【発明の詳細な説明】
防虫剤乳濁液
発明の分野
本発明は、防虫剤DEETを含有する液体処方物に関し、さらに特定すると、それ
らの乳濁液処方物に関する。
発明の背景
人類は、長きにわたって、厄介な昆虫(例えば、蚊、蝿、ダニ、スズメバチお
よびミツバチ)からの攻撃を少なくするために、種々の化学物質を使用してきた
。現在、最も広範に使用されている防虫剤は、N,N-ジエチル-m-トルアミドであ
り、これは、しばしば、「DEET」と呼ばれている。DEETは、滑らかな、ある程度
吸湿性の光感受性の油性物質であり、他の水不溶性物質に対して非常に高い溶解
力を有する。それは、乳化しにくいという悪評があり、そこで、しばしば、濃縮
形状で使用されたり、またはエアロゾルスプレーまたは希薄溶液として、または
スティックのような固体形状または半固体形状で処方されている。防虫するため
には、DEETか、または約100％までのDEETを含有する処方物を、衣服または露出
した皮膚に塗布する。
しかしながら、人は、通常、皮膚には、水性物質の感触を好む。化粧品および
医薬品の分野では、油性物質は、それを水中油形乳濁液に組み込むことにより、
より快適にできることが分かっている。不溶性物質の小滴は、水相によって完全
に取り囲まれているので、その皮膚に対する感覚は、事実上、水性物質を塗布し
た感覚となる。乳濁液はまた、溶液、噴霧物およびゲル化物質(スティック形状)
よりも、皮膚に均一に塗布し易い。しかしながら、DEETは、典型的には、商業上
で必要な安定性を有する乳濁液を形成せず、製品の使用前に、使用者が、分離し
た相を混合する必要があることは、極めて望ましくないことである。
発明の要旨
本発明は、有効量のN,N-ジエチル-m-トルアミド、水、フィルム形成重合体お
よび乳化剤-乳濁液安定剤を含有する油中水形防虫剤乳濁液を包含する。
この乳濁液は、皮膚に塗布したとき、商業上許容できる貯蔵安定性および好ま
しい感触を有する。
発明の詳細な説明
本願では、「パーセント」に対する全ての言及は、本文中で他に明らかに指示
していなければ、重量パーセントを意味する。この処方物成分(界面活性剤、乳
濁液安定剤、フィルム形成剤など)の多くは、本明細書中では、J.A．Wenninger
ら著、CTFA Cosmetic Ingredient Handbook 、Second Editlon、The Cosmetic、T
oiletry and Fragrance Association、Inc.、Washington、D.C.、1992の学術論
文で示されたような名称により、確認されている。
DEETは、少なくとも約95％のDEETを含有する工業用濃縮物の形状で市販されて
いる。残りの５％以下は、水分と、メタトルイック(meta-toluic)異性体以外の
異性体(他の異性体もまた、ある程度の防虫活性を有すると考えられている)＋少
量の不純物(これは、使用される製造プロセスの人工産物である)とから構成され
る。簡単のために、本明細書中でのDEET濃度の詳述は、この濃縮物の他の成分を
無視する：「10％DEET」とは、処方物が、市販の工業用濃縮物10％を含有するこ
とを示す。
本発明の乳濁液は、水、フィルム形成重合体および乳化剤-乳濁液安定剤と共
に、約５％〜約25％で、DEETを含有する。ある場合には、処方物成分として、補
足乳化剤が有用であり得る。
適切な補足乳化剤には、界面活性剤であるソルビタンステアレート、ステアリ
ン酸、ソルビタンオレエート、セチルアルコール、グリセリルオレエート、グリ
セリルステアレート、ソルビタンセスキオレエート、DEA-セチルホスフェート、
Oleth-20、PEG-8ジステアレート、PEG-8オレエート、PEG-2ステアレート、Polys
orbate 20、Polysorbate 60、Polysorbate 80、プロピレングリコールステアレ
ート、硫酸ナトリウムラウレス(laureth)、ソルビタンセスキオレエートおよび
当該技術分野で公知の多くの他のものが挙げられるが、これらに限定されない。
一般に、本記載には多数の例外が存在することを心に留めておくと、水中油形乳
濁液は、約８〜約18の親水性/親油性バランス(「HLB」)値を有する乳化剤を用い
て、調製される。乳化剤の組み合わせは使用され得、しばしば、単一の乳化剤よ
りも高い乳濁液安定性を与えることが分かる。組み合わせを使用するとき、個々
の乳化剤のHLB値の全てが必ずしも上記範囲に入っていなくてもよいが、全体的
なHLB値は、通常、上記範囲である。一般に、この乳化剤成分は、存在するとき
、この処方物の約0.1％〜約10％の量となる。
フィルム形成重合体は、皮膚塗布時の連続フィルムおよび処方物に耐水性を与
えるために、存在する。耐水性は、この防虫剤の作用の持続性を向上させること
などを援助し得る。このことは、水に関係した活動(例えば、釣り、水上スキー
、水泳)または偶発的に水との接触が関与し得る活動に参加している使用者、ま
たは激しいスポーツまたは作業に従事してひどく汗をかいている使用者には、特
に望ましい。有用なフィルム形成剤には、以下が挙げられる：オクタデセンおよ
び無水マレイン酸の共重合体；1-トリアコンタンおよびビニルピロリドンの共重
合体；アクリレート/オクチルアクリルアミドの共重合体；アクリレート/PVP共
重合体;アクリレート/アクリルアミド共重合体；アクリレート/VA共重合体；エ
チレン/無水マレイン酸共重合体；ポリイソブテン；ポリビニルアルコール；PVP
/エイコサン共重合体；デンプン/アクリレート/アクリルアミド共重合体；およ
びヘキサンジオン酸重合体。このような成分は、一般に、処方物中にて、約0.1
％〜約５％の量で存在している。
この処方物中では、乳化剤-乳濁液安定剤(例えば、アクリレート/C10-30アク
リル酸アルキル架橋重合体、カルボマー(carbomer)、メチルビニルエーテル/無
水マレイン酸共重合体、またはステアリン酸のトリエタノールアミン塩)もまた
、必要である。適切なアクリレート/C10-30アクリル酸アルキル架橋重合体材料
は、B.F.Goodrich Chemicals、Akron、Ohioから、PEMULEN(登録商標)TR-1および
TR-2、またはCARB0P0L(登録商標)の商品名で市販されている。この処方物中の乳
化剤-乳濁液安定剤の濃度は、典型的には、約0.01％〜約５％である。ある処方
物では、この乳濁液安定剤PEMULEN TR-2の濃度は、乳濁液の調製および取り扱い
に悪影響を与える粘度上昇を回避するために、約0.8％を越えるべきではないこ
とが分かっている。
他の成分は、必要ではないものの、この材料の塗布時の感触を高めるため、乾
燥した皮膚状態を処置するため、および/またはこの処方物を微生物汚染から保
護するために、スキンケア製品に普通に含有されている。これらには、皮膚軟化
薬、芳香物、防腐剤、ビタミン、湿潤剤、スキンコンディショナー、酸化防止剤
などが挙げられる。このような物質のいずれかは、必要成分に加えて、所望に応
じて含有され得る。
日焼け止め成分もまた、使用者が、防虫と同時に過剰な紫外線暴露に対する保
護も望んでいるときは、この処方物の有用な任意成分である。日焼け止め活性剤
の選択は、通常、政府が認可したものに限定されるので、当業者は、許容される
化合物を知っている。米国では、これらには、現在、以下が挙げられる：アミノ
安息香酸；シノキセート(cinoxate)；ジエタノールアミンp-メトキシシンナメー
ト；ジガロイルトリオレエート；ジオキシベンゾン；4-[ビス(ヒドロキシプロピ
ル)]-アミノ安息香酸エチル；2-エチルヘキシル2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリ
ル酸；p-メトキシケイ皮酸エチルヘキシル；サリチル酸2-エチルヘキシル；アミ
ノ安息香酸グリセリル；ホモサレート(homosalate)；ジヒドロキシアセトンと共
