JP2000506794A - 光学レンズ予備成形物 - Google Patents

光学レンズ予備成形物

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グプタ,アミタバ
ブラム,ロナルド,ディー
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Abstract

(57)【要約】 単視軸レンズのような光学的物品から成る光学的予備成形物(10)に、部分的に硬化した樹脂の隣接層(20)が備えられている。この隣接層(20)は成形型(30)に一致可能であり、さらに硬化することにより、予備成形物(10)の光学的特性を変更できる。加えて、この部分的に硬化した樹脂層(20)は光学的物品(10)を成形型(30)に配置する前に当該光学的物品上に予め配置できる。また、この部分的に硬化した樹脂層(20)は光学的物品(10)を成形型(30)に配置する前に当該成形型(30)の面上に予め配置することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 光学レンズ予備成形物 発明の技術分野 本発明は一般に光学的予備成形物に関し、特に、光学的製品を製造するために 使用できる部分的に硬化した樹脂の隣接層を有する光学的予備成形物に関する。 発明の背景 一般に、眼鏡用レンズのような光学的要素は重合可能な樹脂から直接キャステ ィングするか、重合可能な樹脂から予めキャスティングにより作成した半仕上げ ブランクを特定形状に削ることによって成形される。また、光学的要素はプラズ マ重合、スピンキャスティング、逐次キャスティングまたはフォトリソグラフィ のような技法によって多層の組立体として構成することも可能である。いずれの 場合も、光学的要素は一定の光学的仕様に適合するように形成される。 眼鏡用レンズの用途のような多くの用途において、光学的特徴において要求さ れる変化が多すぎて全ての可能な光学的要素を予め製造するのは経済的に実施不 可能となっている。それゆえ、多数焦点眼鏡レンズが、1)半仕上げブランクを 成形し、2)最終仕様に合わせて未仕上げ面を研磨するという2工程で、一般に 製造されている。 しかしながら、このような眼鏡レンズの製造方法は時間がかかり、費用がかさ む。このため、光学的レンズを製造するための幾つかの技法が開発された。例え ば、Blum(米国特許第5,219,497号)はレンズ上に付加入力領域を設け るために単視軸レンズすなわち半仕上げブランクの外面上に重合可能な樹脂の薄 い層をキャスト成形する方法を開発している。一般に、任意のトリック(toric )補正を含む距離的仕様は単視軸レンズに含まれており、当該レンズ領域の大半 におけるレンズブランクにより得られる距離的矯正作用はこの単視軸レンズ上へ の樹脂層のキャスティング後も維持される。また、Greshes(米国特許第4,1 90,621号)は、レンズ予備成形物を据付け部材上に支持し、当該レンズ成 形物の下に曲率の整合する成形型を配置して、液体樹脂層をこの成形型とレンズ 予備成形物の間に介在させることから成るキャスティング方法を記載している。 また、Verhoeven(米国特許第4,623,496号)は球形の光学的予備成形 物上に樹脂の薄い層をキャスティングする方法を記載している。さらに、Ito( 米国特許第4,536,267号)は光開始剤および熱重合開始剤を含む光重合 可能な樹脂を記載している。また、Toh(米国特許第4,912,185号)は レンズ全体を製造するための光重合可能な樹脂を記載している。 しかしながら、いずれの場合においても、レンズキャスティングにおける液体 樹脂の使用が反応性液体の移送や供給の点で不都合であった。加えて、硬化に伴 う収縮によってレンズ内の光学的ひずみが生じる可能性があった。 発明の開示 本発明は、部分的に硬化した樹脂の隣接層を伴う単視軸レンズのような光学的 物品から成る光学的予備成形物を提供することにより、上記および他の従来技術 の不都合点を解消するものである。この隣接層は成形型に一致させることができ 、さらに硬化(例えば、架橋)することによって予備成形物の光学特性を所望に 変更できる。また、この隣接層は上記光学的物品のいずれの面(例えば、前面ま たは後面)上に配置できる。 加えて、上記部分的に硬化した樹脂層は光学的物品を成形型に対して配置する 前に当該光学的物品上に初期的に配置することができる。また、この部分的に硬 化した樹脂層は光学的物品を成形型に対して配置する前に当該成形型の表面上に 初期的に配置できる。いずれの場合も、部分的に硬化した樹脂層を支持する成形 型の表面は概ね凹形または凸形のいずれかである。 このような予備成形物は大量に製造して分配所において備蓄することができる 。