCコー ド(12デジット数)に対応する。このようにして、街の図書館、テープのレンタ ル店もしくは小売店は全て、インデックス付けシステムのTIDを採用することが できる。 TIDデータパケット9120の長さは12バイトである。TIDデータパケットについて 、1バイトは、7ビットデータ記号とパリティービットのために確保された8ビ ットとの和である。データパケット9120は、1バイトの長さを有する開始コード 9121で始まる。開始コード9121は、好ましくは01hexの値を有する。開始コード9 121の後にくる1バイトの長さの記号をもったタイプコード9122は、好ましくは0 X04の値を有する。タイプコード9122の後にはテープI.D.9123が続き、これは8 バイトの長さである。上記で述べたように、テープI.D.9123は、テープの種類毎 に異なるように決定される。PRテープの場合、テープI.D.9123は12ディジットの UPCコードであり、これは48ビット数であり、最も顕著なビット(MSB)はOFO he xである。HRテープの場合、テープの識別子9123は三つの部分で構成される。第 一の部分はMSBにおける8ビットのヘッダであり、これはOFF hexに等しい。次の2 4ビットは、各VCRについて独特な高い可能性を生じるランダム数シーケンス により発生された識別子である。24ビットの機械I.D.は、使用者間で最も異なり 易い幾つかの条件で供給されるランダム数として形成される。第一の実施例にお いて、24ビットは二つの12ビット数に分解される。VCRの第一のパワーアップ において、カウンタは持続時間が25ミリ秒未満のカウンティングパルスで初期化 される。カウンタは、使用者が遠隔コントローラの第一および第二のキーを押圧 することによって停止される。次いで、これら二つの12ビットのランダム数を組 み合わせて、機械識別子が形成される。カウンタは非常に速く、使用者が押圧す るキーは非常にランダムであるから、機械識別子は十分にランダムであり、二つ のVCRが同一の機械I.D.を有する機会は略1600万分の1であろう。機械I.D.の 後に16ビットのテープ番号が続き、これは一つのVCRにおいて65536本のテー プを可能にする。テープI.D.9123の後には終止コード9124が続き、これは1バイ トの長さである。終止コード9124は、好ましくは03hexの値を有する。チェック サム9125が終止コード9124の後に続き、これは1バイトの長さである。チェック サム9125は、全体のデータパケットのモジュロ128合計をゼロに等しくする。即 ち、モジュロ128(開始コード9121+種類コード9122+テープI.D.9123+終止コ ード9124+チェックサム9125)はゼロに等しい。 別の実施例において、テープI.D.913の48ビットの機械識別部分は、VCRを 最初に使用する時のユリウス暦日付、時、および分であってもよい。 図12は、HRテープについてのTIDを示す模式図である。TID2604は5バイト数 である。ビット39およびビット38〜31は0である。ビット30〜16は機械IDである 。ビット15〜0はテープ番号である。上記で述べたように、15ビットの機械IDは 、その最初のパワーアップ時にインデックス付けVCR10によって発生されるラ ンダム数である。これによって、二つのインデックス付けVCRが同一の機械ID を有する可能性は、32,768分の1である。16ビットのテープ番号は、夫々のイン デックス付けVCR10が、RAM33に保存された65,536本のテープを有することを 可能にする。或いは、このテープ番号は異なったビット数で構成されてもよい。 図13は、PRテープのためのTIDを示す模式図である。HRテープについてのTID と同様に、PRテープのTIDは5バイト数である。ビット39は1、ビット38〜0は11 の、パリティーディジットなしのバイナリー形で表されたディジツトUPC数であ る。このUPC数を使用することにより、図書館、テープレンタル店、および小売 販売店のような事業者はTIDを採用することができる。従って、PRテープの使用 をモニターし、分析することができる。TIDがRAM33に保存されるときは、5バイ トが好ましい。しかし、4バイトのみが記録されるならば、ビット0〜35および ビット39がRAM33に保存される。 