にローソン(lawsone)；メンチルアントラニレート；オキソベンゾン；Padimate
Ａ；Padimate Ｏ；2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸；赤色ペトロラ
タム；スリソベンゾン(sulisobenzone)；およびサリチル酸トリエタノールアミ
ン。他の活性日焼け止め成分(例えば、アボベンゾン(avobenzone)；二酸化チタ
ンおよびフェニルベンズイミダゾールスルホン酸)は、多くの国で使用が認可さ
れており、本発明の防虫剤処方物にまた含入され得る。
日焼け止め成分は、所望のサンプロテクトファクター(SPF)を与えるのに必要
な日焼け止め有効量で使用され、この因子は、米国食品医薬品局がTitle 21、Co
de of Federal Regulations、Part 352、Subpart D(Sections 352.70-352.77)と
して確立することを提案した手順の少なくとも最重要事項を用いて測定され得、
この提案は、1993年５月12日に、Federal Resisterにて、28298〜28301ページで
公開された。一般に、約30％までの日焼け止め剤が使用できる。
本発明は、以下の実施例によりさらに説明するが、これらは、添付の請求の範
囲で規定した本発明の範囲を限定する意図はない。実施例１
以下の成分を用いて、貯蔵安定性防虫剤ローションを調製する。
* アルファベットは、特定のプロセス工程中に添加した成分に合致する
この乳濁液は、以下のようにして調製する：(1)水の少量部分およびPemulen
TR-2以外の全てを混合して透明溶液を形成し、そして約60〜65℃まで加熱する；
(2)溶解するために混合しつつ、工程(1)の溶液に、上記「Ｂ」に相当する成分を
連続的に添加する；(3)「Ｃ」に相当する全ての成分(ビタミンＥ、ジメチコンお
よびオクタデセン/無水マレイン酸共重合体を除いて)を混合して溶液を形成し、
そして約82〜85℃まで加熱する；(4)工程(3)の混合物に、オクタデセン/無水マ
レイン酸共重合体を添加して、溶解する；(5)工程(4)の混合物を約65〜71℃まで
冷却して、残りの「Ｃ」成分を添加し、そして溶解する；(6)工程(5)から得た温
かい混合物に、温かい「Ｄ」成分を添加し、そして溶解する；(7)充分に攪拌し
つつ、工程(2)から得た溶液に、工程(6)から得た溶液を添加して乳濁液を形成し
、この乳濁液が約49〜54℃まで冷却するまで、混合を継続する；(8)混合を継続
しつつ、工程(7)から得た乳濁液に、「Ｅ」成分を添加する；(9)残りの水および
「Ｇ」成分を混合して溶液を形成し、次いで、工程(8)の乳濁液に添加する；そ
して(10)この乳濁液を室温まで冷却し、そして水を添加して、この調製中の蒸発
損失を埋め合わせる。
実施例２
以下の成分および前出の実施例の一般手順を用いて、耐水性サンプロテクトフ
ァクター(SPF)を15とするのに充分な日焼け止め剤成分を含有する貯蔵安定性防
虫剤ローションを調製する： この乳濁液調製について、日焼け止め剤活性成分は、「Ｃ」成分として添加す
る。実施例３
以下の成分を用いて、防水性SPFを30とするのに充分な日焼け止め剤成分を含
有する貯蔵安定性防虫剤ローションを調製する：
* アルファベットは、特定のプロセス工程中に添加した成分に合致する
この乳濁液は、以下のようにして調製する：(1)約49〜55℃まで加熱しつつ、
上記表で「Ａ」に相当する成分を、水の少量部分以外の全てと混合して、溶液を
形成する；(2)「Ｂ」成分を混合し、そして約80〜82℃まで加熱して、溶液を形
成する；(3)工程(2)の溶液に、「Ｃ」成分を連続して添加し、各添加後に充分に
混合して、溶液を形成する；(4)工程(3)の溶液を、約62〜68℃まで冷却する；(5
)
工程(4)の溶液に、DEETを添加して、充分に混合する；(6)工程(1)の溶液を攪拌
して渦流物(vortex)を形成し、工程(5)の溶液をゆっくりと添加して乳濁液を形
成し、次いで、この混合物が約49〜52℃まで冷却するまで、混合を継続する；(7
)工程(6)から得た混合物に、芳香物を添加し、このバッチを室温まで冷却しつつ
、混合を継続する；(8)残りの水に「Ｆ」成分を溶解し、そして工程(7)の混合物
に添加する；そして(9)混合しつつ、充分な水を添加して、この調製中の蒸発損
失を埋め合わせる。Description: FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to liquid formulations containing the insect repellent DEET, and more particularly to those emulsion formulations. BACKGROUND OF THE INVENTION Humans have long used various chemicals to reduce attacks from troublesome insects (eg, mosquitoes, flies, mites, hornets, and bees). Currently, the most widely used insect repellent is N, N-diethyl-m-toluamide, which is often referred to as "DEET". DEET is a smooth, somewhat hygroscopic, light-sensitive oily substance that has a very high solubility in other water-insoluble substances. It has a notorious reputation for being difficult to emulsify, where it is often used in concentrated form or formulated as an aerosol spray or dilute solution, or in solid or semi-solid form such as a stick. For insect control, DEET or a formulation containing up to about 100% DEET is applied to clothing or exposed skin. However, humans usually prefer the feel of an aqueous substance to the skin. In the cosmetic and pharmaceutical fields, it has been found that oleaginous substances can be made more comfortable by incorporating them into oil-in-water emulsions. Since the droplets of the insoluble substance are completely surrounded by the aqueous phase, their sensation on the skin is effectively the sensation of applying the aqueous substance. Emulsions are also easier to apply uniformly to the skin than solutions, sprays and gelling substances (stick form). However, DEET typically does not form an emulsion with commercially required stability, and it is extremely important that the user need to mix the separated phases before using the product. That is undesirable. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention includes a water-in-oil insect repellent emulsion containing an effective amount of N, N-diethyl-m-toluamide, water, a film-forming polymer, and an emulsifier-emulsion stabilizer. This emulsion has a commercially acceptable storage stability and pleasant feel when applied to the skin. DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION In this application, all references to "percent" mean percent by weight, unless explicitly indicated otherwise in the text. Many of the formulation components (surfactants, emulsion stabilizers, film formers, etc.) are referred to herein in JA. It has been confirmed by names such as those shown in the academic papers of Wenninger et al., CTFA Cosmetic Ingredient Handbook , Second Editlon , The Cosmetic, T oiletry and Fragrance Association, Inc., Washington, DC, 1992. DEET is commercially available in the form of an industrial concentrate containing at least about 95% DEET. The remaining 5% or less is composed of water and isomers other than meta-toluic isomers (other isomers are also considered to have some insect repellent activity) + small amounts of impurities (which Is an artifact of the manufacturing process used). For simplicity, the specification of the DEET concentration herein ignores the other components of this concentrate: "10% DEET" means that the formulation refers to a commercial industrial concentrate 10% Indicates that it is contained. The emulsions of the present invention contain from about 5% to about 25% DEET, along with water, a film-forming polymer and an emulsifier-emulsion stabilizer. In some cases, supplemental emulsifiers may be useful as formulation components. Suitable supplemental emulsifiers include the surfactants sorbitan stearate, stearic acid, sorbitan oleate, cetyl alcohol, glyceryl oleate, glyceryl stearate, sorbitan sesquioleate, DEA-cetyl phosphate, Oleth-20, PEG- 8 Distearate, PEG-8 oleate, PEG-2 stearate, Polys orbate 20, Polysorbate 60, Polysorbate 80, propylene glycol stearate, sodium laureth sulfate, sorbitan sesquioleate and many others known in the art But are not limited thereto. In general, keeping in mind that there are many exceptions to this description, oil-in-water emulsions have an emulsifier having a hydrophilic / lipophilic balance ("HLB") value of about 8 to about 18. It is prepared using It can be seen that combinations of emulsifiers can be used and often provide higher emulsion stability than a single emulsifier. When using combinations, not all of the HLB values of the individual emulsifiers need be in the above range, but the overall HLB value is usually in the above range. Generally, the emulsifier component, when present, will be in an amount from about 0.1% to about 10% of the formulation. Film-forming polymers are present to impart water resistance to the continuous film and formulation upon application to the skin. Water resistance can aid in improving the persistence of the action of the insect repellent and the like. This can be severely disrupted by users participating in water-related activities (e.g., fishing, water skiing, swimming) or activities that may involve accidental water contact, or engaging in intense sports or work. Particularly desirable for sweating users. Useful