この予備成形物は、球面または非球面、環状、単視軸、二焦点、多焦点の仕上 げレンズ、または、可変進行性の(progressive)半仕上げブランク、眼鏡用レ ンズまたはレンズ予備成形物のような多数の光学的製品に用意に変換できる。さ らに他の光学的製品としては、成形型、眼内レンズ、コンタクトレンズ、または 、光学的信号処理または光学的コンピュータ処理に必要とされるような光学的要 素が含まれる。 成形型は上記部分的に硬化した樹脂層の最終の表面形状を決定するために使用 できるが、この表面はスピニング、スプレー、ディップおよびフォトリソグラフ ィのような成形型を必要としない多数の既知の手段によって形成することができ る。例えば、上記部分的に硬化したポリマー層をスピニングによって形成する場 合は、この部分的に硬化したポリマー層を加熱するために熱的な処理を用いて、 当該層がスピニング中に軟化流動して所望の形状になる。さらに、この部分的に 硬化したポリマー層が所望の流動性と粘性を呈するようになると、光硬化処理が 開始される。この光硬化処理は部分的に硬化したポリマー層がスピニング処理さ れている間中継続する。この結果、この光硬化処理によって、ポリマー層は硬化 して最終形状になる。なお、開始剤および化学的組成によって、この処理は酸素 雰囲気中または窒素存在下のような無酸素雰囲気中において行なうことができる 。さらに、この光硬化処理は可視光または紫外光またはこれらの両方を使用でき る。 図面の簡単な説明 図1は本発明に従う成形型と光学的成形物の断面図である。 図2は本発明に従う光学的物品と隣接成形型の断面図である。 図3は本発明に従う光学的物品上の部分的に硬化した層の断面図である。 図4は本発明に従う成形型の凹面上に配置される部分的に硬化した層の断面図 である。 図5は本発明に従う成形型の凸面上に配置される部分的に硬化した層の断面図 である。 詳細な説明 図1に示すように光学的予備形成物を作成するための本発明の実施形態は液体 の重合可能な樹脂を使用せずに、単視軸レンズのような光学的物品10を当該レ ンズの表面側の部分的に硬化したポリマー隣接層20に結合して成る予備形成物 を使用する。このポリマー層20は所望の光学特性および/または耐キズ性を賦 与するべく設計された付加的な隣接層を被覆して形成してもよい。このポリマー 層は光学的物品の表面上に初期的に配置しているが、このポリマー層をまず成形 型上に配置することも可能である。 図1に示す実施形態においては、付着したポリマー層を有する光学的予備形成 物は仕上げレンズにおいて所望とされる光学的形状を備える成形型30に接して 置かれているので、光または熱またはこれらの両方によって、1層または多層の 隣接層20が硬化して所望のレンズが形成できる。この層20は例えば熱または 圧力あるいはこれらの両方によって成形型30に一致する。また、この方法によ って、単視軸レンズを、例えば、特定仕様の二焦点レンズに変換することができ る。 部分的に硬化したポリマー層を成形型の表面に初期的に配置した場合は、その 成形型およびポリマー層の接合体を光学的物品の表面に接触配置してから、この ポリマー層を完全に硬化して光学的物品の表面に結合した後に成形型から取り外 す。 従って、目的とする光学的形状の幾つかの要素を含む光学的物品10とポリマ ー層20から成る光学的予備成形物を使用し、成形型30または他の成形手段に よりポリマー層20から目的とする形状の残りの要素を賦与することによって複 雑な形状の仕上げレンズを低コストで大量に製造できる。例えば、球面収差を補 正した非球面レンズを球面の光学的物品10と隣接層20と整合基準曲面の非球 面の成形型を使用することによって形成できる。従って、上記光学的物品10は 、例えば、球面状、非球面状または環状の単視軸レンズ、二焦点または多焦点あ るいはさらに可変進行性レンズとすることができる。同様に、成形型30は球面 、非球面または環状補正、あるいは、二焦点、多焦点または可変進行性領域等を レンズに形成できる。この手法の複雑な光学的形状に対する唯一の制限点は所望 形状が線形重合の手法を用いて1個以上のより簡単な形状要素に分解できること である。 上記光学的予備成形物の製造における光学的物品として、ビスフェノールAの ポリカーボネートCR−39(商標)等のプラスチックあるいはガラスにより形 成した単視軸レンズ等が使用できる。この光学的物品は硬質または軟質および変 形可能とすることができる。このレンズの屈折率は典型的な眼鏡用レンズに対応 する例えば1.42乃至1.72の広い範囲から選択できる。さらに、半仕上げ ブランクも上記光学的予備成形物における光学的物品として使用できる。また、 フレネル(Fresnel)レンズ、光学的レフレクター、プリズム等のような他の光 学的物品もまた上述のように処理しかつ改変して光学的製品を形成できる。従っ て、プラスチック、金属またはこれらの組み合わせによる光学的物品が成形でき る。 