図14は、家庭で記録されるテープ(HRテープ)に対して、記録または排出の 際にテープ識別番号、アドレスおよびディレクトリーを書き込むためにFMASアド レスシステムを用いた、インデックス付けVCRの動作に用いられるステップを 示すフローチャートである。テープがVCRの中にあり、且つディレクトリーコ ントローラ30が現在のテープ識別番号および現在のアドレスを知っているとき、 このVCRはテープに記録を行い、またはテープを排出するための準備ができて いる(ステップ9200)。マイクロプロセッサコントローラ31は、コントロールト ラツク42cからTIDおよびアドレスを読み取る。現存のHRテープの場合、TIDおよ びアドレスはコントロールトラック42cから読み取られる。新しいブランクテー プの場合は、マイクロプロセッサコントローラ31が該テープにTIDを割り当て、 アドレスをゼロにリセットする。マイクロプロセッサコントローラ31は、記録信 号または排出命令の何れかを待つ。記録信号を受信したならば(ステップ901) 、マイクロプロセッサコントローラ31は、記録された信号のVBIからプログラム 識別番号を読み取る(ステップ9202)。挿入されたテープが現存のHRテープであ るならば、マイクロプロセッサコントローラ31は、挿入されたテープのディレク トリーを既に受信していると仮定する。新しいブランクテープの場合は、マイク ロプロセッサコントローラ31がRAM33の中に新たなディレクトリーを作製し、静 止ビデオフレーム画像は該ディレクトリーの一部として保存される。この記録の 場合、マイクロプロセッサコントローラ31は、RAM33内のアドレス、表題および テープ速度、並びにVCR制御論理21内のフラッグセンサを初期化する。もし、 VBIから表題が読み取られなかったときは(ステップ9201)、マイクロプロセッ サコントローラ31は日時スタンプを表題として使用する(ステップ9203)。次い で、マイクロプロセッサコントローラ31は、VCR制御論理回路21、続いて制御 およびオーディオトラックヘッド論理回路11に対して、コントロールトラック42 cにTIDおよびアドレスを書き込むように命令する(ステップ9204)。マイクロプ ロセッサコントローラ31は、記録を停止する命令を受け取るまで、コントロール トラック42cにデータおよびアドレスを書き込み続ける(ステップ9206)。記録 に際して、VCR制御論理21は、プログラムから取り出して当該プログラムのた めの静止ビデオフレームとして保存すべき、ビデオのフレームの位置を該論理21 に知らせるパケットを受信する。プログラムの記録が完了したとき、マイクロプ ロセッサコントローラ31は準備完了状態へと戻り、そこでステップ9200の更なる 命令を待つ。 一方、テープを排出する命令を受信したら(ステップ9207)、マイクロプロセ ッサコントローラ31は、RAM33に保存されているディレクトリーを更新するが、 該ディレクトリーには、テープの開始点を基準として、テープが排出されるとき のテープ位置の絶対アドレスを示す現行テープ位置(現行LOC)フラッグ1049( 図3参照)が含まれる。もし、テープが新しいブランクテープであれば(ステッ プ9209)、使用者がこの新しい番号をその後の識別のためにカセット40のケース にマークできるように、マイクロプロセッサコントローラ31は当該テープのテー プ番号をビデオディスプレー50aに表示する。次いで、VCR制御論理回路21は 、モータおよび機械制御回路5に対してテープを排出するように命令する(ステ ップ9212)。 テープ識別およびディレクトリー記録の動作 図15および図16は、テープがその中に挿入されているときの、FMASアドレ ッシングシステムを使用したインデックス付けVCRの動作に用いられるステッ プを示すフローチャートである。テープがVCRに挿入されると(ステップ9240 )、マイクロプロセッサコントローラ31は、VCR制御論理回路21に対し、テー プをN秒だけ再生させて、TIDおよびアドレスのためのコントロールトラックを読 み取るように命令する(ステップ9241:このステップは、図15および図16の 後続のステップにおいてステップ[A]と称する)。Nは好ましくは3から5秒で ある。