film formers include: octadecene and maleic anhydride copolymers; 1-triacontane and vinylpyrrolidone copolymers; acrylate / octylacrylamide copolymers; acrylate / PVP copolymers Acrylate / acrylamide copolymer; acrylate / VA copolymer; ethylene / maleic anhydride copolymer; polyisobutene; polyvinyl alcohol; PVP / eicosane copolymer; starch / acrylate / acrylamide copolymer; Coalescing. Such components are generally present in the formulation in an amount of about 0.1% to about 5%. In this formulation, an emulsifier-emulsion stabilizer (e.g., acrylate / C10-30 alkyl acrylate cross-linked polymer, carbomer, methyl vinyl ether / maleic anhydride copolymer, or triethanolamine of stearic acid) Salt) is also required. Suitable acrylate / C10-30 alkyl acrylate crosslinked polymer materials are commercially available from BF Goodrich Chemicals, Akron, Ohio under the trade name PEMULEN® TR-1 and TR-2, or CARB0P0L®. I have. The concentration of the emulsifier-emulsion stabilizer in the formulation is typically from about 0.01% to about 5%. It has been found that in certain formulations, the concentration of this emulsion stabilizer PEMULEN TR-2 should not exceed about 0.8% in order to avoid viscosity build-up which adversely affects the preparation and handling of the emulsion. I have. Other ingredients, although not required, are commonly used in skin care products to enhance the feel when applying the material, treat dry skin conditions, and / or protect the formulation from microbial contamination. It is contained. These include emollients, fragrances, preservatives, vitamins, humectants, skin conditioners, antioxidants and the like. Any of these materials may be included, if desired, in addition to the necessary ingredients. A sunscreen component is also a useful optional component of the formulation when the user desires protection at the same time as insect repellency against excessive UV exposure. The choice of sunscreen actives is usually limited to those approved by the government, so those skilled in the art are aware of acceptable compounds. In the United States, these currently include: aminobenzoic acid; cinoxate; diethanolamine p-methoxycinnamate; digalloyl trioleate; dioxybenzone; 4- [bis (hydroxypropyl)]-aminobenzoic acid. Ethyl acid; 2-ethylhexyl 2-cyano-3,3-diphenylacrylic acid; ethylhexyl p-methoxycinnamate; 2-ethylhexyl salicylate; glyceryl aminobenzoate; homoosalate; lawsonone with dihydroxyacetone; Oxobenzone; Padimate A; Padimate O; 2-phenylbenzimidazole-5-sulfonic acid; red petrolatum; sulisobenzone; and triethanolamine salicylate. Other active sunscreen ingredients, such as avobenzone; titanium dioxide and phenylbenzimidazole sulfonic acid, are approved for use in many countries and may also be included in the insect repellent formulations of the present invention. The sunscreen ingredients are used in the sunscreen effective amount necessary to provide the desired sun protection factor (SPF), which is determined by the U.S. Food and Drug Administration as Title 21, Co de of Federal Regulations, Part 352, Subpart D (Sections 352.70-352.77) can be measured using at least the most important of the proposed procedures, which was published on May 12, 1993, in the Federal Resister at pages 28298-28301. Was. Generally, up to about 30% sunscreen can be used. The present invention is further described by the following examples, which are not intended to limit the scope of the invention