また、上記隣接ポリマー層は、例えば、アクリレート、メタクリレート、スチ レン系モノマーあるいはアリル系モノマーの混合物を重合することによって形成 できる。この硬化処理は熱的または光化学的またはこれらの両方によって行なえ る。好ましくは、これらの成分モノマーは単視軸レンズの凸面の化学的組成およ びその屈折率によって選択される。この隣接層は任意の形状に成形できるので、 硬化の完了後には、当該隣接層は上記光学的物品に対して強固かつ耐久的に結合 する。また、好ましくは、この隣接層は完全に硬化した状態においてその屈折率 が光学的物品単体の屈折率の0.05単位(units)以内、より好ましくは0. 03単位以内で一致するように成形される。上記重合反応は熱的重合開始剤、光 重合開始剤またはこれら両方の混合物の使用によって行なえる。 好ましい実施形態によれば、上記の重合反応はガラス転移温度が20℃乃至4 0℃、より好ましくは、25℃乃至35℃の範囲に到達するまで行なわれる。こ の状態における架橋密度は10-4モル/リットル以下であるのが好ましい。好ま しくは、このポリマー層はその後多官能モノマーと添加量の重合開始剤を吸収す る。すなわち、この開始剤が硬化処理をさらに進行して光学的予備成形物を成形 型の表面に接触させ、多官能モノマーが上記層中の架橋密度を高める。また、上 記隣接層を熱的および光開始剤の混合物の共存下に成形して、当該隣接層を熱的 手段のみにより成形し、光開始剤を最終仕上げ成形工程のためにその成形物内に 添加状態のままで残すようにすることも可能である。さらに、異なる波長におい て硬化する光開始剤の使用等の他の変更態様も考えられる。 上記光学的予備成形物は光学的物品の1個以上の面に隣接層を形成することに よって作成できる。この場合、モノマー配合物の槽内に浸漬したり、光学的物品 の表面上に液体配合物の均一層をスピンコートする等によって、当該光学的物品 上に液体配合物の層を形成することが可能である。また、図2に示すように、光 学的物品10を隣接層成形型40内に配置した後に、当該光学的物品10と隣接 層成形型40との間にできる空孔部50にモノマー配合物を充填してもよい。そ の後、この液体配合物の層は上述したように部分的に硬化できる。この硬化処理 は熱的、光化学的またはこれらの両方によって行なえる。さらに、この液体層の 形成および硬化処理を繰り返して、同一配合物を用いて厚さを増加したり、異な る配合物により特性を変化することができる。その後、このようにして得た予備 成形物は洗浄され、硬化度の均一性および隣接層の厚さの適性が検査される。こ の場合、標準的な化学的および分析技法が使用される。 図1は樹脂層と光学的物品の組合せ体を成形型の表面上に配置する前に部分的 に硬化した樹脂層を光学的物品の凸状の表面に配置している状態を示しているが 、この樹脂層20を図3に示すように光学的物品10の凹状の表面に配置するこ ともできる。また、図4および図5に示す別の実施形態においては、光学的物品 10を成形型および樹脂層の組合せ体に配置する前に、部分的に硬化した樹脂層 20が成形型30の凹状または凸状の表面上に初期的にそれぞれ配置される。 光学的予備成形物の硬化を完了するための成形型はプラスチック、ガラス、金 属コートガラス、金属等により形成でき、再使用または使い捨てできる。なお、 常に必要ではないが、成形型の基準曲面は光学的予備成形物の前面に整合してい るのが好ましく、このことによって、硬化処理の完了に伴う隣接層の収縮を許容 することができる。なお、都合のよいことに、重合反応に伴う収縮の大半は隣接 層の形成時に生じる。例えば、典型的な単官能性および二官能性アクリレートの 混合物は硬化完了時に12%乃至18%収縮するが、その収縮の70%までが隣 接層20の形成する初期的重合反応時に生じる。さらに、残りの架橋反応を伴う 収縮は成形型30内において生じる。 成形型30がガラスまたは光架橋反応を開始するために使用する化学放射線に 対して透過性を有する材料により形成されている場合は、この成形型30を介し て放射線を供給することができる。また、成形型が金属または化学放射線に対し て不透過性を有する材料により形成されている場合は、放射線を光学的物品10 を介して供給できる。また、場合によって、この放射線を成形型30および光学 的物品10の両方を介して供給することも可能である。 以下に、本発明の幾つかの実施形態を説明するが、これらは例示的なものに留 まり、本発明を制限するためのものではない。実施例1 CR−39(商標)モノマーのキャスティングにより得た単視軸レンズと当該 CR−39(商標)レンズ本体部の凸状表面に接着する部分的に硬化したポリマ ー層から成る隣接層により構成された光学的物品を含む光学的予備成形物を作成 する。このポリマー層は未反応の架橋剤と硬化の完了に必要な付加的な未反応の 光開始剤を含む。このポリマー層はその硬化物が弾性体となり、そのガラス転移 温度が25℃乃至35℃となる程度に硬化される。