(テープが以前に排出されたものであるときは、TIDの検索をより迅速に するために、インデックス付けVCRは所定の時間、例えば再生の5秒間だけ該 テープを巻き戻してもよい)。TIDおよびアドレスをテープから読み取った後、 マイクロプロセッサコントローラ31は、VCR制御論理回路21に対して、テー プのプレーを停止するように命令する(ステップ9242)。マイクロプロセッサコ ントローラ31は、遠隔コントローラ上のINDEXボタンが押されるのを待つ(ステ ップ9243)。INDEXボタンが押されたときに、TIDおよびアドレスがステップ9241 で読み取られていたならば(ステップ9244)、マイクロプロセッサコントローラ 31は、該テープが(1)家庭で記録されたテープ(HR)、(2)予め記録されたテープ (PR)、または(3)家庭で記録された(HR)代替品の何れであるかを、TIDから 決定する(ステップ9246)。 ステップ9242において、テープがHRテープであれば(ステップ9274)、マイク ロプロセッサコントローラ31は、RAM33から、そのTIDをもったテープに対応する ディレクトリー33aを回収する(ステップ9248)。次いで、マイクロプロセッサ コントローラ31は、回収したディレクトリーをビデオディスプレー50aに表示す る(ステップ9249)。使用者は、カーソルを移動する等により、興昧のあるプロ グラムを選択する。次に、マイクロプロセッサコントローラ31は、このプログラ ムのための静止ビデオフレーム(SVF)および説明を回収する(ステップ9283)。 図17に示すように、このSVF画像および説明は、ディレクトリーと共に表示さ れる(ステップ9284)。次いで、マイクロプロセッサコントローラ31は準備完了 モードに入る(ステップ9251)。この準備完了モードは、マイクロプロセッサコ ントローラ31が選択されたプログラムの現行アドレスおよびテープのTIDを知っ ているモードである。 もし、ステップ9246でテープが予め記録されたテープであると決定されたなら (ステップ9252)、マイクロプロセッサコントローラ31は、SVF画像および説明 を含むディレクトリーを読み取って、TIDがRAM33に保存されているかどうかを決 定する(ステップ9253)。それがRAM33に存在すれば、上記のステップ9248で述 べたように、マイクロプロセッサコントローラ31はそのディレクトリーをRAM33 から取り出す。他方、もしTIDがRAM33に存在しなければ、マイクロプロセッ サコントローラ31はVCR制御論理回路21に対して、マイクロプロセッサコント ローラ31がテープのVBIからディレクトリーを読み取る(ステップ9254)ことが できるようにテープをプレーさせることを命令し、次いで読み取ったディレクト リーをステップ9285で画面に表示する。 例えばカーソルにより使用者が選択したディレクトリー中のプログラムが認識 されて、このプログラムのためのSVF画像および説明が、テープの最初(BOT)ま たはSRAMから取り出される(ステップ9286)。SVF画像および説明は、図18〜 図20に示すように、ディレクトリーと共に表示される(ステップ9287)。 図17を参照すると、家庭で記録されたテープ、この例ではHRテープ番号2( 400)のための表示は、表題のリストおよびカセットに記録されたプログラムの 長さを含んでいる。カーソル402は、リストされた2番目のプログラム、即ち、 ABCナイトライン12/22を強調しており、更に、この表示は、該プログラム用 の静止ビデオフレーム画像406および該プログラムの説明414を含んでいる。 SVF画像および説明は画面の上部に配置され、テキストのディレクトリーは画 面の下部に配置されている。上部は、表示効果を高めるための背景色、例えば青 を有している。 図18および図19は、同じPRテープに記録されたプログラムのための表示で ある。図18のカーソル502はプログラムの表題、この場合は一緒に歌おうのた めの言葉で歌を強調している。SVF画像506が、説明514と共に表示される。説明 は、作曲家名および演奏者名、並びにその歌が生じる特別の物語を提示している 。 図19では、異なった歌またはプログラムが強調され、異なったSVF画像60 6が画面に現れている。 