as defined in the appended claims. Example 1 A storage-stable insect repellent lotion is prepared using the following ingredients. * The alphabet matches the components added during a particular process step. This emulsion is prepared as follows: (1) Mix and clear a small portion of water and all but Pemulen TR-2 Form a solution and heat to about 60-65 ° C .; (2) Add the component corresponding to “B” to the solution of step (1) continuously while mixing to dissolve; 3) Mix all components corresponding to "C" (except vitamin E, dimethicone and octadecene / maleic anhydride copolymer) to form a solution and heat to about 82-85 ° C; ) To the mixture of step (3), add and dissolve the octadecene / maleic anhydride copolymer; (5) Cool the mixture of step (4) to about 65-71 ° C and remove the remaining “C” (6) To the warm mixture obtained from step (5), add warm "D" component and dissolve. (7) Add the solution obtained from step (6) to the solution obtained from step (2) with sufficient stirring to form an emulsion, which is at about 49-54 ° C. (8) Add the "E" component to the emulsion obtained from step (7) while continuing to mix; (9) Residual water and "G" components Is mixed to form a solution, then added to the emulsion of step (8); and (10) the emulsion is cooled to room temperature and water is added to reduce the evaporation loss during the preparation. Make up for. Example 2 Using the following ingredients and the general procedure of the preceding example, prepare a storage-stable insect repellent lotion containing sufficient sunscreen ingredient to provide a water resistant sun protect factor (SPF) of 15. Do: For this emulsion preparation, the sunscreen active is added as a "C" component. Example 3 A storage-stable insect repellent lotion containing sufficient sunscreen ingredients to provide a waterproof SPF of 30 is prepared using the following ingredients: * The alphabet matches the components added during a particular process step. This emulsion is prepared as follows: (1) While heating to about 49-55 ° C, add “A” in the above table Mix the corresponding components with all but a small portion of water to form a solution; (2) mix the "B" component and heat to about 80-82 ° C to form a solution; 3) To the solution of step (2), add the "C" component continuously and mix well after each addition to form a solution; (4) combine the solution of step (3) with about 62-68 (5) Add DEET to the solution of step (4) and mix well; (6) Stir the solution of step (1) to form a vortex; (5) The solution of (5) is added slowly to form an emulsion, then mixing is continued until the mixture cools to about 49-52 ° C; (7) The mixture obtained from step (6) , Add fragrance and add Continue mixing while cooling to room temperature; (8) dissolve the "F" component in the remaining water and add to the mixture of step (7); and (9) add enough water while mixing Add to make up for the evaporation loss during this preparation.
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ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ
Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ
，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＵ
，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ，
ＣＺ，ＥＥ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ
Ｇ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ
，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，
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