その後、上記光学的予備成形 体を整合基準曲面と所望の付加的曲面を有する二焦点成形型(FT−28)内に 置いて、特定使用に対応するCR−39単視軸レンズの付加入力領域の軸とトリ ック軸との間に向くように回転する。次いで、この成形組立体を紫外線ランプお よびプログラム可能なヒーターを備える硬化槽内に置く。この成形組立体を隣接 槽が流動して成形型の形状に一致しはじめる所定温度まで加熱する。これにより 、その被覆材料が成形型の付加入力領域に流れ込んで、遠景入力領域の樹脂層の 厚さを減少する。その後、紫外線照射および加熱によって硬化処理を完了する。 隣接層が架橋すると、そのガラス転移温度は80℃乃至90℃に増加して、その 表面が眼鏡用用途に対応できる硬度および耐キズ性を有するようになる。実施例2 第1の隣接層を付加したビスフェノールAのポリカーボネートにより形成した 非球面形状の単視軸レンズから成る光学的物品を含む光学的予備成形物を作成す る。この第1の隣接層は異なる組成の第2の隣接層により被覆されている。当該 第1の隣接層は未反応の多官能アクリレートと過剰の未反応光開始剤を含む単官 能性および二官能性アクリレートおよびメタクリレートの部分的に重合した共重 合体から構成されている。一方、第2の隣接層もアクリレートとメタクリレート の部分的に重合した非架橋形共重合体であるが、耐キズ性を賦与するための高官 能性アクリレートまたはスチレン架橋剤と未反応の過剰な光開始剤を含む。この 光学的予備形成物はパッケージ化されており、隣接層全体を保護するために離型 紙が施されて塵埃からその表面を保護する。この光学的予備成形物を当該成形物 の基準曲率に整合しかつ可変進行性の付加的多焦点レンズ設計を可能にする所望 の付加的な曲率を備えるガラス成形型の中に配置する。この予備成形物は円形の レンズブランクとして使用でき、また、最終の成形処理に先立ってフレームに対 応するエッジ付けが可能である。さらに、予備成形物のトリック軸を成形型の見 えない標識に位置合わせして、適合仕様に従うトリック軸を設定する。その後、 この成形型組合せ体を硬化槽に入れて上記第1実施例のように隣接層の硬化を完 了する。この硬化処理により、上記第2の隣接被覆層を用いて仕上げ可変進行性 の付加レンズの凸状表面上に外側硬質耐キズ層を形成する。一方、内側の隣接被 覆層は単視軸レンズとガラス成形型の間の空孔部に流れ込んでこれを充填し、上 記可変進行性の付加形状の形成を補助する。実施例3 本実施例においては、光学的予備成形物を形成する単視軸レンズの凹状表面上 に隣接層を備える。この単視軸レンズはビスフェノールAジアクリレート、スチ レンおよびジビニルベンゼンの配合物をキャスティングして得られ、1.60の 屈折率を有する。液体樹脂配合物は、末端基キャップ処理したビスフェノールA モノアクリレート、モノアリル末端処理したビスフェノールAジエステル、単官 能性脂肪族アクリレートエステルおよびIrgacure184のような光重合開始剤の 混合物から形成する。この液体樹脂配合物の所定量を単視軸レンズの凹状表面に 加え、柔軟性スペーサを単視軸レンズの端部上に配置する。次いで、波長域32 0nm乃至390nmの紫外線に対して透過性のガラス成形型を液体樹脂配合物 上に配置してその配合物を広げて所定厚の層を形成する。その後、この成形型組 合せ体を紫外線照射および加熱処理から成る硬化工程にかける。さらに、硬化後 、光学的予備成形物を成形型から取り外し、洗浄して輸送前にパッケージ化する 。実施例4 この実施例においては、部分的に硬化した重合性の樹脂層を使い捨て可能な成 形型の凹状表面上に備える。スチレン共重合体により形成した使い捨て可能なプ ラスチック成形型を粘性液体の重合性樹脂層により被覆した後に、ランプからの 紫外線に曝す。次に、この層を硬化して1×10-4モル/リットル以下の架橋密 度を有する重合層を形成する。その後、この層に付加的な多官能性モノマーおよ び光開始剤を加える。この時、この層の厚さは50ミクロン乃至150ミクロ ンである。また、上記使い捨て可能な成形型は球面または非球面形状のいずれで もよく、単一焦点または多焦点の光学的形状のいずれでもよい。等形の層を形成 するために成形型に加える樹脂の量は二焦点式における付加入力領域の大きさに よって決まる。さらに、上記予備被覆した成形型を離型紙で被覆してから小売ま たは製造場所に移送する。その後、レンズを製造するために、入力部が仕上げレ ンズの遠景入力領域に対応する光学的予備成形物を選択してから、上記予備被覆 した成形型をそのトリック軸が仕様に適する成形型の付加入力部の軸に対して一 定の角度に向いた状態で配置する。その後、この成形型を硬化槽に入れて初期的 な加熱処理にかけることにより、等形の層を軟化または液化して当該層を光学的 予備成形物の表面に密着させる。この結果、硬化処理の完了後に二焦点または多 焦点の仕上げレンズが得られる。