図20は、野球をしようと題するもう一つのPRテープの表示を示している。紹 介802が強調され、SVF画像806はこの紹介に関連している。 制御論理21のための機能コードは、来国特許出願番号08/176,852に記載され ている。VCR論理21によって発行された機能コードは、夫々の選択された形態 のビデオの取り込みおよび保存を制御する。 上記において、本発明の説明および理解を容易にするために、一定の値および 表現が使用されている。更に、幾つかの図に示した回路について電気部品の値が 示されているが、このような値は発明の実施を容易にするために示されたもので あり、回路の機能は他の値または他の部品によっても達成できるものであること が理解されるであろう。従って、上記の説明は、記載した通りの構造および技術 のみに関するものとして読まれるべきではなく、完全かつ正しい範囲を有する以 下の請求の範囲に一致して、およびこれを補助するものとして読まれるべきであ る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/782 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.VCR上で再生するために、ビデオテープに記録されたプログラムを選択 する方法であって: ビデオテープに、静止フレーム画像のシーケンスで構成されたビ デオプログラムを記録するステップと; 前記ビデオテープに記録されたプログラムのディレクトリーをメ モリーに保存し、該ディレクトリーには、夫々の記録されたプログラムについて 、該プログラムの静止フレーム画像、プログラムの表題、および前記テープ上に おける該プログラムの開始アドレスを含めるステップと; 前記ビデオテープをVCRに挿入するステップと; 前記挿入されたビデオテープに記録されたプログラムの表題のリ ストを表示するために、前記メモリーを検索するステップと; 検索された表題のリストを、画面の第一のエリアに表示するステ ップと; 表示された表題のうちの一つをマークするステップと; 前記マークした表題プログラムのための静止フレーム画像を、表 示のためにメモリーから検索するステップと; 検索された静止フレーム画像を、前記画面の第二のエリアに表示 するステップと; 前記表示された表題のうちの一つを、再生のために選択するステ ップとを具備する方法。 2.請求項1に記載の方法であって、前記保存ステップは、前記ディレクトリ ーをRAMに保存する方法。 3.請求項1に記載の方法であって、前記保存するステップは、挿入されたビ デオテープに前記ディレクトリーを保存する方法。 4.請求項1に記載の方法であって:更に、 夫々記録されたプログラムについて、前記ビデオテープに記録さ れたプログラムのディレクトリーの一部として、プログラムの説明をメモリーに 保存するステップと; 前記マークした表題のプログラムの説明を表示するために、前記 メモリーを検索するステップと; 検索された説明を、前記画面の第三のエリアに表示するステップ とを具備する方法。 5.請求項1に記載の方法であって:前記ビデオテープに記録されたプログラ ムのディレクトリーをメモリーに保存するステップは、予め記録されたテープの ディレクトリーを該テープ自体に保存し、また家庭で記録されたテープのディレ クトリーをRAMに保存することを具備し;前記挿入されたビデオテープに記録さ れたプログラムの表題のリストを表示するために、前記メモリーを検索するステ ップは、前記挿入されたテープが予め記録されたテープであるか、または家庭で 記録されるビデオテープであるかを検出して、予め記録されたテープが検出され たときは該テープからディレクトリーを検索し、家庭で記録されたテープが検出 されたときは前記RAMからディレクトリーを検出することを具備した方法。 6.請求項1に記載の方法であって:更に、 メモリー中の前記ディレクトリーから、前記選択された表題のプログラム における開始アドレスを検索するステップと; 前記ビデオテープを検索されたアドレスに配置するステップと; 前記選択されたタイトルのプログラムをプレーするステップとを 具備する方法。
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