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】1997年7月28日(1997.7.28) 【補正内容】 [59.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が未反応の重合開始剤およ び多官能性モノマーを含む請求項42に記載の光学的子備成形物。] [60.光学的物品と、当該光学的物品の少なくとも1個の面に結合した少な くとも1種の部分的に硬化したポリマー層とから成る光学的製品。] 61.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が約20℃乃至約40℃のガ ラス転移温度を有する請求項41に記載の成形型組合せ体。 62.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が約25℃乃至約35℃のガ ラス転移温度を有する請求項61に記載の成形型組合せ体。 63.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層の架橋密度が約10-4モル/ リットル以下である請求項41に記載の成形型組合せ体。 64.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が、アクリレートモ ノマー、メタクリレートモノマー、スチレン系モノマーおよびアリル系モノマー から成る群から選択されるモノマーの混合物により作成される請求項41に記載 の成形型組合せ体。 65.前記モノマーの混合物が少なくとも1種の重合開始剤を含む請求項64 に記載の成形型組合せ体。 66.前記少なくとも1種の重合開始剤が熱的開始剤、光開始剤またはこれら の両方である請求項65に記載の成形型組合せ体。 67.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が未反応の重合開始剤と多官 能性モノマーを含む請求項41に記載の成形型組合せ体。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月6日(1998.4.6) 【補正内容】 請求の範囲 1.幾何学的構成要素から成る一定の光学的形状を有する光学的製品を製造す る方法において、 前記光学的製品における少なくとも1個の幾何学的構成要素を有する光学的物 品から成る光学的予備成形物を備える工程から成り、前記光学的物品が当該物品 の少なくとも1個の面に結合する少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層 を有しており、当該ポリマー層が前記光学的製品における幾何学的構成要素を有 していないことを特徴とする方法。 2.さらに、続いて、前記光学的製品の少なくとも1個の幾何学的構成要素を 前記部分的に硬化したポリマー層上に形成する工程から成る請求項1に記載の方 法。 3.前記形成工程が、 a)続いて、前記光学的製品における少なくとも1個の幾何学的構成要素を含 む成形面を有する成形型を備える工程と、 b)前記成形面を前記部分的に硬化したポリマー層の最外面に取り外し可能に 接触配置する工程と、 c)前記部分的に硬化したポリマー層を硬化する工程とから成る請求項2に記 載の方法。 4.さらに、前記部分的に硬化したポリマー層に多官能性モノマーと1種以上 の重合開始剤を加える工程から成る請求項1に記載の方法。 5.さらに、前記光学的物品の少なくとも1個の面上に液体モノマーを重合す ることにより前記部分的に硬化したポリマー層を約20℃乃至約40℃のガラス 転移温度に形成する工程から成る請求項1に記載の方法。 6.幾何学的構成要素から成る一定の光学的形状を有する光学的製品を製造す る方法において、 前記光学的製品における少なくとも1個の幾何学的構成要素を含む成形面を有 する成形型と、前記成形面に取り外し可能に取り付けられる少なくとも1種の部 分的に硬化したポリマー層とから成る成形型組合せ体を備える工程から成ること を特徴とする方法。 7.さらに、続いて、 a)前記部分的に硬化したポリマー層の最外面を前記光学的製品における少な くとも1個の幾何学的構成要素を有する光学的物品に接触させる工程と、 b)前記成形型組合せ体と前記光学的物品を硬化して前記ポリマー層を光学的 物品に結合する工程とから成る請求項6に記載の方法。 8.さらに、前記成形面上に液体モノマーを重合することにより前記部分的に 硬化したポリマー層を約20℃乃至約40℃のガラス転移温度に形成する工程か ら成る請求項6に記載の方法。 9.幾何学的構成要素から成る一定の光学的形状を有する光学的製品を形成す るための成形型組合せ体において、 前記光学的製品における少なくとも1個の幾何学的構成要素を含む成形面を有 する成形型と、前記成形面に取り外し可能に取り付けられる少なくとも1種の部 分的に硬化したポリマー層とから成ることを特徴とする成形型組合せ体。 10.幾何学的構成要素から成る一定の光学的形状を有する光学的製品を形成 するための光学的予備成形物において、 前記光学的製品における少なくとも1個の幾何学的構成要素を有する光学的物 品から成り、当該光学的物品が当該物品の少なくとも1個の面に結合する少なく とも1種の部分的に硬化したポリマー層を有しており、当該ポリマー層が前記光 学的製品における幾何学的構成要素を有していないことを特徴とする予備成形物 。 11.前記光学的物品が球面形状の単視軸レンズである請求項10に記載の光 学的予備成形物。 12.前記光学的物品が非球面形状の単視軸レンズである請求項10に記載の 光学的予備成形物。 13.前記部分的に硬化した層を前記光学的物品の凸状の面上に備える請求項 10に記載の光学的予備成形物。 14.前記部分的に硬化した層を前記光学的物品の凹状の面上に備える請求項 10に記載の光学的予備成形物。 15.前記光学的物品の凸状の面が付加入力領域を含む請求項14に記載の光 学的予備成形物。 16.前記光学的物品の凸状の面が非球面形状である請求項14に記載の光学 的予備成形物。 17.前記部分的に硬化したポリマー層が、当該部分的に硬化したポリマー層 をさらに硬化した時に、前記光学的物品の約0.05単位以内の屈折率を有する 請求項10に記載の光学的予備成形物。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)光学的物品を備える工程と、 b)少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層を前記光学的物品における 少なくとも1個の面に結合する工程とから成る光学的製品を製造する方法。 2.さらに、少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層を所望の表面形状 に形成する工程から成る請求項1に記載の方法。 3.前記形成工程において、前記部分的に硬化したポリマー層をそのガラス転 移温度よりも高い温度で加熱する請求項2に記載の方法。 4.前記形成工程がさらに、 c)成形面を有する成形型を備える工程と、 d)前記成形型の成形面を前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層 の最外面に取り外し可能な接触状態で配置する工程と、 e)前記成形型を前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層から取り 外す工程とから成る請求項2に記載の方法。 5.前記工程(b)を前記工程(d)の前に行う請求項4に記載の方法。 6.前記工程(d)を前記工程(b)の前に行う請求項4に記載の方法。 7.さらに、前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層を硬化して概 ね硬化した層を形成する工程から成る請求項4に記載の方法。 8.(a)光学的物品を備える工程と、 (b)少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層を前記光学的物品の少な くとも1個の面に備える工程とから成り、前記少なくとも1種の部分的に硬化し たポリマー層が最内面と最外面を有しており、 (c)前記部分的に硬化したポリマー層の最内面を前記光学的物品の少なくと も1個の面に結合して光学的予備成形物を形成する工程とから成る光学的予備成 形物を製造する方法。 9.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が約20℃乃至約40 ℃のガラス転移温度を有する請求項8に記載の方法。 10.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が約25℃乃至約3 5℃のガラス転移温度を有する請求項9に記載の方法。 11.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層の架橋密度が約10-4 モル/リットル以下である請求項8に記載の方法。 12.さらに、前記部分的に硬化したポリマー層に多官能性モノマーおよび少 なくとも1種の重合開始剤を加える工程から成る請求項8に記載の方法。 13.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が、液体モノマーの 混合物を前記光学的物品の少なくとも1個の面上に供給して当該液体モノマー混 合物の層を部分的に硬化することにより備えられる請求項8に記載の方法。 14.前記液体モノマーの混合物がアクリレートモノマー、メタクリレートモ ノマー、スチレン系モノマーおよびアリル系モノマーから成る群から選択される モノマーの混合物である請求項16に記載の方法。 15.前記少なくとも1種の重合開始剤が前記液体モノマーの混合物に添加さ れ、当該少なくとも1種の重合開始剤が熱的開始剤、光開始剤またはこれらの両 方である請求項14に記載の方法。 16.さらに、前記部分的に硬化したポリマー層に多官能性モノマーおよび添 加量の重合開始剤を加える工程から成る請求項15に記載の方法。 17.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が約25℃乃至約3 5℃のガラス転移温度を有する請求項16に記載の方法。 18.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層の架橋密度が約10-4 モル/リットル以下である請求項17に記載の方法。 19.前記少なくとも1種の重合開始剤が前記液体モノマーの混合物に加えら れる請求項16に記載の方法。 20.前記少なくとも1種の重合開始剤が熱的開始剤、光開始剤またはこれら の両方である請求項19に記載の方法。 21.前記液体モノマー混合物の層が前記光学的物品を液体モノマーの槽に浸 漬することによって形成される請求項16に記載の方法。 22.前記液体モノマー混合物の層が前記光学的物品の表面に当該液体モノマ ー混合物の均一層をスピンコートすることによって形成される請求項16に記載 の方法。 23.前記液体モノマー混合物の層が前記光学的物品、液体モノマー混合物お よび隣接層成形型を配列構成して、当該光学的物品と隣接層成形型との間に形成 される空孔部に液体モノマー混合物を充填するようにする請求項16に記載の方 法。 24.さらに、 (d)成形面を有し、所望の光学的形状を含む成形型を備える工程と、 (e)前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマーの最外面を前記成形型 の成形面に取り外し可能に接触配置する工程とから成る請求項8に記載の方法。 25.前記工程(b)が前記工程(e)の前に行なわれる請求項24に記載の 方法。 26.前記工程(e)が前記工程(b)の前に行なわれる請求項24に記載の 方法。 27.単視軸、二焦点、多焦点または可変進行性領域を有し、球面、非球面ま たは環状であるレンズ製品を形成する方法において、 (a)光学的物品を備える工程と、 (b)成形面を有し、所望の光学的形状を含む成形型を備える工程と、 (c)少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層を前記光学的物品の少な くとも1個の面に形成する工程とから成り、当該部分的に硬化したポリマー層が 最内面と最外面を有していて、その部分的に硬化したポリマー層の最内面が前記 光学的物品の少なくとも1個の面に接触しており、さらに、 (d)前記部分的に硬化したポリマー層を前記光学的物品の少なくとも1個の 面に結合して光学的予備成形物を形成する工程と、 (e)前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層の最外面を前記成形 型の成形面に取り外し可能に接触配置する工程と、 (f)前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層を前記成形型に一致 させる工程と、 (g)前記光学的物品を光または熱または光と熱の組合せたものに曝して前記 少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層をさらに硬化してレンズ製品を形 成する工程と、 (h)前記成形型からレンズ製品を取り外す工程とから成る方法。 28.前記部分的に硬化したポリマー層をそのガラス転移温度より高い温度で 加熱することによって当該部分的に硬化したポリマー層を前記成形型に一致させ る請求項27に記載の方法。 29.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が約20℃乃至約4 0℃のガラス転移温度を有する請求項28に記載の方法。 30.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が約25℃乃至約3 5℃のガラス転移温度を有する請求項29に記載の方法。 31.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層の架橋密度が約10-4 モル/リットル以下である請求項28に記載の方法。 32.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が前記光学的物品の 屈折率の0.05単位以内の屈折率を有する請求項27に記載の方法。 33.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が前記光学的物品の 屈折率の0.03単位以内の屈折率を有する請求項27に記載の方法。 34.前記成形型に接触させる前に、前記少なくとも1種の部分的に硬化した ポリマー層に多官能性モノマーおよび添加量の重合開始剤を加える請求項27に 記載の方法。 35.前記工程(c)を前記工程(e)の前に行なう請求項27に記載の方法 。 36.前記工程(e)を前記工程(c)の前に行なう請求項27に記載の方法 。 37.前記光学的物品の少なくとも1個の面に液体モノマー混合物の層を形成 して、当該液体モノマー混合物の層を部分的に硬化することによって前記少なく とも1種の部分的に硬化したポリマー層を形成し、前記液体モノマー混合物がア クリレートモノマー、メタクリレートモノマー、スチレン系モノマーおよびアリ ル系モノマーから成る群から選択されるモノマーの混合物である請求項23に記 載の方法。 38.前記液体モノマー混合物に少なくとも1種の重合開始剤が添加され、当 該少なくとも1種の重合開始剤が熱的開始剤、光開始剤またはこれらの両方であ る請求項37に記載の方法。 39.さらに、前記部分的に硬化したポリマー層に多官能性モノマーと添加量 の重合開始剤を加える工程から成る請求項38に記載の方法。 40.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層の架橋密度が約10-4 モル/リットル以下である請求項39に記載の方法。 41. 成形面を有する成形型と、 前記成形型の成形面に取り外し可能に取り付けられた少なくとも1種の部分的 に硬化したポリマー層とから成る光学的製品を形成するための成形型組合せ体。 42.光学的物品と、当該光学的物品の少なくとも1個の面に結合した少なく とも1種の部分的に硬化したポリマーとから成る光学的予備成形物。 43.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が約20℃乃至約4 0℃のガラス転移温度を有する請求項42に記載の光学的予備成形物。 44.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層が約25℃乃至約3 5℃のガラス転移温度を有する請求項43に記載の光学的予備成形物。 45.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層の架橋密度が約10-4 モル/リットル以下である請求項42に記載の光学的予備成形物。 46.前記少なくとも1種の部分的に硬化したポリマー層がアクリレートモノ マー、メタクリレートモノマー、スチレン系モノマーおよびアリル系モノマーか ら成る群から選択されるモノマーの混合物から作成される請求項42に記載の光 学的予備成形物。 47.前記モノマーの混合物が少なくとも1種の重合開始剤を含む請求項46 に記載の光学的予備成形物。 48.前記少なくとも1種の重合開始剤が熱的開始剤、光開始剤またはこれら の両方である請求項47に記載の光学的予備成形物。 49.前記光学的物品が球面形状の単視軸レンズである請求項42に記載の光 学的予備成形物。 50.前記光学的物品が非球面形状の単視軸レンズである請求項42に記載の 光学的予備成形物。 51.前記光学的物品がガラスにより形成されている請求項42に記載の光学 的予備成形物。 52.前記光学的物品が有機性ポリマーにより形成されている請求項42に記 載の光学的予備成形物。 53.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が前記光学的物品の凸状の面 に備えられる請求項42に記載の光学的予備成形物。 54.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が前記光学的物品の凹状の面 に備えられる請求項42に記載の光学的予備成形物。 55.前記光学的物品の凸状の面が付加入力領域を含む請求項54に記載の光 学的予備成形物。 56.前記光学的物品の凸状の面が非球面形状である請求項54に記載の光学 的予備成形物。 57.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が完全に硬化した時に前記光 学的物品の屈折率の0.05単位以内の屈折率を有する請求項42に記載の光学 的予備成形物。 58.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が完全に硬化した時に前記光 学的物品の屈折率の0.03単位以内の屈折率を有する請求項42に記載の光学 的予備成形物。 59.前記少なくとも1種の部分的に硬化した層が未反応の重合開始剤および 多官能性モノマーを含む請求項42に記載の光学的予備成形物。 60.光学的物品と、当該光学的物品の少なくとも1個の面に結合した少なく とも1種の部分的に硬化したポリマー層とから成る光学的製品。
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